【道理に逆らうならばこれを誅せん】(GM:MAO)


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GM:【トレーラー】
GM:N市内に居を構える、とある中小企業の社員全員が、惨殺されると言う事件が生じました。
GM:レネゲイド反応を検知したUGNは、事件の対応を管轄より引き継ぎ、これに対応すべく人員を派遣します。
GM:──そう、あなた達です。
GM: 
GM:ダブルクロス The 3rd Edition Ver.大N市SSSC
GM:『道理に逆らうならばこれを誅せん』
GM:「逆らうなよ。『それ』は世の理だろう?」
GM:ダブルクロス それは裏切りを意味する言葉──
GM: 
GM:【シナリオハンドアウト】
GM:PC1&2:“TA”羽生藍 推奨感情 任務を受けられるもの
GM:推奨ワークス/カヴァー:UGNに協力できる立場の存在
GM:“TA”羽生藍は、本部からN市に送られてきた後方支援要員です。
GM:あなたたちは彼女より、市内で発生したレネゲイド案件と目される惨殺事件の調査を依頼され、これを受諾することとなりました。

GM:よし、準備なんとか完了。不備などは勢いと皆様のご協力で乗り切る所存!
GM:ご準備皆様いかがでしょうか?
雨宮 さざめ:OK!
頼田 ジロウ:ヤー、やれます!
GM:では始めてまいりましょう。共通HOは先に提示させて頂きましたので

GM:さざめちゃんからurlを貼り付け、自己紹介頂きましょう。
雨宮 さざめhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYrvLIoAIM
雨宮 さざめ:「闇討ち・毒薬・なんでもこい。無仁流、雨宮 さざめにございます」
雨宮 さざめ:星辰館高等部二年、いっつも和服で登校してくる女。チルドレンではなく、外部で育ってからUGN入りしたエージェントです。
雨宮 さざめ:性格はすっぱり二つの要素に分けられていて、ただの女学生としては〝友達と遊んだり買い食いしたりそういうことをしたいな〟な日常エンジョイ勢で、
雨宮 さざめ:武門の家の出としては〝殺人術に磨きを掛けて次代へ繋ぐことが至上の目標〟みたいに生きています。
雨宮 さざめ:特技は手品。後、口の中にいろんなものを隠すこと。常に針が最低一本は口の中に入ってます。
雨宮 さざめ:戦闘では暗器を使って相手に邪毒を付与しつつ、そこそこの火力で殴るアタッカー。D破壊者でちょっと早いよ。
雨宮 さざめ:惨殺事件ということで、得意分野でございます。よろしくお願い致します。
GM:和服エージェント! たおやか!
GM:よろしくお願いいたします(`・ω・´)
GM:では次いで、頼田くんもurl貼り付けのうえ自己紹介をお願いします。

頼田 ジロウ:はい。
頼田 ジロウhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYrPTH1gIM
頼田 ジロウ:「……俺は、この手足がやるべきだった事をする。そう決めたんだ」
頼田 ジロウ:星辰館高校2-B在籍、第九支部所属UGNエージェント、頼田ジロウ(よりた・じろう)! 17歳!
頼田 ジロウ:崩落戦の際に手足を失い、自分を助け死亡したUGNチルドレンの義手義足を移植されたことで生き延びました。
頼田 ジロウ:事情を知って以降、「この手足の本来の持ち主がやるべきだったことを、自分もすべきだ」と考え、リハビリと訓練を経てエージェントに。
頼田 ジロウ:性格はマジメで素直。ややお固め。
頼田 ジロウ:性能としては無侵蝕パンチャー。ライダー変身の後、ぼちぼちの達成値からそこそこの威力の素手で殴ります。
頼田 ジロウ:以上、よろしくお願いします。
GM:変身ヒーロー系! 今日はダブルエージェントですね。

GM:ではSSSCの2PVの簡単なルールをば最初に説明を
GM:基本的な流れは変わりませんが、プライズポイントは8ではなく6を貯めるとクリアの形となります。
GM:また、通常プライズ判定で得られるDPは獲得PP-1となりますが、2PVの場合は同値となります。2点獲得したら全員2dp獲得という形ですね。
GM:また、クライマックス戦闘1R目前の侵蝕率上昇が、1点につき4点、バックトラックにおける侵蝕率が、1点につき-2点となります。
GM:あとはちょこっとボスが弱くなりますが、これに関してはこちら側で処理させて頂きます。
GM:この時点でなにかご質問などありましたらば。
頼田 ジロウ:OKです! だいじょぶ!
雨宮 さざめ:大丈夫!
GM:了解です。それではさくさくっと進めてまいりましょう。まずは共通OP!

GM:オープニンフェイズ/シーン01
GM:シーンPC:雨宮さざめ&頼田ジロウ
GM:※羽生藍より事件の対応を依頼されます。
GM:侵蝕率を上昇させてくださいませ。

頼田 ジロウ:1d10+48
DoubleCross :(1D10+48) → 2[2]+48 → 50

雨宮 さざめ:1d10+40
DoubleCross :(1D10+40) → 4[4]+40 → 44

GM:N市第九支部・ミーティングルーム
GM:支部内にいくつか有るミーティングルームの中でも、もっとも小さな部類に入るその部屋に。
GM:あなたたち二人は通されました。
GM:席を挟んで向かいに居るのは──
羽生藍:「──────」
GM:資料を準備する本部からの後方支援要員、”TA”羽生藍です。
GM:そしてタブレットや写真の準備を終えて──
羽生藍:「それじゃあ任務を説明させてもらうわね、惨殺装置、アーマメント・ツー」
GM:目の前の少女は、その様に切り出しました。
頼田 ジロウ:「はい、よろしくお願いします」会釈。
雨宮 さざめ:「よろしくお願いします──して、任務とは?」椅子の後ろに立ったまま軽く頭を下げる。
羽生藍:「悪いわね。アーマメント・ツー。外様からの指示は面白くないかもしれないけど、速水支部長には了承を頂いているから」
雨宮 さざめ:座ろうとしないのはいつものことだ。大概は立ったまま、きゅうっと細めた瞼の向こうで、眼をゆっくりと左右に動かしている。
GM:その質問に、羽生藍は1枚の写真をあなた方に提示します。
GM:写真が写すのは、平凡な事務所。
GM:そう、事務所は平凡です。
GM:ただし壁や床には血肉が撒き散らされ、何人もの惨殺死体が転がっています。
頼田 ジロウ:「いえ。任務は任務ですから。ご心配なく……これは」言いながら、示された写真を見る。
雨宮 さざめ:「あら。随分とお掃除が大変そうなこと……」
羽生藍:「つい昨日に確認された、殺人事件」
羽生藍:「市内のとある中小企業の、社員全員が惨殺されたの」
GM:そして2枚目、3枚目とその他の状況写真が提示されます。
GM:どの死体も、大型の刃物か何かで身体を切り裂かれ、絶命しています。
羽生藍:「──で、こちらに話が来たと言うことで察してるかもしれないけど」
羽生藍:「『レネゲイドの反応有り』という訳」
頼田 ジロウ:「成程。手口の尋常でなさも含めて、納得しました」
羽生藍:「理解が早くて助かるわ」
羽生藍:「で、例によって事件の引き継ぎがUGNになされたのだけど──ちょっと今、第九の方も抱えてる案件が多かったらしくて」
雨宮 さざめ:「下手人の目処は?」
羽生藍:「これからそれを私たちで調査」
羽生藍:「つまりアーマメント・ツーのバックアップということ、私たちふたりは」と、さざめさんの方を見て。
羽生藍:「私は後方、あなたは現場のって違いはあるけれども」
頼田 ジロウ:「……はい、わかりました」自分が矢面、というのは、少しまだ緊張するが。拳を握りしめる。やるしかないのだ。
雨宮 さざめ:「ばっくあっぷ……」
羽生藍:「──ほんと、今更だけど事件の多い街よね。最初は『うわ、なんでこんなにエージェントやチルドレンが』とか思ったけど──」
頼田 ジロウ:「足りないくらいでしょう」苦笑い。
羽生藍:「現場なれしてないのはごめん。でも私が現場に出るよりは絶対に良い結果になるはずだから」
羽生藍:<さざめさん
羽生藍:「なので改めて、お願いできる、《惨殺装置》?」
雨宮 さざめ:「いえ、貴女のそれは構わないのですが……」
羽生藍:「? 他になにか問題が?」
雨宮 さざめ:「私も同じえーじぇんと。支援ばかりの女と思われては困ります」
雨宮 さざめ:「……と、申し上げたかったのです」
羽生藍:「──っと、なるほど」
羽生藍:「そうね。あくまでも名目は第九のエージェントであるアーマメント・ツーのバックアップな訳だけれども──」
頼田 ジロウ:「……この場合は、支部付きなのが俺だけという話であって。誰も、雨宮さんを軽んじているわけではない、と思う」真っ直ぐな目で。
羽生藍:「──うん。そうした訳」
頼田 ジロウ:「改めて、よろしくお願いします。雨宮さん」立ち上がって、一礼。
羽生藍:「あなたを軽んじてる訳じゃないけど、その辺りも考えとかないと、色々厄介なことも有るの」
羽生藍:「その辺りで、納得してもらえると助かるかな、こちらとしては」
雨宮 さざめ:「力不足と思われているのであれば、有用である点を見せねば──思っておりましたが、ええ」
雨宮 さざめ:「そうも真っ直ぐに見つめられると、些か気恥ずかしくなりますね」相変わらず立ったまま、立ち上がった頼田の方へ体を向けて、
雨宮 さざめ:「よろしくお願いします、頼田さん。……えーと、あーまめ……あーまめんと・つー……?」
頼田 ジロウ:「……言いにくいなら、頼田の方で大丈夫です」
雨宮 さざめ:「助かります。横文字はどうにも読み慣れません」
頼田 ジロウ:「代わりと言ってもなんですが、こっちも雨宮さんでも?」《惨殺装置》で呼ぶのが、ちょっと気が引けている。
雨宮 さざめ:「構いません、苗字でも名前でもお好きに。いずれも気に入っている音でございます故」
雨宮 さざめ:「……とは言え。学校では同性の方とばかり話しますので、ふむ」
雨宮 さざめ:「殿方に名の呼び方を聞かれるというのは、些か珍しい心地が致しますね」
羽生藍:「そう言えば同じ学校か、二人共」
頼田 ジロウ:「そうですね。学年も同じなので、こっちは雨宮さんのことを知ってましたが」なにせ、格好が独特なので。有名にもなる。
頼田 ジロウ:「ここで会うとは、思ってませんでした」
雨宮 さざめ:「廊下でお見かけしたことは幾度か。恥ずかしながら人の多い学校ですので、仔細までは──」
雨宮 さざめ:「けれども、はい。〝こちら側〟の方であろうとは思っておりました」
羽生藍:「まあ、あの学校どれだけオーヴァードが居るのかって話だけど──」
頼田 ジロウ:頬をかく。……何でバレるのか? 義肢か、訓練で知らず矯正される体捌きか……
雨宮 さざめ:「ふふ」
頼田 ジロウ:「……ともかく、味方にするなら心強い、か。一緒に頑張りましょう」
雨宮 さざめ:「……お互いの手のうちを知るに最も良い術とは即ち──と、申し上げたい所でございますが」
雨宮 さざめ:「はい、ご一緒致します」
GM:シーンエンド

GM:ロイスの操作が可能です。購入はまだなし。
雨宮 さざめ:もうちょっと会話してからにする!
頼田 ジロウ:仲間/羽生藍/〇連帯感/不安
頼田 ジロウ:同行者/雨宮さざめ/〇連帯感/脅威
頼田 ジロウ:以上で!
GM:了解です。それではミドルに移りましょう。
GM:基本シーンに登場した後、プライズ判定を行い
GM:内容提示、その後それを元にロールを行うと言う形を取らせて頂きます。
GM:(それでは──

GM:ミドルフェイズ/シーン01(0/0)
GM:シーンPC:雨宮さざめ
GM:侵蝕率を上昇させてください。

雨宮 さざめ:1d10+44
DoubleCross :(1D10+44) → 3[3]+44 → 47

頼田 ジロウ:1d10+50
DoubleCross :(1D10+50) → 6[6]+50 → 56

雨宮 さざめ:あんまり上がらない
GM:ではさくっとプライズ判定と参りましょう。内容は共有メモにもありますが一度こちらにも流しますね。
GM:プライズ内容:目標値9
GM:使用技能《情報:UGN》《情報:噂話》 ※その他、リサーチ方法によるPCより提示の技能を一人一種まで(白兵、運転、射撃、RC、交渉を除く
GM:こんな感じです。
雨宮 さざめ:ふむふむ
雨宮 さざめ:達成値最大30のプライズ合計6でクライマックスな感じと、なるほど
GM:ですね、最大でも2回必要なわけです。
雨宮 さざめ:では、情報:UGNで、コネ:UGN幹部で振ります
GM:はーい
雨宮 さざめ:7dx+3
DoubleCross :(7R10+3[10]) → 10[1,4,4,4,10,10,10]+8[6,7,8]+3 → 21

GM:おお、回った!
頼田 ジロウ:こちらも情報:UGNで、コネ:UGN幹部で。
頼田 ジロウ:3dx+3
DoubleCross :(3R10+3[10]) → 9[8,8,9]+3 → 12

GM:ふむ、となるとさざめさんの21で、3プライズとそれぞれに3DPを獲得ですね。
GM:各自DPを上げておいてください。そして情報が1つ開示されます。

GM:プライズ2【犯人に関して】
GM:任意の手段により、惨殺事件の犯人情報を取得しました。
GM:犯人は終夜明星(しゅうやあかり)と言う20代の女性オーヴァード。
GM:“ハチェット・マチェット”のコードネームを持つ、新興セル──リベンジャーズセルに所属するFHエージェントです。
GM:情報は以上となります。

GM:──────
GM:────
GM:──

GM:あなたたち二人は調査のために市街へと赴き
GM:しばらくしたところで、支部に残ってバックアップに務める羽生から連絡を受けました。
羽生藍:『こっちで少し判ったことがあるから、情報送るわね』
GM:そして端末に送られてきたのは、先に提示された情報です。
羽生藍:『まだ、実行犯の名前と所属セルくらいしか分からないけど──っと、リベンジャーズ・セルは知らないわよね、二人共?』
GM:と、通信先から確認してきます。
頼田 ジロウ:「はい。ご教授いただければ、と」
雨宮 さざめ:「似たような響きの名を、聞いたような聞かぬような……」
雨宮 さざめ:「漢字表記ならば忘れないのですが……」
羽生藍:『そっちは『ア』、こっちは『リ』ね』
羽生藍:『ざっくり言ってしまえば、崩落戦で生き残ったエージェントやチルドレンたちが──』
羽生藍:『UGNやその関係者、それにN市に対して『復讐』するために結成された新興のセルってところ』
羽生藍:『ちょっとまだこちらでも実態は掴めてないけど、理詰めではなくて感情で先に動くような支部だから』
羽生藍:『正直、あんまり相手にしたくないタイプ。目的は判ってるけど、何しでかすか判らないし』
羽生藍:『この前、復興公園で火災があったでしょ。あれもアイツらの仕業』
GM:と、先日ちょっと新聞沙汰になった復興公園の火災の話を告げてきます。
頼田 ジロウ:「……成程」崩落戦で、命を拾って。……それは、そうだ。自分と真逆の立場に立つ人間も、居るわけだ。
羽生藍:『ともあれ、こっちでももう少し調べてみる。そっちもコネなりなんなり使って。続けて調査をお願い。オッケー?」
雨宮 さざめ:「となれば、此度の標的とされた中小企業は」
雨宮 さざめ:「……その復讐の対象ということでございましょうか」
羽生藍:「ええ、多分そのあたりから探ってみるのが『アタリ』だと思う」
頼田 ジロウ:「分かりました、継続して調査します」
羽生藍:『お願いね。なにか判ったら、また連絡するから』
頼田 ジロウ:「はい、よろしくお願いします」
雨宮 さざめ:「ふぅむ。名と所属こそ判明すれど、所在も人品もまだ分からず──真相にはまだ手が届きませんか」
頼田 ジロウ:「……」義肢の調子を確かめるように、拳を握り、開く。
雨宮 さざめ:「ゆうじいえぬの関係者を狙う、というのも厄介。この街、そんな標的、無数におりますもの」
雨宮 さざめ:「はて、どこから調査に当たったものか──」
羽生藍:『そうね──』と、通信の向こうで思案顔
羽生藍:『──正直な所、ピースが少なすぎるから』
羽生藍:『足で稼ぐか、勘に頼るか。かな。この時点では』
頼田 ジロウ:「襲撃を受けたという会社の、取引先とか……だろうか。どこかでUGNと交わるのかもしれない」
雨宮 さざめ:「──なるほど、それは良案」ぽん、と両手を打ち合わせる。
羽生藍:『あるいはコードネームが判ったのだから、そっちからあたってみるのも手かも。当時交戦したスタッフとかが居るかもしれないし』
頼田 ジロウ:「ありがとうございます。こっちの人脈も、当たってみます」
羽生藍:『ええ、お願い。こっち来たばかりだから、コネの類は弱くて──』
羽生藍:『《殺戮装置》も、なにか気づいたことがあったら言ってね。直感だって、時に次第によってはバカにはならないし』
雨宮 さざめ:「今の所はまだなんとも……輪郭も何も見えていない状況にございますれば」
雨宮 さざめ:「ただ、そうですね……」
雨宮 さざめ:「やはりまずは、被害を受けた企業が〝何故狙われたか〟を知りたいかと」
雨宮 さざめ:「皆殺しとまで行けば、利より怨嗟の臭いが漂う手口ですもの」
羽生藍:『それが目的のセルだから。ともあれオッケー。こっちでももう少し調べてみる。何かあったら連絡するから』
GM:そして通信は切れ、バックアッパーはバックアップのお仕事に戻りました。
頼田 ジロウ:「まだ、謎ばっかりだな……そういえば、雨宮さん。さっきの話になるんだけども」
雨宮 さざめ:「む? 先ほどの、と言いますと──」
頼田 ジロウ:「俺の動き、どこか学校で不自然だったりするのかな、と」
雨宮 さざめ:「……? ああ、いえ、なるほど──その話でございますか」
頼田 ジロウ:「……ちょっと、事情が特殊なんで。なるべく自然に動かせるようにしてるはずなんだけど……と思って」
雨宮 さざめ:「いえ、不自然という程のことはございません。強いて言うならば雰囲気と言いましょうか──」
雨宮 さざめ:「雰囲気と、立ち居振る舞いと申しましょうか。訓練を積んでいる方の眼の運びは、そうでない方とは違うのです」
雨宮 さざめ:「……しかし、はて。〝自然に動かせるように〟とは?」
頼田 ジロウ:「……俺の両手両足は、パッと見てそうとは分からないかもしれないけど、義肢になってて」
頼田 ジロウ:「崩落戦の時に失くしたのを、UGNの技術で補ってもらっているんで。リハビリにも、一般に溶け込むにも、訓練はしたつもりだったから」
雨宮 さざめ:「義肢──」
頼田 ジロウ:「……だから、そういう理由でバレたんじゃなくて、良かったというか……そういう感じです、はい」ちょっと照れくさそうに頬をかく。
雨宮 さざめ:「──ちょっと触ってみても良いでしょうか?」
雨宮 さざめ:唐突に身を乗り出して。
頼田 ジロウ:「それは、どうぞ……」手を差し出す。
雨宮 さざめ:「先日、別な件で、やはり義肢を用いている方とご一緒しまして──失礼」
雨宮 さざめ:差し出された手を左手にとって、右手でこつこつと叩いてみる。
頼田 ジロウ:「成程。この街では、他にもそういう方がいてもおかしくはないですね……」
頼田 ジロウ:触った感じでは、ただの手に思えるが。叩いてみれば、それの中身が金属で出来ていることまで、わかるかもしれない。
雨宮 さざめ:「おー……」叩くテンポが少し上がる。楽しいらしい。
雨宮 さざめ:「先日の方は、触れても直ぐにそうとは分からないくらいの仕上がりでしたが」こつこつと。
雨宮 さざめ:「こちらもまた、表面ばかりではなく皮膚や筋肉の質感まで、まぁ、なんとそっくりな──」こつこつと。
頼田 ジロウ:「……」少女に手を取れらて、弄ばれている状況が。ちょっとこそばゆいが、彼女の知的好奇心が満足するまで、と、棒立ちになっている。
雨宮 さざめ:「──崩落戦で失ったもの、でございますか」
雨宮 さざめ:手の中に手を留めたまま、ぽつりと。
頼田 ジロウ:「……雨宮さんも、何かを? ……失礼な問いでしたら、取り下げますが」
雨宮 さざめ:「いえ。……その時は私は、父母に連れられて街の外へおりましたから」
雨宮 さざめ:「けれど、少しだけ思いました」
雨宮 さざめ:「同じく失った者でも、八つ当たりのように人を殺す修羅に成り果てたものがあれば」
雨宮 さざめ:「頼田さんのように、己を律して前を向いている方もいる」
雨宮 さざめ:漸く手を放して、細めた眼を少しばかり、自然体の幅に戻して、
雨宮 さざめ:「頼田さんのような方の方が、私は好ましいと思います」
雨宮 さざめ:「……と、それだけのことでございます」
頼田 ジロウ:「それは……ありがとう、ございます」僅か、表情を崩して応じる。
GM:シーンエンド

GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
頼田 ジロウ:ロイスは保留で。
雨宮 さざめ:頼田 ジロウ ○好奇心/敵愾心 でロイス取得
雨宮 さざめ:調達は強化ビジネススーツ、目標19
雨宮 さざめ:5dx+3>=19
DoubleCross :(5R10+3[10]>=19) → 9[1,7,8,8,9]+3 → 12 → 失敗

雨宮 さざめ:財産点7を支払って購入、装備。財産点残り8
頼田 ジロウ:購入は……ナシで。
GM:はい
GM:では次のシーンです。

GM:ミドルフェイズ/シーン02(3/6)
GM:シーンPC:頼田ジロウ
GM:登場侵蝕率などどうぞ

雨宮 さざめ:47+1d10
DoubleCross :(47+1D10) → 47+9[9] → 56

頼田 ジロウ:1d10+56
DoubleCross :(1D10+56) → 9[9]+56 → 65

GM:その後プライズ判定となります。こちらも順次どうぞ。
頼田 ジロウ:情報:UGNをコネ:UGN幹部使って。
雨宮 さざめ:では、さっきと同じくコネ:UGN幹部で情報:UGN
頼田 ジロウ:4dx+3
DoubleCross :(4R10+3[10]) → 4[1,3,4,4]+3 → 7

雨宮 さざめ:7dx+5 強化ビジネススーツ補正込み
DoubleCross :(7R10+5[10]) → 10[1,3,5,7,7,10,10]+3[3,3]+5 → 18

雨宮 さざめ:財産点2を使用で達成値20。財産点6

GM:ではプライズ3点獲得 DPも3点ずつ獲得ですね。
GM:情報を開示します。これで次のシーンはクライマックス突入となります。

GM:プライズ4【終夜明星に関して】
GM:“ハチェット・マチェット”終夜明星は、FHエージェントです。
GM:かつてはFHのある破壊工作班に所属していた、戦闘要員でした。
GM:崩落戦で負傷してN市を離れていましたが、リベンジャーズセルのメンバーとなって戻ってきたようです。
GM:シンドロームはブラム・ストーカー/キュマイラ。
GM:戦闘スタイルは手にした山刀と血から成形した斧を用いて闘います。

GM:プライズ6【終夜明星の目的に関して】
GM:リベンジャーズセル所属メンバーの例に漏れず、終夜明星の目的も「復讐」です。
GM:彼女が狙っているのは、市内の復興に関わった業者であることが判明しました。
GM:最初に惨殺された企業は、N市の復興に関して非常に貢献したと、市より表彰もされたこともある企業です。
GM:であるならば次のターゲットは、その企業に次いで貢献したと表彰された──
GM:※トリガーイベント。終夜明星が次に狙う企業が判明しました、先回りして凶行を防ぐことが可能となります。
GM:以上!

雨宮 さざめ:なるほど、そういう狙いか……
雨宮 さざめ:「──そういう手合いですか」
雨宮 さざめ:転送されてきた資料を、端末の操作に苦心しながらも読み込む。笑うように眼を細めた表情は変わらないが、
雨宮 さざめ:「過去の標的。此度の標的。いずれもがよもや我らと直接の関与ではなく、」
雨宮 さざめ:「〝復興〟の一点であったとは」
頼田 ジロウ:「怨恨が動機と言えども、また難儀な連中ですね……ここまで間接的な狙いをするとは」
雨宮 さざめ:「もはや、逆恨みとさえ言えましょう」溜息と共に端末を懐の内へ投げ込む。
雨宮 さざめ:「……逆恨みでしか無い故に、恐ろしい」
頼田 ジロウ:「……前を向くことすら許さないとは、本当に恐ろしいものです」
頼田 ジロウ:ぎゅっと拳を握る。己にとっての『前を向く』ことの象徴を。
雨宮 さざめ:「前へ進みたい、と思わないのでしょう」
雨宮 さざめ:「それならば、それでもよい。……けれども、道連れまで欲しいとは、それは悍ましい願いにございます」
雨宮 さざめ:「この街に〝奪われたもの〟は、彼らばかりではないと言うに──」
雨宮 さざめ:と、までを語り。片手でそっと口元を隠し、
雨宮 さざめ:「……失礼。先ほど〝そう〟と聞いたばかりでしたのに」
頼田 ジロウ:「……いえ。俺は、大丈夫ですから。お気遣い、感謝します」
頼田 ジロウ:「相手の思惑が判ったのなら、次は止めるだけ。……雨宮さんのことも、頼らせてもらいます。……無論、ここまでも頼りにさせてもらいましたし、俺も頑張りますが」
雨宮 さざめ:「ええ。相手がひとの形をしているなら、頼って頂ける自信はございます」
雨宮 さざめ:「……けれども。私、少しだけ楽しみにもしているのですよ。その四肢がいかなる働きを示すのか」
頼田 ジロウ:「ご期待に沿えるよう、頑張ります。……これでも、訓練は積んでますから」
雨宮 さざめ:「────────」
雨宮 さざめ:少しの間、言葉を途切れさせる。
雨宮 さざめ:遠くの光景を見るような眼。
雨宮 さざめ:「──あの戦を知る者は皆、口を揃えていいます」
雨宮 さざめ:「酷い場所だった、地獄だった、と」
頼田 ジロウ:「……それは……はい」己にとっても。
雨宮 さざめ:「その地獄を、私は見ておりません。故に」
雨宮 さざめ:「地獄を知って尚も戦い続ける人達の心根──というものを、私はまだ、良く分からないのです」
雨宮 さざめ:「何故、なのでしょうね」
頼田 ジロウ:「……俺は、俺が戦う答えしか持っていませんから」
頼田 ジロウ:「俺は、『託された』と感じたから。他の方がどう考えているかは……直接問わなければ、分かりません」
頼田 ジロウ:「……今回の件では、復讐者に問うてまともな答えが返ってくるかは分かりませんが」
雨宮 さざめ:「託された──と」
雨宮 さざめ:「……ふむ。常に暗器の他、荷物も無いこの身ではございますが」
雨宮 さざめ:「少しだけその重みが、羨ましくなりました」
GM:ではシーンエンドかな

GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
頼田 ジロウ:敵/"リベンジャーズ"セル/執着/〇隔意 で取得。
頼田 ジロウ:購入タイミングでジェネシフト。4D。
頼田 ジロウ:4d10+65
DoubleCross :(4D10+65) → 24[3,10,6,5]+65 → 89

雨宮 さざめ:リベンジャーズセル 好奇心/○殺意 で取得
GM:ごそっと!
頼田 ジロウ:以上で。
雨宮 さざめ:購入は……いちおうブルーゲイル目標20
雨宮 さざめ:5dx+5>=20
DoubleCross :(5R10+5[10]>=20) → 9[1,4,7,9,9]+5 → 14 → 失敗

雨宮 さざめ:財産6残り全部を支払って購入、以上!
GM:ぴったりだ!
GM:了解です。ではクライマックスフェイズに突入しましょう!
GM: 

GM:クライマックスフェイズ/01
GM:シーンPC:頼田ジロウ(全員登場済み
GM:※クライマックスバトルです!
GM:侵蝕率を上昇させてください。

頼田 ジロウ:89+1d10
DoubleCross :(89+1D10) → 89+5[5] → 94

雨宮 さざめ:1d10+56
DoubleCross :(1D10+56) → 1[1]+56 → 57


GM:第九支部管轄エリア──
GM:とある雑居ビル──屋上。

GM:このビルの下層階に、終夜明星の目的とする企業が入居しています。そして──
ハチェット・マチェット:「──ん?」
GM:『復讐』を果たすため、屋上からビルへと侵入しようとしていたその女が、あなたたちの気配に気づきました。
頼田 ジロウ:「ここから先は、通せません」給水塔の上から、毅然とした態度でハチェット・マチェットを睨みつける。
雨宮 さざめ:「……あら、残念。気付かなければ背後から首を取りに参りましたものを」
雨宮 さざめ:給水塔の影からひょっこりと顔を出す
GM:では女はビル内へと続く扉からそちらへと振り返り──
ハチェット・マチェット:「UGNか──邪魔すんな、後で相手してやる」
GM:不満も殺意も隠さず、視線を向けてきます。
頼田 ジロウ:「後では困ります。人々の楯が後ろに回ってどうしますか。力づくでも、止めさせてもらいます」
GM:右手に握った無骨な山刀(マチェット)を、肩へと担ぎ直す。
ハチェット・マチェット:「今日のターゲットは、この会社の奴らなんだけどな──」
雨宮 さざめ:「目的は、逆恨みでございますか」
雨宮 さざめ:「その行動理念、一つたりと理解できる点は無し。些か頭痛がする程にございます」
ハチェット・マチェット:「どうかね。オレは正当な恨みだと思ってるぜ」嘲りを浮かべる。それは少女に対してか、自分に対してか──
GM:そして復興した街並をぐるりと睥睨して──
ハチェット・マチェット:「見ろよこの街を。すっかり『何もなかった』みてえじゃねえか?」大仰に手を広げて、問いかける。
ハチェット・マチェット:「あの地獄みてえな光景が、観る影もねえ」
頼田 ジロウ:「……痛みを忘れない事と、後ろを向き続ける事は、似ているようで全く違う事です」
GM:声音に誂うようなモノはなく、心底からの言葉であることが、あなたたちには感じ取れます。
ハチェット・マチェット:「はっ──」
ハチェット・マチェット:「壊れたものは直らない。それが世の理ってやつだ」
ハチェット・マチェット:「それで壊したやつ──殺した奴が恨まれるってえなら、ああ道理だ。だがな──」
ハチェット・マチェット:「『破壊した』ことを『無かった』ようにされるのは道理が通らねえ」
雨宮 さざめ:「……やはり、じゃあむ」
GM:そして頼田の表情を確認して──
ハチェット・マチェット:「ああ、それだ。オマエのその目だ──」
ハチェット・マチェット:「オマエは──忘れてねえみてえだな」
頼田 ジロウ:「ええ。忘れていません……でも。この街が前に進むことを拒むあなたとは、どうやら分かり合えないみたいです」
ハチェット・マチェット:「そうかよ──ならどうするってんだ、UGN?」
雨宮 さざめ:「無論のこと」
雨宮 さざめ:「あなたの凶行を食い止めることこそ、我らが任務であり」
雨宮 さざめ:「先の世を見ぬ頑迷、見ていられぬと思うのが私事」
雨宮 さざめ:「いずれもすべきことは同じであると思っております」
ハチェット・マチェット:「はっ、なら仕方ねえ──」
ハチェット・マチェット:「オレはオレの復讐のため、オマエらはオマエらの考えのまま──」
ハチェット・マチェット:「恨みっこなし──いや、どっちが死んでも、恨みっこ有りで行こうぜっ!」
GM:そして呵呵と、女は凶悪な笑みを浮かべます。

GM:衝動判定を行ってください、目標値は9です。
雨宮 さざめ:2dx>=9
DoubleCross :(2R10[10]>=9) → 9[6,9] → 9 → 成功

頼田 ジロウ:4dx>=9
DoubleCross :(4R10[10]>=9) → 9[2,3,6,9] → 9 → 成功

雨宮 さざめ:57+2d10
DoubleCross :(57+2D10) → 57+4[2,2] → 61

頼田 ジロウ:94+2d10
DoubleCross :(94+2D10) → 94+6[3,3] → 100

頼田 ジロウ:「……"アーマメント・ツー"。交戦を開始します」その手に、大きなベルトのバックルのようなものを構える。
雨宮 さざめ:「同じ地獄を潜り抜けても、眼の開かぬものがいる」
雨宮 さざめ:「結構。そのままに死んでくださいませ」
雨宮 さざめ:DP4を使用して侵蝕を+16。61+16=77
GM:了解です。

GM:では戦闘ラウンドに移行しましょう。

GM:1R目
GM:セットアップフェイズ!

頼田 ジロウ:あります!
雨宮 さざめ:ブルーゲイル。行動値9+5=14、侵蝕77+5=82!
GM:こちらはありません。
頼田 ジロウ:「アーマメントベルト」の効果を適用。素手データを変更し、装甲値12に。
頼田 ジロウ:「変身ッ!!」
頼田 ジロウ:『Armament On!!』
頼田 ジロウ:装甲を内蔵したベルトを装着すると同時に、キーワードを叫ぶ。
頼田 ジロウ:電子音声が応答。体表をラインが走り、その後全身を覆うように装甲が現れる。マフラーが屋上に吹く風になびく。
ハチェット・マチェット:「はっ! かっこいいじゃないかい、正義の味方!」
雨宮 さざめ:「えっ……かっこいい……」

GM:ではイニシアチブ。14となったさざめさんなのですが──ここでハチェット・マチェットが《加速する時》を使用します。
GM:あ、その前に。PCは1エンゲージ、そこから5mの位置にハチェット・マチェットは位置しています。
頼田 ジロウ:はーい

GM:そして先の宣言どおり、《加速する時》でこちらが動きます。
GM:まずマイナーアクションコンボ。
GM:▼その左手に死の斧を
GM:《ブラッドコントロール》+《ハンティングスタイル》+《滅びの鉤爪》
GM:タイミング:マイナーアクション
GM:解説:移動制限を無視して15m移動し、メジャーの判定に+6d(反映済み)。素手の攻撃力を+9に変更(斧化
GM:こちらのコンボで、PCの居るところにエンゲージしてきます。そしてメジャーアクションコンボ
GM:▼死斧伐殺・乱舞
GM:《渇きの主》+《血の宴》+《朱色の大斧》+コンセントレイト
GM:タイミング:メジャーアクション
GM:射程:至近 対象:範囲(選択)
GM:解説:素手(手斧)による範囲攻撃。命中時、HP24回復。さらにシーン中の白兵攻撃威力上昇状態になる。
GM:です。
GM:判定行きます!
GM:18dx7+6
DoubleCross :(18R10+6[7]) → 10[1,2,2,2,4,4,5,5,7,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,1,2,2,2,6,7,10,10,10]+10[2,3,7,10]+2[1,2]+6 → 38

雨宮 さざめ:ガード! でもガード値は0!
頼田 ジロウ:素手(ガード値5)でガード!
GM:ではダメージ
GM:4d10+9 装甲無視
DoubleCross :(4D10+9) → 24[7,3,7,7]+9 → 33

GM:33点装甲無視。HPが4消費されて、24回復して収支は+。
雨宮 さざめ:もちろん倒れる! リザレクト!
頼田 ジロウ:それだと……ガード値引いて、残HP2で生存。
雨宮 さざめ:82+1d10
DoubleCross :(82+1D10) → 82+6[6] → 88


GM:ではちょいと演出。
ハチェット・マチェット:「行くぞおらぁっ!」
GM:跳躍──そして同時に左手から己の血を溢れさせ、手斧(ハチェット)を形成し──
GM:そのまま山刀と手斧を振り回し、あなた達の身体を引き裂きます!
頼田 ジロウ:「……!」致命となるような攻撃を、手捌きで弾く。少なくない手傷は負うが、膝は着かない!
雨宮 さざめ:胴の半分以上に達する刃傷。正面から通った刃が背骨に届く致命傷──多量の血が床に零れる。
雨宮 さざめ:だが、オーヴァード。これでは死なない。死ねない。立ったまま、微笑むように細められた眼が敵を見ている。

GM:では次のイニシアチブ。さざめさん。
雨宮 さざめ:待機!

GM:ではハチェット・マチェット。こちらも待機!

GM:ジロウくんのイニシアチブ!
頼田 ジロウ:押忍。
頼田 ジロウ:イニシアチブはなし。
頼田 ジロウ:マイナー。
頼田 ジロウ:《ポルターガイスト》Lv2。
頼田 ジロウ:素手を選択破壊。エピックの効果で素手の破壊を無効化。攻撃力シーン中+23。
頼田 ジロウ:侵蝕+4して104。
頼田 ジロウ:メジャー。素手、白兵攻撃。
頼田 ジロウ:(3+5)dx+14
DoubleCross :(8R10+14[10]) → 9[2,4,5,5,5,6,9,9]+14 → 23

GM:《復讐の刃》でリアクションします。
GM:13dx7+1
DoubleCross :(13R10+1[7]) → 10[1,2,2,3,3,3,5,5,6,7,9,9,10]+10[5,5,8,9]+5[4,5]+1 → 26

GM:ではお互いダメージを出しましょうか。
頼田 ジロウ:3d10+23+23 ダメージ
DoubleCross :(3D10+23+23) → 18[10,5,3]+23+23 → 64

GM:3d10+30 装甲有効
DoubleCross :(3D10+30) → 17[5,10,2]+30 → 47

頼田 ジロウ:装甲有効でも倒れる! 敵/ハチェット・マチェット/親近感/〇隔意 でロイス取ってタイタス化、昇華で復活!

頼田 ジロウ:「とうっ」
頼田 ジロウ:義肢のリミッターをカット。電光を纏い、高く跳ぶ。
頼田 ジロウ:そのまま、電磁力コントロールによる反発で、敵目掛けて己自身を撃ち出すように……飛ぶ!
頼田 ジロウ:【電】
頼田 ジロウ:【鋼】
頼田 ジロウ:【蹴】
頼田 ジロウ:【撃】
頼田 ジロウ:『Armament Strike!!』
頼田 ジロウ:電光の尾を引いて、飛び蹴りが炸裂する。
ハチェット・マチェット:「くそ──だらぁっ!」土手っ腹にその蹴りを喰らいながらも、防御を無視して山刀でその足を斬り上げる!
頼田 ジロウ:「ッ……! 浅いか!」切り裂かれるその足から、血は出ない。

GM:では次のイニシアチブ。二人共待機となりますので、行動値の低いこちらからかな。
雨宮 さざめ:いえす
GM:マイナーアクションは放棄。メジャーで先と同じコンボで殴りかかります。対象は範囲なので二人共!
GM:▼死斧伐殺・乱舞
GM:《渇きの主》+《血の宴》+《朱色の大斧》+コンセントレイト
GM:18dx7+6 ちょいや
DoubleCross :(18R10+6[7]) → 10[2,2,3,4,5,5,6,7,7,7,7,7,7,8,8,9,9,10]+10[1,2,4,5,6,6,7,7,7,8,10]+10[3,4,5,8,8]+2[1,2]+6 → 38

GM:38!
頼田 ジロウ:ドッジ!
雨宮 さざめ:ガード! ドッジダイスが0だから!
頼田 ジロウ:7dx>=38
DoubleCross :(7R10[10]>=38) → 10[2,3,4,6,6,9,10]+9[9] → 19 → 失敗

頼田 ジロウ:無理!
GM:4d10+33 装甲無視
DoubleCross :(4D10+33) → 22[9,8,1,4]+33 → 55

雨宮 さざめ:リザレクト!
雨宮 さざめ:1d10+88
DoubleCross :(1D10+88) → 8[8]+88 → 96

頼田 ジロウ:死ぬ!"リベンジャーズ"セルへのロイスをタイタス化、昇華して復活!

ハチェット・マチェット:「ははっ──ははははははははははっ!」
GM:悪鬼羅刹の如く、手にした山刀と血で作られた斧を振り回す。例えるならばそれは暴風! 目の前のもの全てを吹き飛ばす!
GM:そしてHPが24点回復しました
頼田 ジロウ:「くっ……」手足の装甲で受ける。時折、火花がスパークする。まだ、倒れるわけにはいかない。

GM:では待機してたさざめちゃんのイニシアチブ!
雨宮 さざめ:マイナー、《猛毒の雫》
雨宮 さざめ:メジャー、《コンセントレイト:オルクス》+《ディストーション》で射撃攻撃。
雨宮 さざめ:対象はハチェット。ハチェット・マチェットにロイス 同情/○理解不能でロイス取得しタイタス昇華、ダイス+10個
雨宮 さざめ:さらにリベンジャーズセルへのロイスもタイタス昇華してC値を1下げます
雨宮 さざめ:19dx7+7 命中判定
DoubleCross :(19R10+7[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,4,4,5,6,6,6,6,7,7,8,9]+10[4,5,7,10]+10[2,10]+6[6]+7 → 43

GM:《復讐の刃》
雨宮 さざめ:5+7d10 ダメージ
DoubleCross :(5+7D10) → 5+38[8,8,4,1,1,6,10] → 43

GM:13dx7+1
DoubleCross :(13R10+1[7]) → 10[1,2,3,3,4,6,6,7,8,8,9,9,10]+10[1,2,4,6,9,10]+10[10,10]+6[3,6]+1 → 37

雨宮 さざめ:ダメージ通れば邪毒4付与
GM:ではお互いにダメージを。
GM:4d10+30
DoubleCross :(4D10+30) → 12[5,4,1,2]+30 → 42

雨宮 さざめ:侵蝕96+6=102
雨宮 さざめ:そして42ダメージ受けて倒れるので、頼田くんのロイスをタイタス昇華で復活します
雨宮 さざめ:HP11

GM:うん、そのダメージで戦闘不能です。
GM:復活などと言うしゃらくさい真似はしませんが。
GM:オートアクションでEロイス《悪意の爆発》×2を使用します。
GM:これはシーン登場キャラすべてに6d10のHPダメージを与えるEロイスとなります。
GM:ガード以外のリアクションはできず、エキストラが居た場合はカバーリングしないと死亡しますが
GM:今回はコレに該当しないので、単純にお二人に6d10のダメージですね。
GM:なのでダメージ行きます。
頼田 ジロウ:来い!
GM:6d10
DoubleCross :(6D10) → 36[8,9,4,1,4,10] → 36

雨宮 さざめ:緒環 伸のロイスをタイタス昇華で復活。
頼田 ジロウ:羽生藍さんのロイスをタイタス化、昇華して復活。

雨宮 さざめ:二つの凶器に肉を割かれて倒れ伏す。両手には獲物も無く、身を守る盾も無い。
雨宮 さざめ:切り裂かれた体は用意に倒れて、また大量に血を流す。
雨宮 さざめ:既に流れた血の量は、繰り返されたリザレクトによって補給されるが為、本来の人体に備わった総量を遙かに超えている。
雨宮 さざめ:その大量の血が突如、荒れた海の波のように敵へと襲いかかる。
雨宮 さざめ:その血は毒だ。
雨宮 さざめ:オーヴァードにさえ通用する苦痛、肉体ダメージを発生させる劇毒で構成された血が、オルクス能力による液体制御にて敵を呑む!
ハチェット・マチェット:「ぐ──あ──がぁっ!」毒に犯されながらも、最後の力を振り絞り、手にした山刀を少女へと振り下ろし──
雨宮 さざめ:その刃を、体で受ける。
雨宮 さざめ:己が体に刃を留めさせて、至近距離で、雨宮 さざめは言う。
雨宮 さざめ:「あなたの道理は、酷く解釈が難しい。……そも、人の理を外れた身なればやむを得ぬのかも知れませんが」
雨宮 さざめ:「端的に一つ、申し上げましょう」
雨宮 さざめ:「先を見ぬあなたが勝てるものはもう、この街には何一つとて有りません」
ハチェット・マチェット:「はっ──」勝利──という言葉に対し、嘲り笑う。
ハチェット・マチェット:「たりめーだそりゃ。オレはもう『負けて』るんだからな」そしてぎりぎりと、山刀をその肉体に押し込むように──
ハチェット・マチェット:「第一あれだ──」
ハチェット・マチェット:「負けてるからこそ、勝てねえからこそ、『復讐』すんだろうがっ!」そして嗤い、自身の血で作った手斧を山刀へと振り下ろし──
GM:内包されたエネルギーが──爆ぜるっ!
雨宮 さざめ:「──っ!」
雨宮 さざめ:その爆発の刹那。
雨宮 さざめ:最も近くに居たのが自分であること、自分がオーヴァードであること。この二つを以て、即座に計算は完了する。
雨宮 さざめ:両腕で〝敵〟を抱きしめる。そして、仰向けに倒れ込む。
雨宮 さざめ:ビルと敵との間に、自分を挟み込むように。
GM:そして周囲が熱と炎と光に包まれて──
GM:シーンエンド!

GM:バック──トラック!
GM:まずはEロイスは2つあるので。希望者は2D減らすことができます。
雨宮 さざめ:使おう
頼田 ジロウ:使いません。
雨宮 さざめ:102-2d10
DoubleCross :(102-2D10) → 102-16[9,7] → 86

雨宮 さざめ:86-1d10 等倍
DoubleCross :(86-1D10) → 86-6[6] → 80

雨宮 さざめ:5点
頼田 ジロウ:DPも使用無しで。
頼田 ジロウ:104から3本、等倍。
頼田 ジロウ:104-3d10
DoubleCross :(104-3D10) → 104-23[10,7,6] → 81

頼田 ジロウ:5点で帰還。
GM:ではそちらに基本の10点にEロイス2点で12点を足したものが、今回の経験点となります。お収めください。
雨宮 さざめ:17!
頼田 ジロウ:17!
GM:無事生還よかったよかった。

GM:エンディングフェイズ/01
GM:シーンPC:雨宮さざめ(全員登場済み

GM:サイレンの音が、周囲に鳴り響く──
GM:雨宮さざめの献身により、本来であればビルに致命的なダメージを与えたはずの爆発は
GM:その威力の殆どを削がれ、『小火』のレベルに収まりました。
GM:そしてその消火活動を、あなた達は支部から向けられた事後処理用のライトバンの中で治療を受けながら、何を口にすることもなく眺めています。
頼田 ジロウ:「……つつ……」既に、装甲は解除され。治療を受けながら、自分よりも無茶をした雨宮さんのほうを心配げに眺めて。
雨宮 さざめ:「このお仕事……いつもながら思うのですが……」毛布にくるまって身を縮めたまま「お着物がぼろぼろになるのが難点ですね……」
頼田 ジロウ:「……す、すいません」目を逸らす。
雨宮 さざめ:「いえいえ、お見苦しいものを」
雨宮 さざめ:「まったく。遠くからえいやと念じるだけで相手を倒せるような力があれば良いのにと、いつも思います」
頼田 ジロウ:「全くですね……」また、義肢のメンテナンスにも行かなくてはだろう。
雨宮 さざめ:「……………………」
雨宮 さざめ:「……もし、話したくないことであれば良いのですが」
頼田 ジロウ:「……はい」その言葉の続きを待つ。
雨宮 さざめ:「託された、と仰っていました」
雨宮 さざめ:「それが、戦い続ける理由であるのか──と」
雨宮 さざめ:「少しだけ、聞いてみたかっただけです」
頼田 ジロウ:「……俺のコード。"アーマメント・ツー"です。"ツー"ってことは、"ワン"が……一人目がいることになります」
頼田 ジロウ:「その人が、俺の命を助けてくれた人で。この手足の元々の持ち主だったんです」
頼田 ジロウ:「……崩落戦での傷で、その人が亡くなって。手足を代わりに繋いで助けられたのが、俺です」
頼田 ジロウ:「だから、その分。俺がやらなきゃって……俺がアイツに、忘れてない目をしてるって言われたのも、それがきっと理由です」
雨宮 さざめ:「……そう、なのですね」
雨宮 さざめ:「なんて言えばいいのか、いえ──言いたいことはあって、それが失礼にならないか、それだけが迷いですが」
雨宮 さざめ:「素敵な話だな……と、思います」
頼田 ジロウ:「……そう言ってもらえるのであれば。救われます」俺も、あの人も。
雨宮 さざめ:「少しだけ、羨ましい」
雨宮 さざめ:「誰かに何かを託してもらう──羨ましいな、と思います」
雨宮 さざめ:「この所、少しばかり考えるようになったのです。肩の荷の、重さの心地よさ」
GM:その少女のつぶやきは、外からの喧騒にかき消されるように──
GM:シーンエンド
GM:お疲れ様した。時間遅延ほんとすみません。
雨宮 さざめ:お気になさらず……
雨宮 さざめ:平日に卓を開催するというのは偉業……偉業なのです……
雨宮 さざめ:そしてお疲れ様でした!
GM:そして25分ほどオーバーとなってしまいましたので、解散としましょう。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
頼田 ジロウ:ほんに偉業です……ありがとうございます、お疲れさまでした……