『羽鳥』七海と『姫都』幹久の場合


PC1:“エスメラルダ” 羽鳥 七海(はとり ななみ)(キャラシート)PL:アスハル
PC2:“緑の指(グリーンフィンガー)” 姫都 幹久(ひめみや みきひさ)(キャラシート)PL:里村

メインログ雑談ログ
GM:一夜二人転──羽鳥七海と姫都幹久の場合
GM: 
GM:では今宵のシチュエーション内容!
GM:【???】により【羽鳥七海と姫都幹久が、互いに結婚をしていると思いこむ】という事態に陥る。
GM:事態を解決するためには【原因である???を特定する】を進行する必要がある
GM:最後の障害として【???】が出現します。
GM:本日の内容は以上にて行わせて頂きます。
アスハル:なんて世界規模の事件なんだ
姫都・幹久:はーい
GM:それでは羽鳥さんから自己紹介をどうぞ!
アスハルhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuKOqsQIM 
アスハル:きゃっぴぴーん! 《エスメラルダ》羽鳥七海です! 今日も精一杯がんばっちゃうよぉ~!
アスハル:というテンションとは無縁の、UGNの毒にも薬にもならない一般平均エージェントです。
アスハル:羽鳥家は先祖代々ヒラエージェントの家系で、安定した精神と能力が売り。
アスハル:代わりにとばっちりを受ける事も多く、あなたのシナリオのUGNモブも、実は羽鳥家かもしれない……。
アスハル:能力は視界隠密白兵!怪奇巨大ナナフシに変身した両足で、圧倒的XY軸上アドバンテージから攻撃します。
アスハル:羽鳥自身も平均的エージェントを自認していますが、最近はマスターキラーになったりハーレムに組み込まれたり
アスハル:それも変わりつつあるとかなんとか。
アスハル:そういう感じで頑張ります。
アスハル:よろしく!
GM:よろしくおねがいします! あと名前も変えておきましょう(`・ω・´)
GM:今回は突然の奥様に、がんばっていちゃいちゃしてください! そしてEDで自分の行為にリアクションしてください。期待しております(`・ω・´)
アスハル:そうそう、名前も変えておかないとね
姫都七海:こういうことですね
GM:そんな訳で続いて旦那様。大家さんの夫、姫都くんの自己紹介をお願いします。
GM:いえす<こういうこと
姫都・幹久:はい。
姫都・幹久http://pulpfunction.ohugi.com/dx3_tw/dc3_001.html
姫都・幹久:姫都・幹久。N市内の高校に通うイリーガルです。ごく普通……とはもういい加減に言えませんが、いつも割と不思議で。
姫都・幹久:のっぽでひょろひょろ、実家は花屋(農家)。特技は最近は料理、戦闘中はカバーリングが仕事です。
姫都・幹久:いろいろと大変なことになっているご時世ですが、今回は……なんか大変ですね。頑張ります。
姫都・幹久:全部プレイヤーが悪い。そういうことにしておいてください。
姫都・幹久:よろしくおねがいします。
GM:ありがとうございます。新たな姫都くんサーガ。ところで今回のシチュでは婿入りしたんでしょうか嫁取りされたのでしょうか?
姫都七海:とりあえず嫁入りですかね。
姫都・幹久:どうなんでしょうね、羽鳥さん。(コメントを求める)
姫都七海:苗字が選択性になると、むしろこういう名前にも文脈が発生するので良いですよね
姫都・幹久:では、嫁入りの方向性で行きましょう。
GM:了解です。では改めて──
姫都・七海:農家に嫁入り
GM:一夜二人転──姫都七海と姫都幹久の場合
GM: 
GM:■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
GM:■オープニングフェイズ/シーン01
GM:「承前──あるいは考察」
GM:シーンPC:マスターシーン
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
EOW:「──うん、このN市においては、さほど珍しいことではないと思うよ」
EOW:「特に“アレ”は、非常に特殊な状態にあると聞いているからね」
EOW:「で、あれば。その珍しくない非常に特殊な状態に対して──」
EOW:「うん、羽鳥七海と姫都幹久が、どのような結論を下すのか、実に興味深いとボクは判断するよ」
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:《虚実崩壊》が使用されました。
GM:※世界が本エピソードの状況に塗り替えられます
GM: 
GM:■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
GM:■オープニングフェイズ/シーン02
GM:「理想的な夫婦生活を夢想する」
GM:シーンPC:羽鳥七海&姫都幹久
GM:※しっぽり新婚生活を堪能してくださいませ
GM:登場侵蝕率をお願いします。
姫都・幹久:姫都・幹久の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:38->39)
姫都・七海:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 5[5]+29 → 34

GM:コープなみかぜ。
GM:N市第二支部管轄区域に所在する、ごくごく普通の集合住宅。
GM:コープと名付けられたもののそこはそれ、
GM:その実体はごくごく普通のアパートメント。
GM:ちょっと変わったことと言えば──
GM:店子が全員オーヴァードであり。
GM:それらを束ねる“大家夫妻”も、またオーヴァードであることといったくらい。
GM:本日は時節に相応しい五月晴れ。
GM:店子はみなそれぞれの用事にてコープなみかぜを後にして、
GM:あなた方二人はそれ幸いと、溜まっていた雑事やにぎやかな普段ではできないことをすることとしました。
姫都・七海:「あ、そちらの棚のものを取ってくれますか?」
姫都・七海:「姫、──幹久さん」
姫都・幹久:「はい。これですね、ええと、あとは、これと、これかな」
姫都・幹久:特にそれと言われたわけでもないのに、だいたい合っているものを床に降ろして。
姫都・幹久:「棚の上のほうは、僕がやりましょうか」
姫都・七海:「お願いします。あと、電球なんかも、そろそろ取り買えないと……」
姫都・七海:「ふふ。皆さんが入られてから、共用スペースも夜遅くまで電気がついてますから」
姫都・幹久:「ああ。ロビーの明かり、ちょっと暗くなってきてますもんね。……大きな蛍光灯切れてるなあ」
姫都・幹久:「買い出しのリストに加えときましょう。なかなか使わないと切らしちゃうな」
姫都・七海:「そうですね。また一緒に行きましょうか」
姫都・幹久:「今日中に間に合うかな」弱めに笑って。
姫都・幹久:「ほんとに賑やかになって……七海さんが来たころからは、ちょっと驚くくらいですよね」
姫都・幹久:「あとは……あれ? おかしいな、確かここに入れといたはずなんだけど」
姫都・七海:「奥の方にありませんか?」 背伸びして、肩越しに覗き込むように。
姫都・幹久:「おっと」少し身体を寄せて、スペースをつくって
姫都・幹久:「やっぱりないですね。道具箱、前に使ったのいつだったかな……」
姫都・七海:「えーっと……」手を伸ばすうちに、「あっ、これ」
姫都・幹久:「ん?」
姫都・七海:同じく奥を探していた、幹久さんの手をぎゅっと握ってしまう。
姫都・七海:「…………」
姫都・幹久:「おっと……あー」少し言葉を探して。「大丈夫ですよ」目を合わせて笑ってみせる。
姫都・七海:視線を軽く彷徨わせて。「見つけました?」
姫都・七海:冗談めかして言ってから、頬を染める。「──じゃないですね! すみません!」
姫都・幹久:「いや、やっぱり入ってないなあ。割と大きいんですけどね、瓶とか入ってるから…」
姫都・幹久:「謝る話じゃないですって。爪立てられたわけでもないですし」弱めに笑って
姫都・幹久:手を握ったまま、ふたりのあいだに引き戻して、そっとほどく。
姫都・幹久:「いい時間ですし、お茶にしましょうか。七海さん」
姫都・七海:「そ、そうですね! そろそろ姫都さんのデザートも冷えてる頃ですし!」
姫都・七海:慌てるあまり、また呼び名が戻っている。
姫都・幹久:「……七海さんも姫都ですよね?」ちょっとだけ笑う。
姫都・七海:「………………」
姫都・七海:解かれた手を、再び握り直す。
姫都・七海:幸せそうに笑う。「そう、でしたね。……えへ」
姫都・幹久:「はは」思わず、というように笑い返して
姫都・幹久:「今度のも、口に合うといいんですけど。評判よかったらみんなにもだそうかな、って」
姫都・七海:「楽しみです。あ、でも……」
姫都・幹久:「はい?」
姫都・七海:「私は、思いっきり甘いのが好きなので。皆に出す時は、控え目にした方がいいかも」
姫都・幹久:「大丈夫。ちゃんと砂糖多めにしてますから」
姫都・七海:「甘くしたのは、私のだけでお願いしますね?」
姫都・幹久:目を細くして笑って。「もちろんですよ」
どどんとふ:「銀河」がログインしました。
GM: 
GM:そして──
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
姫都・七海:「せー、のっ」
姫都・幹久:「よい、しょっと!」
姫都・七海:ばさっ、と音を立てて真っ白なシーツを物干し竿に掛ける。
姫都・七海:「いい天気……雲ひとつない空って、こういうことを言うんですよね」
姫都・幹久:「いやしかし、晴れてよかった。ここ逃したらまた雨続きですもんね」
姫都・幹久:まぶしそうに空を見て。
姫都・七海:そよ風に髪を掻きあげて。
姫都・幹久:「そろそろ六月ってことは……一年かあ」
姫都・七海:「そうですね。私たちが…………」
姫都・七海:「け、っこん、してから……」
姫都・幹久:「そうですね。結婚してから……」繰り返す。
姫都・幹久:くすぐったそうに笑って。
姫都・幹久:「……慣れないなあ。一年経っても」
姫都・七海:「そういう風には見えないんですけど……」 唇を尖らせる。
姫都・七海:「いつも落ち付いて風で、ずるいです。幹久さんは」
姫都・幹久:「いっぱいいっぱいですよ。いつも」困ったように笑って。「そう見えないって……言われたかな」
姫都・七海:「もっと焦らせたいです」
姫都・七海:「焦らせたり、びっくりさせたり、……そういう顔も、たくさんこれから見せて貰いますから」
姫都・幹久:「あー……」目を細くして笑う。「お手柔らかに、お願いします」
???:「………ふふ。帰って早々、ご馳走様ね」
姫都・幹久:「ああ。おかえりなさい」振り返って。弱めに笑って。「ずいぶん早かったですね」
姫都・七海:「えっ! ……雨品さん!」
雨品・みみね:「はい。ただいま」
姫都・七海:「お帰りなさい。あれ……え、いつ頃……」 シーツの後ろに回り込む。
雨品・みみね:色白の肌に白い髪、赤みがかった瞳が目を引く女が、アパートの入り口近くに立っている。
雨品・みみね:「『そういう風には見えないんですけど……』」唇を尖らせながら。
雨品・みみね:「……の頃?」
姫都・幹久:「それなら声をかけてくれれば……あれ七海さん?」きょとんとした顔。「どうしたんです」
姫都・七海:「もーーーーーーー」
姫都・七海:ぎゅっと目を瞑って。「やめてください、やー」
雨品・みみね:「あはは、ごめんなさい」ころころと笑って。
雨品・みみね:「七海ちゃんをからかえることなんて、滅多に無いから」
雨品・みみね:「ほら、これで許して……って、言っても最初からお土産なんだけど」
雨品・みみね:はい、と手に持っていた紙袋を差し出す。
雨品・みみね:最近手伝いをしている、和菓子屋の袋だ。
姫都・幹久:「いつもありがとうございます。雨品さん」
姫都・幹久:「ほら、七海さんも、隠れてないで。そこまでものすごく恥ずかしがらなくてもいいじゃないですか」
姫都・幹久:「その……あー」少し考えて「いつものことといえば、いつものことだし」
雨品・みみね:「お礼ならおじさんとおばさん(店主夫婦)に言ってあげて」
姫都・七海:「そんなにいつも色ボケしてませんもん!」
雨品・みみね:「それ、新作の試作品だから、感想は教えてね」
姫都・七海:「お土産ありがとうございます。雨品さんの和服、見てみたいです」
雨品・みみね:「あら、いいの? これでも結構似合うつもりなんだけど」
雨品・みみね:すすす、と七海ちゃんに寄って。
姫都・七海:和菓子屋なので和服で接客しているという話は聞いている。
雨品・みみね:「彼の視線、奪っちゃう、かも?」
雨品・みみね:「なんて冗談よ、冗談!」
姫都・七海:「~~~~っ」
姫都・七海:「そ、そのときは私も着ますから大丈夫です!」
姫都・幹久:「ちょっと七海さん!?」
雨品・みみね:「いくらあたしでも、人の旦那様に手を出す趣味はありません」
姫都・幹久:「なんかさらっとみ…雨品さんもとんでもないこと言ってませんか!?」
雨品・みみね:「……って、本当にごめんなさい。二人が結婚する前の調子が全然抜けなくて」
雨品・みみね:「もう一年も経つのにねえ……思い出すわ、結婚式のこと」
姫都・七海:「はい。えっと……いっぱいいっぱいでした・……」
雨品・みみね:ほう、と思い出に浸っている。
姫都・幹久:「実は」困ったように笑って「まさかほんとに、結婚式あげるとは、前日まで思ってなかったんですよ。あれ」
姫都・幹久:「としがとしじゃないですか。でもイリーガルとエージェントだから関係ない、って支部の人たちが…」
姫都・七海:「そうだったんですか!?」
姫都・七海:「ひどいです。私」
雨品・みみね:「あたしは誰かが"卒業"するんじゃないかってヒヤヒヤしてたけど……」
姫都・七海:「姫都さんと一緒に、あの日に余計な任務が入らないように、めいっぱい仕事片付けたりしたじゃないですか!」
姫都・幹久:一瞬ぼうっとして言葉が途切れる。
姫都・幹久:「ああ。そうでした、みんなでね。なんかもう……うん。大騒ぎでしたよね、あのあたり」
姫都・七海:「そうですよー。でも、お陰で、本当に綺麗なドレスまで用意して貰って……」
姫都・七海:「…………?」気を取り直して。「えっと、とにかく、本当に良かったです」
姫都・幹久:「結局、ここはこんなふうにして残って…」
姫都・幹久:「…七海さん?」
姫都・七海:「姫都さんのタキシードも、素敵でしたよ」
姫都・七海:「はい。普段と違って、パリッとしてて」
姫都・幹久:「ひどいなあ! 普段どんなですかおれ!?」
雨品・みみね:「普段は……うーん」
姫都・七海:「うーん、ですよね」
雨品・みみね:「ね」困ったように笑う。
姫都・幹久:「ちょっとお!」情けない表情になって
姫都・七海:あはは、と笑う。
雨品・みみね:「……ふぅ。楽しくてつい話が長くなっちゃう」
雨品・みみね:「ごめんね、七海ちゃん。せっかくのところ、お邪魔しちゃって」
姫都・七海:「ですから別に……」と言いかけて。
姫都・七海:「えっと、はい。二人しかいない時は、珍しいので、大切にしてます」
姫都・七海:と言って、姫都さんの腕を抱える。
姫都・幹久:「うわっと!?」
雨品・みみね:「素直でよろしい」七海ちゃんの頭を優しく撫でる。
姫都・幹久:引き寄せられて、ちょっとたたらを踏む。
雨品・みみね:「幹久くん、しっかりね」
雨品・みみね:がんばれ、とウィンク。
姫都・幹久:「はは。……はい、もちろんです」ぐん、と頷いて
雨品・みみね:にこにこ笑顔で手を振って、自分の部屋に向かう。
姫都・七海:「……やっぱり雨品さんには叶いませんね」
姫都・幹久:「ほんとに。この分だと、十年後も同じようなやりとりしてそうで」
姫都・七海:「十年後、そうですね……」
姫都・七海:「……雨品さん、十年後も綺麗なままなんだろうなあ……」
姫都・幹久:「あー……」少し視線をさまよわせて。「……残りの洗濯物も干しちゃいましょうか」
姫都・幹久:「……七海さんも……いや」うん。と頷いて。「七海さんはもっと綺麗になってますよ。きっと」
姫都・七海:「…………もうっ」 腕を離して、籠を抱える。「そんなこと言ったって、駄目なんですからね」
姫都・七海:後ろ姿は耳まで赤い。
姫都・七海:残りの洗濯物を干していく。
姫都・幹久:「いや本気ですって! ちょ……仕方ないなあ……」
姫都・七海:「……ふふ」 洗濯物を干したら、貰った和菓子で、またお茶をして。
姫都・七海:今日の夜は幹久さんの当番だから、きっと美味しいものが食べられるだろう。
姫都・七海:まいにちが。嬉しくて、楽しくて。
姫都・七海:「…………ふふっ」  一歩だけ、スキップするように、足が跳ねた。
GM:他愛もない、夫婦の交流。
GM:それはこれまでにもあった現実で、これからもずっと続くはずの現実──
GM:で、あるはずなのに。
GM:どこかそれは脆く、儚く思えて──
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
???:『くすくすくすくすくすくす……』
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:シーンエンド
GM:ロイス操作が可能です。
姫都・七海:夫/姫都幹久/純愛:○/なし/ロイス
姫都・幹久:なるほど。では「妻:姫都七海:純愛/なし」で生成を。
GM:オーライです。ではミドルに行きましょう。昨日の基本骨子に従い、まずは姫都くんが気づいちゃうような感じでオッケー?
姫都・幹久:オーライです。
GM:奥様もオッケーでしょうか?
姫都・七海:奥様だなんて・・・♪
姫都・七海:はい、オッケーです♪
GM:はい、では──
GM: 
GM:■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
GM:■ミドルフェイズ/シーン01
GM:「ゆるゆると現実に侵される幻想」
GM:シーンPC:姫都幹久&羽鳥七海
GM: 
GM:登場侵蝕率をお願いします
姫都・七海:34+1d10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+8[8] → 42

姫都・幹久:姫都・幹久の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:39->43)
GM: 
GM:ではこれよりFS判定に移行して頂きます。
GM:今回、当初に述べさせて頂きましたように、通常の二人転と違い「原因」がはっきりしていません。
GM:進行度を獲得すると、徐々に判っていく感じです。具体的には2と4。
GM:FS判定の数値データとしては
GM:使用技能:≪情報:噂話≫ ≪情報:ウェブ≫
GM:難易度:6
GM:最大達成値:9点
GM:目標進行値:4
GM:財産点使用可能。
GM:となります。
GM:特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とする。ってのをお忘れなきよう。
GM: 
GM:まずはハプニングチャートをROCしてしまいましょう。
姫都・幹久:はい。
どどんとふ:「姫都・七海」がログインしました。
姫都・七海:では私が支援判定しようかな
GM:そうですね、GM的には面白そうなハプニングは2ではないかと考えております。
GM:2:事態が深刻化する。状態変化の進行・周囲への拡大など
GM:広がる方向ではなくて、七海さんが深刻化する方向で。
姫都・七海:ああ、なるほど
GM:あくまでご提案ですので、ダイスをとりあえずロールするのもありですね。其の場合は1d6
姫都・七海:とりあえず振るだけ振ってみましょうか
GM:おーらいです。ではどうぞー
姫都・七海:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

GM:6:特殊技能の要求。
GM:追っている対象の特性(誘き出す・それが弱点など)、情報提供者の出した条件、偶然遭遇した厄介ごとなど様々な理由で特殊技能が要求される。
GM:使用技能はROCで決定する。任意で独自のものを指定してもよい。
GM:choice[運転:任意,芸術:料理,芸術:歌唱,芸術:演奏,芸術:ダンス,芸術:絵画,芸術:コスプレ,知識:外国語,【肉体】(荷物運び・倒木や岩をどかす等),交渉,調達]
DoubleCross : (CHOICE[運転:任意,芸術:料理,芸術:歌唱,芸術:演奏,芸術:ダンス,芸術:絵画,芸術:コスプレ,知識:外国語,【肉体】(荷物運び・倒木や岩をどかす等),交渉,調達]) → 運転:任意

姫都・七海:あ、じゃあ
姫都・七海:自転車で二人乗りして買い物にいきましょうか
GM:ロール結果としては、運転が要求される状況となりますね。
姫都・幹久:いいですね二人乗り。
GM:なるほど!
GM:いいですね、では方向もある程度きまりましたので
GM:FS判定といきましょう
姫都・七海:その途中で幹久さんが違和感に気付くということで
GM:はーい
GM:では任意の運転を使って、FS判定をお願いします。
姫都・七海:支援判定も変わります?
GM:そうですね……いえ。支援は運転じゃなくても良いとしましょう
GM:メイン判定は運転オンリー 支援は運転以外の情報でもオッケーで。
姫都・七海:じゃあ支援判定をします。幹久君は運転お願いしますね
姫都・七海:自動巡回ソフトと融合。器物使い
姫都・幹久:はい。了解です
姫都・七海:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[1,3,3,5,10]+2[2]+3 → 15

GM:余裕のクリア! 支援成功ですね。では幹久くんどうぞー
姫都・幹久:達成値固定で上がって、上限突破ですね。では、<運転:二輪>で。
姫都・幹久:3dx+1+3
DoubleCross : (3R10+1+3[10]) → 8[1,4,8]+4 → 12

姫都・幹久:よし。問題なく2点域まで。
GM:ぐっど! これにて進行度は2/4となります。
GM:よって情報を開示!
GM: 
GM:開示情報その1「何故?」
GM:この状況は、明らかにおかしな状況です。
GM:少なくとも現時点では、あなた方二人は婚姻関係どころか、同棲関係にも至っていません。
GM:にも関わらず、記憶には“ありえないはず”の、結ばれるまでの記憶や、結ばれたあとの記憶が存在します。
GM:コープなみかぜの間取りや備品にも影響が出ていることから、恐らくはオルクスシンドロームのオーヴァードによる影響ではないかと推測できます。
GM: 
GM:と、言うことが。幹久くんにはこのシーン中に判りますと言うことで。
姫都・幹久:はい。
GM:ではそんな感じで、ロールをばお願いできればと。
姫都・幹久: 
姫都・幹久:土手の上の道路を力いっぱい、とろくさいながら自転車を倒さないように注意して、漕いでいく。
姫都・幹久:「七海さん、大丈夫ですかほんと!」
姫都・幹久:春めいた向かい風に消されないように大きめの声。
姫都・七海:「大丈夫でーす!」 声を張り上げる。楽しげに!
姫都・幹久:「(そりゃ、羽鳥さんが荷物背負ったほうが安心だというのはわかるけど!)」
姫都・幹久:買い出し。枠入りの大きなリュックサックはまだ空っぽで、七海さんに背負ってもらっている。
姫都・七海:横向きに後ろに乗って、姫都さんの肩に手を掛けている。
姫都・幹久:「わかりました、じゃあ、しっかり、つかまってて! くだっ、さいっ、よっ!」
姫都・幹久:土手の脇に降りる道。少し下って、それから、橋の上に登るためのそこそこ勾配のある斜面。
姫都・七海:「きゃっ、わっ」
姫都・七海:背後に流されそうになって、背中からしがみつく。
姫都・幹久:服越しに、薄いながら男の作りをした背中の筋肉が、ふたりぶんの体重を引き上げるためにぐりぐりと動くのがわかる。
姫都・七海:制服越しながら主張のある柔らかな感触が伝わるかもしれない。
姫都・七海:「ふふ、楽しいですね、こういうのも」 耳元で囁くように。
姫都・幹久:「……っはあ、ふう。はは」短い時間で一気に動いたから、荒い息。「楽しいって言ってもらえるなら」
姫都・七海:(堅い。やっぱり、男の子ですね……)
姫都・幹久:「なんだってやりますよ僕ぁ。なんかこう……」身体の感触は……感じているけれど、実感できるのはもう少し先だ。「悔しいですから」
姫都・七海:「悔しいってなんですかー?」
姫都・幹久:橋まであがれば、あとはショッピングモールまで平坦な一直線。バランスを気にしてペダルを踏みながら息を整える。
姫都・幹久:「なんかこう……七海さんが」少し考えて。「そういうのあんまりなかったっていうのが」
姫都・幹久:「もっとこう、楽しそうにしててほしいんです。いやほしかったんですよ」
姫都・幹久:整いかけた息で、ふはっ、という感じの音を漏らして笑う。
姫都・七海:「…………もう、またそうやってっ」
姫都・七海:「優しいんですから! 本当に、ここまでして貰って」
姫都・七海:「幹久くん!」
姫都・幹久:「(……あれ?)」楽しそうにしてもらいたい。それは本当だ。けれど、でも…
姫都・幹久:「はい!?」
姫都・七海:「好きです!」
姫都・七海:「大好きでーす!」
姫都・幹久:息を吸って。「お……僕も!」
姫都・幹久:「大好きですよ!」
姫都・幹久:恥ずかしいことをしてるが、そういうのは気にしないのが得意だ。
姫都・七海:「ふふ、ふふふっ、……!」 ぎゅう、と背中から抱き締める。
姫都・幹久:「わ、っと、あっ!」
姫都・幹久:落ち着いてきたからこそ意識してしまって、少しバランスを失って。前輪が軽く跳ねる。
姫都・幹久:「うお、ったあっ!」力任せに立て直して。軽い浮遊感もあって。
姫都・幹久:「だ……大丈夫ですか?」
姫都・幹久:「(慣れたと思ったのにな……慣れた?)」
姫都・七海:「ひゃっ、とと……気にしないでください~」
姫都・七海:「姫都さんの感触が味わえて、役得です」
姫都・幹久:「そりゃ普通はこっちのセリフですよ!?」
姫都・七海:「そうですかー? では実際はー?」
姫都・幹久:「新鮮で嬉しいです!」
姫都・幹久:反射的に声が出た。声が出て。
姫都・幹久:背中越しに感じる彼女の体温とか、柔らかな身体のラインとか、そういったものに、慣れていない。
姫都・幹久:七海さんを楽しそうにしたいというのは本当で。でもそれじゃあ自分は何をしてきた?
姫都・幹久:自転車が走る。走る速度でバランスが保たれている。ジャイロとかそういう話らしい。
姫都・幹久:……思い出せない。
姫都・七海:「ありがとうございますー」 こちらは呑気だ。何も気付く気配はない。
姫都・幹久:赤信号で、自転車を止める。音楽信号のメロディが遠く聞こえる。
姫都・幹久:「七海さん」
姫都・幹久:「あー……」少し考えて。「蛍光灯とおしょうゆと、あと何でしたっけ、買うもの」
姫都・七海:「え? トイレットペーパーと、激落ちくんと、あと・・・」
姫都・七海:「メモは持ってきてますけど、何でしょう?」
姫都・幹久:「いや、それなら大丈夫。さすがというか、慣れてますね。それで……」息を吸って。「ええと」
姫都・幹久:二人分の体重を、地面についた足に感じながら。
姫都・幹久:「帰ったら、旅行に出てる人の部屋の掃除、しておきませんか?」
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:ではちょっと不穏になってきましたが、次のハプニング決定からの、FS判定と参りましょう。
姫都・幹久:はーい
姫都・幹久:じゃあこちらも振ってみましょうか。今度はおれのほうが。
姫都・幹久:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

姫都・幹久:連続して特殊技能要求かあ……七海さん、何かやりたい演出あります?(他の項目含めて)
姫都・七海:今度はこっちが気に掛かるやつですよね
姫都・幹久:そうですね。気づくやつ。
GM:同じなのはちょっとあれですね。<6
姫都・七海:そうですね、もっかいやってみましょうか
GM:はい、そうですね。<七海さんが気づく
姫都・幹久:そしたら七海さんおねがいしますー(ちゃーと)
GM:さくっとd6れっつごー
GM:あるいはチョイス
姫都・七海:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

姫都・七海:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

GM:なん……だと
姫都・七海:HP50%以下のメフィストか?
GM:(とりあえずダイスを噛む
姫都・七海:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

姫都・七海:GM
姫都・幹久:グラサイでは?
姫都・七海:降って
GM:1d6 ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
DoubleCross : (1D6) → 5

GM:イカサマサイではない(ほっ
GM:ではハプニングは1となりましたので
GM:1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
GM:ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。
GM:となります。判定処理を行ってしまいましょう。
どどんとふ:「缶詰」がログインしました。
GM:そんな訳で、意志による判定をお願いします。
GM:支援も意志となりますので、ご注意くださいませ。
姫都・七海:駄目だ、判定どうしよう
姫都・七海:こいつら意志が弱いぞ
姫都・幹久:大丈夫ですよ。たぶんなんとか…
GM:財産点も使えますし、姫都くんもついています。
姫都・幹久:とりあえず、支援判定入れてみます。6以上ですね。支援の方は、意志以外でもいけます?
GM:いえ、支援も意志となります。
GM:ラウンド中の判定が、なので。財産点は先に提示したとおり使用可能です。
姫都・七海:うーん
姫都・七海:姫都さんが支援を入れてくれれば、こっちはファンブルしなければ
姫都・七海:夢の雫おねがいします
姫都・幹久:わかりました。では頑張って…
姫都・幹久:1dx+1>=6
DoubleCross : (1R10+1[10]>=6) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

姫都・七海:うん
姫都・幹久:よし。じゃあここに財産3入れて支援を通します。
姫都・幹久:よろしくお願いします。
姫都・七海:金の力!
GM:では七海さん判定をどうぞ!
姫都・七海:1dx+1+3
DoubleCross : (1R10+1+3[10]) → 10[10]+8[8]+4 → 22

姫都・幹久:完璧じゃないですか!
姫都・七海:めちゃくちゃ意志が強い
GM:クリティカルしとるやんけワレ!
GM:では進行値は4/4となりました。条件を達成しましたので、このロール演出後、クライマックスへと移行します。
GM:また同時に情報も開示。原因の居場所です。
GM:開示情報その2「誰が?」
GM:レネゲイドの痕跡などを辿った結果、今の状況を引き起こしている存在は“コープなみかぜ”の内側に居ることが判明します。
GM:意識してみれば一階奥の部屋へと通じる廊下が、無限を思わせる長さに増設されており──
GM:レネゲイドの反応は、その奥の闇から感じられます。
GM: 
GM:そんな感じです。また、七海さんは気づくみたいな話になってましたが。はっきりと矛盾に気づかない感じでも問題ないかもしれないですね、そのあたりはおまかせいたします。
GM: 
GM:こちら踏まえた感じで、ロールをして頂ければ。シーン的になみかぜの外でも、なみかぜに戻ってのものでも大丈夫です。
姫都・七海:では、買い物を終えてなみかぜに戻ってきましょう
姫都・幹久:では、僕は一度納屋の方にものをしまいに行っていましょう。いいところで裏で呼んでもらえると。
GM: 
GM:そして二人は買い物を終え──コーポなみかぜへと戻ってきました。
GM:幹久くんは荷物を抱えて納屋へと向かい、七海さんが玄関口で買い物袋を下ろしていると──
君臣ユウ:「あ」聞き覚えのある声が聞こえる
君臣ユウ:癖のある金髪。黒い学生服にエナメルバッグを肩から掛けた、何かしらの用事帰りの中学生。
君臣ユウ:「七海ちゃん。こんにちは」
姫都・七海:「あら。ユウさん。お久しぶりです」
姫都・七海:「学校帰り……ですか?」
君臣ユウ:「あぁ、うん」バッグを肩から下げたまま
君臣ユウ:「ちょっと友人と買い食いなどを。……学校には内緒にしてて欲しい」
姫都・七海:「ふふ。こらー、と言いたい所ですけど」指を口元に立てる。「はい。良い友達がいるのはいいことです」
君臣ユウ:「うん。優しくてよかった。助かるよ」
君臣ユウ:ちょっと苦笑しながら、鞄から個包装の饅頭を取り出す。
君臣ユウ:「よかったら、これ。お二人で食べてくれ」
姫都・七海:「あら。良いんですか?」
君臣ユウ:「………その、口止め料?みたいな。うん、そんな感じで」
君臣ユウ:「俺も初めて行ったけど、美味しい店だったから」
姫都・七海:「じゃあ、私の方も……」そう言って、雨品さんに貰った和菓子を一つ差し出す。
姫都・七海:「交換です。……ユウさんはよく気が回りますよね」
姫都・七海:「学校じゃ、女の子に囲まれていませんか?」
君臣ユウ:「ん。そうかな……自分ではよくわかんないが」
君臣ユウ:「別に、女の子に囲まれるとかも、うん。ないです」ちょっとテレて目をそらす
姫都・七海:「そですか。よく気にしておかないと、幹久さんみたいになっちゃいますからね」
君臣ユウ:「こ、言葉が重いなぁ……!」
君臣ユウ:「錬ちゃんにも似たようなこと言われたけど、幹久さんのマネを出来る気は全くしないんだけどなぁ」
君臣ユウ:受け取った和菓子を手持ち無沙汰に右手でくるくる回している。
姫都・七海:「私も本当に苦r・・・・頑張りましたから」
君臣ユウ:「あぁ」くすりと笑って「苦労しそう」
姫都・七海:「本当に……雨品さんにも、錬さんにも、喜多川さんにも、それに……」
君臣ユウ:「羽鳥さん、周りに気を使いそうだもんな」
姫都・七海:…………それに。誰だ?
君臣ユウ:「俺はてっきり幹久さんは………」
君臣ユウ:「……………?」ちょっと首を傾げている
姫都・七海:「……恋音さんと愛音さん、にも、散々、嫌味を言われました」
姫都・七海:なんだろう。どこか、ぽっかりと、空白が空いているような感覚。
君臣ユウ:「ん、んん。そうか。あの人達は早めに出会ってたらしい、からな」
姫都・七海:リミちゃんに道成寺さんは相変わらずで。こよみさんは純粋に祝福してくれて・……
姫都・七海:「うん。でも、幹久さんは私を選んでくれた……」
君臣ユウ:「でも、ちゃんと射止めたんなら。凄いと思う」
君臣ユウ:「───愛されているな、七海ちゃん」
姫都・七海:「ふふふ。ありがとう。本当に、それは嬉しくて、誇りです」
姫都・七海:笑みを抑えるように、頬に両手をあてて笑う。
君臣ユウ:その幸せそうな微笑みを柔らかく見守って。
君臣ユウ:「さて、そろそろ拘束してるのも申し訳ないので。そろそろ帰るとします」
君臣ユウ:「幹久さんに怒られちゃうかもしれませんし」珍しく冗談を言うような口調
姫都・七海:「ふふふ。幹久さん嫉妬してもらうのも、楽しそうですけど」
姫都・七海:「ええ、気をつけて。またそのうちに」
姫都・七海:そう言って、姫都さんの待つアパートの中に戻っていく
君臣ユウ:「えぇ。羽鳥さんもお幸せに。お菓子、ありがとうございました」
君臣ユウ:そのアパートに戻っていく背中に一礼したあと、なみかぜ荘を後にする。
君臣ユウ:コツコツと足音を響かせて、肩に掛けた鞄の位置を調整する。
君臣ユウ:見覚えのある風景を一歩ずつ進んで、無意識に手で弄っていた和菓子に目を落とした。
君臣ユウ:「…………あ」見覚えのあるパッケージ。先程まで買い食いをしていた店の、買わなかった方のお菓子。
君臣ユウ:「………偶然、っていうか。普通に御用達の店のお菓子お土産にしちゃった感じか、これ」
君臣ユウ:「ま、いいか」
君臣ユウ:あの人なら気づいてたかもしれないけど、あの場で言われなかったってことは気にしなくても良いはずだ
君臣ユウ:「しかし、久しぶりに会ったけど、元気で良かったな………うん」
君臣ユウ:先程まで会話していた女性が、会話の端々から幸せそうな、苦労なんていいつつも楽しんでいるような、そんな様子を思い出して。
君臣ユウ:ホッとする。
君臣ユウ:「前に会ったときは大変そうだったから、な………?」
君臣ユウ:言って、違和感。
君臣ユウ:そう。前に。会った。ときは。
君臣ユウ:倒れるように眠るあの人や、潜入捜査が繋がった時の様子や、その後、報告に行った時、の。
君臣ユウ:羽鳥七海さんの、無理をするような笑顔を、思い出し。
君臣ユウ:「……」
君臣ユウ:「……………」
君臣ユウ:「………………………」
君臣ユウ:道の端、立ち尽くす。
君臣ユウ:粘つく汗が浮かぶ。
君臣ユウ:「………………姫、都」
君臣ユウ:口に出す。二人の名字。
君臣ユウ:いや
君臣ユウ:いやいやいや
君臣ユウ:頭を抱える。
君臣ユウ:「………姫都・七海って、なんだ……………!!??」
君臣ユウ:「"姫都" 姫都・七海……姫都・七海!? P信頼/○N驚愕」でロイスを取得します。
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:そして一方コープなみかぜ──
GM: 
姫都・幹久:「七海さん納屋のほう、整理終わりましたよ」
姫都・幹久:「……あれ、誰か来てたんですか?」ぽりぽり首の後をかいて。「しまったな。挨拶しそこねた」
姫都・七海:「ありがとうございます。これでしばらくは大丈夫でしょう」
姫都・七海:「ユウさんが来てたんですよ。お土産も貰っちゃいました……あら?」
姫都・七海:銘柄が同じことに気付く。「……雨品さんのお店で、買い食いしてきたんですね。ふふっ」
姫都・幹久:「ああ。なるほど、このへんまで出てきた用事はお使い物あたりで…」少し笑う。
姫都・七海:「そういえば、幹久さん。いない人の部屋の掃除って言ってましたね」
姫都・七海:「どの部屋でしたっけ?」
姫都・幹久:すう、と息を吸って。
姫都・幹久:「そのことなんですけど。七海さん」
姫都・幹久:せいいっぱい、真面目な顔をつくって。
姫都・幹久:「ちょっと……見てもらいたいものがあるんです。時間、いいですか」
姫都・七海:「はい? なんですか、改まって」 ふふっと笑う。
姫都・七海:「いいですよ。”私達の仲じゃないですか”」
姫都・幹久:「はは」困ったように笑って。「ですよね。へんなこといっちゃって」
姫都・幹久:目を一瞬ぎゅっとつぶって。
姫都・幹久:「こっちです」
GM:そして二人が移動した先──
GM:コープなみかぜの一階。
GM:奥へと続くその廊下は、数間先で行き止まり、物置となっていたはずですが。
GM:見えるのは延々と続く廊下。そして闇に包まれたその先であり──
GM:奥からは──かすかではありますがレネゲイドの反応が感じられます。
姫都・七海:「ここは……こんな廊下、ありましたっけ」
姫都・七海:「っ……?」片手で額を抑える。
姫都・幹久:「この先……のはずなんですよ。あの……」
姫都・幹久:誰かの名前を口にする。ノイズが乗って、聞こえない。
姫都・幹久:振り向く。すこし、泣きそうな顔になる。
姫都・幹久:この先は物置しかない。誰かの部屋があるなんてことはないはずだ。
姫都・七海:「幹久くん?」
姫都・七海:「大丈夫。私が……私が、いますよ」
姫都・七海:手を握る。強く、指を絡ませるように。
姫都・幹久:「はい」
姫都・幹久:痛そうな表情。そのうえから笑顔。手を握り返して。
姫都・七海:「でも、行きましょうか」
姫都・幹久:「……はい」
姫都・七海:先導するように、手を引いていく。
姫都・七海:ずきずきと痛む。頭? 胸? ……どこか。
姫都・幹久:ひどく暗く長い廊下を歩きながらも、繋いだ手の感触だけははっきりと感じる。
姫都・七海:外からは、気付かれないように心がけた。
GM:シーンエンド
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
GM:次はクライマックス!
姫都・幹久:「大切な人:七海さん:○純愛/罪悪感」にロイスを書き換え。調達は……羽鳥さんとペアだと移動がいらないんですよね。
姫都・幹久:アームドスーツ買っときます?
姫都・七海:後輩/君臣ユウ/信頼:○/罪悪感/ロイス
姫都・七海:いやまあ、いいでしょう
姫都・七海:購入なしで
姫都・幹久:了解です。ではこちらも、購入なしで最後、行きましょう。
GM:では処理終了。クライマックスへ移行します。
GM: 
GM:■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
GM:■クライマックスフェイズ/シーン01
姫都・七海:ロイス変更  夫/姫都幹久/……純愛:○/なし/ロイス
GM:「無限の廊下の先の夢幻」
GM:シーンPC:羽鳥七海&姫都幹久
GM:※真相が解明します
GM:登場侵蝕率をお願いします。
姫都・幹久:姫都・幹久の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:43->53)
姫都・七海:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 2[2]+42 → 44

GM: 
GM:無限を思わせる廊下の最奥に──
GM:”それ”はふわりと浮いていました──
少女の姿をしたRB:「──どうして」
少女の姿をしたRB:「どうして、否定するの?」
GM:そしてそれは、悲しげな声で、あなた方二人に問いかけてきます。
GM:レネゲイドを──この異常な状況を生じさせているのは、間違いなくこの少女の姿をしたナニカです。
姫都・七海:「…………」
姫都・幹久:「…………」
姫都・幹久:繋いだ手を、壊れ物をそうするように握っています。
GM:じっと、二人にその顔を向けて──
少女の姿をしたRB:「『羽鳥』と一緒になって、大家さんになって──」
少女の姿をしたRB:「ずっと──店子のみんなをここに、『惹きつけて』ほしいだけなの」
GM:消え入るような声で、自身の願いを告げてくる。
少女の姿をしたRB:「じゃないとまたいつか、誰もいなくなっちゃう──」
少女の姿をしたRB:「私から、誰も居なくなっちゃう──」
少女の姿をしたRB:「さみしいのは、もう、いやなの──」
姫都・幹久:「見てて不安なのはわかります」
姫都・幹久:困ったように笑う。
姫都・幹久:「でも、そうはなりませんよ。愛さんも恋さんもがっちりしてるし…」少し考えて。「それに」
少女の姿をしたRB:「……それに?」
姫都・幹久:「相手が誰だろうと」はっきりと、聞こえるように。「こうはならない。なれないんです、たぶん」
姫都・幹久:「……だから、気がついちゃったんですけどね」
姫都・幹久:「ごめんなさい」
姫都・幹久:誰に、謝っているのかは。
姫都・七海:ふらふらと、足元を揺らがせる。
GM:そう告げる少年から、少女へと視線を移し──
少女の姿をしたRB:「七海は──それでいいの?」
姫都・七海:掴んでいる手を、名残惜しげに払う。
GM:問いかけてきます。
姫都・七海:壁に背をついて、ずるずると崩れ落ちる。
姫都・幹久:「七海さん」
姫都・七海:「…………否定したいわけじゃ、ないんです」
姫都・幹久:痛そうな表情の上から、強引な笑顔。
姫都・七海:「それでいいなんて、言ってもないです」
姫都・七海:「…………………………………はあ」
姫都・七海:「それが、目的だったんですか。あなたは」
姫都・七海:「姫都さんに、大家になってもらうこと。彼に、ずっとここにいてもらうことが」
■■七海:「そのため、だけ?」
少女の姿をしたRB:「そうだけど、それだけじゃ、ないの」
七海:「というと」
少女の姿をしたRB:「掃除をしたり、修繕をしてくれたり、丁寧に使ってくれる──」
なみかぜのRB:「羽鳥七海の、願いを叶えてあげたかったの──」
GM:悪意のない、善意だけで、されど迷惑なウイルスが、告げてきます。
七海:「…………ああ」
GM:なみかぜは、ずっと見ていた──
GM:なみかぜは、ずっと聞いていた──
GM:誰に聞かれることもなかったはずの、あなたの想いを──
姫都・幹久:「七海さん」息を吸う。
姫都・幹久:「立てますか」
七海:「『姫都』さん」
七海:「はい……」
姫都・幹久:「すいません。たぶん、このままだともう、保たなくて。いやそうじゃないな」
姫都・幹久:「……そういうのもおいといて。おれが、きついだけです。ひどいと思います」
姫都・幹久:「力。かして、くれますか」
羽鳥七海:「いいですよ、謝罪なんて」
羽鳥七海:「私だって、こんな騙し打ちみたいな形で……ミミーシャさんが帰ってきたらなんて言われるか分からない形で手に入れても、意味がないですし」
羽鳥七海:「でも」
羽鳥七海:疲れた顔をしている。せめて悪意なら良かった。少女じゃなければ良かった。
羽鳥七海:そんなふうに思う自分に、嫌悪する。
羽鳥七海:「……あなたといると、こういうことはきっと、ずっと付いて回るんですよね……」
姫都・幹久:「そうなると、思います」
姫都・幹久:「……昔は、ほんとに事件とか縁がなかったんですけどね」困ったように、顔をくしゃりと。
羽鳥七海:「羽鳥の家はですね。普通の……可もなく不可もない、平均的なエージェントの集まりです」
羽鳥七海:不意に、そんなことを呟く。
姫都・幹久:「……はい」
羽鳥七海:「それも、大概は後方支援が多くて……汎用的に前線に立てるっていうだけで、私はかなり優秀な方なんですね。実は」
姫都・幹久:「正直」少し考えて。「もっと忍者みたいなのを想像してました」
羽鳥七海:「そういうわけじゃないですよ」 ふっと、吹きだすように。
羽鳥七海:「黎明期にUGNの元になった企業の、下請けをしてた家族経営の企業が、丸ごとエージェントに転職したくらい、の感覚ですね」
羽鳥七海:「ただ、それでも」
羽鳥七海:「どれだけ優秀でも。マスター殺しなんて、出来る筈がないんですよ。羽鳥が」
姫都・幹久:「やってしまったとしても、ですか」
羽鳥七海:「ありえない事象です、『これ』と同じくらいに」
羽鳥七海:「他が怪物揃いだったとしても……余波で死ぬ。あるいは戦闘前に戦線離脱。そういう家系です」
姫都・幹久:「だから……そうじゃない、と?」
羽鳥七海:「……よっぽど『普通じゃないこと』をしてなければ。その枠からは、逃れられない」
羽鳥七海:起き上がり、ふらふらと姫都さんに寄りかかる。しなだれかかる。
羽鳥七海:憔悴した、潤んだ瞳で見上げる。
姫都・幹久:「七海さん」
姫都・幹久:目線が絡み合う。
羽鳥七海:「あなたとの関係は。楽しくて、嬉しくて、幸せで。……同じくらい、痛くて、苦しくて、辛い」
姫都・幹久:「……どうしても。そうなると、思います」困ったように、笑う。「おれ、こんなですから」
羽鳥七海:「姫都さん。私は、あなたが好きです」
羽鳥七海:「けれど、……応えてくれとは、言いません。」
姫都・幹久:そのことばよりすこしだけ早く、肩を抱く。
羽鳥七海:「貴方を好きであることで。私は『羽鳥』の枠を越えられる。私は私の貴方への好意を利用して、強くなる」
姫都・幹久:「それでもいいです。おれは……」少し考えるような間。「おれもたぶん」
姫都・幹久:「七海さんのことが、好きで。でも」
姫都・幹久:「返せるものはきっと、七海さんの思うのとは少し違うんです」
羽鳥七海:抱きとめられるままにしている。ひどく疲れている。
姫都・幹久:「それでも」服越しに、息を呑む気配がひとつ。「手を握ってくれますか」
羽鳥七海:「……狡いですね、本当に」
羽鳥七海:子供を見るような目で、微笑む。
羽鳥七海:「でも、お互いこれでイーブンじゃないですか?」
羽鳥七海:向かい合って、片手を、合わせるように。
姫都・幹久:「はい」
姫都・幹久:指を絡めるのではなくて。平行に、伸ばした指を、できるだけ揃えて。
羽鳥七海:「うん。……やっぱりこのスタンスですね」
羽鳥七海:「私は馬鹿なので。……貴方を好きで居るのに、こんな理由が居るんです」
姫都・幹久:「それならお互い様ですよ」少し、弱めに笑って。「意外ですけど。正直」
羽鳥七海:「何がです? 私が、貴方への好意を使って、世界を守るのが?」
羽鳥七海:「女の子なんて、みんな狡いものですよ」
姫都・幹久:「自分のこと、馬鹿だっていい切っちゃうことがですよ!」
姫都・幹久:「女の子が強かったりいろいろとすごかったりするのは、骨身で感じてます」
羽鳥七海:「じゃあ言い変えましょう」
羽鳥七海:「恋する女の子は、みんな馬鹿です」
姫都・幹久:「……よく覚えときます」
羽鳥七海:「さてと」 すっと立ち上がって。「さて、RBさん。この状況を元に戻すつもりはありますか?」
なみかぜのRB:「……………………」沈黙を持って、その問いには否と答えます。
GM:すでにこのRBは、固執によりジャームと化しています。
羽鳥七海:「私、今、めちゃくちゃ機嫌が悪いので」
羽鳥七海:「手加減できませんよ」
GM:では衝動判定を
GM:目標値9にてお願いします。
羽鳥七海:放棄します。
GM:幹久くんは?
姫都・幹久:いきます。
羽鳥七海:衝動に任せて暴れたい時だってある。
姫都・幹久:1dx+1>=9
DoubleCross : (1R10+1[10]>=9) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

GM:ふたりとも暴走ですね
姫都・幹久:《夢の雫》で14まであげます。成功。
GM:了解。
姫都・幹久:姫都・幹久の侵蝕率を+3した(侵蝕率:53->56)
GM:≪ワンナイトフィーバー≫
GM:衝動判定時、通常の侵蝕増加でなく、侵蝕率を100%まで上昇してもよい。拒否可能。
GM:この効果を受けた場合、戦闘終了時に侵蝕率が50%低下する。
GM:なので2d10か、100にするかを行ってください。
羽鳥七海:100まで上昇させます。
姫都・幹久:2d10のほうで行きましょうか。ロイスは切りたくない。
姫都・幹久:2d10+56
DoubleCross : (2D10+56) → 8[3,5]+56 → 64

GM:では戦闘ラウンドへ移行します。
GM:そちらとこちらは全員が同じエンゲージに位置しています。
GM:1ラウンド目
GM:セットアップフェイズ
GM:こちらはありません
羽鳥七海:なし
姫都・幹久:なし。
GM:ではイニシアチブ、4のなみかぜのRBから
GM:マイナー
GM:《猛毒の雫:4》
GM:メインプロセスの攻撃で与ダメージ時、邪毒4を付与。
GM:オート
GM:《タブレット:4/多重生成4》
GM:シーン4回まで、射程を視界に変更&エフェクト対数を5体に変更。
GM:メジャー
GM:《C:ソラリス:3/テンプテーション:6/絶対の恐怖:6/領域調整:4/完全なる世界:4》
GM:標的はお二人です
姫都・幹久:《軍神の守り》《龍鱗》カバーです。
姫都・幹久:姫都・幹久の侵蝕率を+5した(侵蝕率:64->69)
GM:了解しました、では判定いきます。
GM:17dx7+4
DoubleCross : (17R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,5,6,7,8,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,5,6,6,9,9,10]+4[2,3,4]+4 → 28

羽鳥七海:ドッジ不可。
羽鳥七海:庇われます。
GM:まわらなかった、28
姫都・幹久:かばいます。ダメージをください。
GM:ダメージ行きます
GM:3d10+18 装甲無視 与ダメージ時邪毒4付与
DoubleCross : (3D10+18) → 10[4,3,3]+18 → 28

GM:ひっくいな(汗)
姫都・幹久:まあそれだけ通れば落ちますよ! リザレクトを。
姫都・幹久:姫都・幹久の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:69->73)
GM:では邪毒4も付与。
GM:ちらっと演出!
なみかぜのRB:「……………………」
GM:少女の姿をしたレネゲイドビーイングから、甘い匂いが漂ってきます。
GM:それは精神を強制的に鎮静させ、深い眠りへと誘う危険な香。
羽鳥七海:避ける素振りすら見せない。侵蝕が激しく上昇している。そして何より、守ってくれる人がいる事を知っている。
姫都・幹久:「っく!」射線、そんなものがあるなら、に身体を割り込ませる。ぐらっとゆらいで
姫都・幹久:自分の顔面にゲンコを叩き込む。「あっ……だあっ!」
GM:では次のイニシアチブ、3のお二人ですね。どちらからでも構いません。
羽鳥七海:どうして形なき香りを身を呈すだけで遮れるのか。それを拳骨一つで耐えられるのか。
羽鳥七海:疑問にすら思わない。姫都さんだから、でいい。
羽鳥七海:メジャー支援もらえます?
姫都・幹久:はい。もちろん。
姫都・幹久:ということで、羽鳥さんに《戦乙女の導き》です。メジャー+3d、ダメージ+5。
姫都・幹久:「思いっきり……お願いします!」
姫都・幹久:姫都・幹久の侵蝕率を+2した(侵蝕率:73->75)
羽鳥七海:では私で。
羽鳥七海:マイナーで《陽炎の衣》。メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《見えざる死神》。 オートで大槌と融合済み。
羽鳥七海:17dx7+1
DoubleCross : (17R10+1[7]) → 10[2,2,2,2,3,3,3,4,5,5,6,7,8,8,8,8,10]+10[2,4,4,7,8,10]+10[5,7,9]+2[1,2]+1 → 33

羽鳥七海:こんなもんかー。
GM:ドッジ
GM:1dx10
DoubleCross : (1R10[10]) → 5[5] → 5

GM:当たり!
GM:ダメージどうぞ
羽鳥七海:4d10+31
DoubleCross : (4D10+31) → 21[1,2,8,10]+31 → 52

GM:えーっと、堕ちました。復活エフェクトも有りませぬ。
GM:あ、ちがった!
GM:《隆起する大地:4》
GM:ふふふ、この制限なしオートアクションでダメージを軽減して生き残ることができるのだ!
羽鳥七海:《デビルストリング》!
GM:ですよねーw
GM:畜生、戦闘不能w
羽鳥七海:うるせえ! じゃんけん死ねえ!!
GM:演出どうぞー
羽鳥七海:「善意なのは、分かります。……私の尽力も、想いを知ってくれたことも。ジャーム化による手段の選択を誤ったことも」
羽鳥七海:かつん、かつん、と靴を脱ぎ捨てる。
羽鳥七海:ばさりと、右足を中段にあげる。スカートの隠れたスリットから、戦いに使うような物ではない、白く長く足が露わになる。
羽鳥七海:その太股にバンドで装着された琥珀が、光を放つ。
羽鳥七海:「それら全てを、差し引いて! 善でも、悪でも!!」
羽鳥七海:回し蹴りをするように、腰を回す。足が変成する。エメラルド色から始まり、周囲の色彩に溶ける、禍々しい巨大ナナフシに。
羽鳥七海:「女の子の恋心を! 持ち上げてから、最悪の叩き落としをするのは!」
羽鳥七海:「鐘の中で、怪物に齧られて、消えて下さい!!」
羽鳥七海:ぎゅッ    ガ    キュン      !!!!
羽鳥七海:変成したナナフシの六足と口吻が、周囲の廊下に大穴を開けながら、RBを貫く!
なみかぜのRB:「!」
羽鳥七海:「幸せでした! 楽しかった! 嬉しかったです!」
羽鳥七海:「馬鹿ーーーーーーーーーーー!!!!!!」
GM:その一撃は確実にRBの核を貫き──
GM:さらさらと、形を維持できなくなったそのレネゲイドビーイングは──
羽鳥七海:唇を噛み締めて、目の端から涙を零して、足を振り抜いた。
なみかぜのRB:「……ごめんなさい」その涙を目にして、最後にそれだけを告げて──
GM:消失しました──
GM:戦闘終了となります!
GM:バックトラック
GM:Eロイス
GM:《虚実崩壊》《ファイトクラブ》
GM:また、ワンナイトフィーバーの条件により、羽鳥さんの侵蝕率は-50されます。
羽鳥七海:侵蝕率が激おちくん
GM:なのでうん、生還ですね。お二人共。
GM:経験点は固定で5点とのことですので、お納めくださいませ。
姫都・幹久:はい。自動生還です。いただきます!
GM:ではバックトラック終了。
右アクリオプテラファラックス:やっぱり経験点はうまい
GM:誰だーw<右くん
GM:まあともあれ、EDに移行しましょうか。
姫都・幹久:はい。
羽鳥七海:はい。
GM:■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
GM:■エンディングフェイズ/シーン01
GM:「羽鳥七海と姫都幹久の物語」
GM:シーンPC:姫都幹久&羽鳥七海
GM:※エンディング
GM: 
GM:そして事件は解決し、全ては元通り──
GM:──とは行かず、何人かの人間の心に、深刻な爪痕を残しました。
羽鳥七海:「……………………………………」
GM:その最たる人物は、このコープなみかぜの大家室に──
羽鳥七海:あのあと、状況の確認もそこそこに、逃げるように管理人室に戻り、元通りになった寝室で、枕を抱えてうつ伏せになっている。
羽鳥七海:「……………あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛う゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…………!!!」
羽鳥七海:ばたばたばたばたと溺れるように足をばたつかせる。
羽鳥七海:>姫都・七海:「幹久くん!」
羽鳥七海:>姫都・幹久:「はい!?」
羽鳥七海:>姫都・七海:「好きです!」
羽鳥七海:>姫都・七海:「大好きでーす!」
羽鳥七海:>姫都・七海:「もっと焦らせたいです」
羽鳥七海:>姫都・七海:「焦らせたり、びっくりさせたり、……そういう顔も、たくさんこれから見せて貰いますから」
羽鳥七海:……いや。そこはいい。まだいい。別に普段から思ってることではあるし。あっちだって同じだ。
羽鳥七海:雨品さんやユウさんは、まあ白昼夢とでも思ってくれるだろう。
羽鳥七海:>羽鳥七海:「貴方を好きであることで。私は『羽鳥』の枠を越えられる。私は私の貴方への好意を利用して、強くなる」
羽鳥七海:>羽鳥七海:「うん。……やっぱりこのスタンスですね」
羽鳥七海:>羽鳥七海:「私は馬鹿なので。……貴方を好きで居るのに、こんな理由が居るんです」
羽鳥七海:>羽鳥七海:「何がです? 私が、貴方への好意を使って、世界を守るのが?」
羽鳥七海:>羽鳥七海:「女の子なんて、みんな狡いものですよ」
羽鳥七海:(なんですかなんかこの求めないひねくれてる私カッコイイみたいな開き直り台詞ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!)
羽鳥七海:「ひぐっ、ひぐっ、う゛う゛、ひぐっ、いうあうう゛うう゛…………!!!」
羽鳥七海:「……そうだ。」
羽鳥七海:「死のう」
姫都・幹久:意識の外だったので聞き落としていたのかもしれない。ノックの音。
姫都・幹久:「七海さん?」
姫都・幹久:「大丈夫ですか。なんかいますごい音しましたけど!?」
羽鳥七海:「羽鳥の家へ。先立つ不孝をお許しください。エミル叔父様へ。琥珀とコレクションはお預けいたします」
姫都・幹久:がちゃ。
羽鳥七海:ペンを片手に遺書をしたためている。
姫都・幹久:「すいません、開けて……何やってんですか?」
羽鳥七海:「第二支部の皆へ。星辰館の皆さん。スケバン八大天王へ。リューさん、いつも私は……」
姫都・幹久:ふわり、とあまい匂いが鼻をくすぐります。
羽鳥七海:「あ、・・・・・・ひ、ひ、ひ、姫都さぁん……」
羽鳥七海:涙を流す。
姫都・幹久:「七海さん。羽鳥さん? 羽鳥七海さん? ななみ……あ。やっと気付いてくれ……」
姫都・幹久:「いやちょっと思いっきり泣いて、どうしたんですか、いやわからなくもないですけど!」
羽鳥七海:攻撃します。
姫都・幹久:「あっだあっ!?」
羽鳥七海:素手での白兵攻撃。器物使いのペナルティによりダイス-3。
羽鳥七海:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 6[5,6]+4 → 10

羽鳥七海:2d10-5
DoubleCross : (2D10-5) → 3[2,1]-5 → -2

羽鳥七海:指を怪我しました。
姫都・幹久:それでも避けられないので普通に拳が命中します。
羽鳥七海:「痛い!」
姫都・幹久:「……いや大丈夫ですかほんとに! 大丈夫じゃないですよね?!」
羽鳥七海:「いたいです…………ひどい、幹久くん…………」
姫都・幹久:「救急箱どこですかそれ。指腫れてる」
羽鳥七海:拳を抱えてしくしく泣いてる
姫都・幹久:「いやさすがにそこでひどいと言われ……ごめんなさい」
羽鳥七海:「何が姫都七海ですか……」
羽鳥七海:「画数が多くて疲れるだけじゃないですか……」
姫都・幹久:「そこなんですか!?」
羽鳥七海:「羽鳥幹久だとなんかデキるサラリーマンっぽくなりませんか……?」
姫都・幹久:「どうでしょうね、下の名前がいまいち売れない芸人っぽいような…」
羽鳥七海:「はーーーーーー」
羽鳥七海:ばたん、とベッドの上にあおむけに転がる。
羽鳥七海:「もう良いです。好きにしてください。もうこんな間抜けエージェントに何の価値もありません」
姫都・幹久:「……とりあえずですね。それだけ目元真っ赤だと、喉、だいぶやられてません?」
姫都・幹久:「飲み物もってきたんですけど。どうですか、ちょっとはその……」
羽鳥七海:「きづかいするなーっ」
姫都・幹久:「まあその、口にあうかなあ、と」
羽鳥七海:拳を振り上げるも、先程の失敗を思い返して振り下ろすことはしない。
姫都・幹久:「好きでやってるんですよこっちは!」
羽鳥七海:鼻を啜りながら、座布団を二人分出して机の周りに置く。
姫都・幹久:【テーブルの上に、耐熱ガラスのカップに注がれた、クリームの浮いたミルクココア】
姫都・幹久:「やっぱり、落ち着かないですか……いや、そりゃそうですよね……」
羽鳥七海:「……」手を伸ばしつつ。
羽鳥七海:「だいたいなんですか姫都さんは。私との結婚生活に思い残すことはないんですか」
羽鳥七海:姿勢良く座り、コップを両手で抱えてちびちび飲む。温かい。
姫都・幹久:「そりゃありますよ」真顔で。
羽鳥七海:「むぐ」
姫都・幹久:「ありますけど、でも、それはそれで棚に……どうしました?」
羽鳥七海:「なんでもないです。それはそれで、なんです」
姫都・幹久:「はあ。すごく残念だけど、そこは棚に上げて前向きに行こうと」
羽鳥七海:「すごく残念なら棚に上げて前に進むための力にするんじゃないです!!」
姫都・幹久:「こちとら一応健康な男子高校生なんですよ!?」
羽鳥七海:「えっ」心の底から疑問を呈すような目をしつつ。「あ、ココアおいしい……」
姫都・幹久:クリームを含めてかなり甘めにつくってある。温度はその気になればごくごく飲める程度。
姫都・幹久:「いやなんですかその目!? ほんとに……ああいや、先にですね。ちょっと」
姫都・幹久:「ええと、前に進むというかですね。七海さん」
姫都・幹久:「なんというか、タイミング的にちょうどよかったというか、いい機会ができたというか……」
羽鳥七海:「…………」意地の悪い口を挟みそうになるので、先を促す。
姫都・幹久:「これなんですけど」
姫都・幹久:一度戸口のあたりに戻って。
姫都・幹久:テーブルの上に、四角いガラス瓶を置く。中には。
姫都・幹久:【見慣れた金属質のエメラルドブルーに染まったアジサイの花。】
羽鳥七海:「……これは?」
羽鳥七海:「きれい…………」
姫都・幹久:「覚えてます? ちょっと前、道成寺さんがきたとき。花の話……というか、おれの渡した花の話で盛り上がってたの」
姫都・幹久:「なんか、いや、おれの考えすぎとかかもしれないですけど。割と"他の人には普通に渡してるんですか"みたいな目を…」
姫都・幹久:「してたような気が…ちょっとしなくも…なかったので…」
羽鳥七海:「また……そんな……」
羽鳥七海:確かに、覚えている。だけれど、そんな細かいことまで。
姫都・幹久:「でも羽鳥さんの部屋に生花置くのも、ちょっと大変そうじゃないですか。汚せないもの多いですし」
姫都・幹久:「で、プリザーブドフラワーをちょっと作ってて。あ、密封してありますから、年単位で保ちますよ」
羽鳥七海:「ちょっと、って……手作りですか? これを……?」
姫都・幹久:「作り方知ってれば、そんなに難しいもんじゃないですし。色選ぼうと思うとどうしても…」弱めに笑う
羽鳥七海:「そうやって……細かい所ばっかり見て……」
羽鳥七海:「嬉しいです。……これを姫都さんだと思って、大切にしますね」
姫都・幹久:「いやなんかそれ、おれが遠いところに行っちゃってませんか!?」
羽鳥七海:「ふふっ……」
羽鳥七海:涙を拭って、どうにか笑う。
姫都・幹久:「七海さぁん」情けない声
羽鳥七海:「姫都さんのせいで傷ついて、姫都さんに癒してもらうんですから」
羽鳥七海:「このくらいは甘んじて下さいな」
姫都・幹久:「はい」
羽鳥七海:「というかこれ、姫都さんの分はないんですか?」 とココアを指して。
羽鳥七海:もうほとんど飲みきってしまって、残っていない。
姫都・幹久:「あー……すっかり忘れてたというか、こういう状況になるのをかんがえてなかったというか」
羽鳥七海:「そうですか…」
羽鳥七海:「……姫都さん、窓の方を見て下さい」
姫都・幹久:「へ?」
姫都・幹久:窓の方を見ます。
羽鳥七海:特に何があるわけでもない。ごく普通の空。
羽鳥七海:「姫都さん」 もう一度呼び掛ける。
姫都・幹久:「はい」
姫都・幹久:声をかけられて、当然、七海さんの方を見ようとして。
羽鳥七海:その隙に近づいて、身を乗り出して、唇を重ねる。
羽鳥七海:ココアを飲み干したばかりの、甘い香りのする柔らかな唇が、味覚と嗅覚をくすぐるだろう。
姫都・幹久:一瞬驚いたように目を開いて。
羽鳥七海:キスは一瞬のものだ。すぐに身を離し、髪を軽く掻きあげて。
羽鳥七海:「……思い切り甘いの、御裾分けです。……ありがとうございました」
姫都・幹久:「え、ちょ、はと、七海さん!? あの……」
姫都・幹久:驚いた顔。焦った顔。いつも自信なさげなトーンとは違う、要するにそれなり以上に、姫都幹久に近い人間しか見ない顔。
羽鳥七海:ちろ、と舌で残ったココアを舐め取って。微笑んで。「ああ、そういう顔。好きですよ、幹久くん」
姫都・幹久:「あー……」きょときょととまばたきをして。息を吸って。「今のかお。おれも、好きですよ。七海さん」
GM:そんな二人をコープなみかぜは、静かに静かにただ見続けて──
羽鳥七海:今日一日の認識が偽物でも。そこで話した言葉には、嘘なんて一つもなかったから。
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:それでは今宵の一夜二人転
GM:──『羽鳥』七海と『姫都』幹久の場合
GM:これにて終了となります。お疲れ様でしたー
羽鳥七海:どうもありがとうございました~!
羽鳥七海:いやー戦った
GM:いやぁ
姫都・幹久:戦いましたねえ
姫都・幹久:満足感が強い。とても強い
GM:ED60分みておけば全然余裕だろうと思ってましたが
GM:密度がすごかったw すごいw
羽鳥七海:戦わなければ生き残れないからさ
姫都・幹久:サバイブしていこう