誇りも信念もなく、ただ其れだけを私は望む


PC1:“クライム・モーメント” 木更津 曵(きさらづ えい)(キャラシート)PL:雷鳥
PC2:“異常祓い(クローザー・クローザー)” 鹿目 悠希(かなめ ゆうき)(キャラシート)PL:鮪アケパロス
PC3:“フルスポイラ” 都祁 累子(つげ るいこ)(キャラシート)PL:北白河

目次

プリプレイ

GM:【トレーラー】
マスターハラスメント:「はい、“オーガン”に“楽園の十三人”。放っておいては大変です、世界が滅んでしまいます」
マスターハラスメント:「ガンバレ負けるなボクらのUGN、世界の命運はキミたちにかかっているぞ!」
マスターハラスメント: 
マスターハラスメント:「──と、言う訳で」
マスターハラスメント: 
マスターハラスメント:「志もない底下(ひく)きモノである私としましては、この機を逃さず初志貫徹」
マスターハラスメント:「どうぞ巻き込まれた皆様方に関しましては、最後までおつきあい頂きたく──」
マスターハラスメント:「リベンジャーズセル、最後の『嫌がらせ』でございます」
マスターハラスメント: 
GM:ダブルクロス The 3rd Edition Ver.大N市
GM: 
GM:『誇りも信念もなく、ただ其れだけを私は望む』
GM: 
GM:ダブルクロス それは裏切りを意味する言葉ではない。
GM:ダブルクロス、それは絶望を許さず、希望を掴み取る物語──
GM: 
GM:ではハンドアウトを提示していきます。提示が終わったら見学で伝えますので、自己紹介をして頂ければと。
GM: 
GM:【ハンドアウト】
GM:PC1枠:木更津曵
GM:ロイス対象:常坂てこな(かつて助けた女性。日本支部よりN市に派遣されたUGNエージェント、女性、21歳)
GM:指定感情:好意的なもの
GM: 
GM:各々が“楽園の十三人”の対策に追われるN市において、一つの噂がまことしやかにささやかれます。
GM:それは、これまでも何度か生じ、否定されてきたモノ。
GM:『あの崩落戦と言う悲劇を、なかったものとできるかもしれない』と言う噂。
GM:強きモノ、克服したモノであれば、動じることのないなんてことのない噂。
GM:しかし弱きモノ、克服に至ってないモノにとっては──
GM: 
GM:そんな中、アナタは裏切り者(ダブルクロス)の可能性がある人物への対応を任務で命ぜられます。
GM:その人物の名は常坂てこな。
GM:かつて崩落戦でアナタが救った、UGNエージェントです。
GM: 
木更津曳:「あいよ、木更津曳。ま、よろしくー。」
木更津曳:平々凡々、肩の力を抜いて暮らしていきたい髭面おっさん(に片足突っ込んでる)で刀を振り回すエージェント。
木更津曳:最近じゃあ色々あった。屋敷にいってメイドと追いかけっこ(死に物狂い)とか、欠片をぶった切ったり。キノコのゾンビを斬っていたころが懐かしいくらい。
木更津曳:けど、一番残っているというか、痕になっているのはやっぱり、そう。あの月下のこと。友を手にかけたあの夜のこと。
木更津曳:バーの床を汚したこと。
木更津曳:ま、重い話は置いといて。今回も仕事終わりの一杯の為に生きて帰りたい。
木更津曳:性能としてはピュアハヌ一閃マシラ援護の風ウィンドブレス!シンプルにごり押しをしていく。
木更津曳:よろしくお願いします。
GM:ピュアハヌの鑑のような構成ですね。
GM:唯一、ハラスメントと実縁のある木更津さん。
GM:がんばってぶちのめしてやってくださいませ。
木更津曳:何があっても倒す
GM:では決意を頂いたところで、進めて参りましょう。
GM:まずはオープニング1
GM:なんとマスターシーンとなります。
GM: 

オープニングフェイズ/シーン1/「holiday」

GM:シーンPC:マスターシーン
GM:※マスターシーンとなります
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:特に、何があった訳でもないのだ。
GM:日々それなりに真面目に、それなりに仕事をして、それなりに楽しむ。
GM:そんな中、有給の調整と言うことで、たまたま今日、休みを取らされただけ。
GM: 
GM:わざわざ隣の街まで来ることはなかったかもしれない。
GM:SNSで見かけたお店のパンケーキが美味しそうだったことを思い出し──
GM:たまたま駅前で検索をしてみたら、タイミングよく電車が来るところだった。
GM:本当に、それだけの話。偶然×思いつき。
GM:それでもまあ、休み明けの話題くらいにはなるかもしれない。
GM: 
GM:うん──
GM: 
GM:そう考えれば、今日はそんなに悪くない日だ。
GM:『パンケーキはハズレでした』なんてオチさえなければ、良い休日になるに違いない。
GM:のんびりと、お休みを満喫するとしよう。
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:それは、本当になんでも無い一日。
GM:多くの人々にとっては、連綿と紡がれる日常の、たったの一コマ。
GM: 
GM:しかし──
GM:ある街においては──
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:シーンエンド
GM: 

オープニングフェイズ/シーン2/「蝶は夜闇の向こうに」

GM:「蝶は夜闇の向こうに」
GM:シーンPC:木更津曵
GM:※過去における常坂てこなとの交流シーンの後、
GM:※常坂てこなに対応しろとの指令を受けるシーンとなる、二段構えのOPとなります。
GM:※浸食率をあげてください。
木更津曳:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 3[3]+31 → 34

GM: 
GM:数ヶ月前──
GM: 
GM:N市十二支部支部管轄区域──
GM:甘味処みあびや。
GM: 
GM:老若男女を問わない人気の和風スイーツ店。
GM:お持ち帰りも可能な「よもぎきんつば」が人気メニューの、N市でそこそこ知られた甘味処。
GM:特に甘党でもないアナタがなぜここに居るかと言えば──
常坂てこな:「あ、あの。今日は来ていただいて、本当にありがとうございました」
GM:目の前に居る女性から、『ぜひお会いして直接お礼を』と連絡を受けたからです。
GM:ほんにゃりとした顔つきに、自信なさげで気弱な表情。
GM:とある事件でN市に派遣され、それからずっとN市で活動している『派遣されっぱなしエージェント』。
GM:常坂てこな嬢です。
GM:アナタはは、彼女のことを知っています。
GM:十三支部に所属する前、N市に戻ってきた直後。
GM:崩落戦における『事後処理』において。
GM:崩れた廃ビルから、『彼女一人』を救出することができました。
GM:残念ながら、助けられたのは彼女のみ──ではありましたが。
木更津曳:「....ん、ご馳走さま」
木更津曳:湯呑を下ろし、きんつばがのっていた皿の横に置く。
常坂てこな:「そ、その。あの時はずっと気絶してて、お礼も言えませんで、ほんとうにすみません」
木更津曳:「あぁ、いや気にせんでも。」
GM:わたわたと、こちらは注文したあんみつに口もつけずに──
常坂てこな:「いつか必ず直接お礼をとずっと考えていたのですけれど、崩落戦に関しては情報が伏せられているモノも多くて」
木更津曳:「正直、分かってないことも多いからなあ」
木更津曳:「...もう少し、肩の力抜いても...な?」「ほら、甘いもんも残ってるし」
常坂てこな:「裏方の御仕事ですから、こうしたことを調べるのは得意だと思ってたんですけど……」
常坂てこな:「今日まで、かかってしまいました。ほんとうに、ごめんなさい」
GM:出会ってからほぼずっと、恐縮し、謝り続けています。
木更津曳:「全然、むしろよく調べた方だよ。」お茶を飲む。
常坂てこな:「あ、はい。もうどうしようもなくなったので、日本支部のシステムを介入してN市の情報関連にアクセスして──」
常坂てこな:「それでようやく──」
GM:自信なさげな表情で、なにやらえらいことを言ってる気もします。
木更津曳:「....」ずるずると茶を啜る。
GM:それでも『肩の力を抜いて』との言葉に多少おちついたのか、小さな口にあんみつを運びはじめて──
常坂てこな:「あ、あの──」
木更津曳:(よかったよかった)
木更津曳:「ん?」
常坂てこな:「き、木更津さんは。今は十三支部にいらっしゃるんですか?」
木更津曳:「あー、そうそう」
木更津曳:「ほかの支部はなんつうか...何となく居づらくてな。」
常坂てこな:「ご活躍だと伺ってます──。だからこうして、痕跡を手繰ってお会いすることができたんですけど」
木更津曳:「あ、あとーー」仕事帰りに酒が飲めるいい場所がある、と言おうとしてやめる。
木更津曳:「...向いてる仕事もよく舞い込んでくるしな。」
常坂てこな:「ふわぁ……」
常坂てこな:「すごいですねぇ。とても──大人な人の対応な気がします」
木更津曳:「あ、でも..ほかの面子の方が出張ってるよ。平々凡々、俺にとっちゃあ最高に優良物件」
木更津曳:「そうか?さらっと言ったけど、常坂さんもすげえことしてるじゃねえか。」
常坂てこな:「いえ──私なんか」
常坂てこな:「あのあとリハビリを重ねて、復帰できたのはつい最近」
常坂てこな:「と言っても、もともとあまりできのいいチルドレンではなかったので」
常坂てこな:「やっぱりできのよくないエージェントとしてです」
GM:ふにゃりと、自嘲するような笑み。
木更津曳:「出来よりも、自分が満足できてるか、じゃねえかなあ。」
木更津曳:「あのときこうしておけばよかった、とかそういう.....」
木更津曳:「振り返って後悔が少ないやつ。それが出来てりゃ十分って師匠は言ってたっけな」
常坂てこな:「うーん……」
常坂てこな:「満足は──なかなか」
木更津曳:「伸びしろがあるってことじゃねえか、若いねえ」
常坂てこな:「いつでも『もっとできなきゃ』ってなっちゃいますね、私──」
木更津曳:「すげえな...。頑張ろうって自分から思えるのって、結構難しいからな。」
常坂てこな:「いえ──」
木更津曳:「ん...?」
常坂てこな:「そんな立派なものじゃなくて──」
常坂てこな:「生き残ってしまったのだから、きちんとしなければって──」
常坂てこな:「それだけ──なんです」
木更津曳:「......」少し、考え込むような素振りを見せて。
常坂てこな:「………………」
GM:静かに、湯呑に口をつける。
常坂てこな:「す、すみません。お礼に来たのに、なにか悩みを聞いてもらうみたいな感じになってしまって……」
木更津曳:「生き残ってしまったのだから、人生を楽しむべきじゃねえかね。」
木更津曳:「あぁ、いや全然。暇してたしな。」
木更津曳:「あんみつ、旨いだろ?」
常坂てこな:「はい──あ!」
GM:と、なにやら思い出し。
木更津曳:「なんか用事でもあったか?」
常坂てこな:「す、すみません。すっかりタイミングを失ってました」
常坂てこな:「その、よろしければ──」
GM:小脇に置いていた紙袋を卓上に──
常坂てこな:「辰巳支部長より、『お酒を呑む』とお伺いしたんです、よろしければ──」
GM:と、なにやらかわいらしくラッピングされた、小箱を取り出します。
木更津曳:「....おっ」
木更津曳:小箱を開けてみる。
GM:開けてみると──
GM:入っていたのは、江戸切子のショットグラス。
GM:赤い炎のような文様が、丁寧に細工されたガラスの酒器です。
木更津曳:「切子か!こりゃいいな...!」光に透かしてじっくりと見る。
常坂てこな:「えへへ、よかった──」
GM:その言葉に、ようやっと微笑みらしき表情を浮かべます。
木更津曳:「家で呑む酒が一段と旨くなるな.....ありがとうよ、常坂さん」
常坂てこな:「よかった。お酒にしようかとも思ったんですけど、そちらは私全然判らなくて」
常坂てこな:「これなら綺麗だって、私にもわかりましたから」
木更津曳:「嬉しいよ。大切に使わせてもらう。」丁寧に箱に戻す。
木更津曳:「....こうやって」
常坂てこな:「ありがとうございます。喜んで頂けて、嬉しいです」
木更津曳:「人を喜ばせたり、助けたり、情報で補助したり....]
木更津曳:「繋がりを築いていくのも、中々悪いもんじゃねえよ。それこそーー」
木更津曳:「きちんとする、よりずっと楽しいしな」
GM: 
GM:そんなたわいない話をして──
GM:なんとなく、連絡先を交換して──
GM: 
GM:『うえーん、木更津さーん。また失敗しちゃいましたー、凹みます』とか、
GM:『この前、そちらに関わりのあるお仕事をお手伝いしたんですよ。コレ以上は守秘ですけど、がんばりました(`・ω・´)」とか、
GM:『第九支部に、美味しいお酒を出すバーがあるって、加茂下さんって方に教えていただきました。アドレスお送りしますね』とか、
GM: 
GM:そんなたわいのないメッセージが送られてくるくらいの仲となり──
GM:そして、そういえばメッセージが最近途絶えているな、などと気づいた頃──
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:N市十三支部支部管轄区域──
GM:同・十三支部
GM: 
GM:『応接室』と呼ばれるとりあえず話し合いのできるスペースに、アナタは呼び出されました。
GM:出迎えたのは──
千鳥咲夜:「早かったな、クライム・モーメント」
GM:十三支部支部長補佐、千鳥咲夜です。
木更津曳:「千鳥支部長補佐直々の招集となっちゃあな」
千鳥咲夜:「殊勝だな──とりあえず掛けろ」
木更津曳:「了解」
木更津曳:腰の刀をずらし、そのまま座る。
千鳥咲夜:簡素なテーブルの上には、煎茶の入った不格好な湯呑と
千鳥咲夜:お茶請けの干し芋。
木更津曳:(噂の支部長が淹れた茶か)
千鳥咲夜:「常坂てこな──を知っているな?」
GM:そして仏頂面の黒セーラーが、遠慮なく切り出してきます。
木更津曳:「あぁ」
木更津曳:茶に口を付け、芋を手に取る。
木更津曳:(...おいしい)
千鳥咲夜:「その彼女だが──数日前に失踪したとの伝達が各支部に寄せられた」
GM:いつもどおりの無愛想な表情で。
木更津曳:静かに湯呑が置かれ、干し芋を飲み込む。
木更津曳:「...各支部に?オーヴァードの失踪が?」
GM:こくり、と少女は頷いて。
千鳥咲夜:「詳細は不明だ。だが各支部に、常坂てこなを『確保』しろとの指令が下っている」
千鳥咲夜:「『確保』だ、『保護』ではなく」
木更津曳:「.....きな臭い」
千鳥咲夜:「ああ──どうやら日本支部の方では、かなりの確度で裏切り(ダブルクロス)を疑っているらしい」
GM:両手で抱え持った湯呑の中身を、静かに口にして──
木更津曳:「そうか」脳裏に思い出すのは、晩酌に使っていた切子の赤。
千鳥咲夜:「──アーティファクト絡みで、私も何度か常坂てこなとは会っている。十三もな」
千鳥咲夜:「人となりに関しても、多少はな」
木更津曳:「日本支部が言うくらいだ。情報自体の精度は間違っちゃいないだろうよ」
木更津曳:「なあ。その上で聞く」
木更津曳:「常坂てこなが裏切り者と思えるか?」
千鳥咲夜:「そうだな──」
千鳥咲夜:「利によって裏切るようなタイプでは無いと、私は思っている」
千鳥咲夜:「が──日本支部にも言い分はある」
GM:と、一旦言葉を区切ってから──
木更津曳:「ほお」
千鳥咲夜:「こんな噂を聞いたことがあるか?」
千鳥咲夜:「『N市で起きた大災害を、無かったことにできるかもしれない』と言う噂を」
木更津曳:「....崩落線をか」
千鳥咲夜:「ああ、そうだ」
千鳥咲夜:「巷で、流言飛語のような形で広まっているらしい」
千鳥咲夜:「『何度目かの』と言うやつだな」
GM:崩落戦以降、そうした流言飛語、あるいは甘言はまことしやかに囁かれてきました。
GM:実際にそうしたことを目論んだ存在も少なからず居たことを、あなたは知っていても構いません。
木更津曳:「...同時に流れる噂と裏切りの情報」
木更津曳:「あの災害を、なかったことにするなんざ...それこそ」
木更津曳:「世界を滅ぼす勢いの何かが要るだろうよ...ありえない」
千鳥咲夜:「そうだな──」
千鳥咲夜:「だから──とも言える訳だが」
GM:と、一枚の写真を提示します。
木更津曳:「常坂こてなは情報戦に長けていた。噂を流そうと思えば流せる、な」
木更津曳:「...ん」
GM:写真に写っているのはアナタもよく知っている存在。
GM:マスターハラスメント──マウスピースです。
千鳥咲夜:「──常坂てこな同様に失踪したエージェントと、マスターハラスメントが接触していたらしいとの情報がある」
千鳥咲夜:「そしてそのエージェントも『崩落戦をなかったことにできるかもしれない』と、同僚に漏らしていたらしい」
木更津曳:感覚が絞られる。殺意が奥底から引きずり出され、ぎりと歯の奥を食いしばる。
木更津曳:「.........煙草、吸っていいか」
千鳥咲夜:「ダメだ。ここは禁煙にした」
木更津曳:「連れないな」
千鳥咲夜:「──気を落ち着けるなら、深呼吸にしておけ」
木更津曳:「....さっきまでの話」
千鳥咲夜:「十秒もたてば、怒りは抑えられる」
木更津曳:「どうも、何か違和感があった」
木更津曳:「思考に糸をつながれて、そのまま無理矢理動かされるような」
木更津曳:「.....掌の上で踊らされているような」
木更津曳:「俺はそれを知っている」
千鳥咲夜:「同感だな──」
木更津曳:大きく息をつく。体が僅かに震える。
千鳥咲夜:「マスターハラスメントは──オマエも知っていると思うが、“仮令の欠片”と呼ばれるジャームを、市内にバラまいている」
千鳥咲夜:「偶然として考えるには、無理がある話だ」
木更津曳:「一度斬った。悪趣味で斬りがいも無かった」
木更津曳:「...あの五月蠅さはそういうことか」
千鳥咲夜:「ああ、私と十三。星羅も接触している」
千鳥咲夜:「十二支部の直や、十一支部の支部長殿も接触したらしい」
木更津曳:「奴はあの最後の日、『喰い込むことが出来た』、と言った」
木更津曳:「術中だがなんだが知らねえがーーー」
木更津曳:「喰われたなら喰い返す。腹ん中から喰い破る」
木更津曳:「潰された面子は一秒でも早く報復、だ」
千鳥咲夜:「──意気軒高で安心したぞ」
木更津曳:「...夢に見んだよ 毎晩」
木更津曳:「殺しても殺しても、奴が嗤っている。何をーーしても」
千鳥咲夜:「………………」
木更津曳:「いい加減、悪夢を断ち切りたいしな...刀なら」
木更津曳:腰の翡翠色の刀を指す。
木更津曳:「至高の一刀がある。俺にはそれがあれば十分だ」
千鳥咲夜:「了解だ。十三支部としては、どちらとも縁のあるオマエにこの件に当たってもらうことにした」
木更津曳:「有難いね。珍しくやる気を出してみるか」
千鳥咲夜:「……今この街のUGNは、オーガンなり楽園の十三人なりの行動で、少なからず混乱している」
千鳥咲夜:「状況が状況だけに、心身が疲弊しているエージェントやチルドレンも多い」
千鳥咲夜:「故に迅速な対応としての『確保』指令だろう。だが──」
千鳥咲夜:「最初に接触すれば──確保ついでに、話を聞くことはできるだろう」
千鳥咲夜:「無論、最悪の可能性もゼロではないが」
木更津曳:「奴なら罠にして誘き寄せる」
木更津曳:「”そういうこと”をする奴だ」
千鳥咲夜:「可能性はあるな。だが固執はするなよ」
木更津曳:「解ってる」
千鳥咲夜:「マスターハラスメントに関しては現在、ターミナルアダプタが対策班を指揮しているとのことだ」
千鳥咲夜:「連絡はしておいた。そちらとも連携してくれ」
木更津曳:「...千鳥支部長補佐が、こういう案件に一人で向かわせるような人じゃないってことくらい分かってるつもりだ」
千鳥咲夜:「どちらかと言えば十三は──」
千鳥咲夜:「オマエが一人で突っ込んでいかないかを注意してくれと言っていたがな」
木更津曳:「...見抜かれてるなぁ。敵う気がしない」
木更津曳:「判った、判った。しっかり連携を取る。約束する」
木更津曳:湯呑をひっつかみ、一気に呷り、干し芋を頬張る。
木更津曳:「...ご馳走さま。茶、旨かったよ」
木更津曳:「また飲ませてくれ」立ち上がり、扉まで行く。
千鳥咲夜:「……念の為に言っておくぞ、クライム・モーメント」
木更津曳:足が止まる。
GM:と、その背中に声がかけられます。
千鳥咲夜:「もし『最悪』であったとしたら──絆されるなよ」
千鳥咲夜:「私にその首を刎ねさせるな」
木更津曳:「...絆されるように見えたか」
木更津曳:「これでも己の性根は腐り果ててると思っているがな」
千鳥咲夜:「違うな」
千鳥咲夜:「『腐り果ててなどいない』から、忠告する」
千鳥咲夜:「でなければ、十三もオマエにこの件を任せなかったろう」
千鳥咲夜:「それだけは──しっかりその頭に叩き込んでおけ」
木更津曳:「木更津、了解」
木更津曳:扉を開け、廊下をゆく。己の足音だけが耳に入る。
木更津曳:(...常坂、頼む)
木更津曳:(二人目を、斬らせないでくれ)
木更津曳:外の空気はやけに冷たく。
木更津曳:心の奥底の蓋を、通り抜けてこじ開ける様な 直に触れる様な
木更津曳:厭な感触を、残した。
GM: 
GM:シーンエンド
GM:ロイスの操作が可能です。
GM:シナリオロイスはここで設定しちゃいましょう。
木更津曳:常坂こてな 友人〇/愚行 で取得します。
GM:愚考、と。なかなかおもしろいチョイスが。了解です。
GM: 

GM:PC2&3枠:鹿目悠希、都祁累子
GM:ロイス対象①:羽生藍(日本支部よりN市に派遣されたUGNエージェント、女性、17歳
GM:指定感情:協力的なもの
GM:ロイス対象②マスターハラスメント(FHリベンジャーズセルの首魁。女性? ?歳
GM:指定感情:敵対的なもの
GM:※①か②のいずれかを取得すること
GM: 
GM:確認数61、確定数49、処理数43、未処理数18──
GM:リベンジャーズセルの首魁、マスターハラスメントがN市に放った『仮令の欠片』。
GM:それは単体ではさほどの驚異とならないものの、徐々に徐々にと数を増やし、N市UGNの人的、物的リソースに被害を与えつつあります。
GM:あなたはマスターハラスメントと遭遇したことがある、あるいは仮令の欠片との交戦経験があるのかもしれません。
GM:はたまた、純粋に能力によって選抜されたのかもしれません。
GM:ともあれアナタは対応班の一人として、対策を任された羽生藍と共に、根本的な問題の解決に当たることとなります。
GM: 
GM:それでは鹿目さん、自己紹介をお願いします。
マグパロス:了解!
GM:おっとお名前の変更もお忘れなく。
鹿目悠希:「鹿目悠希です。よろしく。」
鹿目悠希:「主にジャーム討伐といった仕事を任せてもらっているよ。」
鹿目悠希:「これまで戦った相手はそれにしたって中々極端な相手ばかりだった気がする」
鹿目悠希:「今回は、面倒な相手じゃないと良いけど」
鹿目悠希:鹿目悠希です。
鹿目悠希:射撃型カバー型のPCで、
鹿目悠希:射撃の際は死招き骨の銃を使い
鹿目悠希:カバーの時は鏡の盾を使います
鹿目悠希:火力だけはあると思う
GM:ボーン&ミラー!
鹿目悠希:バディムーもあるよ!いじょう!
GM:腐ることのない超優秀エンブレム!
GM:あなどれねぇ……
GM: 
GM:では続けて都祁さん、お願いいたします。
都祁累子:「都祁累子。見ての通り拝み屋。」「…で、何を斬りたい?」
都祁累子:つげ るいこ。神禍討滅局所属の拝み屋の女性です。
都祁累子:黒髪長身の女性。ワイシャツにジーパンの上におざなりに羽織った巫女服と、常に携行しているジャマダハルが特徴です。
GM:あなーきー
都祁累子:何らかの手段で霊的存在を斬れる異能を持ち、それが原因でさる霊能者の家を追い出されたとか。
都祁累子:能力の都合上、あらゆる問題を暴力で解決しようとする節があります。
GM:ばいおれんす
都祁累子:スペックとしては暴走低燃費&カバー型!ジュラレコ含めた装甲をごりっと盛り、準備が整えば毎ラウンド浸食3点で暴力します。
GM:手厚いガード2枚構成
都祁累子:そんな感じで、邪魔するものをどんどん斬っていきます。よろしくお願いします。
GM:ちなみに都祁さん
都祁累子:はいな
GM:炎はどんな理由でお苦手なんでしょう?<キャラシートに特に見当たらなかった
GM:<ジュラレコ代償
GM:相当品のようですので、そのあたりも普通のジュラレコとは違うのかな、と。
都祁累子:ウロボロスで持ってきた蝶の因子が、火を本能的に恐怖します。
GM:なるほど、ほっぺのタトゥーだけでないのですね。ありがとうございます。
GM:ではそんな感じで、オープニングに移りましょう。
都祁累子:当初の予定ではウロボロスからキュマイラエフェクトを取る予定でしたが、いつの間にかこうなっていた…
GM:なるほど。
GM: 

オープニングフェイズ/シーン3/「暗躍するもの」

GM:シーンPC:鹿目悠希&都祁累子
GM:※オープニングバトルです
GM:※指令を受けて現場に来た二人が合流し、バトルで交流する形です。
GM:※浸食率をあげてください。
都祁累子:40+1D10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+5[5] → 45

鹿目悠希:31+1d10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+1[1] → 32

GM: 
GM:N市第六支部支部管轄区域──
GM:同・深夜
GM:同・人気のない路地裏
GM: 
GM:ぐにゃり──
GM:空間が、歪む。
仮令の欠片:「………………」
GM:そこに在るのは一体の異形と──
マスターハラスメント:「──なるほど、今日はここですか。くふふ」
GM:白いスーツの女。
GM: 
GM:──────
GM:そうした訳で──
GM:あなた方二人はつい先ほど、
GM:日本支部よりN市に派遣されたUGNエージェントTA(ターミナルアダプタ)羽生藍より、
GM:『リベンジャーズセルのリーダー、マウスピースことマスターハラスメントならびに、それらが操っていると思われる仮令の欠片と呼ばれる低脅威度のジャーム群への対応スタッフ』に選ばれたとの、正式な辞令を受けました。
GM:そして詳細を確認するため、それぞれ指定の場所に赴こうとしたところ──
GM:近隣において、ワーディングの反応を確認。
GM:それぞれが、それぞれの判断において、現地に順番に訪れる。──みたいな感じを想定しています。
GM: 
GM:マスターハラスメントに関しては、顔写真などをデータでもらっており、
GM:・リベンジャーズセルのリーダー
GM:・高い不死性(?)を有している。
GM:仮令の欠片に関しては、
GM:・アーティファクトによって生み出されていると思われる、多数が確認されている低脅威度のジャーム。
GM:・縁に因って事象を歪め、現実を『仮令』で塗り替える力を有している。
GM:と言う事実を把握していても構いません。また、これまでに交戦した過去があると言うことにしたい場合は、そのパターンでもオッケーです。
GM: 
GM:──────
鹿目悠希:「ワーディング反応を辿って来たけど前衛なしか。まぁいいけど。」
鹿目悠希:「どっちみち、やる事に大差はないから」
マスターハラスメント:「おやおや?」
GM:と、女がアナタに気づきます。
マスターハラスメント:「UGNの方──ですかね? 年の瀬のお忙しい中、お疲れ様です」
鹿目悠希:「…貴方は誰?」
マスターハラスメント:「うーん、残念。ちょっと名刺を切らしてしまってまして──」
鹿目悠希:腕を羽のような異形に歪め、或いは開放し銃のようになったそれを構える
マスターハラスメント:「あ、こちらでしたら紹介できますよ。仮令の欠片くんです。はい、ごあいさつ!」
仮令の欠片:「………………」
GM:当然(残念)ながら、異形はノーリアクションです。
マスターハラスメント:「うーん、シャイですねぇ。JK相手に緊張してるんでしょうか?」
GM:慇懃無礼な態度は崩さず、からかうような仕草と声で。
鹿目悠希:「仮令の欠片…お前が、マスターハラスメントだな」
マスターハラスメント:「おやぁ?」
鹿目悠希:「いい加減にしてよ。もう誰も余裕なんてないんだから」
マスターハラスメント:「私も有名になりましたねぇ、えっへん」
鹿目悠希:「これ以上、面倒なことはさせるわけにはいかない。させない」
GM:その手には、白地を金糸で飾り立てられた、豪奢な装飾がなされた一冊の本。
鹿目悠希:とはいえ、数的には明らかに不利
鹿目悠希:啖呵を切っても彼女一人では、不利も良いところだろう
マスターハラスメント:「師走だけあって、そちらはいろいろ大変だと伺ってますよ? 私たちみたいな弱小セルの相手とかして、大丈夫です?」
マスターハラスメント:「アメちゃん舐めます?」
鹿目悠希:「…UGNの層は薄くない」
鹿目悠希:「お前を相手にする戦力くらい」
鹿目悠希:「─────不足することは、ないんだから」
都祁累子:ばたん。路地の向こうから、車のドアが閉まる音がする。年季の入った小型車。
マスターハラスメント:「おや?」
都祁累子:「あ、いた」巫女服にジーパン姿の、明らかに場違いな背の高い黒髪の女。
マスターハラスメント:「本当ですね、層がお厚い。どなたかいらっしゃいましたよ?」
都祁累子:「そこの中高生」「UGNでもないなら危ないよ」
マスターハラスメント:「敵か味方か、謎の巫女さん──巫女さん? ってところでしょうかね、はい」
鹿目悠希:「ならよかった。ボクはUGNだから」
マスターハラスメント:「そんな神社でも通りでも『うわっ』と避けられてしまいそうなアナタ。お名前をお伺いしても?」
鹿目悠希:「こんなことくらい日常茶飯事だよ」
都祁累子:つかつかと近付いていく。両手には、拳と垂直に伸びる刃。刃の中に作られた柄を握りこんで使う武器。ジャマダハルだ。
都祁累子:「都祁累子。拝み屋」「”フルスポイラ”でいいや」ぶっきらぼうに答える。
マスターハラスメント:「おっと、剣呑剣呑。ドレスコードどころではありませんでしたかね、これは」鋭い刃を見ても、微笑みをたやさずに。
都祁累子:「そこは今から」「あたしが通る」けだるげな表情を変えない。
マスターハラスメント:「うーん」
仮令の欠片:「………………」
鹿目悠希:「観念でもした?」銃口を彼女に向けたまま話す
マスターハラスメント:「こんなナリはしてますが、別にこの子、おばけでもなんでもないんですけどね?」
鹿目悠希:「化け物には大差ないでしょ」
鹿目悠希:言い捨てるように応える
マスターハラスメント:「おや、お若いのになかなか冷静な判断ですね。人数が互角になったことで、勝算が成り立ちましたかお嬢さん?」
鹿目悠希:「そっちこそ随分余裕な表情だけど」「その余裕、どこまで続くかな」
マスターハラスメント:「うーん──さておき、実はアナタだけ今、仲間ハズレなことをご自覚頂けてますか、お嬢さん?」
GM:にこにこと、微笑みながら──
鹿目悠希:「仲間外れ…?何を」
マスターハラスメント:「だってアナタだけ、お名前がわからないじゃないですか? ひょっとして、シャイなんですか?」
GM:どうでもいい、重箱の角を指摘してくる。
GM:ねー、と。隣の異形に同意を求めるような仕草をおまけにつけて。
鹿目悠希:「はぁ…。」「…『異常祓い/クローザー・クローザー』」
鹿目悠希:「ただの、いい加減、終わり切ってないものを終わらせに来たチルドレンだよ」
マスターハラスメント:「おっと存外に素直」
マスターハラスメント:「『貴様らに名のる名前はない!』とか期待してたんですが──残念無念」
都祁累子:「そんなに気にすることかね」引き続き、ゆっくりとマスターハラスメントと欠片のほうへ歩いていく。
マスターハラスメント:「そしてとてもやる気ですね。いいでしょう、相手になりますよ」
マスターハラスメント:「この仮令の欠片くんがっ!」(どやぁ
都祁累子:「もう一度言うけど」「危ないよ」
都祁累子:「あたしの通り道にいると」歩みを止めない。
鹿目悠希:「それじゃあ、怪我しないうちに終わらせなきゃね」砲を構える
鹿目悠希:「いつもいつもああいう手合いは逃げ足ばかり早いんだから─────!」
GM: 
GM:それでは戦闘ラウンドへと移行します。
GM:敵は仮令の欠片が1体。
GM:このシーンおいて、マスターハラスメントはエキストラ扱いとなります。
GM: 
GM:エンゲージはそちらがひとかたまり、5m先に仮令の欠片。そしてフレーバー的にその後ろにマスターハラスメントが居ます。
GM: 
GM:状況説明終了!
鹿目悠希:鹿目先手とれるんだ。
都祁累子:やっちゃってー!
GM:1ラウンド目
GM:セットアップ
都祁累子:怨念の呪石を使用。暴走時に背徳の理を使用します。
都祁累子:ウロボロスのダイスが6つ増え、コストが合計6で51に。
鹿目悠希:鹿目は無し
GM:《原初の黄:先陣の火》
GM:ラウンド間、行動値を+20 1シーン1回
都祁累子:この時変異暴走ですべてに優越してイニシアチブが0になります。
GM:了解です<行動値0
GM:では行動値がそれぞれ変わってイニシアチブ
GM:28の仮令の欠片から
GM:・マイナー
GM:《オリジン:レジェンド/得意領域》
GM:シーン間、精神由来判定+12 ラウンド間、RC判定+6Dのバフ
GM:・メジャー
GM:《雨粒の矢/完全なる世界》
GM:阻害などなければ、13dx+16 シーン攻撃 命中時 ダメージ+10 装甲、ガード有効。が跳びます。
鹿目悠希:こちらからはなし
都祁累子:阻害はなし。
GM:では判定。ターゲットはお二人
GM:13dx+16 シーン攻撃 命中時 ダメージ+10 装甲、ガード有効。 かかかー!
DoubleCross : (13R10+16[10]) → 10[1,2,2,2,2,4,4,5,7,8,9,9,10]+9[9]+16 → 35

都祁累子:崩れずの群れ。鹿目ちゃんをカバーリング。コストが2で53。
GM:ではダメージ。
GM:4d10+10 装甲ガード有効
DoubleCross : (4D10+10) → 17[4,10,1,2]+10 → 27

GM:27点。都祁さんは範囲カバーだからダメージの倍加処理を忘れずにです。
都祁累子:装甲10とガードが4の14を差っ引いて二倍!26ダメージ!
都祁累子:であってますかね
鹿目悠希:固い…
鹿目悠希:柔らかいはずなのに…
GM:うん、引いた後のHPダメージを2倍ですので
GM:大丈夫ですね。ちっ!w
都祁累子:HP2点で立ってます。
GM:じゃあちらっと演出
仮令の欠片:「カ──カカ──カ──カカカカカカカカっ!」
GM:異形の哄笑が、辺りに響き渡る。
GM:同時にあなたたちは、ぞっとするような不快感を覚えます。
GM:まるで、ここに自分が存在していないかのような──
鹿目悠希:頭を抑える鹿目
鹿目悠希:「何…これ変な感じがする」
都祁累子:速度を変えず、ゆっくりと前に歩く。鹿目さんは都祁の体で遮られた瞬間、ふっと不快感が薄れるのを感じるだろう。
鹿目悠希:「ちょっと待って、それ以上先に行ったら」
都祁累子:「業務上、この手のは慣れてる」「慣れてないと死ぬよこれ」涼しげな声。
鹿目悠希:ふっと、不快感が薄れていく
鹿目悠希:「…なるほど、プロなんだ」
鹿目悠希:にやりと笑む
都祁累子:「言ってんでしょ」肉体の末端が白い。体内の血液循環が悪くなっている。
都祁累子:だが、歩みは止まらない。
GM:では次のイニシアチブ。11の鹿目さんです。どうぞ。
鹿目悠希:うおー
鹿目悠希:マイナー
鹿目悠希:────鹿目悠希はその手を異形の羽へ変化させる。【鹿目悠希の侵蝕率を+7した】
鹿目悠希:《骨の銃》+《死招きの爪》
鹿目悠希:メジャー
鹿目悠希:コンボ使用▼【来たれ、汝甘き死の時よ】《コンセ》+《オールレンジ》鹿目悠希の侵蝕率が+3される
GM:阻害など無し。判定こいやー!
鹿目悠希:うおー
鹿目悠希:7dx8+3
DoubleCross : (7R10+3[8]) → 10[6,6,8,8,9,10,10]+7[5,5,6,7,7]+3 → 20

鹿目悠希:期待値程度は出た
GM:イベイジョン12にて命中! ダメージどうぞ!
鹿目悠希:31+3d10
DoubleCross : (31+3D10) → 31+16[4,5,7] → 47

鹿目悠希:すごいなぁ
GM:ふむ
GM:一撃必殺ですね。戦闘不能、復活もありません。演出どうぞ!
鹿目悠希:うす!
鹿目悠希:─────────
鹿目悠希:鹿目悠希は変化した腕、砲のような翼を仮令の欠片に向ける
鹿目悠希:「そう、関係ないんだ」
鹿目悠希:砲は光を集め
鹿目悠希:「お前が幽霊でも」
鹿目悠希:光を集めて
鹿目悠希:「お前が化け物でも」
鹿目悠希:「どっちにしたってやる事は変わらないんだから」
鹿目悠希:一瞬視界が真っ白になり、光が解き放たれる
鹿目悠希:─────それは仮令の欠片を包み込み…
仮令の欠片:「カ──」
GM:哄笑を上げる間もなく、仮令の欠片は光に包み込まれ、姿を消しました。
GM:勝利条件を満たしました。戦闘終了となります。
GM: 
GM:あとに残るは──
マスターハラスメント:「あらー」
GM:場にそぐわぬ間の抜けた声をあげる、スーツ姿の女。
鹿目悠希:「…他人事みたいな顔して」不機嫌そうな顔でつぶやく
マスターハラスメント:「お強いですねえ。お二人とも。流石流石──」
GM:白い下地に金の装飾が施された本を小脇に抱え、ぱちぱちぱちと手を鳴らす。
都祁累子:「やるじゃん」鹿目さんに。
マスターハラスメント:「ですです、まさに」<やるじゃん
鹿目悠希:「ボクもチルドレンだから」都祁さんに応え。
マスターハラスメント:「そして仮令の欠片くんが居なくなってしまった今、私に勝ち目などございません」
GM:よよよ、とわざとらしく。目に涙を浮かべて科を作るマスターハラスメント。
都祁累子:同じ速度で歩きながら、マスターハラスメントと交錯する。
マスターハラスメント:「さてさて。どうしたものでしょう──?」
GM:交錯される。
都祁累子:音はなく、ぬるりと肉体が切断されている。
マスターハラスメント:「あらら?」
GM:ずるり──
GM:骨ごと立たれた上半身が、重力に囚われ地面へと落下する。
マスターハラスメント:「いや──なんとも。かのクライムなんたらさんと同じようなことを──」
GM:かはっと、口から軽口と血を吐き出して。
マスターハラスメント:「──────」
GM:身体を両断された女は、ピクリとも動かなくなりました。
GM:後に残るは静寂と──
GM:物言わぬ死体が一体。
GM:オリジナルEロイス、《死ねないモノ》が使用されました。
GM:効果はまだ不明!
鹿目悠希:「……‥‥おかしい」
鹿目悠希:「この程度で死ぬ相手のはずじゃない、そのはずなのに」と動揺したような目で彼女を見て
都祁累子:歩みを止める。「肉体と肉体じゃないやつしか斬れないはずなんだけどねえ」
GM:と──
GM:あなたたちの端末に、強制的に音声通信が割り込んできます。
GM:表示された発信者は──TA。
羽生藍:『クローザー・クローザー、フルスポイラ。聞こえる?』
GM:スピーカーモードで、少女の声が聞こえてきます。
羽生藍:『ごめん。ワーディングの対応に二人が向かったって聞いて』
鹿目悠希:「はい。…こちらで今、マスターハラスメントと交戦、討伐したところです」
都祁累子:「ん」「OK。標的は斬った」
羽生藍:『あっと、そうか。音声では初めましてになるわね』
羽生藍:『TA(ターミナル・アダプタ)羽生藍、よろしく』
GM:指令をよこしてきた少女が、音声越しにペコリと挨拶を。
都祁累子:「神禍討滅局、”フルスポイラ”。よしなに」
都祁累子:「斬ったけど、”切れて”ないねこれ」ダルそうな顔で。
羽生藍:『──近くのカメラから確認した限り、マスターハラスメントだったみたいだけど?』
鹿目悠希:「第四支部チルドレン、鹿目悠希です。”切れていない”って、なに?」
都祁累子:「因縁とかも斬れたらいいんだけど、うちのはナマクラだからね」
羽生藍:『そう──やっぱりね』通信越しに、ため息が聞こえた気がします。
都祁累子:「命とか、幕とか?」>『切れてない』に対して。
羽生藍:『一応、死体も持ってきてもらえる? 多分、後で「消えてしまう」と思うけど』
羽生藍:『ごめん、ほんと今。手が足りないの、色々と』
鹿目悠希:「…厄介。これじゃ幽霊と戦っているのと変わらない」
都祁累子:「OK」「助手席に積んでく」
羽生藍:『場所──解るわよね。送ったアドレスにまで来てくれれば、あとはこちらが処理するから」
鹿目悠希:「都祁さん、お願いします。一緒に車に乗っても大丈夫ですか?」
GM:それぞれの端末が、アドレスらしきものを受信します。
羽生藍:『細かなことは、こっちに来てもらってからで』
羽生藍:『もう一人、増えることになるみたいだし』
都祁累子:「いーよ、荷物もないし」
都祁累子:「あ、まだ増えんの」「了解」
羽生藍:『ひょっとしたら手かがりになるかもってやつ』
羽生藍:『縁もある人みたいだし、ソレに』
都祁累子:ジャマダハルをまとめて腰に結んだカラビナに結び付け、汚そうに死体の首根っことベルトを掴む。
鹿目悠希:「そっか、なら早めに片を付けられると良いな」
鹿目悠希:「…死体と一緒にドライブするのには、なれそうもない」
都祁累子:「何事も経験なんじゃないの」「うちの車、死体が座ったことないの運転席だけだし」
GM: 
GM:シーンエンド。
GM:羽生藍かマスターハラスメントのどちらかに、シナリオロイスを取得してください。
鹿目悠希:ロイス マスターハラスメント 違和感/〇生きてておかしい で取得
都祁累子:ロイス/マスターハラスメント 斬れる/邪魔○
GM: 

ミドルフェイズ/シーン1/「縁ある者ども集いて」

GM:シーンPC:木更津曵
GM:※合流シーンとなります
GM:※浸食率をあげてください。
都祁累子:51+1D10
DoubleCross :(51+1D10) → 51+8[8] → 59

木更津曳:1d10+34
DoubleCross :(1D10+34) → 1[1]+34 → 35

鹿目悠希:42+1d10
DoubleCross :(42+1D10) → 42+7[7] → 49

GM: 
GM:N市第五支部支部管轄区域──
GM:同・古いマンションの一室──
GM: 
GM:第五支部は、立地的にN市のほぼ中央に位置しています。
GM:そうした立地条件などから、市街より訪れた支部員の一時的なセーフハウスとなる家屋が何軒か用意されており。
GM:ターミナル・アダプタ──羽生藍が仮宿としているのも、そうしたうちの一軒です。
GM:最低限の家財道具と、それより多い数のPCや情報端末。
GM:現在この部屋はセーフハウスであると同時に、マスターハラスメント対応班の拠点ともなっています。
羽生藍:「とりあえず、みんな座って。水でよければ今だすから──」
GM:ちゃぶ台を囲むようにと指示を出すのは、少しきつめの表情をした女子高生──すなわち羽生藍。
GM:そして指示をされたのは──
GM:マスターハラスメントに対応するために集められた三人。
GM:つまり、あなたたちです──
GM: 
羽生藍:「改めて自己紹介しておくわね、ターミナル・アダプタ羽生藍」
羽生藍:「いろいろあって、対応班を取りまとめることとなったわ。よろしくね」
GM:そして自身も腰掛けて──
羽生藍:「──と言ってもバックアップがメインだから、実際に対応してもらうのはアナタたちになる訳だけど」
都祁累子:「そーね」「そうじゃなきゃあたしみたいなタイプは呼ばれないだろうし」
木更津曳:「どーも。」刀をずらし、座る。
鹿目悠希:「どうも」小さく会釈
都祁累子:「悠希はもうちょっと行儀がよさそうとして」「そっちも荒事枠?」木更津さんに。
木更津曳:「まあ、そんな感じだな」
木更津曳:「つうかほぼほぼ荒事しかやってこなかったな....そういや」
木更津曳:「そうやって聞くくらいなら...相当”やる”んだろ?」
都祁累子:「相手が生きてるやつならそれなりに」「生きてないならもうちょっと得意」
木更津曳:「じゃあ今回の案件にはぴったりだな」
木更津曳:「...って、名乗ってなかったな」
木更津曳:「クライム・モーメント。木更津曳。ま、よろしく」
都祁累子:「”フルスポイラ”都祁累子。見ての通り拝み屋。よしなに」
鹿目悠希:「よろしくクライム・モーメント。ボクは”異常祓い/クローザー・クローザー”、鹿目悠希です。」
鹿目悠希:「荒事が得意なのはわかったけど」
鹿目悠希:「調査は出来る人はいるの?」
木更津曳:「とりあえずツテはある。顔は効く方だしーー」
木更津曳:「羽生さん、だったか。彼女もいるだろう」
都祁累子:「神城(スポンサー)にわかることなら、わりとね」
鹿目悠希:「なるほどね」二人の話を聞き
鹿目悠希:「あれには、もう単純暴力は通用しないってわかってるんだ」
鹿目悠希:「情報の窓口が複数あるのは頼りになるね」
木更津曳:「...会ったのか、奴と」僅かに動揺する。
都祁累子:「邪魔したから斬った」「ホトケさんは車の中で消えたけどね」
羽生藍:「ええ、つい先刻二人共ね」
羽生藍:「アナタはもう会ったことがあるのよね、クライム・モーメント?」
木更津曳:「......」いる。生きている。その事実が否応なく過去を思い起こす。
木更津曳:「あぁ」「頭蓋を押し割った」
羽生藍:「とりあえず──そのマスターハラスメントの情報から整理してきましょうか。対応対象でもあるし」
GM:羽生藍がさっと空に指を這わすと、あなた方の前に半透明の疑似画面が展開されます。
羽生藍:「マスターハラスメント。『崩落戦への復讐』を掲げる新興セル──リベンジャーズセルのリーダーで」
羽生藍:「手を変え品を変え、N市にちょっかいを出して来てる」
羽生藍:「セル自体のやってることは基本嫌がらせ。とにかく『復讐』が先にありきだから、動機は読めても行動が読みづらかったんだけど──」
GM:ぱらぱらと、これまでの小さな規模の『いやがらせ』が項目として挙げられていきます。
羽生藍:「秋口くらいになってから、エージェントやチルドレンでなく、セルリーダー自身が姿を現してる」
羽生藍:「確かアナタが担当した事件よね、クライム・モーメント?」
木更津曳:「あぁ」
木更津曳:「裏社会に介入、組織を潰し合わそうとした」
木更津曳:「やり方の趣味は最悪だが」
鹿目悠希:「つまり、基本いやがらせ目的の策略タイプ…で」
鹿目悠希:「セルリーダーの当人は不死身のような状態」
羽生藍:「ええ、三人とも身をもって知ったと思うけど──これまで何度もマスターハラスメントは『殺害』あるいは『凍結』されている」
羽生藍:「けど、そのたびに『蘇って』る」
羽生藍:「保存された亡骸や、凍結処理を施した身体は、蘇ると同時に消失」
羽生藍:「やってることはせせこましいけど、まだこの不死性に対しては対策が講じられてない」
都祁累子:「好きじゃないタイプ」
羽生藍:「同感するわ」
木更津曳:「....殺しきるしかねえだろ
羽生藍:「色々と調べてはもらってるんだけど──ね」
GM:悔しげに吐き捨てる。彼女もまた、何度かマスターハラスメントを取り逃がしています。
羽生藍:「とりあえず、最優先すべきは彼女ね。次は仮令の欠片──」
GM:新たに提示されるデータ。N市の地図が表示され、全域で光点が数十ほど点滅しています。
木更津曳:「市内に散らばってるあれか」
羽生藍:「ええ。マスターハラスメントが何らかのアーティファクトで生み出した存在で」
都祁累子:「あたしが呼ばれたのはそっち対策?」「あの手の不定形相手ならそれなりにやってきたけど」
羽生藍:「脅威度自体は低いけど、多数が確認されているちょっと面倒なタイプ」
木更津曳:「アーティファクト...」
羽生藍:「どっちも──と考えて。そこも併せて説明するから」
羽生藍:「現時点で確認数61、確定数49、処理数43、未処理数18──」
羽生藍:「存在自体はエージェントが二人もいれば問題なく対応できるけど──今ちょっとこの市は立て込んでるから、そこまで余裕なくなってきてるのよね」
羽生藍:「とゆーかこの市の支部員数で手が足りなくなる状況って、正直引く」
木更津曳:「世界が掛かってるんだもんなあ。人手んていくつあっても足りない」
羽生藍:「──さておき、能力としては『縁に因って事象を歪め、現実を仮令で塗り替える力』を有しているわ」
羽生藍:「要は接触者の心理を読み取り、事象を歪めて様々な状況を引き起こす──みたい」
都祁累子:「別組織まで駆り出されるってことは相当だね」
木更津曳:「心理、ねえ」
羽生藍:「報告例には、関係性を誤認させる、記憶を失わせる、不安を増大させる──」
羽生藍:「あと、まあ他にもちょくちょくと事例あり」
鹿目悠希:「嫌がらせを目的としたセルらしいといえばセルらしいけど」
羽生藍:「とある施設を空間ごと隔離、法則を書き換えたりとかもしてる」
羽生藍:「──で、これも結局、マスターハラスメントをなんとかしないとどうにもなりそうにないのよね」
都祁累子:片眼を細める。「…なるほど」「そりゃあたし向きだ」
木更津曳:「...なにはともあれ、親玉を叩けば万事解決、か」
羽生藍:「あと最後にもう一つ。これは私もさっきクライム・モーメント経由で知ったんだけど」
羽生藍:「最近また『N市で起きた大災害を、無かったことにできるかもしれない』って噂が、街で流布してる」
羽生藍:「関係者──エージェントやチルドレンにはもっとわかりやすく『崩落戦をなかったことにできるかもしれない』って形でね」
羽生藍:「で、どうにもこの噂の元も、辿ってみるとマスターハラスメントらしい──ってことでいいのよね、クライム・モーメント?」
木更津曳:「....奴なら為せる」
木更津曳:「確証も情報もない。だがーー」
木更津曳:「嫌がらせのためなら、不可能すら可能にするだろうよ、奴は」
羽生藍:「実際、これまでにそれを目論んだ計画もあったみたいだし」
羽生藍:「単なる噂とは思えないわね。──関わってる人間が関わってる人間だけに」
鹿目悠希:「随分と、大それた噂話だと思うけど」
鹿目悠希:「噂を広めること自体に意味があるのかもしれない」
都祁累子:「それもまあ…発信源を落とせば解決、ってやつ?」
木更津曳:「...その噂と同時期に、一人のエージェントが行方不明になってる」
羽生藍:「そうね。タチの悪いことに、荒唐無稽な夢物語と言い切れない」
羽生藍:「『本当にそうしようと考えて動いている』可能性だって捨てきれない」
羽生藍:「そこは気をつけて、クローザー・クローザー。想定は最悪に、でね」
羽生藍:「まあさておき──」
GM:ふっと、仮想画面が掻き消えます。
都祁累子:「マジなら最悪だね」「そこまで大規模に解決されたらうちみたいな個人経営は商売上がったりだ」
羽生藍:「そこはノーコメント」
羽生藍:「とりあえず、まずは改めて情報を整理していきましょう」
羽生藍:「マスターハラスメント」
羽生藍:「仮令の欠片」
羽生藍:「それに、街に流布してる噂」
羽生藍:「伝手でもなんでもいいから、これらにあたってみて。私の方でも調べてみるから」
都祁累子:「OK」「打てる手は、腐るほどある」
木更津曳:「木更津、了解」
鹿目悠希:「了解、物事は単純に考えよう。」
鹿目悠希:「まずはその三つを調べなきゃ」
都祁累子:「まずは下準備、ってね」「情報もだけど、邪魔した奴に落とし前付けるためにも」
GM: 
GM:シーンエンド
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
都祁累子:ロイスはまだもうちょっと保留。
鹿目悠希:ロイスは保留
木更津曳:ロイス保留。
都祁累子:購入は、霊的知覚切断(パワーアシストアーマー相当)。M資金で購入成功させます。
都祁累子:K資金だった(M資金は史実のほう)
木更津曳:高速振動ブレード。《援護の風》使用 侵食+2
鹿目悠希:購入はシューターズジャケットを購入
都祁累子:ウェポンケースに入れておしまいです。
木更津曳: 9dx
鹿目悠希:1dx>=13
DoubleCross :(1R10[10]>=13) → 8[8] → 8 → 失敗

木更津曳:9dx+1
DoubleCross :(9R10+1[10]) → 9[1,2,2,4,6,6,8,9,9]+1 → 10

鹿目悠希:以上
木更津曳:以上
木更津曳:侵食 37
GM:ん、木更津さんは購入失敗かな?
木更津曳:ですー
GM:一応解るように宣言はしてきましょう。<判定の成否
GM:では都祁さんのみが購入成功と。
GM:各自処理を終了したようですので、次のシーンへと移行しまーす。 
GM: 

ミドルフェイズ/シーン2/「手繰り寄せる」

GM:シーンPC:鹿目悠希
GM:※情報収集シーンとなります
GM:※浸食率をあげてください。
都祁累子:59+1D10
DoubleCross :(59+1D10) → 59+2[2] → 61

木更津曳:1d10+37
DoubleCross :(1D10+37) → 2[2]+37 → 39

鹿目悠希:1d10+49
DoubleCross :(1D10+49) → 10[10]+49 → 59

GM: 
GM:そうした訳で、情報収集シーンとなります。
GM:本セッションにおいては時短のため、
GM:一度チャレンジに失敗したキャラでも浸食率を1d10増やすことで再チャレンジ可能なローカルルールを採用します。
GM:その場合、シーンやラウンドは進んだとして処理してください。
GM: 
GM:現在調査可能な項目は、この3つです。
GM: 
GM:@マスターハラスメントに関して《FH、裏社会、レネゲイド関連の知識》難易度12
GM:@仮令の欠片に関して《情報:UGN、裏社会、噂話》難易度6
GM:@常坂てこなに関して《情報:UGN、ウェブ》難易度8
GM: 
鹿目悠希:コネ、UGN幹部使用。 ダイス+2
木更津曳:常坂てこなに関して行きます コネUGN幹部。ダイス+2
GM:一応どこにいくかは各自表で宣言しなおしてくださいませ。
鹿目悠希:調査対象、仮令の欠片に関して
都祁累子:マスターハラスメントを調査します。判定前に情報収集チームを起動。
木更津曳:《援護の風》侵食+2 41
鹿目悠希:3dx+2>=6
DoubleCross :(3R10+2[10]>=6) → 4[1,2,4]+2 → 6 → 成功

木更津曳:9dx+2>=8
DoubleCross :(9R10+2[10]>=8) → 10[1,1,3,4,5,8,8,10,10]+8[1,8]+2 → 20 → 成功

GM:あと支援エフェクトは、きちんと誰に飛ばすか宣言もお願いしますね。混乱しちゃうから。
都祁累子:5DX+2>=12
DoubleCross :(5R10+2[10]>=12) → 10[4,5,6,7,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

GM:おお、すごい。都祁さんが自力で抜いた。
木更津曳:援護の風は自身に適応。
都祁累子:社会性…
GM:では無事全部抜けましたので、開示していきましょう。
GM:ロールはその後相談してということで。
GM: 
GM:@マスターハラスメントに関して
GM:崩落戦への復讐を掲げ結成された新興セルのリーダーにしてマスターエージェント。
GM:戦闘能力こそ平凡以下だが、不死に近い能力を有しているらしく、それを生かして様々な組織の情報や弱みを手に入れ、『いやがらせ』のような作戦展開を得意としている。
GM:出自は不明だが、崩落戦直後に最初の存在が確認がされた。
GM:ここ数ヶ月、仮令の欠片と言うジャームを生み出し、N市広域に出没させている。
GM: 
GM:@仮令の欠片に関して
GM:マスターハラスメントの手によりアーティファクト──『ネバーエンディング・ストーリー』によって生み出された存在。
GM:縁に因って事象を歪め、現実を『仮令』で塗り替える力を有している。
GM:現在は相当数が生み出され、N市各所で目撃、確認されている。
GM:※次シーンにおいてトリガーイベント「カウント&エンカウント」が発生します。
GM: 
GM:@常坂てこなに関して
GM:崩落戦で「生き残って」しまった元チルドレンのエージェント。
GM:本来の所属は日本支部の研究スタッフだが、とある事件を機として、N市に派遣されることとなった。
GM:当時組んでいたチームでは一番の若輩であり、客観的に見ても足を引っ張っていたことは否めない。
GM:崩落戦時、自身の過失でチームを全滅に追い込んだ結果、自身だけが生き残りそこに強い引け目を感じている。
GM:担当していたケアスタッフによると、もともと真面目ではあったが、崩落戦以降は強迫観念に駆られるような形で任務にはあたっていたらしい。
GM: 
GM:内容は異常となります。
GM:現状だと、てこな以外の情報は確認に近いレベルのものとなりますね。
GM:描写ですが、特に要望などなければ、先の一室で情報を再精査していて判った──みたいな形でどうでしょうか?
都祁累子:了解です!
鹿目悠希:OKです
木更津曳:了解!
GM:ではちょこっと──
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:N市第五支部支部管轄区域──
GM:同・対応班本部
GM: 
GM:各人が各人のやり方で、それぞれ情報へと向き合って──
GM: 
木更津曳:「噂の流布と同時期に、行方が分からなくなったエージェントがいる」
木更津曳:「常坂てこな。引っ込み思案だがよくやるエージェントだ」
木更津曳:「...崩落戦で”生き残ってしまった”、って思ってるらしい」
木更津曳:「噂と...妙にダブらないか?」
鹿目悠希:木更津の話を聞き少し考えこんだ後に
都祁累子:「あー、根本的にそういうのを求めてるやつはいるだろうね」「そりゃ信じたくもなるんじゃないの?」他人事のように。
木更津曳:「本人の意思はどうであれ...多分」
鹿目悠希:「資料を見せてもらったけど、強迫観念的なところもあったみたい」
木更津曳:「奴の罠。嫌がらせだ」
木更津曳:「....全然、いい奴なんだがな。」
羽生藍:「他にも何人か、エージェントが失踪してるけど」
木更津曳:「....他にも、か」
羽生藍:「少なからず、似たようなケースね。崩落戦でなんらかのトラウマや被害を受けている」
鹿目悠希:「当人の意思とは関係ないからね、こういうのは」
羽生藍:「──生真面目な人ほどね、気にしちゃうのよ」
木更津曳:「だからこそ、奴も罠に嵌めて楽しんでるんだろうよ」
木更津曳:「.......なんか、判ったことあるか?」
羽生藍:「『なんでもっと上手く出来なかったか』とかね」
都祁累子:「気にして楽になるもんじゃなし…」
木更津曳:「終わったら、なんか甘いもん誘うか...。」
都祁累子:「こっちはさっぱり」「知ってる情報の追確認、でよければなんでも」資料の山をばさりと置く。
木更津曳:「十分だ。すり合わせはやっておいて損はない」
都祁累子:「基本的なところはまあ藍が言ってた通りとして」
鹿目悠希:「他には何かあったのかな」
羽生藍:「ああ、でも──」
羽生藍:「比較的最近マスターになってるっぽいのね、ハラスメント」
羽生藍:「崩落戦の前には、データがまったくない」
都祁累子:「崩落戦直後に最初の行動が確認されてるのと、ここ数か月「仮令の欠片」をばらまいてる…くらい」
GM:都祁さんから手渡された資料を確認しながら、改めて。
羽生藍:「あ、いや違うなこれ」
木更津曳:「んあ?」
羽生藍:「マスターになる前の情報も、ほとんどないっぽい」
木更津曳:「なんだ、そりゃあ....」
都祁累子:「ナチュラルボーンのマスターエージェント?」「自称なんじゃないのそれ」
GM:仮装画面をいくつも表示させながら、さらに深く戻ってく。
羽生藍:「ううん。マスターなのは本当──」
羽生藍:「嫌がらせに、能力の大小は関係ないってことかな。でも──」
羽生藍:「──うん。崩落戦以前の情報がまったくない。なら考えられるケースはおおよそ2つ」
羽生藍:「過去の情報を完璧に隠蔽しているか──あるいは崩落戦と同時期に覚醒したか、ね」
木更津曳:「ある意味、街への最大の”嫌がらせ”と共に生まれたってか」
木更津曳:「....情報を漁ってるだけなのに、どうしてこう...
木更津曳:「違和感か...。掌で弄ばれている感覚がある」
羽生藍:「後者だとしたらフルスポイラの言う通り矛盾もあるけど。覚醒した直後にマスターになるなんて……」
鹿目悠希:「マスターになるルートの中でも、誰かから継承したとか」
鹿目悠希:「ないわけではないと思う」
木更津曳:「...もう少し、深く探っていかないと...だな」
木更津曳:「欠片の方は確か....」
羽生藍:「うーん、どうかな。さすがに珍しいコードだから、先代がいるなら多少なりとも情報があると思うんだけど……」
都祁累子:はー、という顔。「早いこと、本丸に辿り着きたいもんだ」
鹿目悠希:「或いは手持ちのアーティストが関係しているのかもしれない。」
都祁累子:「こいつのことをこれ以上知りたくない」単刀直入に言う。
木更津曳:「識ることによって、不死も」
鹿目悠希:「嫌がらせが目的の相手なんだ。その反応が正解」
木更津曳:「斬れるかもしれん。」
鹿目悠希:「マスターハラスメントのもっていたアーティファクト、『ネバーエンディング・ストーリー』って言うんだけど…」
木更津曳:「....術中だろうがなんだろうが、嵌ってやるよ」
鹿目悠希:「多分、あれが彼女の力に大きく関係していると思う」
木更津曳:「ネバーエンディング......」
鹿目悠希:「短期間のうちにあんな異能をつける方法なんて、外付け以外にはそう考えられない」
木更津曳:「ミヒャエル・エンデか」
都祁累子:「詩的だね。ますます嫌いになってきた」
木更津曳:「物語の中の物語の中の...って延々続く奴だ」
木更津曳:「無論、最後に終わりは来る」
鹿目悠希:「おおよそ児童書が元とは思えない使い方をしているけど」
鹿目悠希:「『縁に因って事象を歪め、現実を『仮令』で塗り替える』まさにあいつがやっていることと同じ力だ」
木更津曳:「現実を物語か何かだと思ってんのかねえ」
鹿目悠希:「当人に聞いたら分かるかも」
鹿目悠希:「案外乗ってくれるかもよ」
鹿目悠希:「ボクは、やるつもりもないしやらないけど」
木更津曳:「...個人的な嫌がらせを食らった身だ。乗るだろうよ、奴は」
都祁累子:「物語に逃げ込むなら、こっちも追いかけてかなきゃね」「そのために高いカネ払ってメンテしたんだし」蝶の刺青を撫でる。
羽生藍:「うーん。いかにもって感じだけど──たしかクライム・モーメントが接触したときには所持してなかったのよね、アレって?」
木更津曳:「あぁ」
木更津曳:「...最期に、”喰い込んだ”ってたが....欠片のことだったのかもしれんな」
羽生藍:「となるとやっぱりまだ触りって感じ──」
GM:と、赤い色の仮想画面が展開されます。
羽生藍:「ごめん、緊急の通報!」
木更津曳:「噂をすればってか」
GM:複数の仮想画面が開かれ、N市のとある地点への最短ルートが提示されます。
羽生藍:「仮令の欠片──らしいんだけど、ちょっと特殊な個体が、第8の管轄区域に現れたみたい」
羽生藍:「現地に向かって対応お願い。何かの端末さえ持っていってもられればサポートはこっちでするから」
GM: 
GM:NPCカード『羽生藍』をゲットしました。
GM:NPCカード『羽生藍』は、以下の能力を有しています。
GM:『超電磁バリア』
GM:ATアクション。HPダメージを受ける際に宣言することで、そのダメージを1d10+10軽減可能。
GM:1ラウンドに1回使用可能。
GM: 
木更津曳:「木更津、了解。ぶった斬って来るよ」
都祁累子:「特殊でない事例なんてないでしょ」けだるげに立ち上がる。「解決できない事例もないけど」
鹿目悠希:「サポートもついているなら安心だね」
鹿目悠希:「特殊な個体が何かは、気になるけど」
GM:シーンエンド
GM:ロイス操作 購入判定が可能です。
鹿目悠希:ロイス保留
木更津曳:ロイス保留。
都祁累子:ロイスはまだちょっと保留。購入は応急手当キット。
鹿目悠希:購入、応急手当キット
都祁累子:5DX+1>=8
DoubleCross :(5R10+1[10]>=8) → 8[1,2,4,6,8]+1 → 9 → 成功

都祁累子:さっそく使用!
都祁累子:2+2D10
DoubleCross :(2+2D10) → 2+14[9,5] → 16

鹿目悠希:1dx>=8
DoubleCross :(1R10[10]>=8) → 4[4] → 4 → 失敗

木更津曳:高速振動ブレード。《援護の風》+《ウィンドブレス》侵食+4
木更津曳:9dx+9>=20
DoubleCross :(9R10+9[10]>=20) → 10[2,3,3,3,3,4,6,8,10]+5[5]+9 → 24 → 成功

木更津曳:成功!装備して以上。
GM: 

ミドルフェイズ/シーン3/「カウント&エンカウント」

GM:シーンPC:都祁累子
GM:※新たな仮令の欠片との遭遇戦です。
GM:※浸食率をあげてください。
GM: 
木更津曳:1d10+39
DoubleCross :(1D10+39) → 8[8]+39 → 47

都祁累子:61+1D10
DoubleCross :(61+1D10) → 61+1[1] → 62

鹿目悠希:59+1d10
DoubleCross :(59+1D10) → 59+1[1] → 60

GM: 
GM: 
GM:N市第八支部支部管轄区域──
GM:同・封鎖された雑居ビル屋上。
仮令の欠片:「オオオ……オ…………オォ…オオ…………」
GM:その異形は、コレまでのものとはどこか違う雰囲気を感じさせました。
GM:その風貌のみならず──
GM:アナタ方が来ても意に介する事無く、両腕らしきものを広げ、ただ立ち尽くしています。
GM: 
GM:まるで──
GM:天に何かを訴えるかのように──
GM: 
GM:明確な敵意は見られません。
GM:しかし徐々に徐々に、あの独特の「不快な違和感」が強くなっていることを、アナタたちは感じ取ることができます。
GM:このまま放置しておけば、ワーディングも合わさって、被害がでることは間違いないでしょう。
GM: 
木更津曳:「....あれと一回だけやったことあんだが」
木更津曳:「あんなんじゃなかった。あれ、”違う”ぞ」
都祁累子:「さっきは悠希が仕留めたから知らないんだけど」「なんか違う?」
都祁累子:>鹿目さんに。
鹿目悠希:「少なくとも、あの時とは違って積極的な戦闘の意志は見られないけど」
都祁累子:「あたしはこの手のに鈍感でね」「ただ、例によってなんかムカつくのはある」
羽生藍:『形状は明らかに違うみたいね』木更津の端末から音声が
鹿目悠希:「同感、放置して良い気はしない」
羽生藍:『行動パターンも──クローザー・クローザーの言う通り。なんだろう、これ──』
木更津曳:「...早いとこ斬っちまうか」
羽生藍:『そうね──被害を広げる前に、お願い』
仮令の欠片:「オオ…オオオオ……」
鹿目悠希:「…あの声に釣られて他の個体が着ても厄介だ」
GM:異形はやはり意に介せず、天を仰ぐのみ──
木更津曳:「うし。やっか」刀を鞘ごと引き抜く。
鹿目悠希:「早めに倒そう。都祁さん、お願いします」
都祁累子:「ん」すでに両手にジャマダハルが握られている。
GM: 
GM:戦闘ラウンドに移行します。
GM:PCは1固まりにエンゲージ。その5m先に、仮令の欠片がエンゲージしています。
GM:1ラウンド目
GM:セットアップフェイズ!
鹿目悠希:なし~
木更津曳:なし!
都祁累子:怨念の呪石+背徳の理。コスト6で68
都祁累子:暴走してイニシアチブ0に。
GM:・セットアップ
GM:《原初の黄:先陣の火》
GM:ラウンド間、行動値を+20 1シーン1回
GM: 
GM:では28の仮令の欠片のイニシアチブから
GM: 
GM:・マイナー
GM:《オリジン:レジェンド/得意領域》
GM:シーン間、精神由来判定+12 ラウンド間、RC判定+6Dのバフ
GM:・メジャー
GM:《雨粒の矢/完全なる世界》
GM:13dx+16 シーン攻撃 命中時 ダメージ+10 装甲、ガード有効。 対象は全員
DoubleCross :(13R10+16[10]) → 9[1,1,2,2,4,5,5,5,8,8,8,9,9]+16 → 25

木更津曳:ドッジ!
GM:25を目標に各自リアクションを
木更津曳:3dx+1>=25
DoubleCross :(3R10+1[10]>=25) → 5[1,1,5]+1 → 6 → 失敗

木更津曳:むりー
都祁累子:崩れずの群れ。鹿目ちゃんをカバーリング
都祁累子:コストが2で70。
GM:ではダメージ
GM:3d10+10 装甲有効
DoubleCross :(3D10+10) → 9[1,3,5]+10 → 19

都祁累子:お!
GM:19点(`・ω・´)
都祁累子:ガードと装甲で14点削ってから二倍。10点もらいます。
都祁累子:6点で立ってる
鹿目悠希:たよりになる
木更津曳:9点で立ってる!
GM:かったいなぁ
GM:では軽く演出
GM: 
仮令の欠片:「オオオ……オ…………オォ…オオ…………」
GM:その唸りと同時に、不快感と違和感が増大し、力が失われていく感覚をあなた方は覚えます。
GM:さながら、存在そのものに干渉されているような不快感。
木更津曳:「ん、ぐ....気持ち、悪りぃ.....」
鹿目悠希:「また…この感覚!」よろめきそうな感覚に耐える
木更津曳:たたらを踏み、ふらつく。
木更津曳:「...大丈夫か...二人とも..」
都祁累子:嫌そうな顔をしながら、前進。
都祁累子:「たぶんね」「あたしの機能を不全にするまでは至ってない」
木更津曳:「...うし..じゃあ、こんどはこっち側の番だ」異形を見据える。
都祁累子:都祁に遮られ、不可視の澱んだ感覚が消滅する領域ができる。
鹿目悠希:「うん、都祁さん。感謝します。」
GM:では次のイニシアチブ 11の鹿目さん
鹿目悠希:待機します
GM:では次のイニシアチブ6の木更津さん
木更津曳:じゃあ
木更津曳:マイナー、高速振動ブレード起動
木更津曳:メジャー
木更津曳:コンボ:霹靂一閃 《コンセンントレイト:ハヌマーン》3《一閃》1《援護の風》7《ウィンドブレス》3
木更津曳:侵食+8 53
木更津曳:14dx7+12
DoubleCross :(14R10+12[7]) → 10[1,1,2,4,4,4,5,7,7,7,7,8,10,10]+4[1,1,2,2,2,3,4]+12 → 26

GM:ふふふ、(弱)が取れた仮令の欠片を甘くみるなよ。なんとガードするぜ!
GM:ダメージをどうぞ。
木更津曳:しまった、ウィンドブレス加算分は12ではなく9だ...!
木更津曳:達成値は正しくは17!
木更津曳:2d10+12
DoubleCross :(2D10+12) → 3[1,2]+12 → 15

木更津曳:1,2て!
GM:《原初の緑:グラビティガード》2d10点軽減
GM:15-2d10
DoubleCross :(15-2D10) → 15-15[10,5] → 0

GM:かきーん!
木更津曳:うせやろ!
GM:では演出どうぞ。
木更津曳:「あぁ、くそ.....くらくらする」存在干渉によるダメージは大きい。
木更津曳:敵は見えている。どう斬ればいいかも判る。
木更津曳:だが、”どうすればよかったのか”
木更津曳:己がどのように斬っていたかが、身体に浸み込んだ動きが思い出せない。
木更津曳:一歩、二歩、三歩
木更津曳:振りかぶってーーー叩きつける。
木更津曳:居合は、”忘れてしまった”。
仮令の欠片:「オオ…オオオオ……」
GM:がぎん──
GM:力任せの刃は、力場のようなモノに阻まれて──
GM:では次のイニシアチブ。行動0の都祁さん
都祁累子:はい。マイナーなし。メジャーにてシャドーテンタクルス+コンセ。
都祁累子:10DX7
DoubleCross :(10R10[7]) → 10[1,2,3,4,5,6,7,8,9,10]+10[3,4,7,8]+3[1,3] → 23

GM:ふたたびガード。ダメージどうぞ。
都祁累子:3D10+2D10+12
DoubleCross :(3D10+2D10+12) → 18[6,3,9]+15[7,8]+12 → 45

都祁累子:コストは3で73になりました。
GM:《原初の緑:グラビティガード》2d10点軽減
GM:45-2d10
DoubleCross :(45-2D10) → 45-6[3,3] → 39

GM:この差はw
木更津曳:どうして
GM:その一撃で戦闘不能です。演出をどうぞ!
鹿目悠希:うおー
都祁累子:不可視の思念の鎧を纏った欠片目掛けて、ずかずかと歩いていく。
都祁累子:「なるほど」「やっぱりあたし向けの案件だ」
都祁累子:至近距離まで来てもその歩みは止まらず。
都祁累子:常人であれば圧迫感で立っていられないであろう領域の中。都祁累子だけが、何物にも侵されず機能を全うしている。
都祁累子:無造作に振り払うような一撃。二つの刃が、肉体とともに。欠片の機能…あるいは、”権能”を両断する。
都祁累子:ぬるりと裂けた欠片を後ろに、ジャマダハルをカラビナに収める。
GM:ふむ、では──
GM:ジャマダハルの刃に切り裂かれ──
仮令の欠片:「オオオ……オ…………オォ…オオ…………」
GM:仮令の欠片はいつものごとく影のように消え去り──ませんでした。
GM:斬り裂かれた箇所から闇のような表皮が剥がれ落ち、その中から──
GM:どさりっ──
???:「………………」
GM:気を失った、一人の男性が現れます。
羽生藍:『ちょ、ちょっと待って。確かその顔──』
GM:端末より聞こえる、動転した声。
木更津曳:「なんだ?」
羽生藍:『間違いない──数日前に失踪したってエージェントの一人!」
木更津曳:「.......保護する」
鹿目悠希:「なるほどね。」
鹿目悠希:「これが、噂の狙いだったのか」
都祁累子:「ああ」「道理で斬り応えがあると思った」
木更津曳:「...ふらついてすまなかった」
木更津曳:「助かったよ、都祁さん」
都祁累子:「いいよ、あたしが強いだけだし」表情を変えないまま。
木更津曳:「..とりあえず、助けんとな...。」
木更津曳:目の前の男の元へ歩いていく。
羽生藍:『ええ、回収お願い』
鹿目悠希:「強がって、さっきもボクを庇ったのに。後で応急処置をしに行こう」
羽生藍:『これで一手進められるかもしれない』
都祁累子:「ちゃんと斬れてたらすぐくっつくはずだけど」「さっきと違って二つに分けて運ぶのは無理だな」
都祁累子:「生きてるほうが重いし、運ぶの任せていい?」
GM: 
GM:シーンエンド!
GM: 
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
木更津曳:都祁累子 強者○/冷静 で!
鹿目悠希:ロイス取得
鹿目悠希: 都祁累子 〇有為/疎外感
都祁累子:ロイス:鹿目悠希 有能/○いい子
鹿目悠希: 木更津曳 〇信用/不安
鹿目悠希:で取得
木更津曳:戦闘用着ぐるみ!《援護の風》+《ウィンドブレス》侵食+4
木更津曳:9dx+9>=14
DoubleCross :(9R10+9[10]>=14) → 10[1,2,5,5,5,5,7,10,10]+10[5,10]+7[7]+9 → 36 → 成功

木更津曳:???
都祁累子:ロイス:木更津曳 有為/○向いてない
木更津曳:都祁さんにパス!
都祁累子:いただき!
鹿目悠希:購入、応急手当キット 
鹿目悠希:2dx>=9
DoubleCross :(2R10[10]>=9) → 7[7,7] → 7 → 失敗

鹿目悠希:以上
都祁累子:相当品ルールでアンダーアーマーにしちゃお
都祁累子:購入は申し訳ないですがもう一回応急手当。
都祁累子:5DX+1>=8
DoubleCross :(5R10+1[10]>=8) → 9[3,3,4,4,9]+1 → 10 → 成功

都祁累子:よしよし。さっそく使います。
都祁累子:2D10+6
DoubleCross :(2D10+6) → 17[7,10]+6 → 23

都祁累子:高級な奴だった
都祁累子:以上!
木更津曳:以上!
GM:では次のシーン
GM:──の前に、こんなシーンが挟まります。
GM: 

ミドルフェイズ/シーン4/「Inferno」

GM:シーンPC:マスターシーンとなります
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:業火が荒れ狂う。
GM:四方数メートルもない、閉鎖された空間に。
GM: 
???:「あぎゃぁ──ぐがっ──ぎぃ──」
GM:構造的な理由だったのか、はたまた何らかの科学的な反応か──
???:「熱──痛──誰──」
GM:今となっては、理由なぞ判らない。
???:「助──ぎゃが──げはっ──」
GM:事実として──
GM:崩落戦によって倒壊したこのビル内のエレベーター内は、
GM:鎮火されるまで実に17時間ほど、数千度に近い炎に晒され続けた。
???:「ぎぎゃ──ぐげっ──が──」
GM:無論、中に居る人間が、生き残れる環境ではない。
???:「が──ぎゃ──」
GM:数瞬にも満たぬ間に、骨ごと焼き尽くされる。
???:「き、きひ──」
GM:故に──
???:「きひ──ひひ──」
GM:たまたまそこに居合わせた女は──
???:「ひひ、ひひひ、ひひひひひひひひひひひひひひ──」
GM:鎮火されるまで実に17時間ほど、劫火で焼き殺され続けた。
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:シーンエンド

ミドルフェイズ/シーン5/「化け物を殺すのはいつだって──」

GM:シーンPC:鹿目悠希
GM:※先の戦闘を踏まえ、色々と事実が判明します。最後の情報収集シーンです。
GM:※浸食率をあげてください。
GM: 
木更津曳:1d10+47
DoubleCross :(1D10+47) → 3[3]+47 → 50

鹿目悠希:60+1d10
DoubleCross :(60+1D10) → 60+7[7] → 67

都祁累子:73+1D10
DoubleCross :(73+1D10) → 73+6[6] → 79

GM: 
GM:そうした訳で、情報収集シーンとなります。
GM:シーン的には先の状況後、対応本部という名のワンルームに戻ってきた感じをイメージしています。
GM:例によって描写などは、情報収集判定後と言うことで。
GM:現在調査可能な項目は、この1つです。
GM: 
GM:@新たな仮令の欠片に関して《情報:UGN、レネゲイド、医学などの知識》難易度8
GM: 
木更津曳:UGNコネ使用。ダイス+2《援護の風》+《ウィンドブレス》侵食+4
木更津曳:9dx+9>=8
DoubleCross :(9R10+9[10]>=8) → 9[3,3,3,5,6,6,7,8,9]+9 → 18 → 成功

木更津曳:54→59
木更津曳:58!
GM:ではまずこの情報を開示しましょう。
GM: 
GM:@新たな仮令の欠片に関して
GM:新たなタイプの仮令の欠片は、人をベースにして生み出されています。
GM:有している能力こそ同じ、現実を『仮令』で塗り替えると言ったものですが、その出力は大きく向上しています。
GM:また、核となった人間は失踪したエージェントです。
GM:本人は意識が混濁しており、詳しい情報に関しては確認が取れておりません。
GM: 
GM:加えて、新たなタイプの仮令の欠片の出現を契機として、N市全体に空間的な歪みが観測されはじめました。
GM:これはこれまで仮令の欠片が出現、あるいは処理された箇所を中心に波紋のように広がっており、
GM:此処としては微弱だったものが、この新たな仮令の欠片が出現したことで、出力を増して観測されるレベルとなった形です。
GM:結果として現在、N市全域における空間的な強度は非常に揺らいでいます。
GM:何かが起こる可能性は、非常に高いと言えます。
GM: 
GM:※@マスターハラスメントに関する追加情報《FH、裏社会、レネゲイド関連の知識》難易度10 にチャレンジすることが可能となりました。
都祁累子:いきます。判定前に情報収集チーム起動。
都祁累子:5DX+2>=10
DoubleCross :(5R10+2[10]>=10) → 9[1,4,6,9,9]+2 → 11 → 成功

GM:おお、ではさらにこの情報をまず開示しましょう。
GM: 
GM:@マスターハラスメントに関する追加情報
GM:混濁したエージェントから得た情報をつなぎ合わせることで、マスターハラスメントが噂を流布するさい。仮令の欠片を用いたことが判明しました。
GM:彼女は崩落戦を無かったことにしたいと考えているエージェントに接触。そして──
GM:「N市と言う強大な力を間借りできる環境」
GM:「仮令の欠片による現実改変能力」
GM:「さらにオーヴァードを核とした新たな仮令の欠片を受信ハブ的に使うことで、能力を収束増強し、過去を改変する」
GM:──と言った説得内容を提示。賛同者を多く確保しました(失踪者は常坂てこなを含め、十数名となります)。
GM:ただし、今回保護されたエージェントを調査した結果、説得時になんらかのエフェクト(具体的にはEエフェクである《蝕む声》)が使用されていることが判明しました。
GM:真否はともかく、この甘言にはなんらかの裏があると考えられます。
GM:@マスターハラスメントに関する秘匿情報《FH、裏社会、レネゲイド関連の知識》難易度15 にチャレンジすることが可能となりました。
鹿目悠希:情報、UGNは使えますか?
GM:む、そうですね。有りとしましょう<UGN
鹿目悠希:情報:UGN コネ使用。
鹿目悠希:4dx+2>=15
DoubleCross :(4R10+2[10]>=15) → 8[2,5,6,8]+2 → 10 → 失敗

鹿目悠希:失敗
GM:残念、妖怪5足りない。
木更津曳:登場して再チャレンジ
木更津曳:1d10+58
DoubleCross :(1D10+58) → 4[4]+58 → 62

GM:うす、では判定どうぞ。
木更津曳:UGNコネ使用。ダイス+2《援護の風》+《ウィンドブレス》侵食+4
木更津曳:9dx+9>=15
DoubleCross :(9R10+9[10]>=15) → 8[1,3,3,4,4,6,7,8,8]+9 → 17 → 成功

木更津曳:62→66
GM:成功ですね──では最後の情報を開示します。
GM:@マスターハラスメントに関する秘匿情報
GM:TA羽生藍らのこれまでの調査から、マスターハラスメントの不死由来にある程度の推測が成り立ちます。
GM:これは肉体的なモノではなく、世界やそれに類する何かに根ざした概念的な不死。現象としての死や消滅を拒絶したパッシブな能力ではないかと言う推測です。
GM:理論上、世界が滅びでもしない限り、マスターハラスメントは永遠に存在し続ける可能性があります。
GM: 
GM:通常の方法ではこの能力に対抗することは難しいかも知れません。
GM:それこそ遺産やなにかなど、超常の方法でなければ──
GM:※次シーンにおいてトリガーイベント「覚悟と代償と」が発生します。
GM: 
GM: 
GM:N市第五支部支部管轄区域──
GM:同・対応班本部
GM: 
羽生藍:『集中して調べたいから、しばらくこっちで待ってて──』
GM:帰還したあなた方から報告を受けたTA羽生藍は、慌ただしくそれだけを告げて、奥に続く部屋へとこもりました。
GM:すでに手配は行われており、救出した男性は第四支部へと運ばれ治療と調査を並行して受けています。
GM: 
GM:ちゃぶ台の上には、ぞんざいに置かれたポットとインスタントコーヒーの瓶。そして砂糖とミルク。
GM:もどかしい時間だけが、過ぎていきます──
GM: 
どどんとふ:「GM」がログインしました。
木更津曳:「...とりあえず、お湯沸かしてくる。なんか飲むか決めといてくれ」
木更津曳:腰の刀を下ろし、ポットを手に取る。
都祁累子:「酒とかない?」「ないならコーヒー」
鹿目悠希:「ボクもコーヒーで」
木更津曳:「酒は後でな。いい店知ってる」お湯が沸く。半分残す形でカップにお湯を入れ、捨ててカップを温める。
木更津曳:「豆は...ないか、まあいいか」インスタントコーヒーを適量。コーヒースプーンとソーサーを人数分出す。
木更津曳:お湯を注いで、混ぜ、人数分置く。
木更津曳:「はいよ」
鹿目悠希:「ありがとうございます。」コーヒーを受け取る鹿目
鹿目悠希:「木更津さんは、その」
都祁累子:「サンクス」ごくごくと飲む。
鹿目悠希:「マスターハラスメントとは、以前関りがあったと聞きましたが」
鹿目悠希:「…そのことについて詳しく話してもらえますか?」
木更津曳:「あぁ」ミルクを溶かし、混ぜる
木更津曳:「十三支部の近辺は...まあ暴力団やら裏社会やらが仰山いるんだが」
木更津曳:「友人に一人いてな。で、まんまと嵌められた」
木更津曳:「マスターハラスメントに」
木更津曳:一口飲む。
都祁累子:「私怨ね」
木更津曳:「応とも」
木更津曳:「奴の搦め手は厄介だ」
木更津曳:「人を口車に乗せ、操り、動かし」
木更津曳:「自分は一切害のない位置で得を得る」
木更津曳:「...戦闘能力は皆無だ」
木更津曳:「だが、それが逆に」
木更津曳:「奴をマスターエージェントたらしめる一因なんだろうよ」
木更津曳:カップを持ち、飲む。砂糖の入っていない珈琲は、苦く口に染みる。
鹿目悠希:「優位な立場にいるから、悪さができるだけだよ。きっと」
鹿目悠希:「だから、その優位性をなんとかして断ち切れればきっと」
都祁累子:「相手が強いからとか弱いからとか、そこに理屈をつけても変わんないでしょ」
鹿目悠希:「奴はなにもできなくなる」
都祁累子:「自分がどうしたいか。どうやれば、相手に届くか」
木更津曳:「.....」
都祁累子:「それだけ考えて、それだけやる」
都祁累子:「悠希の言ったみたいにさ」
木更津曳:「...いいな」
木更津曳:「師匠よりシンプルで分かりやすい」
木更津曳:「...正直言って、倒すことしか考えてなかった」
木更津曳:「あれをどう斬るか。そこに復讐以外の何があるのか。仕事ではなくーー」
木更津曳:「趣味の、殺しは」
木更津曳:「...生きてる中で、やってやるって思ったことはなかったからな」
木更津曳:「変に入ってた力が抜けた気がした。ありがとうな、二人とも」
鹿目悠希:「知り合いや因縁があるとそう簡単には冷静になれない」
鹿目悠希:「ちゃんと見つめなおした木更津さんの力だよ」
都祁累子:「どーいたしまして」「で」
都祁累子:「あいつは斬れそう?」
木更津曳:UGNの支給品の刀と、もう一つ。
木更津曳:翡翠色の、船を曳く柄が施された精緻な刀。
木更津曳:それを撫で、感触を確かめる。
木更津曳:「あぁ」
木更津曳:「...今なら、確実に」
都祁累子:「OK」「自分の機能に疑いを持ってていいことないからね」
羽生藍:「……お待たせ、こっちはなんとかまとまった」
GM:奥の部屋から、TAが戻ってきます。
木更津曳:「お、助かるよ」
GM:「そっちはどう。クライム・モーメント。なにか情報入ってる?」
木更津曳:「あぁーーー別種の欠片について、判ったことがある」
木更津曳:「ひとの存在を歪ませる。つまり」
木更津曳:「空間を歪ませて干渉するって訳だ」
木更津曳:「....中に、失踪したエージェントが入ってたな」
木更津曳:「話は聞けていない。重症だったからな」
羽生藍:「能力の方向性自体は基本体と変わらないけど、そこが一番の差異よね」
羽生藍:<人が入ってる
木更津曳:「出力を上げるためなのか、端子として動かしているのか」
木更津曳:「どっちにしろ、碌でもない代物だ」
GM:仮想画像を呼び出し、データを精査するTA。
羽生藍:「ん──」
鹿目悠希:「何かわかりましたか?」
羽生藍:「新型の出現時期と同時に、空間の歪みが観測されてる」
GM:皆に見えるように、マップを大型化。
GM:光点──これまで仮令の欠片が確認、あるいは処理された地点から、
GM:波紋のようなエフェクトが、市全体を覆っていることが見て取れます。
羽生藍:「共鳴──かな」
木更津曳:「仮令の欠片は、布石だった訳か」
羽生藍:「これまでは微弱すぎて感知できなかったレベルの歪みが」
羽生藍:「街を被うような形で、増幅されてってる」
都祁累子:「言ってること、マジでやるつもりなんじゃない?」「過去の消滅とか」
羽生藍:「倒しただけじゃアウトで。痕跡にも影響を及ぼすタイプ──なのかもしれない」
羽生藍:「そうね──」
羽生藍:「なんらかの──大掛かりなことをするつもりなんだとは思う」
羽生藍:「観測データで見る限り、今この街の空間的な強度。すごく不安定になってるから」
木更津曳:「何が起きてもおかしくない、か....」
都祁累子:「その人間入りの欠片なんだけど」
都祁累子:「件のマスターが勧誘の時に言ってた謳い文句が」
都祁累子:「『N市の空間異常に乗じて欠片の現実改変能力を収束し、過去改変を行う』だとか」
都祁累子:「これにころっと騙されたんじゃない?」「エージェントが騙されるってことは、何らかの洗脳エフェクトも噛ませたうえでね」
木更津曳:「”マウスピース”」
木更津曳:「奴が名乗ってた偽名だ。それくらいはするだろうよ」
鹿目悠希:「そこまで汚いことをして」
鹿目悠希:「いったい何がしたいんだろう」
木更津曳:「N市で過去ったら....」
木更津曳:「あれか。最大規模のR案件」
都祁累子:「崩落戦、ね」
鹿目悠希:「過去はね、変えられないんだ。」
木更津曳:「俺もそう思う」
羽生藍:「ん、でも──」
羽生藍:「仮令の欠片による、現実改変能力を実際に見せられて」
羽生藍:「それにプラスαの要素があったら──」
都祁累子:「できないわけじゃないんだろうけど」「あいつがやってるのは気に食わないでしょ」
羽生藍:「縋ってしまう可能性は、正直あると思う」
鹿目悠希:「それは、否定できないかな」
木更津曳:「文字通りの甘言だからな」
羽生藍:「新型ね──さっきクライム・モーメントが言っていた能力の他に」
羽生藍:「受信ハブや、増幅器的な役割も、持ってるんじゃないかと思う」
羽生藍:「だから──今になって空間が大きく影響を受け始めてる」
木更津曳:「成程なあ...。」
羽生藍:「それに、大N市と言う特異な環境」
羽生藍:「──知ってるかもしれないけど、桁外れの出力を持ちながら、間借りしやすい力があるのよね、この街」
GM:はぁ──と、深い溜め息を着く。
木更津曳:「揃ってんなあ、厄ネタ」
木更津曳:「勘弁してほしいが...そうもいかないな」苦笑しながら。
都祁累子:「この街の生え抜きなら日常茶飯事じゃないの」
木更津曳:「異常が日常、ってか」
羽生藍:「──じゃあ最後。こっちが調べてたことね」
鹿目悠希:「異常が日常茶飯事でも、秩序はこうして保たれてる」
GM:と、自身のため息から立ち直るようにして。
鹿目悠希:「これからも、きっとそう」
都祁累子:「うちの上とか開発担当もこっち来てから忙しそうだし」
木更津曳:「..お、なんかあんのか」
GM:決意を固めるために、卓上に余ってたぬるいブラックコーヒーを煽って──
羽生藍:「あの女の──マスターハラスメントの不死性に関して」
木更津曳:「掴んだのか」
羽生藍:「過去の類似例とかからの推測になるんだけど──。マスターハラスメントの不死性は、物理的なモノではなく、概念的なモノなんじゃないかと思う」
羽生藍:「現象としての死や消滅を拒絶する──そんな観念的なモノ」
羽生藍:「それも相当強力なやつ。ソースの由来を、世界に根ざしているような類の」
木更津曳:「そいつは.....」
羽生藍:「──ゲームとかする、みんな?」
鹿目悠希:「人並み程度には」
木更津曳:「斬りがいが、あるな。」この案件、初めての笑み。敵への期待。己の研鑽をぶつける時。
都祁累子:「あんまり」
羽生藍:「リスポーンってわかる? 例えばRPGで戦闘に負けると、王様のところに戻されるでしょ?」
木更津曳:「プレステ引っ張り出したりはするぞ」
羽生藍:「『死んでしまうとはなさけない』って」
木更津曳:「死に戻り、か」
羽生藍:「たぶん、あれに近いんじゃないかと思う」
羽生藍:「仕組みとして、そう定められている。そんな類の」
木更津曳:「あいつが、じゃなくて”システム”が、不死をもたらしてんのか」
木更津曳:「そりゃあ死なない筈だ」
羽生藍:「これなら、死体が消えたり。凍結処理されたのにいつの間にか消えていたりとかの理由も一応説明できる」
都祁累子:「なるほど」「システム側を斬らなきゃいけないやつ?」 羽生藍:「理屈としてはね」
鹿目悠希:「それが出来たら苦労しないって話でしょ」
羽生藍:「コップに海の水全部を収められるなら、切れるかもしれないけど」
都祁累子:「少なくとも」「斬ったことはある」「だけど、今回同じようにできるとは思わない」
都祁累子:「神禍討滅局(うち)はそういうのが専門だし」「局長がいたら早いんだろうけど、こっちに手は回らんだろうし」
木更津曳:「ぶっ飛んでんなあ...。神殺しっつうのは霞を斬り続けるもんなのか」
鹿目悠希:「それでも、不確定な方法には掛けられないよ」
木更津曳:「だな。確実性がある手段があんなら、そっちも用意したい」
鹿目悠希:「必ず倒せるだけの手段か、作戦が必要だと思う」
鹿目悠希:「中途半端に追い込んで」
鹿目悠希:「最後の嫌がらせで不安定な空間を更に不安定にされたら、この街は」
鹿目悠希:「…正直そっちの方がボクは警戒してるかな」
木更津曳:「...そんときゃ」道連れにしてでも、と言おうとして
木更津曳:「その嫌がらせも封じるまで、だな」
鹿目悠希:「…道連れや犠牲を容認するなら、確かに使える手は増える」
鹿目悠希:「けどUGNは、この街は、そうじゃない。」
鹿目悠希:鹿目は木更津を見据えて話す
木更津曳:「...全部守って、全部救う」
木更津曳:「大丈夫だ。そこの勘定に自分は入ってる」
都祁累子:「OK」「少なくとも、あいつの計画を壊すっていう目的だけ合えばいいわけだ」
羽生藍:「そうね、とりあえずそんなところ──」
羽生藍:「一応ね──」再び深い溜め息をついてから
羽生藍:「私──立場上この街に派遣されてから、色々調べはしたのよね」
羽生藍:「各支部の構成とか役割とか──」
羽生藍:「性質とか──その実態とかね」
木更津曳:「...骨を折っただろうな。余りにも数が多い」
羽生藍:「クローザー・クローザーが言うような、確実性がある方法かどうかは微妙だけど」
GM:一旦、前置いてから
羽生藍:「旧日本軍の遺産の番人──N市十三番目の支部」
羽生藍:「すでに打診はしてあるの。十三の支部長と、支部長代理に」
羽生藍:「何度目かの『不死性』を確認したときにね。クローザー・クローザーの言う通り、アーティファクト絡みもありえるかと思ったから」
木更津曳:「...あるんだな。神殺しの手段が」
羽生藍:「『なにか手はないですか?』って、そしたら──」
羽生藍:「『使えそうなものはある──』」
羽生藍:「『だけど、可能な限り使ってほしくない』」
羽生藍:「それが、支部長さんの返事。詳細が聞きたければ、支部長補佐に託し済みだってことだけど」
GM:はぁ──と、再び大きなため息。
羽生藍:「私は判断しない。ニーベルングの指輪持ちの私が判断したら、絶対いい方には転がらないから」
羽生藍:「だからあなたたちで判断して」
羽生藍:「『可能な限り使ってほしくない』とされたモノの話を、聞きに行くかどうか」
鹿目悠希:「支部長が言うのなら、確度の高い武器だと思う」
鹿目悠希:「ボクは賛成かな」
都祁累子:「そりゃ、まあ」「聞きに行くでしょ」
木更津曳:「行く」
木更津曳:「...止められようと行く気だった。よかったよ、全員その気で」
木更津曳:「じゃあ、案内する。」
木更津曳:「いいとこだぜ、13支部は」
GM: 
GM:シーンエンド
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
GM:ここをふくめて、残り2回!
木更津曳:鹿目悠希 信頼○/有意 で!
都祁累子:ロイスは保留。
鹿目悠希:ロイス保留
GM:ちなみに次が最後のミドルとなりますね。
都祁累子:とりあえずシューターズジャケット狙ってみます。
都祁累子:5DX+1>=13
DoubleCross :(5R10+1[10]>=13) → 9[1,3,8,8,9]+1 → 10 → 失敗

都祁累子:いっとくか。財産3点入れて成功。
都祁累子:そして鹿目さんにパス。
鹿目悠希:ありがとうございます。
鹿目悠希:入手、装備。
鹿目悠希:ボクはブルーゲイルで
鹿目悠希:2dx>=20
DoubleCross :(2R10[10]>=20) → 2[2,2] → 2 → 失敗

木更津曳:じゃあブルーゲイル
木更津曳:《援護の風》+《ウィンドブレス》侵食+4
木更津曳:9dx+9>=20
DoubleCross :(9R10+9[10]>=20) → 9[1,2,4,5,5,8,9,9,9]+9 → 18 → 失敗

木更津曳:無念....
木更津曳:以上!
鹿目悠希:財産点ないかな
木更津曳:ないんです
鹿目悠希:ア、待って
GM:きみたちには
GM:バディムがあるじゃないか
鹿目悠希:バディー・ムーブ
木更津曳:うおー!
鹿目悠希:使います
GM:最強アイテムの一角を失念しちゃぁいけないなぁ、ガール。
都祁累子:バディムービング行為をしていけ
鹿目悠希:木更津さんの達成値を+3
鹿目悠希:購入を成功させます
木更津曳:そんじゃ...鹿目さんにパス!
鹿目悠希:ありがとうございます。
GM: 

ミドルフェイズ/シーン6/「覚悟と代償と」

GM:シーンPC:木更津曵
GM:※マスターハラスメントの不死対策を求め、十三支部へと訪れるシーンです。
GM:※浸食率をあげてください。
都祁累子:79+1D10
DoubleCross :(79+1D10) → 79+9[9] → 88

木更津曳:1d10+70
DoubleCross :(1D10+70) → 10[10]+70 → 80

鹿目悠希:67+1d10
DoubleCross :(67+1D10) → 67+9[9] → 76

GM:では例によって最初に描写を。
GM: 
GM:N市十三支部支部管轄区域──
GM:同・十三支部
GM: 
GM:『応接室』と呼ばれる、とりあえず話し合いのできるスペースへと、
GM:アナタたちは訪れました。
GM: 
GM:相対するような形で腰かける仏頂面の黒セーラー少女は、十三支部支部長補佐、千鳥咲夜。
GM:そしてところどころ疵だらけのテーブルの上には一つの黒い結晶体。
GM:掌大のそれは、同じ程度の大きさの円盤状の装置に挟み込まれるような形で、木箱の上に鎮座しています。
千鳥咲夜:「これがアーティファクト──『無間』だ」
鹿目悠希:「どうも。それが、今回の件に有用なアーティファクトですか」
鹿目悠希:軽く会釈し、質問する
GM:いつもならばお茶やお茶請けを出すことを忘れない少女ですが。
GM:今回は卓上のモノの危険性を鑑みたのか、それらは出されていません。
千鳥咲夜:「ああ──」
GM:そして鹿目悠希の言葉に頷いて
千鳥咲夜:「以前ここより流出した、『次元振動丹』と呼ばれるアーティファクトの発展型となる」
都祁累子:「どう使うもんなの、これ」
千鳥咲夜:「順番に説明しよう。まずはこれの元となった次元振動丹──これに関して、知っている者は?」
GM:木更津さんは
GM:知っているかも知れません。
木更津曳:知ってた...
GM:前に常坂てこなが関わった事件で、回収されたアーティファクトのひとつです。
木更津曳:「...知ってる」
千鳥咲夜:「なら少し話が早いな」
千鳥咲夜:「時空振動丹は、『時間や空間の強度を揺らがせ、人の意志による干渉を可能とする』力を有していたアーティファクトだ」
千鳥咲夜:「──仮令の欠片と類似しているな。ひょっとしたらアレあを生み出す、ネバーエンディング・ストーリーともなんらかの関わりがあるのかもしれん」
木更津曳:「成程な...。」
千鳥咲夜:「さておき、無間に関してだ」
千鳥咲夜:「こいつは──それらとは真逆だ」
千鳥咲夜:「『時間や空間が断絶封鎖された空間──通称『無間』を生み出して対象の本質に働きかけ、それを封じ込め汎ゆる干渉を遮断する』という能力を有している──らしい」
鹿目悠希:「つまり、倒せないなら干渉させなければいい」
鹿目悠希:「そういうこと?」
千鳥咲夜:「いや──もっとストレートに」
千鳥咲夜:「マスターハラスメントの『不死性』を封じることができる、と言うことだ」
都祁累子:「シンプルイズベストだね」
千鳥咲夜:「例えば──クライム・モーメントから『剣の使い手』と言う本質を奪い取れば」
千鳥咲夜:「酒と煙草が好きな、ただの男が残る」
千鳥咲夜:「そんな感じだな」
木更津曳:「堕落もいいところだ」
千鳥咲夜:「上手く使えば、マスターハラスメントのみならず、多くの強力なジャームに対抗する術になるだろう。だが──」
千鳥咲夜:「十三は使っていない。理由があるからだ」
木更津曳:「無論、ただで封じるっつうのは、無理なんだろ」
都祁累子:「それで不死性だけ落とせる、と」「リスクが、あるんでしょ?」
木更津曳:「それ相応の...対価があるから」
GM:こくり、と頷いて。
千鳥咲夜:「リスクと言うより──常人には起動できん」
千鳥咲夜:「旧日本軍の記録では、1度だけこの無間は起動している」
千鳥咲夜:「使用者は──今で言うところのジャームだったらしい」
GM:淡々と、事実のみを述べてくる。
千鳥咲夜:「TAより依頼があってから、十三の手配で第四支部に確認調査してもらった。当時の資料などを含めてな」
千鳥咲夜:「結果。『これは危険だ』と判断され、この様に再封印が施された」
GM:一人一人の顔を確認して──
鹿目悠希:「そもそも、ここにいる人たちじゃそれは使えないって事でしょ」
千鳥咲夜:「無間を使うには──絆を絶たねばならない」
千鳥咲夜:「私たちが拠り所とする人と人との繋がり」
千鳥咲夜:「それを有する者は、無間を起動させることはできない」
GM: 
GM:では具体的な『無間』のデータを提示します。
GM:名称:無間(むけん)
GM:購入/常備化 -/-
GM:解説:
GM:このアイテムは、ロイスを1つ以上有しているキャラは使用できません。
GM:ATアクションで使用することで、以下の効果のうち1つを選択して使用することができます。
GM:・対象のメジャーアクションによる判定を失敗させる。侵食率が10上昇する。
GM:・対象のEロイスを1つ、使用不能とする。ただしこの効果は、戦闘継続中は使用できない。1act1回
GM:・現在不明
GM: 
GM:こんな能力です。
GM: 
千鳥咲夜:「断絶空間を発生させる際にそうした想いが緩衝し、起動を阻害してしまうのだそうだ」
千鳥咲夜:「不明な所もまだあってな──引き続きTA経由で第四支部に調査してもらっている」
鹿目悠希:「なっ、ばっ」驚き、意識せず言葉が出ていく
GM:(現在不明 のあたりです)
都祁累子:「よくこんなの持ってたね」「前提条件がなけりゃこっちが接収したいくらいだよ」
鹿目悠希:「ふざけないで!」机を強く叩き、状態を上がらせる鹿目
木更津曳:「まあ、それくらいはしないとーーー」
木更津曳:「...落ち着け、鹿目」
千鳥咲夜:「む、冗談ではないぞ。判明している内容だ」
GM:表情は変わらず、仏頂面。
都祁累子:「もっとも、こんなのが必要になるってことは」「神性圏界とは構造からして違うシステムで奴は動いてるってわけだ」
千鳥咲夜:「神性圏界は逆にわからんが──」
千鳥咲夜:「TAから話を聞いて、最初にまず十三が思いついたのは、これだったらしい」
鹿目悠希:「千鳥十三支部支部長補佐、キミはこれがどういう物かわかってるの?」
千鳥咲夜:「判っている」
鹿目悠希:「”ジャームしか扱えない”、”常識を超えたアーティファクト”」
千鳥咲夜:「そうだ。その程度に不確かで、その程度に危険なモノ──」
鹿目悠希:「日馬支部長も再封印ではなく、破壊するように言ってほしかった」
千鳥咲夜:「龍血と──同じ程度にな」
都祁累子:「危険性を超える有用性がある、と」
千鳥咲夜:「超えるかどうかは、私には断言できん」
千鳥咲夜:「ただ危険性があり、有用性もある。それだけは事実だ」
木更津曳:「あぁ」
木更津曳:「....試させてほしい」
千鳥咲夜:「一応訂正しておくぞ、“異常祓い”」
千鳥咲夜:「想いを──絆を断ち切ったもの全てが、ジャームとなる訳ではない」
千鳥咲夜:「ごくごく少数だが──それらを全て断ち切ったとしか思えない状況で、生還してきたケースもなくはない」
鹿目悠希:「‥‥…」黙らざる得ない。彼女も、信じられ無いが、そういったケースの人間を見てきた
千鳥咲夜:「もっとも──限りなくジャーム化する可能性は高い。だろうがな」
鹿目悠希:或いはなり果てともいえるかもしれなかったが
木更津曳:「リスクも飲んだ上だ」
都祁累子:「どこにだって例外みたいなやつはいるでしょ」「いるとして」
GM:そして一旦、木箱へと無間を再び収めて。
木更津曳:「...鹿目、いいか。俺はーー」
都祁累子:木更津さんを見る。「なる気?」
木更津曳:「死んでもいいから無間を使うんじゃない」
木更津曳:「生きて帰るために、俺は使う」
木更津曳:「そのためなら例外だってなんだって、なってやる。」
木更津曳:「...いい酒をな、バーに預けてんだ」笑みをこぼす。
木更津曳:「友人が遺した酒だ。旨いに決まってる」
木更津曳:「それを呑まずに死ぬなんざーーー」
木更津曳:「冥土で合わせる顔がねえよ」
鹿目悠希:「うまい酒、か。」
鹿目悠希:「…ボクの知ってる絆が無くなっても帰ってきた人ね」
鹿目悠希:「記憶も、人格も、ボロボロっていうか。殆ど無くしちゃったらしいんだ」
鹿目悠希:「木更津さんがどれだけの覚悟をしたのかは分かったけど」
鹿目悠希:「その大切な記憶すら、無くなるかもしれない。」
鹿目悠希:「その事は忘れないで。」
鹿目悠希:「忘れた後は覚悟も意味をなさないだろうけど」
鹿目悠希:「それでも、これはボクの我儘」
鹿目悠希:「失う絆の、ボクとしてのね」
木更津曳:「...ああ」
都祁累子:「なるって言うなら、止めない」「止めてもやるだろうしさ」
木更津曳:「喪ったなら、また紡げばいいさ」
都祁累子:「なれなかった時のことは心配しなくていいよ」「責任持って斬ってやるから」
都祁累子:「酒を残して冥土で顔を見せてくりゃいい」「そうなるのは嫌でしょ」
木更津曳:「お前さんに呑まれるのは癪だなあ」にしし、と笑って。
木更津曳:「帰る理由がまた増えた。ありがとうな」
都祁累子:「人間らしくやるといいよ」「肉はあんまり斬りたくないから」
千鳥咲夜:「なるほど。とりあえず無駄足にはならずにすんだようだな、三人とも」
木更津曳:「...千鳥支部長補佐」
木更津曳:「許可を、一つお願いしたい」
千鳥咲夜:「十三から、貸し出しの許可は得てる」
千鳥咲夜:「『千鳥さんに任せる』とのことだ」
木更津曳:「無間の、使用許可を。」
千鳥咲夜:「もし『命と引換えに』だの『どうしても』だの言い出したらば、何が合っても渡すことは無かったが──」
千鳥咲夜:「オマエは最初に『帰る』ために使うと言った」
千鳥咲夜:「『倒す』ためでなく『帰る』ために使う、と」
GM:じっと、改めて覚悟を量るかのように、下からその瞳を覗き込む。
木更津曳:見据える。
千鳥咲夜:「ならクライム・モーメント──木更津曵」
千鳥咲夜:「確たる己の意志でこれを用いて──」
千鳥咲夜:「そして還ってこい」
千鳥咲夜:「私が許可を出せるのは──」
千鳥咲夜:「そうした想いを有したやつにだけだ」
木更津曳:「木更津、了解」
木更津曳:「必ず。三人で還って来る」
木更津曳:想い返すのは。友人の背。
木更津曳:月下に雷鳴轟き、斃れずの不屈の拳
木更津曳:仕事でもなく、義務でもなく
木更津曳:ただ、己の意地の為に立ち続けたその姿を思い起こす。
木更津曳:彼の在り方を。今、なぞれるのであれば。
木更津曳:不死ですら、斬り捨てられる。
木更津曳:そう、思えるのだ。
都祁累子:「やりたいようにやりなよ」「あたしら、神様とかじゃないんだからさ」
都祁累子:「せいぜい人間らしく」「できることであがいてやろうか」
鹿目悠希:「必ず帰ってくる、か。」
鹿目悠希:「嫌がらせが目的の相手に、命を失ったら本当に損だからね」
鹿目悠希:「帰ってきても、お酒はほどほどに」
GM: 
GM:その瞬間──
GM:宙空に出現する仮想画面。
GM:そこより響く、緊迫した声は──
羽生藍:『不躾にごめん、でも緊急事態!』
羽生藍:『仮令の欠片の新種を確認。それも、同時に相当数!』
羽生藍:『場所は──』
GM: 
GM:シーンエンド
GM: 
GM:最後の幕間です。ロイス操作、購入判定をどうぞ。
鹿目悠希:ロイスか~
GM:ごめんね、あんまりNPCが出せなくて
鹿目悠希:無間 有為/〇こんなのあっちゃいけない で取得します。
木更津曳:千鳥支部長補佐 約束○/上司 で
都祁累子:ロイスはまだ保留。思い出して取ることはあるかもしれない。
都祁累子:購入はなんもなければ応急行こうと思うんですが
都祁累子:他を見て動こうかと。
GM:そうですね。
GM:HPはあるに越したことはないかもしれません
GM:(ヒント
木更津曳:おっ
鹿目悠希:応急手当キットを狙います
鹿目悠希:戦闘前に回復は出来ますか
GM:この幕間で購入し、使用する形であれば大丈夫としましょう。
都祁累子:応急手当キットを狙います。
都祁累子:6DX+1>=8
DoubleCross :(6R10+1[10]>=8) → 9[1,2,4,4,5,9]+1 → 10 → 成功

GM:おおー
鹿目悠希:都祁さん、回復お願いします
鹿目悠希:結果次第で自分も応急キットを買うので
都祁累子:了解!
都祁累子:23+2D10
DoubleCross :(23+2D10) → 23+12[5,7] → 35

都祁累子:全回復。これ以降は木更津さんに使うことになりそう
鹿目悠希:購入判定、対象:応急手当キット
鹿目悠希:2dx>=8
DoubleCross :(2R10[10]>=8) → 10[2,10]+2[2] → 12 → 成功

鹿目悠希:木更津さんを回復させます。
木更津曳:お、ありがたい
鹿目悠希:9+2d10
DoubleCross :(9+2D10) → 9+15[5,10] → 24

木更津曳:じゃあブルーゲイル。
木更津曳:《援護の風》+《ウィンドブレス》侵食+4
木更津曳:11dx+9>=20
DoubleCross :(11R10+9[10]>=20) → 10[2,2,3,4,4,5,7,8,9,9,10]+3[3]+9 → 22 → 成功

木更津曳:よし。以上! 80→84
GM:これで全員終了かな?
都祁累子:あ、以上です!
鹿目悠希:以上です
都祁累子:失礼、戦闘用着ぐるみを木更津さんに渡してから終りで!
木更津曳:お!受け取り!

クライマックスフェイズ/シーン1/「誇りも信念もなく、ただ其れだけを私は望む」

GM:シーンPC:鹿目悠希
GM:※マスターハラスメントとの決戦です!
GM:※浸食率をあげてください。
GM: 
都祁累子:88+1D10
DoubleCross :(88+1D10) → 88+3[3] → 91

木更津曳:1d10+88
DoubleCross :(1D10+88) → 5[5]+88 → 93

鹿目悠希:1d10+76
DoubleCross :(1D10+76) → 1[1]+76 → 77

GM: 
GM:N市震災復興公園──
GM:それは市の中心区画に作られた、復興のシンボル。
GM: 
GM:崩落戦前には複合商業施設が存在していた場所であり、
GM:様々な店舗が軒を並べていました。
GM: 
GM:しかし、それは崩落戦によってあっけなく倒壊。
GM:商業施設の再建は断念され、多くの犠牲者を出したことなどから市は跡地を利用した復興公園を計画。
GM:現在は公園となり、復興の象徴として多くの市民に利用されています。
GM: 
GM:しかし今、ここに人は存在していません。
GM:まだ黄昏時ではありますが、UGNの手配により、市民が遠ざけられています。
GM: 
GM:故に、蠢くモノたちは──
仮令の欠片:「ああ……ぁぁぁ……あぁぁあ……」
GM:公園中央部の広場で、環を作り蠢く無数の仮令の欠片たちと──
常坂てこな:「あれ──木更津さん?」
GM:ソレらに囲まれ。どこか虚ろな──浮かされたような表情を浮かべる常坂てこなのみです。
GM: 
木更津曳:「よう」
木更津曳:(よかった、生きている)
GM:木更津曵は、かつてここを訪れたことがあります。
GM:公園となってから──ではありません。
GM:ここは──かつてアナタが常坂てこなを救出した、惨場の現在の姿です。
木更津曳:(炎もない、悲鳴もない)
木更津曳:(だが、あまりにもーーーーここは)
木更津曳:(歪んでいる)
木更津曳:「そんなとこでなにやってんだ、帰ろうぜ」
常坂てこな:「だめですよう……」
都祁累子:「欠片のハブ化による現実の歪みの増幅」「それっぽいな」
GM:弱気な口調で、しっかりと拒絶する。
常坂てこな:「覚えてますか木更津さん──『此処』を」
鹿目悠希:「やっぱりこの子、操られている」
木更津曳:「あぁ」
木更津曳:「忘れるものか。ここは始まりの場所だ」
GM:鹿目悠希の言葉には、しっかりと首を振り──
常坂てこな:「私は──自分の意志でしています。少なくとも、半分は」
常坂てこな:「はい──あのとき──あなたに救ってもらった場所が、こんな風に復興しました」
常坂てこな:「木場隊長、坂屋副隊長、三島さん、狩野さん、最上さん、西崎さん、出崎さん──」
常坂てこな:「要くん、纏くん、健吾くん、伸二くん、千歌ちゃん、由佳ちゃん、恵子ちゃん──」
常坂てこな:「そして名前も知らないけれど、あの日ここで、命を落とした人たちの上に」
GM:死んでいった者たちを、思い出すようにして──
常坂てこな:「お話しましたっけ? あの日の作戦で私、しくじっちゃって──」
常坂てこな:「チームの人たちを全滅させて──沢山の『救えたかもしれない人たち』を殺してしまったんです」
木更津曳:「......」
常坂てこな:「守るモノであったはずの私が──守られるべき存在であった人たちを──」
常坂てこな:「たくさん、たくさん、たくさん、たくさん──」
GM:がりがりがりと、己の頬を掻きむしる。
木更津曳:「違う」
GM:皮膚や肉が避けるのも、構わずに──
木更津曳:「人が救える人の数は、限界がある」
木更津曳:「...忘れるな、とも言わない」
木更津曳:「背負っていけ、とも言わない」
木更津曳:「その、救えたかもしれない人たちはーーーー」
木更津曳:「常坂に、死んでほしいなんて思ってない」
常坂てこな:「わかってます──そんなの判ってるんです!」
木更津曳:近づく。
GM:かけられた優しい言葉に、だからこそ激昂する。
木更津曳:「あぁ」
常坂てこな:「けど──」
常坂てこな:「それでもやっぱり! 救われなかった人が──命を喪った人たちがいるんですっ!」
常坂てこな:「もう、何も積み重ねられなくなった人たちが、たくさんいるんですっ!」
木更津曳:「あぁ」
木更津曳:腕を伸ばせば、届くような距離。
常坂てこな:「それでも──『せめてみんなの万分の一でも、お役に立てればって』」
常坂てこな:「けど──」
常坂てこな:「小さなことしか積み重ねられない私でなく──」
常坂てこな:「アレがなかったことになって、もっと多くを為せる人たちが、還ってきてくれるなら──」
常坂てこな:「なにと引き換えにしてもいい──」
常坂てこな:「誇りも信念もいらない! ただ其れだけを──私は望みます!」
GM:と──
羽生藍:『聞こえる。みんな』
GM:常坂てこなには聞こえない音量で、それぞれの端末から声が聞こえてきます。
羽生藍:『観測された値が尋常じゃない。常坂てこなを中心に空間が歪み始めてる。もう時間がないかも』
羽生藍:『過去改変ってのもあながち嘘じゃないかもしれない。それをできるくらいの空間異常。けど、そんな事になったら一体どんな影響がでるか』
羽生藍:『なんとか止め──』
GM:ぶつんっ!
GM:空間が歪んだ影響か、そこで通信が途切れます。
GM: 
GM:TA羽生藍の言葉は、おそらく真実です。
GM:事実、観測機器など持たないアナタたちにも、周囲の空間が歪み始めていることが見て取れるレベルです。
GM:歪みの中心にあるのは、間違いなく常坂てこな。
GM: 
GM:彼女をどうにかすれば、現象を止めることができるかもしれません。
GM:仮令の欠片たちは彼女を囲むようにして蠢いていますが、特にPCの行為を妨害してくることはありません。
GM:相対距離は10m。木更津さんは近づいたので5mとしましょう。
GM:現在の常坂てこなの行動値は0と設定します。
GM: 
GM:取り押さえる──あるいは討ち果たそうとするならば、
GM:行為に見合った技能、エフェクトを宣言し、判定を行ってください。
GM: 
GM:目標値15で、取り押さえる。あるいは討ち果たすことは可能です。
GM: 
木更津曳:傷ついて、血が流れる頬に触れる。
木更津曳:「...痛いだろ」
常坂てこな:「痛いのは──なれちゃいましたから」
木更津曳:「慣れるもんじゃねえよ」
木更津曳:「そうじゃ、ないんだ」
木更津曳:「還ってきてほしい、そういう人が俺にもいる」
木更津曳:「けどーーけどな」
木更津曳:「一度別れを告げた人と会うっていのは、きつくて、哀しいんだ」
木更津曳:柔らかく、やさしく抱きとめる。
木更津曳:血で服が濡れるのも厭わない。
常坂てこな:「………………」
GM:じっと、抱かれたままうつむいている。
都祁累子:「できないことをやろうとしても、馬鹿を見るだけだよ」断じるように言う。
都祁累子:「勘違いしないでほしいんだけど」「過去改変による蘇生自体は、あんたの言うように不可能ってわけでもなさそうだと思ってる」
都祁累子:「だけど」「『死んだはずの人間が生きている』ことになった世界に」
都祁累子:「今のあんたが耐えきれるとは全く思えない」
常坂てこな:「………………」
GM:抱かれたまま、じっと言葉を聞いている。
都祁累子:「あんたの願いが成就して、崩落戦がなかったことになったとしよう」
都祁累子:「そうなった時」「あんたの見た地獄を知っている人間は、あんた以外いなくなる」
都祁累子:「一切誰にも共有できない地獄を、すべての人間を見ただけで思い出すことになる」
都祁累子:「そうなったとき、次にあんたが望むのは一つしかない」
都祁累子:「『もう一度、崩落戦を起こしたい』」
都祁累子:「できないことをやろうとしても、馬鹿を見るだけだよ」もう一度、念を押すように言う。
鹿目悠希:「…もし、本当に過去を変えられるだとしたら」
鹿目悠希:「もし、それが真実なのなら」
鹿目悠希:「マスターハラスメントはずっと前にそれをしているはずだ。」
鹿目悠希:「キミが過去の清算を望むように」
鹿目悠希:「あれもあくまでUGNの足を引っ張る為に動いている」
鹿目悠希:「…本当は気付いているはずだ。だって」
鹿目悠希:「『生き残ったから しっかりしなきゃいけない」」
鹿目悠希:「キミは、ずっとそうしてがんばっていたはずだ」
鹿目悠希:「四年前ここで起こった事、それでキミが決めてたこと」
鹿目悠希:「マスターハラスメントの言葉で全部台無しにするって?─────」
鹿目悠希:「それは、キミが本当に望んだことなのかな」
常坂てこな:「『タイミング』だそうです」
常坂てこな:「実際──私たちは見せられました。現実を変えることの出来る力を。だから──」
GM: 
GM:そして──
常坂てこな:「ありがとうございます、みなさん」
GM:そっと木更津から身体を離し、それぞれの言葉に対して頭を下げる。
GM:※常坂てこなの《ファイトクラブ》が活性化しました。
GM: 
常坂てこな:「けど──やっぱり」
常坂てこな:「なかったことにできるなら、私はやり直したい」
常坂てこな:「それで──私がどれだけ苦しむことになったとしても」
GM: 
常坂てこな:「あ、でも──」
GM:そしてその顔に、自信なさげな笑みを浮かべる。
GM:あの時木更津曵が見た、表情を──
常坂てこな:「あのグラスを選んだことまでなくなっちゃうのは、ちょっとだけ──」
常坂てこな:「ちょっとだけ、残念かもしれません」
GM: 
GM:ぐわんっ!
GM:そして、世界が『解け』ます。
GM: 
GM:ネガがポジに、ポジがネガに。
GM:丸は四角、四角は丸に。
GM:落下物は天に昇り、飛翔体は地に墜ちる。
GM: 
GM:ほんの一瞬。
GM:ほんの一瞬だけ、矛盾しながらも、崩壊しない世界に周囲が包まれますが──
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
常坂てこな:「え──」
GM: 
GM:それだけです。
GM: 
GM:すぐさま世界は元通り。
GM:一見して、何が起こったようにも思えません。
GM:少なくとも、表面上は──
GM: 
羽生藍:『──っと、繋がった。みんな、状況は!』
GM:そして再度繋がった端末から、声が聞こえてきます。
木更津曳:「...何も」低い、低い声で。
木更津曳:「だが、認知できない”何か”が起きてる」
鹿目悠希:「現在、仮令の欠片がエフェクトを使用したようですが」
鹿目悠希:「何も変化は出ていません」
都祁累子:「大山鳴動して鼠一匹」「であることが理想だけど」
GM: 
GM:ぱちぱちぱちぱち──
GM:そして鳴り響く、拍手の音──
マスターハラスメント:「いやぁ──おつかれさまですみなさん」
GM:シーンエンド
GM: 
GM:ロイス操作などはありません。さくっと次シーンに!
GM: 

クライマックスフェイズ/シーン2/「誇りも信念もなく、ただ其れだけを私が望む」

GM:シーンPC:木更津曵
GM:※マスターハラスメントとの決戦です!
GM:※浸食率は継続されます。
GM: 
マスターハラスメント:「いやぁ──おつかれさまですみなさん」
GM:ぬけぬけと言ってのけた声と共に、常坂てこなの影が盛り上がります。
GM:あらわれたのは──赤い瞳を持つ白いスーツの女。
GM:リベンジャーズセルの首魁──マスターハラスメント。
常坂てこな:「え──なん……で……」
GM:呆然とする常坂てこなとは対象的な、満面の笑みを浮かべて。
木更津曳:常坂を背に、かばうように相対する。
マスターハラスメント:「いやぁ──いい具合にぐにゃぐにゃしてますねぇ。重畳重畳」
木更津曳:ジッポを取り出し、煙草に火を灯す。
GM:ぽんぽんと、パントマイムの様に何もない空間を叩く仕草。
マスターハラスメント:「クライム・モーメントさんとはお久しぶりです。そちらのお二人とは──えーっと、十数時間ぶりくらいですかね?」
マスターハラスメント:「お元気でした?」
木更津曳:「あぁ」深く煙を吐く。
都祁累子:「それなりに」「あんたの顔を見てないからね」
鹿目悠希:「元気だったか…?」
鹿目悠希:小さく舌打ちし
鹿目悠希:「そんな事より話すことがあるでしょ!」
鹿目悠希:「いったいここで何をしたっ」
マスターハラスメント:「ん?」
GM:かわいらしく、わざとらしく小首をかしげてから──
マスターハラスメント:「ああ、過去改変がどうとかゆーアレですか?」
GM:びくっとする、常坂てこなに一度だけ目をやってから──
マスターハラスメント:「やだなぁ、そんなこと出来る訳ないじゃないですか」
GM:ぬけぬけと、言ってのける。
木更津曳:「だと思ったよ」
マスターハラスメント:「仮令の欠片にできることは、あくまで『現実』の改変」
マスターハラスメント:「過去にまで遡って、事象をなかったことにするとか──いやできればすごく私も助かりましたけど──普通に考えて、無理でしょ」
マスターハラスメント:「──いやまぁ、普通じゃない術を使えばまあできるみたいですけど。結果としてこわーい人たちに元に戻されてしまうから、いたちごっこなんですよね、はい」
木更津曳:「出来てたら、お前」
木更津曳:「壊れるぐらい使ってただろ、それ」
マスターハラスメント:「ですねぇ、過去改変が素直にできてれば、みんなハッピーだったのかもしれないですけど」
マスターハラスメント:「……まあ、ここまで空間が不安定になったら、過去が変わったように現実を改変することもできるかもしれないですけど」
マスターハラスメント:「さっきのこわーい人たちに『はいそれアウトー』とかされてしまう可能性は高いので、結果としてやっぱり無理でしょうね、過去改変なんて」
GM:言い分からすると、やはりマスターハラスメントには過去改変をする意思はなかったようです。
GM:で、あれば。この状況は──
常坂てこな:「そんな──じゃあ──」
GM:がくんっと、膝から崩れ落ちる。
GM:無理やり信じ込まされたものを、あっさりと反故にされる。
マスターハラスメント:「はい──」
マスターハラスメント:「誇りも信念も捨て去って、ただ其れだけを望んだアナタの願いは──」
GM:ヘドの出るような清々しいまでの笑顔で──
マスターハラスメント:「絶対に叶いません。おつかれさまでしたー」
GM:──女はそう告げました。
木更津曳:「...黙れ」
木更津曳:「てめえの方にこそーーー」
木更津曳:「誇りも信念も」
木更津曳:「過去ですら、無えだろうが」
木更津曳:「思い出してみろよ、お前が」
木更津曳:「生まれたときの、ことを」煙草の火が、強く灯る。
マスターハラスメント:「──いやぁ、私を気にして頂けるのは嬉しいんですが。いいんですか、お隣さん?」
常坂てこな:「あ──」
GM:茫然自失とする彼女を中心に
GM:仮令の欠片は、蠢き廻り続けます。
GM:出来の悪い悪夢さながらに。そして──
常坂てこな:「あ──」
常坂てこな:「あああぁぁぁぁあああああああああぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁあああああああぁぁっぁぁぁっ!!!!!!!!!!」
GM:絶望の慟哭を上げ、常坂てこなの身体は『どぷんっ』と自身の影に飲み込まれ──
GM:ずぞ──ずぞぞぞぞぞぞ──
木更津曳:「...待て!!!!」手を伸ばす。間に合わない。
GM:広がる闇が、環となっていた仮令の欠片たちを呑み込んでいきます!
マスターハラスメント:「おー」
GM:ずぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞっ!
GM:そして闇が広場を覆い尽くし、中から鎌首をもたげるのは──
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」
GM:巨大な一匹の──異形。
GM:十数メートルにも及ぶ巨体を闇の海より覗かせて、
GM:爛々と輝く瞳で、憎むべき敵を睨みつけます──
GM:足元に居る、スーツ姿の女を!
木更津曳:「...常坂ァ!!目、覚ませ!!」
木更津曳:懐から、皮袋に包まれた
都祁累子:「よくやるよ」「やってることは神性とそう変わりないよあれ」
:「辰巳支部長より、『お酒を呑む』とお伺いしたんです、よろしければ──」
木更津曳:赤い炎のような文様が、丁寧に細工されたガラスの酒器。
木更津曳:「これも、壊すのか」
都祁累子:「それ以外は」「まだ人間にもなれてないけど」ジャマダハルを腰から抜き、両手に握る。拳より切断に長け、刀より使い手に近い武器。
GM:その声は、届かない。
GM:少なくとも、今は──
マスターハラスメント:「うん、バッチリ予定どおりですね。さすが私」
マスターハラスメント:「さて──それじゃあ皆さんにも参戦してもらいましょうか!」
GM: 
GM:さて、そんな訳で
GM:衝動判定を行ってください。
GM:目標値は9となります。
GM: 
GM:また、衝動判定と同時にEロイス、《堕落の誘い》《歪んだ囁き》×3が使用されます。
GM:衝動判定に失敗した場合、侵蝕率が99%の場合100%にまで上昇させてください。
GM:同時に、各PCの所持しているマスターハラスメントに対するロイス感情を『執着/◯殺意』へと変換してください。
GM:このロイス感情は、この戦闘中は変更することができません。
GM:このロイスを所持している場合、《憎悪:マスターハラスメント》が付与されます。
GM: 
GM:では踏まえてまずは判定を。
GM: 
都祁累子:4DX+1>=9
DoubleCross :(4R10+1[10]>=9) → 8[1,3,5,8]+1 → 9 → 成功

都祁累子:よし。
都祁累子:93+2D10
DoubleCross :(93+2D10) → 93+11[4,7] → 104

都祁累子:失礼、ベースが91なので102で!
鹿目悠希:2dx+5>=9
DoubleCross :(2R10+5[10]>=9) → 8[5,8]+5 → 13 → 成功

木更津曳:4dx>=9
DoubleCross :(4R10[10]>=9) → 8[2,3,4,8] → 8 → 失敗

鹿目悠希:77+2d10
DoubleCross :(77+2D10) → 77+15[5,10] → 92

鹿目悠希:木更津さんにバディムーを使い、判定を成功に
木更津曳:ありがたい
GM:では全員成功ですね。侵蝕率は戻しておいてくださいませ。
GM: 
木更津曳:2d10+93
DoubleCross :(2D10+93) → 8[6,2]+93 → 101

GM:そして全員、憎悪:マスターハラスメントが付与されたことはお忘れなく。
GM: 
GM:では進めていきましょう。
マスターハラスメント:「さて──それじゃあ始めましょうか、私の計画を」
木更津曳:「...何する気だ、てめえ」
都祁累子:「聞いてやる」
マスターハラスメント:「簡単なことですよ──」
GM:ざくっ──取り出したナイフで、自身の喉を掻き斬る。
GM:ばたり──とその身体が倒れると同時に、その隣に無傷のマスターハラスメントが現れる。
マスターハラスメント:「私がここで──」
GM:再び懐から拳銃を取り出し、己のこめかみを撃ち貫く。
マスターハラスメント:「──死ぬんです」
GM:やはり同様に、死ぬと同時に無傷のマスターハラスメントが現れます。
GM: 
マスターハラスメント:「ここ──私が覚醒した場所でしてね」
マスターハラスメント:「たまたま偶然──崩落戦の時に遊びに来てただけなんですが」
マスターハラスメント:「思いっきり、巻き込まれまして──アナタがた(UGN)と私たち(FH)の戦いに」
マスターハラスメント: 
マスターハラスメント:「で──エレベーターに閉じ込められて、ぼしゅ!」
マスターハラスメント:「美人薄命。哀れ乙女はその一生を終えて──とならなくてですね、はい」
GM:ニタニタと、微嗤みながら、告げる。
マスターハラスメント:「『たまたま偶然』そこに居た女が、『たまたま偶然』死を忌避するレネゲイドビーイングと融合し、『たまたま偶然』慮外のエネルギーを得て、人以外に成り下がった」
マスターハラスメント:「それが私──マスターハラスメントです」
マスターハラスメント:「不死(死なない)ではなく、無死(死ねない)」
マスターハラスメント:「身体を千々に引きちぎられようとも、原子の欠片まで消滅しても──」
マスターハラスメント:「心が砕かれ、狂気に陥ろうと。リセットされて。必ずここに戻る」
マスターハラスメント:「大N市(ここ)と言う存在に、縛りつけられる」
GM: 
マスターハラスメント:「大魔王がこの世に居て、私に勇者の器でもあれば、有効に活用できたんですけどねぇ──」
GM:へらへらと、嗤う。
マスターハラスメント:「一般人がそんなんなった日には、『うわっ、勘弁。なんしてくれはりますのん』となる訳じゃないですか、はい」
マスターハラスメント:「──で、勇者でもない私が得た、チャンスがこれです」
鹿目悠希:「…それが、この状況と何が関係あるっていうの?」
GM:手にしたアーティファクト。ネバーエンディング・ストーリーを提示しながら。
木更津曳:「...果てしない物語」
マスターハラスメント:「仮令の欠片による、現実改変──空間を歪め、不確かとする能力」
マスターハラスメント:「これを上手く束ねて──切欠であるここの時空を歪めれば」
マスターハラスメント:「私を捉えているこの力も、不確かになるんじゃないかって──」
マスターハラスメント:「──なので私と同じ様に『うわ、なんとかしたい!』って思ってる人たちに、力を貸して頂きました」
GM:てへぺろっと、舌を小さく出して嗤う。
マスターハラスメント:「おそらく皆さん恨み骨髄でしょうけど。そこはまぁ、私をぶっ殺すことで解消いただければな、と」
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」
GM:応じるように、異形が恨みの咆哮を上げる。
マスターハラスメント:「まあ──実際賭けではあるんですけどね。実際に上手くいくかはどうか不明なので。けど──」
GM:つぅっと、そのコメカミから血が滴ります。
GM:完全に蘇るはずの能力に──綻びが出ています。
マスターハラスメント:「──確実に、効果は出てるみたいですし」
マスターハラスメント:「この状態で二桁も死ねればたぶん、はい」
木更津曳:(今なら、殺れるーーーー)
マスターハラスメント:「まあ死にきれなかったとしても──」
マスターハラスメント:「この混乱が広がれば──オーガンが世界を滅ぼすついでに私も滅ぼしてくれるかもしれませんしね、それはそれで『ざまあみろ』&『ありがとうございます』ってことになる訳ですが」
GM: 
GM:そうした訳で
GM:戦闘前の状況を整理しましょう。
GM: 
GM:位置関係はまずPCたちはひとかたまりにエンゲージ。
GM:そこから10m離れた場所に、仮令の帰結(本体)、仮令の帰結(尾部)、マスターハラスメントがエンゲージしています。
GM:仮令の帰結(本体)と、仮令の帰結(尾部)は、独立したHPと行動を有するキャラクターとなります。
GM:繋がっている存在ですが、実際には2キャラいるとお考えください。
GM: 
GM:また、基本的にこの2体は、マスターハラスメントを攻撃してきます。
GM: 
GM:なのでまあ、勝手にほっておけばいつかマスターハラスメントは死んでくれる訳ですが。
GM:その場合、創造主であるマスターハラスメントを失った仮令の帰結、並びに市内に遍く存在する仮令の欠片は暴走。
GM:侵蝕と増殖を繰り返し、少なくとも大N市は混乱の渦に叩き込まれ、
GM:オーガン、ないし楽園の十三人に対し、効果的な手段を取ることができなくなる可能性があります。事実上の詰みです。
GM:これは、ネバーエンディング・ストーリーが有するEロイス《虚実崩壊》の効果です。
GM: 
GM:実際にそれを防ぐためには、マスターハラスメントが死亡する前に、この場の状況を収める必要があります。
GM:具体的には、
GM:「2体の仮令の帰結を戦闘不能に追い込み」「その上でマスターハラスメントを戦闘不能に追い込み、ネバーエンディング・ストーリーを奪取する」必要がります。
GM: 
GM:ネバーエンディング・ストーリーの奪取は、ATアクションで行う事が可能です。
GM: 
GM:マスターハラスメントは、Eロイス《死ねないモノ》の効果により
GM:本来であれば戦闘不能に陥らず、そのような状況となった場合、HPが10となり、瞬間退場と同等の効果を使用することができます。
GM:ただし現在、空間が歪んでいることによりこの効果が一部変更。
GM:◯回以上の復活はできず、かつ瞬間退場も使用できない状況となっています。
GM:ある一定数の戦闘不能を迎えると、完全に死亡してしまい、上記のような詰みパターンとなります。
GM: 
GM:また、無間の使用条件にある「戦闘継続中は使用できない」ですが、
GM:「仮令の帰結」が戦闘不能状態にある状態で、「マスターハラスメントのHPが0になった」タイミングが該当するとお考えください。
GM: 
GM:この状況に追い込めれば、ネバーエンディング・ストーリーを奪取し、無間を使ってマスターハラスメントのEロイスを封印して完全に消滅させる事が可能です。
GM:つまり、本シナリオの勝利条件となります。
GM: 
GM:状況説明は以上となります。質問などありましたらば?
都祁累子:現状特にはありません。
鹿目悠希:ロイスをタイタスにすれば、マスターハラスメントへの憎悪は消えるということでよろしいでしょうか
GM:あ、気づかれた。
GM:そのとおりです。ロイスをタイタス化すれば、BSの憎悪はなくなります。
都祁累子:やったー!
鹿目悠希:了解~
木更津曳:了!
GM: 
GM:では!
GM:大丈夫そうであれば、戦闘ラウンドに移行しましょうか?
都祁累子:了解です!
木更津曳:行けます
鹿目悠希:大丈夫
GM: 
GM:では戦闘ラウンドに移行します。
GM:1ラウンド目
GM:セットアップフェイズ。
鹿目悠希:なし
都祁累子:はい。まずこのタイミングでオートアクションでパワーアシストアーマーを装備。
木更津曳:ブルーゲイル使用!行動値+5、10に変更 侵食+5 106
都祁累子:そのうえで、コンボ:ウェーヴコイラバタフライ(怨念の呪石→背徳の理+円環螺旋+破壊の渦動)。
木更津曳:戦闘用着ぐるみで行動-1、10!
GM:ではまずマスターハラスメントが《楔の呪い》を使用します。
GM:このラウンドにおいて、タイタス昇華の使用効果が戦闘不能からの回復にのみ固定されます。
木更津曳:ウ、ウワーッ!
GM:で、尾部が
GM:・セットアップ
GM:《原初の黄:先陣の火》
GM:ラウンド間、行動値を+20 1シーン1回
都祁累子:行動値0、肉体判定+2D、ダメージ+2D+5、シーン中装甲無視、エフェクトダイス+8、装甲+12。コストが13で115。
GM:超加速!
GM:セットアップは以上と。演出はまとめてとのことですので、イニシアチブに移行して大丈夫でしょうか?
都祁累子:大丈夫です。
木更津曳:了!
GM:ではイニシアチブ。28の仮令の帰結 尾部 から
鹿目悠希:了解
GM:・マイナー
GM:《オリジン:レジェンド/得意領域》
GM:シーン間、精神由来判定+12 ラウンド間、RC判定+6Dのバフ
GM:・メジャー
GM:《雨粒の矢/完全なる世界》
GM:13dx+16 シーン攻撃 命中時 ダメージ+10 装甲、ガード有効。
DoubleCross :(13R10+16[10]) → 10[2,2,2,2,5,5,6,7,8,9,10,10,10]+10[8,9,10]+3[3]+16 → 39

GM:対象は、マスターハラスメントとPC全員です。
鹿目悠希:ガード、受けます
木更津曳:ドッジ...!
木更津曳:6dx+1>=39
DoubleCross :(6R10+1[10]>=39) → 9[1,1,5,6,7,9]+1 → 10 → 失敗

都祁累子:木更津さんカバーリングいります?
木更津曳:おねがいします
都祁累子:では。崩れずの群れで木更津さんをカバーリング。コストが2で117。
鹿目悠希:まった
GM:マスターハラスメントはリアクションを放棄します。
木更津曳:!
GM:ん?
鹿目悠希:これ、ロイス使用でないとマスターハラスメントのロイスを昇華できないんですよね
鹿目悠希:復活時のロイス使用
都祁累子:タイタスにしたまま保持、ではだめなんでしょうか
GM:そうですね。都祁さんのおっしゃるとおり。
鹿目悠希:あー、それならOKですね
GM:実はロイスはタイタスにして、すぐ昇華しなくてはならないというものではないのです。
鹿目悠希:焦ってました。すいません。
GM:タイタスにしたあと。寝かせておいて昇華することは実は可能なのです。あまり認識されてませんが。
GM:<基本は即昇華なので
鹿目悠希:ではダメージお願いします
GM:4d10+10 装甲ガード有効
DoubleCross :(4D10+10) → 20[1,8,1,10]+10 → 30

GM:30点
GM:マスターハラスメント──死亡:1回目
都祁累子:装甲で弾いたうえで、ノーダメージ。
鹿目悠希:HP:0,リザレクト
鹿目悠希:92+1d10
DoubleCross :(92+1D10) → 92+8[8] → 100

鹿目悠希:HP100で復活
鹿目悠希:ちがう
木更津曳:カバーリングによりノーダメージ
鹿目悠希:HP8でふっかつ
木更津曳:クソデカダブルクロスだ..
鹿目悠希:ヤバいことになるところだった
GM:では次のイニシアチブ、11の鹿目ちゃん──のタイミングで
GM:本体が《加速する時》を使用します。
GM:マイナーアクション。戦闘移動に《縮地》。
GM:メジャーアクション。《コンセ3/漆黒の拳4/魔王の理4/コントロールソート》
GM:対象はマスターハラスメント。妨害とかないと思うのでさくさく処理。
GM:16dx7+6
DoubleCross :(16R10+6[7]) → 10[1,3,3,4,4,4,5,6,6,6,8,8,8,9,10,10]+10[2,4,9,9,9,10]+10[3,6,8,9]+6[2,6]+6 → 42

GM:5d10+35 装甲無視
DoubleCross :(5D10+35) → 17[3,1,6,5,2]+35 → 52

GM:マスターハラスメント──死亡!(2回目
GM:で、同じタイミングでマスハラも《加速する時》
GM:マイナーアクション
GM:▼「人外の化生」《オリジン@レジェンド:5》
GM:解説:精神由来の判定値に+12
GM:メジャーアクションでEロイス《潜伏憎悪》を使用。
GM:これは互いの意志で対決して
GM:負けてしまった場合は、特殊な憎悪を受け付けられます。
GM:対象はマスターハラスメント
GM:解除条件は「マスターハラスメントがシーン間において5回以上死ぬ」となります。
GM:そんな訳で意思判定。
GM:8dx+12
DoubleCross :(8R10+12[10]) → 10[1,3,5,5,6,7,7,10]+2[2]+12 → 24

GM:木更津さん、24で意志判定してください。
木更津曳:....
木更津曳:《援護の風》+《ウィンドブレス》適応は自身
木更津曳:侵食+4 105
木更津曳:13dx+12>=24
DoubleCross :(13R10+12[10]>=24) → 10[1,1,3,4,6,6,6,7,8,8,10,10,10]+7[5,7,7]+12 → 29 → 成功

木更津曳:勝ち。
GM:ち。
GM:ではここで。ほんとは演出でいこうと思ってましたが。木更津さんに秘匿情報が。
木更津曳:そわそわ
GM:情報の開示は、木更津さんに一任します。
GM:では次──各割り込みが終わったので、本来の手番。11の鹿目ちゃんです!
鹿目悠希:おー、
鹿目悠希:マスターハラスメントのロイスをタイタスにします。
鹿目悠希:マイナー
鹿目悠希:骨の銃+死招きの爪
鹿目悠希:────鹿目悠希はその手を異形の羽へ変化させる。【鹿目悠希の侵蝕率を+7した】
鹿目悠希:メジャー
鹿目悠希:対象は仮令の帰結、本体
鹿目悠希:コンボ使用▼【来たれ、汝甘き死の時よ】《コンセ》+《オールレンジ》鹿目悠希の侵蝕率が+3される
GM:こいやー
鹿目悠希:11dx7+3
DoubleCross :(11R10+3[7]) → 10[2,2,2,3,3,5,6,7,8,8,8]+10[3,7,9,10]+10[3,7,10]+5[2,5]+3 → 38

鹿目悠希:おしい~
GM:では仮令の帰結本体が、《領域の盾》を使用します。
GM:マスターハラスメントにカバーリングさせます(1回目)
GM:ダメージをどうぞ
鹿目悠希:37+4d10
DoubleCross :(37+4D10) → 37+23[6,4,3,10] → 60

GM:マスターハラスメント──死亡(3回目
GM:では次──仮令の欠片本体の本来の行動。
GM:マイナーは放棄
GM:メジャーコンボでマスハラを殴ります。
GM:ダメージは低い番
GM:16dx7+6
DoubleCross :(16R10+6[7]) → 10[1,1,4,4,4,6,6,6,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[4,5,5,5,6,9,10]+10[4,7]+6[6]+6 → 42

GM:5d10+15 装甲無視
DoubleCross :(5D10+15) → 32[4,7,10,1,10]+15 → 47

GM:47ダメージがマスターハラスメントに。
GM:マスターハラスメント死亡(4回目
GM:次のイニシアチブ。10の木更津さんです。
木更津曳:マイナー!高速振動ブレード起動!
木更津曳:メジャー!
GM:おっと
GM:木更津さんからは、マスハラのロイスをタイタスにした宣言を伺ってないと思いましたので
GM:このままでしたらば対象はマスハラのみとなりますね。
木更津曳:ア!
木更津曳:マスターハラスメントのロイスをタイタス化。
木更津曳:改めてメジャー。
GM:ほい、どうぞです。
木更津曳:《コンセ》3《一閃》1《マシラ》4《疾風迅雷》
木更津曳:侵食+12 117
木更津曳:2dx@7+3
DoubleCross :(2R10+3[7]) → 10[7,8]+6[3,6]+3 → 19

木更津曳:バデムをーーッ
鹿目悠希:ではバディムー
GM:おっと、対象は誰でしょうか。対象を宣言してうない判定は取り下げをしても大丈夫ですよ。
木更津曳:アッ 仮令の欠片本体!
GM:ではマシラを含めて、仮令の帰結本体に攻撃でいいですね?
木更津曳:はい
木更津曳:ダメージをだします!
GM:いえ
鹿目悠希:えっと、これ次は仮令の帰結本体のリアクション待ちだと思うのですが
GM:こちらのリアクションです。
GM:《領域の盾》2回目 マスターハラスメントにカバーリングをさせます。
木更津曳:ドッジ不可...!
鹿目悠希:そうなるなぁ
都祁累子:ですよねー
GM:流石に確認はしたので、うん。ダメージをどうぞ。
木更津曳:あああ
GM:そんな訳でマスハラが攻撃を喰らいます。ダメージをどうぞ。
GM:なのでダメージをどうぞなのですよ。
GM:<木更津さん
木更津曳:3d10+46+12
DoubleCross :(3D10+46+12) → 12[1,7,4]+46+12 → 70

GM:マスターハラスメント──死亡(5回目
GM:で、次のイニシアチブ。9のマスハラですが待機を選択します。
GM:そんな訳で次のイニシアチブ、0の都祁さんです。
鹿目悠希:えーー
GM:む
鹿目悠希:待機か‥‥
鹿目悠希:(攻撃だと個人的に助かった)
都祁累子:OK。こうなったからには、マスターの残機を極限まで守るのが先決です。
鹿目悠希:ありがとうございます
都祁累子:マスターハラスメントへのロイスをタイタス化。マイナーパス。メジャーにて、全力移動。マスハラにエンゲージ。
都祁累子:低行動値キャラの宿命、移動問題…!
鹿目悠希:かなしい
都祁累子:そして、手番を終わります。
GM:では待機していたマスハラが行動します。
GM:マイナーアクションは放棄
GM:メジャー
GM:▼「狂奔の誘い」《狂戦士:3/さらなる力:1/癒やしの水:1》
GM:解説:対象の次のメジャー判定ダイスを+10、cr-1、HPを3d10+3回復させ、再行動を行わせる。
GM:対象は仮令の帰結本体
GM:8dx7+18 目標値20
DoubleCross :(8R10+18[7]) → 10[1,2,3,5,7,8,9,10]+10[1,2,6,8]+10[9]+6[6]+18 → 54

GM:ノーダメージなのでHPは回復しませんが、再行動の権利を得ます。
GM:で、仮令の帰結本体の攻撃
GM:マイナーアクション。戦闘移動に《縮地》。
GM:0m移動を行います。
GM:メジャーアクション。《コンセ3/漆黒の拳4/魔王の理4/コントロールソート》これに《神機妙算》を加えて範囲攻撃に。
GM:対象はマスハラ、木更津さん、都祁さんとなります。
GM:16dx7+6
DoubleCross :(16R10+6[7]) → 10[1,4,4,5,5,6,6,6,7,7,7,7,8,9,9,10]+10[1,2,4,5,8,9,10,10]+10[1,3,8,10]+10[8,10]+4[1,4]+6 → 50

GM:目標値は50です。リアクションを!
都祁累子:崩れずの群れ。マスハラをカバーリング。
木更津曳:ドッジ!
GM:ちっ、了解です。<マスハラをカバーリング
木更津曳:6dx+1>=50
DoubleCross :(6R10+1[10]>=50) → 8[2,3,5,5,7,8]+1 → 9 → 失敗

木更津曳:むり!
GM:ではダメージ。装甲無視攻撃となります。
都祁累子:それはしかたなし。
GM:6d10+35
DoubleCross :(6D10+35) → 30[5,6,3,4,8,4]+35 → 65

GM:65の装甲無視、ガード有効ダメージです。
木更津曳:死!都祁累子さんのロイスをタイタス化して復活
都祁累子:122ダメージを受けて死にますが、マスハラへのタイタスを昇華して復活します。
GM:ではこれで、クリンナップフェイズですかね。
GM:まず仮令の帰結尾部の行動値が8に戻ります。
鹿目悠希:はーい
GM:その他は特になし。
鹿目悠希:なし
GM:このラウンドでマスターハラスメントは5回死亡しました。
GM: 
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」
仮令の帰結:巨体の尾部が振り上げられ──広場にいる全てを薙ぎ払う!
GM:巨体の尾部が振り上げられ──広場にいる全てを薙ぎ払う!
マスターハラスメント:「がふっ!」
木更津曳:「ぐ、お....!?」圧倒的な破壊。受け流すことはーーー出来ないが
GM:白いスーツの女が、歓喜の笑みを湛えながら吹き飛ばされ、死に至る。
マスターハラスメント:「くふふ──1回目」
鹿目悠希:「なっ!」攻撃を受けリザレクトする中、マスターハラスメントの言葉に反応する
都祁累子:表情を変えない都祁累子の前で、その攻撃は止まる。
木更津曳:「...すまねえ、助かった」刀を”鞘ごと”抜いて、敵の元へ駆ける。
GM:じゃあ次に、本体の攻撃いきますね。マスハラに。
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォン!」
GM:尾で跳ね飛ばした女に向けて、その顎門が襲いかかる!
GM:ぐしゃり──
マスターハラスメント:「ぎ──ぃ──」
GM:いともたやすく身体を両断され。芝生の上に上半身と下半身が別れて転がり落ちる。
マスターハラスメント:「2かぁ~い」
GM:嬉しげな声を上げながら。
GM:その赤い瞳が──いざなうように木更津曵を射抜く。
木更津曳:視られた。
マスターハラスメント:「そんなところに居ていいんですか、木更津さん? 真島さんの敵が転がってますよ~?」
GM:ケタケタケタと、下品に嗤う。
木更津曳:殺したい。ころしたいころしたいころしたいころしたいーーーー
木更津曳:夢が、叶う
木更津曳:懐の、赤い酒器の感触が、ある。
木更津曳:「先に常坂だ、マスターハラスメント」
木更津曳:「其処でーーーのたうち回ってろ、化物」
木更津曳:駆ける。友人を今度こそ取り戻す為にーーーー。
鹿目悠希:「面倒だけど」
鹿目悠希:「仮令を倒せば自殺はもうできないはず…!」
鹿目悠希:腕を変異させた翼を組み合わせ、巨大な光の砲を仮令に向け放つ
GM:しゅるしゅるしゅる──
GM:闇の触手が女の上半身を拾い上げて──
マスターハラスメント:「あらあらあららー?」
GM:かっ!
GM:放たれた光が、本体に届く前に、マスターハラスメントの身体で防がれる。
マスターハラスメント:「ふ──ふふ。いやぁ、これはなんとも、想定外ですけど効率的に悪くないですね」
GM:ぼたりぼたりと、首だけが千切れて地面に転がって──
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」
GM:ぐしゃりっ!
GM:異形の巨体が、囀る生首を押しつぶします。同時に──
マスターハラスメント:「三回、四回──と」
GM:血まみれではありますが、再び五体満足となったマスターハラスメントが、再び仮令の帰結の前へと現れて──
木更津曳:空を踏んで、刀を振る。
木更津曳:腰から居合の要領でーーー穿つも。
木更津曳:目の前の女に阻まれる。
マスターハラスメント:「おおっとう、5回目」
木更津曳:「...てめえじゃ..ねえッ....!」額に皴を刻む。
GM:強引に闇の触手で身体をずらされた女が、鋭い刃でその身体を両断される。
マスターハラスメント:「つれないじゃないですか木更津さん。あの夜にはあんなに激しく殺してくださったのに」
木更津曳:「クソっ....届かねえのか...」
木更津曳:「五月蠅え、その三枚舌も斬ってやらあ」
木更津曳:体を蹴って、間合いを取り直す。
マスターハラスメント:「イケズですねぇ──」
GM:がしっ──
GM:上半身だけとなった女が、その身体にしがみつく。
マスターハラスメント:「殺してくれないのなら──」
木更津曳:「ッ!?」
マスターハラスメント:「一緒に死んでみます?」
GM:にたぁと嗤い、赤い目が輝く。
仮令の帰結:「!」
木更津曳:藻掻く。足掻く。外れない。
GM:そしてそれに操られるかのように、異形の巨体が二人へ向けて──
都祁累子:いつもと同じ足取りで、つかつかと歩いてくる。
都祁累子:遺産たるジャマダハルにて、自らの顔の蝶の刺青を切断する。
都祁累子:その瞬間、都祁累子の生存を表すサインのすべてが消失する。そこに立っているのは。
都祁累子:肉体や生命という枷から解き放たれ、何からも縛られなくなった「機能」。
都祁累子:仮死状態となることであらゆる霊的存在から干渉を受けず、それでいてこちらからは物質と同じように干渉を行える姿。
都祁累子:都祁累子が神禍討滅局に所属している理由。すべてから解放され、羽化した姿。
都祁累子:その「機能」をもって最初に行ったのは──?
都祁累子:す、としがみ付いたマスターハラスメントの腕を斬る。傷一つないまま、保持という機能のみが失われた肉体がずるりと地に落ちる。
マスターハラスメント:「あら──っと?」
木更津曳:そのまま着地する。
都祁累子:マスターハラスメントを庇うように巨体の一撃を受け、紙のように吹き飛ぶ。
マスターハラスメント:「あっと残念──チャンスを1回逃してしまいました──」
GM:ぽてんぽてんと転がり──いつの間に復活したのか。その両足で立ち上がります。
都祁累子:不可解に肉体が蠢き、元の肉体をもって立ち上がる。「チャンスに期待するのはよしたほうがいい」
都祁累子:「これは、嫌がらせ」「あんただけへの、だ」
GM: 
GM:では2ラウンド目へと突入します。
GM:セットアップフェイズ!
鹿目悠希:なし~
木更津曳:なし!
都祁累子:なし!
GM:こちらもありません。ではイニシアチブ。
GM:行動11の鹿目さんからとなります。
鹿目悠希:ではマイナー、戦闘移動で都祁さん達へエンゲージ
GM:むむ、了解です。阻害などありません。
鹿目悠希:メジャー
鹿目悠希:対象は仮令の帰結
鹿目悠希:コンボ使用▼【来たれ、汝甘き死の時よ】《コンセ》+《オールレンジ》鹿目悠希の侵蝕率が+3される
GM:あ、本体か尾部か
GM:宣言してくださいませ。
鹿目悠希:尾の方で
GM:了解です。
鹿目悠希:11dx7+3
DoubleCross :(11R10+3[7]) → 10[2,3,4,4,5,5,7,8,9,9,10]+10[2,3,7,7,9]+10[1,6,9]+10[7]+2[2]+3 → 45

鹿目悠希:わりと順調
GM:ガード!
鹿目悠希:37+5d10
DoubleCross :(37+5D10) → 37+15[5,3,4,1,2] → 52

鹿目悠希:く、腐った!
GM:52-2d10
DoubleCross :(52-2D10) → 52-13[10,3] → 39

GM:うお
GM:の、残りHP1
GM:致し方なし、次。
鹿目悠希:OK
GM:仮令の帰結本体の行動。
GM:マイナーで0m縮地。
GM:メジャーアクション。《コンセ3/漆黒の拳4/魔王の理4/コントロールソート》に二回目の神機妙算。
GM:対象はPC3人──だよなぁ。加えてマスハラ!
GM:16dx7+6
DoubleCross :(16R10+6[7]) → 10[3,3,3,3,5,5,5,6,7,7,7,8,9,9,10,10]+10[3,4,6,7,7,7,9,9]+10[2,7,7,8,9]+10[6,6,7,10]+4[2,4]+6 → 50

GM:また50!
鹿目悠希:崩れずの群れでマスハラをカバー(侵食+2)
鹿目悠希:現在侵蝕107
都祁累子:崩れずの群れで木更津さんをカバー。浸食は121。
木更津曳:ありがたい
GM:ではダメージ
GM:6d10+35 装甲無視
DoubleCross :(6D10+35) → 34[4,4,7,6,6,7]+35 → 69

都祁累子:死にます。常坂てこなにロイスを取得し、即座にタイタス化して復活。
鹿目悠希:オート ▼【既に終わりは来た】 鏡の盾使用 侵食+8(115)
都祁累子:常坂てこな 憐憫/○身の程知らず
木更津曳:カバーによりダメージなし!
鹿目悠希:本体さんに120のダメージ
鹿目悠希:HP0になると同時にマスハラのタイタスを昇華して復活します
GM:そのダメージで本体は戦闘不能
GM:同時にマスハラがオートアクション
GM:▼「死して尚」《アクアウィターエ:3》
GM:仮令の帰結のHPが50となって戦闘不能より回復します。
GM:次のイニシアチブ──10の木更津さん。
木更津曳:マイナーなし!
木更津曳:メジャー
木更津曳:コンボ:クライム・モーメント 《コンセ》3《一閃》1《援護の風》8《ウィンドブレス》4《疾風迅雷》3
木更津曳:対象は尾!
GM:対象を選択してくださいませ。
GM:うす、判定どうぞ!
木更津曳:9dx@7+12]
木更津曳:9dx@7+12
DoubleCross :(9R10+12[7]) → 10[4,4,6,6,7,7,9,10,10]+10[2,3,3,5,10]+10[10]+5[5]+12 → 47

木更津曳:ドッジ不可!
GM:ガード!
木更津曳:侵食+11 128
木更津曳:5d10+12
DoubleCross :(5D10+12) → 24[2,9,2,3,8]+12 → 36

GM:36-2d10
DoubleCross :(36-2D10) → 36-13[8,5] → 23

木更津曳:ぐああ
GM:尾部戦闘不能!
GM:次のイニシアチブ。9のマスハラ。
GM:マイナーアクションは放棄
GM:メジャーでコンボ
GM:▼「狂奔の誘い」《狂戦士:3/さらなる力:1/癒やしの水:1》
GM:解説:対象の次のメジャー判定ダイスを+10、cr-1、HPを3d10+3回復させ、再行動を行わせる。
GM:対象は本体
GM:どどんとふ用判定:8dx7+18 目標値20
GM:8dx7+18 目標値20
DoubleCross :(8R10+18[7]) → 10[2,5,6,7,7,7,8,9]+10[3,4,7,9,10]+6[1,5,6]+18 → 44

GM:成功。再行動の権利を得ます。
GM:50+3d10+3
DoubleCross :(50+3D10+3) → 50+24[8,8,8]+3 → 77

GM:HPが77まで回復。
GM:次のイニシアチブ。0の都祁さん。
GM:じゃない。
GM:本体が先に動くのか<未行動になるから
都祁累子:ですね。
GM:失礼しました!
GM:では再行動の仮令の欠片本体のイニシアチブです。
GM:マイナーで縮地。4回目
GM:メジャー
GM:メジャーアクション。《コンセ3/漆黒の拳4/魔王の理4/コントロールソート》これに三回目の神機妙算!
GM:対象はPC3人とマスハラ!
都祁累子:崩れずの群れ。マスハラをカバーリング。
鹿目悠希:崩れずの群れ。木更津さんをカバー
木更津曳:ありがてえ...
GM:26dx6+6 装甲無視攻撃
DoubleCross :(26R10+6[6]) → 10[1,1,2,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,2,3,4,4,6,7,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,2,5,6,6,6,8,9,10]+10[3,3,4,5,6,9]+1[1,1]+6 → 47

GM:回らない。47
GM:ダメージ行きます。
GM:5d10+35 装甲無視
DoubleCross :(5D10+35) → 37[8,10,9,6,4]+35 → 72

都祁累子:死ぬので、木更津さんのロイス切って復活します。
鹿目悠希:オート ▼【既に終わりは来た】 鏡の盾使用 侵食+8(125)
鹿目悠希:再び120ダメージ
鹿目悠希:HPが0になるので木更津さんのロイスをタイタスにして復活
鹿目悠希:遅れますが、手乗り存在をSロ指定して、鏡の盾使用回数に充てます
GM:了解。
GM:ではマスターハラスメントがオートアクション
GM:▼「倒れることを許さず」《奇跡の雫:3》 HP25点で仮令の帰結本体が戦闘不能から回復します。
GM:次のイニシアチブ。0の都祁さん。
都祁累子:マイナーパス。メジャーでシャドーテンタクルス+コンセ。目標は本体。
都祁累子:16DX7
DoubleCross :(16R10[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,3,3,7,9,9,10,10,10,10,10]+10[2,3,3,3,6,8,9,10]+10[4,5,9]+2[2] → 32

GM:《領域の盾》3回目 マスターハラスメントに庇わせます。
都祁累子:これは仕方なし。
GM:ダメージどうぞ。
都祁累子:4D10+2D10+5+12
DoubleCross :(4D10+2D10+5+12) → 25[6,10,8,1]+10[3,7]+5+12 → 52

GM:マスターハラスメント──死亡(6回目
都祁累子:装甲無視!
都祁累子:コストが3で124。
GM:これでクリンナップで2ラウンド目終了ですね。
GM: 
鹿目悠希:鹿目悠希は両腕の異形の翼─────砲を仮令の尾部に向ける。
鹿目悠希:彼らを倒さなければならない、しかし…
鹿目悠希:「(これも、また庇われたら…)」
鹿目悠希:迷いの中撃ち放たれる砲は、仮令の尾部の尾部に向かっていくが─────
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォォォォン!」
GM:砲は違わず、巨体の尾部を撃ち貫きます。
GM:しかし──あと一手。ほんの一手だけ届きません。
木更津曳:「よし」
GM:尾部は悶えるも、動きを止めるに至りません。
鹿目悠希:「っ、ごめん皆! 後詰めお願い!」 木更津曳:「後はーーーー任せてくれ」
木更津曳:砲より倢く、動く。
木更津曳:動ける。であるならばーーー
木更津曳:尾に向かって駆けながら、腰に刀を据え直す。
木更津曳: 
木更津曳:間合い
木更津曳: 
木更津曳:大きな動作は必要ない。ただ息を吸って、吐くのと同じ。
木更津曳:「霹靂一閃」
木更津曳:?が鳴る。さすればーーー
木更津曳:怪物の尾は落ちる。
GM:千切れかけた尾部は、その一撃によって見事に絶たれました。
GM:しかし──本体は健在です。
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
GM:唸り声を上げその身体で全員を──近づいてきた鹿目悠希を含めた全員を押しつぶそうと、のしかかってきます!
マスターハラスメント:「おーっと、来ましたね。これなら私なぞイチコロですよ」
木更津曳:「鹿目!...頼む!」
都祁累子:ふわり、と攻撃を遮る。「圧迫」という機能を切断する。
都祁累子:木更津曳の周りにだけ、その圧倒的な質量は届かない。
鹿目悠希:「全く、手を煩わせる!」マスターハラスメントの前に飛び込む鹿目
マスターハラスメント:「あらららら?」
鹿目悠希:翼を広げ包み込むようにし、仮令の帰結の暴力から彼女を庇います
鹿目悠希:当然、マスターハラスメントの分の仮令の帰結の暴力も鹿目には降り注ぎ…
鹿目悠希:ばきばきばきばきばきばき
鹿目悠希:鹿目悠希の体や翼は、当然
鹿目悠希:その暴力には耐えることはできない
鹿目悠希:敵を守るための『犠牲』となる
鹿目悠希:「っっっ、まだ」
鹿目悠希:しかし、彼女が気にしていたのは痛みではなく
鹿目悠希:ましてやマスターハラスメントでもない
鹿目悠希:仮令の帰結に取り込まれた常坂てこなの安否
鹿目悠希:鹿目悠希、奥の手、それは
鹿目悠希:先行種としての力で相手を際限なく進化させ暴走を誘発させ自身の犠牲で反転。
鹿目悠希:進化を終着点である死へ収束させる
鹿目悠希:これは
鹿目悠希:『進化』とはレネゲイドの持つ根本であるが故に、この呪いはレネゲイド《非日常》へのバックドアとして作用する。
鹿目悠希:通称、異常祓いでてこなを致死させない事を彼女は考えていた。
鹿目悠希:一瞬、大きな光で周囲が包まれると共に
鹿目悠希:─────仮令の帰結の体が内部から崩壊していく
鹿目悠希:「死なないようにはしたけど…ごめん」
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォォォォォ────ン」
GM:光に包まれ、身悶える仮令の帰結。
GM:そのままであれば、おそらく動きを止めていたに違い有りません。しかし──
マスターハラスメント:「あー、ひどいことしますねぇ。お仲間に。──いえ、『元』お仲間にだからですかね?」
GM:庇われたアナタの足元で、人外の化生が嘲笑う。
マスターハラスメント:「なら敵である私は、塩を送ってあげましょう──」
GM:そして赤い瞳が妖しく輝き──
GM:巻き戻るようにして、仮令の帰結が再生されていきます。
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!」
GM:そして蘇った巨体は一瞬宙に飛び上がり──
GM:先程に倍する勢いで──再びアナタたちに襲いかかってきます!
都祁累子:いかに霊的機能を解体できるといえど、肉体そのものは死者のそれに過ぎない。だが。
都祁累子:マスターハラスメントを、攻撃半径から蹴り出す。
都祁累子:肉体そのものである限り、使いようはある。
マスターハラスメント:「おおっと、ぞんざいな。死んだらどうするんですか死んだら」
都祁累子:仮死状態の肉体は、肺呼吸機能すら持たない。く、そ、く、ら、えと唇だけが動いた。
鹿目悠希:木更津と仮令との間に入る鹿目
鹿目悠希:当然、先ほどと同様にその身はひしゃげ悲鳴を上げる
木更津曳:(...すまん)
鹿目悠希:それはつまり、先ほどと同様に異常祓いの条件を満たすという事でもあり─────
鹿目悠希:「あぁもう!これでこっちは限界だから、ここまで手加減させて死なないでよね…!」
鹿目悠希:翼が枝のようになり仮令を多い、目まぐるしい側で分解していく
マスターハラスメント:「いやずるい! そうしたのは一日一回が関の山でしょう。何二回も使ってるんですか!」
マスターハラスメント:「なら私も使いますよ。遠慮なく。同じ手を」
GM:そして再び赤い瞳が妖しく光り、仮令の帰結が先程同様に再生していきます。
都祁累子:ふわりと身を翻し、目の前の神秘を解体せんとジャマダハルを叩きつける。
GM:しかし闇の触手はいまだ健在。
マスターハラスメント:「おおっとう──」
GM:人外の化生を捕え引き寄せ、その刃の前へと差し出してくる。
都祁累子:目の前の相手が変わろうと気にしない。触手ごと、「維持」の機能を解体する。
都祁累子:生きている肉体を強引に”殺す”ことで圧倒的な耐久力を得るこの術。還れなくなることは承知の上だ。ならば。
都祁累子:答えはシンプルだ。こちらより先に、敵すべてが動かなくなればいいだけだ。
都祁累子:そんなわけで、マスターハラスメントの肉体は切断される。
GM:触手ごと、その身体を両断され──
マスターハラスメント:「六回目──そろそろ見えてきましたよ、あの世って奴が。ふふふふ……」
GM:化生が嗤う。
GM: 
GM:3ラウンド目
GM: 
GM:セットアップ!
木更津曳:なし!
鹿目悠希:なし~
都祁累子:なし!
GM:マスハラ、仮令ともにありません!
GM:ではイニシアチブ。11の鹿目さんから。
鹿目悠希:はーい
鹿目悠希:マイナー:行動なし
鹿目悠希:メジャー
鹿目悠希:仮令を対象に
鹿目悠希:コンボ使用▼【来たれ、汝甘き死の時よ】《コンセ》+《オールレンジ》鹿目悠希の侵蝕率が+3される
鹿目悠希:オラッくらえ
鹿目悠希:11dx7+3
DoubleCross :(11R10+3[7]) → 10[2,5,5,7,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,5,5,6,7,9,10,10]+10[1,5,6,9]+1[1]+3 → 34

GM:《領域の盾》4回目 マスハラにカバーリングさせます。ダメージをどうぞ。
鹿目悠希:37+4d10
DoubleCross :(37+4D10) → 37+22[3,2,8,9] → 59

GM:マスターハラスメント──死亡(7回目
鹿目悠希:どうすればいいんだろこれ
鹿目悠希:流石にそろそろ使用回数切れるか
GM:で、このタイミングで。《領域の盾》の残り回数が0になるという条件を満たしましたので、2枚めの《加速する刻》を仮令の帰結が使用します。
木更津曳:二枚目!?
GM:マイナーアクション。戦闘移動に《縮地》。
GM:5回目
GM:メジャーアクション。《コンセ3/漆黒の拳4/魔王の理4/コントロールソート》に最後の《神機妙算》!
GM:対象はマスハラを含めたPC全員!
GM:16dx7+6
DoubleCross :(16R10+6[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,5,6,6,7,8,8,8,9,10]+10[1,4,5,6,8,10]+10[4,7]+10[9]+4[4]+6 → 50

鹿目悠希:崩れずの群れでマスハラをカバー
GM:50を目標に各自リアクションを。
都祁累子:崩れずで木更津さんをカバー。
木更津曳:ありがたい....
GM:ではダメージ。
鹿目悠希:現在侵蝕130
GM:6d10+35 装甲無視
DoubleCross :(6D10+35) → 41[3,5,5,10,8,10]+35 → 76

都祁累子:死にますが、木更津曳のロイスを切って復活。
鹿目悠希:HP0、倒れます。次に攻撃が来るか行動を決めるまでタイタス復活はしません
GM:ごめんなさい。タイタス復活のタイミングは「戦闘不能の直後」となるので、それはちょっと無理です<様子を見てからタイタス復活する
鹿目悠希:なお~ん
GM:鹿目さんは残り3ロイスかな?
鹿目悠希:残りロイス2だぜ!
鹿目悠希:3でした
鹿目悠希:ここで復活すると残り2
GM:悩みどころではありますね。
鹿目悠希:Eロイスってこれまでどれくらいありましたっけ
都祁累子:3つくらいは見た気がする
鹿目悠希:では、無間へのロイスをタイタスにして復活します
GM:了解です。では復活処理はそれで。イニシアチブ表のロイスは減らしておいてくださいませ。
GM:で、通常手番の仮令の帰結の手番。
GM:マイナーはしない。メジャーでマスハラを殴ります。
GM:メジャーアクション。《コンセ3/漆黒の拳4/魔王の理4/コントロールソート》
GM:16dx7+6
DoubleCross :(16R10+6[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,6,6,7,7,7,7,8,9,9,10]+10[2,5,6,8,9,9,10,10]+10[2,2,7,9,10]+10[8,9,10]+10[2,2,9]+10[9]+1[1]+6 → 67

GM:まわったな。何もなければマスハラがぶん殴られて多分死にます。
都祁累子:崩れずの群れ。
GM:了解。ではダメージ。
GM:7d10+15
DoubleCross :(7D10+15) → 40[5,6,3,7,2,8,9]+15 → 55

GM:55の装甲無視です。
都祁累子:死にますが、栂野繁のロイスを切って復活。たぶん現実的ラインではラスト。
GM:了解です。
GM:では次のイニシアチブ。10の木更津さん。
木更津曳:マイナーなし!
木更津曳:常坂こてな 友人〇/愚行 のロイスをタイタス。C値ー1
木更津曳:メジャー!
木更津曳:《コンセ》3《一閃》1《援護の風》8《ウィンドブレス》4《疾風迅雷》3
木更津曳:対象は...仮令の欠片本体!
GM:おーらい。判定を。
木更津曳:9dx@6+12
DoubleCross :(9R10+12[6]) → 10[1,1,2,3,4,7,7,8,9]+10[1,2,3,10]+10[7]+2[2]+12 → 44

木更津曳:ドッジ不可...!
GM:んー、それは仕方ない。奥の手を使います。
GM:最後の切り札! 喰らえ木更津曵!
GM:マスターハラスメントがメジャーアクションを放棄。仮令の帰結本体をカバーリングします。
GM:ダメージをどうぞ。
木更津曳:な、なにい
鹿目悠希:GM,これ当たればマスハラどうなりますか
GM:死にますね。7回目です。
GM:そこで何かが発生することはありません。
都祁累子:じゃあ殺させようかな…
鹿目悠希:オーライ
木更津曳:4d10+15
DoubleCross :(4D10+15) → 27[9,2,9,7]+15 → 42

都祁累子:次に都祁がちょっと無理をすると、無間チャンスが発生します。
木更津曳:うわーっ
鹿目悠希:初登板でそれはハード過ぎるだろ!
GM:マスターハラスメント──死亡(7回目
木更津曳:侵食+11 139
GM:ではマスハラはメジャーを放棄しましたので
GM:次のイニシアチブ。0の都祁さん!
都祁累子:マイナーなし。メジャーにてシャドーテンタクルス+コンセを本体に。
GM:うす、どんとこい。
都祁累子:16DX7
DoubleCross :(16R10[7]) → 10[1,2,3,3,3,3,5,5,5,7,7,7,8,9,9,10]+10[2,3,3,4,5,5,7]+10[10]+10[8]+2[2] → 42

都祁累子:5D10+2D10+5+12
DoubleCross :(5D10+2D10+5+12) → 27[1,3,9,6,8]+16[9,7]+5+12 → 60

GM:のわー、ドッジ。
鹿目悠希:爆散だ
GM:8dx
DoubleCross :(8R10[10]) → 9[4,5,5,5,6,8,9,9] → 9

GM:あたった!
木更津曳:すんげえ
GM:そしてそのダメージは耐えられません。
都祁累子:先にダメージ出しちゃった。失礼。
GM:仮令の帰結(本体)戦闘不能! 復活もなし。
GM:──で、本当ならここでクリンナップで3ラウンド目なのですが。
GM:あと一回攻撃すれば多分墜ちるので、併せてここで処理してしまいましょう。<マスハラ
GM:そんな訳で3ラウンド目
GM:セットアップはみな無いと思いますので省略。
GM:イニシアチブ──11の鹿目さんから。
鹿目悠希:はい、
鹿目悠希:マイナー放棄
鹿目悠希:メジャー
鹿目悠希:コンボ使用▼【来たれ、汝甘き死の時よ】《コンセ》+《オールレンジ》鹿目悠希の侵蝕率が+3される
鹿目悠希:12dx7+3
DoubleCross :(12R10+3[7]) → 10[3,3,5,5,6,8,8,9,9,9,10,10]+10[2,2,4,6,6,7,9]+10[3,8]+3[3]+3 → 36

鹿目悠希:37+4d10
DoubleCross :(37+4D10) → 37+24[5,10,6,3] → 61

GM:マスハラはリアクションを放棄します。
GM:よって61点ダメージ──
GM:仮令の帰結2体と、マスハラを戦闘不能にしました。
GM:無間の使用が可能です。
鹿目悠希:「キリがなくても、やるしかない…!」
鹿目悠希:満身創痍の鹿目悠希は、本体を倒そうと砲を定め撃ち抜くが─────
GM:再び触手が女をその前に差し出して──
マスターハラスメント:「なな──回目!」
GM:庇うように、撃ち抜かれます。
GM:しかし仮令の帰結も動きを鈍らせ、触手も力を失い闇へと消え去りました。
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」
GM:しかし最後の力を振り絞るようにして、その身体を横薙ぎに振るい攻撃してきます!
鹿目悠希:「これ以上は、させないっ」
鹿目悠希:マスターハラスメントを翼で覆いこみ投げ捨てる鹿目
マスターハラスメント:「しつ──こいですねぇアナタたちも!」
GM:投げ捨てられながら、呆れたような声で応じて──
都祁累子:庇うように肉体を貫かれながら、にやりと笑う。仮令の帰結の奥底の、何かを斬った。
木更津曳:「...斬ったか」
木更津曳:「....斬ったんだな、都祁」それは確信に変わる。
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォ!」
GM:そして鎌首をもたげ、飛ばされたマスターハラスメントを噛み砕こうと──
都祁累子:事実上の最後の一撃を、受け止める。
都祁累子:マスターハラスメントを、薄い目で見る。心底楽し気な目で。
マスターハラスメント:「ほん──っと、しつこいですね、みなさん」
木更津曳:「そりゃあな」
木更津曳:「お前への最後の嫌がらせだ」
木更津曳:「手を抜く訳には...」
木更津曳:構えを変える。切っ先を巨体に向ける。
木更津曳:空を踏んでーーー
木更津曳:顔の正面。
マスターハラスメント:「なら私も──っと」
GM:たんっ──
GM:初めて見せる、軽やかな身のこなし。
GM:刃の前に、迷うこと無く身体を投げ出してきます。
木更津曳:「割り込んで...来るんじゃ...ねえ!!」
木更津曳:動きを緩めることはできない。隼さが武器のその刀はーー勢いを殺すことに向いていない。
木更津曳:「...何度死んだら気が済むんだ、てめえ」
マスターハラスメント:「やだなぁ、木更津さん──」
マスターハラスメント:「何度も死にたくないから、こうしてがんばってるんじゃないですか──」
木更津曳:そのまま刀を地に向かって落とし
GM:身体を刃で貫かれ、口から血を吐きながら──。それでも満足そうに──
マスターハラスメント:「八──回目。末広がりでこー、私にも運が向いてきてますよ、これは?」
木更津曳:自重で...縫い留める。
木更津曳:両者共々地面に落ちーー
木更津曳:「知ってるか」
木更津曳:「運は
木更津曳:「いつか尽きる」
木更津曳:幾たびも見た、白銀の刃の輝きを見る。
木更津曳:「ぶちかませ都祁!!!」
都祁累子:空を泳ぐかのごとく、半死体は浮かび上がる。
都祁累子:帰結の肉体の中で、何にも縛られぬ刃が舞う。ありとあらゆる機能を失い、ゆっくりとその巨体が頽れていく。
都祁累子:永遠にも感じる一瞬の舞踏の直後、仮令の帰結
都祁累子:永遠にも感じる一瞬の舞踏の直後、「仮令の帰結」という神秘は完全に解体され、白日に晒された。
都祁累子:すべての神秘を、機能ベースまで解体して貶める。故に、”フルスポイラ”。
都祁累子:生まれ持った異能と、限定的な死の超越の科学が交差して生まれた、彼女の”機能”を示すコードネームだ。
仮令の帰結:「クォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ──ン……」
GM:どこか悲しげな叫びを上げて──
GM:ばしゃんっ!
GM:ざー……
GM:仮令の帰結はその身を黒い雨と変えて、地面に染み込むように消えていきました。
GM:濡れた芝生に──昏倒した数人の男女を残して。
GM: 
マスターハラスメント:「あー」
GM:地に伏しながら、それを赤い瞳が心底つまらなさそうに見る──
マスターハラスメント:「だめでしたか、はぁ……」
GM:いくつかある一つの計画が無に帰しただけ。
GM:少なくともこの時、女はそう思っていた──
鹿目悠希:「まだ、自分が何かできると思ってるの?」
鹿目悠希:腕の砲身が光を帯びていく
鹿目悠希:「光からは─────」
鹿目悠希:光を帯びて、帯びて帯びて
鹿目悠希:「”異常祓い/クローザー・クローザー”からは、逃げられないよ」
マスターハラスメント:「おや──」
GM:嬉々として、そちらを見る。
鹿目悠希:「言っておくけど、死ねるなんて思わないでね。」
鹿目悠希:「そっちの好きになんてさせない、最期まで」
鹿目悠希:光がマスターハラスメントを貫通し、行動を封じる
鹿目悠希:「木更津さん、後はお願い」マスターハラスメントを警戒しながら木更津へ声をかける
木更津曳:「あぁ」
マスターハラスメント:「九──回。ふひ、ひひ、ひ──ひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひっ!」
GM:歓喜の笑みを浮かべ、哄笑する。
木更津曳:笑い声を厭わず、近づく。
木更津曳:一歩歩みを進めるごとに、、思い出していく、
木更津曳:初めに会ったとき。
木更津曳:友の横で笑っていた時。
木更津曳:酒席で、嘲った時。
木更津曳:懐から、箱を出す。
木更津曳:戦闘時の急な連絡。
木更津曳:自らにのみ聞こえていた。
: 
:『クライム・モーメント!』

と、仮想画面が浮かび上がり、TAよりの通信が入ります。

『判った──もう一つの「無間」の能力が──」

ぴっ──

画像に表示される。無間のもう一つの能力。それは──

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

・対象を1つと自身をこの世界より除外し、時間と空間の概念が無い『無間』に封印する。ただしこの効果は、戦闘継続中は使用できない。1act1回。
 この効果を使用した場合、無間は失われる。

何も誰も存在しない空間に、対象を永久に封印することができます。

永遠に開くことのない、アラジンの魔法のランプ。

つまり永久にマスハラと二人ぼっちになることができます。

ざっくり言ってしまえば、この戦闘で仮令の帰結を戦闘不能にした場合に使える無間の使用方法が

・マスターハラスメントの不死能力を奪い、彼女の望みを叶えて終わらせる。
・マスターハラスメントと共に無間の中で、永遠に彼女を殺し続ける。

の2つになります。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

: 
木更津曳:箱を開ける。それを掴む。
木更津曳:千鳥支部長補佐 約束○/上司 タイタス化
木更津曳:木更津麟 信頼○/継承 タイタス化
木更津曳:古強者:友 友愛○/責任 タイタス化
木更津曳:マスターハラスメント 殺意○/殺意 タイタス化
木更津曳:たいせつなものが、抜け落ちていく感覚。
木更津曳:──────
木更津曳:────?
木更津曳:────
木更津曳:ーーー
木更津曳:ーー
木更津曳:なにもない。なにもない。
木更津曳:目の前にあるのは、憎悪の対象と、己の体のみ
木更津曳:砂塵舞う、無の地。
木更津曳:振りかぶってーー殴る。
木更津曳:斃れる。
木更津曳:覆いかぶさって、殴る、殴る、殴る。骨が砕かれる音がする
: 
:いいじゃねえか、どうだ?叶ったぞ?
: 
木更津曳:「......」ふらふら立ち上がって、腹を踏む。蹴る。臓を潰す。
木更津曳:あれだけ願った、あれだけ待ち望んだものが、目の前にある
木更津曳:「.....」女の首を持ち上げて、絞める。
: 
:”愉しいだろう?”
: 
木更津曳:「..ッ、あ」
木更津曳:手から力が抜ける。躰はその場に崩れ落ちる。
木更津曳:「.....」
木更津曳:なにか、だいじなことをわすれているきがする。
木更津曳:「.....?」左右を見る。光も闇もない。
木更津曳:なにもないのにーーー
木更津曳:その時、ぱちり、と黒い雷光が迸る。
GM:ぽんっ──
GM:肩に、手が置かれる。
GM:巨大で──無骨な手が。
GM:逆光で、その顔は見えない。しかし──
GM:もう片方の手で、何かを指し示す。
GM:砂塵舞う、無の地。
GM:ぽつんと──白いテーブル。
GM:上に在るのは──
GM:年代物の蒸留酒と──
GM:赤い切子硝子の──ショットグラス。
木更津曳:立ち上がる。思い出した。
木更津曳:振り向きは、しない。
木更津曳:顔を見ずとも、判るからだ。
木更津曳:腰に翡翠の刀が有る。
木更津曳:大きく振りかぶってーーーー
木更津曳:地に突き立てる。
木更津曳:闇が払われる。
木更津曳:(あぁ)
木更津曳:(俺は、帰るべき場所があるんだ)
木更津曳:(ここで、死んでいる場合では、ない)
木更津曳:閉じていた目を開く。あったかもしれない未来を絶つ。
木更津曳:──────?
木更津曳:────?
木更津曳:────
木更津曳:ーーー
木更津曳:ーー
木更津曳:「────起きろ、”無間”」
木更津曳:やみがひらく。
木更津曳:そこには誇りも信念も無い。
木更津曳:希望の光すら喰らう深闇
木更津曳:足元が、地ではなくなる。
木更津曳:落ちながら、正面を見る。空でひらいた闇が広がってゆく
木更津曳:女の胸ぐらを掴む。
木更津曳:「...マウスピース」
木更津曳:「お前が朽ちる瞬間(モーメント)は、今だ」
木更津曳:腕を掴む。背後にさらに闇が広がる。躰を寄せてーーーー
木更津曳:背後より、楔の如く、翡翠の刃を己ごと突き立てる。
マスターハラスメント:「ごふっ!」
マスターハラスメント:「あれ──」
GM:違和感に──気づく。
GM:空間は──すでに安定に向かっている。
GM:で、あれば──自分が死ねることなどありえない。なのに──
マスターハラスメント:「なん──です。それ?」
木更津曳:「一瞬で無限で無間の闇だ」
木更津曳:「罪を悔やむには丁度いいだろうよ」
GM:手にしたアーティファクトをきょとんと見つめて。
木更津曳:「...付き合ってやる、と言いたいところだが」
木更津曳:女の体を闇に縫い留める。躰に足を押し付けて落とす。
木更津曳:刀がずるりと抜け、己の体に穴を開ける。
GM:その身体から、力が抜けていく。
木更津曳:ぼたぼたと、血が溢れ出る。
GM:身体が冷たくなっていく。
GM:意識が遠くなっていく。
マスターハラスメント:「ああ──」
木更津曳:必死に意識を繋ぎ止める。
GM:それまでとは違う。
GM:嘲りでも、からかいでも、挑発でもない──
マスターハラスメント:「死ねる」
GM:ぱたり──
GM:心底安心した笑みを浮かべて──
GM:死なずの力を封じられた化生は
GM:人となり、炎に包まれました。
木更津曳:「死ねる?」
木更津曳:「”いいや”」
木更津曳:折れ曲がったブレードの機構から油が垂れる。ジッポを取り出して、炎を付けて、放る。
木更津曳:闇に火と女が落ちていく。
木更津曳:胸倉の手を外すとともに、一冊の本を取る。
木更津曳:「殺してやる、とはもう言わねえ」
木更津曳:「永遠に、生きて居ろ」
木更津曳:懐から、皮袋を取り出し、グラスを確かめる。
木更津曳:「あぁ、よかった。壊れてねえ」
木更津曳:煙草に、地獄の火で灯を付ける。最後の一本。
木更津曳:復讐に背を向ける。
木更津曳:否、一人の人に背を向ける。
木更津曳:闇がすべて翻って飲み込んでーーー
木更津曳:その場には、血濡れの翡翠の刀を持つ煙草を燻らせる男が、一人。
GM: 
GM:戦闘終了。シーンエンド。
GM: 

バックトラック

GM:それではお楽しみ。
GM:バックトラックをしてしまいましょう。
GM: 
GM:大丈夫ですか?
鹿目悠希:はい
都祁累子:OK!
木更津曳:大丈夫です
GM:でがまずはみんなが君を待っていた。Eロイス選手の入場です!
GM:仮令の帰結(本体)
GM:E:ファイト・クラブ
GM:E:心の爆弾
GM:E:虚実崩壊
GM:E:悪夢の鏡像
GM:E:変異する悪夢
GM: 
GM:仮令の欠片(尾部)
GM:E:虚実崩壊
GM:E:心の爆弾
GM: 
GM:ネバーエンディング・ストーリー
GM:E:虚実崩壊
GM: 
GM:ここまでで8個。そして──
GM: 
GM:マスターハラスメント
GM:E:死ねないモノ 2個分
GM:E:堕落の誘い 2個分
GM:E:歪んだ囁き ×3
GM:E:潜伏憎悪
GM:E:楔の呪い 2個分
GM: 
GM:合計10
GM:計18個となります。
GM: 
GM:希望される方は、侵食率を減らしてください。
都祁累子:128-18D10
DoubleCross :(128-18D10) → 128-96[9,6,7,10,4,7,2,1,7,1,3,1,4,1,7,10,7,9] → 32

都祁累子:帰還確定!2倍振りもしちゃお
鹿目悠希:133-18d10
DoubleCross :(133-18D10) → 133-82[1,5,1,6,8,2,4,7,10,5,5,3,6,2,2,2,3,10] → 51

都祁累子:32-2D10
DoubleCross :(32-2D10) → 32-17[8,9] → 15

都祁累子:3点!
鹿目悠希:等倍ふり
木更津曳:139-18d10
DoubleCross :(139-18D10) → 139-117[6,9,3,10,7,5,1,10,3,6,10,9,6,8,5,8,1,10] → 22

木更津曳:帰還
鹿目悠希:違う、二倍振り!
鹿目悠希:51-4d10
DoubleCross :(51-4D10) → 51-16[2,4,7,3] → 35

鹿目悠希:3点
GM:では基本15点に、侵蝕率ボーナスを加算したものを経験点としてお収めください。
鹿目悠希:了解~
木更津曳:17点!
都祁累子:18点いただきましたー!
鹿目悠希:18点頂きました

エンディングフェイズ/シーン1/「鹿目悠希と羽生藍」

GM:シーンPC:鹿目悠希
GM: 
GM:N市第五支部支部管轄区域──
GM:同・元対応班本部
GM: 
GM:事後処理をなんとか終えたアナタは──
GM:最後の確認および慰労のため、元対応班本部へと訪れました。
GM:出迎えたのは──
羽生藍:「お疲れ様、クローザー・クローザー」
羽生藍:任務時に比べ、ラフな格好をしたTA羽生藍です。
鹿目悠希:「ただいま、かな。TA」
羽生藍:「ええ──おかえりなさい」
GM:表情を和らげて、座るように促す。
羽生藍:「まずは簡単に報告」
羽生藍:「空間の歪みは、ほとんど正常値に戻ってる」
羽生藍:「回収してくれた、ネーバーエンディング・ストーリーのおかげね」
羽生藍:「アレがこちらにあるから、残った仮令の欠片も、問題なく処理できるはず」
鹿目悠希:「そっか…良かった。」「あれだけやって、まだ何かあったらと思って心配だったから」
鹿目悠希:腕や頭に包帯を巻いている。異能の超過使用の為だ。
GM:はぁぁぁぁぁぁぁぁ──と、長い溜息をついて。
羽生藍:「ほんっと、長かったー」
GM:心底せいせいしたと言わんばかりに、感想を吐き出す。
鹿目悠希:「無事、マスターハラスメントを終わらせられたからね」
羽生藍:「ええ──」
羽生藍:「リベンジャーズセルも、これで事実上瓦解するでしょうから──」
羽生藍:「とりあえず、お役御免かな、私も」
羽生藍:「──なんかいつの間にか専属みたいになってたのよね」
鹿目悠希:「元々ああいうのの始末の為にボクも呼ばれてきたところもある…と思うから」
GM:と、巻かれた包帯に目をやって。
羽生藍:「っと、ごめん。こっちのことばかり」
羽生藍:「それ、大丈夫? ダメージが後をひくなら、しっかり診てもらわないとダメよ?」
鹿目悠希:「もし、感謝や勝算があるのなら、日馬支部長も褒めてほしいな」
羽生藍:「あ、フロントから退きたいなら、それを口実にする手もあるけど……」
鹿目悠希:「これくらいは、日常茶飯事だから」
鹿目悠希:「手加減しない方が実は消耗も少なくて済む」
羽生藍:「こら!」
GM:と、たしなめるような声で。
鹿目悠希:「相手の事を考えて倒すのが、こんなに大変だと気付いたのは、この街に来てからだ」
鹿目悠希:「なに?」
鹿目悠希:疑問に思うように
羽生藍:「あのね──元フロントマンとしての忠告」
羽生藍:「怪我が日常茶飯事なことと、それに鈍感になることは、似てるようで全然違う」
羽生藍:「本当に手加減しなければならないときのためにも」
羽生藍:「しっかり自分の身体を把握して、大事にしてあげなさい」
鹿目悠希:「大丈夫だよ、支部だって無理はさせてこないし」
鹿目悠希:「ちゃんと管理しているから」
羽生藍:「支部は結局支部。もちろんアナタのことを慮ってはくれるでしょうけど」
羽生藍:「セルフケアは絶やしちゃだめよ」
羽生藍:「口幅ったいと思うけど、それでミスをした子だって、少なくないんだから」
鹿目悠希:「心配しないで、心配性な人はもう沢山いるんだ」
鹿目悠希:「今日のこの包帯も本当はもう必要ないけど…まだ必要だよって言った人がいたからつけてるだけ」
羽生藍:「いやそれ、どれだけ沢山の人に心配されてるのよって話で、安心できる要素ないんだけど」ジト目
鹿目悠希:「そう?」
羽生藍:「まあ──心配してくれる人がいるなら、まだ巻いておきなさい」
鹿目悠希:不可思議なように
羽生藍:「経験上──そうしておいたほうが、治りが早い気もするから」
鹿目悠希:「そうかな…だと良いけど」
羽生藍:「さて──じゃあ本題」
羽生藍:「できれば、報告書を作成するのに手を貸してほしいのよね」
羽生藍:「正直今回のメンバーでは、アナタが一番その辺りできそうだし」
羽生藍:「どう? お礼は正規報酬にプラスしてTaketakeの新作タルト」
鹿目悠希:「うーん、それもうれしいんだけど」
羽生藍:「けど?」
鹿目悠希:「実は、これから支部で待ち合わせている人たちがいるんだ」
鹿目悠希:苦笑しつつ応える
羽生藍:「もう任務?」
鹿目悠希:「その人たちを待たせるわけには、いかない」
GM:呆れたような、憤慨したような口調。
鹿目悠希:「任じゃなくて、そう」
鹿目悠希:「─────友達とのお茶会ってところ」
羽生藍:「あー」
鹿目悠希:そう言って初めて、年相応の笑みを見せた
羽生藍:「──何人?」
鹿目悠希:1dd10+2
GM: 
鹿目悠希:1d10+2
DoubleCross :(1D10+2) → 10[10]+2 → 12

鹿目悠希:…沢山?
羽生藍:「──じゃあ」
GM:ごそごそと、何やら取り出して。
GM:「お土産──みんなで食べなさいな」
羽生藍:「お茶会なら、タルトがあってもおかしくないでしょう?」
鹿目悠希:「えと、その…ありがと」
羽生藍:「仕方ないじゃない」
羽生藍:「友達との約束じゃね」
羽生藍:「改めて──おつかれさま、ありがとう」
羽生藍:「クローザー・クローザー」
GM:そう言って、年相応の少女らしく微笑みます。
GM: 
GM:シーンエンド。
GM: 

エンディングフェイズ/シーン2/「都祁累子と木更津曵」

GM:シーンPC:
GM:都祁累子
GM: 
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:そして喧騒は止み、周囲は黄昏時に相応しい静寂に包まれて──
GM:辺りに立つものは──
GM: 
都祁累子:マスターハラスメントの死亡を確認した直後、糸が切れたようにその場に倒れ伏す。
木更津曳:「...ん」
木更津曳:「....大丈夫か?」
都祁累子:やっべ、と唇が動く。暫くした後。
都祁累子:びくん、全身を痙攣させる。体内に仕込まれた、蘇生用の電気ショック。
木更津曳:「うおっ」二三歩後ずさる。
都祁累子:わずかに間を置いて、平常時のオーヴァードのごとく全身の怪我が修復されていく。
木更津曳:「.....すげー.....」
都祁累子:「あー」「マジで死ぬかと思った」ごきりと首を鳴らす。
木更津曳:「...そういう」蘇生のことを指して。
都祁累子:「”教授”のやつ、耐打撃は不要とか抜かしやがって」「全然必要じゃんか」誰かに悪態を付いたのち。
都祁累子:「そっちは」「やりたいようにやった?」
木更津曳:「あぁ」
木更津曳:「煙草が旨い」
都祁累子:「そ」「よくやったじゃん」しれっと。
木更津曳:「!」
木更津曳:意表を突かれる。
木更津曳:「...それも、何度も守ってもらったからだ」
木更津曳:「ありがとうな」
都祁累子:「どーいたしまして」「せいぜい正義の味方をやって酒代を稼ぐ必要があるからね」
木更津曳:「世界を救った後飲む酒は堪らんからな」
都祁累子:「ああそうだ」「さっきのバーのお誘い」
木更津曳:「おっ」
都祁累子:「悪いけど、キャンセルでいい?」「いい女に振られて寂しいだろうけどさあ」
木更津曳:「......」黙って煙草を消す。吸殻に入れる。
都祁累子:駐車場のほうを指差す。「車で来てんの忘れてたわ」
木更津曳:「ふは」
木更津曳:「...っくく...それは仕方ねえな」珍しく噴き出して笑う。
木更津曳:「じゃあな。また会ったらそんときゃ宜しく」
都祁累子:「じゃあね」「あんたやっぱりこの仕事向いてないよ」
都祁累子:「でも、やるんでしょ」
都祁累子:「せいぜい馬鹿を見ないようにやるといいよ」
木更津曳:振り返らずに、片手を振って返事をする。
都祁累子:腰にジャマダハルを結び、首まで止めたタイトなワイシャツの一番上のボタンを外す。
都祁累子:いつもと同じ速度で、ずかずかと駐車場のほうへと消えていく。
都祁累子:その歩みを阻める者は、どこにもいない。少なくとも今は。
GM: 
GM:シーンエンド
GM: 

エンディングフェイズ/シーン3/「杯奏でるは鎮魂の歌」

GM:シーンPC:木更津曵
GM: 
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:同・バー・ハッチボッチ
GM: 
GM:無口ながらも腕の確かな頑固マスターが経営する、
GM:木更津曵にとって、特別な思い入れのある老舗バー。
GM: 
木更津曳:ドアのベルが鳴る。
木更津曳:「よ、マスター」
マスター:「………………」
木更津曳:いつものカウンター席。頼む酒は決めている。
GM:眉だけを動かし、老マスターが来客者を値踏みする。
木更津曳:あれをーーと言おうとして。
木更津曳:いわずとも、判るだろうと思い。
木更津曳:「いつもの」
マスター:「──いいのか?」
GM:いつもので、と。言外に問う。
木更津曳:「...やっぱり」
木更津曳:「あいつと飲みたくて」
マスター:「………………」
木更津曳:「あぁ、でも」懐から皮袋を出す。
木更津曳:「これで飲みてえな」赤い、綺麗な酒器。
GM:酒器は無言で受け取られ、丁寧に琥珀色の液体が注がれます。
GM:常坂てこなは──無事保護されました。
GM:状況的に、マスターエージェントの干渉があったことは明白であり
GM:TAやあなた方も、それを証言したからに他なりません。
GM:扱いとしては保護に加えて観察となるでしょうが──
GM:それでも──戻ってくることはできました。
GM: 
木更津曳:「...旨い」
木更津曳:酒器を光に透かす。琥珀と赤が交じり合う。
木更津曳:きらきらと、光を顔に落とす。
木更津曳:「...いいだろ、これ」
木更津曳:「友人にな、貰ったんだ」大事に、いとおしそうに。
木更津曳:一気に呷って、一息つく。
木更津曳:「...終わったよ。決着がついた。」
木更津曳:「奴を倒したらどうなんのかーーー」
木更津曳:「あん時は、何もわからなかった。」
マスター:「………………」
木更津曳:「自分に何も残らなくなって、生きて居る意味すら、そもそもーーー」
木更津曳:「生きて帰らなくてもよかった、すら思ってた」
GM:老マスターは無言で、グラスを拭き続けます。
木更津曳:「本気でな」
木更津曳:「千鳥支部長補佐に蹴っ飛ばされることにならなくて本当によかったよ」
木更津曳:「...本当に。」
木更津曳:琥珀が流れ落ちる。切子に反射して煌く。
木更津曳:「あぁ、やっぱり」
木更津曳:「旨えなあ、ここの酒は。」
GM:と──
GM:トン
GM:アナタの前に、1本のボトルが置かれます。
マスター:「だが──」
マスター:「こいつは──他所で飲るんだろう?」
木更津曳:「──あぁ」
GM:それだけ告げて、再びグラスを拭き始める。
木更津曳:ボトルを持つ。切子を軽く拭いて、袋に仕舞う。
木更津曳:席を立ってーーー
木更津曳:代金を置いて。
木更津曳:「”また”来るよ、マスター」
木更津曳:ドアを開ける。
木更津曳:夜風は柔らかく、寒さも少しやさしい。
木更津曳:友の居場所は、わかっている。
GM: 
GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:N市十二支部管轄区域──
GM:同・霊園
GM: 
GM:UGN関係者のみならず
GM:R案件による表沙汰にできない犠牲者たちが
GM:多くここに眠っています。
GM: 
GM:アナタの友も、また──
GM: 
木更津曳:そこに、名前の刻まれていない友の墓を見つける。
木更津曳:傍に腰掛ける。
木更津曳:あの時と同じように、夜空は晴れ渡っている。
木更津曳:「......真島」
木更津曳:「飲みに来たぞ」
木更津曳:赤い切子、ボトル。
木更津曳:それとーーーー
木更津曳:店で買った、対になる青い切子。
木更津曳:酒を注ぐ。思いがあふれそうになる。
木更津曳:二つの杯に、至高の一杯を注いで
木更津曳:「乾杯」
木更津曳:グラスを鳴らす。返事は、ない。
木更津曳:口に広がるのは、甘い香りと、深い味わいと
木更津曳:「あ、れーーーー」
木更津曳:目から伝った、涙の味。
木更津曳:もう一杯飲む。
木更津曳:空になる。けれど、それは止まらない。
木更津曳:ボトルから注ぐ。飲む。
木更津曳:ぼたぼたと、とめどなく流れていく。
木更津曳:「おかしい、なーーこんな筈じゃあ...」
木更津曳:「おれは......」
木更津曳:「あぁ、そうか」
木更津曳:「淋しかったんだな、俺は」
木更津曳:夢の中でみた、友の姿を思い出す。
木更津曳:なんにもかわっていなくて。きっと、恨みすらなくて。
木更津曳:肩に置かれた手が、あまりにも優しくて。
木更津曳:「...っ、あ.....ぁ....」
木更津曳:止まらない。
木更津曳:泣きながら、酒を呷る。
木更津曳:人生の中で一番旨くて、塩辛い酒だ。
木更津曳:ーーーボトルの酒が空になる。
木更津曳:残っているのは、青い切子の一杯のみ。
木更津曳: 
木更津曳: 
木更津曳:「なあ、お前のもくれよ」「飲み足りねえし、金ねえんだ」
木更津曳:「いいだろ?」
真島:「ああ?」
GM:不機嫌そうに、声を返してくる。
木更津曳:「...駄目か?」
木更津曳:「駄目っつてもーー」
木更津曳:ひょいと取り、一気に飲む。
木更津曳:「貰うんだが」
真島:「ちっ──」
GM:いつものやり取りに、顔をしかめながら──
木更津曳:「旨えー...。」
GM:新らたな杯を、黙って注文する。
木更津曳:「なんとなくさ、こうやって」
木更津曳:「ずーっと一緒に呑めるって思ってんだよ、真島」
木更津曳:「死なねえし──死なせねえからさーー」
GM:「こっちはゴメンだな」シガーを咥え、火を灯す。
真島:「こっちはゴメンだな」シガーを咥え、火を灯す。
木更津曳:「連れねえなあ...」
木更津曳:「おっさんになっても、爺さんになっても」
木更津曳:「こうやって飲めたらよ、俺はーー」
真島:「せめて自分の呑み代を出せるようになってからだな」
木更津曳:「なんも悔いはない」
木更津曳:「.........わぁってるよ...」
木更津曳:「マスター、きょうもツケでー...」
GM:渋面で、深い溜め息を──
真島:「ボトルだ」
GM:制するように、注文する。
木更津曳:「真島」
真島:「何だ?」
木更津曳:「死ぬなよ」
木更津曳:「俺も死なないから」
GM:ボトルから、2つのグラスに琥珀色の液体を注ぎ──
真島:「──そうだな」
真島:「互いに生き残れてたら、こうして杯を重ねるのも悪くない」
木更津曳:「あぁ」グラスを持つ。
真島:「くそったれな人生でも、先の楽しみは必要だからな」
木更津曳:「だな」にやりと笑って。
真島:その大きな手で、小さな杯を掲げる。
GM:そしてグラスとグラスが重ねられ、澄んだ音が鳴り響いた──
木更津曳: 
木更津曳: 
木更津曳:赤い切子を墓標の傍に置いて。
木更津曳:青い切子を手に取って。
木更津曳:澄んだ音を鳴らして。
木更津曳:ぐい、と一杯。
木更津曳:切子の赤と青が重なって、紫電のように見えて。
木更津曳:(あぁ、綺麗だなーーーー)
木更津曳:男と男を、月灯りがやさしく、照らしている。
木更津曳:何もかもが、痛いほど懐かしくて。
木更津曳:ぜんぶおぼえていて。
木更津曳:これからも、忘れたくはないな、と思って。
木更津曳:真島大樹 友○/離別 を取得。
木更津曳:Sロイスに指定します。
木更津曳:ボトルとグラスと二つ持って、墓地を離れる。
木更津曳:これからも、生きていくために、今は
木更津曳:別れを、告げる。
木更津曳:男は一人、帰路につく。もう、胸を竦むような淋しさもない。恨みもない。
木更津曳:クライム・モーメントは、罪の瞬間を乗り越えて。
木更津曳:明日を征く。
GM: 
GM:シーンエンド