セーナ・ラグヴァラン&香具矢大吾バーン一昼夜二人転


PC1:“B・B・S” セーナ・ラグヴァラン(キャラシート)PL:北白河
PC2:“薔薇鏃(ア・ローズ)” 香具矢 大吾(かぐや だいご)(キャラシート)PL:海野しぃる

メインログ雑談ログ

目次

ワイバーンパート:プリプレイ

GM:さて
GM:それではお時間。
GM:今日は変則的となりますが、まずワイバーンをして出会って頂き、その後ちょこっと休憩を挟み二人転に移行するとゆー
GM:セーナ香具矢DAYとしてまいりましょう(`・ω・´)
香具矢大吾:いぇー!
セーナ・ラグヴァラン:はいな!

GM:なのでワイバーンだけで今日は自己紹介をしてもらうぜ!
GM:PC1、セーナちゃんから!
セーナ・ラグヴァラン:セーナ・ラグヴァラン、12歳!フリーの工作員をしているインド系の少女です。第三支部所属。
セーナ・ラグヴァラン:所属というか、預かりというか雇われというか。
セーナ・ラグヴァラン:能力は自爆と肉体操作。これを組み合わせて標的の肉体の中に潜り込むという算段よ。必中の弓を持ってるので別に近づかなくても行けます。
セーナ・ラグヴァラン:能力を活かして工作活動をやっているのですが、子供らしく頼る相手ができると隙が発生するという致命的弱点があります。
GM:物騒だけどかわいらしいぞ!
セーナ・ラグヴァラン:趣味は映画鑑賞。口調は関西弁。特記事項として、発育がかなりよく12歳にして背が161センチほどあります。手足が細長いタイプ。
セーナ・ラグヴァラン:発育ついでに最近ジュニアブラがきつくなってきたという噂もある
GM:心は子供、身体はちょっと大人!
セーナ・ラグヴァラン:そんな感じで、今回香具矢さんのものになります。よろしくお願いします。
GM:はーい、ありがとうございます。
GM:かなりこう、北白河さんの好きの煮こごりみたいなモノをこの時点で感じておりますw

GM:では次いで、PC2の香具矢さんどうぞ! 香具矢大吾:100歳くらいの傭兵おじいちゃん! 日露戦争にも従軍したぞ!
香具矢大吾:長身マッチョの良い男であり、世界中の戦争で様々な良い男と出会い、分かれ、愛を紡いできたベテラン戦士!
香具矢大吾:初期の人材不足気味な第九支部にサポートとして入っていたものの、哨戒任務や新人教育の助手などをやっているので最近は前線に出てないぞ!
香具矢大吾:大N市の戦場が終わった後はどこの紛争地帯に行こうかな~って探している最中という噂です。
香具矢大吾:好きなものはお菓子作り、味は実はそこまで分かってないけど、食べた人間の喜ぶ顔に確かなつながりを感じられるんだって!
香具矢大吾:本体は薔薇のレネゲイドビーイング。
香具矢大吾:とある兵士が今際の際まで胸に隠していた薔薇の押し花がレネゲイドビーイングになったものだぞ。
香具矢大吾:だから戦場で人を理解すると同時に、戦場に向かう人を見るとなんとも悲しくなっちゃうんだ。
香具矢大吾:兵種はスナイパー! 以上!
GM:渋い設定! 歴戦のRBというのはなかなか無いタイプかと思いますので良いですね。
GM:スナイパーという兵種ということは、沢山の仲間の死を見てらっしゃいそうですね(´・ω:;.:...
香具矢大吾:はい……
GM:ともあれ今日は生命力溢れる12歳少女との交流!
GM:期待させて頂きます(`・ω・´)


GM:それでは改め、『セーナ・ラグヴァラン&香具矢大吾バーン一昼夜二人転』を始めさせて頂きます。
GM:よろしくお願いしまーす!
セーナ・ラグヴァラン:よろしくお願いします!
香具矢大吾:お願いします!


ワイバーンパート:オープニング&ミドル

GM:承前──

GM:──────
GM:────
GM:──

GM:第三支部、ブリーフィングルーム。
津村孝蔵:書類から目を上げる。「…よし。よくやった、”B・B・S”」
セーナ・ラグヴァラン:「貰うもんは貰っとるからな」「当然や」退屈そうに椅子の上で脚を延ばす少女。
津村孝蔵:「こっちとしてもその前提で任せてる」「…ああそうだ、ちっと確認したいことがある」
津村孝蔵:「…お前との契約期間が、そろそろ切れることになってる」
津村孝蔵:「これ以降についてはお前次第だ。契約延長したいならすればいい。もっと稼ぎたいなら余所へ行くといい。俺は止めん」
セーナ・ラグヴァラン:「…なんや」「『出ていけ』って言いたそうやね」
セーナ・ラグヴァラン:「『オーガン』との決戦にウチはいらんってことか?」
津村孝蔵:「…死んだ後に自分の貯金がどうなるかは考えとけ」「一つ言えるのは」
津村孝蔵:「どんな選択だろうが、俺たちはお前の選択を受け入れる…だ」
津村孝蔵:「一週間時間をやる。仕事の合間にでも考えてくるといい」
セーナ・ラグヴァラン:「…了解」「…ウチ、帰るわ。ほなな」椅子からぴょこんと立ち上がり、部屋を出る。
津村孝蔵:閉まったドアを見ながら溢す。「…『オーガン』が来たら死ぬのかね、あんなガキも」

GM:──────
GM:────
GM:──

GM:その翌日──

GM:N市十壱支部管轄区域──
GM:二三〇〇──
GM:同・BNホテル屋上。

GM:超高空より飛来するワイバーンの反応を確認したUGNは、
GM:これに対応するため高所よりの対空狙撃計画を立案。
GM:第三支部預かりのセーナ・ラグヴァランと
GM:第九支部と契約関係にある香具矢大吾によるチームを編成し、現場へと向かわせました。

セーナ・ラグヴァラン:「またこのビルか」「気ぃ乗らんなぁ」ぶつくさ呟きながら、屋上へと降り立つ。
香具矢大吾:「良いじゃないか、高くて、視界が開けてて」
香具矢大吾:「射つのには良い場だ」
香具矢大吾:月を見上げて薄く微笑む。
セーナ・ラグヴァラン:「仕事には打ってつけやけど、こっちはいっぺんここから撃たれとるんやからな」
香具矢大吾:「ハハッ、姿を晒した狙撃手ってのはそんなもんさ。慣れるよ、慣れる」
セーナ・ラグヴァラン:「こんな仕事に駆り出されるっちゅーことは…そっちも狙撃手か?」
香具矢大吾:「その通り」 背中にぶら下げていた旧式の単発銃を見せる。
香具矢大吾:「昔から戦場を渡り歩いていてね」
香具矢大吾:「傭兵同士、仲良くしてくれよ?」
セーナ・ラグヴァラン:「銃?」《構造看破》。「…ちゃうね、遺産やな」
香具矢大吾:「……フフッ」
香具矢大吾:「遺産でもある、な」
セーナ・ラグヴァラン:「こちらこそ。お互い雇われやし、せいぜい仲良うさせてもらうわ」
セーナ・ラグヴァラン:「…名乗っとらんかったな。ウチは”B・B・S”や。今はセーナ・ラグヴァランって呼ばれてる」
香具矢大吾:「薔薇鏃、香具矢大吾。当世風に言えばレネゲイドビーイングだ。君みたいな若者は大好きだ。よろしく頼むよ」
香具矢大吾:「この小銃は必中の弓に分類される遺産だが、まあ先程言った通り、友の遺産でもある」
香具矢大吾:「戦闘スタイルは時間操作で丁寧に狙って、電磁加速弾頭を叩き込むシンプルな狙撃手」
香具矢大吾:「好みのタイプは精悍な二十代男性……かな」
セーナ・ラグヴァラン:「…そんな簡単に手ぇ明かしてええんか、カグヤ?」
香具矢大吾:「俺は分かり合うために戦場に立つんだ。隠すことは何も無いのさ」
セーナ・ラグヴァラン:「それとも何や、自信の表れか?」じとーっとした目で。
香具矢大吾:挑発するように微笑む。
香具矢大吾:「だとしたら?」
セーナ・ラグヴァラン:「ま、実戦で見せてもらうしかないわ」「ウチのはまだ見せへん。対策されたら商売上がったりやからな」
セーナ・ラグヴァラン:「好みのタイプは…好きにしたらええけど」「そーゆーの好きな大人、腐るほど見てきたからな」
セーナ・ラグヴァラン:「せいぜいハニートラップされんようにな」
香具矢大吾:「ククク……俺のほうが花なんだがね」
香具矢大吾:「君は……そうだな。戦場がビジネスなんだろうな、うん」
香具矢大吾:「戦うことそのものが目的じゃない。そういう感じがするが、どうかな?」
セーナ・ラグヴァラン:「せやね。これが一番稼げるからな」「一生分とちょっと稼いだら、さっさと足洗ってやりたいことやるわ」
香具矢大吾:これまで渡り歩いてきた戦場の経験と短い会話からの推測は当たっていた。
香具矢大吾:それに少しだけ安堵する。
香具矢大吾:「我々のスタンスの違いはそこに起因するものだろう」
香具矢大吾:「俺は戦場が目的なんだ。戦場を渡り歩いて、人間というものと深く知り合う……」
香具矢大吾:「だからまあ、もし俺のスタイルが奇妙だと思ったなら、そこが違うってだけだ」
香具矢大吾:「戦力としては安心してくれ」
香具矢大吾:「ちなみに、君のやりたいことにも興味があるが……」
セーナ・ラグヴァラン:「正反対やね」「ええツラしとんのにバトルジャンキーか。もったいないな」
香具矢大吾:「人間が好きなのさ」
香具矢大吾:「……美しいだろう」
セーナ・ラグヴァラン:「あんまりそうは思わんね」「戦場で見える人間の本性、ろくなもんやあらへん」
セーナ・ラグヴァラン:「フェイクでもええから、綺麗なもんだけ見てたいわ」
香具矢大吾:「今……見えたぞ?」
セーナ・ラグヴァラン:「あー?」態度の悪い聞き返しの表情。
香具矢大吾:「俺の好きな、人間の美しさだよ」
香具矢大吾:カラカラ笑って肩をすくめてみせる。
セーナ・ラグヴァラン:「どこがや」
セーナ・ラグヴァラン:「どんなに奇麗でも、絵にならへんかったらわからへんで?」
香具矢大吾:「この血みどろの戦場《マチ》で、それでも夢を謳う。人間の美しさ」
香具矢大吾:「そうそう絵になんてできるもんじゃないさ」
香具矢大吾:「そんな方法、あるのかい?」
セーナ・ラグヴァラン:「あるよ」「それをやりたいから今稼いでるんよ」
香具矢大吾:その日、初めて少し驚いた顔をする。
セーナ・ラグヴァラン:「…ウチな、映画撮りたいねん」
香具矢大吾:「……映画か」
セーナ・ラグヴァラン:「汚いもんばっかり見てきたから、せめてなんか綺麗なもんの一つや二つ…できればもっと残したいやん」
香具矢大吾:「……」
香具矢大吾:「……それは」
香具矢大吾:「素敵だな……」
セーナ・ラグヴァラン:「せやから、もーちょっと生きて稼がなあかんのよ」「このまま死んでまうと、ウチの人生全部汚いままやったことになるからね」
GM:その時──
GM:バッサバッサ──
GM:遥か遠く──
GM:飛竜の羽が静謐な夜闇を切り裂く音を、あなた方は研ぎ澄まされた知覚で確認しました。
GM:話の途中だが、ワイバーンの襲撃だ!

GM:そんな訳でシーンカット! リアクションは次のシーンで(`・ω・´)
セーナ・ラグヴァラン:ほいさ!
GM:ロイス設定、購入判定が可能です。
香具矢大吾:セーナ・ラグヴァラン 興味◯/隔意 生き延びて欲しいもんだ……
香具矢大吾:購入はボディアーマー!
香具矢大吾:1dx+3>=12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 8[8]+3 → 11 → 失敗

香具矢大吾:財産点1でゲット!
香具矢大吾:若者に押し付けておこう
セーナ・ラグヴァラン:・香具矢大吾 ツラはええ/不信感○ にて取得。適当なタイミングで裏返すぞ。
香具矢大吾:なぜなら香具矢さんは防具持ってもそんな意味ないので……
セーナ・ラグヴァラン:おおきに!
香具矢大吾:香具矢さんはHP20をゴリッと使っちゃう生き物だから……
セーナ・ラグヴァラン:実はセーナもHP20点勢なんですよね…
セーナ・ラグヴァラン:こちらは・・・ブルゲチャレンジ!
香具矢大吾:あっ、拡散!
セーナ・ラグヴァラン:3DX+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 8[1,4,8]+1 → 9 → 失敗

GM:悪いなのび太、ワイバーンの攻撃は装甲無視なんだw
セーナ・ラグヴァラン:だめでした。
香具矢大吾:照準狙いもありだったわね
香具矢大吾:装甲無視だわ……・
GM:なので買い直しでもいいですよ<ボデマ
香具矢大吾:では財産四点で照準器(命中+1)買いますw

ワイバーンパート:クライマックス

GM:では、クライマックスフェイズへと移行します!
GM:侵食率を上昇させてください!
香具矢大吾:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+7[7] → 54

GM:最初に忘れてた気もするので、2回w
香具矢大吾:54+1d10
DoubleCross : (54+1D10) → 54+8[8] → 62

セーナ・ラグヴァラン:わすれてた!
セーナ・ラグヴァラン:31+2D10
DoubleCross : (31+2D10) → 31+14[10,4] → 45

GM:では次いで衝動判定。目標値は9
香具矢大吾:ヒューマンズネイバー!
セーナ・ラグヴァラン:1DX>=9
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 6[6] → 6 → 失敗

香具矢大吾:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 7[4,5,5,7]+1 → 8 → 失敗

セーナ・ラグヴァラン:だめでした。暴走!
香具矢大吾:惜しい
GM:では二人共暴走!
GM:さらに2d侵食率を増やしましょう
セーナ・ラグヴァラン:45+2D10
DoubleCross : (45+2D10) → 45+10[8,2] → 55

香具矢大吾:62+2d10
DoubleCross : (62+2D10) → 62+13[6,7] → 75

GM:最後の処理、ワイバーンタイムを適応するかどうか。適応する場合は侵食率を+50して、バックトラック前に-50できます。
セーナ・ラグヴァラン:します!
香具矢大吾:適応!
GM:ではそれぞれ侵食率を上昇させてくださいませませ。

GM:その時──
GM:バッサバッサ──
GM:遥か遠く──
GM:飛竜の羽が静謐な夜闇を切り裂く音を、あなた方は研ぎ澄まされた知覚で確認しました。
GM:話の途中だが、ワイバーンの襲撃だ!

セーナ・ラグヴァラン:「…そーゆーわけで」「汚いままにならんよーに、頑張ろな?」ポーチから小型のボウガンを取り出す。
香具矢大吾:「なに、君は綺麗さ」単発銃に、儀式めいた丁寧さで弾丸を込めた。
セーナ・ラグヴァラン:「おおきにね」髪を一本引き抜き、ボウガンに装填。
ワイバーン:「Gyiiiiiiiiiiiiiiiii!」
GM:遥か彼方で、飛竜が雄叫びを上げました──戦闘を開始します!

GM:ワイバーンは2体
GM:それぞれ1kmくらい先に別エンゲージしています。
GM:あなた方は1エンゲージ
GM:状況説明終了

GM:1ラウンド目 セットアップ!
香具矢大吾:特に無し!
GM:こちらも無し!
セーナ・ラグヴァラン:なし!
GM:みんな仲間!

GM:ではイニシアチブ、9の香具矢さんからですね。行動をお願いします。
香具矢大吾:ちょっと相談!
GM:はい!
香具矢大吾:使用回数面の問題なければ時間凍結で手番ゲットして、本来の手番は待機に使います!
香具矢大吾:では《時間凍結》
香具矢大吾:HP27→7 侵蝕125→130
香具矢大吾:マイナーでオリジン:プラント使用
香具矢大吾:メジャー
香具矢大吾:一期一咲(ゲッカビジン)
斧+黒の咆哮+バリアクラッカー

香具矢大吾:7dx+27 射撃 対象はワイバーン1
DoubleCross : (7R10+27[10]) → 10[1,3,3,4,4,5,10]+3[3]+27 → 40

GM:イベイジョンで15 命中!
香具矢大吾:39+5d10 ガード装甲無視!
DoubleCross : (39+5D10) → 39+29[3,7,8,9,2] → 68

香具矢大吾:喰らえー!
GM:ワイバーン1、死亡確認! 演出をどうぞ!
香具矢大吾: 
香具矢大吾:弾を込める。
香具矢大吾:狙いをつける。
香具矢大吾:引き金を引く。
香具矢大吾:三つだ。
香具矢大吾:静止した時間の中で香具矢大吾はその三つの動作より他のことをしない。
香具矢大吾:ただ、その三つだけに特化した状態から放たれる無数の弾丸は、通常の時間流を生きる者からすれば機関銃の速射に等しく。
香具矢大吾:その一発一発は狙いすまされ電磁加速した弾丸であるがゆえに。
香具矢大吾:パァン
香具矢大吾:冷え切った青い月の下で、大きな赤い薔薇が一輪咲いたようにしか見えなかった。
香具矢大吾:銃声が一つ、空に吸い込まれて消えた。
香具矢大吾: 
ワイバーン:「Gyiiiiiiiiiiiiiiiii!」
香具矢大吾:130→141
GM:撃ち抜かれた飛竜が、咆哮を上げて絶命します。
GM:残り──1体!

GM:で、本来であれば香具矢さんのイニシアチブとなる訳ですが、放棄でいのかな?
香具矢大吾:放棄! というかまあ待機!
GM:あっとですね、待機!
GM:では8のワイバーン2が動く!
GM:マイナーでオリジンレジェンド発動!
GM:メジャーでコンセントレイト:ハヌマーン(LV3)+振動球(LV10)の組み合わせで攻撃。
GM:狙うのはもちろんそっちのちんまい方だ!
セーナ・ラグヴァラン:ひい
GM:7dx7+12 今必殺のワイバーンアタック
DoubleCross : (7R10+12[7]) → 10[2,4,6,6,7,7,9]+10[2,5,7]+10[9]+10[7]+1[1]+12 → 53

GM:53!
香具矢大吾:勿論当たりそうになったらメジャー放棄カバーするぜー!
香具矢大吾:すごっ……
セーナ・ラグヴァラン:暴走リア不!
セーナ・ラグヴァラン:このままでは当たってしまうぜ!
ワイバーン:死ねよやこむすめ!
香具矢大吾:メジャー放棄カバー……あっ
香具矢大吾:暴走してるじゃん
香具矢大吾:ロイスをタイタス商家します!
香具矢大吾:あのときの戦場の仲間たちへの感情!
ワイバーン:了解!
GM:了解!w
香具矢大吾:それをタイタス昇華して! きっと目の前の少女のピンチに昔の仲間への感情を揺り起こされたのでしょう! カバー!
GM:くそう、おっきい方め生意気な。ではダメージいきます!
GM:6d10+11 装甲無視
DoubleCross : (6D10+11) → 42[2,7,9,9,10,5]+11 → 53

香具矢大吾:勿論倒れます
ワイバーン:「Gyiiiiiiiiiiiiiiiii!」
GM:雄叫びと共に、その口から不可視の衝撃波が放たれる。
香具矢大吾:ワイバーンへのロイスを敬意/脅威◯でとって復活します
GM:標的は──まだ攻撃体勢の整っていない少女!
香具矢大吾:撃てば撃ち返される。
香具矢大吾:それを理解していたが故に、身体は一瞬で動いた。
香具矢大吾:不可視の衝撃波を、レネゲイドビーイング特有の知覚能力で察知し、その軌道に立ちふさがる。
香具矢大吾:「今だ! 撃て!」
セーナ・ラグヴァラン:目の前で自分を庇って傷ついた男に、驚愕の目を向ける。「カグヤ!?」
セーナ・ラグヴァラン:「…アホか!なんで…」急激に脳が冷えていく。「……任されたわ。撃ったる」

GM:では次のイニシアチブ 7のセーナちゃん。
セーナ・ラグヴァラン:はい。
セーナ・ラグヴァラン:マイナーなし。
セーナ・ラグヴァラン:メジャーでコンボ「5RRR」(ウルトラボンバー+ブレインハック+コンセントレイト+拡散する世界)。コスト26で、131。
セーナ・ラグヴァラン:目標はワイバーン。
セーナ・ラグヴァラン:7DX7+2
DoubleCross : (7R10+2[7]) → 10[1,1,5,6,8,10,10]+10[5,5,8]+10[10]+10[8]+10[8]+10[10]+1[1]+2 → 63

セーナ・ラグヴァラン:リアクション不可です。
セーナ・ラグヴァラン:7D10+21
DoubleCross : (7D10+21) → 43[4,9,5,8,9,3,5]+21 → 64

セーナ・ラグヴァラン:もし生き残ったとしても憎悪:ワイバーンが残るぜ!
GM:一撃でふっとびますわー! 死亡確認! 演出どうぞ!
セーナ・ラグヴァラン:何も言わずに、彼方に向けて左腕のボウガンを構える。
セーナ・ラグヴァラン:しゅるしゅると音を立て、糸のようにほどけたセーナの肉体が矢としてそこに装填されていく。
セーナ・ラグヴァラン:肉体の大半を遺産に委ね、ただ射出する。
セーナ・ラグヴァラン:「往生しぃや」
セーナ・ラグヴァラン:放たれた矢は過たず遥か彼方のワイバーンの脊髄に着弾、もとい浸透し…
セーナ・ラグヴァラン:別の生物の神経組織から放たれる「自死せよ」という命令に抗えず、墜ちた。
セーナ・ラグヴァラン:ワイバーンの墜落を見届けて。「お望み通り」「撃ったったわ」一回だけにやりと笑い、肉体の大半を失った少女はその場に崩れ落ちた。
セーナ・ラグヴァラン:戦闘が終わるので復活はしません。
香具矢大吾:「『なんで…』か。そりゃあ、決まってるだろう」
香具矢大吾:背中に銃を背負い、少女を抱え上げる。
香具矢大吾:「美しいものを、見たからさ」
香具矢大吾:月下、歩き始めた。

GM:シーンエンド

GM:バックトラック──は、余裕のよっちゃんで生還(`・ω・´)
GM:経験点を3ずつお収めくださいませ。
セーナ・ラグヴァラン:もぐもぐ…(わりと小食)
香具矢大吾:いただきます……!

ワイバーンパート:エンディング


GM:──────
GM:────
GM:──

香具矢大吾:「さて、どうしたものかねえ」
香具矢大吾:「起こしちまうのも悪いが、レディの扱いは不慣れなんだよなあ」
香具矢大吾:腕の中を見下ろして苦笑した。
セーナ・ラグヴァラン:「ん…ぁ?」肉体の修復を終え、目を覚ます。
セーナ・ラグヴァラン:一瞬の間を置いて、状況を理解。真っ赤になる。
香具矢大吾:「よう、おはようさん」
セーナ・ラグヴァラン:「…はぁ!?カグヤ!?何やっとんねん!離せ!」子供らしく暴れる。手足が長いので痛いぞ!
香具矢大吾:「おい分かった分かった。やめろ、やめろって、痛いから」
香具矢大吾:「お姫様扱いは不満かね?」
香具矢大吾:降ろしてから肩をすくめる。
セーナ・ラグヴァラン:ぜえはあ。「…なんや」「こーゆーのはもっとムードっちゅうか…話が進んでからやるべきやろ…」
香具矢大吾:「おいおい、俺は女の子にゃ興味無いぜ。安心してくれよ」
セーナ・ラグヴァラン:「…せやけど、おおきにな」目の前の男を今一度見る。
香具矢大吾:「おや、素直だことで。おじいちゃん嬉しいぜ」
セーナ・ラグヴァラン:「でもな」「今回みたいに人の事庇ってばっかりやと、戦場で後ろからズドン、やで」ちょっとむくれる。
セーナ・ラグヴァラン:「…まあウチよりベテランに言うことやあらへんけど」
香具矢大吾:「別に、誰にでもこんな事をするわけじゃないさ」
香具矢大吾:「美人限定だ」
香具矢大吾:ウインクをしてみせた。
セーナ・ラグヴァラン:もう一度赤くなる。「…そーゆーことも、誰にでも言っとるんやろ?」
香具矢大吾:「ふふ、どうだかな」
香具矢大吾:ポンポンと頭を撫でて、笑ってごまかす。
セーナ・ラグヴァラン:「…そんなんばっかしやと、好きでもない相手に本気にされてまうで」
香具矢大吾:手の内を隠すのも傭兵の技ということだ。
香具矢大吾:「おや、そいつは気をつけておこう」
セーナ・ラグヴァラン:「こういう時だけ映画みたいなこと言うんやから…」心臓の動きが、いつもより早い。
セーナ・ラグヴァラン:「帰るで、ダイゴ」「はよ報告せなあかん」表情を悟られないように、先に進む。
香具矢大吾:「人間の歩みは……早いな」ゆっくりと後ろをついていった。
GM:そんな月明かりの下での一幕──

GM:──────
GM:────
GM:──

GM:ワイバーンパート、終了!

GM:おつかれさまでした。ちょっと休憩を挟み、続きの二人転は1650からと参りましょう。
セーナ・ラグヴァラン:了解です!
香具矢大吾:うっす!

二人転パート:プリプレイ


GM:一夜二人転──セーナ・ラグヴァランと香具矢大吾の場合

GM:◯今回状況
GM:ジャームにより『互いの利き手が離れなくなる』&『相手の過去の記憶を追体験する』』という事態に陥る。
GM:事態を解決するためには、事態を引き起こしたジャームを『見つけ出して討伐』する必要がある。
GM:最後の障害として『ジャーム本体』を打ち倒す。を達成しなくてはならない。

二人転パート:オープニング「溶けて混じって──」

GM:シーンPC:セーナ・ラグヴァラン&香具矢大吾(香具矢大吾の登場は、GMの指示があるまで不可とする
GM:※事件に巻き込まれ、二人の手がくっついちゃうシーンとなります。
GM:※登場侵食率をお願いします。
セーナ・ラグヴァラン:31+1D10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+6[6] → 37

香具矢大吾:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+1[1] → 47


GM:津村孝蔵と約束を翌日に控え──
GM:アナタ──セーナ・ラグヴァランはなんとなしに、市街をぶらついていました、
GM:と──
???:『うう……が……あぁあ……ぎぃ……』
GM:狙撃手としてのアナタの優れた聴覚が、人のような、獣のようなうめき声を捉えます。
GM:微かなその声は、どうやら通りかかった雑居ビルの屋上から発せられているようです。
セーナ・ラグヴァラン:子供が一人でぶらついていても補導されない休日。潜伏先の「非戦闘領域」のホテルを抜け出して来たが。
セーナ・ラグヴァラン:「…休ませて、くれへんねんなぁ」付近を見渡し、すっとビルに入る。
GM:屋上より感じる、ワーディングの反応。
GM:間違いなく──R案件のようです。
セーナ・ラグヴァラン:端末から津村に短く案件発生の報告を入れると、屋上に足を踏み入れる。
GM:では──
GM:人気の無い、雑居ビルの屋上。
GM:そこには──
???:「──おや?」
GM:薄汚れたコートに身を包んだ、猫背の三十絡みの男性と──
???:「いだぁ──いい。ぎもぢぃ……悪いぃぃ──」
GM:うめき声を上げる、1メートルほどの大きさの肉団子──
GM:──ではありません。目を凝らしてみればそれは『二人の人間』です。しかし──
???:「あでぇ……わた……おれ……だれぇ?」
GM:その身体は蝋のように溶かされ、衣服や装飾品と混じりあい、球体状にされ1つに纏められています。
セーナ・ラグヴァラン:一瞥。「悪趣味やね」
???:「──見られてしまいましたか」
GM:と、『肉団子』を覗き込むようにして観察していたコートの男性が、アナタの方へと視線を向けてきます。
セーナ・ラグヴァラン:「見つからんようにワーディングなんか張るからやろ。バレんようにやりぃや」
???:「ああ──」
GM:と、生気のない笑みを浮かべて。
???:「興奮して、漏らしてしまいましたか」
GM:そう、告げてきます。
???:「お一人ですか、お嬢さん?」
GM:そして顔を真横に倒し、問いかけてきます。
セーナ・ラグヴァラン:「今はな」「通報しといたからもうすぐようけ来るわ」
???:「ああ、うん。それがいい──」
セーナ・ラグヴァラン:「抵抗はやめて速やかに投降を…って、そんなんに従う脚本はないわな」
???:「一人はよくない。一人では何も出来ない」
GM:ぶつぶつぶつぶつと──
???:「かといって複数も良くない、複数では、できることもできなくなる」
GM:死んだ魚のような目で、アナタを見つめてきます。
GM:そして──
GM:でろり、と、コートの両袖から軟質物体が垂れ下がり──
???:「まずは一人のキミが何もできないことを確認しよう」
GM:ひゅんっ!
GM:鞭のように伸びたそれが、アナタめがけて襲いかかってきます!
セーナ・ラグヴァラン:後ろに下がりながら、攻撃が当たった個所をトカゲのごとく自切し、炸裂させる。
セーナ・ラグヴァラン:「何もできんガキやったらこんなとこ来ーへんよ」
GM:弾かれた触手が荒れ狂い、屋上のフェンスが吹き飛ぶ!
???:「──ああ、すばやい。時間がかかりそうですね」
GM:そう告げて、しゅるしゅるしゅる──と、触手を自分の元へと戻します。
???:「……………………」
GM:そして首をかくんっ──と真横に倒し、再びアナタをじっと見つめます。
セーナ・ラグヴァラン:「しゃーないね」左手にはすでに遺産のボウガンが構えられている。男の脊髄めがけて射出する。
GM:その瞬間!
GM:ズビュッ!
GM:『ソレ』は、アナタの足下から、屋上の床面を『すり抜けるようにして』現れました。
GM:粘性を帯びた、触手。
セーナ・ラグヴァラン:「!」
GM:もう少し細心に事を運んでいれば、ソレが男の袖から足元へと伸び、屋上へと『沈み込んで』居る様に気づけたかもしれません。
GM:びしっ──!
GM:伸ばした左手に、触手が絡みつきます。
GM:どろり──
GM:灼熱感と同時に感じる、自身の手が変質する感触──
???:「さて──」
GM:小柄なアナタの身体は、そのまま触手に持ち上げられ──
???:「『一人』のアナタには──退場してもらいましょうか?」
セーナ・ラグヴァラン:「ぐ…ぁあっ!」「…ふざけんなボケ!」
???:「──ではさようなら」
GM:ぶんっ!
GM:勢いよく振り回され、フェンスを飛び越え勢いよく屋上から叩き落され──
GM:──ませんでした。
香具矢大吾:「おっと、あぶないところだったじゃあないの」
香具矢大吾:パシッ、と力強く握りしめる音。
香具矢大吾:「下手な戦場よりもよっぽど死が近いよなあ、この町は」
香具矢大吾:香具矢大吾である。
GM:じゅうっ!
セーナ・ラグヴァラン:「ダイゴ…っ!」驚きと喜びの混じった声。
香具矢大吾:「……ッ!」
GM:軽口を叩き少女の手を握ったアナタの手に、灼熱感が走ります。
香具矢大吾:「こいつは中々タフな状況だが……」
GM:同時に感じる、自身の手が変質する感触。
香具矢大吾:右手の異常を確認する。
GM:確認──することができません。
GM:なぜならアナタの右手は──
GM:少女の手を握りしめたような形で、融合してしまっています。
???:「おや──」
GM:と、その背に声がかけられます。
セーナ・ラグヴァラン:「え?手…」「嘘やろ?」無力に指をぴこぴこと動かすも、離れない。
???:「お仲間──ですか?」
香具矢大吾:「成程、肉体変質の他者波及タイプか」
GM:反対側に首を曲げ、確認するように。
セーナ・ラグヴァラン:「…この状況で答えると思うか?」取り落したボウガンを右手で拾いながら。
香具矢大吾:「今日はオフでね。戦う気分じゃあないんだが」
香具矢大吾:左手だけでライフルを構える。だが、姿勢が普段ほど安定はしない。
???:「なるほど──」
GM:と、男は勝手に納得し──
???:「少し楽しみな気もしますが」
???:「あなたがた『二人』だけでは、足りない」
GM:《瞬間退場》が使用されました。
GM:コート姿の男は、でろりと溶け。
GM:ビルの屋上へと染み込むようにして、その姿を消してしまいます。
香具矢大吾:「逃げた……?」
香具矢大吾:怪訝な表情でライフルをしまう。実のところ弾が入っていなかったライフルを。
セーナ・ラグヴァラン:「逃げ、られた…」悔し気な声の中に、わずかな安堵感が混ざっている。
GM:後に残されるは、あなた方二人と──
???:「ぎぃ……うげぇ……」
GM:苦悶の声を上げる、肉の塊。
香具矢大吾:「まずは彼らの回収だな」
セーナ・ラグヴァラン:「…ああは、なりとうないな」「助かるんかな、あいつ”ら”…」
香具矢大吾:「日常の守護が、雇い主のオーダーだ。男は度胸、なんでも試してみるさ」
セーナ・ラグヴァラン:「…せやね」屋上から、第三支部の回収班がやってくるのが見える。
セーナ・ラグヴァラン:「手、なんとかせんとな」「このままやと…ウチら仲良く廃業やで」
香具矢大吾:「……そいつは、まだ困るな」
香具矢大吾:不安など無いかのように笑ってみせた。
セーナ・ラグヴァラン:「ウチも困るわ」「弓もカメラも持てへんなら…どもならんわ」
セーナ・ラグヴァラン:左指に力が籠もる。

GM:シーンエンド
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
香具矢大吾:セーナ・ラグヴァラン 興味◯/心配 心配させちゃあ不味いよなあ
セーナ・ラグヴァラン:・香具矢大吾 信頼○/不安 にて取得。
香具矢大吾:照準器!
香具矢大吾:目標値15!
香具矢大吾:1dx+3>=15
DoubleCross : (1R10+3[10]>=15) → 1[1]+3 → 4 → ファンブル

香具矢大吾:デデドン!
セーナ・ラグヴァラン:照準器チャレンジ!
セーナ・ラグヴァラン:3DX+1>=15
DoubleCross : (3R10+1[10]>=15) → 7[2,6,7]+1 → 8 → 失敗

セーナ・ラグヴァラン:7点はまずそう!失敗で!
GM:では大丈夫そうなら、ミドルをちょこっと進めましょうか?
香具矢大吾:オッケー!
セーナ・ラグヴァラン:ほいさ!

二人転パート:ミドル「リサーチ&チェイス」

GM:シーンPC:香具矢大吾&セーナ・ラグヴァラン
GM:※状況を確認するシーンとなります。
セーナ・ラグヴァラン:37+1D10
DoubleCross : (37+1D10) → 37+10[10] → 47

香具矢大吾:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+5[5] → 52


羽生藍:『──MM(メルトマーブル)ね、おそらく』
GM:今件において香具矢大吾のバックアップを務めることとなった、
GM:支援要員──“TA(ターミナルアダプタ)”、羽生藍が、先の男の情報を端末ごしに告げてきます。
羽生藍:『本名呉新正(くれあらまさ)』
羽生藍:『リベンジャーズセル所属のエージェント』
羽生藍:『崩落戦前は──教員をしてたみたい』
香具矢大吾:「参るねえ。ジャームってのは残酷だ」
香具矢大吾:「どこに逃げたかは分かるかい?」
GM:音声通信と同時に、端末により詳細な情報が送られてきます。
羽生藍:『現状ではなんとも。──とにかくほんと、手が足りないから、この街』
セーナ・ラグヴァラン:「教員か」「ウチは行ってへんから分からんけど、教え子も可哀そうやな」
羽生藍:『あの惨劇に、引率していた生徒ごと巻き込まれて──』
GM:と、追加の情報が送られてきます。
羽生藍:『──そのさい、パニックに陥った生徒を纏めきれず、多くを死なせてしまったみたい』
羽生藍:『ひょっとしたらその体験から、今の能力に目覚めたのかも知れないわね』
香具矢大吾:「この現代日本で誰にも知られず戦争が起きていた……なんて」
香具矢大吾:「信じられねえよなあ、クロドヴァじゃないんだからさ」
香具矢大吾:やだやだ、とつぶやく。
羽生藍:『テクスチャーを1枚剥がせば、どこも同じ』
羽生藍:『──と言っても、この街は異常にすぎるけど』
GM:通信機越しに、嘆息が聞こえるようです。
セーナ・ラグヴァラン:「その結果、ああなってもうたんやったら浮かばれへんよ」「…ここが異常なんは慣れっこやろ?」
セーナ・ラグヴァラン:「…慣れたらあかんのやろけど」
香具矢大吾:「良い機会だ。学校、行ったらどうだ?」
羽生藍:『慣れて、その上で麻痺しないことが肝要なんでしょうね』
羽生藍:『──とりあえず『あの二人』、第四に保護してらって分析、対応してもらうことになったから』
セーナ・ラグヴァラン:「行かへんよ、今更。必要ないし」「『普通の女の子』に戻ったらともかくな」
セーナ・ラグヴァラン:「…助かるとええな」
香具矢大吾:「助かってくれなきゃ困る。俺たちだって治療してもらわなきゃなんだからな」
羽生藍:『ええ、そうね』
羽生藍:『申し訳ないんだけど“薔薇鏃”はそのままMMを追跡。対応をお願い』
羽生藍:『第三には事後報告になるけど、“B・B・S”にも協力を依頼するわ』
セーナ・ラグヴァラン:「了解。どのみちこの体やとそうするしかあらへんし」
羽生藍:『本来ならこちらに戻ってきてもらって治療対応をとも思うのだけど──』
羽生藍:『時間も人も、もうこの街にはあまり残されてないから』
羽生藍:『──ごめんなさい』
香具矢大吾:「了解。なに、帰ってくるさ。百年そうしてきたんだから」
香具矢大吾:「──心配するなよ」 二人に向けて
セーナ・ラグヴァラン:「せやな。今回は“薔薇鏃”のほうに頼らせてもらうわ」「すぐに解決して帰ったるから、ギャラは弾んでや?」
羽生藍:『ありがとう──二人共、気をつけて』

GM:──────
GM:────
GM:──

どどんとふ:「セーナ・ラグヴァラン」がログインしました。
どどんとふ:「香具矢大吾」がログインしました。
GM:さて
GM:準備はオッケー?
セーナ・ラグヴァラン:はいな!
香具矢大吾:いぇー!

GM:ではFS判定1R目 さっそくハプニング内容を決めてまいりましょう。
GM:セーナちゃん、ハプニング表を1D6でROCしてくださいませ。
セーナ・ラグヴァラン:1D6
DoubleCross : (1D6) → 3

セーナ・ラグヴァラン:ちょっとこれ難しいですね。効果そのままで効果だけ降り直しとかいけますかね?
セーナ・ラグヴァラン:効果というか発生するデータ的効果据え置きで
セーナ・ラグヴァラン:くっついてる手が反転したら…解決してしまう!
GM:そうですね、状況があれですので。
GM:いっそROCで内容ごとチョイス頂いても。
香具矢大吾:……そうだ!
香具矢大吾:両手がくっつく……!
セーナ・ラグヴァラン:もはや何ができるっていうんだよそれ!
香具矢大吾:撃てねえ!
香具矢大吾:口で引っ張るんだよぉ!
GM:幅減っちゃうからねw リロールかROCしましょう、うんw
セーナ・ラグヴァラン:リロール!
セーナ・ラグヴァラン:1D6
DoubleCross : (1D6) → 3

セーナ・ラグヴァラン:1D6
DoubleCross : (1D6) → 4

ハプニングチャート:4:二人で協力して作業に当たる。
ハプニングチャート:進行判定の前に二人とも難易度5の≪意志≫判定を行い、成功した場合ラウンド中の判定ダイスを+5個する。
セーナ・ラグヴァラン:協力して作業に当たりましょう。
GM:ではまず判定をしてしまいましょう。内容はそれから
GM:それぞれ意思判定を!
香具矢大吾:よし!
香具矢大吾:3dx+1>=5
DoubleCross : (3R10+1[10]>=5) → 7[4,7,7]+1 → 8 → 成功

セーナ・ラグヴァラン:1DX>=5
DoubleCross : (1R10[10]>=5) → 2[2] → 2 → 失敗

GM:では香具矢さんはダイスが+5 セーナちゃんはそのまま
GM:FS判定は
GM:使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
GM:難易度:6
GM:目標進行値:4
GM:財産点使用可能。
GM:となっております。
GM:特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とする。
GM:※メジャーアクションによる支援エフェクト使用時にも、最大達成値を10とするものとする。
セーナ・ラグヴァラン:お互い財産いっぱいあってよかった~
GM:てな感じですね。今回は二人共支援エフェクトはないから、通常通り判定するか、支援するかですね。
GM:ふまえて判定をどうぞー
香具矢大吾:安定感ある~
香具矢大吾:ひとまず支援判定行きます!
香具矢大吾:これも難易度6っすかねえ
GM:ですねー
香具矢大吾:では成功バフをうけて
香具矢大吾:6dx+1 UGN
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[2,5,6,7,7,10]+10[10]+6[6]+1 → 27

香具矢大吾:イイオトコなので丁寧に支援する
GM:ではセーナちゃんの達成値上限が10に、判定に+3されます。
セーナ・ラグヴァラン:うれしいわ~
セーナ・ラグヴァラン:では、判定!
セーナ・ラグヴァラン:3DX+3>=6
DoubleCross : (3R10+3[10]>=6) → 9[1,5,9]+3 → 12 → 成功

セーナ・ラグヴァラン:ヤッタネ
セーナ・ラグヴァラン:というわけで2ほど進む!
GM:おお、では進行値は2/4となりました。良いペース!
GM:ではふまえた上でロールをしていきましょう。
GM:二人のはじめての共同作業とは──

GM:TA──羽生藍との通信に一段落をつけたあなた方二人は、
GM:MMへの追跡を始めました。
GM:しかし──

セーナ・ラグヴァラン:追跡中の街中。手を繋いで歩く人影が二つ。
セーナ・ラグヴァラン:「なー”パパ”、まだ着かへんの?」
香具矢大吾:「はっはっは、もう少し待ってくれセーナ」
香具矢大吾:空いた片手でスマホをポチポチといじりながら目的地へと歩く。
香具矢大吾:「SNSでUGNに消去されない範囲の怪しげな目撃証言をつなぎ合わせている」小声で囁く
香具矢大吾:「もう少しで見つけられると思うんだけどなあ?」先程囁いた時の顔が嘘のように人のいい笑みを浮かべた。
セーナ・ラグヴァラン:「了解。こっちはワーディング反応がまだかろうじて追えてる」すれ違う人々から微笑ましげな視線を感じる中、小声で。
香具矢大吾:異能と技術、双方を組み合わせることで、調査はおおむね順調と言えた。
香具矢大吾:「問題は、到着した後だなあ」
香具矢大吾:ポツリと
セーナ・ラグヴァラン:「あと?」
香具矢大吾:「ハッハッハ、寂しがりでお父さんから手を離せない娘の心配をしてたのさ」
セーナ・ラグヴァラン:「ありがとーな、パパ」屈託のない笑み。
セーナ・ラグヴァラン:ぎゅっと腕に顔を近づける。
セーナ・ラグヴァラン:「手が使えへんのは厄介やな。うちのは絃が引けへん」小声。
香具矢大吾:「俺も正直片手じゃ狙いがな。しかも右が基本だ」
香具矢大吾:と、小声で返してから、なにか思いついたような顔をする。
セーナ・ラグヴァラン:「…銃架代わりやったらウチを使うたらええ…ん、なんや?」
香具矢大吾:「それだよ、それ」
香具矢大吾:「お互いに武器を共有するとしよう」
香具矢大吾:「幸い、使用のコツはそう変わらないだろう?」
セーナ・ラグヴァラン:「せやね」「ウチのは装填さえやればたぶん何とかなるし…」
香具矢大吾:「どうせ、お互い狙いは同じだ」
香具矢大吾:「引き金だけは自分で持てば良い……お互いにな」
セーナ・ラグヴァラン:「タイミング勝負…ってところまではいけそうやね。乗ったるわ」
香具矢大吾:「よし、キマりだな」
セーナ・ラグヴァラン:「…あとはアレやな」「こういう話ができるように、人通りの少ない道選ばんとあかんな」
香具矢大吾:「では少し動こうか」
セーナ・ラグヴァラン:「了解。頼りにしてるで、パパ?」ふふりと笑う。
香具矢大吾:「じゃあ遠回りだけど向こうのコンビニに寄っていこうか」
香具矢大吾:そう言ってするすると路地を経由するルートへと入る。

GM:──────
GM:────
GM:──

GM:では2ラウンド目となります。
GM:ハプニングチャート! 今度は香具矢さんがROCくださいませ。
香具矢大吾:1d6 いっけー!
DoubleCross : (1D6) → 4

ハプニングチャート:……あ、じゃあこれで射撃訓練します?
セーナ・ラグヴァラン:こちらはOK!
香具矢大吾:5番になりませんかねこれw
GM:ええよw<ROCだから
香具矢大吾:射撃訓練を射撃で判定する感じの……w
香具矢大吾:ではそれで!
GM:では
ハプニングチャート:5:ちょっとした荒事・戦闘が必要な局面。
ハプニングチャート:ラウンド中の使用技能を≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫に変更する。
ハプニングチャート: 
ハプニングチャート:ではFS判定をしましょう!
ハプニングチャート:難易度は変わりませんが、使用技能が白兵、射撃、RCを使えます。
GM:エフェクトの組み合わせもありで!
香具矢大吾:ククク
香具矢大吾:ではイイオトコは引き続き支援するぜ
GM:裏でもちらと話しましたが
香具矢大吾:マイナーでオリジン:プラント
GM:お一人ずつがそれぞれ判定して、1ずつ獲得でも4となりFS判定突破ですね。
香具矢大吾:マジカ~!
香具矢大吾:ではそれでいきますか!
香具矢大吾:3dx+14 射撃
DoubleCross : (3R10+14[10]) → 10[5,9,10]+6[6]+14 → 30

香具矢大吾:52→54
セーナ・ラグヴァラン:では判定!
セーナ・ラグヴァラン:3DX+15
DoubleCross : (3R10+15[10]) → 7[5,6,7]+15 → 22

セーナ・ラグヴァラン:やったー!
GM:二人共成功!
GM:進行値が4/4となりました。このラウンド終了後、クライマックスフェイズへと移行します!
GM:そうした訳で先の射撃描写となりそうですが
GM:合わせてこのラウンドでは、ご要望のありました『相手の過去の記憶を追体験する』が発生します。

GM:──────
GM:────
GM:──

香具矢大吾:同じ種類の遺産に適合した者同士は、時として遺産を通じて互いの過去の記憶に触れることが有る。
香具矢大吾:そのような話が研究者の間では仮説として語られている。
香具矢大吾:とはいえ、だ。
香具矢大吾:同じ遺産の持ち主が互いの遺産に触れるような機会などそう起こるものでもない。
香具矢大吾:そんなものはお伽噺だろうなどと言われていたが──
香具矢大吾: 
香具矢大吾:砲火と血風が世界を染める。
香具矢大吾:人が、人が、人が、歩き続けて死に続ける。
香具矢大吾:死の全自動量産工場と化した要塞を見つめながら、一人の男が命を終えようとしていた。
香具矢大吾:『ごめんな……ごめんな……??……』
香具矢大吾:それが男だったのか女だったのか、そもそも人だったのか。
香具矢大吾:名前を覚えていない今では思い出すこともできない。
香具矢大吾:だがその知らぬ誰かの名前をつぶやいて、男は今際の際の力で触れた。
香具矢大吾:“俺”に触れたのだ。
香具矢大吾:『おい、生きているのか! おい!』
香具矢大吾:『衛生兵!』
香具矢大吾:誰かの声が聞こえた。
香具矢大吾:俺を助けた誰かは心の底から救われたような顔で。
香具矢大吾:“俺”は既に持ち主の身体を奪っていて。
香具矢大吾:どうしようもなかったから、ひとまず彼らの為に戦おう。そう思ったのだ。
香具矢大吾: 
香具矢大吾:「……ってね」
セーナ・ラグヴァラン:「…ヒーローのオリジンとしては、まあ及第点ちゃうか」評論家のような顔で。
香具矢大吾:その男が退屈しのぎに語った昔話は、奇妙な臨場感と質感を伴ってセーナへと伝わったことだろう。
香具矢大吾:「ネタになりそうかい?」
セーナ・ラグヴァラン:「どうやろな?」「演じれる役者がおらんやろ」
香具矢大吾:「さしずめキャプテン・ローズか……いや案外いけると思うけどなあ」
香具矢大吾:「るろうに剣心が実写化しただろう?」
セーナ・ラグヴァラン:「ヒーローもん、権利厳しいからな」「まあなんや、ハリウッドでなんか撮れそうやったら考えといたる」
セーナ・ラグヴァラン:「…どや?撃てるようになったか?」
香具矢大吾:苦もなくターゲットを打ち抜く。
香具矢大吾:「ああ、調整は終わった。狙撃でもなければ、いけるね」
香具矢大吾:それからセーナを抱き寄せて、繋いだ二人の腕を使ってライフルを構える。
香具矢大吾:「これなら、狙撃もいける」
セーナ・ラグヴァラン:「…ん」少しだけ目を閉じる。「…それなら、良かったわ」
セーナ・ラグヴァラン:指越しに伝わってくる鼓動が、少し早くなる。
香具矢大吾:「どうしたどうした? 可愛いところもあるもんだねえ」
セーナ・ラグヴァラン:「…そらそうもなるやろ」「レディ言うたんはどこの誰や?」むーっとした顔。
セーナ・ラグヴァラン:「…このままでもええから」髪の束を矢に変える。「こっちの装填も手伝うてや」
香具矢大吾:「レディ扱いはしているさ。ただ、こういう時だろう?」
香具矢大吾:そう言いながら弓を構える為につながった手の力を抜いて、セーナのしたいようにさせる。
香具矢大吾:その過程で遺産に触れた大吾の脳裏に。
香具矢大吾:存在しない思い出が浮かび上がる。
セーナ・ラグヴァラン: 
セーナ・ラグヴァラン:雑然とした都市の中。円形に刳り貫かれたように破壊し尽されている。
セーナ・ラグヴァラン:その中心に、無傷の幼い少女が見える。
セーナ・ラグヴァラン:「爆薬等の一切の証拠を残さず、一定範囲を破壊する」。兵器として、彼女は裏組織で取引されていた。
セーナ・ラグヴァラン:名前は、「青銅の爆弾人形/Bronze Bomb Shell」。彼女の記憶は、そう呼ばれたところから始まっている。
セーナ・ラグヴァラン:少女に名前はなく、ゆえに人としても扱われず…ただ組織を転々とし、いずれ擦り減って死ぬばかりのはずだった。
セーナ・ラグヴァラン:どう見てもまともではない少女を、一人の老人が拾うまでは。
セーナ・ラグヴァラン:オーヴァード絡みの案件に首を突っ込んだ一般人の行く末は想像通り。だが、子守として見せていた一本のビデオテープは、兵器に確かな自意識を与えた。与えてしまった。
セーナ・ラグヴァラン:その数か月後、保持していた組織は突然の”事故”により壊滅。爆弾人形の所在もそこで消えた。
セーナ・ラグヴァラン:そして、一人の”工作員”が生まれた。
セーナ・ラグヴァラン:彼女の本当の名前は、誰も知らない。
セーナ・ラグヴァラン: 
香具矢大吾:「……」固まる。
香具矢大吾:「なんだ、今のは……?」
セーナ・ラグヴァラン:「ウチの、見たんか」表情を変えない。「スケベ」
香具矢大吾:「おいおい、若い女の子に手を出すような倫理観の無い男だと思われちゃあ困るぜ?」
香具矢大吾:「俺はもっぱら成人男性との合意の上でのお付き合いが基本だ」
セーナ・ラグヴァラン:「ふーん」「『謎の工作員のオリジン』なんていうトップシークレットまで見といてそーゆーこと言うんやね」
香具矢大吾:「……あー」
香具矢大吾:「まあ、そうだな。それはとても申し訳なかったよ。デリカシーがな、ああ」
セーナ・ラグヴァラン:「ええよ、ダイゴが他所へバラさん限りはね」
香具矢大吾:珍しく弱った顔だ。
香具矢大吾:「随分信頼されちまってるみたいだな……」
セーナ・ラグヴァラン:「ウチが消えた後、けっこーいろんなとこに探されたんやからな」「4歳か5歳のガキが、自分の死亡を偽装して逃げるなんて想像できるか?」
香具矢大吾:「まあ、オーヴァードなんて大なり小なりそうだろうな。特に子供は」
香具矢大吾:「俺はUGNの設立に伴って、お得意さんがそっちに合流したから気楽なもんだったが……ああ」
香具矢大吾:「大変だったろう」 見てきたのだ。そういう子どもたちと、そういう子どもたちの居る戦場を。
香具矢大吾:「生きててよかったよ」
セーナ・ラグヴァラン:「…おおきに」「おかげさまで、キレーな体で生きてこれてるわ。危ういこともあったけどな」
セーナ・ラグヴァラン:「ウチが生きててよかった、って言えるんは…もーちょい先かな」「なんもかも終わって、映画撮れるようになってから」
香具矢大吾:「もう少しくらいなら、まあ。守ってやれるさ」
香具矢大吾:「何かあったら頼るんだぜ」
セーナ・ラグヴァラン:「思う存分、頼らせてもらうわ」「利用する、やのうてな」
セーナ・ラグヴァラン:「…正直、ウチのオリジンは結構一般受けすると思うんよ」「なんとか脚本に落とし込めへんかなーって考えとる」
セーナ・ラグヴァラン:「監督兼脚本兼主演、ってことになってまうけどね」「それまでは、死なへんつもりよ」
香具矢大吾:「良いじゃあないか」
香具矢大吾:「人間ってのはさ。自分の生き方は自分で決める……らしい」
香具矢大吾:「俺が聞く中では、良い生き方だと思うぜ。頑張れよ」
セーナ・ラグヴァラン:子供らしく笑う「任せとき」「ウチが頑張ってなかった時、あらへんから」
セーナ・ラグヴァラン:腕の中で、身を香具矢さんの胸に体を預ける。
香具矢大吾:家族の親愛を込めて、彼女の頭を優しく撫でた。
GM:短く長い、静かな時間が流れ──
GM:香具矢大吾の端末が着信の通知を告げることで、終わりを告げます。TAからの音声通信です。
羽生藍:『聞こえる、薔薇鏃!』
GM:通信先から聞こえる、切羽詰まった声。
香具矢大吾:「おう、聞こえてるよ」
香具矢大吾:「なにか進展があったか?」
羽生藍:『MMが次に目標としそうな場所が判ったわ』
羽生藍:『今日、N市震災復興公園でチャリティコンサートがあるの』
羽生藍:『ゲストとして──MMが以前勤めていた学校の生徒達が参加してる』
羽生藍:『何点かあった目撃証言からも、方向は一致したわ』
羽生藍:『後の判断はアナタに任せる。私が判ずれば、確実に裏目に出るから』
GM:※羽生藍はニーベリングの指輪の保持者です
香具矢大吾:「なに、俺たちによこすって判断は正しいさ」
香具矢大吾:「ちょっくら証明してくるよ、なあ」
香具矢大吾:「B・B・S」
セーナ・ラグヴァラン:「せやね、”薔薇鏃”」
セーナ・ラグヴァラン:「いつも通り、クライアントの利益になってこよか」

GM:シーンエンド!
GM:ロイス操作、購入判定後、クライマックスフェイズへと移行します!
セーナ・ラグヴァラン:ほいさ!
香具矢大吾:ロイス!
香具矢大吾:羽生藍 責任感◯/憐憫 
セーナ・ラグヴァラン:・香具矢大吾 好意○/鈍感 に変更。
香具矢大吾:照準器調達タイム!
香具矢大吾:1dx+3
DoubleCross : (1R10+3[10]) → 4[4]+3 → 7

香具矢大吾:ん~! 財産を八点使うぜ!
香具矢大吾:これで命中安定!
GM:なんとゆーお金力!
香具矢大吾:凄い傭兵なので金持ち!
セーナ・ラグヴァラン:完全に忘れてたミーミルの覚書を、コネ:手配師として起動!
セーナ・ラグヴァラン:狙うのはブルーゲイル。
セーナ・ラグヴァラン:6DX+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,2,4,5,6,10]+1[1]+1 → 12

セーナ・ラグヴァラン:財産8点でちょうど購入!
香具矢大吾:ヒューッ!
GM:では購入、ロイス操作オッケーかな?
セーナ・ラグヴァラン:OK!
香具矢大吾:オッケー!

二人転パート:クライマックス「チェイン・コンボ」

GM:シーンPC:セーナ・ラグヴァラン&香具矢大吾
GM:※登場侵食率をお願いします。
セーナ・ラグヴァラン:47+1D10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+4[4] → 51

香具矢大吾:54+1d10
DoubleCross : (54+1D10) → 54+1[1] → 55


GM:一人の男が、歩を進める。
GM:あの日──
GM:男は、教え子たちを救えなかった。
GM:恐慌し、散り散りとなった子どもたちを、まとめ上げることができず
GM:多くを殺してしまい、救えず、自身は化け物と成り果てた──
GM:今でも思う──
GM:あの時──
GM:『皆がひとつであったならば』と──
GM:故に思う──
GM:『今からでも、彼らをひとつにしなければ』と──
GM:そのための力は、あの女から得た。今の自分には、あの時と比べ物にならない力がある。
GM:だから、歩を進める。
GM:あの日──
GM:救えなかった子たちを、救うために──

GM:そして──
GM:今一歩のところで、男が気づく。
GM:立ちはだかる者が──居ることに。
香具矢大吾:「よう、お兄さん」
香具矢大吾:「元気そうで何よりだ」
MM:「ああ──」
GM:死んだ魚のような目で、あなたを見る。
セーナ・ラグヴァラン:「また会うたね」「ウチの商売道具(ひだりて)、返してもらうで」
MM:「まだ──『ばらばら』のままですか」
セーナ・ラグヴァラン:「いくら信頼できる相手とはいえ、預けっぱなしは性に合わんからね」
香具矢大吾:「死んだ人間に囚われた男ってのは、見てられなくてね」
MM:「やはり、手をつなげるぐらいでは、人はひとつになれませんね」
香具矢大吾:「そのあたりを考えるのは、ばらばらになったあんたを、繋ぎ直してからにさせてもらうよ」
MM:「肌と肉と、髪と血と、骨と臓器を混ぜ合わせ、ひとつにしなければ──」
GM:否。見ているのは、あなたではありません。
GM:その先に居る、彼が『救おう』としている者たちです。
MM:「一刻も早く彼らを救わなければなりません。どいて──頂けませんか?」
GM:かくんっと、首を真横に傾げて、問いかけてきます。
セーナ・ラグヴァラン:「なるほどね」
香具矢大吾:「だからジャームは救えない」
セーナ・ラグヴァラン:「自分、アホちゃうか?」
MM:「ええ、ジャームは救われませんよ」穏やかにも見える笑みを浮かべて。
MM:「でも、ジャームでも救うことはできると思いませんか?」
セーナ・ラグヴァラン:「救われようと思っとらん人間を救うのは神様だって無理や」
セーナ・ラグヴァラン:「昔自分が救えなかった人間と、今目の前にいる人間を同じもんとして見てたらそら救えへんやろ」
セーナ・ラグヴァラン:ちらりと後ろを見る。「あいつらはお前の救いをそもそも求めてへん」「お前がなーんもでけへんまま」「死ね」
MM:「そうですか──」
MM:「ならあなたがたにももう少し『ひとつ』になってもらって──」
MM:「改めて、お話を伺いましょう」
GM:衝動判定が発生します!
GM:また、同時に。ワンナイトフィーバー効果が発生します。
GM:これは、衝動判定で上昇する2Dの侵食率を、固定で100に変更するものです。
香具矢大吾:ヤッター!
GM:この効果を使用した場合、バックトラックで侵食率が-50されます。
セーナ・ラグヴァラン:もらいます!
GM:ではまずは衝動判定。目標値は9 失敗すると暴走します!
香具矢大吾:ヒューマンズネイバー!
香具矢大吾:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[3,5,10,10]+3[2,3]+1 → 14 → 成功

セーナ・ラグヴァラン:なんもなし!
セーナ・ラグヴァラン:1DX>=9
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 9[9] → 9 → 成功

セーナ・ラグヴァラン:やったー!
香具矢大吾:侵蝕100!
セーナ・ラグヴァラン:同じく100!
GM:ではお二人の侵食率を100としてください。

GM:状況説明!
GM:そちらは一箇所にエンゲージ
GM:10m先にMMが配置されています。
GM:また、この戦闘において、セーナ・ラグヴァランは香具矢大吾に同乗状態であるとみなし、自身で移動ができません。ペナルティ的な感じですね。
GM:逆に香具矢大吾が移動した場合、自動的に一緒に移動する形となります。

GM:状況説明、終了! オーライ?
セーナ・ラグヴァラン:OK!
香具矢大吾:オーライ!

GM:では戦闘ラウンドへ移行します。

GM:1ラウンド目

GM:セットアップ!
セーナ・ラグヴァラン:ブルーゲイルをかじります。
セーナ・ラグヴァラン:浸食105になって、イニシアチブ12!
香具矢大吾:とくになし!
GM:こちらは無し!
GM:ではイニシアチブ。

GM:12のセーナちゃん!
セーナ・ラグヴァラン:全力で行きます。
セーナ・ラグヴァラン:マイナーなし、メジャーでコンボ「5RRR」(ウルトラボンバー+ブレインハック+コンセントレイト+拡散する世界)。コスト26で、131。
GM:ウルボン!
セーナ・ラグヴァラン:目標はMM!本来全員巻き込んじゃうけど拡散する世界のおかげでだれも傷つけることないという寸法よ
セーナ・ラグヴァラン:7DX7+2
DoubleCross : (7R10+2[7]) → 10[5,5,6,7,8,8,10]+10[1,3,5,7]+3[3]+2 → 25

GM:なるほどね。
セーナ・ラグヴァラン:失礼、必中があるので35でした。
GM:オートで歪みの身体を使用 ガード!
セーナ・ラグヴァラン:ではダメージを!
セーナ・ラグヴァラン:21+4D10
DoubleCross : (21+4D10) → 21+20[7,10,2,1] → 41

セーナ・ラグヴァラン:あ、リア不です!
GM:ぐぬぅ。5点防いで36ダメ。だけどまだまだ生きてるぜ。
セーナ・ラグヴァラン:オートはいけるのか…
セーナ・ラグヴァラン:当たったので憎悪:MMを付与!次の攻撃は自分をまきこんでくれ!
GM:あ、そうか。じゃあガードもできない。
GM:41ダメですね、失礼しました。
GM:……ちなみにこれでセーナちゃんのHPは0となった訳ですが。
セーナ・ラグヴァラン:で、MMへのロイスを取得&昇華して立ち上がります!
GM:ここで自動触手使うと、ロイス2枚斬る羽目になりますかね?
セーナ・ラグヴァラン:そうなりますね。切るか。
GM:あ、だめだ。ガード攻撃時だから使えない。カッデム
GM:<リア不可
セーナ・ラグヴァラン:せふせふ。
セーナ・ラグヴァラン:というわけで、HP12で立ってます。
GM:ではこちらが41ダメ、セーナちゃんのHPが0になってタイタス復活。かな。演出どうぞ。
セーナ・ラグヴァラン:「ほなお願いな、ダイゴ」しゅるりとセーナの肉体がほどけていく。ボウガンを構える右腕と、繋いだ左腕を残して、少女のシルエットが崩れていく。
香具矢大吾:「おうよ、任せときな」
香具矢大吾:慣れた仕草で彼女自身をボウガンに装填し、託す。
香具矢大吾:「行け」
セーナ・ラグヴァラン:「おおきに」それだけ言うと、頭も解けてボウガンに吸い込まれる。そして。
セーナ・ラグヴァラン:矢は過たずMMの頸部に突き刺さり、爆ぜる。
GM:ぼびゅんっ!
MM:「ああ──」
MM:「痛いじゃ──ないですか?」
GM:ゲル状となった頭部の半分近くが爆ぜ飛びますが──まだ歩みを止めません。
セーナ・ラグヴァラン:爆縮してMMと「ひとつになった」セーナの肉片一つ一つから、神経へとただ一つの命令が下される。「自死せよ」と。
セーナ・ラグヴァラン:これ以上お前が罪を重ねる前に、という慈悲を込めた命令を与えた後、繋いだ左腕から肉体を再生していく。
GM:その『命令』は、脳を介さず直接男の神経へと刻み込まれ──
GM:次のイニシアチブ 9の香具矢さん
香具矢大吾:では頂くぜ
香具矢大吾:マイナーで勿論オリジン:プラント
香具矢大吾:メジャー
香具矢大吾:一期一咲(ゲッカビジン):巨人の斧+黒の咆哮+バリアクラッカー
香具矢大吾:判定行くぜ
香具矢大吾:100→102→113
GM:では判定をどうぞ!
香具矢大吾:6dx+27
DoubleCross : (6R10+27[10]) → 10[1,2,2,3,6,10]+5[5]+27 → 42

GM:5dx 回避
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,6,7,8,10]+3[3] → 13

GM:直撃!
香具矢大吾:39+5d10 ガード装甲貫通
DoubleCross : (39+5D10) → 39+32[4,1,10,10,7] → 71

GM:ここで《透過》を宣言。そのダメージを0とします。
香具矢大吾:このまま時間凍結からの二回目も良いですか!
GM:そうですね。厳密には7のMMのイニシアチブとなり、そこで効果を発揮ですね。どうぞー
香具矢大吾:HP7 侵蝕8
香具矢大吾:侵蝕118
香具矢大吾:6dx+27
DoubleCross : (6R10+27[10]) → 10[1,4,9,9,10,10]+7[3,7]+27 → 44

香具矢大吾:ドッジカモン!
GM:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,4,7,7,9] → 9

GM:当たるぜ!
香具矢大吾:39+5d10 装甲ガード無視!
DoubleCross : (39+5D10) → 39+24[1,6,5,6,6] → 63

香具矢大吾:くらえー!
GM:ソレは戦闘不能になる。なので
GM:まずダメージ適応時に《復讐の領域》
GM:同じだけのHPダメージを香具矢さんに!
GM:そして戦闘不能時に《蘇生復活》 HPが1となって踏みとどまります。
香具矢大吾:ぐふ、ではMMにロイスを取得
香具矢大吾:懐旧/憐憫◯ お前みたいなやつはよく見たよ
香具矢大吾:昇華!
香具矢大吾:復活します!
GM:演出どうぞ! 一発目の透過ももし組み込めるなら組み込んで頂いてオケですよ。
香具矢大吾:オッケー!
GM:(復讐の領域演出もなんでしたらば
香具矢大吾: 
香具矢大吾:時を止める。弾丸を装填する。銃を構える。引き金を引く。
香具矢大吾:今日は二人だ。
香具矢大吾:肉体の繋がりにより、静止した時間の中にセーナ・ラグヴァランもまた引き込まれる。
香具矢大吾:「照準は合わせたな?」
香具矢大吾:抱きすくめるようにしたまま、耳元で囁く。
セーナ・ラグヴァラン:「OK。万全や」
香具矢大吾:「では、第一射だ」
香具矢大吾:一つ、二つ、三つ。
香具矢大吾:気が遠くなるような時間の中で一つまた一つと射撃を繰り返す。
香具矢大吾:その数が百にまで届きそうになったところでタイムリミットが来る。
香具矢大吾:なにかのオブジェのようにびっしりと空中に縫い留められ、その時を待っていた弾丸たちが、時の首輪を引きちぎり、MMへと襲いかかった。
MM:「ああ、なにやらしていたようですが──」
GM:ぞぶり──と、男の体全体が崩れ、数多の弾丸を受け止め──
MM:「『お返し』しましょう」
GM:深く沈み込んだ弾丸が、同じ速度、同じ軌跡で弾き返されます!
香具矢大吾:もう一度、時が止まる。
香具矢大吾:「さて、セーナ」
香具矢大吾:「俺たちはこれからカウンターで飛んでくる弾丸の中で当たりそうなものを撃ち落としながら、やつの命を刈り取る」
香具矢大吾:「先輩として少しばかりのプレゼントだ」
香具矢大吾:「最適の軌道を選ぶ訓練と洒落込もう」
香具矢大吾:楽しい。楽しい。楽しい。
セーナ・ラグヴァラン:「…マジでやるつもりやな?」「ええよ、付き合うたる」
香具矢大吾:あの奈落へと至った人間の悲しみ。
香具矢大吾:目の前の少女の意思。
香具矢大吾:そして何より己自身の内側から燃え上がる高揚。
香具矢大吾:「それじゃあ、やろうか」
セーナ・ラグヴァラン:「了解」
香具矢大吾:ノイマンの頭脳により完璧に計算された弾道。
香具矢大吾:それに重力・磁力を操る熟練オーヴァードの狙撃精度、更に遺産を組み合わせるのだ。
香具矢大吾:時が動き出すと同時に、その光景は開始された。
香具矢大吾:空中でぶつかり合う弾頭と弾頭。
香具矢大吾:弾かれた同士が別の弾にぶつかり軌道を乱す。
香具矢大吾:その異常跳弾の連鎖が響かせる激しい金属音の雨。
香具矢大吾:周囲の建物を穴だらけにしながらも、まるで少しずつ、押し込むかのように、MMへと迫る弾痕が増えていく。
香具矢大吾:そして──
香具矢大吾:「当たった、ぜ」
香具矢大吾:左右から。
香具矢大吾:左右上下から。
香具矢大吾:四方八方十六方三十二方六十四方。
香具矢大吾:全方位から、弾丸の檻がMMへ迫る。
GM:弾丸でぐずぐずに穿ち崩された男が、人の姿を維持できなくなり──
GM:しかしまだ、その意志を挫くには至りません。
GM:そんな訳で、7でMMのイニシアチブ、やっと動ける。
GM:えーっと、そして先程の憎悪が残ってるので、致し方なし。
GM:マイナーアクションで戦闘移動、そちらへとエンゲージ。
GM:≪コンセントレイト:エグザイル≫+≪オールレンジ≫+≪伸縮腕≫+≪爪剣≫+≪ジャイアントグロウス≫
GM:射程視界 範囲選択 4回まで
GM:対象はみんな!
GM:12DX7 ドッジダイス-1個
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,2,3,3,5,6,8,8,9,10,10,10]+10[4,6,8,8,10,10]+10[1,6,7,8]+1[1,1] → 31

GM:妖精の手!
GM:1dx7+40
DoubleCross : (1R10+40[7]) → 2[2]+40 → 42

GM:42で白兵攻撃!
香具矢大吾:ぐおーっ!
香具矢大吾:クラウゼ!
GM:こちらはガード
香具矢大吾:ドッジ!
セーナ・ラグヴァラン:ドッジ!
香具矢大吾:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[1,2,4,4,8] → 8

セーナ・ラグヴァラン:6DX
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[7,7,8,8,9,9] → 9

セーナ・ラグヴァラン:はい。
GM:ではダメージ 装甲ガード有効
GM:7d10+8
DoubleCross : (7D10+8) → 31[4,2,2,8,10,3,2]+8 → 39

GM:39点! MM戦闘不能! 復活無し。
香具矢大吾:そうださっきのコンボで129になるわね
香具矢大吾:やどりちゃんロイスで復活!
セーナ・ラグヴァラン:こちらはロイス「金」を切って復活!
GM:では戦闘終了。軽く演出。
MM:「ああ──」
GM:手が足が、崩れていく。
GM:これではもう、あの子達のところへたどり着くことはかなわないだろう。
GM:ならば、せめて──
GM:目の前の、この二人だけでも──
MM:「はは──はははははははははははっ!」
GM:そして男は哄笑しながら飛び上がり──
MM:「『ひとつ』に──なりましょう」
GM:そのままぞぶりと崩れ落ち、巨大な肉のゼリーと化して、あなたたちを覆い尽くします!
香具矢大吾:咄嗟にセーナちゃんに覆いかぶさるぜ!
香具矢大吾:「ちっ! すまんが支部長……死ぬかもな!」
香具矢大吾:そう言って少しでもセーナへのダメージを抑えようとする。
セーナ・ラグヴァラン:「ダイゴ…っ!」
セーナ・ラグヴァラン:近づいた香具矢さんの体に、先ほどの攻撃の傷を認識する。このままでは、彼の死すら見える。
セーナ・ラグヴァラン:ノイマン頭脳をフル回転させて思考する。目の前の男を、ただ助けたい。その一心で。
セーナ・ラグヴァラン:「…大丈夫や」「ダイゴは、殺させへん」左手からボウガンを落とし、その手をMMの肉のゼリーの中に突き刺す。
セーナ・ラグヴァラン:「…ダイゴにはまだまだ、やってほしいことあるからな」指先から、自分の肉体を少しずつ爆散させていく。
セーナ・ラグヴァラン:爆散した肉体はふたたびMMの神経を蝕む。次の指令は、「誰も殺すな」。
セーナ・ラグヴァラン:矛盾した指示が、MMの肉体の中でコンフリクトを起こしていく。
セーナ・ラグヴァラン:「言うてるやろ」「お前はなーんもでけへんまま…」「死ぬってな!」自分の腕とともに崩壊していくMMを見て、獰猛に笑う!
GM:肉のゼリはーその指令に一瞬だけ大きくうねり──
GM:──ばしゃん!
GM:粘度を失い、血のような赤い汚水となって、地面を濡らしました。

GM:シーンエンド

バックトラック

GM:ワンナイトフィーバーで、二人共生還圏!
セーナ・ラグヴァラン:よかった!
香具矢大吾:やったぜ!
GM:では共通8点の経験点をお収めください。ワイバーンと合わせて13点!
セーナ・ラグヴァラン:もらいます!

二人転パート:エンディング1「返事の日」

GM:シーンPC:セーナ・ラグヴァラン

GM:第三支部ブリーフィングルーム。
津村孝蔵:「…で、腹は決まったか?」
セーナ・ラグヴァラン:「まあね」「…契約は延長や。嫌や言うてもまだいたるで」
津村孝蔵:「…だろうな。了解」
津村孝蔵:「しかし、いいのか?もっと稼げる場所もあるだろうに」
セーナ・ラグヴァラン:「いくら稼いでも使う場所がなくなってもうたら意味ないやろ?」「それに…」
セーナ・ラグヴァラン:「『守るべき日常』ってやつ、ちょっと興味沸いたしな」
セーナ・ラグヴァラン:「そんなわけで、これからもよろしゅうな」にこり。
津村孝蔵:「…OK。こちらこそ、な」
津村孝蔵:「ああそうだ…これは忠告だが…」
津村孝蔵:「惚れた男でもできたんなら、最期まで死なずに見届けてやれ」
セーナ・ラグヴァラン:「…は?」真っ赤になる。「デリカシーってもんがないんかオッサン!アホ!」悪態をついて、部屋から出ていく。
津村孝蔵:煙草を消して、ため息とともに出て行った後のドアを見送る。

二人転パート:エンディング2「分かれ固まり──」

GM:シーンPC:香具矢大吾&セーナ・ラグヴァラン

香具矢大吾:「……さて」
香具矢大吾:誰かに食わせる宛があるわけではないのだが。
香具矢大吾:ケーキを作るのが好きだ。
香具矢大吾:弾込めの時のような、照準のような、射撃のような。
香具矢大吾:そういう正確さと集中の結果が、誰かの命に繋がるのが、不思議と面白くて。
香具矢大吾:「まあ俺が食べても味ってのはいまいちピンとこないんだけどな」
セーナ・ラグヴァラン:「ダイゴ、ケーキ焼けたか?」ひょこっと顔を出す。
香具矢大吾:「おや、急だな」
香具矢大吾:「まあ上がっていけよ。君の言う通り、丁度焼けたところだ」
セーナ・ラグヴァラン:「ほんじゃ遠慮なく。ホテル引き払ってきたとこやし疲れてるんよ」着替え程度しか入っていないかばんを置く。
香具矢大吾:「ホテルを引き払った? 今度はどこに行くんだ。東欧もきな臭いし、中々金になると思うが」
セーナ・ラグヴァラン:「ん、まだもーちょっとN市におるよ」
セーナ・ラグヴァラン:「どこ行くかゆーたら…ダイゴがおるとこ?」
香具矢大吾:「……なに?」
香具矢大吾:「ちょっと待て、どういうことだ。どうしてそうなる?」
セーナ・ラグヴァラン:「ウチ、同業者に手の内明かしてもうたんよ?そんなんなったら絶対敵にならんとこに潜り込むしかないやん」
香具矢大吾:「いや、その理屈は正しいが、その結論はおかしいだろう」
セーナ・ラグヴァラン:「企業兵やったらともかく、雇われやろ?そーなったらこの家しかあらへん」
香具矢大吾:「潜り込むも何も俺は流れの傭兵だ。組織なんて率いちゃいないんだぜ?」
香具矢大吾:「家!?」
香具矢大吾:「潜り込むの意味が違うだろうが!?」
セーナ・ラグヴァラン:「長いこと同じ場所で活動してたら『保護者』の存在がないといろいろ不便やしね」
セーナ・ラグヴァラン:「見た目で言うたら親子で通るやろ。学校もちょっと気になるし」
セーナ・ラグヴァラン:「てなわけでよろしゅうな、”パパ”?」
香具矢大吾:「…………」
香具矢大吾:「学校、ちゃんと行くか?」
セーナ・ラグヴァラン:「追い出されん程度には優等生できるつもりや」
香具矢大吾:「……分かった」
セーナ・ラグヴァラン:「もしダイゴが年取らん言うて怪しまれたら今度は妹ってことにすればええし」「その次は嫁ってことにすればええ」
香具矢大吾:「まあ、長い人生だ。そういう回り道が、案外……ん?」
香具矢大吾:「長すぎないか?」
セーナ・ラグヴァラン:「そら、ウチが足洗った後もほかの組織やらは気にせえへんやろ」「そん時に守ってもらわなあかんし」
香具矢大吾:「マジかよ……ったく」
香具矢大吾:「だがそうだな、そうか」
香具矢大吾:一箇所で大人しくしている器でもないだろう。
香具矢大吾:それまでの間、見てやるくらいの時間は有る。
香具矢大吾:「好きにするといいさ。俺はそういうのも好きだぜ」
セーナ・ラグヴァラン:猫のように笑う。「おおきに!」「好きにさせてもらうわ」香具矢さんの手を取る。
香具矢大吾:(子供ってのは可愛いもんだな……)目を細めた。
セーナ・ラグヴァラン:そのまま太い腕に抱き着いて、切り出す。「そや。一個ダイゴに頼みたい仕事あるんやけど、言うてええ?」
香具矢大吾:「ハハッ、そいつぁ報酬次第だな」
セーナ・ラグヴァラン:「せやね。うまいこと行ったら一攫千金や」「今までの稼ぎがアホらしゅうなるくらいな」
香具矢大吾:「ほう、そいつはいい。聞かせてもらおうか」
セーナ・ラグヴァラン:「映画俳優とか、興味あらへん?」

GM:──────
GM:────
GM:──

GM:それでは本日の『セーナ・ラグヴァラン&香具矢大吾バーン一昼夜二人転』、これにて全行程終了となります。
GM:おつかれさまでしたー!
香具矢大吾:お疲れさまでした!!!!
セーナ・ラグヴァラン:お疲れさまでした!