【N市の甘~い一日──阿嘉橋コウと興津和沙の場合】(GM:MAO)
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GM:デートワイバーンのログなど、読んで頂いたことはありますでしょうか?>お二人
さささ:ざっくりと!
中村:ふんわりと!
GM:ふむ、だと少し時間にもありますし。
GM:OPを使って「なぜ二人がデートをしなければならないか」みたいな描写もあった方がやりやすいでしょうか?<いきなりデートに行くより。
中村:したいですね!
さささ:あ、そうですね
さささ:その方がノリやすいかも
GM:了解しました。では「任務が有るからと」と言うことで呼び出されて
GM:そこで初めて「デートしろ」と言われるような流れでどうでしょう?
さささ:いいと思います! すごい流れ!
中村:うっす!
GM:了解です。では最初は公園に呼び出される感じとしましょう。
さささ:はーい
GM:そのあと「コウくんプラン」>「姫プラン」でデートいただきます。
GM:これは好きな場所に赴き、時系列がおかしくならなければ時間を動かすことも可能です。
中村:いえっさ!
GM:例えばコウくんはお昼に遊園地に行って、姫は夜になってからおしゃれな夜景の見えるお店に行く なんてことも可能。
GM:先手はコウくんになるので、OPをやりながら、うっすらと考えておくと良いかもしれません。<デートの行き先、中身など
さささ:考えます……!
GM:デートの中身がなかなか──と言った場合、メギドさんが骨子を作成したランダムデート表もあります。よければご利用ください。
GM:あ、そして大事なことを。1人の基本持ち時間は50分です。ワイバーンよりちと長めですが、何度かのデートを経てこれくらいが良いだろうとたどり着きました。
GM:「時間が多すぎるなー」というときには、見学などで「キリがよいところでカット」と宣言頂き、シーンをそこで終えても大丈夫です。
さささ:了解です
GM:では準備がオケそうであれば、初めてまいりましょう。あーゆーれでぃ?
阿嘉橋コウ:いえー
興津和沙:はーい!
興津和沙:今度こそはい!
GM:では今宵のデートバーン、始めさせていだきます(`・ω・´)
GM:コウくん
GM:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY2d7ysAIM
GM:姫
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYqvGZngEM
GM:■オープニングフェイズ/シーン01
GM:「せつめいのじかん」
GM:シーンPC:阿嘉橋コウ&興津和沙
GM:※二人に課せられた任務とは──
GM:侵蝕率を上昇させてください。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:36->37)
阿嘉橋コウ:ちまっ
興津和沙:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 7[7]+35 → 42
興津和沙:緊張してる
GM:『重要任務のため、阿嘉橋コウは市内中央公園へ赴くべし』
GM:『なお、協同で任務にあたるため、イリーガルの興津和沙はこれに同行すべし』
GM:それぞれそのような連絡を受けたあなた方二人は、指定の時間に指定の場所──市内の中央公園へと赴きました。
GM:そこで待っていたのは──
EOW:「ひさしぶりだね、阿嘉橋コウ、興津和沙」
GM:以前に任務を共にしたことのある、レネゲイドビーイングでした。
興津和沙:「えっちゃんだ」
阿嘉橋コウ:「あっ、久しぶり!」少し顔をほころばせる。
阿嘉橋コウ:それでも、まだ任務ということでちょっとだけきりっとした顔をしている。
阿嘉橋コウ:ちょっとだけ。
EOW:「うん、あの時以来だね。二人共息災のようで、喜ばしいとボクは判断するよ」相変わらずのアルカイックスマイル。
阿嘉橋コウ:「うんうん。僕は元気だよー。姫も元気?」
阿嘉橋コウ:「元気だといいなあー」
興津和沙:「あはは、元気だよー」
EOW:「さて──」と、挨拶もそこそこに
EOW:「それでは本題に移ろうか。君たち二人に課せられた任務は──うん、囮というやつだね」
GM:と、にこやかにやや物騒な任務内容を告げてきます。
阿嘉橋コウ:「囮」もう少しだけ顔をきりっと。
EOW:「ツガイバーンと言う呼称を聞いたことはあるかな?」
興津和沙:「え、ない。」
EOW:「うん。ワイバーンの亜種でね。まだ詳細はかの日馬美玲でも掴みきれていないのだけれども、判明している習性があってね」
阿嘉橋コウ:「日馬支部長でも……!」
EOW:「彼らは──」と、一呼吸おいて。
阿嘉橋コウ:囮が必要なんて、非常に獰猛なのだろうかと考えている。
EOW:「──『かっぷる』を襲うんだ」表情はまったく変えず、さらりと。
阿嘉橋コウ:「?」
阿嘉橋コウ:「ええと」
阿嘉橋コウ:「すごく限定的な対象に対して狩猟本能を発揮するっていう……」
阿嘉橋コウ:「そういうこと、かなあ」
EOW:「うん、阿嘉橋コウはやはり聡明だね」と、頷いて──
EOW:「恋人夫婦、同性異性を問わないらしいけれどもね、彼らが襲うのは『仲睦まじいカップル』なのさ」
EOW:「交感神経や副交換神経の働き、α波やβエンドルフィン共感、はてはなんらかのRVの作用、etc.etc.」
EOW:「未だ調査はしているようだけれども、残念ながら未だその本質にはたどり着けず」
EOW:「わかっていることは、上辺だけの『ふり』では、見向きもされないということくらいのようだね、うん」
GM:と、ちらりと興津和沙の方に目を向けます。
興津和沙:「…………」
阿嘉橋コウ:「わあー」一旦生態に感心をする。
興津和沙:だんだんと顔が紅潮しているのがわかります。
GM:そしてなにやら納得したように頷いてから──
阿嘉橋コウ:「……あれっ」
EOW:「うん。そこで君たち二人にも、白羽の矢が立ったと言う訳さ、阿嘉橋コウ、興津和沙」
阿嘉橋コウ:「えっ、あ、う、え、囮?」遅れて気がつく。
興津和沙:「だから、なんでUGNはそういうことまで把握してるの!!」
EOW:「ああ、そうだったね。遅ればせながら喜ばしいことだと、祝意を表させてもらうよ」
阿嘉橋コウ:「ぼ、僕何も言ってないよ。姫がダメって言うから……」首をぶんぶん振る。
EOW:「人と人の繋がりは、君たちUGNの最大限の関心事だからね。さもりなん。ではないのかな?」こくん、と小首を傾げて。
GM:壁に耳あり障子に目あり。ウロボロスには気をつけろ。
興津和沙:「大丈夫、コウくんのことは信じてるよ。」
阿嘉橋コウ:「あわわ」目をぐるぐるさせている。
阿嘉橋コウ:「ありがとう……」
興津和沙:「どういたしまして?」
興津和沙:なんか、変な空気になっちゃったのでいつもより歯切れが悪い
EOW:「うん、そういう訳でだね──」と、祝意を表したときと変わらぬ声音と表情で
EOW:「これまでのデータでは『かっぷる』以外は襲われていないそうだし」
EOW:「UGNがこの作戦を始めてからは、実質被害はゼロに抑えられているそうだよ」
EOW:「最悪の場合に備えて『広域の処理』に長けたボクも、カバー要員として配置されているからね、うん」
阿嘉橋コウ:「それは心強いけど」姫のことが気になる!
阿嘉橋コウ:「えっと、具体的には何をすればいいのかなあ?」
GM:丁寧にひとつひとつ、逃げ道を塞いでいくじゃあくなれねげいどびーいんぐ
EOW:「うん。そうした訳だから、君たち二人は全力で、逢瀬を重ねれば良いとボクは判断するよ」
EOW:(きっぱり)
阿嘉橋コウ:「ぜんりょくで……」
興津和沙:「全力で……」
興津和沙:「オーケー、わかった。作戦の重要性と必要性は理解した。」
EOW:「うん、覚悟が早くて助かるよ、興津和沙」
阿嘉橋コウ:「うん」こくりと頷きながら、少し考え込んでいる。
興津和沙:「けど、あれだからね。何かあったら私達はすぐワーディング使ってえっちゃんに知らせるからね。」
興津和沙:「だから、別にずっと監視とか、する必要はないからね!」
興津和沙:「っていうか、するな!!」
興津和沙:「しないで!」
阿嘉橋コウ:「あ、姫、そこを気にしてたのかあ」
EOW:「うん、ツガイバーンはかっぷるを襲うときにはワーディングを張る習性があるからね」
EOW:「ボクも『ぷらいばしい』ということに関しては、言い含められているからね。決して『ボク』は君たち二人を監視しないと約定するよ」
EOW:「それでいいかな、興津和沙?」
興津和沙:「それならよし!」
阿嘉橋コウ:「よかったあー」
EOW:「さてそれでは──」元気の良い納得の返事に得心したのか
EOW:「うん、『ごゆっくり』だったね」
GM:アルカイックスマイルでそれだけを告げて
GM:少女の形をした何かは、影に溶け込みその姿を消しました。
阿嘉橋コウ:「……変わった任務だけど、えっと」隣の少女を少しだけ見上げながら。
阿嘉橋コウ:「僕、頑張って全力でやるからね」ごく真面目な顔で。
興津和沙:「……」
興津和沙:「えっと」
興津和沙:「ちょっと、手加減してくれると、嬉しいかな?」
阿嘉橋コウ:「ダメだよー。手加減したら相手が来ないかもしれないよ!」
阿嘉橋コウ:「それに」
阿嘉橋コウ:「姫が楽しいといいなって、思うし……」
阿嘉橋コウ:任務なのに、ちょっと邪念が入っていると思う。珍しいことだ。
興津和沙:「うー…」
興津和沙:「今日のコウくん、ちょっといじわるだ。」
阿嘉橋コウ:「えっ、えっ!?」
興津和沙:セリフとは裏腹に、ちょっとうれしそうに言います
阿嘉橋コウ:「僕真剣だよ! あの、えっと、両方向に……」
阿嘉橋コウ:「だから姫、その」
興津和沙:「うん。」
阿嘉橋コウ:「まずはいろいろプランを練る必要があると思うから、一緒に考えて!」
阿嘉橋コウ:メモ帳とペンとスマホを取り出しながら。
阿嘉橋コウ:「逢瀬……逢瀬?ってどういうとこで何をすればいいのかな!」
興津和沙:「とりあえず、スマホとメモ帳はどっちかでいいと思うな」
興津和沙:いつもコウくんの調子に少し安心しながら言う
阿嘉橋コウ:「あ、えっとこれはこっちで検索してこっちでメモを……あっ、手が塞がっちゃう!」
阿嘉橋コウ:メモ帳とペンをしまう。
興津和沙:「でしょ、だから、メモは私が」
興津和沙:メモとペンを借りようとして、
興津和沙:コウくんの手に触れる
興津和沙:その手の暖かさに癒やされながら。
興津和沙:「それじゃ、デートしよっか。王子様」
興津和沙:と、どこか楽しげに言います
GM:シーンエンド
GM:ロイスの設定が可能です。
阿嘉橋コウ:えっちゃんに○連帯感/困惑で取得します。姫にはもう取ってる!
興津和沙:えっちゃんに○友情/警戒で取ります
興津和沙:以上で!
阿嘉橋コウ:以上!
GM:了解です。ではコウくん、デートのイメージは大丈夫ですか? どこに行くとか、何をするとか?
阿嘉橋コウ:やっぱりご飯かなあー
阿嘉橋コウ:前にパンケーキ食べに行ったことは(一応)あるので、もうちょっと気取らないところがいいかな
興津和沙:なにかなにかな
阿嘉橋コウ:なんか……食べ放題系……?
GM:場所の描写などもPLが行うのがワイバーンシステムの掟(`・ω・´)
GM:おお、それは気取ってない。<食べ放題系
GM:なんとなくイメージが固まったらシーンを初めてしまいましょうか。動かせば動くのもまた真実。
GM:オケですか?>お二人
阿嘉橋コウ:そんなにお高くもない食べ放題系デザートも多いよみたいなとこに行って
阿嘉橋コウ:それ自分が行きたかったんだよね?って言われたい
興津和沙:言いますw
GM:なるほど!<デザートもあるよ
阿嘉橋コウ:カジュアルなビュッフェみたいな!
阿嘉橋コウ:姫がオッケーならそんな感じで
興津和沙:大丈夫です!
GM:ではシーンインしたらそんな感じのをコウくんに描写頂き、初めて行きましょうか。
GM:■ミドルフェイズ/シーン01
GM:「おうじさまのじかん」
GM:シーンPC:阿嘉橋コウ&興津和沙
GM:※先手、コウくん。いちゃついてください。
GM:侵蝕率を上昇させてください。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:37->44)
興津和沙:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 10[10]+42 → 52
興津和沙:緊張している
阿嘉橋コウ:では、姫と一緒に向かったのは、一軒のカジュアルなレストラン。
阿嘉橋コウ:それほど敷居も高くない様子の店内には、ビュッフェ形式で様々な料理、デザートが並んでいる。
阿嘉橋コウ:もちろん、飲み物だって飲み放題だ。
阿嘉橋コウ:カジュアルだが店内の照明や雰囲気はそれなりにいいムードを醸し出しており。
阿嘉橋コウ:「若者向けのデートにはぴったり、リーズナブルで十分に楽しめますって書いてあった」
阿嘉橋コウ:目の前には、まだ料理を取られていない皿がある。
興津和沙:「へー」
阿嘉橋コウ:「レビューを信用すれば、多分いい時間を過ごせるんじゃないかなあって」
阿嘉橋コウ:言いながら、ビュッフェの方を少し気にしている。
興津和沙:「ふふ」
興津和沙:「そうだね。戦の前にはちゃんと腹ごしらえもしないとだしねっ」
阿嘉橋コウ:「そ、そうだよ! たくさん食べてたくさんお話しよう」
興津和沙:「コウくん、甘いものとか大好きだもんね。」
阿嘉橋コウ:「……!」
阿嘉橋コウ:「バレてた……?」
興津和沙:「バレてるんじゃなくて、知ってるの。」
興津和沙:「好きな人のことだもん。」
阿嘉橋コウ:「そっ」
興津和沙:指先でコウくんのほっぺをムニッテしながら言います
阿嘉橋コウ:「そっか……」さすがに照れる。
阿嘉橋コウ:「あ、でもねえ。最近一番美味しかったのはあれだから」
興津和沙:「ふふーん、まずは私が一本先取かな…?」
興津和沙:「なに?」
阿嘉橋コウ:「多分ここのも超えられないと思うなあ」
阿嘉橋コウ:「姫のチョコ!」
阿嘉橋コウ:にこにこしながら思い出してほんわかしている。
興津和沙:「う…!」
興津和沙:「早速取り返されてしまった。」
阿嘉橋コウ:「え、何が?」きょとんとしながら。
興津和沙:「こっちの話ー」と子供みたいに笑いながら言う
興津和沙:「ありがと。そう言ってもらえると嬉しいよ」
興津和沙:「来年はもっと美味しく作れるように頑張るからね。」
阿嘉橋コウ:「来年も食べられるの!」ぱっと顔を輝かせて。
阿嘉橋コウ:「わあー、やったあ」
阿嘉橋コウ:「……あの」
興津和沙:「なに?」
阿嘉橋コウ:「来年ももらえるように、ちゃんと頑張るから」
阿嘉橋コウ:「見ててね」
阿嘉橋コウ:皿を持って立ち上がる。
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「ちゃんと見てるよ。」
興津和沙:「その代わり、ちゃんとかっこいいとこみせてくれなきゃいやだよ?
興津和沙:といたずらっぽく笑いながらコウくんについていきます
阿嘉橋コウ:「が、がんばる」
阿嘉橋コウ:「あっ、意識するとあんまり良くないんだっけ。あくまで自然体で頑張ります!」
阿嘉橋コウ:料理の方へと向かう。
阿嘉橋コウ:料理は、パスタやカレーやグラタンや肉類などが並んでいる。サラダバーもあるよ。
興津和沙:普段はお肉系の料理をがっつり食べるけど
興津和沙:コウくんの前で、彼氏の前でそういう姿を見せるのが恥ずかしいのか
興津和沙:サラダやマリネなどちょっとあっさり目のものを少しずつ取っていきます
阿嘉橋コウ:「わあー」目を輝かせている。
阿嘉橋コウ:「すごいねえ、夢みたいだねえー」
阿嘉橋コウ:「姫、それくらいでいいの? お肉美味しそうだよ」皿の上のものを見ながら。
興津和沙:「うー、すごく美味しそうだけど…!」
阿嘉橋コウ:自分はさくさくと肉系を取りつつ、野菜もバランス良く取りつつ、
阿嘉橋コウ:やっぱり肉を積んでいる。
興津和沙:「今はこれでよいのです!」
興津和沙:積まれているお肉を少し羨ましそうに見ながら言う
阿嘉橋コウ:「今は……? 足りなかったら少し僕のを分けるからね。言ってね」
阿嘉橋コウ:「あっでも食べ放題なんだから取りに行けばいいのか……でも」
興津和沙:「ありがと。でもお店の中にたくさんあるから大丈夫だよ。」
阿嘉橋コウ:「うん。たくさん食べてねえ」にこにこする。
興津和沙:「嬉しそうだなー、コウくん」
阿嘉橋コウ:「嬉しいよ。美味しいもの食べるのすごく好き」
阿嘉橋コウ:「他の人が美味しそうにしてるのも好き」
阿嘉橋コウ:席にとことこと戻りながら。
興津和沙:自分も嬉しそうにしながら、コウくんに続いていく
阿嘉橋コウ:「僕ねえ、昔は全然美味しいもの食べられなかったから」
阿嘉橋コウ:「今はすごく幸せなんだあ」
興津和沙:「そうなの?」
興津和沙:「私は、わかんないんだけど、やっぱコウくんがいたとこってそういうのも厳しいの?」
阿嘉橋コウ:「うん。あ、栄養バランスはちゃんとしてたよ」
阿嘉橋コウ:「でも味付けとかはなんか……今考えるとだいぶ薄かったかなあ」
興津和沙:「体は資本だからね。」
阿嘉橋コウ:「たまにね、先生がちょっとだけねってお菓子をくれて」
阿嘉橋コウ:「それがすごく美味しかった」
阿嘉橋コウ:先生というのは、教官のことだ。既に亡くなっている。
興津和沙:「栄養と、美味しいって思えるのはまた別だからね。」
興津和沙:先生の話をする時のコウくんは懐かしそうで、嬉しそうで、でもどこか寂しそうで
興津和沙:そんな時のコウくんが、私は結構好きだったりする
阿嘉橋コウ:「そうなんだよね。高校に入って自由にしていいよって言われて」
阿嘉橋コウ:そんな姫の様子を知ってか知らずか。
興津和沙:いつもの、自分に見せてくれるコウくんとは違う部分を見せてくれてるみたいで
阿嘉橋コウ:「最初に買ったのがね、キャラメル。あまーいの」
阿嘉橋コウ:「姫のチョコを食べるまで、それがずっと一位だったんだけど」
阿嘉橋コウ:「この間、入れ替わっちゃった」
興津和沙:「甘いのが、好きなんだねえ」
阿嘉橋コウ:食べる合間に楽しげに話している。
阿嘉橋コウ:「うん、好き。あ、でもお肉も好きだし魚も……」
興津和沙:楽しそうなコウくんの顔を見ながら、自分も箸を進めている
興津和沙:「お野菜は?」
阿嘉橋コウ:「野菜もね、ニンジンを煮た奴とか、ほうれん草とか好き」
阿嘉橋コウ:「バランス良く食べないと」サラダも結構な量取っている。
興津和沙:「おー、えらいえらい。」
阿嘉橋コウ:「えへへ」
興津和沙:「私のお父さんは野菜嫌いでいっつもお母さんに怒られてるもん。」
阿嘉橋コウ:「そうなの? ビタミンはちゃんと食物から摂取しないとだよ」
興津和沙:「そう言ってるんだけど、トマトとか絶対食べないの、お父さん」
阿嘉橋コウ:「トマト、美味しいのに!」
興津和沙:「ケチャップは好きなのにねえ、変だよねえ」
阿嘉橋コウ:「いいなあ、トマト食べたくなっちゃった」皿の上から取ってもぐもぐ。
阿嘉橋コウ:「姫のお家は仲がいいよね」
興津和沙:「私の分けてあげよっか?」
興津和沙:「そうかなー?普通じゃない?
阿嘉橋コウ:「いいの? あ、じゃあこのミートボール食べる?」
興津和沙:「ん、じゃあ交換」
阿嘉橋コウ:「わーい」
阿嘉橋コウ:「んー、僕は普通がどのくらいなのかよくわかんないけど」
阿嘉橋コウ:「姫は楽しそうに家族のお話、するなあって」
興津和沙:「ん、そうかな?」
阿嘉橋コウ:「するよー」
阿嘉橋コウ:そんな時の飾らない感じの姫の顔が、結構好きなのだ。
興津和沙:「そうなら、嬉しいな。」
阿嘉橋コウ:「僕、お家の話聞くの好きだよ。いろいろ聞かせてね」
興津和沙:「昔は、出来なかったからねー、そういうの。」
阿嘉橋コウ:自分にはどうしてもないものだから、とてもキラキラして見える。
阿嘉橋コウ:「そうなの?」
興津和沙:「うん、反抗期だったので」
阿嘉橋コウ:「反抗期!」
阿嘉橋コウ:「精神発達の過程で必要な時期というあの……」
興津和沙:「学術的な話をしてくる…!」
阿嘉橋コウ:「ご、ごめん。僕あんまり反抗してる暇なかったから……」
興津和沙:「こ、こっちこそごめんね?」
阿嘉橋コウ:「え、なんで?」ぽかんとしながら。
興津和沙:「でも、うん、そんな感じで、トゲトゲしてる時があったの、自分で自覚してるからさ」
阿嘉橋コウ:「……そうだったんだ」
阿嘉橋コウ:「うーん、あんまり想像がつかないけど、えっと」
阿嘉橋コウ:「でも、姫は今はトゲトゲしてないよ」
興津和沙:「お姫様みたいかな?」
阿嘉橋コウ:「一緒にいてすごく楽しいなって思うよ」
阿嘉橋コウ:「うん!」
興津和沙:「えへへ、ありがと」
阿嘉橋コウ:「お姫様は、茨の中にいても綺麗で素敵だから」
阿嘉橋コウ:「姫もきっとそうなんだよ」
阿嘉橋コウ:「出てきてよかったねえ」
興津和沙:「そうだね」
興津和沙:「茨の中に居たら」
興津和沙:「コウくんにいぎゅっとしてもらえないもんね。」
阿嘉橋コウ:「うーんと」
興津和沙:ご飯が美味しくて、コウくんといれるのが嬉しくて
興津和沙:自分がポロっと恥ずかしいことを言ってしまったことに気づく
興津和沙:「今のナシでっ」
阿嘉橋コウ:茨ごとでもいいよって、そう言おうと思ったけど。
阿嘉橋コウ:多分、彼女は自分が傷ついてまでそういうことをするのを嫌がるから。
阿嘉橋コウ:それは少しだけしまっておいて。
阿嘉橋コウ:「……うん。じゃあナシにしとく……けど」
阿嘉橋コウ:「ちょっとだけ覚えててもいい?」
興津和沙:「……ちょっとだけなら」
阿嘉橋コウ:「やったー」
阿嘉橋コウ:ハンバーグをぱくりと一口で食べて、嬉しそうにする。
興津和沙:「おー、すごい、一気に食べちゃった」
阿嘉橋コウ:むぐむぐしながら、しまった、これだと話ができないぞと思う!
興津和沙:「ふふ、ゆっくり食べていいよ」
興津和沙:「ちゃんと、見てるから。」
阿嘉橋コウ:しっかり噛んで、飲み込んで、飲み物も飲んで。
興津和沙:楽しそうにハンバーグを頬張ってるコウくんをみてる。ハムスターみたいでかわいい
阿嘉橋コウ:ああ、こうやって、こんな風に。当たり前に美味しいものを食べるように。
阿嘉橋コウ:ずっと、ずっと、一緒にいられたらいいな、と。強く思う。
GM:シーンエンド!
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
興津和沙:ボデマ
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル
興津和沙:買えない
阿嘉橋コウ:姫ー!
阿嘉橋コウ:じゃあ自分もボデマを
阿嘉橋コウ:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[8,9] → 9 → 失敗
阿嘉橋コウ:無理!
興津和沙:ロイス特になし!
阿嘉橋コウ:あ、ロイス
GM:いたしかたなし<無理
阿嘉橋コウ:日常の幸せ○幸福感/恐怖 で
GM:おお<日常の幸せ
GM:さらりと美しいロイスをゲットですね(`・ω・´)
GM:そして後半戦 姫のプランニングです。
GM:どんな感じで征かれますか?
興津和沙:じゃあ腹ごなしがてら、ちょっと小高い丘にある人気のない公園にでも行く感じで
阿嘉橋コウ:おおー
興津和沙:その公園には桜とかはないけど、丘からは街道に咲く桜とかが小さく見える
GM:おお、桜。良いですね。
興津和沙:そんな感じで!
阿嘉橋コウ:はーい
GM:ではシーンインしましょう。今度は姫の描写から。
GM:■ミドルフェイズ/シーン02
GM:「おひめさまのじかん」
GM:シーンPC:興津和沙&阿嘉橋コウ
GM:※後手、姫。いちゃついてください。
興津和沙:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 7[7]+52 → 59
興津和沙:緊張している
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:44->54)
阿嘉橋コウ:緊張!
興津和沙:小高い丘にある、名前も知らない小さな公園。
興津和沙:春の暖かな陽気が私とコウくんを包んでくれている。
興津和沙:青い空の高くに大きな雲が浮かんでいて、そんな雲を眺めていると風が優しく頬をなでてくれる。
興津和沙:「……いい天気だねえ」
阿嘉橋コウ:「ねえー。快晴だし気温も過ごしやすいよ」
興津和沙:「ずっとこんな天気が続いてくれたら楽でいいんだけどね。」
阿嘉橋コウ:「そうだねえ、たまに寒くなることもあるし、雨もあるし」
興津和沙:「夏はどんどん暑くなるし」
阿嘉橋コウ:「僕結構汗かいちゃうから、夏はちょっと苦手」
興津和沙:「そうなの?」
興津和沙:少し身をかがませて、コウくんの首筋に形の良い鼻を近づける
阿嘉橋コウ:「うん。あのね、燃費が悪い代わりに、新陳代謝が活発なんだって」
阿嘉橋コウ:「わ」
阿嘉橋コウ:「い、今はそんなにかいてない……」
阿嘉橋コウ:ぐっと近くに来た顔に、心臓が跳ねる。
興津和沙:「でも」
興津和沙:「ちょっと体が熱くなってるよ?」
阿嘉橋コウ:「え、あ」ぺたぺたと顔を触る。
阿嘉橋コウ:「そうかな……そうかも……」
阿嘉橋コウ:「そう……」少し赤くなりながら。
阿嘉橋コウ:「それは、姫のせいだと思うなあ……」
興津和沙:「そうなの?」
阿嘉橋コウ:「そうだよ」少し口を尖らせながら。
阿嘉橋コウ:「そういう風に、急に近くに来られると……」
阿嘉橋コウ:「嬉しくなっちゃうでしょ」
阿嘉橋コウ:「そしたら、体温も上がるようになってるんだよ」
興津和沙:「コウくんだって、食堂とかで会ったら近寄ってきてくれるじゃん」
阿嘉橋コウ:「そ、そうだけど……」距離感が違う!
阿嘉橋コウ:「姫は近いと嬉しくならない?」
興津和沙:くすり、と笑って
興津和沙:「嬉しくなっちゃうから」
興津和沙:「近づいたんだよ?」
阿嘉橋コウ:「……うん」
興津和沙:「それにさー」
興津和沙:手をぶらぶらさせる。
阿嘉橋コウ:じゃあ、多分、姫の心臓は今の僕くらいに鳴っていて、肌はきっとほんのり温かいのだろう。
興津和沙:「今日コウくん、手、繋いでくれないんだもん。」
阿嘉橋コウ:「……あ」
興津和沙:目線を逸しながら、ちょっと拗ねたように言う
阿嘉橋コウ:自分の右手を見る。
阿嘉橋コウ:「ご、ごめん。あのね、えっと」
興津和沙:「だから、ちょっと私から近づいてみたのです。」
阿嘉橋コウ:「……何かあった時、手が塞がってたら、ってそう思ってた……」
阿嘉橋コウ:「任務だからって」
興津和沙:そっぽを向いた顔が少しずつ赤くなっていく
阿嘉橋コウ:「全力だって言ったのに、ごめんね」
興津和沙:「まだ、許してあげない。」
興津和沙:コウくんの前で、手をひらひらさせながら言います
阿嘉橋コウ:「ど、どうしよう……」
興津和沙:「あーあー、風が冷たいなー」
興津和沙:「誰かが手を温めてくれたら嬉しいのになー」
阿嘉橋コウ:春の空気は、むしろ暖かすぎるくらいだったけれど。
どどんとふ:「興津和沙」がログインしました。
阿嘉橋コウ:「えっと」
阿嘉橋コウ:「お手をお借りしてもいいですか、姫」
興津和沙:[
阿嘉橋コウ:そっと、王子様の真似をして手を差し出す。
興津和沙:「許します。」
阿嘉橋コウ:ほっと笑顔になって、姫の手を取る。
阿嘉橋コウ:体温を確かめるようにきゅっ、と握って。
阿嘉橋コウ:「あっ」何かに気づいたように。
興津和沙:女の子の手にしては少し大きいな手が、コウくんの手に包まれる
阿嘉橋コウ:そっと手を自分の頬に当てる。
阿嘉橋コウ:「……あったかい?」
阿嘉橋コウ:さっきから顔が熱くて、それこそ汗でもかきそうなくらいだったから。
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「あったかい。」
阿嘉橋コウ:「よかったあ」
興津和沙:優しく、コウくんの頬をなでながら言う
興津和沙:「あのね、コウくん。」
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:「私ね、嬉しかったんだ。」
阿嘉橋コウ:「え?」
興津和沙:「ツガイバーンとかいうよくわかんないヤツの囮任務なんかに当てられて」
興津和沙:「それが、仲良しのフリなんかじゃ囮になれないヤツだって言われて」
興津和沙:「UGNにそんな風に思われてるのは、ちょっと恥ずかしかったけど。」
興津和沙:「でも、私はホントにコウくんのことが大好きなんだなって、改めて思えて。」
阿嘉橋コウ:「…………」
興津和沙:「うん、けっこう、嬉しかったんだ」
阿嘉橋コウ:「僕は……えっと、嬉しかったのと、ちょっと、申し訳なかったのと、半分半分」
阿嘉橋コウ:「嬉しかったのは、姫とおんなじだと思うけど」
興津和沙:「うん」
阿嘉橋コウ:「うーんと、嬉しがりすぎると、お仕事のこと忘れちゃいそうだし」
阿嘉橋コウ:「お仕事だからって思いすぎると、姫を大事にできないような気がして」
阿嘉橋コウ:「……それで、手を繋がなかったりもしちゃって」
興津和沙:「コウくんは真面目だもんね」
阿嘉橋コウ:「そうなのかなあ」首を傾げ。
阿嘉橋コウ:「でも、どっちか片方のことだけ考えてるのは、僕っぽくないかなって思うし」
阿嘉橋コウ:「両方、大事にしたいと思うんだ」
興津和沙:「うん」
阿嘉橋コウ:「だから全力で……えっと、カップルをしようと、思います」
興津和沙:そっと、コウくんの頬を撫でる。
阿嘉橋コウ:撫でられて目を細めながら。
興津和沙:「私も、大事にしたいものはたくさんあるから。コウくんの気持ちもわかるよ。」
興津和沙:「でも、お姫様は我儘だから。」
興津和沙:「コウくんがどっちも大事で、どっちを優先していいかわからなくなった時に。」
興津和沙:「こうやって優先して欲しい方を、ちゃんと言葉にすることが出来るのです。」
阿嘉橋コウ:「……知ってる」
阿嘉橋コウ:そうして言葉にしてくれるから。自分はそれに甘えることができる。
興津和沙:「コウくんも、私のこと大好きだもんね」
阿嘉橋コウ:「大好きだよ」
興津和沙:だから、私のことを知ってくれている。自分のことを知ってくれている人がいることが、とてもうれしくて、頼もしい
興津和沙:「ねえ、コウくん。」
阿嘉橋コウ:自分の知らないことを教えてくれる、大切にしたいことをどんどん増やしてくれる彼女が、とても。
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:「私は今、茨の外にいるよ?」
阿嘉橋コウ:いつか、何かが起こった時に。もしかすると、もう優先順位はついてしまっているのかもしれない。
阿嘉橋コウ:「……寒い?」相変わらず、外は陽気でぼかぼかだけど、そう聞いてみた。
興津和沙:その問いに、大好きな人と、二人きりのときにしか出せない響きの声で応える
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「風邪、引いちゃうかも」
阿嘉橋コウ:答えがどうでも、したいことは決まっていた。
阿嘉橋コウ:何も言わないで、腕を伸ばして。
興津和沙:柔らかな風が、小麦畑のように鮮やかな金色の髪をゆらす
阿嘉橋コウ:姫の身体をぎゅっと抱き締める。
興津和沙:そっと、コウくんの肩に手を回す
阿嘉橋コウ:小柄な自分の腕の長さだと、なんとなくまだ足りないような気がするけど。
阿嘉橋コウ:それでも、ぎゅっと。
興津和沙:「あったかい。」
阿嘉橋コウ:「嬉しいからねえ」
興津和沙:「コウくんもあったかい?」
阿嘉橋コウ:「うん。すごく」
興津和沙:「私もすごく嬉しいからね。」
阿嘉橋コウ:体温とか、柔らかさとか、髪の匂いとか。全部が心臓をくすぐって、不思議な気分になる。
阿嘉橋コウ:「……うん」ちょっとだけ、泣きそうにもなる。
興津和沙:ぎゅっと
興津和沙:コウくんの涙を拭えるように
興津和沙:コウくんの頭を優しく抱きかかえる
阿嘉橋コウ:「……大丈夫だよ」
興津和沙:「いいの。」
阿嘉橋コウ:「姫のことが」
興津和沙:「うん」
阿嘉橋コウ:「……和沙のことが、すごく大事だなって、思っただけ」
興津和沙:「ありがと。」
興津和沙:「それじゃあ。」
阿嘉橋コウ:今、この時間は絶対に邪魔をされたくないと、そう思った。
興津和沙:「今回はコウくんに守ってもらおうかな。」
阿嘉橋コウ:「守るよ」姫はすごく強いけど。それでも。
阿嘉橋コウ:「僕が守る」僕だって、姫のおかげで少しは強くなれていると思うから。
興津和沙:「ずるいな、コウくんは。」
興津和沙:「泣き虫なのに、こんなにかっこいいんだもん。」
阿嘉橋コウ:「泣き虫じゃないよう」少しだけ目の端を拭いながら。
阿嘉橋コウ:「……でも、かっこいいのは、嬉しいかも」
興津和沙:「私の、王子様だもん」
興津和沙:「世界で一番かっこいいよ。」
興津和沙:嬉しそうに、笑いながら、大切な人へ言葉を送る
阿嘉橋コウ:姫の目の中の自分は、小柄で丸顔で、普段と変わらないはずなのに。
阿嘉橋コウ:不思議とそんな風に……かっこいい王子様みたいに見えた。
阿嘉橋コウ:「それは、きっと姫がそう言ってくれるからだよ」
阿嘉橋コウ:「世界一のお姫様の言葉だもんね」
興津和沙:「それだけじゃないよ。」
興津和沙:「世界一の、コウくんの恋人の言葉でもあるのです。」
阿嘉橋コウ:「ほんとだ」
興津和沙:「だから、もう一回、名前で呼んで」
阿嘉橋コウ:「うん」
阿嘉橋コウ:世界一の、大好きな彼女に向けて。
阿嘉橋コウ:「ずっと一緒にいてね」
阿嘉橋コウ:「和沙」
興津和沙:その言葉に応えようとしたとき
GM:その時──
GM:あなた方二人は、遙か上空にワーディングの気配を感じました!
GM:シーンエンド!
GM:いい感じにおじゃま虫だ。
興津和沙:ツガイバーン/好奇心/邪魔!!!○
GM:そんな訳でロイスの操作、購入判定が可能です。姫は怒りのロイスをツガイバーンにとってもいいのよw
阿嘉橋コウ:ツガイバーンに責任感/○憤懣で取得
興津和沙:ボデマ
興津和沙:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 8[8]+1 → 9
興津和沙:ダメ!終わり!
阿嘉橋コウ:購入はボデマ
阿嘉橋コウ:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 8[7,8] → 8 → 失敗
阿嘉橋コウ:失敗! 以上!
GM:
GM:了解です、では──
GM:■クライマックスフェイズ/シーン01
GM:「おうじさまとおひめさまのじかん」
GM:シーンPC:阿嘉橋コウ&興津和沙
GM:※目的にして邪魔者を排除せよ!
GM:まず侵蝕率を上昇させてください。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:54->59)
興津和沙:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 8[8]+59 → 67
興津和沙:怒っている
GM:次いで、衝動判定を。目標値は9となります。
阿嘉橋コウ:1dx+2=>9 思い出の一品使用
DoubleCross : (1R10+2[10]>=9) → 7[7]+2 → 9 → 成功
阿嘉橋コウ:やった
GM:おお<成功
興津和沙:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[7,8]+1 → 9
興津和沙:たー!
GM:おお。姫が憎悪に飲み込まれなかったw
GM:では2d10ずつ侵蝕率を上昇させてください。その後、ワイバーンタイムの適応するかどうかを選択となります。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+11(2d10->9,2)した(侵蝕率:59->70)
興津和沙:あげる!
興津和沙:侵蝕が117に
阿嘉橋コウ:上げます
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+50した(侵蝕率:70->120)
阿嘉橋コウ:あ、姫は2d10してないかも
興津和沙:おっと、2d10もする!
興津和沙:117+2d10
DoubleCross : (117+2D10) → 117+12[7,5] → 129
GM:ソレがいつ生まれたのか、誰も知らない。
GM:しかしソレは、ただひとつを為すためだけに、この地へとやって来た。そう──
ツガイバーン:「Bakuhatushiroooooooooooooooo!」
ツガイバーン:「Shirooooooooooooooooooo!」
GM:周囲にワーディングを展開した二匹の飛竜が、直上からあなた方二人に襲いかかってきます!
興津和沙:「寒骨白」
興津和沙:愛する人への想いを言葉にするはずった口が愛槍の名前を叫ぶ
興津和沙:今回は囮任務、奴らをまんまと釣れたことは任務の成功を意味するけれど
興津和沙:どこか、自分の気持ちを穢されたような、そんな怒りを覚えてしまう
興津和沙:「一息にぶった切るぜ、相棒!」
阿嘉橋コウ:「…………」息を吐く。
阿嘉橋コウ:わかっている。これは任務で、自分はUGNチルドレンだ。
阿嘉橋コウ:元より邪魔が入ることは知っての逢瀬だった。怒っているわけではない。
阿嘉橋コウ:ただ、ささやかな日常の輝きがすぐに遠ざかってしまうことが寂しくて。
阿嘉橋コウ:ならば、戦って勝ち取るしかない!
阿嘉橋コウ:(それくらいの力は、あるはずなんだ。僕は)
阿嘉橋コウ:(世界一の姫の、世界一の王子様なんだから)
阿嘉橋コウ:「行こう、姫」
興津和沙:「オッケー。コウくん!」
GM:では配置
GM:PC二人は1つのエンゲージ
GM:そこから5m離れたところに、ツガイバーン1と2が、それぞれ別にエンゲージしています。
GM:では戦闘ラウンドへと移行しましょう。
GM:1ラウンド目
GM:セットアップフェイズ!
GM:こちらはありません。
興津和沙:なし!
阿嘉橋コウ:《先陣の火》。行動値が15上昇して20。侵蝕2上昇。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+2した(侵蝕率:120->122)
GM:了解です。特に妨害などは無し。演出なぞありましたらば!
阿嘉橋コウ:演出はまとめてでいいです!
GM:おっけー
GM:ではイニシアチブフェイズ。最速20のコウくん!
阿嘉橋コウ:はい!
阿嘉橋コウ:マイナーで戦闘移動してツガイバーン1に接敵。
阿嘉橋コウ:メジャー、コンボ『空焦がす火柱』。《コンセントレイト:サラマンダー》《魔獣の本能》《災厄の炎》。
阿嘉橋コウ:対象はツガイバーン1。侵蝕8上昇。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+8した(侵蝕率:122->130)
GM:判定をどうぞ!
阿嘉橋コウ:で、ツガイバーンへのロイスを切ってC値-1します。
GM:なにぃ! どうぞ
阿嘉橋コウ:11dx6+9
DoubleCross : (11R10+9[6]) → 10[1,1,2,4,4,5,5,7,8,9,10]+10[3,4,5,7]+4[4]+9 → 33
阿嘉橋コウ:もうちょい欲しかったな
GM:イベイジョンで15にて命中です。
GM:ダメージをどうぞ。
阿嘉橋コウ:4d10+18
DoubleCross : (4D10+18) → 6[1,1,1,3]+18 → 24
阿嘉橋コウ:!?
阿嘉橋コウ:ええー
GM:む、それは堕ちきらない。装甲もありませんがHPが16残ります。
阿嘉橋コウ:ですよねー
GM:演出なぞどうぞ!
興津和沙:バカな…!!
阿嘉橋コウ:微かに上がっていた体温の温もりをかき消すように。
阿嘉橋コウ:体内に流れる毒が身体に熱を与えていく。その力で走り出す。
阿嘉橋コウ:さっき大切な手を握ったばかりの両手が、炎を宿す。
阿嘉橋コウ:大きく上がった火柱は、敵を灼き焦がす。灼ききれないことも、予感はしていた。
ツガイバーン:「Gyiiiiiiiiiiiiiiiii!」
GM:炎が飛竜を包みますが、焼き尽くすには至りません。
阿嘉橋コウ:(……大丈夫)
阿嘉橋コウ:(僕の姫は世界一かわいくて……強いから)
阿嘉橋コウ:(きっと、敵がどんなでも)
GM:イニシアチブ! ツガイバーンの手番──ですが。2体とも待機! 次のイニシアチブに移行して、姫の手番となります。
興津和沙:なめやがって!ありがとう!
興津和沙:コウくんを信じて2の方に向かっていきます
興津和沙:マイナーでツガイバーン2にエンゲージ
興津和沙:メジャーで〈コンセ:ブラックドッグ>+〈爪剣〉+〈アタックプログラム〉
GM:オッケーです。
興津和沙:11dx7+10
DoubleCross : (11R10+10[7]) → 10[1,2,4,5,5,5,6,7,7,9,10]+10[5,5,8,10]+10[5,7]+10[10]+3[3]+10 → 53
興津和沙:たああ!!
阿嘉橋コウ:いったー
興津和沙:6d10+33
DoubleCross : (6D10+33) → 42[9,6,4,3,10,10]+33 → 75
興津和沙:とりゃあ!!
阿嘉橋コウ:うおー
興津和沙:完全に運を吸い取ってしまった!
GM:ツガイバーン2くんふっとんだー!
GM:戦闘不能です、演出をどうぞ。
興津和沙:ガッッッ!
興津和沙:と強く大地を蹴る
興津和沙:強い炎は獣を怯ませる。
興津和沙:コウくんが作ってくれた一瞬の隙を見逃すことはない。
興津和沙:言葉にして伝えてほしいことはいくらでもあるけれど
興津和沙:言葉にしなくたって伝わることはいくらでもある。
興津和沙:子供の頃からずっとってほど、長い時間を過ごしてきたわけじゃないけれど
興津和沙:長くなくても、私たちはそれが出来るぐらい、特別な時間を一緒に過ごしてきた!
興津和沙:「オ、ラァァァァァァァッ!!!!」
興津和沙:すれ違いざまに朱槍が一閃し!ツガイバーンを貫く!
ツガイバーン:「Gyaaaaaaaaaaaa!!」
興津和沙:「まずは一匹!」
GM:その剛槍の一突きで、ツガイバーンは絶命します。
興津和沙:「へへ、久々にコウくんより早く戦果挙げちゃった!」
GM:イニシアチブ──油断した姫に待機してたツガイバーンが攻撃じゃい!
GM:マイナーでオリジン:レジェンド(LV5)使用後、メジャーでコンセントレイト:ソラリス(LV3)+エクスプロージョン(LV3)の組み合わせで攻撃。
GM:そんな訳で対象、姫!
GM:7dx7+12 なさけむようふぁいやー
DoubleCross : (7R10+12[7]) → 10[1,2,3,4,5,7,8]+10[2,9]+5[5]+12 → 37
興津和沙:こんにゃろ。ガード!
GM:4d10+8 諸々有効! 範囲攻撃
DoubleCross : (4D10+8) → 22[4,2,7,9]+8 → 30
GM:30点!
興津和沙:6点軽減して生存!
ツガイバーン:「Gyiiiiiiiiiiiiiiiii!」
GM:その口から放たれた衝撃波が、姫に到達すると同時に『爆発』します!
興津和沙:「ナ、めんなあ!!」
興津和沙:轟ッ!!
興津和沙:と爆発と同時に槍を一閃する!
興津和沙:爆発の衝撃を全て消すことはできないが、致命傷だけは避ける!
興津和沙:頭から血が流れ、自慢の金色の髪を赤く染めながらツガイバーンを睨みつけている。
ツガイバーン:「Gurururururururururururu──」
GM:気圧されるツガイバーン
GM:そしてイニシアチブを経て、クリンナップ!
GM:なさそうなので2R目に突入。
阿嘉橋コウ:行動値が5に戻ります
GM:あっと、でした。危ない。
GM:では2ラウンド目
GM:セットアップ!
興津和沙:なし!
阿嘉橋コウ:なし
GM:こちらもなし。ではツガイバーンの攻撃。
GM:これはうん。姫に攻撃だな。
GM:マイナーは放棄、メジャーは先の組み合わせ。
GM:7dx7+12 なさけむようふぁいやー2
DoubleCross : (7R10+12[7]) → 10[2,2,6,7,8,8,9]+10[4,4,5,7]+5[5]+12 → 37
興津和沙:こんにゃろう!
興津和沙:ドッジ!
興津和沙:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[2,2,5,5,5,5,6,9] → 9
興津和沙:全然ダメ!
GM:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 12[2,1,4,5]+8 → 20
GM:ひ、ひくい。
GM:でも敵将姫、討ち取ったりー!
興津和沙:まあ、死にます!ツガイバーンのロイス切って復活!
ツガイバーン:「Gyaaaaaaaaaaaa!!」
GM:更に連続して放たれた衝撃波が、姫を襲います!
興津和沙:「はっ!だから言ってんだろうが!」
興津和沙:私達を
興津和沙:「舐めんじゃねえってな!」
興津和沙:挑発するように、怒りを誘うように、赤く染まった髪を振りかざしながら槍を振るう!
興津和沙:肉を穿たれながら臓腑を焼かれながら
興津和沙:世界で一番信じてる人が駆けつけてくれるのを待っている!
GM:ではイニシアチブ──ここはコウくんでしょう<手番
阿嘉橋コウ:はい、がんばる……!
阿嘉橋コウ:マイナーはなし。
阿嘉橋コウ:メジャー、同じくコンボ《空焦がす火柱》。《コンセントレイト:サラマンダー》《魔獣の本能》《災厄の炎》。
阿嘉橋コウ:対象はツガイバーン1。侵蝕8上昇。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+8した(侵蝕率:130->138)
阿嘉橋コウ:判定行きます
GM:こいやー!
阿嘉橋コウ:12dx7+9
DoubleCross : (12R10+9[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,5,6,8,9,9,10]+5[2,3,3,5]+9 → 24
阿嘉橋コウ:!?
阿嘉橋コウ:いや当たったけども
GM:だ、大丈夫。当たってる、当たってます。ダメージを出せばいいのさ!
阿嘉橋コウ:うおー、ダメージ!
興津和沙:い、いけーーー!!
阿嘉橋コウ:3d10+18
DoubleCross : (3D10+18) → 15[4,8,3]+18 → 33
阿嘉橋コウ:やっと普通の目が出た
興津和沙:よっし!
GM:イエス! ツガイバーンのHPは16 戦闘不能です!
GM:トドメ演出をどうぞー
阿嘉橋コウ:(……ごめんね、姫。守るって言ったのに)
阿嘉橋コウ:金髪にかかる鮮烈な赤を見つめながら。
阿嘉橋コウ:(……でも、姫が隙を作ってくれたから。だから、今こうして)
阿嘉橋コウ:ゴウ、と炎を揺らしながら。ゆっくりと敵に向け踏み込み。
阿嘉橋コウ:「食らえっ!」
阿嘉橋コウ:(僕は、戦える!)
阿嘉橋コウ:再び火柱が上がる。先ほどよりも大きく。
阿嘉橋コウ:それは竜を呑み込み、灼き尽くす!
ツガイバーン:「Gurururururururururururu──」
GM:苦悶の唸りを上げながら──
GM:ツガイバーンは瞬く間に炭化して、一握の灰となりました。
GM:戦闘終了となります!
GM:バック! トラック!
GM:まずはワイバーンタイムのぶんを-50 その後ロイスの残処理を行い、そこに3点をご加算ください。そちらが今回の経験点となります。
興津和沙:=136-50-2d10
興津和沙:86-2d10
DoubleCross : (86-2D10) → 86-8[7,1] → 78
興津和沙:5点!
興津和沙:計8点!
阿嘉橋コウ:88-4d10
DoubleCross : (88-4D10) → 88-22[4,8,3,7] → 66
阿嘉橋コウ:4点で計7点ですね
GM:はい、お収めください。
GM:無事生還。それではEDと参りましょう。
GM:■エンディングフェイズ/シーン01
GM:「阿嘉橋コウと興津和沙の時間」
GM:シーンPC:興津和沙&阿嘉橋コウ
GM:※しっぽりしましょう
EOW:『うん、お疲れ様だね、阿嘉橋コウ、興津和沙』
EOW:『後の仕事は処理班が行う手はずとなっているからね、君たち二人は自由にすれば良いと、ボクは判断するよ』
GM:人の心の分からないRBの、人の心を気遣った(?)言葉を受け
GM:あなた方ふたりは任務を終え、今、ここに居ます。
GM:二人──きりで。
阿嘉橋コウ:ほう、と息を吐く。微かに焦げた匂いはするが、怪我はない。
阿嘉橋コウ:……隣にいる彼女と違って。
興津和沙:「お疲れ様。」
阿嘉橋コウ:「……姫!」とことこと近づく。
阿嘉橋コウ:「お疲れ様……怪我は、大丈夫?」
興津和沙:「痛いけど、大丈夫だよ。」
興津和沙:「ちゃんと、手も足も動くしね。」
阿嘉橋コウ:赤く染まった髪を見上げる。
阿嘉橋コウ:「…………」
阿嘉橋コウ:そのまま、一歩踏み出して。
阿嘉橋コウ:ぎゅっと、その身体を抱き締めた。
興津和沙:「あっ…」
阿嘉橋コウ:怪我に障らない程度に、気を遣いながら。
興津和沙:思わず、声が漏れて
興津和沙:「ダ、ダメだよ。」
興津和沙:「コウくんが、汚れちゃうよ」
興津和沙:弱々しく、コウくんを離そうとする。
阿嘉橋コウ:「大丈夫」
阿嘉橋コウ:慣れているし、自己嫌悪もあるし、何より、大好きな相手の血なんて、汚れとも思わない。
阿嘉橋コウ:「大丈夫だよ」
阿嘉橋コウ:「……守るって言ったのに」
興津和沙:「…守ってくれたよ。」
阿嘉橋コウ:「怪我、させちゃったよ」
興津和沙:そっと、コウくんの体を受け入れる
興津和沙:「うん。すごく痛い。」
阿嘉橋コウ:理由を追求すればキリがない。必要以上の自己嫌悪をしても仕方がないのかもしれない。ただの戦闘ならば。
興津和沙:「すごく痛いけど。」
興津和沙:「こうしてコウくんが支えてくれてる。」
阿嘉橋コウ:それでも、姫だけは、と思っていた。
阿嘉橋コウ:「……支えられてる?」
興津和沙:「うん。」
興津和沙:自分が汚れることを厭わず、私の体を気遣ってくれることが嬉しくて
興津和沙:気遣ってくれる人のことが愛しくて
興津和沙:迷惑をかけてると思ってるのに、優しくしてくれるコウくんが誇らしくて
興津和沙:「コウくんがいなかったら、きっと立ってられないもん。」
阿嘉橋コウ:自分だけなら多少の怪我くらいは構わない、そういう風に訓練を受けている。
阿嘉橋コウ:効率的に、最終的な生存と勝利を目的に動けばいい。
阿嘉橋コウ:でも、姫は、何より大事で、傷つけてはいけないと何度も思って、できなくて。
阿嘉橋コウ:それなのに、いつもとても強くて、優しくて。
阿嘉橋コウ:「……それは、僕の方かも」
阿嘉橋コウ:「前はそうでもなかったけど、そうなっちゃったのかも」
阿嘉橋コウ:先生には、叱られるか、それでいいと言われるか、どちらだろう。
興津和沙:「そっか。」
興津和沙:「コウくんも、甘えられるようになったんだね。」
阿嘉橋コウ:「そう、なのかな……」
興津和沙:「私が、家族のこと、楽しく話せるようになったみたいに。」
阿嘉橋コウ:「……そっか」
阿嘉橋コウ:家族の話をする姫のことは大好きだから。
阿嘉橋コウ:あんな風になれているなら、それはきっと嬉しいことだ。
興津和沙:「ふふ、嬉しいな。」
興津和沙:「コウくんの弱いとこも、かっこいいとこも、見れるようになっちゃった。」
阿嘉橋コウ:「……弱いとこは、あんまり見せたくないけど……」
阿嘉橋コウ:「でも、誰かに見せなきゃいけないなら、それは、姫がいいな」
阿嘉橋コウ:(……姫は、すごいな)
興津和沙:ちょっとテレたように笑って
阿嘉橋コウ:(こんなに傷だらけで、疲れてて、大変なのに)
興津和沙:「ねえ、コウくん。あっちみて」
興津和沙:「街道の桜が綺麗だよ。」
阿嘉橋コウ:(僕の気持ちをすぐに楽にさせてくれるんだ)
阿嘉橋コウ:「……あ」言われた通りに遠くを見る。
阿嘉橋コウ:「ほんとだ……」
興津和沙:そうして横を向いたコウくんの頬に
興津和沙:柔らかな感触が伝わってきます。
興津和沙:まるで唇が触れたような
興津和沙:優しくて
阿嘉橋コウ:「……え?」その柔らかさに一瞬反応が遅れ。
興津和沙:どこか、艷やかな肌さわり
興津和沙:顔の赤さを隠すように、コウくんに深くもたれかかる
阿嘉橋コウ:「……姫……」
阿嘉橋コウ:その体重を受け止めて。
阿嘉橋コウ:手をそっと握る。
阿嘉橋コウ:(……ああ)
阿嘉橋コウ:(僕は、この手が冷えていたら、いつまででも温めてあげたい)
阿嘉橋コウ:(茨の中に踏み入ってでも、抱き締めてあげたい)
興津和沙:「今度は……」
興津和沙:「いつかは……」
興津和沙:「コウくんから、してね?」
阿嘉橋コウ:「うん」今は、まだどうしても、一歩遅れてばかりだけど。
興津和沙:火照るように熱くなった体から、か細い声で、思いを伝えます
阿嘉橋コウ:「王子様、だからね」
阿嘉橋コウ:代わりに、繋いだ手をそっと持ち上げて。
阿嘉橋コウ:その手の甲に一瞬、優しい柔らかさが落ちる。
阿嘉橋コウ:「待っていてくれて、いいから」
興津和沙:その優しさを大事そうに抱きとめて
興津和沙:「はい」
阿嘉橋コウ:火みたいに赤くなった顔で、真っ直ぐにそう言った。
興津和沙:「待ってます。王子様」
興津和沙:お姫様は慎ましやかに笑いながら、小さくて優しい蠍さんにそう応えました。
GM:シーンエンド!
GM:『N市の甘~い一日──阿嘉橋コウと興津和沙の場合』これにて全行程終了となります、おつかれさまでしたー!
阿嘉橋コウ:お疲れ様でした!
興津和沙:ありがとうございました!