一夜二人転──陶妙算と志木倫堂の場合


PC1:“柳雪(りゅうせつ)陶 妙算(すえ たえかず)(キャラシート)PL:中村
PC2:“バルカノーツ”志木 倫堂(しき りんどう)(キャラシート)PL:そごう

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:開始はもうちょっとかかりますが。
GM:とりあえずどちらがどんなお兄ちゃんになるかだけは、ダイスロールしてみましょうか?
志木倫堂:最初は陶くんにお願いしたい感じ!
志木倫堂:欲望というか……需要というか……
陶妙算:では遠慮なくこちらから!
志木倫堂:途中で悪化転移チャート引いてこっちも被害を受けるので
GM:とりあえず、今は8パターンですね
GM:共有メモに貼り付けてみました。
GM:任意のお兄ちゃんも必要かと思いますので、1d9でいきましょうか?
志木倫堂:中村さんのだぼT引きこもりお兄ちゃん入れてd10にしましょうという提案
志木倫堂:>弟がいないと何もできない。だぼだぼTシャツ引きこもりお兄ちゃん
陶妙算:弟がいないと何もできない。だぼだぼTシャツ引きこもりお兄ちゃん
GM:お、いいですよ。ではそれを9に入れて、10は任意と言うことで。
陶妙算:此方も大丈夫です!
GM:じゃあ陶くんダイスロール願います。

◯お兄ちゃんタイプ表
1:どこか牝の雰囲気のある縦セーターおっとりお兄ちゃん
2:運動部のエースは弟の専属マネージャー。ジャージピッチリスパッツお兄ちゃん
3:お兄ちゃんなのに弟に逆らえないフリフリメイドお兄ちゃん
4:心も身体もつきっきりで弟を体調管理する専属ナースお兄ちゃん
5:兄のくせに弟を誘惑するメスサキュバスお兄ちゃん
6:部下の弟に調教される鬼教官ボンテージ軍服お兄ちゃん
7:弟は旦那様。新妻裸エプロンお兄ちゃん
8:弟のニオイに尻尾を振るビーストビキニお兄ちゃん
9:弟がいないと何もできない。だぼだぼTシャツ引きこもりお兄ちゃん
10:任意のお兄ちゃん

陶妙算:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

陶妙算:任意……!!!
GM:引きおるわ
志木倫堂:任意のお兄ちゃんだ
GM:ではスキなのをチョイス頂くもよし、ボクの考えた任意のお兄ちゃんでもよし
陶妙算:どうしようかな……!
陶妙算:ちょっと悩ませてください
GM:はーい、オッケーですよ。
陶妙算:志木くんから何か希望はありますか?
志木倫堂:いいんですか
志木倫堂:メスサキュバスでお願いします
陶妙算:了解です。
陶妙算:ではメスサキュバスで!
GM:では陶くんが「兄のくせに弟を誘惑するメスサキュバスお兄ちゃん」になってしまうということで、ふぁいなるあんさー?
志木倫堂:OK!
陶妙算:OKです!
GM:ではちょこちょこっと準備2015~はいけると思います。
志木倫堂:よろしくお願いしまーす
陶妙算:宜しくおねがいします!

GM:一夜二人転──陶妙算と志木倫堂の場合

GM:では今宵のシチュエーション内容!

【???】により【陶妙算が兄のくせに弟を誘惑するメスサキュバスお兄ちゃん】になってしまうという事態に陥る。
事態を解決するためには【原因である???を特定する】を進行する必要がある
最後の障害として【???】が出現します。

GM:本日の内容は以上にて、

GM:では準備時間を利用して、妙算お兄ちゃんからから自己紹介をどうぞ
陶妙算:はーい

陶妙算:陶 妙算(すえ たえかず)です。
陶妙算:市内の高校に通いながら第十支部でチルドレンをやっています。
陶妙算:あるFHにセルに囚われていた過去があったりして、それなる鬱屈を抱えていますが
陶妙算:それに負けずチルドレンの努めを果たせるよう日々精進をしています。
陶妙算:ただ若干精神はもろめで友人に依存しがちな面もあります。
陶妙算:そんな感じの美少年っぽい雰囲気を醸し出していきたい子です
陶妙算:性能としては固定値で殴ったり、固定値で回避したりフェイタルでヒットしたり、そんな感じです!
陶妙算:宜しくおねがいします!
GM:はい、よろしくお願いいたします。
GM:陶くんのメスサキュバス……これは高い視聴率が見込めますね(`・ω・´)
GM:では次いで弟の倫堂くん、自己紹介をどうぞ。
志木倫堂:はーい!

志木倫堂:『志木倫堂。イリーガルだ』
志木倫堂:FHの非人道的実験により、怒り以外の感情を制限されて育ちました。今は割と普通の男の子です。
志木倫堂:ある程度落ち着いた今でも、本人は自分本来の気質をあまり好ましく思っておらず、なにかと文化人を主張しがち。
志木倫堂:能力はピュアサラマンダー、本来の制御限界を遥かに超えた超出力をだましだまし攻撃収束させます。
志木倫堂:──といっても最近はサラマンダー能力の師匠的な存在が見つかり、少しずつ火の扱いが上手くなっているようだが……?
志木倫堂:性能的には永遠の炎でこの世の終わりを迎える行動値から単体打点を出すぞ。それしかできない。
志木倫堂:今回は大好きなお兄ちゃんと一緒ということで、張り切って敵を消し炭に変えていきます。
志木倫堂:以上そんな感じ! よろしくお願いします。
GM:ありがとうございます
GM:かわいい感じで言っても物騒だぞ(めっ


GM:一夜二人転──陶妙算と志木倫堂の場合

オープニングフェイズ:「You're my brother.」

GM:シーンPC:陶妙算&志木倫堂
GM:※兄弟の微笑ましい交流となります
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:34->40)
GM:※登場侵蝕率をお願いします。
陶妙算:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 3[3]+48 → 51


GM:チュン……チュン……チュン……
GM:窓の外から聞こえる、雀の鳴き声。
GM:そして梅雨には珍しい、うららかな朝の日差し──
GM:夏の近づきを感じさせる陽光が窓から差し込み、
GM:あなた方兄弟は、目を覚ましました。

志木倫堂:「んぁ……寝ちまったか……」
志木倫堂:なんとなく寝苦しさを感じて、目を擦る。
志木倫堂:普段に比して妙に布団が重いような……。
志木倫堂:「──!」
志木倫堂:普段は无月館の寮で暮らしている兄が、自分の胸の上で寝息を立てていた。
陶妙算:「…ん……」
陶妙算:すう、すうと、君の兄が静かに寝息を立てている
志木倫堂:「……起きてくれ兄貴。朝だぞ」
陶妙算:まるで、娼婦のような
陶妙算:男性の、いや君の情欲を煽るためだけの
陶妙算:肌を大きく露出させた、黒を貴重したデザインの下着のような服を着ている
志木倫堂:努めて肌を見ないようにしながら、肩を揺する。
陶妙算:局部こそしっかり隠れているもの、誘うような白い太腿、触れれば壊れてしまいそうな細く艶かな鎖骨
陶妙算:思わず抱きしめたくなるような細い腰
陶妙算:そこから繋がる他の部位に比べいくらか肉のついた水蜜桃の如く、その滑らかな尻肉の渓谷
志木倫堂:(…………やっぱり、変だ)
志木倫堂:(兄弟を見て、こんな感じになるなんてのは……)
陶妙算:「んん……」
陶妙算:君が起こしてくれるを拒むように
志木倫堂:不埒な考えを、努めて振り払う。
陶妙算:頭を軽く揺すりながら君の肩に抱きつく
陶妙算:さらりとした黒髪の感触が君の肌に振れる
志木倫堂:「うぁ、兄、貴……」
陶妙算:「………」
志木倫堂:鼻腔をくすぐる果実のような香りとともに、柔らかい肌の感触がシャツ一枚を隔てて伝わる。
志木倫堂:「(……まずいまずいまずい!!!!!)」
陶妙算:力なく、瞼を開ける
陶妙算:蕩けたような茶色の瞳で君を見つめる
志木倫堂:「ぁ………………」
陶妙算:「僕が、朝弱いの…知ってるでしょ…?」
陶妙算:そっと、
陶妙算:細い足首を君の足に絡めながら呟く
志木倫堂:びくっ
志木倫堂:「なあ……えっと」
陶妙算:「……なあに?」
志木倫堂:「前から思ってたけど、変じゃないか……? 俺達の距離感、その」
陶妙算:「………??」
志木倫堂:じりじりと、後退しながら。
志木倫堂:その背中が、ベッドが角に配置された、部屋の壁に突き当たる。
陶妙算:「……そうだね。」
陶妙算:ゆるゆると、志木くんの方に近づいていく
陶妙算:「確かに、変かもね。」
陶妙算:そう言いながら倒れ込むように
陶妙算:君の胸に凭れ掛かる
志木倫堂:「──」
陶妙算:「ごめんね。お兄ちゃんなのに、サキュバスなんかおかしいよね。」
志木倫堂:君よりも体温が高い胸板から、煩いくらいの心音が聞こえる。
陶妙算:「こうやって」
陶妙算:「君にぎゅうってしてもらったり。」
陶妙算:人差し指で、露に濡れた果実のような唇に触れ
陶妙算:「君の唇から力をもらわないと」
陶妙算:その指先でそっと志木くんの唇を撫でる
陶妙算:「まともに起きることもできないんだから。」
志木倫堂:「…………いや、そうだな。ごめん」
志木倫堂:陶くんを抱いて、ベッドに押し倒す。
陶妙算:「……あ…」
志木倫堂:「……少し」
陶妙算:流れるようにベットに倒れていく
志木倫堂:「ぼうっとしてたみたいだ。兄貴はサキュバスだもんな」
陶妙算:乱れた黒髪が白いシーツに沈んでいく
志木倫堂:(────必要なことだ)
陶妙算:「…うん」
志木倫堂:無防備に横たわる兄の、ほっそりとした肢体。
陶妙算:「だから、君の助けが必要なんだ。」
志木倫堂:(──だから、こうなるのは自然のなりゆきで)
陶妙算:細身ながら、どこか柔らかさの残る未成熟な白い腕を君の背中に回す
志木倫堂:応えるように。
志木倫堂:彼の頭と背に腕を回し、抱きすくめ。
志木倫堂:唇を奪う。
陶妙算:雪のように白い肌が
陶妙算:桜の花のように淡く紅潮していく
志木倫堂:「……っ。ふ……」
陶妙算:「………んっ……」
陶妙算:目を瞑りながら、君の感触を確かめるように背中を撫でる。
志木倫堂:(……まずい。これは)
陶妙算:細い腰を浮かせ、白い太腿を絡ませ
陶妙算:全身で、君と肌を合わせようとする
陶妙算:サキュバスとしての本能だ。
志木倫堂:(──────いや、いやいやいやいやいやいや! ダメだこれ、戻れなくなる!!!)
志木倫堂:頭の奥で鳴り響く警鐘がどんどんと小さくなっていく。
陶妙算:「……あっ…」
志木倫堂:反対に、全身をそのふれあいの感触が支配しかけたところで──
陶妙算:唇が離れ、桃色の吐息が君にかかる
陶妙算:二人の唾液の混じった銀色の橋が二人の間にかかり
陶妙算:それを愛おしそうに指先で撫で
陶妙算:そっと柔らかなで舌で舐め取る
志木倫堂:「っ……」
志木倫堂:やっとの思いで理性を総動員して体を離した。
陶妙算:「ん…ありがと…」
陶妙算:「すごく、気持ちよかった」
志木倫堂:「……あ、ああ」
志木倫堂:「助けになったんなら、よかったよ」
志木倫堂:誤魔化すように乱れたベッドを整え始める。
陶妙算:「君は?」
陶妙算:ベッドを整える君の背中にそっと抱きつく
陶妙算:「お兄ちゃんとのキス、気持ちよかった?」
志木倫堂:「────そんな聞き方、ずるいだろ」
陶妙算:「お兄ちゃんはずるいものなんだよ?」
志木倫堂:「……正直、兄貴とのこれは魅力的過ぎて」
陶妙算:言葉を止めるように
陶妙算:人差し指で君の唇に触れる
陶妙算:「兄貴、じゃないよ?」
志木倫堂:「う」
志木倫堂:「…………」
陶妙算:「お兄ちゃんとのキスがどうだったのか」
陶妙算:「聞いてるの」
志木倫堂:「お」
陶妙算:茶色い瞳で、自分よりいくらか背の高い弟を見上げながら言う
志木倫堂:口を噤み、あらぬ方向を向き、逡巡。
志木倫堂:「お兄ちゃんとのキスはずっとやってたくなるけど、でもそれはなんかヤバいだろ!!!」
志木倫堂:「一度完全に没頭したら死ぬまでやってそうで本当にめちゃくちゃ怖い」
陶妙算:「ふふ」
陶妙算:手を後ろ手に組みながら、嬉しそうに笑う
陶妙算:「そうだね。」
陶妙算:「ぎゅうっとしてくれるだけでいいって言ったのに。」
志木倫堂:「……嫌なわけじゃないんだよ。お兄ちゃん……は、サキュバスなんだし」
陶妙算:「ちゃんとしてくれるぐらいだもんね。」
陶妙算:「うん。」
志木倫堂:「おう」
陶妙算:「でもね。」
陶妙算:「僕は君となら、どこまでだって墜ちても大丈夫だよ。」
志木倫堂:「そういうこと言うからさぁ…………!」
陶妙算:「サキュバスでお兄ちゃんなんだもん。」
志木倫堂:ベッドをバンバン叩く。
志木倫堂:「…………ま」
陶妙算:「地獄だって慣れたものだし、弟と一緒ならどこでもいけるよ?」
志木倫堂:「究極的には俺だってそうだよ」
陶妙算:「ふふ。」
志木倫堂:「お兄ちゃんとやってく為なら、大抵のことはするさ」
陶妙算:「よくできた弟だなあ。」
陶妙算:「えらいえらい。」
志木倫堂:「あっ、ちょ! やめろっての」
陶妙算:そう言って君の亜麻色髪を優しく撫でる
志木倫堂:「いつまでガキ扱いしてんだよ」
志木倫堂:「ったく……」
陶妙算:君の視界に思わず触れたくなるような柔らかそうな二の腕、誘うような脇腹が映る
陶妙算:「じゃあ、大人扱いのほうがいいかな?」
陶妙算:優しく君の手を取り
志木倫堂:「……それは──」
陶妙算:そっと近づきなら、君の手を腰に回させる
陶妙算:「大人なら、この後どうしてくれるの?」
志木倫堂:「ええい! やめだやめ! すぐそういうことする!」
陶妙算:君の胸元で蠱惑的にささやく
陶妙算:「ん、やっぱり子供だ。」
志木倫堂:がば、と兄を引きはがす。
志木倫堂:「それでいいよ……ったく」
志木倫堂:──正直な話
志木倫堂:どうして彼をすんでの所で拒んでしまうのか、自分でもよく分からなかった。
志木倫堂:……あるいは。
志木倫堂:それが、最初の違和感だったかもしれない。

GM:シーンエンド!

GM:ロイスの操作が可能です。
陶妙算:初期ロイスに志木くんはいるのですが
GM:そうですね
陶妙算:志木倫堂(弟)/溺愛○/依存
陶妙算:これで
GM:ですね、追加で弟、兄としてとってもらって大丈夫ということで<ロイス
志木倫堂:僕も固定ロイスを変更し
志木倫堂:陶妙算(兄)親愛〇/劣情 以上で

GM:ではミドルフェイズに移行しましょう

ミドルフェイズ:「Brothers who get along well」:1ラウンド目

GM:シーンPC:陶妙算&志木倫堂
GM:登場侵蝕率をお願いします。
陶妙算:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 1[1]+51 → 52

志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:40->41)
陶妙算:めっちゃいい空気吸ってる
志木倫堂:落ち着きすぎだろこいつら
GM:んで、ちょいと実験的な感じとなりますが。
GM:それぞれ侵蝕率+30してください。
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+30した(侵蝕率:41->71)
志木倫堂:しました
GM:ありがとうございます。これで判定ダイスも増えますね。
陶妙算:侵蝕が81に
GM:それではFS判定に移行して頂きます。
陶妙算:嘘82に
志木倫堂:ジェネシフト要らずだ いやジェネシフトもするが……
GM:今回、当初に述べさせて頂きましたように、通常の二人転と違い「原因」がはっきりしていません。
GM:進行度を獲得すると、徐々に判っていく感じです。具体的には2と4で開示されます。
GM:そんな訳で、まずはFS判定の前にハプニングチャートなので、が。
陶妙算:はい
GM:まず志木くんの兄堕ちチェックから。意志力6で抵抗判定してください。
志木倫堂:はーい
志木倫堂:3dx>=6
DoubleCross : (3R10[10]>=6) → 7[1,6,7] → 7 → 成功

志木倫堂:コロンビア
GM:踏みとどまりましたねw
GM:では陶くん、兄モードチェンジ判定を
陶妙算:強い
GM:1d10してください

◯お兄ちゃんタイプ表
1:どこか牝の雰囲気のある縦セーターおっとりお兄ちゃん
2:運動部のエースは弟の専属マネージャー。ジャージピッチリスパッツお兄ちゃん
3:お兄ちゃんなのに弟に逆らえないフリフリメイドお兄ちゃん
4:心も身体もつきっきりで弟を体調管理する専属ナースお兄ちゃん
5:兄のくせに弟を誘惑するメスサキュバスお兄ちゃん
6:部下の弟に調教される鬼教官ボンテージ軍服お兄ちゃん
7:弟は旦那様。新妻裸エプロンお兄ちゃん
8:弟のニオイに尻尾を振るビーストビキニお兄ちゃん
9:弟がいないと何もできない。だぼだぼTシャツ引きこもりお兄ちゃん
10:任意のお兄ちゃん

陶妙算:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

志木倫堂:ヤバ
陶妙算:弟のニオイに尻尾を振るビーストビキニお兄ちゃん
GM:……まあ、サマダイスはどどんとふでは無理だからな、うんw
志木倫堂:ビーストビキニお兄ちゃんがニオイに尻尾を振ってくることになっちゃった……
GM:では陶くんは「兄のくせに弟を誘惑するメスサキュバスお兄ちゃん」から
GM:「弟のニオイに尻尾を振るビーストビキニお兄ちゃん」にクラスチェンジしました。
陶妙算:すごいぞ……!!
GM:ではあらためて、なんかもうハプニングチャートいる? って感じですが、ROCしていきましょうw
志木倫堂:1d6 では僭越ながら私が
DoubleCross : (1D6) → 2

GM:2:事態が深刻化する。状態変化の進行・周囲への拡大などラウンド中の判定難易度を8に変更する。
陶妙算:いや、たしかにビーストビキニは自体が悪化してるわ
GM:うん、深刻化したねw<ビーストビキニ
志木倫堂:じゃあそういう感じで……
GM:ではFS判定と行きましょう。
GM:使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
GM:難易度:6
GM:最大達成値:9点
GM:目標進行値:4 となります。
GM:財産点使用可能。
陶妙算:難易度は8ですね。
GM:特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とする。
GM:と言ったものですね。
GM:そしてはい、ハプニングが発生したので達成値は8となります。
志木倫堂:支援の難易度も8ですか?
GM:まずは判定してしまいましょう。支援をする場合はその旨宣言してからお願いします。
GM:はい、ラウンド中の達成値となりますので
GM:支援も8となります。
志木倫堂:りかいしました
志木倫堂:4dx では支援判定 コネ使用で情報UGN
DoubleCross : (4R10[10]) → 5[1,3,4,5] → 5

志木倫堂:財産全ツッパして8までもってきます
陶妙算:頼れる!!
志木倫堂:あっ待って
GM:オーライです。では陶くんの判定に修正が課されます。
陶妙算:待つ
志木倫堂:ダイスボーナスとジェネシフト両方忘れてた
GM:おーらい、ではフリ直しを認めましょう。
GM:ジェネシフトもオッケーですよ。
志木倫堂:3d10+82 ありがとうございます……ではジェネシフト
DoubleCross : (3D10+82) → 19[10,6,3]+82 → 101

志木倫堂:思ったより上がってしまったが、これはこれで
志木倫堂:3dx 増えた分と忘れてた分の振り足し
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[4,5,9] → 9

志木倫堂:成功しました
陶妙算:頼れる!
GM:おお、財産点をキープしつつ成功ですね、すばらしい。
志木倫堂:お兄ちゃんの前だからね
陶妙算:では僕もジェネシフトして
GM:では陶くん。達成値が+3されます
陶妙算:あれ?志木くん71じゃなかった?
陶妙算:侵蝕
志木倫堂:あっ陶くんのとこ見てた
志木倫堂:ガバガバ
GM:おっと
志木倫堂:現在90ですね どうしましょう
GM:では本来のダイスボーナスで
志木倫堂:ダイスボットの3個目のダイスが消滅し成功、という処理になると僕が喜びます
GM:リロールしましょう。
志木倫堂:はい
志木倫堂:2dx えーい
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[4,6] → 6

陶妙算:弟に厳しい
志木倫堂:財産2点突っ込みます。 すいませんでした
GM:いえー。とりあえず成功ということで。陶くん+3です。
陶妙算:では改めて支援をいただきます!
陶妙算:ジャネシフト
陶妙算:ジェネシフト
陶妙算:3d10+82
DoubleCross : (3D10+82) → 19[6,4,9]+82 → 101

GM:100超えですね。では判定どうぞー
陶妙算:よし。よし?
陶妙算:コネUGN幹部を使って
陶妙算:6dx+3+3
DoubleCross : (6R10+3+3[10]) → 9[1,1,4,6,9,9]+6 → 15

陶妙算:よっし、成功!
GM:では進行は2/4となりました、やったね1
志木倫堂:流石お兄ちゃんだ
GM:では情報開示!

開示情報その1「思い出したことその壱:UGNよりの指令」
陶妙算と志木倫堂は、十三支部の依頼でとあるアーティファクトを追いかけていました。
──はずなのですが、その後のことが思い出せません。確か何かを追いかけて、追い詰めたはずなのですが──
──気づいたら、朝チュン状態でした。
ひょっとしたら現在の状況は、そのことが関係しているのかもしれません。

陶妙算:ほう
志木倫堂:思い……
志木倫堂:えっこわい
GM:そんな訳で、志木くんだけが気づいた方が面白そうなのですがいかがでしょう?
GM:で、ビーストビキニ状況の中、〆のあたりで「あれ、おかしくね?」と思い出し描写を頂くことで次のラウンドに移行みたいな。
志木倫堂:随分かかったな。わかりました

GM:そんないつもどおり(?)の挨拶を交換した二人は──
GM:いつもどおり、二人で朝食を迎える準備を進めます。

志木倫堂:シャー…………
志木倫堂:朝の光が差し込む安アパートの風呂場で、シャワーの音が響く。
陶妙算:「みゃああ」
志木倫堂:「あっ、ちょ。まだ頭振るな! まだだって!」
陶妙算:「うにゃっ」
志木倫堂:短パンにTシャツ姿で、左手にシャワーヘッドを持ち、右手にタオルを持っている。
陶妙算:目を瞑りながら、君がかけてくれいるシャワーを浴びています。
志木倫堂:何をしているのか? お兄ちゃんを洗っているのだ。
陶妙算:黒い艷やかな髪には思わず撫でたくなるような猫耳が生え
志木倫堂:「よしよーし。いい子いい子……」
陶妙算:首元には飼い猫の証である金色の鈴
陶妙算:勿論、飼い猫のマナーとしてフリルの付いた桃色の桃色のビキニもしっかり身につけている
陶妙算:胸元の水着はわずかな胸のふくらみを強調するように
陶妙算:下半身の水着は小さなお尻をきゅっと釣り上げご主人さまが撫でやすい形に整えている
陶妙算:「にゃあ」
志木倫堂:加減した手つきで、体中にタオルを這わせながら泡を荒い流していく。
陶妙算:ご主人さまに褒められ嬉しそうにしっぽをふりふりしながら喜びの声を上げます
陶妙算:ビーストビキニお兄ちゃんなので
陶妙算:ビーストでビキニを着てるのだ
志木倫堂:つややかな毛並み。白く滑らかな肌が水滴を弾いて朝日に輝いている。
志木倫堂:「尻尾いくぞー」
陶妙算:「みゃああ…」
陶妙算:尻尾は敏感なので
陶妙算:怖がるようにしながら君の体に抱きつきます
志木倫堂:「こら! お兄ちゃん!」
志木倫堂:「服がベタベタになんだろーが!」言いつつ、それほど嫌そうではない。
陶妙算:「みっっ…」
志木倫堂:よどみなく尻尾の毛並みに手を差し入れて、マッサージしながシャワーを当てていく。
陶妙算:君の大声を受けてビクッと体が震え
陶妙算:茶色の瞳が潤んでいく
志木倫堂:「あっ……ごめん、よーしよしよし」
陶妙算:「みゃあん…」
陶妙算:許しを請うように
陶妙算:膝を屈しながら志木くんの首元に舌を這わせます
陶妙算:怒らないで?と言うお兄ちゃんの声が聞こえてくるようだ
志木倫堂:「うひっ、うはははっ……ちょ」
志木倫堂:「わかったわかった」きゅ、とシャワーを止めて、背中を
志木倫堂:ぽんぽんと叩く。落ち着けるように。
陶妙算:「ふにゃあ」
志木倫堂:「…………」
陶妙算:嬉しそうな顔
志木倫堂:その様子を眺めながら。ぶんぶんと頭を振って。
陶妙算:もっともっと!というように君の頬を舐める
志木倫堂:「わぷっ! あ、あんまりもたれ掛かるな。お兄ちゃん、猫としては重い方なんだから」
志木倫堂:困ったように。
志木倫堂:「ごはん、ごはんにしよう!」
陶妙算:「にゃあ!」
陶妙算:ぶんぶんをしっぽを振りながら返事をする
志木倫堂:(……いかん)
志木倫堂:(お兄ちゃんに変なことを考えちゃダメだ……)
志木倫堂:(ましてやうちのお兄ちゃんはビーストお兄ちゃんなんだぞ……)
陶妙算:「みゃ?」
志木倫堂:「何でもない、ちょっと待ってな」
陶妙算:ビーストビキニお兄ちゃんといえどもお兄ちゃん
陶妙算:弟がつらそうな顔をしたら心配してしまう
志木倫堂:先に脱衣所に出てバスタオルを敷き詰める。
志木倫堂:「ほーら。出てきていいぞー」
陶妙算:「みゃあ♪」
志木倫堂:膝立ちになって陶くんを拭いていきます。
陶妙算:君の声に合わせて風呂場から出ていく。ちゃんと調教されているのだ
陶妙算:「…ん…みゃあ…♪」
志木倫堂:まずは頭から。そこからざっと全身を拭いて。
志木倫堂:腋などの水分が残りやすい所もしっかりと拭っていく。
志木倫堂:(いつもながら……なんか)
志木倫堂:(いいのかな…………これ)
陶妙算:さっきうるさいと言われて、気持ちよくて声を上げたいけど
陶妙算:頑張って押し殺している
志木倫堂:(いや、そんなこと思う方がおかしいんだ)
陶妙算:「……ん…みゃ、みゃん……♪」
志木倫堂:その様子に気付かず、尻尾に差し掛かる。
志木倫堂:きゅっきゅっ
陶妙算:「……ひっ……?…みゃ……?」
志木倫堂:毛が多い場所なので、強めにやっていくぞ。
陶妙算:ビクン
陶妙算:とその肢体が痙攣する
志木倫堂:「ああっ、大丈夫か? お兄ちゃん」
陶妙算:「みゃ……♪」
陶妙算:茶色い瞳を潤ませながら、こくりと頷く
志木倫堂:「……な、ならいいけど……」
陶妙算:ビクンビクン、と柔らかそうなお腹な収斂している
志木倫堂:……気づいたら、そのお腹に暫く目が吸い寄せられていた。
志木倫堂:(……いかんいかん)
陶妙算:「にゃ……?」
陶妙算:弟の様子を小首をかしげながら見ている
陶妙算:尻尾を振るのを我慢するように
志木倫堂:「先行ってていいぞー」ガラガラと風呂の引き戸を空け、濡れた上下を着替え始める。
志木倫堂:「あ、ごめんごめん」
陶妙算:小ぶりなおしりをふるふると揺らしている
志木倫堂:かがんで視線を合わせ。
志木倫堂:「よーしよしよし~わしゃわしゃ~~」
志木倫堂:体をめちゃめちゃ撫で回します。何やってるんだこいつ…………。
陶妙算:「みゃあ♪」
陶妙算:幸せそうにその悪戯を受け入れ
陶妙算:ぎゅっと君の頭を自分のお腹に押し付けるようにしながら
陶妙算:床に倒れ込む
陶妙算:さっきじっと見られてたからお腹が好きなのかな?って思ったのだ
志木倫堂:「う…………」
陶妙算:「みゃあみゃ♪」
志木倫堂:(平常心、平常心だ……)
志木倫堂:(妙算はペットでお兄ちゃんなんだから、これは全然普通の事なんだ)
陶妙算:君の呼吸が自分のお腹をくすぐる感触を楽しんでいる
志木倫堂:背後から抱きすくめるようにして、お腹を撫でていく。
陶妙算:「み…?」
志木倫堂:そのすぐ下のビキニを頑張って目に入れないようにしながら。
陶妙算:両手を口元を隠すようにしながらあげ
志木倫堂:「よく懐いてくれてるし、可愛いし。自慢のお兄ちゃんだよ、ほんと」
陶妙算:薄く肉の乗った白い細い太腿持ち上げる
陶妙算:「にゃあ?」
陶妙算:弟に、服従のポーズをしながら、その言葉を嬉しそうに受け入れます
志木倫堂:「気持ちいいか~そうかそうか。嬉しそうににしやがって。こいつこいつ」
志木倫堂:ニコニコしながらひとしきり陶くんを撫でまわして。
陶妙算:「みゃあ」
志木倫堂:「じゃ、俺はごはん用意するからちょっと遊んでなさい」
陶妙算:「みぃ……」
志木倫堂:そう言ってタオルなどを回収し、洗濯機を回し始める。
陶妙算:茶色の瞳を潤ませながら、寂しそうな声を上げます
志木倫堂:「……」
志木倫堂:「いやっここは心を鬼にしないとダメ!」
志木倫堂:「えーい」
陶妙算:「みい……」
志木倫堂:陶くんの脇に手を差し込んで抱き上げ、脱衣所の外へ。
志木倫堂:ドアを閉めるぞ。
陶妙算:だが陶くんにも切り札がある
陶妙算:そっと、自分が胸につけたビーストビキニに手を触れ
陶妙算:「にゃあ」
陶妙算:それを外そうとする。
志木倫堂:「!!??????」
志木倫堂:「こらっ、やめなさい!」
陶妙算:そうするとご主人さまは自分を止めようとぎゅっとしてくれることを知ってるのだ
志木倫堂:そうなのか……
陶妙算:「にゃー♪」
志木倫堂:ぎゅっとします。止めなければいけないので。
志木倫堂:「……まったく、変なクセがついちゃったかな……」
陶妙算:「みゃっ♪」
陶妙算:その言葉を理解したのかどうか
志木倫堂:「お兄ちゃん、飼い主が俺じゃ無かったら矯正されてるからなーーそれ。ほんっと……」
陶妙算:自分をたしなめる弟の頬をぺろりと舐め上げ
陶妙算:満足そうな表情で脱衣所から出ていきます
陶妙算:お兄ちゃんなので弟に悪戯もするのだ
志木倫堂:「……はっ、危ない危ない。」
志木倫堂:放心から立ち返って脱衣所でする事を済ませ、自分用の雑な朝食と、お兄ちゃん用の雑なカットフルーツを用立てていく。
志木倫堂:「うーん。顔を舐めるの、飼い主のリーダーシップがちゃんとしてないってことだったっけ……」
陶妙算:その音を心地よさげに聞きながら居間でゴロゴロしている
志木倫堂:うろ覚えをぶつぶつと呟いている。
陶妙算:すると、何か見慣れないものが目に写り
陶妙算:そこから、微かに自分と弟の匂いがするのを感じ取る
陶妙算:ビーストビキニお兄ちゃんはお兄ちゃんなので、弟の物を見つけたらちゃんと弟に返してあげるのだ
陶妙算:「みゃっ」
陶妙算:何か、封筒のようなものを咥えて調理中の倫堂くんのもとに行きます
志木倫堂:「ん、もうちょっと待ってー」
志木倫堂:「っと。何だそれ」
陶妙算:「み」
志木倫堂:お兄ちゃんが咥えている封筒を受け取る。
陶妙算:小さな顔を弟に近づけながら、封筒を渡す
陶妙算:「みー」
志木倫堂:ぽす、と空いた手で頭をナデナデしながら。
志木倫堂:中を確認します。
GM:それはUGNで用いられている暗号文が記された一通の書類。
GM:内容は13支部支部長補佐からあなた方二人に宛てられた、「アーティファクトの捜索と回収──乃至破壊」に関する指令書です。
GM:そしてそれを見た瞬間、あなたの脳裏に衝撃が走り、色々と思い出します。
GM:この状態は──おかしい!
志木倫堂:「……? この符丁。十三支部っていやぁ……」
志木倫堂:明らかに開封し、中を確認した痕跡がある。
志木倫堂:誰が? お兄ちゃんではないだろう。甘えんぼだが、そういう所の躾は行き届いている。郵便物を勝手に開いたりはしない。
志木倫堂:俺の──はずだ。
志木倫堂:N市UGN十三支部。そんな厄い文書の存在を今の今まで忘れていることなどあるか?
志木倫堂:……何かが起きている。

GM:では1R目終了

ミドルフェイズ:「Brothers who get along well」:2ラウンド目

GM:2R目へと突入します!

GM:まずは志木くんのお兄ちゃんチェック、目標値は6!
GM:意志で
志木倫堂:はい……
志木倫堂:5dx>=6
DoubleCross : (5R10[10]>=6) → 10[4,6,7,9,10]+4[4] → 14 → 成功

志木倫堂:まあこれだけ振ればね
GM:志木くんの意地を見た気がしますw
GM:では陶くん、チェンジお兄ちゃんダイスを!
陶妙算:わ、わざと負けてくれないの…!?
志木倫堂:しっかりしなきゃ……
志木倫堂:わざと負けます
志木倫堂:判定放棄していこう
陶妙算:虎穴に入らずんば虎子を得ずの精神だ!
GM:お、了解です。
GM:では攻守が交代します。
GM:志木くんはお兄ちゃん表を振ってください。
志木倫堂:1d10 お兄ちゃん表
DoubleCross : (1D10) → 2

GM:2:運動部のエースは弟の専属マネージャー。ジャージピッチリスパッツお兄ちゃん
GM:ですね
志木倫堂:なるほどね
GM:では今度は陶くんが弟なので、弟になってください。
陶妙算:比較的優しめ…!
陶妙算:はーい!
志木倫堂:ハプニングチャートは妙算に頼もうかな
GM:志木くんは、先の異変に気づきつつも、上記の意識が刷り込まれた感じとしましょう。
GM:そうですね、ではハプニング表を!
陶妙算:1d6
DoubleCross : (1D6) → 1

陶妙算:知り合い
GM:1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
GM:ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。
志木倫堂:共通の知り合いだ……
GM:なるほど、ではそのあたりは見学で相談するとして、まずはFS判定してしまいましょう。
GM:目標値は6ですが、判定が意志に変更されます。
志木倫堂:5dx>=6 意志 支援
DoubleCross : (5R10[10]>=6) → 9[1,2,4,6,9] → 9 → 成功

陶妙算:ありがてえ!
GM:支援成功。陶くんは達成値+3で10を超えることが可能です。
陶妙算:7dx+2+3
DoubleCross : (7R10+2+3[10]) → 7[2,3,5,6,6,6,7]+5 → 12

GM:がっつり成功。達成値は4/4
陶妙算:支援のおかげで12に!チッ
GM:このラウンド終了後、クライマックスフェイズへと突入します!
GM:なぜ舌打ちw

GM:そしてまずは情報を開示します。なんでこんなことになったのか、そしてあなた方がどうすればいいのか──

開示情報その2「思い出したことその弐:追跡していたモノは──」
追跡していた遺産は『模倣演算機・閉匣』です。
これはあらゆる機器を分析、模倣するために開発された自立型の遺産ですが、本来の性質を歪めた模倣を行うため、失敗作とされていました。
今回模倣された機器とは──先日市内全域で発生した『疑似夫婦事件』で回収、廃棄されたはずのFH性洗脳装置です。
その歪められた力があなたたち二人に照射された結果が──ごらんの有様です!
そう、なんという運命の悪戯か、あなたたちは本当は兄弟ですらありません!
なんとしても取り逃した閉匣を回収し、真の日常を取り戻さねばなりません!

陶妙算:同じものに……!!また引っかかってる!!!
陶妙算:学習、しろ!!
志木倫堂:陶くん……二度もこんなものに……
陶妙算:ありがとう!”テイマー”!
志木倫堂:おい!!!!!
志木倫堂:ありがとうございます!!!!!!!!

GM:──────
GM:────
GM:──

GM:志木倫堂が疑惑を抱いたその瞬間──
GM:二人を立ちくらみのような感覚が襲います──
陶妙算:「み……みゃ……?」
GM:意識を無理やりミキサーで掻き回され、認識が歪んで行く──
志木倫堂:「これって────あ」
GM:気づいた時には──
GM:志木倫堂は「運動部のエースは弟の専属マネージャー。ジャージピッチリスパッツお兄ちゃん」に
GM:陶妙算はその弟という形に、認識が上書きされてしまいます!

志木倫堂:「……大丈夫か妙算」
志木倫堂:一瞬早く立ち直り、陶くんを抱きとめる。
陶妙算:数瞬の間、呆然として
陶妙算:「うん、大丈夫だよ。御主人様」
陶妙算:「……ん?」
陶妙算:何か自分が変なことを言ったような気がするが
志木倫堂:「何を言ってるんだ」
陶妙算:「あ、ごめん。」
志木倫堂:呆れたように陶くんを抱きあげる。
陶妙算:「なんか、ボーっとしちゃって」
陶妙算:「って、え?」
志木倫堂:(支部に連絡……よりも先に)
陶妙算:さっきまでは確かにそれが普通だと思ってたような…と思考を進める前に
志木倫堂:「弟のケアをするのは俺の仕事だろう」
陶妙算:志木くんに抱き上げられたことでその思考が止まる!
陶妙算:「え…?なんでいきなり抱っこ…?」
志木倫堂:まったく、妙算は変な奴だな。と口にしながら。
陶妙算:「いや、それよりも…弟!?」
志木倫堂:身長に比して少し大きめのジャージに、スポーツウェアのボトムを身に着けています。
志木倫堂:「? どうした。本当に」
志木倫堂:「頭でも打ったか?」
陶妙算:「「え?だって倫堂くんは僕の……」
志木倫堂:ぴと、と自分の髪をかき上げ、君に額を押し付ける。
陶妙算:御主人様……じゃなくて、サキュバスの僕に力をくれる弟…でもなくて……えっと……
陶妙算:「…え、わっ…!?」
陶妙算:白磁の陶器の肌が真っ赤になる
志木倫堂:「うーん。まあ念のため寝とくか」
陶妙算:倫堂くんの……お兄ちゃんの顔が近い!
志木倫堂:そのままベッドに陶くんを寝かせ、自分も布団に入る。
陶妙算:「……えっと」
陶妙算:「お、お兄ちゃん…!」
陶妙算:「大丈夫だよ。僕もう高校生だよ?一人で寝れるよ?」
志木倫堂:「いや今日はどうしたんだ急に……」
志木倫堂:ベッドに肱をついて。君の方を向いて寝転がりながら。
陶妙算:「どうしたって、僕はいつもどおりだよ?」
陶妙算:「わっ……」
志木倫堂:「弟の寝顔の確認はマネージャーとしての義務なんだから、あんまり聞き分けのない事を言うもんじゃないぞ」
志木倫堂:ぽん、ぽん、と布団越しに優しく肩を叩く。
陶妙算:「そうかも、しれないけど…」
陶妙算:そっと顔を隠すように布団を持ち上げる
陶妙算:「でも、お兄ちゃんに寝顔を見られるのって、弟にとっては恥ずかしいんだよ?」
志木倫堂:「……」ふっ、と。その様子を見て相好を崩す。
志木倫堂:「嫌か? 妙算は」
陶妙算:「だって」
陶妙算:「変な顔してたり、変な寝言言ってたりして」
陶妙算:「お兄ちゃんに嫌われるのが、怖いんだもん。」
志木倫堂:「妙算の表情も、寝言も。全部可愛いさ」クスクスと笑う。
志木倫堂:「そんなこと気にするなよ。楽にしてろ」
陶妙算:「~~~っ」
陶妙算:ボスッと布団越しにお兄ちゃんを軽く叩く
陶妙算:「お兄ちゃんのバカ」
陶妙算:「僕、寝言なんか言ったりしないもん。」
志木倫堂:「くっくっく……」陶くんのまだ少し湿っている髪を漉くように撫でる。
陶妙算:言葉とは裏腹に、嬉しそうにその手を受け入れる
志木倫堂:「お兄ちゃんは嬉しいなあ。弟がこんなに可愛くて」
陶妙算:(お兄ちゃんの手…あったかい……)
陶妙算:「本当に……?」
志木倫堂:「本当さ」
陶妙算:「じゃあ、一個だけ、お願い聞いてくれる?」
志木倫堂:「ん」
陶妙算:すっ、と
陶妙算:布団の中で衣擦れの音がする
陶妙算:「マッサージ、してほしいな?」
陶妙算:「僕のマネージャーさんなら」
陶妙算:「優しく、してくれるよね?」
志木倫堂:「妙算は好きだなぁ、それ」
陶妙算:「大好き。」
陶妙算:「お兄ちゃんの手が触れてないと」
陶妙算:「寂しくなっちゃうぐらい大好きなの。」
志木倫堂:くすりと笑って。
志木倫堂:「……ああ。いくらでも優しくしてやるさ。ほら、力抜いて──」
陶妙算:雪色の頬を薔薇のように染めながら
陶妙算:お兄ちゃんに自分の柔肌を晒していく
三枝夕子:ドッドッドッドッ
三枝夕子:出し抜けに、木製の板をノックする音が響く
志木倫堂:「……んん?」
陶妙算:「あっ…お客さん……かな…?」
三枝夕子:ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!
陶妙算:少し残念そうに呟く…
志木倫堂:「こらこら! こら! なんかセンセイの娘思い出すな……」
陶妙算:「え……」
陶妙算:「お兄ちゃん……」
陶妙算:「怖い……」
陶妙算:そっとお兄ちゃんの袖をつまむ
志木倫堂:「ちょっと用心してろ、大丈夫だから」
志木倫堂:ドアの方に歩いて行く。
志木倫堂:ガチャ。
陶妙算:上半身だけを起こし
三枝夕子:そこにいたのは。君と面識のあるはずの人間
陶妙算:シーツで体を隠すようにしながら行く末を見守っている
志木倫堂:「…………ああなんだ、夕子か」
三枝夕子:「志木。」
三枝夕子:「何をしているの?」
志木倫堂:「うん。久しぶり」
三枝夕子:「支部の人が探していた。」
三枝夕子:「私が面識があるからと連絡を受けてきたの」
志木倫堂:「何をしているっていやぁ。弟の世話だけど……」
三枝夕子:「弟?」
志木倫堂:「つーか……」ちょっと妙算は服着てて、と部屋の中に声をかけながら。
志木倫堂:「インターフォン、分かり辛いけどここにあるから」
三枝夕子:《帝王の時間》
三枝夕子:凝視
三枝夕子:「なるほど」
志木倫堂:外に出て、位置を示す。
三枝夕子:《帝王の時間》
志木倫堂:「えっ…………と…………?」
志木倫堂:「そうだ。支部の──えっと」
三枝夕子:「あの声はたしか…陶妙算だったと思うけど」
三枝夕子:じゃあこの発言も消しておいて下さい
陶妙算:「お兄ちゃん、服着ててとか、言わないでよ!!」
三枝夕子:《帝王の時間》
陶妙算:自分が裸だったのが悟られてしまう
志木倫堂:「……ついさっき気づいたんだが。やっぱり妙なことになってるか」
三枝夕子:「この声…確か、陶妙算」
三枝夕子:「おかしい。」
志木倫堂:「いや妙算はおかしくねーだろ」
三枝夕子:「陶妙算はあなたの恋人のはず。弟と呼ぶのはおかしい」
志木倫堂:「……えっ? は?」
三枝夕子:「どうしたの?」
志木倫堂:「流石にボディタッチが多すぎたのか……変な誤解をされてるな」
志木倫堂:「いや前に会った時に説明しただろ? 妙算は弟で────」
志木倫堂:「────?」
三枝夕子:「志木倫道。」
志木倫堂:ではなぜ。
三枝夕子:「貴方は嘘をついたの?」
三枝夕子:「私は、確かに。貴方自身から『陶妙算は恋人だ』と聞いたのだけれど」
志木倫堂:なぜ自分はあの場で、思考停止していたのにも関わらず、いの一番に彼女を拒絶したのだったか。
志木倫堂:「………………嘘、は」
志木倫堂:「ついちゃいない……はずだが…………」
陶妙算:「お兄ちゃん、どうしたの?」
陶妙算:慌てて着替えたのか、かすかに服装に乱れを残した姿で二人の前に現れます
志木倫堂:「……妙算。あの、悪い。妙な話なんだが」
陶妙算:「…?」
志木倫堂:「俺達、恋人だったりした?」
三枝夕子:陶君を見やる
志木倫堂:「いやこの文字列結構口にするの恥ずかしいな……」
陶妙算:「……………………」
陶妙算:「!?」
陶妙算:「え、え、え…?」
陶妙算:「お兄ちゃん、僕のことそんな風に見てくれてたの?」
陶妙算:「僕たちは………」
志木倫堂:「……そんな訳ないだろ! 兄ってのは、というか血縁……もっとなんか、替えの効かない特別な関係って言うか……」
志木倫堂:「……いや、恋愛も替えは効かないか」
志木倫堂:「でも──────つっ……」急に痛みが走ったかのように頭を押さえる。
三枝夕子:「志木倫道」
陶妙算:志木くんの様子を見て、自分も何故だが頭が痛くなる
三枝夕子:「何故、陶妙算に関係を聞いたの?」
三枝夕子:「貴方、言ったわよね」
陶妙算:彼は、お兄ちゃんで、猫の自分を飼ってくれている御主人様で、サキュバスの僕に力をくれる弟で………え……え…?
三枝夕子:「『お前の選択だから価値がある』と」
三枝夕子:「何故、貴方自身の言葉で宣言をしないの?」
志木倫堂:「…………ああ……」
三枝夕子:「選択したことそのものが価値だと貴方は言った。」
三枝夕子:「もう一度だけ聞く」
志木倫堂:冷や汗がこぼれる。指の間からひどい表情が覗いている。
三枝夕子:《真相告白》
三枝夕子:「貴方は」
三枝夕子:「陶妙算の、何?」
志木倫堂:「──────俺は」
志木倫堂:「俺」
志木倫堂:「は──────」
志木倫堂:俺は
志木倫堂:「運動部のエースは弟の専属マネージャー。ジャージピッチリスパッツお兄ちゃんではない──────!」
志木倫堂:「えっ何?」
志木倫堂:自分の口にした言葉が信じられないとばかりに。
三枝夕子:「…それ、何?」
三枝夕子:眉根をひそめる
志木倫堂:「兄のくせに弟を誘惑するメスサキュバスお兄ちゃんの契約者でもないし、弟のニオイに尻尾を振るビーストビキニお兄ちゃんの飼い主兼弟でもないし……!!!!!!」
志木倫堂:「な────」
志木倫堂:「な、何これ!?!?!????」
志木倫堂:「何やってたの俺達!!!!!?????」
志木倫堂:陶くんの両肩を掴んでがしがしと前後に振る。
陶妙算:為すがままにぐらぐらと頭をゆすられる
陶妙算:「わわわ、落ち着いてお兄ちゃん」
三枝夕子:「志木倫道。返事を聞いていない」
志木倫堂:「はあ、はあ……いや。助かった…………夕子」
志木倫堂:「おかげで正気に戻れた」
志木倫堂:「俺は志木倫堂」
志木倫堂:「UGNイリーガルで、高校生で、陶妙算のことが好きで」
志木倫堂:「その……まだ、ちゃんと告白はできてないけど」
志木倫堂:「…………そうだ」
志木倫堂:「模倣演算機・閉匣だ! 十三支部からの依頼」
志木倫堂:「あれを破壊しようとして、俺達は──────」
志木倫堂:思い出した。
志木倫堂:全て。
志木倫堂:拳を固め、自分の顔面をぶん殴る。
志木倫堂:「ぶっっ……」
陶妙算:「お兄ちゃん…!?」
三枝夕子:「…何してるの?」
志木倫堂:「お兄ちゃんじゃない!」
三枝夕子:「…いや」
三枝夕子:「言わなくていいわ。何となく分かったから」
三枝夕子:自分が整理をつけた時と似ていたから、なんとなく類推した
志木倫堂:「……そっか。いや、手間をかけさせたな」
志木倫堂:「この礼は必ずする。あと、不愉快な思いをさせてたら謝る」
志木倫堂:「ありがとう、夕子」
三枝夕子:「いいわよ、別に」
三枝夕子:「貴方がちゃんとして…いや、ちゃんと戻ってるのを見れたから」
三枝夕子:「私の信じるものが揺らがずに済んだわ。それで十分。」
三枝夕子:「友達って、そういうことでしょ」
三枝夕子:「それじゃあ帰るわ。」
志木倫堂:「…………はぁ、なんというか」
三枝夕子:「陶も、元に戻ると良いわね」
志木倫堂:「丈夫になったなぁお前。オーケーオーケー、またな」
志木倫堂:「妙算もまあ、最後には負けねーよ。こんなわけ分らん失敗兵器如きに」
志木倫堂:「……さて」
志木倫堂:三枝さんを見送った後、陶くんに向かって。
陶妙算:二人のやり取りを少し不思議そうに見ている。
陶妙算:正直、まだ少し頭の中にモヤがかかっているような感覚があるが
陶妙算:それでも、目の前の人についていくことに
陶妙算:一切の不安はない
志木倫堂:「妙算、忘れてるだろうが、俺達はUGNの任務の途中なんだ」
陶妙算:「…うん。」
志木倫堂:「昔──妙算がやりあったっていう妙ちきりんなレネゲイドアイテムの亜種みたいなのを追ってて、失敗して、忘れさせられてた」
陶妙算:「さっき、何かおかしいって言ってたのも、それのせいなんだね。」
陶妙算:「大丈夫だよ。」
志木倫堂:「場所は……覚えてる。多分、そうは動いちゃいないだろ」
陶妙算:「確かに、僕はまだ少し不安定なのかも知れないけど。」
陶妙算:「君が隣りにいてくれれば」
陶妙算:「僕の剣は、決して迷わない。」
志木倫堂:「おうよ」
志木倫堂:「さー、て」
陶妙算:「うん。」
志木倫堂:「散々意味の分からんことをさせられたし、支部には怒られるし、夕子には迷惑かけたし」
志木倫堂:「かなりムカついてきたな」
志木倫堂:「行くか妙算、リベンジだ」
陶妙算:「任せて…おにいちゃ…じゃなかった」
陶妙算:「御主人様!」
陶妙算:力強く言い切った

GM:シーンエンド
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
GM:次がクライマックスシーンとなります!
陶妙算:強化素材
志木倫堂:陶妙算のロイスを信頼〇/依存に戻します。
陶妙算:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,5,7,9] → 9

陶妙算:買えない、終わり!
志木倫堂:きぐるみでも買おっかな
志木倫堂:5dx>=14
DoubleCross : (5R10[10]>=14) → 7[1,2,6,7,7] → 7 → 失敗

志木倫堂:おわり
志木倫堂:いや
志木倫堂:模倣演算機・閉匣に取ります
志木倫堂:名残惜しい気持ちがゼロかと言われるとまぁ……/憤懣〇
GM:了解ですw
志木倫堂:以上
陶妙算:志木くんw
GM:ではクライマックス!

クライマックスフェイズ:「Graduating from a brother」

GM:シーンPC:志木倫堂&陶妙算
GM:※決戦です
GM:※侵食率を上昇させてださい。
陶妙算:1d10+101
DoubleCross : (1D10+101) → 7[7]+101 → 108

陶妙算:世界で一番好きな数字だ!!

志木倫堂:煩じゃん
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:90->94)

GM:『オレはお兄ちゃんでも弟でもない!』
GM:覚醒した(少なくとも片方は)あなた達は、昨日ジャームを追い詰めた廃工場へとやって来ました。
GM:そこに居たのは──
閉匣:「──────」
GM:手脚の生えたガラスケースに、脳細胞を模した生体パーツを納めた遺産──
GM:『模倣演算機・閉匣』です!

◯お姉ちゃんタイプ表
1.おっとり縦セーター眼鏡お姉ちゃん
2.学校では生徒会長しっかり者学生服お姉ちゃん
3.お姉ちゃんだけど忠実メイドお姉ちゃん
4.弟ちゃんの専属ナースお姉ちゃん
5.影から弟ちゃんを守るくの一お姉ちゃん
6.弟ちゃんをからかい誑かすサキュバスお姉ちゃん
7.上官に逆らった罰としてはぐはぐ100回鬼教官ボンテージ軍服お姉ちゃん
8.弟ちゃんは旦那様。新妻裸エプロンお姉ちゃん
9.弟ちゃんを手取り足取り指導してあげるお姉ちゃん家庭教師
10.弟ちゃんを捕えて離さないビーストビキニお姉ちゃん

陶妙算:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

陶妙算:2.学校では生徒会長しっかり者学生服お姉ちゃん
志木倫堂:「さて、果たして割合すぐ見つかったな」
陶妙算:「流石倫堂くん、お姉ちゃんとして鼻が高いよ。」
志木倫堂:ジーンズにタンクトップ、いつもの服装。
志木倫堂:「はあ、まあいいよそれで…………」
閉匣:「──────!」
陶妙算:志木くんのお姉ちゃんとして弟の規範になるよう、生徒会長として常に生徒の手本となるよう
陶妙算:学校外でもしっかり学校指定のセーラー服を装備している学校では生徒会長しっかり者学生服お姉ちゃんだ
GM:閉匣が、あなたたちに気づきました。
陶妙算:「お姉ちゃんに向かってその態度は冷たすぎない…!?」
陶妙算:「って、そんなこと言ってる場合じゃなさそうだね。」
陶妙算:と、そっと伯耆安綱を抜く
志木倫堂:「悪ぃ悪ぃ。頼りにしてるぜ、お姉ちゃん」
閉匣:「!・!・!」
陶妙算:「うん、しっかりみててね。」
陶妙算:「UGNチルドレンは強いんだから。」
閉匣:では衝動判定。目標値は9です!
志木倫堂:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 8[2,3,4,4,8] → 8 → 失敗

志木倫堂:暴走した。
GM:≪ワンナイトフィーバー≫が発生します。
GM:希望者は侵蝕率を100にしてください。
GM:その場合、戦闘終了後に侵蝕率が50低下します。
陶妙算:7dx+2>=9
DoubleCross : (7R10+2[10]>=9) → 10[1,2,2,4,7,9,10]+3[3]+2 → 15 → 成功

GM:通常の2d10の上昇はさせる必要がありません。
陶妙算:よっし!成功!
陶妙算:既に100オーバーの場合は…w
志木倫堂:リザレクトで1引くの嫌だから100にしよ
GM:その場合はその数値を引き継ぎでひとつm(_ _)m
GM:<100オーバー
陶妙算:了解!じゃあありがたく適用させてもらいます!
GM:-50の効果は受けられます。
GM:では大丈夫そうなら、戦闘ラウンドに移行しましょうか?
志木倫堂:してください
GM:陶くんはイニシアティブ表の侵蝕率も変更しておいてね。

GM:戦闘ラウンド
GM:1ラウンド目

GM:セットアップフェイズ
陶妙算:なし!
志木倫堂:《永遠の炎》侵蝕+4 攻撃力+24 行動値0に
GM:加速装置──は使わなくてもこちらが上だな。省略。

GM:イニシアチブ、8の閉匣からですね。
陶妙算:こいや!
GM:あ、エンゲージ説明。5m先に敵は存在しています。
GM:そちらは1エンゲージで。

GM:では改めまして、マイナーでポルターガイスト、インプラントミサイルを指定。攻撃力+12
GM:メジャー ≪コンセントレイト:オルクス≫+≪空間歪曲射撃≫+≪要の陣形≫+≪アームズリンク≫+≪雷光撃≫+≪MAXボルテージ≫
GM:対象は三体までなのでお二人を!
GM:判定行きます。
陶妙算:こい!!
志木倫堂:きな!
GM:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,2,4,6,7,7,8,9,10,10]+10[1,3,5,6,7,9]+10[1,7]+3[3] → 33

志木倫堂:暴走リア不。
GM:妖精の手使用
GM:1dx7+40
DoubleCross : (1R10+40[7]) → 10[7]+6[6]+40 → 56

陶妙算:うわあ!?
志木倫堂:これは躱すの厳しそう
GM:二回回って56 ドッジダイスが-2 ガードが-5されます
陶妙算:回したなあ…!!
陶妙算:一応ゲットダウン!
陶妙算:4dx+29
DoubleCross : (4R10+29[10]) → 9[3,6,7,9]+29 → 38

陶妙算:妖精の手がなければ…!!
陶妙算:ダメージどうぞ!
GM:6d10+32 がーど-5
DoubleCross : (6D10+32) → 31[4,4,2,5,6,10]+32 → 63

GM:63点 の ガード-5
志木倫堂:当然死ぬ!閉匣のロイスをタイタス昇華復活
陶妙算:死ぬ!
陶妙算:閉匣/好奇心/敵意○でとって即昇華!
陶妙算:復活!
GM:了解、では──
閉匣:「・-・-・」
GM:閉匣が器用に手に持った銃状のナニカにアタッチメントを取り付け──
GM:みょみょみょみょ──と謎の怪光線を放ってきます。
陶妙算:「……!!」
志木倫堂:「──あぁ?」歯をむき出しにして笑い。そのまま光線に飲まれる。
陶妙算:生物であれば視線や微妙な筋肉の動きからその攻撃の起こりを見ることができる
陶妙算:だが機械が相手では攻撃の予兆を見破ることは難しい、回避しきれず、ダメージを受けます!
陶妙算:「倫堂くん…!」
志木倫堂:閃光と粉塵が舞うなかを、風が膨らみ煙を掃き飛ばし、現れるのは────炎
志木倫堂:「……お姉ちゃんはやめたのか?」
志木倫堂:機械へと向き直る。
閉匣:「・・--・・」
志木倫堂:「──は、なにいってんだかわっかんねー……」
志木倫堂:「よっ!!!!!!」
陶妙算:「お姉ちゃんだから、心配してるのっ」
陶妙算:マイナーで移動!接敵!
陶妙算:メジャーで素殴り!
陶妙算:6dx+29
DoubleCross : (6R10+29[10]) → 9[1,6,6,7,8,9]+29 → 38

陶妙算:クリティカルせず。38!
GM:ガード! 《磁力結界》
GM:ダメージかもーん!
陶妙算:フェイタルヒット!
GM:こいやー!
陶妙算:4d10+4d10+11
DoubleCross : (4D10+4D10+11) → 27[7,10,2,8]+13[8,1,3,1]+11 → 51

陶妙算:まあまあ!
GM:51-2d10
DoubleCross : (51-2D10) → 51-11[9,2] → 40

志木倫堂:つよいぜ
陶妙算:侵蝕が114に
GM:40点のダメージを与えました。半分くらい削れましたが、どっこいまだまだ生きてます。演出どうぞー
陶妙算:凡てが虚ろだった。
陶妙算:学校では生徒会長しっかり者学生服お姉ちゃんだと己を定義していても。
陶妙算:それが確かな支えとなりえないことは自分で理解していた。
陶妙算:自分が倫堂くんの兄なのか弟なのか姉なのか妹なのかあるいはそのいずれでもないのか。
陶妙算:倫堂くんが自分の弟なのか兄なのか
陶妙算:それとも恋人なのか。
陶妙算:それらをいくら自問自答しても
陶妙算:頭の中に靄がかかったような状態では、決して答えは得られない
陶妙算:今、信じられるものは
陶妙算:体に染み付いた己が剣技
陶妙算:"相手を打とうと思って、太刀を振り上げるな。相手を打とうと思って、打ち込むな。気満てば、太刀は自然に上がり、自然に下りる"
陶妙算:ただただ"今"に集中することで
陶妙算:気を満たし、必殺の瞬間を見極める空鈍の剣
陶妙算:「ああ!」
陶妙算:ただ、斬るべき時に
陶妙算:「やあ!」
陶妙算:斬るべきモノを、斬り捨てる!
閉匣:「-・・・・-」
陶妙算:──────────ッ
陶妙算:伯耆安綱を真一文字に走り
陶妙算:閉匣に傷を与える
志木倫堂:「こーんな状況でも、剣筋はしっかりしてやがる」
GM:脚を1本もがれますが、ジャームは今だ健在です。
志木倫堂:「肝心なとこがブレねぇのは、お前のいい所だ」
陶妙算:「ありがとう。」
陶妙算:「次は、倫堂くんのかっこいいところ、見せてよね。」
陶妙算:ひらめくスカートを抑えながら返事をする
志木倫堂:「はっ! 当然!」
志木倫堂:手番貰います。
GM:では行動値6の陶くんの行動が終わり、0の志木くんのイニシアチブです!
陶妙算:いけー!
志木倫堂:マイナー暴走解除。メジャー《コンセントレイト》《結合粉砕》《プラズマカノン》《焦熱の弾丸》
志木倫堂:10dx7+2 対象は閉匣
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[1,2,2,3,3,6,6,7,7,9]+10[3,8,9]+10[3,10]+5[5]+2 → 37

陶妙算:いった!!
GM:37でおけなら、ガードします。ダメージどうぞ!
志木倫堂:4d10+52 装甲無視
DoubleCross : (4D10+52) → 28[3,10,8,7]+52 → 80

志木倫堂:出目がいい
陶妙算:ひゅー!!
GM:80-2d10
DoubleCross : (80-2D10) → 80-15[7,8] → 65

GM:うーん、がんばった。がんばったけど戦闘不能。復活エフェクトも無し! 火力高いよ志木くん、トドメ演出どうぞー
志木倫堂:はい!
志木倫堂: 
志木倫堂:ど、──ゴ バッ
志木倫堂:工場の床のタイルが、閉匣の周辺一帯まとめて持ち上がる。
志木倫堂:「おおおっ────らッッ!!!」
陶妙算:「………!」
閉匣:「・・--・・」
陶妙算:高熱による上昇気流でスカートがめくられそうになるが
志木倫堂:熱衝撃波によって引きはがされたコンクリートの塊が敵の光線から身を避ける死角となり。
陶妙算:志木くんのじゃまにならないように悲鳴とスカートを頑張って抑えている
志木倫堂:同時。
志木倫堂:──熱を収束させながら拳を振るう。激突する。赤熱し膨張し、変じたマグマが閉匣を襲う。
志木倫堂:「……好き放題」
志木倫堂:「めちゃくちゃしてくれやがって! 徹底的にぶっ壊れろ!!」
志木倫堂:前後二方向から、あるいは左右、上下。
志木倫堂:挟み込むように熱塊がレネゲイド兵器に衝突し、ひしゃげさせ、破壊する。
志木倫堂:ドドドドドドッ!!!
GM:模倣演算器・閉匣は、能力を模倣する遺産だ。
GM:しかし所詮は模倣。
GM:単純な出力で上回られてしまえば──為す術がない!
志木倫堂:閉匣の断末魔の反撃とこちらの攻撃が干渉した、爆発────。
志木倫堂:それを背後に、振り返る
志木倫堂:「……ふぅ。さって、終わったな。妙算──妙算?」
陶妙算:「…………」
陶妙算:「………………………………」
陶妙算:「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」
志木倫堂:「っ…………あー…………」
陶妙算:アレが破壊された瞬間に、一気に頭の中の靄が晴れて
陶妙算:自分が何者であったのかも
陶妙算:自分が何をしていたのかも、倫堂くんに何をしてしまったのかも鮮明に思い出せて
陶妙算:「僕は………」
陶妙算:「兄のくせに弟を誘惑するメスサキュバスお兄ちゃんでも!弟のニオイに尻尾を振るビーストビキニお兄ちゃんでも!」
陶妙算:「運動部のエースは弟の専属マネージャー。ジャージピッチリスパッツお兄ちゃんの弟でも!!学校では生徒会長しっかり者学生服お姉ちゃんでも!!!」
陶妙算:「なかったよね!!」
陶妙算:羞恥心で顔を真赤にしながら叫びます
志木倫堂:「あ、ああ…………お互い」
志木倫堂:「そこはもう。なかったことにしよう」
陶妙算:「そうしてくれると、助かります……」
志木倫堂:天井が破壊され、未だ噴煙の上がる工場跡で。
志木倫堂:2人の声が力なく響いた。

GM:シーンエンド

バックトラック

GM:まず侵蝕率がそれぞれ-50されます。
GM:無事戻ってこれた&二人ころがしの経験点は5で固定ですので、省略!
GM:生還おめでとうございます!
志木倫堂:やったー! パチパチ
陶妙算:ごっつぁんです!!
志木倫堂:お姉ちゃんも生還おめでとう
陶妙算:ありがとう!弟くん!

エンディングフェイズ:「You're my──」

GM:シーンPC:陶妙算&志木倫堂
GM:※エンディングです、しっぽりしてください。

GM:事件の顛末をしかめっ面の十三支部支部長補佐に伝えたあなた方二人は、
GM:どっと疲れて帰路につき。
GM:なんとなしに、二人揃って再び此処へと戻って来てしまいました。
GM:あなた方二人──否、志木倫堂の住むアパートに。

志木倫堂:「あ──……まぁ……」
陶妙算:「………」
志木倫堂:窓際に鎮座しているシーラカンスのでかいぬいぐるみをもちもちしながら。
志木倫堂:「楽にしよっか……楽にさ……」
志木倫堂:空気は最悪だった・
陶妙算:「うん……」
志木倫堂:「…………あっ」
陶妙算:うん、といいながら正座の姿勢を崩さない
志木倫堂:「飲み物入れてくるよ。何にする? 種類そんなないけど……」
陶妙算:「ありがとう。」
陶妙算:「えっと、お冷。いただけるかな?」
志木倫堂:「う、うん」
陶妙算:「あの遠慮してるとかじゃなくて、お冷で頭を冷やしたい気持ちなんだ。」
志木倫堂:冷蔵庫からざかざかと氷を放り込んだコップに水を入れて持ってくる。
陶妙算:変に気を使ってると思われたくないので、そう言います。
志木倫堂:「そういうことなら」
志木倫堂:「俺もそうだなぁ……」
陶妙算:「ありがとう…」
陶妙算:両手でしずしずと、コップを受け取り
志木倫堂:ことり、と2人分のコップを折り畳み式の小さな机に置く。
陶妙算:露に濡れた果実のような唇にそれを運んでいく。
陶妙算:「うん、美味しい。」
志木倫堂:「良かった、ただの水だけど」
志木倫堂:無の発言だ。
志木倫堂:帰って来てから一度目ではない。
陶妙算:「お兄ちゃんがいれてくれた水だもん。」
志木倫堂:「ぶっっっっ!!!」
陶妙算:「すごく嬉しいよ」
志木倫堂:「げえっほ、げほっげほ」
陶妙算:と言って自分の失言に気付く
陶妙算:「ご、ごめん……!!大丈夫……!?」
志木倫堂:「ああ、無事だぜ妙算……かなり無事」
陶妙算:「いや、無事じゃないよね…!?服とか…!」
志木倫堂:「……それでだな」
志木倫堂:げっそりとした顔で。
陶妙算:手頃な位置にあったアオルで志木くんの体を拭きながら
陶妙算:君の言葉を待っています
志木倫堂:「その──ごめん!」
志木倫堂:ぱしん、と手を合わせる。
志木倫堂:「いや、このごめんはなんつーか……あの状況は俺も妙算も悪かないんだけど…………」
陶妙算:「………なんで、倫堂くんが謝るの…?」
陶妙算:「うん」
志木倫堂:「ぐずぐずしてたせいで、最初にちゅーするのがあんなんになっちまった…………!」
陶妙算:「………………」
陶妙算:その言葉を聞いて
志木倫堂:「墓まで持って行きかねない一生の不覚だ……」
陶妙算:メスサキュバスお兄ちゃんだったときの自分の言動が脳裏に蘇り
陶妙算:頬を薔薇色に染めながら思わず顔を背ける
陶妙算:顔を背けながら
陶妙算:それでも、志木くんの袖を掴みます
志木倫堂:「うん?」
陶妙算:「不覚…だなんて」
陶妙算:「そんな、いやなことだったみたいに言ってほしく…ないな…」
志木倫堂:「嫌じゃねーよ!」
志木倫堂:「でもさ……だって、あれはなんか違うだろ……!」
志木倫堂:「俺がちゃんと」
志木倫堂:「もっと早くに」
志木倫堂:「妙算のことを」
陶妙算:「違うの。」
志木倫堂:「…………?」
陶妙算:「違うんだよ。倫堂くん。」
陶妙算:「僕はね。」
陶妙算:「前にも、あれに似た洗脳にかかったことがあるんだ。」
陶妙算:「だから、わかることがある。」
志木倫堂:「わかる、こと」
志木倫堂:その可能性を考えていなかったわけではない。
志木倫堂:一度交戦した、という事は。洗脳を受け得る立場だったという事。
陶妙算:「一度目の時は、僕は遥くんのお嫁さんになってて。」
陶妙算:「二度目の時は、君のお兄ちゃんで、弟で、お姉ちゃんになってた。」
陶妙算:「僕にとっての、特別な人と」
陶妙算:「特別な関係になってたんだ。」
志木倫堂:「……」
陶妙算:「だから、ね。」
陶妙算:「倫堂くんは夕子さんに会って目が覚めたけど」
陶妙算:「僕は、彼女に会ってもずっと催眠にかかったままだった。」
陶妙算:「それはきっと僕は望んでたからなんだ。」
陶妙算:「君と、特別な関係なままでいたいって。」
陶妙算:「誰も入ってこれないぐらい」
陶妙算:「仲のいいままでいたいって、そう願ってたからなんだ。」
志木倫堂:「──家族が、きょうだいが、そうか」
陶妙算:「だから」
陶妙算:「志木くんは悪くないんだよ?」
陶妙算:「僕が、弱いから。」
志木倫堂:「ははは、こらこら」
志木倫堂:「そんな風に言うなよ」
志木倫堂:陶くんの腰を掴んで、抱き上げる。
陶妙算:「………っ」
陶妙算:素直に抱きかかえられる
陶妙算:顔を近づけると、瞳に涙が溜まっているのが君にはわかるかもしれない
志木倫堂:「俺だってそうさ。お前とちゃんと特別な関係になりたい」
志木倫堂:「今回のは」
志木倫堂:「だから、そうじゃなかったからだ。お互いにな」
志木倫堂:ふ、と表情を緩める。
志木倫堂:「愛してる。妙算」
志木倫堂:「ずっと一緒に居てくれるよな」
陶妙算:そっと
陶妙算:志木くんの首に手を寄せる
陶妙算:「嬉しい」
陶妙算:「嬉しいな。」
陶妙算:声が震えている
陶妙算:ぽたり、ぽたりと
陶妙算:熱い雫が君の腕に落ちていく
志木倫堂:「くく……泣くなって」
陶妙算:「僕みたいなのが。」
陶妙算:「倫堂くんみたいな素敵な人にそんな風に言ってもらえるなんて。」
陶妙算:「すごく嬉しい。ほんとに、ほんとに嬉しいんだ。」
陶妙算:涙を流しながら、目を伏せる。
志木倫堂:「僕みたいなのなんて、言うなよな」
陶妙算:その言葉に首を横に振る
志木倫堂:俯いたおとがいを持ち上げて、こちらを向かせる。
陶妙算:じっと、君の瞳を見つめる
志木倫堂:「妙算だからいいんだ」
志木倫堂:するりと顔から手を離して、軽くくちづけを交わす。
志木倫堂:「さっきのはノーカンで行こう。これが一回目で、今から始めていくことにすればいい」
陶妙算:「……バカ…」
陶妙算:愛おしそうに、志木くんが触れてくれていた唇に触れる
陶妙算:「僕、倫堂くんに言ってないこと。」
陶妙算:「たくさんあるんだよ?」
志木倫堂:「俺は」
志木倫堂:「言いたくないことをほじくる気はないな」
志木倫堂:きっと、それは。
志木倫堂:自分が知らなくて、汐留遥が知っている事でもあるのだろうが。
陶妙算:「倫堂くんが思ってるほど、綺麗な体じゃないんだよ?」
志木倫堂:「センセイに会う前の俺自身の」
志木倫堂:「何をされてたかなんて話、あれをさ」
志木倫堂:「妙算は知って、受け入れてくれて、それで俺は楽になった」
志木倫堂:「けど。妙算がそうなるかは分からないからな」
志木倫堂:「今は良い。俺は昔のことなんて気にせず生きてるし」
志木倫堂:「今の妙算が、好きだよ」
陶妙算:自分を、変えたかった。
陶妙算:弱さから、痛みを受け入れた自分を
陶妙算:恐怖から、陵辱を受け入れた自分を
陶妙算:死から逃げるために、望んでそれらを受け入れる素振りをした自分を、消してしまいたかった。
陶妙算:だから必死に努力をして、必死に取り繕って、偽って
陶妙算:それでも
陶妙算:誰かに愛されたいと願う、必要にされたいと望んでしまう自分の本質はずっと変えられなかった。
陶妙算:だから、こんな弱い自分は、こんな醜い陶妙算なんて存在は
陶妙算:志木倫堂という、あったかい太陽のような人には相応しくないと思っていたのに
陶妙算:「……本当に…バカ……」
陶妙算:この人は、取り繕った自分を、偽った自分を
陶妙算:なりたかった自分のことを、認めて、受け入れて
陶妙算:愛してくれる。
陶妙算:「僕なんか、君に全然相応しくないのに。」
陶妙算:「そんな風に言われたら、断れないよ」
志木倫堂:「くくく……」
志木倫堂:「ああ、いずれ──」
志木倫堂:「その自己評価の低さも薪にくべてやりたいとこだけど」
志木倫堂:「ひとまずは。そうだな」
志木倫堂:普段の悪人面より、幾分か柔和な笑みで。
志木倫堂:「ありがとう、よろしく」
志木倫堂:それだけを言った。
陶妙算:太陽のように温かいその微笑みに
陶妙算:少し背伸びをして
陶妙算:今度は自分から、大好きな人に口づけを交わした
陶妙算:ただ、唇と唇だけを重ねるだけの、子供のようなキスが
陶妙算:今まで経験したことがないほど甘美で、幸福で
陶妙算:「僕も、大好きだよ。」
陶妙算:「ねえ、倫堂くん。」
志木倫堂:「何だ。妙算」
陶妙算:「君の前では、もう少し、もう少しだけ。」
陶妙算:「綺麗な"陶妙算"のままでいてもい、いいかな?」
陶妙算:僕がそうなりたいと願った姿で
陶妙算:君が愛したいと思ってくれた姿で
陶妙算:短い間だとしても、甘美な夢に浸っていたい
志木倫堂:「いいさ。したいだけそうすればいい」
志木倫堂:「……でもな」
陶妙算:「うん」
志木倫堂:「俺はきっともう、妙算がどんなやつだって。嫌ってやるつもりはない」
志木倫堂:「妙算が──」
志木倫堂:「自分か、俺のこの言葉か」
志木倫堂:「そのどちらかを信じられるようになるまで、待つことにするよ」
陶妙算:返事をする代わりに
陶妙算:そっと君の体を抱きしめる。
陶妙算:きっと、今はすぐに君の言葉に応えることはできない。
陶妙算:今、ただ一人
陶妙算:陶の表情を知ることのできる君ならば
陶妙算:その理由はわかるだろう。

GM:それでは今宵の一夜二人転
GM:陶妙算と志木倫堂の場合 ~You're my sweetheart~
GM:これにて終了となります。お疲れ様でしたー
陶妙算:ありがとうございました!!
志木倫堂:ありがとうございました!!