一夜二人転──速水やどりと天城康介の場合


PC1:“リトル・ライト・ブルー”速水やどり(はやみ   )(キャラシート)PL:紅井寿甘
PC2:“特異点の魔獣(モノケロス)天城 康介(あまぎ こうすけ)(キャラシート)PL:しんごろ

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:さて、時間ですね。はじめて行きましょう。
GM:『一夜二人転──速水やどりと天城康介の場合』
GM:今宵のシチュエーション内容!
天城 康介:うおー。
GM:【???】により【速水やどりが大人(33歳)になってしまう】という事態に陥る。
GM:事態を解決するためには【原因である???を特定する】を進行する必要がある
GM:最後の障害として【???】が出現します。
GM:こんな感じ!
GM: 
GM:ではさっそくやどりちゃんから自己紹介をお願いします!
速水 やどり:はい!

速水 やどり:「当然です。……外見こそ子供でも、支部長ですから」
速水 やどり:N市第九支部・支部長、速水やどり(はやみ   )、11歳。
速水 やどり:コードネーム"リトル・ライト・ブルー"。常にタブレット端末を抱えている小学生支部長です。
速水 やどり:性格はカタいくらいに真面目。色々な巡り合わせによって支部長をしているのだから、それらしくならねばならないと背伸びしている部分も。
速水 やどり:性能としては支援特化。《弱点看破》と《アドヴァイス》をお届けします。
速水 やどり:最近は未来のためにもと色々と戦っていますが、どうやら今回は自分が未来(?)。
速水 やどり:どうあろうとも支部長マインド! あと恋する乙女マインドセット! 頑張っていこうと思います。
速水 やどり:以上、皆様よろしくお願いいたします。
GM:ありがとうございます。公私に渡って大変なので、せめてエンディングでは癒やされてほしいです、はい。
GM:では色男。天城くんも自己紹介をお願いします。
天城 康介:は!

天城 康介:「これまでもこれからも、色々あるけど。……生きるよ。約束したからな」
天城 康介:星辰館高校に通う学生かつ、UGNイリーガルエージェント。4年前の、崩落戦のとある現場におけるただ一人の生存者。
天城 康介:奇妙な強運を引き寄せることから、UGN等からは“特異点”のひとりと見られている。
天城 康介:イリーガルとしてのコードネームは"“特異点の魔獣(モノケロス)”"。一角獣の名の通り、歪な甲冑の槍騎士めいた姿に変化する。
天城 康介:色々(?)あって前向きにはなったものの、やはり時折昏いものを覗かせるのは変わらないのだとか。
天城 康介:能力的には純白兵アタッカー。ちょっとだけ社会もあるのでリサーチもそこそこ…!
天城 康介:青少年マインドをセットして頑張っていこうと思います。
天城 康介:以上、よろしくお願いします!
GM:ありがとうございます。天城くんはがんばってやどりちゃんを癒やしてあげるように(`・ω・´)

OP

GM:シーンPC:速水やどり&天城康介
GM:※穏やかな日常の中、やどりちゃんが──
GM:※登場侵食率をお願いします
天城 康介:天城 康介の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:33->42)
速水 やどり:速水 やどりの侵蝕率を+1(1D10->1)した(侵蝕率:33->34)
GM:N市第九支部──
GM:同・支部長室──
GM:平時は職務を行う速水やどりの仕事部屋ですが──
GM:今日は早めに仕事を終え。訪問者を迎える準備は万端です。
GM:そこまでしてあなたが迎え入れたのはもちろん──
速水 やどり:「……はい。先日はお疲れさまでした」お茶を淹れて、彼の前へ。
天城 康介:「うん、ありがとう。……おかげ様で、というか」
天城 康介:「なんとか、夏休みが補講で埋まる、なんてことは避けられそうだ」
天城 康介:カップから立ち上る香りと、そして向き合う少女の気遣いに。気も、眉間の皺も緩む。
速水 やどり:「勉強は日々の積み重ね……なんて、ここのつくりがそもそもズルな私が言っても説得力はないですが」こつこつと、こめかみを人差し指で叩いて。
速水 やどり:「忙しくさせている側から言うのもなんですが、普段からの努力を怠らないようにしてくださいね? 私も、お手伝いはしますけども」
天城 康介:「それは……うん。本当に、そう思う……」
天城 康介:「結局のところ、一緒に試験を受けた仲間に助けられたわけだし。……あ、そうだ」
天城 康介:思い浮かべた二人の仲間のうち、片方。
天城 康介:「その試験で、会ったよ。こないだ、やどりを送ってくれたシスターさん……真神さんに」
天城 康介:OBで二十歳だというのに、制服姿で試験に参加していた人物を思い出して。小さく笑みを浮かべながら。
速水 やどり:「あら。お二人ともにそのうちご紹介しなくては、と思っていたら、先を越されてしまいましたね」
天城 康介:「あんな形で会うなんて、思ってもみなかったけど。……うん。優しくて、柔らかくて、でも強くて」
天城 康介:「……いい人だな。あの人は」
速水 やどり:「あら。またそんな気軽に」わざと拗ねた顔をしてみせたりなどして。
天城 康介:「いや、あの。そういう意味とか意図じゃあなくってだな……!」
天城 康介:その仕草に、いっそ面白いほど、目に見えて慌てて。
速水 やどり:「……ふふ、冗談ですよ。ですが、えぇ。良かったです。良い人だと思っていただけたなら」
速水 やどり:大切な、おともだちですので。と。
天城 康介:「……うん。やどりにとって大切で、やどりのことを大切にしてくれて」
天城 康介:「そういう仲間が、やどりには沢山いる」
天城 康介:─ほんの少しだけ。寂しいだとか、羨ましいだとか、思わないこともないけれど。
天城 康介:「……とても、幸せで、いいことだと思うよ」
速水 やどり:「……一番頼りにしているのは、あなたなんですよ?」ふっと微笑みながら、小さく。
天城 康介:「じゃあ、頑張らないとな。……街一番の、美少女支部長に頼りにされるなんて。光栄の極みだ」
速水 やどり:「まぁ、調子の良い……」言いながら、ふわりと笑う。
天城 康介:「……たまには、俺だって。カッコつけたい時はあるんだよ。好きな子の前なら、尚更だ」
天城 康介:浮かべる笑みは、背伸びをする子供のようで。
GM:歓談の最中──
GM:《愚者の契約》が使用されました。
GM:そして速水やどりの身体を、衝撃が貫きます!
速水 やどり:「……っ!!」
GM:そしてその身体が、天城康介の前で変容を始め──
天城 康介:「やどり……!?」
天城 康介:手にしていたカップを、半ば叩きつけるように卓上に。そのまま、少女へと手を伸ばして─。
速水 やどり:……変容が体を襲う。感じたことのない熱が体中を駆け巡る。
速水 やどり:手足が痺れ、熱くなり……びしびしと痛みながら、すらりと伸びる。
速水 やどり:体の芯にも似たような感覚。視界がぐるぐると揺れ……そして、明確に、『高く』なる。
速水 やどり:胸が痛む。はりさけそうな痛み……否。実際に、着ていた服が裂けそうなほど、張っている。内側から押し上げられて。
速水 やどり:そして……

速水 やどり:「これ……は……?」己の手足を見る。明らかに丈の合わなくなった服を。
天城 康介:「………………」
天城 康介:「やど、り……?」
天城 康介:ぽかん、と。前のめりになった姿勢のせいで、視線は半ば見上げるように。
天城 康介:─いや。ひょっとしたら、自分と同じくらいか、ほんの少し大きいかもしれない。
速水 やどり:タブレットを起動する。インカメラで己を映す。……かつて見た顔。そして、いずれ見る事になっただろう顔。しかし、なぜ、今、わたしが?
速水 やどり:しばし、ぽかんとした後で。服からばつりと音が音がするのに気が付く。
天城 康介:少しの間。あるいは、随分長い間。見惚れるように、その整った顔立ちを、見つめていたけれど。
天城 康介:「……ぁ」
天城 康介:視線は、その音の出所へ。
速水 やどり:「えっと、その。……ちょっと、モルフェウス持ちの方とお話して、くるので……」胸を手で隠す仕草。
速水 やどり:全身のサイズが合わなくなった服の残骸を纏いながら、恥ずかしげに。
天城 康介:「あ、ああ……ごめん、やどり」
天城 康介:いつものように、そう応えて視線を逸らせて─。
天城 康介:「……そうじゃない!やどり、お前、その格好……いや、それよりも!」
天城 康介:「─大丈夫、なのか」
速水 やどり:内線で服飾補給担当を呼び出そうとする、手を止めて。
速水 やどり:「とりあえず、痛みや熱は収まりました……こうしている分には、大丈夫です」平静な声で返す。
速水 やどり:「……ただ、どうしてこうなったかは分からないままですので。……調査にご協力、いただけますか?」
天城 康介:「そう、か。……ああ、なら、よかった。……うん」
天城 康介:「もちろん、そのつもりだ」
天城 康介:返す言葉も、いつも通りに。けれど。
天城 康介:大人びた─実際、大人なのだろうけれど─表情、そこに僅かに残る、11歳の少女の面影に。
天城 康介:視線は、吸い寄せられるように固まって。
GM:と、速水やどり(?)に目を奪われていると、あなたのスマホに着信が入ります。
天城 康介:「……っと、ぁ……?」
GM:手に取ると──
天城 康介:慌てた声は、"変わって"しまった少女を見つめていた後ろめたさからか。慌てて、視線を端末の画面へ。
EOW:『──うん、聞こえているかな、天城康介?』聞いたことのある、少女の声のような音が聞こえてきます。
天城 康介:「……えっちゃん?」
EOW:『念の為キミたちに確認をすべきだと、ボクは判断したよ』
天城 康介:想定外といえば、これ以上なく想定外の声に。目の前で起こった異変とは別の意味で、きょとんとした声。
GM:平時と変わらぬ、淡々とした声。
GM:もっともおそらく、スマホの先の存在は、世界が滅ぼうとも淡々としているのですが──
EOW:『UGNはもう既に把握しているかな?』
EOW:『現在街で発生している──異常現象に関してね』
天城 康介:「……異常と言やあ、うん」
天城 康介:「現に、目の前で─」
天城 康介:再び、視線は─。
速水 やどり:「……ですから、あんまり見ないでください……」めっ、とでもいいたげな視線を、送り返すのだった。
GM:シーンエンド!
GM:ロイス操作のみ可能です。
GM:例外的に、やどりちゃん33歳はやどりちゃんとは別にロイスを取ってもよいとしましょう
天城 康介:なんと…!?
速水 やどり:固定ロイスで天城くんにはもっているので、今は保留で。
天城 康介:では、「速水やどり(■純愛/劣等感)」、「速水やどり(大人の姿)(■憧憬/不安)」で!
GM:了解です、それではミドルフェイズ──リサーチシーンへと突入します。

ミドル:1ラウンド目

GM:シーンPC:天城康介&速水やどり
GM:※異常事態を調査せよ!
GM:※侵食率をお願いします。
速水 やどり:速水 やどりの侵蝕率を+6(1D10->6)した(侵蝕率:34->40)
天城 康介:天城 康介の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:42->45)
GM: 
GM:ではここよりFS判定です。
GM:まずはハプニング内容を決めてしまいましょう。
GM:1d6してきましょうか? まずはやどりちゃんから
速水 やどり:はいな
速水 やどり:1d6
DoubleCross : (1D6) → 1

GM:1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
GM:ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。
GM:なるほど。
GM:とりあえずまずは処理を行ってしまいましょうか。
GM:1回目のFS判定をしていきましょう。
天城 康介:は!意志……意志か。
GM:どちらから判定してもオッケーです。使用技能が意志となることにご注意を。
GM:そんな訳で使用技能は意志
天城 康介:支援して10点を狙うより、それぞれ6ずつ出した方が良さそうかな。
天城 康介:(10点× 達成値10)
GM:難易度6 最大達成値は9(支援時は+3され最大値は10となる) 進行値は4にて。
速水 やどり:FS判定ならそうですね……
天城 康介:判定前に、ジェネシフトはOKでしょうか?>GM
GM:オッケーですよー
天城 康介:は、ではダイス4つでジェネシフト!
天城 康介:4d10+45
DoubleCross : (4D10+45) → 18[5,3,9,1]+45 → 63

天城 康介:OK
GM:いいところを
速水 やどり:こちらはジェネシフト無しで行きましょう。
速水 やどり:6dx>=6 意志
DoubleCross : (6R10[10]>=6) → 10[1,1,8,8,10,10]+5[1,5] → 15 → 成功

天城 康介:では、進行判定として意志判定を!
天城 康介:3dx+2+1>=6
DoubleCross : (3R10+2+1[10]>=6) → 10[4,8,10]+10[10]+8[8]+3 → 31 → 成功

天城 康介:……?
天城 康介:ともあれ成功…!
GM:では無事進行度が2となりました。
GM:2/4と,ここで半分となります。
GM:そしてこの時点で今回の事件の情報が開示されます。
どどんとふ:「真神コルト」がログインしました。
GM:ではコルトさんに立ち絵を準備して頂いている間に、このラウンドで得られる情報をば開示

開示情報その1「誰が?」(2/4)
オーガン事変以降。以前にも増してこの街には超常の存在が出現するようとなっています。
今回の異常事態直後に目撃された、影を纏った『老人』もその一人です。
おそらくはRBと推測されており、
異常現象が発生したエリアにおいて、目撃情報が寄せられています。

GM: 
GM:N市第九支部──
GM:同・支部長室──
GM: 
GM:EOWからの通報を受け確認したところ──
GM:市内の何名かに、速水やどり支部長と同じ現象が発生していることが判明。
GM: 
GM:つまり「子供」が「大人」になると言う異常現象。
GM:原因は不明ですがR案件である可能性が高く、UGNとしてこれに対応することとなりました。
GM: 
天城 康介:「……俺が言うのも何だけど。妙なことが起こりすぎじゃないかこの街」
速水 やどり:「街全体が『特異点』のようなもの……ですからね」
天城 康介:「……4年前、いや、ずっと昔から、か。……悪いことばかりじゃあ、なかったと言っても」
天城 康介:─話してる最中も。視線は。
天城 康介:「やどりや……UGNの人たちにとっちゃ、冗談じゃ済まない、か」
天城 康介:美しく艶やかに伸びた黒髪。どこか深みを増した青い瞳。すらりと通った鼻筋。その下の、柔らかそうな─
速水 やどり:「えぇ。……私一人だけならまだしも、また怪現象として広がりを見せているようでしたら、尚更」至極真面目に返答する。
真神コルト:「やどりちゃん。指示のあった資料ですが──」支部長室のドアを開けて、一人の修道女が姿を見せる。
天城 康介:「………………」
天城 康介:「ひゃッ!?」
速水 やどり:「ありがとうございます、コルトさん」笑顔で歩み寄って、資料を受け取ろうとする。
真神コルト:「……あら。お話の際中でした? はい、こちらです」
天城 康介:ぼんやりと視線を向けていたところに、突然の物音と声。ソファから半ば飛び上がるようにして、転倒する。
真神コルト:「それにしても。本当に大きくなって……」紙束を渡しながら、しみじみと。
速水 やどり:「ふふ。支部での調査の結果によれば、体の年齢はコルトさんよりも年上ですよ?」いたずらっぽく笑って見せて。
真神コルト:「参りましたね。すっかり追い越されちゃった……さて」
真神コルト:「天城くん? おーい、天城くん? 大丈夫ですか?」
速水 やどり:「それこそ、一番年齢が近いのは『あの人』なんですけど。それもまた参考にならないですが」などと呟いて。
天城 康介:「……ああ、うん。大丈夫、ちょっとびっくりしただけで……あたた……」
天城 康介:ふたりの、微笑ましいとすら呼べるやりとりを、やっぱりぼんやりと。倒れたまま見つめていたけれど。
天城 康介:よろよろと、ソファの手すりに手をかけて立ち上がる。
速水 やどり:「こうすけさんが大丈夫そうなら、話をしましょうか」紙束を捲りながら。
真神コルト:「ふふ……はい。では、詳しくは資料を見ていただくとして。ざっくり概要だけ掻い摘んでお話ししますと……」
天城 康介:「…………うん。頼む」
天城 康介:もう少女とは呼べない人の手の中、めくれた資料に、やけに黒塗りが多い。そのことが、気にはなったけれど。
速水 やどり:かくかくしかじか、纏められた話を聞いて。
速水 やどり:「……はい、ありがとうございました。……その『老人』を見つけ出して、交渉……あるいは討伐するのが、今回の目標になりそうですね」
天城 康介:「分かった。……うん。やるべきことが分かりやすいのは、助かる。……でも」
天城 康介:「……子供が、大きくなる。確かにおかしなことだけど……」
天城 康介:腑に落ちない。そんな気持ちで、眉間の皺を深める。
速水 やどり:「えぇ。『誰が』は分かりましたが、『なんのために』は謎のままですからね。これから調べないと」
速水 やどり:言いながら、自然にすっと近づいて。……普段なら見上げている顔と、なにもしなくても目線があったりする。
天城 康介:─それどころか。やはり、視線はほんの僅かに上向きに。きちんと測ったわけではないけれど、ひょっとしてこれは─。
天城 康介:─いや、それ以前に。こうして、視線を合わせるのは、いつものことのはずなのに。
天城 康介:「…………」
天城 康介:カッ、と。局所的に、顔の体温が高まる感覚。
速水 やどり:「? どうかしましたか?」知ってか知らずか、ずいと顔を寄せて。
天城 康介:「……やどり。顔、が」
天城 康介:普段の、日向のような香りではなく。落ち着いていて静かな、大人の香りに。
天城 康介:言葉は途切れ途切れに。そして、体は金縛りにあったように。
速水 やどり:「……失礼しました。どうにも、普段の感覚で傍によると」高さの軸が違う事を忘れる。
天城 康介:「あ、いや、大丈夫。大丈夫だから」
天城 康介:整った顔に釘付けになった視線を、どうにかして。助けを求めるように、もう一人の同席者へと─。
真神コルト:そんな二人の様子を微笑ましげに見つめながら。
真神コルト:「……滅多にない機会、と言うと不謹慎ですが……」
真神コルト:「やどりちゃんもいつか、本当に背が伸びてその高さになるんですよ。今のうちに慣らしておいても、罰は当たらないんじゃないですか?」
天城 康介:「真神さんが罰とか言うとシャレになってないんだよ、その格好だと余計に……!」
速水 やどり:「この姿は、厳密には20年ほど加齢しているようですが。……10年後くらいには、同じくらいの背にはなっているかもしれませんね」くすりと笑って。
天城 康介:「……10年、20年」
天城 康介:ごくりと唾を飲み込む。……どうしても、思い出してしまうのは。
天城 康介:つい先日。プールで触れ合った、あの─。
速水 やどり:「……なんとなーく、よからぬことを考えられている気がします」ちょっとじとっとした目で。
真神コルト:「天城くんも男の子ということです」
速水 やどり:「……男の子なら、仕方ないですかね」
天城 康介:「……はッ!?いや、違う、違うんだやどり、真神さん……!」
天城 康介:何が"ちがう"んだろう、と。自分でもよく分からない言い訳を口走りながら。
真神コルト:「そういうものです、健全な男の子というのは」その様子にくすくすと笑う。
速水 やどり:「……はい、じゃあ、こうすけさんをいじめるのもここまでにして。調査に、出ましょうか」ぱちんと手を叩いて、ウィンク一つ。
GM:ラウンドエンド。

ミドル:2ラウンド目

GM:では2ラウンドめのFS判定となります。
GM:ハプニングチャート 今度は天城くん
天城 康介:は!では1を除いた5つで……
天城 康介:1d5
DoubleCross : (1D5) → 4

天城 康介:協力して作業!
GM:つまり実質5、と。
天城 康介:じゃない、荒事!?
GM:うん
GM:GM権限で4にします(`・ω・´)
GM:4:二人で協力して作業に当たる。
GM:進行判定の前に二人とも難易度5の≪意志≫判定を行い、成功した場合ラウンド中の判定ダイスを+5個する。
天城 康介:わぁい
GM:です。
速水 やどり:では、判定はさくさくと行きましょうか。まずは意志から。
GM:ではまず難易度5の意志判定から!
天城 康介:では、こちらも意志判定から!
速水 やどり:6dx>=5 意志
DoubleCross : (6R10[10]>=5) → 9[2,5,7,7,7,9] → 9 → 成功

天城 康介:3dx+2+1>=5
DoubleCross : (3R10+2+1[10]>=5) → 10[1,2,10]+8[8]+3 → 21 → 成功

天城 康介:めっちゃ成功した。
GM:らくらくクリアー
GM:このラウンドの判定ダイスがプラス5されます。
GM:ではFS判定
GM:使用技能:≪情報:噂話≫ ≪情報:ウェブ≫
GM:難易度:6
GM:最大達成値:9点
GM:特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とする。
GM:ですね。
天城 康介:ここもそれぞれで行けそうですね。
GM:ダイスプラス5は強い
速水 やどり:いざとなったら財産を使います。
天城 康介:では情報:噂話で!コネも使っての。
天城 康介:11dx+1>=6
DoubleCross : (11R10+1[10]>=6) → 9[2,2,3,4,4,4,5,5,7,8,9]+1 → 10 → 成功

天城 康介:成功、達成値9扱いで進行+1を。
速水 やどり:情報:噂話で、コネは無し。
速水 やどり:7dx>=6 情報:噂話
DoubleCross : (7R10[10]>=6) → 10[1,2,5,5,5,9,10]+5[5] → 15 → 成功

速水 やどり:こちらも同じように。
GM:ではふたりとも成功。
GM:進行値が2+1+1にて、4に到達です。
GM:このラウンド終了後、クライマックスシーンに移行します!
GM: 
GM:ではこの判定で得られる情報をまずは開示。

開示情報その2「何故?」(4/4)
『老人』はやはりレネゲイドビーイング──ジャームです。
その正体は「未来」に対する漠然とした不安から生じた集合無意識が生み出した存在であり
『自分は果たして未来を迎えられるのか?』といった不安に対する願望を叶える性質を有しています。
人々が──『未来の自分』となったのはこのジャームの力です。
そして残念ながらこの異常現象は本人の生命力を使う形で生じており
放置しておけば、いずれ衰弱死する可能性が非常に高いと推測されました。

開示情報その2「何故?」
『老人』はやはりレネゲイドビーイング──ジャームです。
その正体は「未来」に対する漠然とした不安から生じた集合無意識が生み出した存在であり
『自分は果たして未来を迎えられるのか?』といった不安に対する願望を叶える性質を有しています。
人々が──『未来の自分』となったのはこのジャームの力です。
そして残念ながらこの異常現象は本人の生命力を使う形で生じており
放置しておけば、いずれ衰弱死する可能性が非常に高いと推測されました。
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
速水 やどり:「……えぇ、えぇ。ありがとうございました」
速水 やどり:どこかへと電話をしていた姿が、君の前に戻ってきます。
速水 やどり:「……協力者にお願いして、情報を融通してもらいました。老人……ジャームの大まかな居場所も」
天城 康介:「協力者……っていう、言い方だと。第9の正規の人じゃあなくて、俺みたいなイリーガルとか……?」
天城 康介:そりゃよかった、と応えつつも。どこか、疑問を拭えぬような声色で。
速水 やどり:「……えぇ、そうですね。詳しくはちょっと、秘密です。特別な方たちなので」誤魔化すように微笑んで。
天城 康介:「そっか。……うん。何にせよ、解決に向けて進んだなら、良かった」
速水 やどり:(それでもいずれ、こうすけさんなら……どこかで、巡り合ってしまうかもしれませんけどね)それは内心に伏せて。
天城 康介:彼女が言うことなら、間違いはない。そんな、ある種純粋とも言える、信頼感に満ちた声。─無論、キミの内心には、気付いてはいない。
速水 やどり:「ですが、あまり悠長にもしていられなくなってしまいました。……この成長を引き起こしているのは、どうやら私自身の生命力」
速水 やどり:「当然、無茶をしている状態なわけですから……今は何ともないですが、いずれ」
天城 康介:「……そうさせないための、俺だろ」
天城 康介:その先を、キミが口にする前に。─ほんのわずかな間、躊躇のような"間"があったけれど。
天城 康介:すらりと白く、細い指を。そうっと、ガラス細工に触れるように握る。
天城 康介:「俺だけじゃない。真神さんも、第9の皆も。……何なら、あざみさんだって。やどりがピンチだって知ったらきっと、駆け付けてくれる」
天城 康介:「……だからさ」
天城 康介:「安心してくれ。……やどりのことを大切に思ってる皆を代表して」
天城 康介:「やどりのことを大好きな俺が、守るから」
速水 やどり:「……えぇ。もう不安は、ありませんとも」その言葉に、笑んで頷く。
速水 やどり:……『この姿』になったこと自体が、不安の現れではあるけども。それでも。
速水 やどり:「いつか、私が本当にこの姿になるまで。その未来へ、あなたが連れて行ってくれると、信じてますから」
天城 康介:「……そんなに美人になる未来を、先取りで見せられちゃあな」
天城 康介:─楽し気に笑みを浮かべていた表情が、僅かに陰る。
天城 康介:夕焼けの公園。錆びた観覧車。彼女ではない彼女。
天城 康介:ここではない世界。いなくなってしまった彼女。別れを告げた平穏。
天城 康介:誰を想っていたかは、キミにとっても自明のこと。
天城 康介:─けれど。
天城 康介:「……やどり」
速水 やどり:「はい」
天城 康介:「大丈夫だよ。俺は─俺たちは」
天城 康介:「未来(まえ)、生きていける」
速水 やどり:「……はいっ」
速水 やどり:未来は、明るいだけじゃなかったけど。それでも。
天城 康介:─それでも。一緒に未来を見たい、と思える誰かがいるなら。
天城 康介:そう、言葉にする代わりに。繋いでいた手を、そうっと離して。
天城 康介:同じ手で。大人になった少女を、ゆっくりと。力強く。けれど、壊れ物に触れるように。抱き締める。
天城 康介:「……もうすぐ、この姿ともお別れだろ。だから」
天城 康介:「少しだけ、このままで」
天城 康介:いつか、夕日の射す支部長室で交わしたのと同じ言葉を。その時とは違う意味と意志を込めて。
速水 やどり:返事をする代わりに、腕を回して。きゅっと力を込めて、抱きしめ返す。
速水 やどり:「……こうすけさん、むこう、向いてください」くっついたまま、顔で方向を示して。
天城 康介:「ん……」
天城 康介:示された先。殆ど、頬と頬を寄せ合うように、顔を向ける。
速水 やどり:タブレットを、カメラモードで起動する。
速水 やどり:ぱしゃりと、小さなシャッター音。
速水 やどり:「……ふふ。もうすぐ、この姿ともお別れですから。記念に」あるいはそれは、訪れないかもしれない未来の、前借りの思い出に。
天城 康介:その瞬間の顔は、とてもではないけど、気を張ったものではなく。
天城 康介:「撮るなら撮るって、言ってくれなきゃ。……ああ、でも」
天城 康介:「やどりと、俺とだけの記念写真だ。……うん、そう思うと」
天城 康介:タブレットの画面。そこに写る少年と美女。
天城 康介:「……これも、いつか。いい思い出になるように」
天城 康介:それを、とても満足そうに見つめて。
速水 やどり:「……じゃあ、名残惜しいですが。いつもの私に戻りに行きましょうか」とんとんと、タブレットを何かしら操作してから。地図アプリを起動する。ピンは既に立っている。
天城 康介:「うん。……それじゃあ、やどり」
天城 康介:「……20年後を、楽しみにしてる」
天城 康介:彼女が、自分が生きる未来。漠然としていたそれに、一筋の光が射したような思いを胸に。
天城 康介:いつかまた出会う、出会いたい姿を。写真だけでなく、記憶に焼き付けるように、もう一度。
天城 康介:僅かな時間だけれど、しっかりと見つめて─。
GM:シーンエンド
GM: 
GM:ロイス操作、購入判定後、クライマックスシーンへ突入します。
速水 やどり:ロイス操作なしの、購入も……特段必要なものは無さそうなので、パスで。
天城 康介:購入は……特に要らないですね、この二人だけであれば。
天城 康介:ロイスはラウンド1でお世話になったコルトさんに。「■信頼/脅威」にて。
GM:ではクライマックスと参りましょう!
GM: 

クライマックス:相対するは──

GM:シーンPC:天城康介&速水やどり
GM:※決戦です
GM:※侵食率を上昇させてださい。
天城 康介:天城 康介の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:63->69)
速水 やどり:速水 やどりの侵蝕率を+6(1D10->6)した(侵蝕率:40->46)
GM: 
GM:調査の結果、あなた方は“老人”を発見、捕捉しました。
GM:真神コルトらの手配により人払いを済ませ、遭遇地点として誘導したのは──
GM:市街での遭遇戦を想定し、区画一角をUGNが管理している、ビルに囲まれた空き地です。
GM: 
GM:その中央に、影を纏った老人が一人、佇んでいます──
天城 康介:「……アレ、だな」
天城 康介:ふたり、指先を絡めるように手を繋いだまま。"ソレ"と相対する。
速水 やどり:「えぇ……」影を纏う老人を睨みつける。
速水 やどり:絡めた手から伝わる温度に、名残惜しさを感じながら。
速水 やどり:「やりましょう、こうすけさん」
天城 康介:「ああ。……速水やどりを、未来を前借りさせられた皆を、取り戻すために」
天城 康介:絡んだ指が、一本ずつ。繋がりを惜しむように解かれて。
天城 康介:「やってやるさ、全力で。─それが、生きるってことだ」
天城 康介:指先に残る僅かな熱を逃すまいとするように。硬く、拳を握る。
GM:決意を固めたあなた方二人に目をやる老人──否、ジャーム。
GM:そして──
GM:──ぼたり
GM:その身体から、肌が──
GM:その顔から、肉が──
GM:その眼窩から、瞳が──
GM:ぼたりぼたりとそれらは地面に落ち尽くし、残ったモノは──

“未来”:「………………」
GM:誰もが迎える“未来”の姿──
GM:”それ”はどこからか取り出した巨大な大鎌を構え、あなたたちの前に立ちはだかります!
GM: 
GM:では衝動判定後、戦闘ラウンドに移行します。
GM:目標値は9となります。
GM:また、ワンナイトフィーバーの効果により、この時上昇させる値を2d10ではなく100まで、とすることが可能です。
天城 康介:うおー!
GM:ワンナイトフィーバー適応時、バックトラックで侵食率は-50されます。
天城 康介:2dx+2+1>=9
DoubleCross : (2R10+2+1[10]>=9) → 5[2,5]+3 → 8 → 失敗

GM:こうすけー!w
速水 やどり:衝動判定!
天城 康介:おごーッ!失敗!
速水 やどり:6dx>=9 意志
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 10[2,2,5,6,10,10]+7[4,7] → 17 → 成功

天城 康介:ここは100まで上げておきましょう。
速水 やどり:ワンナイトフィーバー適用! 侵蝕値100まで!
GM:了解です。
GM:未来は5m先にエンゲージしています。
GM:あなた方二人は1エンゲージです。
GM: 
GM:戦闘ラウンド突入
GM:1ラウンド目
GM:セットアップフェイズ
GM:こちらはありません。
天城 康介:《フルパワーアタック》を宣言!侵蝕104へ。
GM:やどりちゃんも無しかな。
速水 やどり:はい、無しで。
GM:ではイニシアチブ 8でPCなやどりちゃんから!
速水 やどり:は!
速水 やどり:マイナーはなし!
速水 やどり:メジャー!
速水 やどり:《アドヴァイス》Lv8+《弱点看破》Lv6
速水 やどり:ラウンド中攻撃力+18、次のメジャーアクションのダイス+8個、C値-1。
GM:ピュア暴力!
速水 やどり:対象はもちろん天城君。
速水 やどり:侵蝕+7して107まで。
GM:通します。演出どうぞ!
天城 康介:わあい!
速水 やどり:「……落ち着いて、いつも通りに。……えぇ、行きましょう」そう呼びかけるのは、いつもよりも若干低く、落ち着いた声ではあるけれど。
速水 やどり:レネゲイドにもたらされる効能は変わらない。冷静と高揚。相反する二つが同時に備わる感覚。
GM:では次いで8のイニシアチブ。未来の手番です。
GM:マイナーアクションでそちらのエンゲージに移動します。
GM:≪コンセントレイト:ノイマン≫+≪コントロールソート≫+≪フェイタルヒット≫+≪獅子奮迅≫+≪疾風剣≫《虚構のナイフ》
GM:至近の範囲選択白兵攻撃です。
GM:9DX7 リアクションダイス-4個 命中判定
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,4,5,7,8,9,10,10,10]+10[4,5,6,8,9,10]+10[1,6,9]+10[8]+6[6] → 46

天城 康介:こちら、ひとまずは暴走リア不!
GM:ダメージにはフェイタルヒットを乗せると宣言!
速水 やどり:回避ダイスが触れぬ! 素手ガード!
天城 康介:で、ダメージ確定前に!
GM:む
天城 康介:未来を名乗るジャームへのロイスを「尽力/■嫌悪感」で取得、タイタス化。不利な効果を全て回復。
GM:くっ、了解。それで何をする気だボーイ?
天城 康介:《軍神の守り》でやどりちゃんをカバーリング!
GM:了解です。ではダメージ。装甲もガードも有効です。
GM:4d10+5d10+16
DoubleCross : (4D10+5D10+16) → 21[7,2,5,7]+27[3,6,10,7,1]+16 → 64

GM:単発64点です
天城 康介:2回死ぬ!ので!
GM:うす
天城 康介:速水やどり(未来の姿)へのロイス、感情を「■懐旧/悔悟」に書き換えたうえでタイタス化、昇華。
GM:了解。蘇生してください。
GM:では──
GM:”未来”の鎌が薙ぎ払われる──
GM:あなた方二人の命を、まとめて刈り獲ろうと──
天城 康介:刃が迫る直前。一瞬……ほんの一瞬だけ、傍らに立つ女性に視線。
天城 康介:─次にこの姿を見るのは。10年先か、20年先か。どちらにせよ、決して近いとは言えない未来だけど。
天城 康介:「────」
天城 康介:動いた唇が紡いだ言葉は。またいつか、と。
天城 康介:音には出さず告げて。投げ出すように、刃に身を晒す。
GM:その一撃を喰らった天城康介の脳に──
GM:否、心に、魂に刻まれたものは──
GM: 
GM:河合奏の死──
GM:五色沼伍堂の死──
GM:白南風白蘭の死──
GM:百鬼十桜の死──
GM:朝霞結弦の死──
GM:秋津湊の死──
GM:ノーヴェの死──
GM:鷲尾瞳の死──
GM:雨堂聖理の死──
GM:End of Worldの死──
GM:御鳴鳴唯の死──
GM:パイライトの死──
GM:日馬美礼の死──
GM:逆瀬川苗の死──
GM:東雲銀の死──
GM:葹海璃の死──
GM:神楽和樹の死──
GM:土倉稲穂の死──
GM:興津和紗の死──
GM:氷室錬の死──
GM:真神コルトの死──
GM:そして楊原あざみの死と──
GM:速水やどり──の死です。
GM:それが幾通りも、幾千回も繰り返され──
GM: 
GM:実時間は一瞬。
GM:而して体感時間は永劫。
GM:その虚構と言うにはあまりにも精細で、濃密な死の情報は、
GM:あなたの心身に深刻な“損傷”を与えます。
天城 康介:─あり得たかもしれない現在。何かをしくじれば、そうなっていたであろう今。
天城 康介:それは確かに、自ら死を望むに値する絶望では、あるけれど。
天城 康介:「……ああ、それでも。俺は」
天城 康介:今一度、思い出す。背後に立つ女性の姿を。少女がいつか辿り着く未来を。
天城 康介:「見てみたいんだよ。やどりが─俺たちが勝ち取った、未来を」
天城 康介:幾千幾万の絶望を、ひとつの希望で塗り潰して。
天城 康介:「だから、駄目だ。……諦めてなんて、やるものか」
GM:では次のイニシアチブ! 0の天城くんです
天城 康介:は!マイナー、《完全獣化/一角鬼》で素手のデータを変更。
天城 康介:メジャー、《C:キュマイラ/獣の力》でジャームを攻撃!
GM:こいやー
天城 康介:19dx6+4
DoubleCross : (19R10+4[6]) → 10[1,1,2,4,4,4,4,5,5,5,6,6,8,9,9,10,10,10,10]+10[2,4,6,7,8,9,9,9,10]+10[1,2,2,4,7,9,10]+10[6,6,8]+4[2,3,4]+4 → 48

天城 康介:達成値48で…!
GM:ドッジ! 自分に援護の風!
GM:6DX
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[4,6,7,7,8,10]+3[3] → 13

GM:無理!
天城 康介:ではダメージが……
天城 康介:5d10+25+18
DoubleCross : (5D10+25+18) → 38[3,8,10,7,10]+25+18 → 81

天城 康介:装甲有効、81点!
GM:くっ。そこは空蝉でダメージをゼロに。
GM:では何かある人は何かをどうぞ!
天城 康介:は、割り込み等無し…こちらの行動は以上!(演出は後程まとめて)
速水 やどり:何かある人、やどりちゃんです
GM:やどりさん!
天城 康介:うおー!
速水 やどり:Dロイス『触媒』を使用。対象は天城君で、もういっかいメインプロセスを行ってもらいます。
GM:こいやー!
天城 康介:は、ではもう一度!《C:キュマイラ/獣の力》、ここに特異点!
天城 康介:11dx7+4+20
DoubleCross : (11R10+4+20[7]) → 10[2,2,4,5,5,5,7,8,10,10,10]+10[4,4,6,7,8]+10[6,10]+6[6]+24 → 60

天城 康介:大台に乗って60!
GM:うおお、ドッジ!
GM:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 10[10]+6[6] → 16

GM:がんばった! でもダメ!
天城 康介:ダメージが…
天城 康介:7d10+25+18
DoubleCross : (7D10+25+18) → 23[1,1,3,1,4,6,7]+25+18 → 66

天城 康介:出目が下振れ!66点…!
GM:やっぱ強いなぁ、フルパワー
GM:落ちます! 戦闘不能。
GM: 
GM:迫りくる特異点の魔獣(モノケロス)の一撃!
GM:”未来”は己が身体を虚ろとし、その一撃を無効化しようと目論見ますが──
天城 康介:所詮、物理的な攻撃だ。空間ごと砕いたり、劣化させたり、などといった芸当はできない。
天城 康介:事実。一撃目は、そこに在る実体を砕いたのみだった。しかし─。
天城 康介:─声が聞こえる。冷静で的確なそれは、仲間への指令であり。
天城 康介:『─分かってる。お前の、願いは』
天城 康介:─祈りは。
天城 康介:『俺が、叶える』
天城 康介:虚空を穿つ剣槍。光り輝くその先端が捉えたのは。
天城 康介:誰もが持ちうる故に、希釈され掻き消えようとしていたモノ。未来への不安。
天城 康介:それが凝り固まった"何か"を、奇跡ならざるヒトの手が
天城 康介:掴んで、砕く。
GM:その『祈り』の一撃を受け──
“未来”:「──願望の本質を知っているか、人間?」
GM:ジャームが最初で最後の声を発します。
GM:それは嘲るような、侮るような──
“未来”:「『叶わぬ』──ことよ」
GM:地の底より響くかのような呪詛を残し──
GM:そのジャーム──”未来”はカカカと癇に障る哄笑を上げ、消失しました。
速水 やどり:「……願い、望み……叶わないことが本質だとは、私は思いません」
速水 やどり:「叶える、ものですからね」
速水 やどり:嗤い声が消えて行った、宙を見て。
GM:シーンエンド
GM: 

バックトラック

天城 康介:50下がって73!
GM:Eロイスが1つあるぜ!
天城 康介:おおっと!?
GM:でもやどりちゃんも57にまで下がるし
GM:経験点は一律5ですから「復帰しました」でよしとしましょう(`・ω・´)
速水 やどり:はい、57で帰還で。
天城 康介:わーい
GM:では経験点をお納めくださいませ。
天城 康介:頂きました!
速水 やどり:ごちそうさまです!

ED:永いおわかれ

GM:シーンPC:速水やどり&天城康介
GM:※エンディング
GM: 
GM:そして”未来”──否、ジャームは潰えました。
GM:あなた方の、手によって──
速水 やどり:「……終わり、ましたね」静かな声で。
速水 やどり:手足にまた、熱が駆け巡るのを感じる。
天城 康介:「ああ。これで─終わり、だ」
速水 やどり:「それじゃあ、また。……未来で、会いましょう、なんて」そんな言葉を、残して。
天城 康介:たった数時間だったけれど、聞き慣れた─もっと聞いていたいと思ってしまった、柔らかな声。
天城 康介:カタチの残らないそれを惜しんで。何かを堪えるように、俯いて。
天城 康介:「……やどりの冗談は、心臓に悪いよ」
天城 康介:声に応じた、精一杯の柔らかい笑みと共に、ゆっくりと振り向く。
速水 やどり:「……ふふ、次にあの姿の私に会えるのは、当分先ですからね」振り向けば、君を出迎えるのは。ぶかぶかの服を着た、少女の姿だ。
天城 康介:「……もう一度、あの姿のやどりに会える頃には」
天城 康介:「俺はもう、いい年のおじさんなんだよな」
天城 康介:そんな未来のことを、と。少し前の自分なら、想像することもなく、思考の隅に流していただろうけど。
速水 やどり:「こうすけさんがいくつになっても、それこそしわしわのおじいさんになってる頃でも、夢中にさせる計画を立ててるんですから」
天城 康介:「……なんだか怖いような、楽しみなような。……うん。覚悟を、しておく」
速水 やどり:「えぇ、しかと心の準備をしておいてくださいね」
天城 康介:「ああ。……それじゃあ未来(あした)のことを考えるために」
天城 康介:いつも、そうするように。キミの正面、片膝をついて。
天城 康介:「やどり」
天城 康介:そっと、迎え入れるように両腕を広げる。
速水 やどり:ちょっとだけ止まって……ぶかぶかの胸元がみっともなくないように整えたり、ずり落ちそうなスカートを引き上げたりしてから。
速水 やどり:「はいっ」腕の中に飛び込む。
天城 康介:─そうして、飛び込んできた君の体を。
天城 康介:「ああ。……帰ろう」
天城 康介:抱き止め、背中と太腿の裏に腕を回して、持ち上げる。
天城 康介:「大人になったやどりは、もちろん、綺麗だったけど─」
天城 康介:「今の俺が好きになったのは、今を、未来に向けて生きてる速水やどりだ」
天城 康介:「だから……その、うん。きっと、また色々と……気を揉ませることになると、思うけれど」
天城 康介:ゆっくりと、来た道を辿り、歩き出す。
天城 康介:「─これからも、よろしくな」
速水 やどり:「……はい。そんなこうすけさんだからこそ、好きになったんですから」
速水 やどり:「えぇ。これからも、どうぞよろしくお願いします」
GM:そしてゆっくりと、ゆっくりと。
GM:二人で、歩きだす。
GM:”アレ”とは違う、”未来”へ──
GM: 
GM:今宵の一夜二人転
GM:──速水やどりと天城康介の場合
GM:これにて終了となります。お疲れ様でしたー
速水 やどり:おつかれさまでしたー!!
天城 康介:お疲れ様でしたー!ありがとうございました……!
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