『どうしてあなたは、生きるのか?』GM:切子圭


PC1:一子村正兼城 小百合(かねしろ さゆり)(キャラシート)PL:赤いポスト
PC2:“(slaughter(スローター))” 更科 紅葉(さらしな もみじ)(キャラシート)PL:MAO
PC3:“シーウィード” 園原 ともえ(そのはら    )(キャラシート)PL:日向
PC4:“ヒドラNo9” 阿僧祇 ナユタ(あそうし    )(キャラシート)PL:有限無限

目次

プリプレイ

GM:【今回予告】
GM:モノに知はなく、知を求めるのは人のみである。
故に、知性こそが人の証であり、思考こそが人の生に意味を持たせる。
形が人であったとしても、思索を巡らせることすら出来ない存在はモノと変わりない。
人の形をしていながら、人の生き方ができないモノ____


平穏を知らず、己を知らない……FHチルドレンの行く道に、ないかもしれない。
正しい生き方を知らない私たちは、幸せになることができないのかもしれない。
それでも_____

Dx3rd『どうしてあなたは、生きるのか?』

それは、裏切りを意味する言葉。

GM:【PC紹介&ハンドアウト】
GM:PC1α <“一子村正”>/兼城 小百合



兼城小百合:「一刀断世。この刀が断つのは悪でも命でもありません」
兼城小百合:「私の理想の前に立つ宿業・因果・運命」
兼城小百合:「その全てです」
兼城小百合:兼城小百合/カネシロ サユリ。兼城は源流を千子村正に持つ刀匠の家である。
また、自ら鍛えた刀を用いて退魔業を行うこともしたという。

兼城小百合:17歳でありながら一人で炉に向かえるほどの腕を持ち、片手間気分の学業と一緒に、UGNイリーガルも行っていたりする。
兼城小百合:人間としては多少慇懃無礼なところはあれど、対人では面倒見の良い性格。ただし多少人好みをするきらいがある。
兼城小百合:刀のことになるととたんに理想主義になり、それを振ることに関しては現実主義になる。
兼城小百合:要するに、職人気質。
兼城小百合:シンドロームはピュアモルフェウス。能力は強い武器を作って斬る。以上!
兼城小百合:データ的には《インフィニティウェポン》+《ジャイアントウェポン》で作った武器に、《アンプリフィケイション》を乗せて殴るアタッカー。
兼城小百合:120%では《真名の主》を乗せられるから使いたい。メモリーもあるし。
兼城小百合:今回はなにやら研究者を追うお仕事らしい。城攻めは刀鍛冶の仕事ではないとおもうのですが。
兼城小百合:なにはともあれ。よろしくおねがいします
GM:よろしくお願いします!
GM:では続けて
GM:PC1β<“鏖”slaughter>/更科紅葉



更科紅葉:はい
更科紅葉
更科紅葉:「やっかいね、殺してはいけないというのは──」
更科紅葉:更科紅葉。
更科紅葉:コードネームは“鏖”slaughter(スローター)
更科紅葉:“鬼”と分類されるタイプのRB。
更科紅葉:かつてFHに幼生体の状態で発見されましたが、
更科紅葉:魅入られ組織を裏切った研究者に人として育てられました。
更科紅葉:その父もFHによって殺され、現在は残された遺産と伝手を使って、養父の恩に報いるために「ヒト」として生きていこうとしています。
更科紅葉:悲観主義者で刹那的ですが、根っこの部分ではぎりぎり善良です。
更科紅葉:覚醒時に父を焼き殺されたトラウマから、炎を忌避しています。
更科紅葉:シンドロームはキュマイラ/ノイマン
更科紅葉:ロイス関係は――
更科紅葉:Dロイス №98【遺産保持者】
更科紅葉:亡き養父【更科道生@純愛/◯愚昧】
更科紅葉:使える組織【UGN@○有為/不信感】
更科紅葉:となります。
更科紅葉:ミドルでは生き字引で情報を、
更科紅葉:戦闘では龍鱗で耐えて近づいて、固定値30オーバーの金棒で単体白兵攻撃を行います、シンプル。
GM:シンプルに強い。
更科紅葉:大体こんな感じです。
更科紅葉:切子さんとは完全に初同卓になるかと。一所懸命楽しみますので、皆様もよろしくお願いいたしますm(_?_)m
GM:こちらこそ! よろしくお願いいたします!
GM:では、そんなお二人のハンドアウトはこちら
GM:ハンドアウト1:シナリオロイス「デラーシュ」
推奨ワークス:UGN関係者(エージェント、チルドレン含む)
あなたたちはUGNから依頼(任務)を受け、FHの研究者"デラーシュ"を追っていた。
同じ目的を持ったチルドレンの園原ともえ、イリーガルの弓崎光樹と協力して
デラーシュの拠点を発見し……奇襲を受け、現在戦闘中だ。

GM:まあちょっと悪い奴の首飛ばす種類の
GM:ハンドアウトです。
更科紅葉:なるほど、人類死すべし(`・ω・´)
兼城小百合:工房が恋しいです
GM:とても頑張って欲しい、とても……
GM:では続けて
GM:PC2?<”シーウィード”>/園原ともえ
園原ともえ:はいさい!
園原ともえ:園原ともえ、中学生の新人UGNチルドレンです。
園原ともえ:朗らかで喜怒哀楽がはっきりしており、単純な性格。
園原ともえ:手先が器用で物事の飲み込みも早く集中力が高いです。逆に言うとそれしかない。
園原ともえ:児童オーヴァードを生物兵器に改造・教育するFHセル"アビサル"に誘拐されていましたが
園原ともえ:セルの内部崩壊に伴って拠点を脱走し、とある遺産RBイリーガルに拾われUGNに保護されました。
園原ともえ:誘拐時点で記憶を消去されており、それ以前のことは全く覚えてないです。
園原ともえ:《十徳指》を酷使し、指をパーツに変化させて武器と接合・組立・強化し、
園原ともえ:生来の器用さで超精密攻撃を行う前線エージェントとして任務に臨みます。
園原ともえ:データ的には必中の弓脳筋単体射撃アタッカー。あとバディムーヴ。以上。
GM:いつの間にか遺産使いになってて、ビックリしましたよ私は……
園原ともえ:今回は、命の恩遺産さんと一緒でやる気度がめちゃ高い!!よろしくお願いいたします!
園原ともえ:そろそろいいかな……って思って……
GM:わぁい! よろしくお願いします!
GM:そんなともえさんのハンドアウトはこちらです
GM:ハンドアウト2:シナリオロイス「弓崎光樹」
推奨ワークス:UGN関係者(エージェント、チルドレン含む)
あなたはUGNから依頼(任務)を受け、FHの研究者"デラーシュ"を追っていた。
同じ目的を持ったイリーガルの兼城小百合、更科紅葉、弓崎光樹と協力して
デラーシュの拠点を発見し……奇襲を受け、現在戦闘中だ。

園原ともえ:FHの研究者……間違いなく、悪だね!!
GM:悪だよ!
GM:というわけで、ちょっとFH狩りしようぜ! みたいなハンドアウトです
園原ともえ:倒さなきゃ!!頑張ろうね光樹さん!!
GM:頑張りましょう!
GM:では、最後。
GM:お待たせしました
GM:PC3<ヒドラNo9>/阿僧祇ナユタ



阿僧祇ナユタ:「…………ん?ああ……寝てた」
阿僧祇ナユタ:「自己紹介ね。うん……やるよ、やるやる」
阿僧祇ナユタ:強力な毒使いを生み出すFHの実験、ヒドラ計画
阿僧祇ナユタ:無理矢理毒を注入され、相手を殺すことで毒を取り込み、最後に残った一人が究極の毒を手に入れる……そんな実験の生き残りです
阿僧祇ナユタ:セルを脱走したあとは行く当てもなく放浪の旅を続けています
阿僧祇ナユタ:金も明日も希望も何もありませんが
阿僧祇ナユタ:とりあえず一宿一飯の恩義に報いたりしながら、人生を続けています
阿僧祇ナユタ:ここからは性能面のお話
阿僧祇ナユタ:元はバロール/ブラム=ストーカーでしたが、実験の影響でソラリスの混ざったトライブリードに
阿僧祇ナユタ:罪人の枷レベル9を、FHエンブレムの濃縮体によりsらに倍にして
阿僧祇ナユタ:攻撃を当てた対象に達成値ー38のデバフを叩きこみます
GM:なんだその数字!?
阿僧祇ナユタ:クライマックスには時間凍結で絶対に先にブチ当てていくぞ
阿僧祇ナユタ:Dロイスは栄光と勝利の槍
阿僧祇ナユタ:カッコいい槍……としてだけではなく、《カウンター》によって相手の行動を潰せる可能性もあり
阿僧祇ナユタ:以上!
GM:かっこいい! きっとみんなをシビれさせてくれるでしょう……
GM:ではそんなナユタさんのハンドアウトはこちら
GM:ハンドアウト3:シナリオロイス「赤い瞳の少女」
推奨ワークス:阿僧祇ナユタ(PL:有限無限さん)

あなたはかつて、数多くのFHチルドレンを犠牲にした実験の被験者だった。
赤い瞳の少女は、かつて実験の中であなたの手によって殺められた被験者の一人である。
名も知れぬ彼女は、あなたの遺産が"完成"のために貫いた最後の一人であり、過去の存在……の、はずだった。

____現在、あてもなく放浪の旅の途中であるあなたの眼前に、死んだはずの少女が立っている。

阿僧祇ナユタ:「…………」
GM:過去と決着をつけるかもしれない。
阿僧祇ナユタ:「もう、会いたくなんて───なかったのにな」
GM:かっこいいじゃねぇか……
GM:では、簡単にNPC紹介、この情報は事前にPC1~2はご存じという体で進めていただいて大丈夫です。
更科紅葉:お、了解です。
兼城小百合:承知
弓崎光樹:?〇弓崎光樹
弓崎光樹:?UGNイリーガルのレネゲイドビーング。
弓崎光樹:遺産が本体であり、肉体と意識はFHチルドレンのものに寄生、同化している。
弓崎光樹:オーヴァードマニアであり、基本的に非人間的に振舞うが時折宿主の要素が顔を出す。
弓崎光樹:ジャームは解釈違い。
GM:つまりは変なレネビです。
更科紅葉:なるほどレネビ
GM:仲良くしてね!
GM:次
デラーシュ:??〇<デラーシュ>
デラーシュ:FHの研究者、特技は合理的倫理無視と人体実験。
デラーシュ:レネゲイドウィルスの進化を目的とし、数々の非人道的な実験に手を染めてきた。
デラーシュ:過去何度も討伐されたにもかかわらず、謎の生還を遂げている。
デラーシュ:そのたびに、確認される姿が変わっているようだが……?
GM:というわけで混じりっけなし、純度100%、添加物無しの外道です。
GM:こやつの討伐が今回の目標です!
更科紅葉:鏖殺対象
GM:というわけで、オープニングはじめて行きます!
GM:よろしくお願いします!
園原ともえ:よろしくお願いします!!



オープニングフェイズ/シーン1/「無知に価値なし」

GM:シーンプレイヤー:更科紅葉、兼城小百合、園原ともえ
GM:シーンインをお願いします。
園原ともえ:1d10+29
DoubleCross?:?(1D10+29)?→?7[7]+29?→?36

兼城小百合:兼城 小百合の侵蝕値を1D10(→?6)増加?(32?→?38)
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕値を1d10(→?9)増加?(40?→?49)

GM:時は深更、某D市の川沿いに建つ荘厳な屋敷の門前にて
人工ジャーム:あなた達の眼前に、肉を強引に人型に捻じ曲げたような不気味な形状の人工ジャームたちが立ちはだかる。
人工ジャーム:?《ワーディング》
人工ジャーム:?警告音じみた高音と共に《ワーディング》を展開、屋敷には立ち入らせまいとする
人工ジャーム:?事前に集めてきた情報と合わせると、あなた達がUGNから依頼を受け探し歩いていたFHの研究者<デラーシュ>が、内部に潜伏していることは間違いないだろう。
人工ジャーム:?そう考えを巡らせる刹那、あなた達めがけて人工ジャームたちが一斉に襲い掛かってくる___
園原ともえ:「……はわわ、何かいっぱい来ました!!」迫り来る敵の軍勢に分かりやすく動揺!
兼城小百合:金槌の音が、高く響く。
兼城小百合:《万能器具》《インフィニティウェポン》
園原ともえ:《十徳指》。戸惑いながらも、右腕の指をパーツに変形、接合、組立。
兼城小百合:手元に柄のない、茎がむき出しのナイフが数本作り出される
更科紅葉:がごんっ!
更科紅葉:歪んだ巨大な拳に殴られるも、微動だにしない。
更科紅葉:「──どうするの、シーウィード?」
更科紅葉:「鏖殺しろと言うのなら、するけれども」
兼城小百合:「しっかりしてくださいまし。唯一の正規人員でしょう」
更科紅葉:何事もなかったかのように、傍らのチルドレンに問う。
園原ともえ:「えーっと……そう、FHは悪!!」
園原ともえ:「正面突破で!!」新人ながらも正規人員。高らかに声張り上げる。
弓崎光樹:「わかりました、ともえさん! とりあえず撃てばいいって事ですね!」
更科紅葉:「ならお墨付きも出たことだし──」
更科紅葉:すぅ──っと、巨大な金棒がその手に現れる。
更科紅葉:「鏖にしましょうかぁ?」
更科紅葉:凄惨な言葉を、ほころんだ口から紡ぐ。
園原ともえ:「はい!お願いしますミツキさん!!」右手を弩にし、一歩後ろに下がって鏃を装填。
兼城小百合:「UGNというのは、いつから島津兵になったんですか? 私知りませんよ」
弓崎光樹:「ともえさん……立派になられて……」
更科紅葉:ゆったりと、一歩ずつ前へと進んでいく。
更科紅葉:ぶぅん──
園原ともえ:一斉掃射。人口ジャームの群れに浴びせ荒れた弾幕の波及は攻勢を突き崩し、前衛の攻め入る隙を生む。
更科紅葉:凶悪な風切り音をたてて巨大な金棒が振られるたびに、強引に捻じ曲げられ人のような形となったそれが、ただの肉塊へと変わっていく。
園原ともえ:「えっ……じゃあ、話し合いとかしますか!」
兼城小百合:そうは言いながらも、手元で作り上げたナイフを投擲。異様な切れ味の鋼が、回り込もうとした、あるいははぐれた人形の頭部を両断する。
園原ともえ:「ジャームって、解釈違いで話し合いとかできないって聞いたけど……」
兼城小百合:「解釈違いとは、おもしろい表現の仕方をしますね」
園原ともえ:「私も受け入り、だけどね」ミツキさんの方を向きつつ。
弓崎光樹:「えへへ……それほどでも……」と笑いながらも鏃を発射、ジャームの顔面を射抜く。
更科紅葉:「話し合う判断をしたいのなら、早めにねぇ」
園原ともえ:「でも、だからこそ……ジャームをこれ以上生み出さないようにしたい」
兼城小百合:「褒めたつもりはございませんが」金槌の音。手元にナイフ。投擲。
更科紅葉:「生き残りが居るうちに、決めてもらいたいわ」
GM:あなた達が蹴散らす都度
園原ともえ:「そのために、今私達が全力で、出来ることを」
園原ともえ:「やっていきましょう!」再装填。第二射。群れの足を突き崩し、足止め。
GM:ジャームたちの内部から、人間……まだ子供の物と思わしき、手足の骨や頭蓋骨が転がり出てくる。
GM:それは、このジャームたちの"原料"なのだろうことが分かる。
兼城小百合:「刀鍛冶に子守をさせないでくださいまし」
更科紅葉:「………………」転がり出てきたそれに、眉をひそめる。
弓崎光樹:「いい子ですから大丈夫ですよ!……こっちは悪い子みたいですけど」ジャームたちの残骸を見て
兼城小百合:「……そら。鬼さん」「鏖、なのでしょう」努めて冷静に、冷徹に
園原ともえ:「……ほら、やっぱり、悪」原料を理解し、露骨に苦虫を噛み潰した様な表情。
更科紅葉:「あいもかわらず──ねぇ」
更科紅葉:横殴りの一撃で、背後に居るジャームを吹き飛ばす。
園原ともえ:右手を一旦分解し、両手を組み合わせ意識を掌の内に束ねる。
更科紅葉:「鏖殺をあなた方が良しとするなら、ね」
更科紅葉:ぐしゃり──
兼城小百合:「善悪の議論なら、私の居ないところでやってはくれませんか皆々様」
園原ともえ:「(──"弩"構造、工程開始)」
更科紅葉:倒れ伏したジャームの頭蓋を、その足で踏み砕く。
園原ともえ:リムは両人差し指。ストリングは両中指。
更科紅葉:「交流ぐらいはさせなさいな、一子村正」
園原ともえ:マウントは両親指。ストック、グリップを両腕で代替。
園原ともえ:トリガーは声帯に連結。
園原ともえ:「(──"弩"構造、全工程完了)」
更科紅葉:「やることは、やっているのだから」
兼城小百合:「これは失礼」
園原ともえ:「(──鏃、装填!!)」
更科紅葉:正面から襲いかかってきたジャームを、縦一文字に振り下ろした金棒で『圧殺』する。
園原ともえ:「ふっとべぇ!!!!!」
園原ともえ:轟音と共に。巨大な弩と化した両腕より、超音速で放たれた鏃が大気を裂き。
兼城小百合:「そうですね。わざわざ小粒を材料に使う辺り、製作者の趣味というか、悪癖が垣間見えますね、っと」金槌の音。手元に打刀。横合いの斬撃で沈める。
園原ともえ:後ろ備えの連中まで十把一絡げに巻き込み、容赦なく吹き飛ばす。
園原ともえ:「……ふぅ」自身が相手をすべきジャームの群れは、ひとしきり壊滅させられただろう。
弓崎光樹:「ともえさん、しばらく見ない間に……凄いです!」
兼城小百合:「お見事」
弓崎光樹:光樹も光の矢を発射、ジャームたちを一斉に射貫く
更科紅葉:掴みかかってきたジャームを逆に片手で鷲掴みにし、頚椎を砕き投げ捨てる。
園原ともえ:「……えへへ!」褒められ!子供は少し見ないうちにすぐ成長するのです。
更科紅葉:「とりあえず──かしら?」
兼城小百合:「……ま、こんなところでしょう」打刀の返す一振りで突き刺し、頚椎を撥ねる。
園原ともえ:「はい、ありがとうございます……紅葉さん、小百合さん」
GM:単純な動きしかできないジャームたちは、4人の攻撃を受け、次々にその数を減らし。
更科紅葉:「まだほんの触りなのでしょう?」
GM:数分のち、その場には静寂が戻る。
園原ともえ:「ジャームの群れは、一旦崩しきれたようですね」周囲を見回しつつ。
更科紅葉:気だるげな声で、礼に応じる。
園原ともえ:「……はい。まだ、門に入ったばかりですから」
弓崎光樹:「はい、この悪趣味の元凶を叩きましょう!」と、奥へと視線を向ける
園原ともえ:視線を持ち上げ、眼前に立つ荘厳なお屋敷を見据えて。
兼城小百合:「どうも。もっと褒めてくださってもいいのですよ」
園原ともえ:「いきましょう!!」子供らしくもあり、しかし雄弁な掛け声で。
更科紅葉:「そうしましょう。早く終わってくれることに、越したことはないわ」

GM:長く使うつもりはないのだろう、屋敷の内部は荒れ切っており、碌な手入れをされていない様子だ
GM:屋敷の丁度中心、かつてはダンスホールと用いられていたのだろう大広間
園原ともえ:「一転して、中は静かそうでしょうか……?」片手を弩に構えつつ。用心深く中を覗く。
更科紅葉:「逃げられたと言うことはないの?」
GM:ともえが覗き込んだ、瞬間
デラーシュ:???「よく来てくれた! 待っていたぞ!」
デラーシュ:良く通る声で、男の叫びがその場に響く
園原ともえ:「えっ」
兼城小百合:「おや」
更科紅葉:ぐいっとともえを後ろに引っ張る。
デラーシュ:本の山の中に埋もれて、長髪の男があなた達を見ている。
園原ともえ:「わわ」為すすべなく引っ張られる。
更科紅葉:「後衛でしょう、あなたは?」
園原ともえ:「は、はい……ごめんなさい……」
更科紅葉:少女の謝罪には一瞥もくれずに、男へと視線を向ける。
園原ともえ:「ですが、あの方は敵の首魁そうでは……?」
兼城小百合:「局所的な地震でも起きましたか? うっかり本棚が倒れてきた読書家のような出で立ちですが」男の様子を見ながら
デラーシュ:「いやいや、ただ単に研究に没頭していただけさ、文字通りね」
更科紅葉:「あなたがデラーシュでいいのかしら?」
デラーシュ:「その様子では外は全滅か、碌に手傷も与えていない……と、やはり原料が悪いと性能も3流だな」
デラーシュ:「ああ! そう呼ばれている!」
園原ともえ:「デラーシュ……FHの研究者」
デラーシュ:男は本の山から体を起こし、埃を巻き上げながら立ち上がる。
園原ともえ:「外のジャームを作り出したのは、貴方ですか」
デラーシュ:「そうだよお嬢さん、あまり出来が良くないので捨てるつもりだったのだが」
デラーシュ:「処分に協力してくれて、感謝するぞ!」
兼城小百合:「技術不足を原料の質におしつけるのは、ド三流のすることですよ。読書家さん」
更科紅葉:「自分の無能さを他に転換するのは、あまり見ていて気持ちの良いものではないわねぇ」
弓崎光樹:「……悪趣味です」
園原ともえ:紅葉さんの忠告に従い、皆の二歩後ろに下がって弩を構えて牽制。
デラーシュ:「おやおや、これはやる気満々だね!」両手を上げる
兼城小百合:「それになにより」金槌の音。
デラーシュ:「しかし、私の話もしたんだ……そちらの事も教えてはもらえないかね?」
兼城小百合:「あなたのような存在は、私の理想のために邪魔です」
園原ともえ:「……私達は、UGN」
園原ともえ:「任務により、貴方を確保するためにこの場に参りました」
更科紅葉:「そうした訳だけれども、満足かしら?」
デラーシュ:「ふむふむ……足りん! 全く足りんな!」
兼城小百合:手元に数本のナイフを作り出し、構える
デラーシュ:「少し待て!」手を上げて
デラーシュ:「思索は何にも優先されるべきことだ! そうは思わないかね!」
デラーシュ:ここでエフェクト宣言します
デラーシュ:Eロイス:超越活性でレベルを上げた 《インスピレーション》を宣言
更科紅葉:お
兼城小百合:「……話は理解できますが、それがわかるなら……」
園原ともえ:「…………」時間稼ぎかと、訝しみつつ。
デラーシュ:4回使います、内容はこの場の全員の
デラーシュ:キャラクターシートを見ます。
園原ともえ:必中の弓単体射撃アタッカーです。
デラーシュ:「わかるならば、やめたまえ!」ナイフに慄きながらもデラーシュの手の中の本の一冊がひとりでに開く
デラーシュ:「ふむ……ふむ……園原ともえ、更科紅葉、弓崎光樹、兼城小百合……」
兼城小百合:「えぇわかりますとも。ですが時間というのはいつでも有限。ただ思索“だけ”に使える時間があるのなら」「やはりあなたはド三流で……っ!?」
更科紅葉:「──名乗った覚えはないのだけれども?」
デラーシュ:「刀鍛冶の血統! ほう! なるほどなるほど、同族か!」名乗ってもいないにもかかわらず名前を呟き
園原ともえ:「……こちらの情報が漏れていたか、あるいは」
デラーシュ:「そちらは鬼か! なるほど全く人間らしさが無いわけだ!」
兼城小百合:「……あなたに同類扱いされるのは虫唾が走るのですが」
園原ともえ:「今、視て知ったか、ですね」
更科紅葉:「──自覚はしていることだけれども」
更科紅葉:「あなたに言われる筋合いはないわね」
デラーシュ:「おお、劣等品出身にしては良い勘をしている、アビサルセルの残党のなりそこないちゃん!」
園原ともえ:「……!!」
デラーシュ:「自覚があるのは良い事だ、さて……ふむ、これは……」あなた達の情報を読み込んでいるのだろう、手元の本を捲る
更科紅葉:「それで──」と、心底面倒くさそうに。
兼城小百合:「──他人の逆鱗を舐め回すのが、あなたの思索ですか」
更科紅葉:「なにがしたいの、あなたは?」
園原ともえ:UGNのデータベースで勉強した際に知った。ノイマンが持つ、直感だけで過程を飛ばし、成果に辿りつく能力。
更科紅葉:「確保されるのがいやで、こちらを苛つかせて殺させようとでもいうのかしら?」
園原ともえ:その類で、こちらの情報を読み取ったのであろうと思い立つが。
デラーシュ:「いや、君の父上のような愚はなさないよ?」
弓崎光樹:「ともえさん、気を付けて……」ともえを背後に庇いながら、構える。
更科紅葉:どんっ!
更科紅葉:金棒を振り上げ、正面から踏み込む。そして──
園原ともえ:「……は、い」劣等品と呼ばれたことに、少しだけ陰りを見せつつ。ミツキさんの後ろに
更科紅葉:「黙りなさい」
更科紅葉:──振り下ろす!
デラーシュ:「いいのかね? ここは"燃える"よ?」
デラーシュ:デラーシュに攻撃を加えようとした瞬間
更科紅葉:「!」
GM:紅葉の視界"だけ"に、炎が広がる……中では誰か、男が……焼けている。
GM:視界一面に広がる光景は、過去の幻影であろうと理解できるが……デラーシュから視線を強引に奪い取る。
デラーシュ:「怪物には、怪物の礼儀で対応しなければね」
更科紅葉:「う──ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
更科紅葉:感情を顕わにして、手にした獲物を力任せに振り回す。
更科紅葉:目に映った光景(かこ)を、掻き消さんとばかりに。
園原ともえ:「こ、紅葉さん!?」
兼城小百合:「──理想も無ければ求道者でもない。ただ他人の情緒を食らうだけの愚物」「やはり、邪魔です」金槌の音。高く。
弓崎光樹:「言葉を媒介にした幻覚使い……!?」
兼城小百合:「話し合いはしません。私の理想のために死んでください」手元のナイフが溶鉄に変わり、手元で一本の、柄のない太刀に変わる。
デラーシュ:「おや、それが君の一刀かね?」
兼城小百合:踏み込み。切り上げ。紅葉の暴風のような振り回しの隙間を縫って、鋼が奔る。
園原ともえ:「……小百合さん、ちょっと待ってください!!」踏み込まんとする彼女に遅れて、呼び掛ける
デラーシュ:「それにしては、ずいぶんと"脆い"ようだが……」
GM:小百合の視界の中で、握った刃が錆びつき、風化していく。
兼城小百合:「ッ……な、ぁ……!」
デラーシュ:「きみはまだ若い、挫折をもう少し知るべきだな」二人を足止めして、ともえと光樹の方を見る
更科紅葉:「殺す──」
更科紅葉:視界はいまだ幻影に支配されたまま。
更科紅葉:しかし、レネゲイドの反応から察知した男の方へと憎悪の眼差しを向けて──
更科紅葉:「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すっ!」
デラーシュ:「さて……元劣等品が遺産など構えてかばい合いか、実に無意味だ」
園原ともえ:「…………」弩を男に向けて、構える。
弓崎光樹:「……ともえさん、なるだけあの人の言葉を聞かないようにしてください」そう言って、こちらも構える
デラーシュ:「お前たちのような存在にかかずらう時間は……ん?」
園原ともえ:「……は、い」
園原ともえ:類い稀な頭脳を元に辿り付いた個々人のパーソナリティ。それを足掛かりに、言の葉で伝搬するフラッシュバックの押しつけ。
デラーシュ:「ははははっ! なんだそれは! ずいぶんと愉快な……いや、らしい末路なのか!」
デラーシュ:何かに気が付いたのか、突然腹を抱えて笑い声を上げる
弓崎光樹:「多分私ですねコレ……」
園原ともえ:精神に作用する敵の攻撃を掻い潜り、持ち前の弩で射貫くにはどうすればいいかを、頭を回転させ思索する。
園原ともえ:「……ミツキさん?」
デラーシュ:「知っているかシーウィード、その遺産を名乗る女は、元はお前と同じFHチルドレンだぞ! それが今はRBの依り代とは……!」
デラーシュ:「資源リサイクルか! はははっ、これは愉快極ま
GM:デラーシュの眼前で、光の矢が炸裂する
弓崎光樹:光樹「個人情報漏洩罪ですよっ! これだからジャームは非常識で困ります!」
デラーシュ:「おや? これは、全員を怒らせてしまったかな?」
デラーシュ:後ろの二人と、前の二人を見て。
デラーシュ:「まあいい、閃いたぞ!」向き直り、両手を広げる
デラーシュ:「やはり考え続けることは偉大だ!」
デラーシュ:Eロイス宣言:マジカル☆リクエスト
デラーシュ:指定したアイテム一つを取得します、対象は
デラーシュ:弓崎光樹。
デラーシュ:デラーシュが指を鳴らすと、ともえと光樹の視界が暗転
GM:視界が戻った時には、光樹の構えていた弩が、デラーシュの手の中に握られている。
弓崎光樹:「はっ……?」引き金を引こうとして、手を握って違和感に気が付く。
園原ともえ:「……え、今」
園原ともえ:「ミツキさんの、弩が……?」デラーシュの手に収められているのを認識して。
弓崎光樹:「返しなさい! それは私の……」
デラーシュ:「本体だろう? ああ、返そう」デラーシュは弓を掲げ
GM:ぶつり、とラジオが断線したような音がその場に響く
園原ともえ:「!!ミツキさん、下がって────」
園原ともえ:彼女の腕を引くために、手を伸ばすものの。
弓崎光樹:ゆっくりと、ともえの方を見た光樹の目から
弓崎光樹:生気の光が抜け落ち
弓崎光樹:糸が切れた操り人形のように、その場で崩れ落ちる。
園原ともえ:「ミツキさん!?」抱きかかえる様な形で、崩れ落ちる彼女を支えに入る。
デラーシュ:「これは良い拾いものだな、次の目的が決まった……」と、倒れた光樹を見下ろし、光樹の弩を見せびらかすように手の中で回転させて
デラーシュ:「お前が守るべきはこちらだろう? その出来損ないの身体を守ってどうする?」弩を見せる
弓崎光樹:光樹の身体は息こそしているものの、文字通り魂を抜かれたように一切反応しない。
園原ともえ:「…………」彼女の本体が弩であることは知っている。
園原ともえ:「……返して、ください」
園原ともえ:倒れた人の方の彼女をゆっくりと床に寝かせたのち、立ち上がり。
デラーシュ:「残念だがそれは無理だね……大切な人質ならぬ、モノ質だ」
園原ともえ:「ミツキさんを返してください!!」聞く耳を持たず、右手の弩を即時分解、両手の巨大弩に組み替え。
園原ともえ:彼女の弩に瓜二つな形状をした、両腕の弩をデラーシュに向ける。
デラーシュ:「まったく話を聞かないな……これだからFHチルドレンは困る……」
園原ともえ:「私は、FHなんかじゃない!!」
デラーシュ:「FHチルドレンさ、そう生まれた以上、お前は記された運命からは逃れられない」
園原ともえ:「黙れ!!!」声帯に連結されたトリガーが引かれ、轟音と共に鏃が放たれる。
更科紅葉:──だんっ! 獣じみた踏み込みに、床面が陥没する。
更科紅葉:「殺ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
更科紅葉:跳躍。塞がれた視界を意に介せず、男の気配のする方へと飛びかかり、全力で巨大な金棒を振り下ろそうと──
兼城小百合:「クソッ、クソッ、クソッ!」「私の刀が、こんな風に、こんなものになるわけがないっ!!!」手元に作るは大太刀。無理やりに握って
兼城小百合:男のいるであろうところに向けて振り上げる。
デラーシュ:「おやおや! 元気なお嬢さんたちだ!!」
デラーシュ:「やはり……似たり寄ったりのFHと違い、UGNの関係者は個性が豊かでいい!」
デラーシュ:そう言いつつ、全員の攻撃に慄いて、光樹の弩を取り落とす。
デラーシュ:「興味を惹かれる……それでは諸君! また準備を整えて会いに行くぞ!」
人工ジャーム:??デラーシュの言葉と同時に、先ほども戦った人工ジャームの1体が室内に飛び込んでくる。
人工ジャーム:____その身体には、巨大な爆弾が埋まっている。
GM:かちり
GM:カウントの最後が刻まれると同時
GM:爆弾が炸裂、屋敷は爆風に包まれる。
GM:爆風に包まれる視界の中、あなた達の誰かは
GM:駆け出したデラーシュが逃げる寸前、倒れた光樹に近寄るのを見た……かもしれない



GM:シーンアウト




オープニングフェイズ/シーン2/「赤い目、明日は見えず」

GM:シーンプレイヤー:阿僧祇ナユタ
GM:お待たせしました、シーンインをどうぞ
阿僧祇ナユタ:36+1d10
DoubleCross?:?(36+1D10)?→?36+4[4]?→?40


GM
___あなたは、夢を見ている。

GM:阿僧祇ナユタにはわかる、この夢は過去の光景である。
GM:FHでの実験、人間を用いた蟲毒……"完成"された1を生み出すための、殺しあい。
GM:申し訳程度に遮蔽と、外界から閉鎖された壁があるだけの、陶器のように白いフィールドに
GM:河豚に獣化した少年が、赤い蛙のような少女が、磯巾着が、芋貝が、蛸が、
GM:蠍の腕を持つ人間が、蛾のような羽をもつ女性、蚣のような……蟻のような……
GM:地球上から集められた、様々な生物の毒を用いるオーヴァードたちが皆、死んでいた。
GM:あなたが殺したのかもしれない、あなたが殺した者が殺したのかもしれない。
阿僧祇ナユタ:「はぁ………はぁ………ッ」
GM:ただわかるのは、皆、死に絶えたということだ。
阿僧祇ナユタ:勝ち残ったのか、死に損なったのか
研究者:「素晴らしい! チルドレンからここまでの能力を持った者が生まれるとは!」スピーカーか、エフェクトか、わからないが……あなたが聞きなれた、腹持ちならない研究者の声がその場に響く
GM:あなただけが生き残り……
GM:否
研究者:「さて、頑張ってくれ! ____勝った方が"完成"だ」
GM:あなたの完成を阻むべく、前に立つ者がいた
阿僧祇ナユタ:「………!」
GM:あなたは完成を阻むべく、立ちはだかった。
赤い目の少女:?白い簡素なワンピースを着た、赤い目の少女が……あなたを睨み、薄ぼんやりとした殺意を向けている。
赤い目の少女:その手のひらには、ナイフとも呼べないような小さな刃……しかし、その放つ毒気を一見すれば理解できるだろう
赤い目の少女:"あれ"はあなたの持つものと同じ、遺産だ
GM:侮ればやられる、あれを討てば大きな力が手に入る、両方を同時に理解する
阿僧祇ナユタ:「……ついて、ないなぁ」
阿僧祇ナユタ:それは強敵と出会ったことについてか
阿僧祇ナユタ:それとも相手への憐憫か
赤い目の少女:「……」少女は、疲れからか、あるいは何かの洗脳措置か、虚な目で刃を構え
阿僧祇ナユタ:それとも──それらを含めたこの場に居た者たちへの諦観か
赤い目の少女:駆け出し、貴方にめがけて手の中の毒刃を突き立てんとする。
阿僧祇ナユタ:槍をその手に握る
赤い目の少女:緩慢な動きだ、白兵が専門ではないのが一目でわかる……そんな動きで勝ち進めるほど、手の中の刃は凶悪なのだろうと伺える。
阿僧祇ナユタ:この槍がある限り、俺は敗けられない
阿僧祇ナユタ:敗けてしまいたいとどれほど願っても……生存を、勝利を、これは与えようとする
阿僧祇ナユタ:単純なリーチの差、突き立てられた毒刃を、先んじて叩き落す
阿僧祇ナユタ:カラン、と乾いた音を立て、刃が落ちる頃には
阿僧祇ナユタ:少女の胸に、深々と槍が突き刺さっていた
赤い目の少女:「ぁ___」反射で、小さくうめき声が漏れ
阿僧祇ナユタ:「…………」血を吸い、毒を吸い
阿僧祇ナユタ:遺産が、自分の毒が、完成していく
GM:地面に落ちた刃からも、少女を通じて毒があなたの槍に満ちていく
GM:そして、槍が完全に完成すると同時……地面に刺さった小さな"鏃"は砕け散る。
GM:かつて、怪物殺しの英雄が使ったと言われる、しかし現代ではつがえる事のできる弓が無い毒矢。
GM:その力のすべてが、あなたの槍に受け継がれる。
赤い目の少女:「あ……」小さく、少女の声
赤い目の少女:今度は生理反応ではなく、きちんと意志を感じさせる言葉
阿僧祇ナユタ:血に、毒に染まり、完成した槍
赤い目の少女:?「ありがとう」
阿僧祇ナユタ:しかし今、それには目もくれず、少女の言葉だけに意識を向けている
阿僧祇ナユタ:「………なんで」
阿僧祇ナユタ:「ありがとう、なんて……」
赤い目の少女:「これでやっと、意味がある……死に方が……」少女の赤い目と、あなたの目線が一瞬だけ交差する
赤い目の少女:さいごまで言葉を紡ぐ前に少女は崩れ落ち、動かなくなる。
阿僧祇ナユタ:その体を支える
阿僧祇ナユタ:息絶えようとする体に、無意味だとは分かっていても
阿僧祇ナユタ:気付けば動いていた
研究者:「アナザー___の機能停止を確認……よくやった、キミは完成だ」研究者の声が、再び響く
GM:抱えた少女の手が、あなたの槍に触れる。
阿僧祇ナユタ:「何を……」
GM:あなたにはわかる、手の中の槍は……圧倒的な力を持った遺産として"完成"した。
阿僧祇ナユタ:「…………」
阿僧祇ナユタ:そして俺は、その槍を────”ヒドラNo9”を手にとって
阿僧祇ナユタ:そして────
阿僧祇ナユタ
GM

そこで、阿僧祇ナユタの意識は微睡の底より浮上する。


GM:雀の声がする、朝の埃っぽい空気の匂いと、差し込む陽光を感じる。
GM:あなたが隣の県から高速道路に乗ってこのD市にたどり着いたのが深夜。
GM:そのまま街に降りて、宿を探す前に一休み……と思って、そのまま寝てしまっていたようだ。
阿僧祇ナユタ:「つっても、この金じゃ、な……」
阿僧祇ナユタ:財布やポケットをまさぐっても、小銭が数枚出てくるばかり
GM:あなたがポケットをまさぐって、視線を戻すと
GM:___あなたの顔を、赤い目が覗き込んでいた。
阿僧祇ナユタ:「宿どころかメシも───」
GM:超至近距離である、互いの吐息が感じられる。
阿僧祇ナユタ:「…………」言葉を失う
赤い目の少女:「あ、起きた」
GM:目の前の唇が動く、どうも幻覚ではなさそうだ。
阿僧祇ナユタ:忘れられるはずもない、あの瞳が それこそ夢に出てくるほどに──
阿僧祇ナユタ:それが今、どうしてか目の前に
阿僧祇ナユタ:頬を強めにつねっても、痛みが返ってくるばかり
赤い目の少女:「あはは、何してんの」
赤い目の少女:少女が一歩、後ろへ歩く
赤い目の少女:彼女が履いている厚手のブーツの、硬い足音が響く。
阿僧祇ナユタ:「え…………何って……た、旅……かな……?」
赤い目の少女:「大丈夫? 立てる?」少女がナユタに、手を差し出す。
赤い目の少女:可笑しそうに、けらけらと笑いながら
阿僧祇ナユタ:気が付けば 差し出されるがままに、その手を取って立ち上がる
赤い目の少女:「旅? 今そんなことしてるの?」
GM:少女の手は暖かく、わずかに湿って……よく見れば、少女の全身が少しだけ濡れている。
阿僧祇ナユタ:確かに感じる体温に、幻覚や夢の類でないとやっと確信して
阿僧祇ナユタ:「俺の居場所なんて………どこにも、ないから」
阿僧祇ナユタ:「………っていうか、雨にでも降られた?それとも……この町はそういう流行りが?」
赤い目の少女:「おっ、あたしもだ……おそろいじゃん」
赤い目の少女:「ん? なんかドカーンって音がして、気が付いたら川のそこー」
赤い目の少女:危なく溺死だったよー、と笑いながら続ける。
阿僧祇ナユタ:「ひ、瀕死って………」
阿僧祇ナユタ:「死…………そうだ、なんで………お前は……あの時……」
阿僧祇ナユタ:他でもない、自分自身の手で
赤い目の少女:「ん、なんでか生きてたみたい」首傾げ
赤い目の少女:「ま、たぶん研究者連中がまた遺産でなんかやったんでしょ」
赤い目の少女:「___あそこで死んでおけたら、良かったのにね」
阿僧祇ナユタ:「そ、そう…………」言葉が出てこない
阿僧祇ナユタ:分からないことだらけで、夢の方がまだ現実的で
阿僧祇ナユタ:それでも、1つ言わなければならないことを心に決めて、口を開く
阿僧祇ナユタ:「………死んでおけばよかった、なんて……言わないで、くれ」
赤い目の少女:「……」その言葉に、呆気にとられた表情
阿僧祇ナユタ:少女の手を取って、赤い瞳を見つめて
赤い目の少女:「わっ……せ、積極的だなぁ……あたしら殆ど初対面で、互いに名前も知らないのに……」
阿僧祇ナユタ:「俺も……生きる理由も、未来も明日もないけど……償い切れない、罪だってあるけど」
阿僧祇ナユタ:「…………生きてる」「だから………」
阿僧祇ナユタ:「………そうだ、名前………俺の名前……」
阿僧祇ナユタ:「阿僧祇ナユタ……自分で適当に付けた名前だけど」
阿僧祇ナユタ:「なんか、数字の……単位らしい」「No9とか、小さい数字で呼ばれてるのが、嫌だったから……」
赤い目の少女:「ナユタ? へー、かっこいーじゃん!」無邪気に笑う
赤い目の少女:「よろしくね、ナユタ」
ミツキ:?「あたしはね、私は……ミツキ?」なぜか、自己紹介をしながら首を傾げる
ミツキ:「じゃあ自己紹介も終わったところで! ナユタにちょっとお願い!」
阿僧祇ナユタ:「ミツキ………お、お願い?」
阿僧祇ナユタ:依頼料は、と言いかけて、口をつぐむ
ミツキ:「うん」
ミツキ:へい、そこのお兄さん」
ミツキ:「_____もう一回、あたしと殺しあわない?」
GM:笑顔のまま、一切の悪意なく、ミツキはナユタに……殺意を向けてくる。
阿僧祇ナユタ:俺に……できるのは するべきなのは
阿僧祇ナユタ:”殺さない”ことだ 彼女も、自分も
阿僧祇ナユタ:「殺し殺され、なんて……もうまっぴらごめんだからよ」
阿僧祇ナユタ:「ミツキ………戦るなら、やろう」
阿僧祇ナユタ:槍は手にせず、拳を固めて
阿僧祇ナユタ:しかし、口元は僅かに緩む
阿僧祇ナユタ:それは、向けられた殺意、迫ってくる過去に対しては、どこか楽観的で、しかし、心から、そう思った
阿僧祇ナユタ:「……今日は、少しついてるかもな……!」



GM:シーンアウト
GM:シナリオロイスは、小百合さん、ともえさん、紅葉さんが「デラーシュ」
GM:ナユタさんは「赤い目の少女」を「ミツキ」にしてもいいです、任意でどうぞ
更科紅葉:はーい<シナリオロイス
兼城小百合:はい
園原ともえ:"デラーシュ"/任務/○悪 で以上!
兼城小百合:デラーシュ 共感/○ド三流 で
更科紅葉:ではシナリオロイス、デーラシュに対して。
更科紅葉:下衆【デラーシュ@オマエがヒトと言うならば、私もヒトと言えるだろう/◯殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す】
更科紅葉:を取得して以上です。
阿僧祇ナユタ:ミツキ 距離が近い/〇悔悟
更科紅葉:■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■20210128

ミドルフェイズ/シーン1/「失って取り戻す」

GM:シーンプレイヤー:更科紅葉、兼城小百合、園原ともえ
GM:シーンインお願いします。
園原ともえ:36+1d10
DoubleCross?:?(36+1D10)?→?36+3[3]?→?39

更科紅葉:更科紅葉の侵蝕値を1d10(→?0)増加?(49?→?49)
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕値を1d10(→?8)増加?(49?→?57)
兼城小百合:兼城 小百合の侵蝕値を1D10(→?3)増加?(38?→?41)

GM:____視界が暗い。
GM:___身体に圧迫感を感じる。
GM:_あなたは今、生き埋めになっている。
GM:とっさの防御か、運が良かったのか……あるいはリザレクトのおかげか、身体を動かす事に支障はなさそうだ。
園原ともえ:「おりゃー!!」瓦礫が炸裂する音。
園原ともえ:「けほ。いつの間に埋まってたんだろう……」周囲を見渡す。
更科紅葉:どごん! 続いて、瓦礫の山が内側から弾け飛ぶ。
園原ともえ:「……紅葉さん!ご無事でしたか!」
更科紅葉:「用意周到ねぇ……」
兼城小百合:《急速分解》
兼城小百合:《急速分解》《急速分解》
更科紅葉:鬱陶しそうに、ホコリまみれの長い髪を払いあげて。
兼城小百合:瓦礫の一角が罅割れ、砕け、砂のように崩れていく
更科紅葉:「ええ、そちらも大丈夫そうね、シーウィード」
更科紅葉:「それに、一子村正も」
兼城小百合:「……っけほ、けほ」砂の山からぼふんと顔を出した
園原ともえ:「はい!小百合さんも!」
兼城小百合:「あー、びっくりした」
更科紅葉:砂のように崩れた瓦礫の一角を見やり。
GM:あなた達が周囲を見渡すと、古臭いながらも荘厳な屋敷は完全に瓦礫の山へとリフォームされていた。
園原ともえ:釘打ち機に変形していた右手の十得指を指に戻す。これで瓦礫を吹き飛ばした。
兼城小百合:ひらひらとかるく手を振り、砂山から出る。ぱんぱんと服についたものを払って
園原ともえ:「…………」
園原ともえ:「ミツキさんは?」
GM:光樹を探してともえが周囲を見渡すと、足元に見覚えのあるモノを見つける
GM:光樹の依り代であるはずの弩型の遺産が、瓦礫の上に無造作に転がっている
園原ともえ:「……弩、だけ?」
更科紅葉:「身体は瓦礫の下か、あるいは──」
園原ともえ:足元の弩を手に取り、注意深く観察する。確かにミツキさんの物に間違いはないが……
園原ともえ:《十徳指》。両手をシャベルに変形して、遺産の周囲の瓦礫を取り除きます。
GM:恐らくデラーシュの被害者だろう人間の骨こそ出てくるものの、光樹らしき姿は見えない。
更科紅葉:「変ねぇ──」違和感に気づき。
園原ともえ:「…………く」一しきり瓦礫を払いのけた者の、探し人は見当たらず、
GM:周囲から、気配もしない。
兼城小百合:「……ふむ」
更科紅葉:「弓崎光樹も、イリーガルなのでしょう?」園原ともえに問う。
園原ともえ:「あいつが……デラーシュが連れて行った?」
園原ともえ:「はい。この遺産の弩を本体とするRBのUGNイリーガルです」
兼城小百合:「あれだけ弩を持って嬉しそうにしていたのに、今度は弩だけ棄てて、本体は行方不明」
兼城小百合:「まぁ、そう考えるのが妥当、かつ最悪の展開ですね」
園原ともえ:「……探しましょう!早くミツキさんを助けないと」
更科紅葉:「そうねぇ──」と、思案顔。
園原ともえ:FH研究者の意図は分からないが、奴の逃げ場を突き止めることが最善であろうと考える。
更科紅葉:「瓦礫の下に居る可能性は、さほど高くないと思うわぁ」
更科紅葉:「それに、あの男が連れて行ったというのも、どうかしら?」
兼城小百合:「私達が瓦礫の下に埋まっている間に、弩を棄てて彼女だけトンズラしたと?」「それこそどうでしょうね」
更科紅葉:感情がフラットになったことで、交わされた会話を思い出す。
園原ともえ:「ですが、現実にそうなっています」
更科紅葉:「ええ、いないことは事実。逆に言えば、確定しているのはそれだけ」
GM:そうして、あなた達が現状について話し合っていると。
兼城小百合:「底から先は、手がかりがない以上推測ですらない、と」
更科紅葉:「本気で探すつもりがあるのなら、思い込みや願望は分けて考えなさい、UGN」
更科紅葉:「そういうことねぇ、一子村正」
更科紅葉:「携帯の類などは持っていないの、彼女は?」
GM:ともえは光樹のアドレスを知ってます、しかし連絡しても反応はありません。
園原ともえ:「先ほど連絡してみましたが、今のところ応答はありません」
更科紅葉:「少なくとも、応答がないと言う事実が追加されたわねぇ──」
GM:「____誰かいるかー! 生きてるかー!?」瓦礫の向こう側、恐らく門の方から叫び声が聞こえる。
園原ともえ:「……む」叫び声に耳を傾ける。門の方から。
兼城小百合:「携帯は通じず、瓦礫の下にはいそうになく」「なら、こんな埃っぽいところにいつまでもいる理由も──?」
兼城小百合:「おや」
更科紅葉:「騒ぎになるかもしれないわねぇ──」
GM:瓦礫の間からスーツ姿の男が顔を出し、安心した表情であなた達の方を見る
GM:その恰好や佇まい、現在の惨状に驚いていないところから
GM:3人は、目の前の男がUGNの人間であるとわかる
園原ともえ:「ええと、UGNの方でしょうか~」眼前の男の人に。
更科紅葉:「応援といったところ、シーウィード?」
GM:「デラーシュのやつに、全員やられちまったのかと気が気じゃなかったぜ……」
兼城小百合:「御機嫌よう。こんな埃っぽいところまでご足労お疲れさまです」
GM:「ああ。?俺は天地、日本支部所属のエージェントだ」
園原ともえ:「みたいですね。私は園原ともえです」
園原ともえ:ぺこり。
更科紅葉:「あの男なら挨拶もそこそこに、姿をくらましたところ」
エージェント天地:「おう、よろしくな」
更科紅葉:いらただしげに、髪をかきあげる。
エージェント天地:「まあ応援って事になる、んだが……デラーシュを追ってんだがな」
兼城小百合:「我々は彼の置き土産をまんまともらってしまったわけです」
エージェント天地:「俺も似たようなもんだ」?よく見れば、天地の着ているスーツも傷だらけであり満身創痍と言った様子だ。
更科紅葉:「で。私としては、あの男の方を探したいのだけれども──」
更科紅葉:「UGNとしての優先順位は、弓崎光樹の捜索になるのかしら?」
園原ともえ:「……並行しましょう。手掛かりが見つかった方から優先します」
兼城小百合:「まぁ、今彼女が申し上げたとおり」
エージェント天地:「弓崎ってイリーガルだよな、行方不明なのか……とりあえず情報共有と整理をしたいんだが」
兼城小百合:「本体の弩を残して、弓崎光樹が行方不明」
エージェント天地:「本体? またデラーシュの野郎が妙な細工でもしやがったか……」苦々しげな表情、何度も逃がしているのだろうと伺える。
更科紅葉:「弓崎光樹の弓を拾った時に、言っていたわねぇ」
更科紅葉:「『次の目的が決まった』と」
エージェント天地:「……急いだほうが良さそうだな、そのパターンで今まで何人もあいつに玩具にされてる」
エージェント天地:「ただ、その前に……アイツの能力は喰らったか? 意味わからねーが、悪趣味なやつだ」
兼城小百合:「意味不明かつ悪趣味。全面的に同意します」
更科紅葉:「ええ──」笑みを浮かべ、応じる。
園原ともえ:「……個人情報を読み取って、言葉で幻覚見せてくる術のことですかね」
更科紅葉:「『覗かれ』たわぁ」
更科紅葉:表情と丁寧な言葉づかいに相応しくない
更科紅葉:ぞっとするような声音で。
園原ともえ:「(……奴はミツキさんの情報も覗いていた。どうやら、人間体の元はFHチルドレンだったらしい、ですが)」
更科紅葉:「なので私としては、一刻も早くあの男と再開したいわねぇ」
園原ともえ:「(遺産RBの依代として、FHチルドレンと合体していて)」
エージェント天地:「あんまり焦るなよ……出遅れた代わりに、アイツの潜伏場所と能力についての情報を集めてきた」
更科紅葉:「その辺りから、手繰り寄せてみるのも有りかもしれないわねぇ──」
園原ともえ:「(デラーシュはあの時、弩との接続を切った。だから人間体の方は意識を失った)」
GM:では、情報項目
園原ともえ:「(……接続が切れて、FHチルドレン本人が息を吹き返した?)」
更科紅葉:はーい<情報項目
兼城小百合:はーい
GM:1.▼【デラーシュ】:<情報:UGN><情報:噂話>6/10
2.▼【デラーシュの異能について】:<知識:レネゲイド><情報:UGN>12

GM:3.【潜伏場所】(判定成功でミドル戦闘へ移行可能):<情報:噂話><情報:UGN>7
園原ともえ:1.▼【デラーシュ】:<情報:UGN><情報:噂話>6/10
園原ともえ:コネ付きで情報:UGN判定
園原ともえ:5dx+2>=10
DoubleCross?:?(5DX10+2>=10)?→?9[1,4,7,9,9]+2?→?11?→?成功

園原ともえ:OK!
GM:素晴らしい
更科紅葉:ないす!
更科紅葉:では続けてこちらが
更科紅葉:2.▼【デラーシュの異能について】:<知識:レネゲイド><情報:UGN>12
更科紅葉:にチャレンジします。
更科紅葉:コンボ【点鬼簿】(生き字引/コンセ)を使用。侵蝕率+3
更科紅葉:5dx7+6>=12
DoubleCross?:?(5DX7+6>=12)?→?10[1,2,4,6,8]+10[10]+10[7]+1[1]+6?→?37?→?成功

園原ともえ:凄い回った!
兼城小百合:ではでは続いて私が
GM:すごい
GM:どうぞ
兼城小百合:3.【潜伏場所】(判定成功でミドル戦闘へ移行可能):<情報:噂話><情報:UGN>7
兼城小百合:挑戦します
兼城小百合:コネ:噂好きの友人 使用
兼城小百合:情報:噂話で
兼城小百合:4dx+1>=7
DoubleCross?:?(4DX10+1>=7)?→?9[3,4,5,9]+1?→?10?→?成功

兼城小百合:他愛なし
GM:スムーズ
更科紅葉:よかよか
GM:では発表
GM:▽【デラーシュ】
6 FHの研究者、筋金入りの享楽主義者であり、結果よりも過程となる思索や思考にこそ価値を見出す。
他人の意識や能力、矜持を玩具のように弄び、起こった惨事は相手側がそうであったのが悪いと嘯く外道。


10 デラーシュの正体は、FHセル"ライハブ"によって改造された意思を持つ遺産"No.8?奇知の教典"である。
権能は「理解」情報を知る力と、共感を押し付けることで精神ダメージを与える解釈攻撃の力を契約者に与える。

本来はコミュニケーションを支援する遺産だが、宿っている意思がジャームと化しているため、一方的な理解はできても相互理解は不可能。
適合者の自我を操作したり、乗っ取ることで自身の肉体として用いる(現在確認されている姿も、適合者であったFH研究者のもの)



GM:▼【デラーシュの異能について】:<知識:レネゲイド><情報:UGN>12
デラーシュの能力は、自身もしくは能力の媒介としての機能を持たされた人工ジャームの《ワーディング》圏内で強化される。
《ワーディング》圏内においては心理的な隙を突くことで、完全に相手を手玉に取ることができる。
この能力の強化は、デラーシュの欲望を超える衝動をぶつけることで無効化することができる。
この情報を知った上で、誰か一人が《ワーディング》を使用〈意思〉12の判定に成功することで、翻弄されず戦闘が行える


GM:そして小百合の調査の結果、デラーシュはD市郊外に広がる放棄されたニュータウン計画の跡地に潜伏していることが分かった。
GM:また、《ワーディング》を使用した判定はエフェクトやEEで補正はかけられます。

GM:ともえがエージェント天地と共に、屋敷跡地を掘り返すと
GM:壁に隠されていた金庫の中に、かつて犠牲になったのだろうチルドレンたちがデラーシュに一矢報いようと情報を書き残したメモを発見する。
GM:そして、あなた達は新しい情報と自分たちが持っている情報を合わせて調査することで、デラーシュの正体にたどり着く。
園原ともえ:「……デラーシュは、"No.8?奇知の教典"と呼ばれる意志持つ遺産」
園原ともえ:「ジャームは解釈違いなので当然相互理解はできない」
園原ともえ:「あの人間の男の方……適合者も意志を遺産に乗っ取られているだけ」
園原ともえ:「遺産の機能は、他者の理解と共感押し付けによる解釈攻撃の能力を適合者に与える」
園原ともえ:「……だ、そうです」凡そメモに書いてあった内容と、既知の情報を纏めて述べる。
園原ともえ:「……ミツキさんの人間体を持って行ったのって、身体を乗り換えるため?」
更科紅葉:「可能性としては、考えられるわねぇ」
園原ともえ:「怖いですね、ミツキさんを見つけても警戒を解けない、と」
エージェント天地:「……気色悪ぃな、アイツ」
更科紅葉:「それになにより、デラーシュの不死身の『理由』がそれということになるのかしら」
兼城小百合:「何度撃退しても姿を変えて蘇る。なるほど、そもそも死んでないんですものね」
園原ともえ:「ですね。身体が壊れたらまた新しい身体に乗り換えるだけなら」
園原ともえ:「遺産本体の方を、何とかしないといけません」
更科紅葉:「タネが判れば、と言うやつねぇ」
更科紅葉:感情を切り離し、当時の状況を分析する。
更科紅葉:一人一人──と言うよりは、まとめて『覗かれた』感覚。
更科紅葉:そしてその時感じた、微小な違和感。あれは──
更科紅葉:「ワーディングねぇ、九分九厘」
園原ともえ:「……ワーディング、ですか?」
兼城小百合:「ほう。その心は?」
更科紅葉:「簡単なことよぉ、一子村正」
更科紅葉:「遺産の力を使ったとて、一人一人の記憶や心を覗くのは、手間がかかるでしょう?」
更科紅葉:「で、あれば。『効率』を良くしなければならない。理想でいえば、おそらく直接接触することが望ましいのでしょうけれど」
更科紅葉:「要は、効率よく対象と繋がればいい」
更科紅葉:「熱やエネルギーを伝えるにしても、伝導するモノがあれば容易になるわよねぇ?」
更科紅葉:「あの遺産がしているのは、それ」
園原ともえ:「周囲の多数と繋がるための媒介に、ワーディングが使われているということですか」
更科紅葉:「ええ、そうよぉシーウィード」
更科紅葉:「あの遺産がやっているのは、そうしたこと」
更科紅葉:「なので、こちらもタネが割れて、対策は簡単と言ったところねぇ」
園原ともえ:「なら、その対抗策はワーディングを封じること……?」
更科紅葉:「そういうことねぇ」
更科紅葉:「無効化する必要はないわぁ」
園原ともえ:「……?」
兼城小百合:「どんなに切れ味の良い刀でも、腹を叩くか刃筋をずらしてやれば受けるのは難しくありません」
更科紅葉:「少しばかり、かき乱してやるだけで十二分」
更科紅葉:「そういうことねぇ」
園原ともえ:「……なる、ほど」納得したかのように首をうんうん振る。
エージェント天地:「すげぇな、この短時間でそこまで気が付くかよ」
エージェント天地:素直に感心した様子
兼城小百合:「お手柄ですね、鏖」
更科紅葉:「これで少しは汚名を返上できたかしらぁ?」
園原ともえ:「そこまで分かれば、デラーシュと相対したとしても」
園原ともえ:「先の様な状況にはならないはず!」
園原ともえ:「あとは、行方が分かれば……」
兼城小百合:「さて、じゃあ次は私が汚名を雪ぐ番ですね」
園原ともえ:「お」
兼城小百合:「D市郊外は、放棄されたニュータウン計画の跡地」
兼城小百合:「十中八九そのあたりでしょう」
園原ともえ:「おお!!」
更科紅葉:「今度は私が根拠を聞いていいのかしらぁ、一子村正?」
兼城小百合:「爆発にまぎれたとしても、極端に遠い場所に行くのは簡単ではありません」
兼城小百合:「そして、逃げる途中でエージェントと遭遇した。彼の人柄からして、私達をわざと待たせて迂回するとも思えませんし?」
兼城小百合:「だいたいの方角は絞れましたから、あとは地図に照らし合わせて、エージェントから身を隠せるような場所を探すだけです」
園原ともえ:「ニュータウン計画の放棄された場所であれば、隠れられそうなところはいくらでもありそうですね」
兼城小百合:「その点、あそこはなにかと便利です。移動に便利な能力を持っていた場合は、もうすこし考え直す必要がありましたが」
兼城小百合:「……どうも、そういうわけでもないのでしょう?」
園原ともえ:「……遺産の能力はあくまで理解と共感ですからね」
園原ともえ:「適合者の方にそういった能力がなければ……」
兼城小百合:「そのあたり、なにかありませんか、エージェント」天地の方を見て
エージェント天地:「俺が戦った時にそれらしいのは見なかったな」
園原ともえ:「私達の時も、それらしい能力はなさそうでしたね」
更科紅葉:「理には適っているわねぇ」
園原ともえ:「行ってみる価値があるなら、早速行ってみましょう!」
兼城小百合:「であれば、ひとまずの目的地としては十分でしょう」
園原ともえ:ふんすふんす。気後れもなく、意気込みは十分だ。
エージェント天地:「早速攻撃か、んじゃ俺も……と……言いたいんだが」
更科紅葉:「なら、移動するということでいいのかしらぁ?」
園原ともえ:「天地さん?」
エージェント天地:「悪ぃ、さっきの遭遇戦でからっけつでな」と、かなり侵食されきっている右手をひらひら振る。
更科紅葉:「なら後始末で働いてもらいましょう」
エージェント天地:「移動やらと後始末の支援はできるが、戦力はアテにしないでくれ」
園原ともえ:「……と、それは失礼しました。追跡は私達だけで大丈夫です」
兼城小百合:「了解しました。銃後のことはおまかせします」
エージェント天地:「すまねぇ。 あの野郎、愉快半分で繁華街に突っ込むとか言い出しやがったから、止めないわけにもいかなくてな……」
兼城小百合:「私の話の信憑性が揺らぐのでそういう話を後出ししないていただけますかエージェント」
更科紅葉:「だいじょうぶよぉ」
園原ともえ:「全く、性格が悪い遺産ですね。ミツキさんと大違いです」
園原ともえ:両手で大事そうに抱える、遺産の弩をちらりと見つつ。
エージェント天地:「そっちには行かせなかった! つまり村正の言った方だろうさ!」
園原ともえ:「(……今度は、私がミツキさんを助ける番だ)」
エージェント天地:「んじゃ、車を調達してくる……準備だけ済ませといてくれ」
兼城小百合:「……ひとまず、行ってから考えることに致しましょう」
園原ともえ:「はい!ありがとうございます!」ぺこりと天地さんに
更科紅葉:「ええ、なんにせよ──」
更科紅葉:「アレが『愉快』と思うような事態に、させるつもりはないわぁ」再び笑みを浮かべて──
兼城小百合:「──さて。彼には」「私の理想のため、死んでもらいます」


GM:シーンアウト
GM:ロイスと購入の申請があったらどうぞ
園原ともえ:ロイス保留。
兼城小百合:ロイスはうーーん……保留で。
園原ともえ:ホローポイント弾、目標値10
園原ともえ:3dx+1>=10?
DoubleCross?:?(3DX10+1>=10)?→?9[3,9,9]+1?→?10?→?成功

更科紅葉:ロイス UGNチルドレン【園原ともえ@借り/◯恥辱】を取得。5つ目
園原ともえ:わぁい!
園原ともえ:以上
更科紅葉:UGNボデマをチャレンジ。
兼城小百合:購入はボデマでもてきとうに
更科紅葉:手配師使用で+3D
更科紅葉:6dx+1>=12 UGNボデマ
DoubleCross?:?(6DX10+1>=12)?→?10[2,3,8,8,9,10]+1[1]+1?→?12?→?成功

兼城小百合:2dx+1>=12
DoubleCross?:?(2DX10+1>=12)?→?3[3,3]+1?→?4?→?失敗

更科紅葉:お、ぴったり。購入成功。装備します。
兼城小百合:うーん失敗。以上
GM:よし、シーン進行



ミドルフェイズ/シーン2/「運命に抗えない」

GM:シーンプレイヤー:阿僧祇ナユタ
GM:シーンインどうぞ
阿僧祇ナユタ:40+1d10
DoubleCross?:?(40+1D10)?→?40+7[7]?→?47

GM:D市郊外、ニュータウン計画跡地。
GM:かつて法外な予算諸々を投入し計画されたものの、地方の過疎化などが原因で失敗した街。
GM:今では住民も殆どいない、新しいだけの廃墟の街で
GM:あなたとミツキは戦闘に突入してた。
ミツキ:「槍は出さないの? それとも置いてきた!?」エフェクトによる強化も何も施されていない雑な狙いの弾丸が、ナユタに襲い掛かる。
阿僧祇ナユタ:「………!槍使ったらどうなるか……お前が一番分かってるだろ……その体で!」
阿僧祇ナユタ:粗雑の狙いの弾丸は、オーヴァードの身体能力と勘によってなんとか回避できる
ミツキ:「だから使って欲しいんじゃん!」マガジンを打ち尽くしたハンドガンを雑に投げ捨て。
ミツキ:《折り畳み》で収納してたナイフを取り出し距離を詰めて切りつけてくる
ミツキ:「あの槍なら、確実に私を殺せるよー? それともアレ? 縛りプレイ?」
阿僧祇ナユタ:「俺が縛りたいのは……お前の方だけどな!」
阿僧祇ナユタ:ナイフを避けながら隙を伺う
ミツキ:「なにそれ。 束縛する男は嫌われるぞー?」少し不満そうに
阿僧祇ナユタ:頬や服にいくつか切り傷を付けながら……タイミングを見計らって、体当たり
阿僧祇ナユタ:対格差と勢いに任せただけの攻撃だが、共に床に倒れこみ、四肢を押さえつける
ミツキ:「ぐっ……!?」避けることは当然できず、呻き声を上げながら床に押さえつけられる
阿僧祇ナユタ:「はぁ…はぁ……一旦、落ち着いて話、しようぜ」
阿僧祇ナユタ:「それまで離すつもりは、ないぞ」
ミツキ:「何さ、口説くにしても、もうちょっと上手くやって欲しいなぁー」わざとらしく目を潤ませながらも、手足を動かして脱出しようとする。
ミツキ:「私らにとっては、これが会話みたいなものでしょ? ……戦うための身体なんだし」
阿僧祇ナユタ:「口説くとかそういうのじゃ……!」「戦うための体って…‥そりゃそうかも知れないがさぁ……」
阿僧祇ナユタ:「………そう作られたとしても、だよ」
阿僧祇ナユタ:「生まれた後で……俺らをそう作ったクソ野郎の思うままに生きなくても、良いんじゃないか」
阿僧祇ナユタ:自分はといえば、結局、セルを抜け出してからも生きる理由も見つからないままだ
ミツキ:「どうかな、こう作られた側にも……責任ってあると思うんだよね」と、言って、いつのまにか抜け出していた右手で服の第一ボタンに手をかけて、胸元を緩める。
阿僧祇ナユタ:だがそれでも、そういう運命に抗って見せようと、答えを見つけようと、さ迷っていて───
阿僧祇ナユタ:「お、おい!いったい何を……!」
GM:ここまでのぶつかり合いで、あなたは"何か"に気が付いていた
GM:?▼【"アナザーアーク"ミツキについて】:<白兵><運転><射撃><交渉>?難易度6/12
GM:イージーエフェクトの使用で目標値を下げることも可能かもしれません。
阿僧祇ナユタ:じゃあ例えば……《ブラッドリーディング》とかは…!
GM:可能です、ミツキは攻撃しくじったりで血を流しています、そして今組み伏せてます。
GM:目標値を10にしましょう、あと成功したらちょっとした追加情報を
阿僧祇ナユタ:では射撃で判定を
阿僧祇ナユタ:4dx+3
DoubleCross?:?(4DX10+3)?→?9[2,5,8,9]+3?→?12

GM:見事
阿僧祇ナユタ:激しいボディランゲージ(殺し合い)によって全てを理解しました
GM:では公開
GM:▽【"アナザーアーク"ミツキについて】
6 FHセル"ライハブ"出身のFHチルドレン(ナユタもかつて実験体として所属していたセル)
シンドロームはエンジェルハイロウ/モルフェウス/ブラム=ストーカー。
明るく振舞うが、身に宿した能力の性質から無我を通り越して自棄に近い性格の自己破滅型。

GM:12 ミツキの宿す能力は「遺産の強化」(シンドローム相当の能力も使えるが、一線級には程遠い)
遺産を収める柩(ウツワ)、あるいは遺産に使われる躰として特化調整されたオーヴァードであり
自我を遺産に浸食されて損耗する事と引き換えに、どのような遺産にでも適合し"使われる"事が出来る。

そして、現在も何らかの遺産の影響下にあるようだ。


GM:以上の事を、理路整然ではなくとも、感覚的に理解することができる。
GM:そして追加情報
GM:「なんでか生きていた」「研究者がまた何かやった」「よく知らないけど」____
GM:___嘘だ、とナユタにはわかる。
GM:ミツキは現在の自身の状況を自覚し、何か目的をもって行動し、あなたに襲い掛かってきた。
阿僧祇ナユタ:「………!」血を通じて、相手のことが”分かって”しまう能力
阿僧祇ナユタ:殺してしまう相手のことなんて知りたくない、と嫌っていた力だったが……
阿僧祇ナユタ:今ばかりは、ありがたいと思っている
阿僧祇ナユタ:「お前は……ミツキは……何の目的でこんなこと……」
ミツキ:「だから言ったじゃん、殺してって」
阿僧祇ナユタ:「せっかく……生きてるのに、か?」
GM:あなたの視界の端、緩んだミツキの胸元で刺青のような何かが動いた……ようにナユタには見えた
ミツキ:「生きてたってまた遺産になるだけだよ、私」
阿僧祇ナユタ:「じゃあ、俺が、させない」
阿僧祇ナユタ:「これでどうだ?」
ミツキ:「……ははっ、何それかっこいーじゃん」
ミツキ:「……」少し考え込む様子で、目を閉じる
GM:では今ここで、あなた達の体制を外から見てみよう。
阿僧祇ナユタ:潤んだ目、はだけた胸元
GM:あなたはミツキが動けないように抑え込んでいる、女子としては少し身長が大きい彼女だが、抑え込むのはそう難しくない
GM:そして、ここは人気のない廃墟である。
阿僧祇ナユタ:そういうものに、興味がないわけでもないが
阿僧祇ナユタ:少なくとも今は、ミツキを止めることに必死で、つまりそういう事への意識は薄れていて────
阿僧祇ナユタ:そういう言い訳は、通用することもないだろうが……
GM:____そこで突如、壁を粉砕しながら
GM:何かが、あなたを横合いから殴りつけた。
阿僧祇ナユタ:「がァっ!」壁を打ち砕くような膂力は、オーヴァードでも相当な力が無ければ出せないものだ
阿僧祇ナユタ:当然、吹き飛ぶ
人工ジャーム:人を継ぎ接ぎにしたような不気味な姿のジャームが、あなたに拳を向けている。
阿僧祇ナユタ:「………邪魔すんなよ、今ミツキと話してたんだ」
ミツキ:「……うん?」目を開いて、ミツキも驚いて顔を上げる。
阿僧祇ナユタ:「……知り合いか、このツギハギ?」
ミツキ:「……まあ、えーっと」
GM:「素直に同輩だと言えばいい!」
デラーシュ:「探したぞ! 次はあの3人の誰にするか迷っているのだ、手間をかけさせてくれるなよ!」ジャームたちの後ろから
デラーシュ:胡散臭いという言葉が形を成したような男が現れる。
ミツキ:「デラーシュ……」ミツキは苦虫を?み潰したような表情で、男の名前を呼ぶ。
阿僧祇ナユタ:「一目で分かるよ、あんた……俺に実験してた連中と同じタイプだ」
デラーシュ:「ふむ?」ナユタの方を見る
阿僧祇ナユタ:背負っていた筒状のケースから忌まわしき槍の遺産を……”ヒドラNo9”を抜く
デラーシュ:《インスピレーション》
ミツキ:「ダメ! ナユタ、逃げ……っ!?」途中まで言ったところで、ミツキが苦しそうに胸元を押さえる
デラーシュ:「その槍……ヒドラNo9か、それは読むまでもなく知っているぞ、紛失した遺産……まさかお前のような者が持っていたとはな!」
デラーシュ:「とんだ拾い物だ、今日は素晴らしい日だな!」
阿僧祇ナユタ:「あんたみたいな奴には……こいつを振るうのに躊躇なんてしない」切っ先を向ける
阿僧祇ナユタ:「ミツキ……大丈夫なら返事してくれ!」
デラーシュ:《ワーディング》
デラーシュ:「少し黙らせただけだよ、傷がついては私が困る」
デラーシュ:「それより……君、その槍を本当に振るえるのかね?」
デラーシュ:「多くの者が、キミの槍には憑いているようだが……」
阿僧祇ナユタ:「振るえちまうんだ、悲しいことにな」
GM:ナユタが手元を見ると、地面から多数の手が槍に絡みついているのが見える。
GM:身体がじわじわと重くなり、能力が思うように発動できなくなる。
阿僧祇ナユタ:「………!夢や幻覚……じゃねえな」「今日はこんなのばっかりか」
デラーシュ:「お前が持つには過ぎた代物だ……」デラーシュがナユタの槍に、手を伸ばす。


更科紅葉:更科紅葉の侵蝕値を1d10(→?10)増加?(60?→?70)
兼城小百合:兼城 小百合の侵蝕値を1D10(→?1)増加?(41?→?42)
園原ともえ:1d10+39
DoubleCross?:?(1D10+39)?→?5[5]+39?→?44


阿僧祇ナユタ:敵は2人、対してこちらはうまく動けず、得物を奪われようとしている
阿僧祇ナユタ:(こりゃ不味いか……)そう思ったその時
兼城小百合:──金槌の音。
兼城小百合:高く重く響き、その場の空気を“?つ”音。
兼城小百合:「心鉄、皮鉄、造り込み、素延べ、焼入れ」「断ち切れ、村正」
阿僧祇ナユタ:(新手か……?)
兼城小百合:飛来する、無数の刃。幻覚の中に切り込まれた楔は、赤熱し蒸気をまとう刀。
兼城小百合:切り拓かれた意識の隙間を──
園原ともえ:射貫く様な轟音が突く。
園原ともえ:雅とは程遠い、大気を裂く音と共に豪速の鏃が奔る。
デラーシュ:「なんだこの攻撃は……興味を惹かれるな!」とっさに人工ジャームの一体を掴んで盾にして、鏃を逸らす
園原ともえ:到達点はデラーシュの頭蓋。しかし命中することなく弾かれる。
阿僧祇ナユタ:(狙いは、俺じゃない……少なくとも、この男の敵なのは確かか)
園原ともえ:だが、それでいい。今の一射は奴の意志を削ぐためのデコイ。
ミツキ:「……」飛んできた鏃を見て、またも苦しげな表情
園原ともえ:「────紅葉さん!!」
更科紅葉:ではワーディングの判定から
更科紅葉:5dx+6>=12
DoubleCross?:?(5DX10+6>=12)?→?10[3,3,8,8,10]+8[8]+6?→?24?→?成功

園原ともえ:ブン回りぃ
更科紅葉:余裕ですね。
更科紅葉:ではデラーシュのくそったれな能力を無効化します。演出いくぜ。
更科紅葉:カツン──
更科紅葉:デラーシュの突入してきた反対側から、靴音が響く。
更科紅葉:現れたのは、一人の少女。
更科紅葉:隠そうともせず、嫌悪の眼差しをデラーシュと名のる存在へと向けて。
更科紅葉:気怠げに、その長い髪をかきあげる。
更科紅葉:瞬間。周囲を満たすは濃厚たる『鬼気』。
更科紅葉:それが触媒──デラーシュのレネゲイドウイルスを、貪り殺すように侵蝕し、消し去っていく。
更科紅葉:「──タネが知れれば、あっけないものねぇ」
更科紅葉:そして投げつけられる、侮蔑の一言。
デラーシュ:「ふむ、これは……私の力に対抗しようというのかね」
更科紅葉:「プライバシーを護る。あたりまえのことでしょう?」
デラーシュ:「もう知ってしまったのでね! あとは好奇心の赴くままだ!」
更科紅葉:「なら結構」
デラーシュ:そう言って、デラーシュは本を取り出し開く。
更科紅葉:「吹聴する前に、その口を閉じさせるだけ」
更科紅葉:応じるように、巨大な金棒を現出させる。
園原ともえ:「ミツキさんの身体を奪ったわけじゃない、ということは……」
更科紅葉:「勢い余ってしまっても構わないわよねぇ、シーウィード?」
園原ともえ:デーラシュの顔、ミツキさんの顔を順に眺めながら。
デラーシュ:「奪う? それはまだだ」
園原ともえ:「ええ!!FHは悪ですから!!」
デラーシュ:「ただ____リセットボタンは押したがね」
兼城小百合:「まぁ、中身に入ってる誰かには、悪いけど」
ミツキ:ミツキは気だるげにゆっくり起き上がると、ともえたちの方を見る。
ミツキ:「……」
園原ともえ:「……細かい話は後です」遺産の弩をデラーシュに向け、構える。
更科紅葉:「──いちいち癇に障る物言いねぇ」その言葉に、いっそう眉をひそめて。
園原ともえ:「まずは貴方を捕まえて、倒して、それから考えます!!」
ミツキ:そのともえの言葉に反応するように、銃を抜いて
ミツキ:ともえの方に向ける
ミツキ:「はじめまして」
園原ともえ:「……!」向けられた銃に、目をまん丸くして。
ミツキ:「私はミツキ、FHチルドレンだよ」
園原ともえ:「……やは、り」
兼城小百合:「さて、どうせ肉は《リザレクト》があるのだし」「FHは悪、なのでしょう」
ミツキ:「FHは悪、だっけ……じゃあ、私を殺してくれる?」
園原ともえ:「初めまして、園原ともえと言います」
園原ともえ:「ええ、FHは悪ですが。FHの配下全員が悪だとは思っていません」
園原ともえ:「遺産に適合された人の方のミツキさん……」
園原ともえ:「貴女が悪かどうかは、今から私が確かめます!」
ミツキ:「……」微笑むだけで、言葉を発しはしない。
更科紅葉:「ええ」
更科紅葉:「アナタが私たちの敵であるというのなら」
更科紅葉:「アナタの希望を叶える道理は無いわねぇ」
更科紅葉:「なので希望を通したいなら、まずは邪魔をしないでもらえるかしら、誰かさん?
兼城小百合:「……思ったより、分別はちゃんとあるのですね。いいでしょう」
阿僧祇ナユタ:「……あんたたち、ミツキの知り合いで、このオッサンの敵、で良いんだよな?」
兼城小百合:「悪か否かには興味はありませんが……私の理想に悖る所業。許すわけにはいきません」
園原ともえ:「その通りです!名前の知らない男の人!!」自信満々で。
阿僧祇ナユタ:「敵の敵は敵………いや間違えた、敵の敵は味方……ってことで」
更科紅葉:「ええそうねぇ、その認識で間違いないわ」
園原ともえ:「では、協力して頂けますか!?」
兼城小百合:「ひとまずはそれで結構ですよ。名前の知らない男の人」
阿僧祇ナユタ:「よろしく頼むぜ、知らない味方の人たち」
更科紅葉:「邪魔をするなら、アタナも敵な訳だけれども?」
阿僧祇ナユタ:「俺の名は阿僧祇ナユタ………偽名だ!」
更科紅葉:「呼び名があるのは助かるわぁ。足は引っ張らないでね、阿僧祇ナユタ」
園原ともえ:「私の名前は園原ともえ……本名(かどうかは知らない)!!よろしくお願いします!!」
兼城小百合:「一子村正。偽名(コードネーム)です」
更科紅葉:「“鏖”更科紅葉」



GM:【戦闘開始】
GM:▽ラウンド1
GM:【セットアッププロセス】
GM:宣言があればどうぞ
園原ともえ:なし
阿僧祇ナユタ:ないぞ
兼城小百合:なし
ミツキ:?FHチルドレン用エンブレム:捨て駒(スネア)の効果により、えらんだ対象を自分のエンゲージより離脱させる。
更科紅葉:ありません
ミツキ:この効果を対象は拒否可能、対象にするのはナユタ、デラーシュ、人工ジャーム
GM:ナユタさんはどうしますか、拒否しますか?
阿僧祇ナユタ:………拒否する!離れたくない!
GM:はーい
GM:では、エンゲージは
GM:【エンゲージ】
(『小百合』『ともえ』『紅葉』『人工ジャーム』)
10m
(『ナユタ』『ミツキ』)(『デラーシュ』)

GM:となります。
更科紅葉:おっとこちらに来ましたか、了解です。
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:行動値
GM:ミツキ(13)>ナユタ(11)>デラーシュ(10)>小百合(9)>人工ジャーム(8)>ともえ(7)>紅葉(5)/敬称略
GM:??メインプロセス <アナザーアーク>行動値13
ミツキ:マイナーなし
ミツキ:嘘を言いました
ミツキ:マイナー ラピッドファイアを装備
ミツキ:【光弾乱射】《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《赫き弾》
ミツキ:対象はエンゲージ1のともえさん……
園原ともえ:もぇーっ!?
ミツキ:以外で(人工ジャーム含める)
園原ともえ:あっはい
ミツキ:FH専用装備、ラピッドファイアの効果で対象を範囲(選択)に
ミツキ:6dx8+4???判定
DoubleCross?:?(6DX8+4)?→?6[2,3,4,4,6,6]+4?→?10

GM:人工ジャームはガード宣言、小百合さんと紅葉さんもリアクションお願いします
阿僧祇ナユタ:……そういう日も、ある……
更科紅葉:これはガードかな
更科紅葉:小百合さんはどうします?<リアクション
兼城小百合:度、ドッジかな……
兼城小百合:2dx>=10 まっわれぇー!
DoubleCross?:?(2DX10>=10)?→?7[5,7]?→?7?→?失敗

GM:今度こそダメージ!
園原ともえ:バディム……要ります?
GM:アッ
兼城小百合:ほしい
園原ともえ:バーディム!達成値+3
兼城小百合:7+3=10 つまり成功
更科紅葉:じゃあ私と人工ジャームがガードで被ダメージですね。
GM:くそっ! でも紅葉さんには命中したのでダメージ!
GM:2d10+9+8?装甲ガード有効
DoubleCross?:?(2D10+9+8)?→?11[4,7]+9+8?→?28

更科紅葉:装甲10+8+ガード4で22点軽減。6点ダメージ。
更科紅葉:HPが27になりました
人工ジャーム:装甲で5点軽減 23点ダメージ
GM:演出
デラーシュ:「さあアナザーアーク、振れた時に"らしい"武器を仕込んでおいた、存分に使うがいい」
ミツキ:舌打ちして、後ろポケットから《折り畳み》で収納してあったアサルトライフルを取り出し
ミツキ:ともえに銃口を向ける
園原ともえ:「っ……!!」
ミツキ:「……ごめんね」発砲、しかし発射の寸前に沿える手が僅かにずれて、照準が他のPCたちと、人工ジャームに向く。
園原ともえ:「!!」手のブレを捉え、それに応えるかの如く。"遺産"の弩にボルトを即時装填し、放つ。
園原ともえ:放たれたボルトは、紙となって飛び散り、飛龍のような形に再構成され。
園原ともえ:ミツキさんが撃ち放った弾丸のおよそ六割ほどを喰らい、飲み込む。
更科紅葉:手にした金棒を身体の前で構え、弾丸の大半を防ぎ切る。
更科紅葉:「邪魔をするなと──言わなかったかしらぁ?」
更科紅葉:防ぎきれなかった弾丸に肩を射抜かれ血を流しながら、苛立たしげに──
兼城小百合:「狙いが雑……いや、なにかを躊躇ってブレたのでしょうか?」ともえが放った飛竜の傘に隠れるようにとっさに移動しながら
デラーシュ:「ふむ……所詮遺産特化型、こんなものか」
園原ともえ:「……ミツキ、さん」顔がほころぶ。ほんの少しだけ、希望が見えた気がして。
阿僧祇ナユタ:(抗ってるのか……ミツキも)
ミツキ:「こっちに向かってきてくれたら、助かるんだけどなー」ははは、と笑っているが、表情は少し悲し気に見えた。
GM:メインプロセス <ヒドラNo9>行動値11
GM:行動どうぞ
阿僧祇ナユタ:ああ!
阿僧祇ナユタ:マイナーアクションはなし
阿僧祇ナユタ:メジャーアクションコンボ:ヒドラの毒
阿僧祇ナユタ:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《滅びの一矢》+《罪人の枷》
阿僧祇ナユタ:ヒドラNo9(栄光と勝利の槍相当)による射撃攻撃
阿僧祇ナユタ:対象は……デラーシュ!
阿僧祇ナユタ:7dx7+2
DoubleCross?:?(7DX7+2)?→?10[1,2,3,5,5,7,9]+3[1,3]+2?→?15

GM:回避宣言《原初の緑:命の盾》+《理知の城壁》を使って〈交渉〉で回避。
デラーシュ:10dx+4
DoubleCross?:?(10DX10+4)?→?10[1,2,3,3,3,3,3,7,9,10]+7[7]+4?→?21

GM:あ、失敬振りなおし
デラーシュ:11dx+4
DoubleCross?:?(11DX10+4)?→?10[2,5,5,5,6,7,7,8,9,10,10]+7[3,7]+4?→?21

GM:……?
阿僧祇ナユタ:サイドリールがあったがそれでも達成値は18……
阿僧祇ナユタ:固定ロイス、セルリーダーへの物をタイタスに変え昇華!
阿僧祇ナユタ:判定の達成値+1d10!
阿僧祇ナユタ:18+1d10
DoubleCross?:?(18+1D10)?→?18+5[5]?→?23

GM:ダメージどうぞ!
阿僧祇ナユタ:命中だ!
阿僧祇ナユタ:3d10+11+1d10
DoubleCross?:?(3D10+11+1D10)?→?19[10,5,4]+11+8[8]?→?38

GM:装甲無し! そのまま喰らう!
阿僧祇ナユタ:そしてダメージが与えられたので《罪人の枷》効果
阿僧祇ナユタ:濃縮体によりレベル18となった《罪人の枷》は……このラウンド間の達成値をー36する
阿僧祇ナユタ:では演出
GM:でらー!?
阿僧祇ナユタ:”ヒドラNo9”
阿僧祇ナユタ:それがあのセルにいて、唯一自分に与えられたもの
阿僧祇ナユタ:コードネームにして、遺産の名前だ
阿僧祇ナユタ:手にするだけで、体内の血が吸われたのが分かる
阿僧祇ナユタ:遺産の血管に血が巡り、目玉のような器官がギョロギョロと蠢きだす
阿僧祇ナユタ:「─────”ヒドラNo9”、戦闘に入る……」
阿僧祇ナユタ:「いや、今は………俺として、阿僧祇ナユタして!」
阿僧祇ナユタ:そう、これから俺は、過去と向き合わなければならない
阿僧祇ナユタ:ミツキと、そして自分自身と、罪と
阿僧祇ナユタ:だから……それを邪魔されるわけにはいかない
阿僧祇ナユタ:思いを乗せ、禍々しい槍を投擲する
阿僧祇ナユタ:渦を描くような軌道の向かう先は……デラーシュ!
阿僧祇ナユタ:血に毒に塗れた槍が、その肉体を貫き、そして侵す
デラーシュ:「そんな攻撃、私には……」と、ナユタの腕に再び幻覚を纏わりつかせ、動きを鈍らせようとするが
デラーシュ:「____何ぃッ!?」次の瞬間には槍に貫かれ、毒に侵される
デラーシュ:「ぐっ……なんだ、この体内のレネゲイドグロリアン値の急速な減退に伴う不快感は……! 邪毒ではないな!?」
阿僧祇ナユタ:「痛みだけが、”毒”じゃない」
阿僧祇ナユタ:「………せいぜい、何もできずにもがいてな」
GM:メインプロセス <デラーシュ>行動値10
デラーシュ:《千変万化の影:Lv7》+《オリジンレジェンド:Lv7》
GM:メジャーアクション
GM:《コンセントレイト:ノイマン:Lv3》+《理知の城壁》+《虚構のナイフ:Lv4》+《言葉の刃:Lv6》+《確定予測:Lv4》
GM:<交渉>の判定を【精神】で代用。 回避のクリティカル値+2 装甲無視の攻撃。
デラーシュ:対象はシーウィード! ともえ!
園原ともえ:もぇーっ!?
デラーシュ:11dx7+14+8-36
DoubleCross?:?(11DX7-14)?→?10[1,1,1,2,3,3,3,4,4,7,9]+10[1,9]+10[9]+10[7]+2[2]-14?→?28

園原ともえ:元々が結構殺意高い……
園原ともえ:まぁ取りあえずドッジ
園原ともえ:2dx+1>=28
DoubleCross?:?(2DX10+1>=28)?→?9[1,9]+1?→?10?→?失敗

GM:ダメージ
デラーシュ:3d10+19
DoubleCross?:?(3D10+19)?→?14[7,6,1]+19?→?33

園原ともえ:死!!リザレクト!!
園原ともえ:1d10
DoubleCross?:?(1D10)?→?4

園原ともえ:侵蝕48になってHP4。以上!
GM:演出
デラーシュ:「ぐっ……私が何もできないなど! そんな役立たず共と同じにしてくれるな!」胸を押さえながら笑みを浮かべ、ともえの方を見る
デラーシュ:「たしかまだ、お前の心は知れていなかったな……シーウィード!」ともえに手を向けると同時
デラーシュ:ともえの視界が暗転し、足元から様々な物の幻覚が沸き上がり、ともえを引きずり込まんとする
デラーシュ:研究者であったり、アビサルセルの知った顔であったり、繋がれていた機械であったりが……ともえのFH時代の思い出したくない記憶と共に、精神を握りつぶさんと迫る。
園原ともえ:「うぐ……ぁ!」無数の幻覚に身体を掴まれ、闇に引きこまれようとする。
デラーシュ:「過去は消せない、お前はFHチルドレンだ……消費されるモノだ」
園原ともえ:今想起しても震えあがるような過去に纏わりつかれ、払いのけようとしても……
園原ともえ:「く……ぅ?」幻覚から、以前相対した時ほどの威圧を感じない。
園原ともえ:「は、な、れろぉ!!」
園原ともえ:全身で暴れまわり、忌まわしき過去を跳ね除ける。
デラーシュ:「何ッ!? 馬鹿な、私の"解釈"は現実だ、それを振り払えるはずが……!!」
園原ともえ:「やぁっ!!」最後の腕一本を突き放す。多少、精神は削られたがオーヴァードであれば大したことはない。
阿僧祇ナユタ:「頭も鈍ってるんじゃないか?……さあやっちまえお嬢さんたち!」
園原ともえ:「(……さっき、あの名前を知ってる男の人が突き刺した槍)」
園原ともえ:「(あの能力で、デラーシュは弱っている……?)」
GM:メインプロセス <一子村正>行動値9
GM:行動どうぞ
兼城小百合:マイナーアクション コンボ:数打・村正 インフィニティウェポン+ジャイアントウェポン
兼城小百合:武器作成。侵蝕42→47
兼城小百合:メジャー 《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》+《アンプリフィケイション》
兼城小百合:対象は人工ジャーム
兼城小百合:7dx+2@8
DoubleCross?:?(7DX8+2)?→?10[1,4,4,8,9,9,10]+10[4,5,8,9]+10[3,8]+10[10]+10[8]+10[8]+4[4]+2?→?66

兼城小百合:?????
人工ジャーム:ガード!!
兼城小百合:7d10+26 装甲有効
DoubleCross?:?(7D10+26)?→?26[2,2,1,3,10,4,4]+26?→?52

人工ジャーム:……撃破!
兼城小百合:侵蝕47→56
兼城小百合:では演出
兼城小百合:「私としては、すぐにでもあのド三流を叩きたいところですが……」《急速分解》
兼城小百合:周りの建物や地面が、えぐられたように一瞬で分解され、砂状になって手元に集まってくる。凝集し圧縮し、赤熱する塊。
兼城小百合:──金槌の音が響く
人工ジャーム:攻撃の予兆を感知し、集合して防御陣形を組む。
兼城小百合:「心鉄成形、皮鉄成形、造り込み、素延べ、鋒造り、火造り、荒仕上げ、土置き、赤め、焼入れ」
兼城小百合:「……銘は村正」「あなた達には、数打ちで十分でしょう」固まりに手をいれ、引き抜く。火花が散り、その手には赤熱し、蒸気を纏う一振りの刀
兼城小百合:「恨みなさい、かつて理解ある子どもたちだったもの」「私の理想のため、今は火花と消えなさい」静かに構え、突進し、振り抜く。
兼城小百合:集合し防御する彼らを、藁束を斬るかのように。
兼城小百合:ただの一振りで、彼らの体を両断する。
人工ジャーム:悲鳴すらなく、一子村正が刀を振りぬいた後には
人工ジャーム:子供の骨が転がるのみであった。
GM:メインプロセス <シーウィード>行動値7
GM:行動どうぞ
園原ともえ:マイナーでホローポイント弾使用。射撃攻撃力+3
園原ともえ:メジャー▼【器用なんです】《C:エグ》《オールレンジ》《死神の精度》
園原ともえ:対象は悪!!
園原ともえ:デラーシュ!!
デラーシュ:来い!
園原ともえ:8dx7+17
DoubleCross?:?(8DX7+17)?→?10[1,3,4,5,5,6,7,9]+10[3,8]+1[1]+17?→?38

GM:回避宣言《原初の緑:命の盾》+《理知の城壁》を使って〈交渉〉で回避。
GM:11dx+4-36
DoubleCross?:?(11DX10-32)?→?9[1,3,3,4,4,5,7,7,8,9,9]-32?→?-23

園原ともえ:御釣が帰って来た!!
園原ともえ:何もなければダメージダイス!
GM:達成値0! 命中ですよ!!
園原ともえ:(4+1)d10+35+3
DoubleCross?:?(5D10+35+3)?→?22[1,6,8,1,6]+35+3?→?60

園原ともえ:装甲有効、60点!
デラーシュ:装甲は無し、60点喰らって……
デラーシュ:《蘇生復活》
園原ともえ:むぅ
園原ともえ:ひとまず侵蝕+9、57に。
GM:HPは85でした。
園原ともえ:何もなければ演出に。
園原ともえ
園原ともえ:「ありがとうございます、小百合さん」
園原ともえ:警戒すべき周囲の敵達は全て、一振りで払われた。残すはデラーシュのみ。
園原ともえ:手の震え一つなく、怨敵を見据えて弩の遺産────ミツキさんを構えて。
園原ともえ:澱みない手捌きでボルトを装填。何度も見せて貰った工程だ、真似するのは難しくない。
デラーシュ:「あれが村正か……む?」緩慢な動きで、ともえの方を見る
園原ともえ:「く」
園原ともえ:「ら」
園原ともえ:「えぇぇぇぇぇぇええええ!!!!!!」
園原ともえ:────轟音。
園原ともえ:村正の太刀に気を取られた一瞬に差し込むかの如く、放たれた一閃がデラーシュを射抜き穿たんと疾走する。
デラーシュ:「な___」完全なる油断、FHチルドレンには何もできない、そう思っているデラーシュの隙に
デラーシュ:ともえの鏃が突き刺さる。
園原ともえ:十徳指に賛美された超精密射撃に一切の憂いはない。僅かのズレもなく、急所を貫くであろう!
デラーシュ:「がっ……何、だ……今のは……」理解できない様子で膝をつき、その全身を不気味な文字が蠢いている。
GM:肉体は不気味に盛り上がり、明らかに外的な力で強引に動かしている状態だ。
園原ともえ:「これが、"4割が機械部品"で"遺産の面汚し"と貴方が称した弩の一射です」
園原ともえ:「……とくと、味わってください」
GM:メインプロセス <塵(slaughter)/>行動値5
GM:行動どうぞ
更科紅葉:マイナーアクション。戦闘移動でデラーシュにエンゲージ。
更科紅葉:メジャーアクション。コンボ【蹂躙】(コンバットシステム/コンセ)侵蝕率+5 対象はもちろんデラーシュ。阻害などなければ判定行きます。
GM:ないです
更科紅葉:では
更科紅葉:8dx7
DoubleCross?:?(8DX7)?→?10[1,2,5,6,7,8,8,8]+10[1,4,7,10]+10[7,7]+10[2,7]+10[10]+5[5]?→?55

更科紅葉:おや
GM:何だこの出目!?
更科紅葉:55ですね。
更科紅葉:怒りのパワーじゃないかなw<何だこの出目
デラーシュ:だがタダでは死なん!!
デラーシュ:この状態になったことで新たに使用可能になったエフェクト
デラーシュ:?ガード宣言 ガード時《自動触手》を宣言、攻撃してきた相手に12ダメージ、ラウンド1回。
更科紅葉:了解です。ではダメージを出しますね。
GM:固定値と処理するので、今回はガード装甲無視で行きます。
更科紅葉:6d10+12 装甲ガード有効
DoubleCross?:?(6D10+12)?→?39[6,3,10,7,5,8]+12?→?51

GM:どうぞ!
GM:50点ほどオーバーキル!
更科紅葉:では自動触手の12点ダメージで、HPが15となりました。
GM:硬い
更科紅葉:戦闘不能かな。大丈夫そうであれば演出を
GM:戦闘不能です!
更科紅葉
更科紅葉:『格下と見下していた元FHチルドレン──園原ともえの鏃で痛撃を被った』
更科紅葉:その事実を認めず、喚く男の前に──
更科紅葉:ずるり、ずるり──
更科紅葉:百貫はあろうかと言う巨大な金棒を引きずりながら、少女がゆっくりと歩み寄る。
更科紅葉:「言ったわよねぇ──」
更科紅葉:目に憎悪と嫌悪を。口元に微笑みを浮かべながら──
デラーシュ:ゆっくりと顔を上げる
デラーシュ:こちらも笑顔
更科紅葉:一瞬、視線が交わる。
更科紅葉:「殺す──と」
更科紅葉:ぶぅんっ!
更科紅葉:力任せ、横殴りの一撃!
更科紅葉:種も仕掛けもない、単純な暴力。
更科紅葉:人外の膂力を以て振るわれたソレがデラーシュの身体を捉え、拉げさせ、ゴム毬のように真横へと吹き飛ばす!
GM:___振り切ろうとした瞬間、地面から黒い文字の連なりが浮かび上がり
GM:紅葉の身体を伝い、身体を締め上げる……その瞬間、脳裏に過去にあなたが向けられた恐れや罵倒の言葉が浮かび、脳を焦がす。
更科紅葉:舌打ち。脳裏に蘇る、あの日の出来事。殺され殺し、向けられたのは怨嗟と恐怖の叫び。しかし──
更科紅葉:たったひとりが、ほほえみを向けてくれた。故に──
更科紅葉:「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
更科紅葉:心と力が削がれるのを意に介せず、全力で金棒を振り切る!
デラーシュ:「____」声が聞こえたような気がしたが、最早それは質量の暴力の前で意味を持たない。
デラーシュ:音に迫る速度で壁に叩きつけられ、血を吐き出しながら倒れ伏す。



GM:【戦闘終了】



更科紅葉:こっそり侵食率を+5(忘れてた

デラーシュ:「___ふ、ふ……ハハハハ……」動けないはずのデラーシュが立ち上がる、同時に足の骨が粉砕される音が響き、膝立ちになる。
デラーシュ:「なる、ホ、ド……あなドってイたのは、確かニ、みスのようだ」声帯を強引に動かす事による、耳障りな声がその場に響く
デラーシュ:「ツぎは、きをつケ、ると、しよう……」
更科紅葉:「次の適合者とやらを探す気なのかしらぁ?」
デラーシュ:「サが、ス?」
デラーシュ:「ちガうな……もウ、いル」
園原ともえ:「!!……どういう、ことですか」再び弩を構え、ボルトを装填し照準を合わせる。
デラーシュ:「わタしは、永遠、ダ」
デラーシュ:「論理ト思考コ、ソ、ヒトの、進化ノ、ハテ……」
兼城小百合:「……どういうことですか」
デラーシュ:「すグにわカル……デは、諸クン、さらバ……マタ、アオウ……!!」
GM:ぱぁん
GM:水風船が割れるような音が響き、デラーシュの頭が弾け飛ぶ
GM:最早誰の者ともわからない死体が、その場に転がり
兼城小百合:「ッ……つくづく小馬鹿にしてくれますね……」
更科紅葉:「………………」その最後に、嫌悪感を隠そうともせず。
更科紅葉:「次は完全に殺す方法を探らないといけなそうねぇ──」ため息と共に、口にする。
園原ともえ:「…………」その様子を見て、ゆっくりと弩を降ろす。
GM:空間に静寂が戻った刹那、どさり と誰かが倒れる音がする
園原ともえ:「ただ適合者にダメージを与えるだけでは」
園原ともえ:「遺産本体まで届かない、ということでしょうか……」
ミツキ:「ぐっ……あっ……」ミツキが胸を押さえ、苦しそうに声を上げる。
更科紅葉:「多少の溜飲は下がるでしょうけど、それだけのようねぇ」
園原ともえ:トドメを刺せなかった歯がゆさを隠しきれず、表情を歪ませるが。
園原ともえ:「!!ミツキさん」慌ててミツキさんの元へ駆け寄る。
兼城小百合:「はぁ、全く……」背負った刀がひび割れ、崩れる。もとよりロクに研いでもいない数打ちだ。
ミツキ:「まだもう一人、敵がいるの……忘れてない?」銃を持って、立ち上がろうとするが、すぐに体勢が崩れる
兼城小百合:「だそうですが……どうします? シーウィード」
園原ともえ:「っ……」慌てて数歩後ろに跳ねる。
GM:駆け寄ったともえは気が付く
GM:服の下、ミツキの素肌の中を、連なった文字が蛇のように泳いでいる
GM:読むことができない、意味がないのではない……ただ、おそらく"ソレ"にしか理解できないのだろう
園原ともえ:「……ミツキさんは、今に及んでもデラーシュに支配から解かれていない」
更科紅葉:向けられた銃を意に介せず、ミツキの方へと歩みを進める。
GM:自身の理解のみを押し付ける"文字の遺産"、奇知の教典。
GM:ミツキの身体に絡みついているモノが、その本体だとわかるだろう。
更科紅葉:「そのようねぇ──自覚はあるの、アナタ?」
園原ともえ:「しかし……どう、すれば」
ミツキ:「ははっ、何の事だか……私FHチルドレンだからさ、戦うことくらいしか……」視線がぐらぐらと泳いでいる。
ミツキ:「だから、さっさと殺してよ、コイツごと……さ」
兼城小百合:「皮を剥けば剥がれてくれるようなものでもないでしょうしねぇ……」
更科紅葉:「生殺与奪の権利はこちらにあるのはわかるかしら。それに──」
更科紅葉:ちらっと一瞬だけ、傍らの園原ともえへと視線を向ける。
園原ともえ:「(無理に剥がそうとして、ミツキさんの身体が壊れてしまっては駄目だし)」
園原ともえ:「(ミツキさん本人が抵抗するなら、まずは一度気を失わせて……?)」
更科紅葉:「こちらがそれを『良し』とするかどうか、それもわからないのかしらぁ?」
兼城小百合:「拘束するか、処分するか。ひとまずそれだけ決めてくださらない?」
GM:ではここで誰か
GM:<知識:レネゲイド><知識:心理学> 目標値10 で成功すれば、ミツキの現在の様子について検討が付けられます。
GM:ラウンドは跨いだ扱いなので、バディムーブも可とします。
更科紅葉:ふむ
更科紅葉:とりあえずダイス的に私がまず行ってみましょうか?<4d
阿僧祇ナユタ:やっちゃえ~
更科紅葉:4dx>=10 あらよっと
DoubleCross?:?(4DX10>=10)?→?9[2,4,5,9]?→?9?→?失敗

更科紅葉:妖怪1足りない
園原ともえ:バディム。
更科紅葉:ありがたく。では12となり判定成功です。
園原ともえ:うぇいうぇい!
GM:同じ遺産継承者である紅葉は、弓の使い手であるともえの助けもあって
GM:現在のミツキはデラーシュ(奇知の教典)に強制適合させられており、少しづつ意識を浸食されていることがわかる。
GM:紅葉の場合あっさりと振り払えた教典の文言だが、ミツキの体質と相性が悪いのだろう、という事も……そして
更科紅葉:そして
GM:辛うじて今は抵抗しているものの、このまま放置しておけばミツキがデラーシュにとってかわられるだろう事がわかります。
園原ともえ:ひぇぇ
GM:具体的にはエンディングを迎えれば、完全に飲み込まれます。
阿僧祇ナユタ:そんな……!
更科紅葉:じっと、その弓崎光樹の瞳を覗き込む。
更科紅葉:その深奥に隠された存在を探るかのように。そして──
更科紅葉:「じわりじわりと、デラーシュに精神汚染されているような状況ねぇ」
更科紅葉:導き出した推測を口にする。
園原ともえ:「……今、その最中なのですか」
更科紅葉:「ええ」
ミツキ:「……」舌を出す
阿僧祇ナユタ:「………本当、なのか」
更科紅葉:「抵抗はしているようだけれども、時間の問題と言ったところかしらぁ」
兼城小百合:「それは、また」
ミツキ:「バレちったか……」と、笑うが、額には汗が浮いている。
更科紅葉:「自覚はあるのねぇ」
園原ともえ:「……先ほど、ミツキさんが私を銃で狙おうとした時」
園原ともえ:「撃つ瞬間に、意志を以って照準をずらしていました」
園原ともえ:「それが、抵抗……」
ミツキ:「……いや、だって、ともえちゃんを撃てるわけないじゃん」小声
兼城小百合:「最初は、ただ照準が雑なのかとも思いましたけど……アナザーアークに限ってそれはありませんね」
園原ともえ:「……ありがとう、ございます」
更科紅葉:「それで、『殺して』なのかしらぁ、弓崎光樹?」
園原ともえ:絞り出すように小声でお礼を言う。だが、それと同時に。
園原ともえ:今なお、遺産に取り込まれようとしている彼女を救う手だてが見えないことに。
ミツキ:「ははっ……全部お見通し? まあね、遺産の時ならともかく……今の私じゃ、こうするしか思いつかなかった」
ミツキ:「だって絶対ほら、こんな顔させちゃうし……」ともえの頭を撫でる
園原ともえ:自身の至らなさを痛感し、ただ懐の弩を強く抱くことしかできず、
園原ともえ:「…………」
ミツキ:「だから、敵になっちゃえばーって……あはは……」ミツキのその言葉をあざ笑うように、体の表面を教典の文字が泳ぎ、苦しそうな声が漏れる。
阿僧祇ナユタ:「大丈夫か……おい!」
園原ともえ:「だめ、です。ミツキさんが、犠牲になるなんて」
兼城小百合:「……全く以て、そのとおりです。シーウィード」
兼城小百合:「勝手に犠牲になろうとするなど、私が許しません」
更科紅葉:「ここでアナタが自分を犠牲にしても、おそらく次の適格者をこいつは探すだけ」
更科紅葉:「短絡にして淡白なのねぇ、アナタ」
更科紅葉:「第一あの下衆に一矢も報いることもなく、諦めてしまってよいのかしらぁ?」
ミツキ:「仕方ないでしょ、あたしFHチルドレンだし……あたし事消せれば、それで十分反撃になるからー……」と、言葉を吐き出すが
ミツキ:目の前のともえを見て、どんどん声が小さくなっていく。
園原ともえ:「ミツキさんはもう、FHチルドレンじゃありません!!」
更科紅葉:「──とのことよ、反論はあるかしら?」
ミツキ:「……」
阿僧祇ナユタ:「そうだよ………俺も言ったぞ、そう作られたからって、そう生きる必要はないんだ」
園原ともえ:片腕で遺産を抱えつつミツキさんの傍に近寄り、もう片手で彼女の手に触れ。
園原ともえ:「……きっと、助けますから」
園原ともえ:「自分を消すなんて、そんなこと、言っちゃだめです」
阿僧祇ナユタ:「あんたらは……助ける手立て、何か無いか……!」
兼城小百合:「情報がない以上、なんとも」
園原ともえ:涙が頬を伝い、それきり黙りこくる。
阿僧祇ナユタ:「どこのセルか組織かは知らないが……俺一人で探すよりは、まだマシだと思う」
阿僧祇ナユタ:「対価は何でも払うから……どうにか……!」
阿僧祇ナユタ:「どうにか……!」
阿僧祇ナユタ:声を震わせながら、頭を床に付ける
ミツキ:「ナユタ、なんで……」その姿に驚きの表情を浮かべる
阿僧祇ナユタ:「せっかく……会えたんだ」「死んだと思ってた……人に」
園原ともえ:涙を拭いながら、ナユタくんを見る。恐らく、彼はFHチルドレン時代のミツキさんの知り合いなのだろう。
阿僧祇ナユタ:「もう一度目の前で死なれたくなんてない……そのためなら、俺はどんな犠牲だって……!」
兼城小百合:「犠牲」
兼城小百合:「……あなた方、先程も犠牲だの対価だのと仰っていましたね」
兼城小百合:「そんなもの、必要ありません」
兼城小百合:「……そもそもから言えば、私。シーウィードやアナザーアーク。あとそこの男性」
兼城小百合:「正確には、その槍ですか。それも、私は気に食わないんですよ」
阿僧祇ナユタ:「……”ヒドラNo9”のことか」
兼城小百合:「私、刀鍛冶なもので」「詳しい話は知りませんが、尋常の方法で作られたものではないでしょう」
園原ともえ:「…………」無言で、自身が携える弩を見つめて。
ミツキ:「まあね、そりゃーもう人柱いっぱい使ってるよ……あたしも含めて」ヒドラの方も、弩の方も
兼城小百合:「蠱毒ですか。全く……ヘドが出る」
更科紅葉:「思うところがあるのなら、吐き出した方がいいわよぉ、一子村正」
兼城小百合:「──私の理想は、そのような犠牲無き世界」「世界が真にあなたたちの犠牲を欲しているというのなら」
兼城小百合:「──そんな世界、滅んでしまえば良いのですよ」ふっ、と柔らかな笑顔で
更科紅葉:「随分と怖いことを言うのねぇ」『本音』らしき言葉に、どこか楽しげな表情を浮かべる。
兼城小百合:「私にできることは多くないでしょう」「ですが、あなた方のような人間を犠牲にしないためであるなら」
兼城小百合:「どんな刀でも打ってさしあげます」
兼城小百合:「宿業・因果・運命」「そのすべてを断ち切る刀を」
園原ともえ:「……ありがとう、ございます。小百合さん」
兼城小百合:「貴女のために言ったわけではありません」
ミツキ:「……とんでもない女だ」そう言いながらも、ミツキは笑っている。
園原ともえ:「同じことです」
園原ともえ:「私も、誰かが犠牲になって、ようやく助けられるような解決策は不要、です」
阿僧祇ナユタ:「………世界が滅んでしまえばいい、なんて言う人間、たくさん見て来たけど」凶悪なFHのテロリストたちを思い返している
阿僧祇ナユタ:「あんたは……ちがうな」
更科紅葉:「素直に受け止めたらどうかしらぁ」
更科紅葉:「すなわちアナタのその理念に、同意してくれていると言うことよぉ」
園原ともえ:「……最後に全員無事で、皆で笑って任務を終えられるような」
園原ともえ:「そんな解決策を探すために……協力、してもらえます、か」
兼城小百合:「無論ですとも」
兼城小百合:「……あと鏖。そういうセリフは今後不要です」
園原ともえ:「……えへ」
更科紅葉:生暖かい笑みで琴城小百合の問いに応じる。
園原ともえ:ともえの表情に笑みが戻る。次に進むための希望を取り戻したかのように。
更科紅葉:「さて。そうした訳らしいわよぉ、弓崎光樹」
更科紅葉:うずくまる少女へ、問いかける。
更科紅葉:「私は犠牲に関して兼城小百合ほどの理念は持ち合わせてはいないけれども」
更科紅葉:「あの下衆の思い通りに事が運ぶのは許せないわねぇ」
更科紅葉:「なので死なせない。こんな所で、そんな風に」
更科紅葉:そして懐から端末を取り出し、先程登録したばかりのアドレスへと繋ぐ。
更科紅葉:「言うでしょう。使えるものは、なんであれ使え、と」
更科紅葉:そう告げて、少女へと手を差し伸べて──


GM:シーンアウト
GM:ロイスや調達があったらどうぞ
阿僧祇ナユタ:ロイスはミツキに対するものを変更します 〇尽力/悔悟 に
更科紅葉:6つ目のロイス 興味深い人間【琴城小百合@◯関心/侮り】を取得します
園原ともえ:兼城小百合/○心強い/不安で取得
阿僧祇ナユタ:購入はボディアーマーで!
園原ともえ:ホローポイント弾、目標値10
更科紅葉:購入は応急手当キット。
園原ともえ:3dx+1>=10?
DoubleCross?:?(3DX10+1>=10)?→?7[2,3,7]+1?→?8?→?失敗

兼城小百合:ロイスは更科紅葉 ○連帯感/食傷
更科紅葉:購入判定 応急手当キット
更科紅葉:3dx+1>=8
DoubleCross?:?(3DX10+1>=8)?→?9[6,7,9]+1?→?10?→?成功

園原ともえ:財産2点使って購入。以上。
更科紅葉:ゲット。同時に使用してしまいます。
更科紅葉:15+2d10
DoubleCross?:?(15+2D10)?→?15+7[6,1]?→?22

兼城小百合:購入はボデマ
兼城小百合:2dx+1>=12
DoubleCross?:?(2DX10+1>=12)?→?5[1,5]+1?→?6?→?失敗

更科紅葉:HP22点まで回復。まにあったらも少し回復させておきたいとこかな。
兼城小百合:ううーんたりない。以上
更科紅葉:とりあえず以上!
阿僧祇ナユタ:判定前にジェネシフト
阿僧祇ナユタ:57+1d10
DoubleCross?:?(57+1D10)?→?57+5[5]?→?62

阿僧祇ナユタ:ボーナスが乗り……そしてやっぱり応急キットを狙うことにしました
阿僧祇ナユタ:2dx+2>=8
DoubleCross?:?(2DX10+2>=8)?→?4[2,4]+2?→?6?→?失敗

園原ともえ:バディム。達成値+3
阿僧祇ナユタ:ありがたい!
阿僧祇ナユタ:廃墟からそれっぽい医療箱をくすねてきました
園原ともえ:それ大丈夫かな……衛生的に……
兼城小百合:おっとそうだ。ジェネシフトしたい
阿僧祇ナユタ:そして更科さんにあげます
更科紅葉:あ、ありがたい。でもともえちゃんは大丈夫?
兼城小百合:まあ購入やっちゃったけど侵蝕ほしいしままええやろ。
更科紅葉:<HP
園原ともえ:私は喰らったら死ぬように出来てるので大丈夫!
兼城小百合:56+1d10
DoubleCross?:?(56+1D10)?→?56+2[2]?→?58

更科紅葉:頼もしいぜ。じゃあ大丈夫そうなら頂いて使ってHP回復させちゃいます。
更科紅葉:22+2d10
DoubleCross?:?(22+2D10)?→?22+10[3,7]?→?32

更科紅葉:妖怪1足りない、ですがほぼ完全回復です(`・ω・´)
更科紅葉:処理終了。あらため以上です!



ミドルフェイズ/シーン3/「貫くは思いは生きる意志」

GM:シーンプレイヤー:全員
GM:シーンインどうぞ
兼城小百合:兼城 小百合の侵蝕値を1D10(→?5)増加?(58?→?63)
園原ともえ:57+1d10
DoubleCross?:?(57+1D10)?→?57+8[8]?→?65

阿僧祇ナユタ:62+1d10
DoubleCross?:?(62+1D10)?→?62+1[1]?→?63

更科紅葉:更科紅葉の侵蝕値を1d10(→?4)増加?(75?→?79)
エージェント天地:概ねの事情をあなた達から聞いたエージェント天地は、D市のがんセンター……に偽装した、UGNの検査施設へとあなた達とミツキを連れていく。
エージェント天地:「力にはなれるがな……流石に身元が知れないヤツは困るぜ」と、車を運転しつつ、ナユタの方を見る
エージェント天地:彼も敵とは思っていないのだろう、単に名乗れと促しているだけだ
更科紅葉:「そういえばそうねぇ」
園原ともえ:「……名前以外は何も知らないですね」
更科紅葉:「どこの馬の骨なのかしら、アナタ?」
園原ともえ:「(馬の骨は確定なんだ……)」
阿僧祇ナユタ:「………元FH、今は……何だろうな、流離いの旅人……かな?」
兼城小百合:「流離いの旅人」
兼城小百合:「……この時代に?」
更科紅葉:「ずいぶんと親しかったようだけれども?」
阿僧祇ナユタ:「名前は阿僧祇ナユタ……コードは”ヒドラNo9”。本当の名前は……コードの方だけどな」
園原ともえ:「ミツキさんと同じFHセルだった……とかでしょうか?」
阿僧祇ナユタ:「この市にはトラックの荷台にこっそり乗って来た……」人員搬送用のUGNの車両から、外の景色を眺めて
更科紅葉:「……どちらで呼べばいいのかしらぁ、私たちは?」
ミツキ:「ま、そゆこと……熱い夜を過ごした関係、みたいな……っ」ともえの言葉に笑って返すが、すぐに痛みに胸を押さえる。
阿僧祇ナユタ:「ナユタの方で、頼む」「コードの方は……嫌な思い出があってな、呼ばれるのは……苦手だ」
兼城小百合:「ではナユタで」
園原ともえ:片手間で遺産の弩(ミツキさん)の調律を行いながら話に耳を傾ける。
園原ともえ:「ナユタさん、よろしくお願いします」
更科紅葉:「了解したわぁ、阿僧祇ナユタ」
阿僧祇ナユタ:「熱い夜?あれって夜だったっけ………まあその、簡単に言うと、俺はミツキを一度殺してる」
園原ともえ:《十徳指》。右手人差し指を変形させたドライバーの大きさが切り替わる。
園原ともえ:「……殺した?」
兼城小百合:「穏やかではありませんね」
ミツキ:「一回やられてまーす、いえい」
阿僧祇ナユタ:「………実験の最後の過程でな」
阿僧祇ナユタ:「でも俺は、殺し殺され、なんてのはもうご免だ」
園原ともえ:「FHは悪ですから、倫理感なんて無きに等しきですし、さもありなんです」
園原ともえ:「……今、その気持ちでいるのであれば、協力し合えそうですね」
更科紅葉:「兼城小百合の目は確かということねぇ」蠱毒の儀の類だろうと察し。
阿僧祇ナユタ:「そしてどういう訳かは知らないが、かつて殺してしまったミツキが……名前も今になって知ったが、その子が、今生きてる」
阿僧祇ナユタ:「………みすみす見殺しになんて……させたくない」
園原ともえ:「……ミツキさんは、つい最近までこの遺産RBの弩に適合された状態でした」
阿僧祇ナユタ:「その点であんたらとは……手を組めるはずだ」
園原ともえ:抱える弩を持ち上げて。
園原ともえ:「ですが、デラーシュの手に掛かり、強制的に弩と切断させられた」
園原ともえ:「これもまたFHのせいでしょうが……外道な技術で生かされたのでしょう」
園原ともえ:「……よろしく、お願いします」
更科紅葉:「利害の一致。犠牲を押しつけられるよりは、首を縦に振りやすい話だわぁ」
兼城小百合:「……えぇ。よろしくおねがいします」
阿僧祇ナユタ:「外道が気に入らないって点でも、同じだな」
園原ともえ:「……こちらも、しっかり自己紹介した方がよさそうですね」
園原ともえ:「私は"シーウィード"園原ともえ。UGNチルドレンです」
阿僧祇ナユタ:「仲良くしようぜ……えっと……UGN……そうか、UGNか」
園原ともえ:「……ちなみに、今から向かってる先もUGNです」
更科紅葉:「私はただの協力者ねぇ」
兼城小百合:「同じく協力者です」
兼城小百合:「“一子村正” 本名を兼城小百合といいます」
兼城小百合:「一介の刀鍛冶ですよ」
更科紅葉:「“鏖”更科紅葉。お好きな方で」
阿僧祇ナユタ:「ともえ、小百合、紅葉だな」
阿僧祇ナユタ:「……で、運転してくれてるあの人は……」
兼城小百合:「おや、女性をいきなり名前で呼びますか」
エージェント天地:「俺は天地だ、UGNのエージェントやってる」軽く手を振って挨拶して、また運転に集中。
阿僧祇ナユタ:「え、まずかったか?ミツキは嫌がってなかったし……」
更科紅葉:「兼城小百合は気にするのかもしれないわねぇ」
阿僧祇ナユタ:「そもそも俺、こんなに……女に囲まれるの……今までなくて……」
ミツキ:「そもそもないからね、あたしは」
園原ともえ:「私はともえで大丈夫ですよ~」ドライバーをひらひらと。
更科紅葉:「最低限の礼儀を備え、悪意さえなければ私も構わないけれど」
兼城小百合:「ふふ。私も小百合で結構ですよ。見た目や正確に反して可愛らしすぎる名前ではありますが」
阿僧祇ナユタ:「名前で……良いんだよな?よし……」
兼城小百合:「先程のは、そう」「ただの腹いせ、八つ当たりです」
阿僧祇ナユタ:「……良い性格、してるよ……」苦笑い
兼城小百合:「褒め言葉として受け取っておきます」
更科紅葉:「難儀な性格ねぇ──」同じく呆れて



GM:では、検査施設に到着したあなた達は、UGNの手も借りつつミツキからデラーシュを引きはがす方法を調査する……
GM:▼【ミツキからデラーシュを分離させる方法】:<知識:レネゲイド><情報:UGN>15
GM:というわけで、最後の情報項目です。
更科紅葉:ではチャレンジ。
更科紅葉:コンボ【点鬼簿】(生き字引/コンセ)を使用します。
更科紅葉:あらゆる情報判定に代替可能。
更科紅葉:5dx7+6>=15
DoubleCross?:?(5DX7+6>=15)?→?10[2,2,6,8,9]+3[1,3]+6?→?19?→?成功

更科紅葉:侵食率が+3で82に
更科紅葉:成功です(`・ω・´)
園原ともえ:お見事~
GM:大成功だ
GM:では公開
GM

▽【ミツキからデラーシュを分離させる方法】
ミツキの遺産強化能力を暴走させる事で、寄生しているデラーシュの本体を《ワーディング》の影響下にある空間でのみ
形のあるレネゲイドビーイングとして実体化させ、叩くことができる。
ただし、この方法は多大なる危険を伴い、実体化されたデラーシュの意識はむき出しの衝動で襲い掛かってくる上
シーン終了時までにデラーシュを消滅させられなかった場合、空間ごとPCたちもデラーシュに取り込まれる。


GM:【この情報を所持した状態で、ミツキに能力を使わせる事でクライマックスフェイズに突入できる。】
更科紅葉:なるほど。
兼城小百合:ふむふむ
更科紅葉:念の為確認を。GM、危険とはその周囲に居る人間であって、ミツキちゃんに対してではない感じでしょうか? それともミツキちゃんにもなんらかのリスクが?
GM:その場にはいるので、シーン終了までいると当然取り込まれます。
更科紅葉:皆と同じリスクは背負う、ということですね。ありがとうございます。
GM:それと、全力で能力を解き放つ必要があるので戦力としてはアテになりません。
園原ともえ:なるほどね~
更科紅葉:エキストラ的な感じになる、かな。
GM:そうですね、扱いとしては戦闘から除外されたエキストラになります。
更科紅葉:ありがとうございます、大事!<エキストラだよ
GM:では、場面を検査室に動かして。
GM:紅葉は検査の結果とナユタから共有された情報を下に、一つの結論にたどり着く。
更科紅葉:「はぁ……」
更科紅葉:検査結果全てに目を通し終え、気怠げなため息をつく。
更科紅葉:「仕組みは簡単だけれども、実行するには少し面倒かもしれないわねぇ」
園原ともえ:「で、でも、方法はあるんですよね!」前のめりに。
更科紅葉:待機していた、皆にそう告げる。
兼城小百合:「なにかわかったのですか?」
阿僧祇ナユタ:「手立ては……あるんだよな?」
更科紅葉:「ええ、デラーシュを弓崎光樹から分離させるのは、非常に簡単」
更科紅葉:「順序立てて説明させてもらってもいいかしらぁ?」
園原ともえ:「……お願いします」
更科紅葉:説明後の方が長くなるだろうと判断し、皆をソファーに促し、自身も腰を落ち着けコーヒーを口に含む。
更科紅葉:「鍵となるのは、弓崎光樹の『遺産強化能力』」
更科紅葉:「デラーシュも遺産である以上、その能力の影響を受ける」
更科紅葉:「さらに言えば、本来遺産とは複数が同時に成り立たないモノ」
更科紅葉:「つまるところ、ワーディングで周辺空間のレネゲイドウイルスを励起した状態で遺産強化能力を少しばかり過剰に使えば、デラーシュは耐えきれずに彼女の身体を放棄せざるをえない」
阿僧祇ナユタ:「分離……できるんだな?」
更科紅葉:「周囲に適正した存在が居なければ、デラーシュ自身を実体化させるおまけつきでねぇ」
兼城小百合:「問題はその後、ってことですね」
更科紅葉:「そういうことねぇ」
更科紅葉:「分離させられたデラーシュとしては、おそらく躍起になるでしょうねぇ。なにしろ不死身のタネが使えなくなっている訳なのだから」
更科紅葉:「こちらとしても、デラーシュを逃す訳にはいかない」
更科紅葉:「つまりは──必死になったケダモノと一緒の檻に」
更科紅葉:「力を暴走させ、疲弊した弓崎光樹と一緒に、誰かが入ることになるわねぇ」
阿僧祇ナユタ:「……俺は、やるぞ」
ミツキ:「無茶苦茶なコト考えるなぁ……」検査用のベッドの上で、苦し気に呼吸しながら顔を上げる
園原ともえ:「なるほど。じゃあ私がやりましょう」靴とソックスを脱ぎ、素足になる。臨戦態勢。
園原ともえ:「早速お願いします、ミツキさん!!」
兼城小百合:「なるほど。話は簡単じゃないですか」
更科紅葉:「ええ、私たちは皆、『やる』と判断するわよねぇ。問題は──」起き上がった光樹へと視線を向ける。
兼城小百合:「屏風の虎を外に出す方法が見つかったんです。あとは虎狩りをするだけです」
ミツキ:「能力使うの、あたしだって事……私は、私のせいで他の人が傷つくなんて嫌だよ」
更科紅葉:弓崎光樹は自身を犠牲にすることをいとわないだろう。しかし──
更科紅葉:そうだ。だからこそ、おそらくそう言うであろうことは、判っていた。故に──
更科紅葉:「面倒ねぇ──」
更科紅葉:ぼやくように吐き出し、再びカップに口をつける。
兼城小百合:「はぁ……まぁ、こういう話になるだろうなとは思っていましたが」
園原ともえ:「ですが、このまま放っておけばミツキさんが取り込まれるだけですし」
園原ともえ:「痛いのは嫌ですが、ミツキさんと会えなくなるのはもっと嫌です」
ミツキ:「ともえちゃん……」
兼城小百合:「貴女の高慢もここに極まれりといった所でしょうか。アナザーアーク」
ミツキ:「あはは、我儘な女なもんで」
阿僧祇ナユタ:「……そもそも、ミツキが悪いわけじゃ……ないだろ」
ミツキ:「自分が遺産だ、人間じゃないって思ってたら、なんでもできるんだけどね……ごめんね、頼りになる遺産さんじゃなくて」力なく笑って、ともえの頭を撫でる
園原ともえ:「……言ったじゃないですか。今度は、私が助けるって」撫でられる頭に、自身の手を重ねて。
更科紅葉:「なら確認するわねぇ、弓崎光樹」
兼城小百合:「自分を傷つけさせるために傷つけるのは良しとして、他人が傷つかないために傷つけるのは悪しとする」
兼城小百合:「我儘もここまでくれば大したものですよ」
兼城小百合:「あなたがここで踏みとどまれば、傷つくのはこの場にいる5人どころでは済みませんよ。それは自己犠牲などですらありません」
兼城小百合:「単なる、高慢による間接的加害です」
兼城小百合:言いたいことは言ったというように顔をそらし、作ったナイフの刃筋を確かめる
更科紅葉:「自己犠牲に必ずしも意味がないとは、私は思わないわぁ」
更科紅葉:「けど、アナタは自らを犠牲にすることで、何をしたいのかしらぁ?」
更科紅葉:カップを置き、正面から見つめる。
園原ともえ:「私は、貴女に助けられた頃より、ずっと強くなりました」
園原ともえ:「この前だって、任務で負傷した湧希さんを助けて悪の遺産を倒したし」
園原ともえ:「悪のFHだって、幾つか引導を渡しましたし」
園原ともえ:「大丈夫です。高々悪の遺産一つなんかきっと圧勝できちゃうし、絶対皆で生きて終わらせられます」
園原ともえ:「……そんなに、信頼ないかな、私」むすっとした顔で、ミツキさんに尋ねる。
ミツキ:「……そんな事はない……絶対」
ミツキ:「だって、ともえちゃんはこんなに立派になって……」だが、逡巡した様子
ミツキ:「……」高慢だ、と小百合に言われたので、押し黙る
園原ともえ:「じゃあ、任せてくれますよね?」むふー、とした表情で。
ミツキ:起き上がって、ともえを優しく抱きしめる。
園原ともえ:「ふぇ」そのまま抱き寄せられて。
阿僧祇ナユタ:「ミツキ……いくつか聞くぞ」
阿僧祇ナユタ:「そのまま、抱いたままでいいから」
ミツキ:「……ん」ともえの髪に顔を寄せて、表情を見せないようにしながら頷く
阿僧祇ナユタ:「………まず一つ、ミツキは……人を傷つけたいか?」
ミツキ:「……私は」そのための存在、と先ほどのように続けようとしたのが様子から伺える。が
阿僧祇ナユタ:「どう生まれたからとか、とかじゃなくて」
ミツキ:「……やだ」
阿僧祇ナユタ:「……そう、だよな」
阿僧祇ナユタ:「少ししか話してないけど……ミツキは、優しいよ」
阿僧祇ナユタ:「それくらい、分かる……じゃあ次に」
阿僧祇ナユタ:「ミツキは………死んでしまいたいって、思ってるか?」
ミツキ:「……"遺産になる"ってね」
ミツキ:「死んでるようなものなんだよ、自分の身体が自分以外の意志で動くのに……やったって認識だけはハッキリ残る」
ミツキ:「そんな風に、人形にされて生きるんだったら……その前に私のまま死にたい、そう思ってた」
ミツキ:「けど」抱きしめているともえの顔を見て
園原ともえ:「…………」無言のまま、真っすぐ見つめ返す。
ミツキ:「見たい成長や、知りたい事も……あるんだって、弓崎光樹でいてわかった」
ミツキ:「……ここで終わりなんて、嫌だ」
ミツキ:ポツリと、呟く
阿僧祇ナユタ:「………うん」小さな声を、聞き逃さず
阿僧祇ナユタ:「最後に」ミツキの頬に触れ、こちらを向くように優しく促して
ミツキ:「……?」されるがままで、首を傾げる。
阿僧祇ナユタ:「俺を……信じてほしい」
阿僧祇ナユタ:「俺は……絶対に負けない」
阿僧祇ナユタ:「ミツキに、死んでほしくないから、必ず」
阿僧祇ナユタ:「必ず勝って、生きて帰るって約束するから」
阿僧祇ナユタ:「……………信じて、ほしい」
阿僧祇ナユタ:目に光を宿して、ミツキの瞳を見つめる
ミツキ:「……うん。」小さく頷く
ミツキ:「わかった、信じる。 だから……絶対に死なないでね、一人もだよ」
阿僧祇ナユタ:「死なないし、死なせないから」
園原ともえ:「勿論!!」にひら、と。ミツキさんの懐に収まりながらも、笑顔で。
阿僧祇ナユタ:「俺、ミツキより強いしな」
兼城小百合:「無論です」「犠牲など出させません」
兼城小百合:適当に作った柄をナイフに付けて、鞘に収めながら
園原ともえ:「……この弩と適合した状態なら、きっとミツキさんの方が強いですよ」対抗心。
園原ともえ:「今のミツキさんでもです」即答。
ミツキ:「……そうだね、遺産の私は最強だもん」ともえを撫でて
阿僧祇ナユタ:「……遺産を合わせた強さなら、こっちの方がもっと強いと思うけどな」謎の張り合い
阿僧祇ナユタ:「……生きてたら、また力比べもできる」
ミツキ:「あはは、何の話してんのかなー」顔が真っ赤になっていく、褒められ慣れていないのだ。
阿僧祇ナユタ:「………」そんな様子を見ていると、胸の奥に何か暖かい気持ちが芽生えてくる
阿僧祇ナユタ:呼び名も分からない、始めての感情が
兼城小百合:「何を張り合ってるんですか、あなた達は」
兼城小百合:「私の打った刀を持ったほうが、最強に決まってるじゃないですか」
園原ともえ:「……むむ、敵が多い」不満そうだが、それはそれとして。
園原ともえ:「ともあれ、結論をお願いします、ミツキさん」
ミツキ:「……うん」
ミツキ:「力を貸して……欲しい、お願いします」
阿僧祇ナユタ:「ちゃんと、聞き届けたぜ」
園原ともえ:「うん。幾らでもお貸しします!」
兼城小百合:「何度も言っているでしょう」「私の理想のためなら、どんな刀でも打って差し上げます」
更科紅葉:「……結論はでたかしらぁ?」飲み終えたカップをテーブルに置いて。
更科紅葉:「こちらとしても、アレを野放しにする気は毛頭ないのだから」
更科紅葉:「持ちつ持たれつ、ねぇ」


GM:シーンアウト
GM:購入やロイスがあったらどうぞ、次がクライマックスです
園原ともえ:更科紅葉/○信頼/ちょっと雰囲気が怖い、阿僧祇ナユタ/○連帯感/ミツキさんの方が強い で取得。これでMAX
阿僧祇ナユタ:PC3人にロイスを
更科紅葉:うーん、ナユタくんには申し訳ないけど、ミツキちゃんかなあ、ラストのロイス。
更科紅葉:あ、いや。保留にしておこう。ロイスはオートで取れるから強い。
阿僧祇ナユタ:兼城小百合 〇連帯感/張り合い
園原ともえ:ブルーゲイル、目標値20
兼城小百合:ロイス 
阿僧祇ナユタ ○有為/憤懣
園腹ともえ ○有為/張り合い

兼城小百合:これで全部
園原ともえ:4dx+1>=20
DoubleCross?:?(4DX10+1>=20)?→?10[4,5,9,10]+1[1]+1?→?12?→?失敗

園原ともえ:足り……ない!!以上!
更科紅葉:1足りない(汗)
阿僧祇ナユタ:更科紅葉 〇連帯感/隔意
更科紅葉:じゃあともえちゃんのブルゲをこちらもチャレンジ。
兼城小百合:購入はぼでま
更科紅葉:4dx+1>=20
DoubleCross?:?(4DX10+1>=20)?→?7[1,6,6,7]+1?→?8?→?失敗

更科紅葉:失敗。以上。
園原ともえ:ちなみにナユタくんに渡す予定だった
兼城小百合:の、まえにジェネシフトしておきましょうか
兼城小百合:63+3d10
DoubleCross?:?(63+3D10)?→?63+19[6,4,9]?→?82

阿僧祇ナユタ:園原ともえ 〇連帯感?/嫉妬
兼城小百合:ばばーんとね
兼城小百合:4dx+1>=12
DoubleCross?:?(4DX10+1>=12)?→?6[2,2,5,6]+1?→?7?→?失敗

兼城小百合:もう使うところもないし、5点財産全部使って購入。装備
更科紅葉:あ、ともえちゃんの感情を変えておきます。
更科紅葉:【園原ともえ@借り/◯恥辱】を【園原ともえ@◯誠意/恥辱】に変更。良い子!
園原ともえ:恥辱は変わらないのね
阿僧祇ナユタ:照準器ねらい!
阿僧祇ナユタ:2dx+2>=15
DoubleCross?:?(2DX10+2>=15)?→?8[1,8]+2?→?10?→?失敗

園原ともえ:バディム。
更科紅葉:歳下に感情まるだし状況を見られるの、恥辱じゃないですかw<変わらない
阿僧祇ナユタ:バデムと財産2点で購入成功!
園原ともえ:しなくても財産点で足りそうだね
園原ともえ:うぇいうぇい
更科紅葉:改め以上!
兼城小百合:未だに小百合ちゃん侮られてるの、クライマックスで払拭してやるからな……
阿僧祇ナユタ:へへへ……ともえさん、肩をお揉みします
更科紅葉:チェックはポジの関心だからw>小百合ちゃん
園原ともえ:貢ぐぜ~~
阿僧祇ナユタ:ヒドラNo9(栄光と勝利の槍相当)の命中判定達成値を+1します 以上!
GM:では



クライマックスフェイズ/「あなたと、生きる意味」

GM:シーンプレイヤー:全員
GM:シーンインどうぞ
園原ともえ:65+1d10
DoubleCross?:?(65+1D10)?→?65+10[10]?→?75

兼城小百合:兼城 小百合の侵蝕値を1D10(→?4)増加?(82?→?86)
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕値を1d10(→?6)増加?(82?→?88)
阿僧祇ナユタ:63+1d10
DoubleCross?:?(63+1D10)?→?63+4[4]?→?67

GM:あれ

GM:方針を決めたあなた達は、UGNの施設を後にし、D市の郊外……万が一にでも横槍が入らない場所へと、ミツキと共に移動して来ている。
ミツキ:「……それじゃ、やるよ?」全員の顔を見て、ミツキが問いかけてくる。
ミツキ:その頬には、デラーシュの文字が徐々に上ってきている。
更科紅葉:「ええ、いつでも」
園原ともえ:「はい!!こちらは準備万端です!!」
兼城小百合:「いつでも」
園原ともえ:今度こそ靴と靴下を脱いで素足に。臨戦態勢。
阿僧祇ナユタ:「次目覚めた時は……笑顔で、会おうな」
ミツキ:「……」頷いて、息を吸う
ミツキ:ミツキが自分の体に触れると、少しづつその身体にとりついている文字が大きくなり
ミツキ:みるみるうちに、全身を覆い隠すほどになる。
ミツキ:これがミツキの力
ミツキ:どんな?遺産にも存在する朧げな意識……そこにあるだけのミームを読み取り
ミツキ:血を通わせ、形を与え、意志と呼べる輝きへと昇華する
ミツキ:自身の身体を触媒として……ミツキの苦しげな声が、文字の群れの中から聞こえる。
ミツキ:「出てけ、私は……私だ!」ミツキの叫びと共に、より力を注ぎこまれたデラーシュの文字がさらに巨大化し
GM:濁流のごとく溢れ出す。
阿僧祇ナユタ:溢れ出す紋様の中で、動じることなく己のレネゲイドを拡散させる
阿僧祇ナユタ:《ワーディング》を使用
阿僧祇ナユタ:「そうだ、遺産なんかに……生き方を決められてたまるか」
阿僧祇ナユタ:「生き方も……未来も全部、俺たちのものなんだ……!」
GM:黒い文字が空間に広がり、徐々に形を成していく
阿僧祇ナユタ:「どうして俺たちは、生きるのか?」
阿僧祇ナユタ:「それを……教えてやる」
ミツキ:「……うん」
ミツキ:「あとはお願い、ね」力を使い果たしたミツキが、その場で倒れる
GM:と、同時に、文字が粘性のある半液体のように蠢きながら広がり
園原ともえ:「……っと」倒れようとするミツキさんを受け止め、優しく寝かせる。
兼城小百合:「さぁ、お出ましですよ」
デラーシュ:「なんだ__なんだ___この、こここのか、から__だは___」
デラーシュ:「わた、し__おれぼ、わたしが__ひろが___ひろがる___!!」
デラーシュ:「お前たち、の仕業か___!」空間に、むき出しの敵意と衝動が満ちる
更科紅葉:「早い再会になったわねぇ、デラーシュ?」嘲るように、微笑む。
更科紅葉:「『気をつけて』いて、そうだったのかしら?」ころころと、鈴の音のような声で笑う。
兼城小百合:「御機嫌よう、デラーシュ」静かにカーテシーをしてから、にぃと微笑む
園原ともえ:「苦しそうですね、デラーシュ」そのまま見た様子を口頭で。
園原ともえ:「ですが、敵を苦しませて楽しむ様な、悪趣味なことは好きじゃありません」
デラーシュ:「形を、意味をわたしによこせ……」
デラーシュ:グネグネと蠢きながら、分れ、広がり、個であるかすらわからない。
園原ともえ:「さっさとミツキさんから……この世から離れてもらいますよ、悪!!」
園原ともえ:澱みなく、憂いなく、気後れなく、一切の躊躇なく。
園原ともえ:うねり蠢く影の濁流に向けて、弩の遺産を構える。
更科紅葉:「お似合いよぉ、その姿」
更科紅葉:「確たるものなどなにもない、あやふやな」
更科紅葉:「屁理屈ばかりこねるアナタに、とっても相応しいわぁ」
兼城小百合:「『パラダイス』の語源になった、パラデスという言葉があります」
兼城小百合:「聖書の読法を示す4つの言葉」「字義(ペシャート)、暗示(レメズ)、意味(デラーシュ)、奥義(ソード)の頭文字を取ったものですが」
兼城小百合:「あなたには字義も暗示も、それどころか奥義もない」「そんな貴方に意味はあっても、意義も価値もありません」
兼城小百合:「ただのインクのシミと消えなさい。ド三流」
更科紅葉:「ええそうねぇ。でもそれではあまりにもなので」
更科紅葉:「意味を与えて上げるわねぇ、デラーシュ」
更科紅葉:「“無価値”と言う意味を」
阿僧祇ナユタ:「”デラーシュ”、俺からお前に言う言葉は……」
阿僧祇ナユタ:「…………無いな」
阿僧祇ナユタ:「俺たちの未来を邪魔するなら……退いてもらう、それだけだ……!」
デラーシュ:「邪魔___? 邪魔は、お前たちだ___!」
デラーシュ:その姿は人でもなく、モノでもなく。
デラーシュ・カイツール:他者を玩び、歪んだ意味を与える醜悪なる文字の……怪物であった。
デラーシュ・カイツール:ワーディングの空間に、デラーシュの解釈する"あなた達"の醜さを押し付ける、妄想の衝動が満ちる
GM:衝動判定 目標値は10で
GM:Eロイス:堕落の誘いを宣言 この判定に失敗した場合侵食を100にした後2D10侵食を上げてください
園原ともえ:2dx>=9
DoubleCross?:?(2DX10>=9)?→?3[1,3]?→?3?→?失敗

園原ともえ:それはそう
兼城小百合:うおおお失敗してくれー
更科紅葉:6dx+6>=10
DoubleCross?:?(6DX10+6>=10)?→?10[3,3,5,9,10,10]+10[7,10]+6[6]+6?→?32?→?成功

阿僧祇ナユタ:4dx>=10
DoubleCross?:?(4DX10>=10)?→?8[3,4,8,8]?→?8?→?失敗

園原ともえ:100+2d10
DoubleCross?:?(100+2D10)?→?100+11[8,3]?→?111

更科紅葉:3回分くらい成功。
兼城小百合:3dx>=10
DoubleCross?:?(3DX10>=10)?→?8[6,7,8]?→?8?→?失敗

兼城小百合:ヨシ!
園原ともえ:ナユタくんバディムいる?
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕値を1d10(→?1)増加?(88?→?89)
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕値を1d10(→?7)増加?(89?→?96)
兼城小百合:暴走したので侵蝕を100にし、侵蝕増加
更科紅葉:侵蝕率96に。
兼城小百合:兼城 小百合の侵蝕値を1D10(→?1)増加?(100?→?101)
阿僧祇ナユタ:いや、ここは堕落の誘いを食らった方がおいしい!
園原ともえ:はぁい
兼城小百合:兼城 小百合の侵蝕値を1D10(→?6)増加?(101?→?107)
阿僧祇ナユタ:100+2d10
DoubleCross?:?(100+2D10)?→?100+9[7,2]?→?109

兼城小百合:うんまぁいいや
GM:では
GM:【クライマックス戦闘開始】
GM:敵はデラーシュ・カイツールが4体 どれが本体ではなく、全ての撃破が戦闘終了条件です
GM:▽ラウンド1
GM:【セットアッププロセス】
阿僧祇ナユタ:エンゲージを教えて欲しいぜ!
GM:【エンゲージ】
(『小百合』『ともえ』『紅葉』『ナユタ』)
5m
(『<デラーシュ・カイツール>第一編』『第二編』『第三編』『第四編』)

GM:失礼
GM:エンゲージはこのようになっています、宣言があったらどうぞ
園原ともえ:セットアップはなし
更科紅葉:セットアップはありません
兼城小百合:ではセットアップ。《クイックダッシュ》で戦闘移動デラーシュたちにエンゲージ
兼城小百合:107→111
阿僧祇ナユタ:こちらは無い
GM:ではデラーシュたちも無し
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:ナユタ(11)>デラーシュ・カイツール(10)>小百合(9)>ともえ(7)>紅葉(5)/敬称略
阿僧祇ナユタ:さて……ここで
阿僧祇ナユタ:《時間凍結》を宣言
阿僧祇ナユタ:HP20消費、侵蝕+5
GM:では、メインプロセスをどうぞ
阿僧祇ナユタ:メインプロセスを行う……!
阿僧祇ナユタ:マイナーアクションで暴走を解除
阿僧祇ナユタ:メジャーアクションで攻撃 対象はデラーシュ・カイツールの第一編!
阿僧祇ナユタ:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《滅びの一矢》+《罪人の枷》
阿僧祇ナユタ:11dx7+3+3
DoubleCross?:?(11DX7+6)?→?10[1,2,3,3,4,4,4,5,5,7,8]+3[3,3]+6?→?19

デラーシュ・カイツール:回避宣言《原初の緑:命の盾》+《理知の城壁》を使って〈交渉〉で回避。
デラーシュ・カイツール:11dx
DoubleCross?:?(11DX10)?→?9[2,3,5,5,6,6,6,7,8,8,9]?→?9

GM:命中!
阿僧祇ナユタ:お互い、あまり回らなかったが……こっちの勝ちだ!
GM:ダメージどうぞ
阿僧祇ナユタ:2d10+11+1d10
DoubleCross?:?(2D10+11+1D10)?→?12[4,8]+11+5[5]?→?28

阿僧祇ナユタ:sosite
阿僧祇ナユタ:そして《罪人の枷》により、このラウンドの達成値ー40!
阿僧祇ナユタ:侵蝕+7 121
阿僧祇ナユタ:演出
阿僧祇ナユタ:己の血を捧げ、遺産が蠢きだす
阿僧祇ナユタ:これまで殺してきた者たちの腕が絡みつく
阿僧祇ナユタ:これは、デラーシュによるものではない
阿僧祇ナユタ:自分の内に抱える罪悪感そのものだ
阿僧祇ナユタ:………重い
阿僧祇ナユタ:この重みは、これまでずっと背負ってきたもので、これからも、きっとそうだ
阿僧祇ナユタ:解き放たれるとは、思ってなどいない
阿僧祇ナユタ:ただ、この重みと共に、これからを
阿僧祇ナユタ:未来を、生きていく
阿僧祇ナユタ:「それが………俺だ」
阿僧祇ナユタ:「生きたい……そのためだけに……生きるんだ!」
阿僧祇ナユタ:槍に絡みつく手を振りほどくことなく、重たいままの槍を、”デラーシュ”に突き立てる
デラーシュ・カイツール:「何だ___この重力は___!?」槍が突き刺さり、デラーシュの身体を構成する文字にノイズが走り、動きが鈍る。
阿僧祇ナユタ:「これでお前は……何もできない」
GM:メインプロセス <ヒドラNo9>行動値11
阿僧祇ナユタ:待機する
GM:では
GM:メインプロセス <デラーシュ・カイツール>行動値10
GM:一編から順番に処理はしますが、全員が宣言は同じなので一斉に
GM:マイナーアクション《千変万化の影:Lv7》+《オリジンレジェンド:Lv7》
GM:《コンセントレイト:ノイマン:Lv3》+《理知の城壁》+《虚構のナイフ:Lv5》+《言葉の刃:Lv6》+《確定予測:Lv4》
GM:一が紅葉 二が小百合 三がともえ 四がナユタを狙います
GM:判定
GM:11dx7+14+8-40??一編、狙いは紅葉
DoubleCross?:?(11DX7-18)?→?10[1,1,1,3,4,5,7,8,8,8,9]+10[1,1,4,7,8]+5[2,5]-18?→?7

更科紅葉:コンボ【金剛身】(龍鱗/※装備装甲反映)侵蝕率+3 を宣言します。
GM:ではダメージ
更科紅葉:あ、ちがった。すみません取り下げ
更科紅葉:ドッジいいですか?
GM:どうぞ、ただクリティカル値+2です
GM:……それでも避けられそうだな! どうぞ
更科紅葉:7dx>=7
DoubleCross?:?(7DX10>=7)?→?10[3,4,7,7,9,9,10]+10[10]+2[2]?→?22?→?成功

更科紅葉:肉体は高い。クリティカルはしませんが。10になるのでドッジ成功です。
GM:これが濃縮体の力か……
GM:11dx7+14+8 二編、狙いは小百合
DoubleCross?:?(11DX7+22)?→?10[1,2,3,4,6,7,8,8,9,9,10]+10[2,4,5,7,8,10]+5[3,4,5]+22?→?47

兼城小百合:???
兼城小百合:い、一応ドッジ。どうせ装甲無視ですし
兼城小百合:5dx>=47
DoubleCross?:?(5DX10>=47)?→?9[3,4,7,9,9]?→?9?→?失敗

兼城小百合:はい
GM:5d10+22
DoubleCross?:?(5D10+22)?→?22[3,3,3,8,5]+22?→?44

兼城小百合:戦闘不能! デラーシュのロイスをタイタス昇華して復活します。
GM:了解、では続けて
GM:11dx7+14+8 三編、狙いはともえ
DoubleCross?:?(11DX7+22)?→?10[2,3,4,4,5,6,6,8,9,9,10]+10[2,3,7,7]+3[3,3]+22?→?45

園原ともえ:リア不!
GM:5d10+22
DoubleCross?:?(5D10+22)?→?29[9,5,8,6,1]+22?→?51

園原ともえ:即死!ナユタ君のロイスを切ってHP12!以上!
GM:了解! では続けて
GM:11dx7+14+8 四編、狙いはナユタ
DoubleCross?:?(11DX7+22)?→?10[1,2,2,3,4,7,8,10,10,10,10]+10[1,2,5,6,9,10]+6[1,6]+22?→?48

阿僧祇ナユタ:う~ん……流石にカウンター狙いは無謀な数値
阿僧祇ナユタ:ここはガード!
GM:ダメージ
GM:5d10+22
DoubleCross?:?(5D10+22)?→?31[8,9,10,1,3]+22?→?53

阿僧祇ナユタ:ガード値を引いても耐え切れない!
阿僧祇ナユタ:紅葉さんへのロイスをタイタスににて昇華!
GM:で
デラーシュ・カイツール:デラーシュたち……最早個であるか群であるかすらわからない蠢く怪物たちが、広がりあなた達の視界に広がり
デラーシュ・カイツール:視界が暗転すると同時、脳裏にそれぞれの記憶の傷が浮かび
デラーシュ・カイツール:肉体に広がり、肉体の力を奪おうとする
デラーシュ・カイツール:お前たちは無意味で無力な存在だとあざ笑う、デラーシュの解釈だ。
阿僧祇ナユタ:”痛み”や”苦しみ”を直接刷り込んでくるような攻撃
阿僧祇ナユタ:毒で弱体化できたのは、敵の一部分だけだったようだ
阿僧祇ナユタ:「厄介なもんだな、本当に……!」だがこれしきでは屈しない
阿僧祇ナユタ:痛みも苦しみも、それだけで膝をつくわけには、いかない
兼城小百合:視界に広がるは火と鉄。血と鋼。“村正”が味わってきた苦痛と無念。“一子村正”の傷。
兼城小百合:「本当に……っぁぁあ!」それでも、膝は着かない。この傷は、傷であり、理想の原点でもあるのだから。
兼城小百合:作っていたナイフを腿に突き刺し、無理やり意識を取り戻す。《リザレクト》の遅れを感じながらも、ナイフを引き抜いて
園原ともえ:「──か、ふ」影の濁流に飲み込まれるも、その瞳に宿す意志は消えず。
園原ともえ:過去の苦しみなど、何てことない。私に与えられた現在、そして未来を見据える今ならば。
園原ともえ:「……余裕、です」にへら、と笑みを浮かべながら、影より這い出て立ち上がる。
更科紅葉:「本当に、無価値となったのねぇ」心底呆れた言葉を漏らす。
更科紅葉:ばぢんっ!
更科紅葉:少女に近づいたデラーシュのそれが、弾け飛び霧散する。
更科紅葉:つまるところ、レネゲイドによる干渉だ。それ以上でも、それ以下でも無い。
更科紅葉:初見ならいざしらず、二度も見た。ましてや弱った遺産如きの力では──
更科紅葉:更科紅葉──レネゲイドビーイングに干渉を行おうなど、大海に角砂糖を投げ入れるような意味しか持たない。
更科紅葉:デラーシュへのロイスを【デラーシュ@親近感/◯無価値】に変更します。
GM:メインプロセス <一子村正>行動値9
GM:行動どうぞ
兼城小百合:マイナーアクション ▼鍛造・村正 インフィニティウェポン+ジャイアントウェポン
武器作成 侵蝕107→121

兼城小百合:メジャーアクション ▼斬撃 《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》+《アンプリフィケイション》
対象は攻撃してきた第二編

兼城小百合:なにもなければ判定
兼城小百合:11dx+2@7
DoubleCross?:?(11DX7+2)?→?10[1,2,2,3,6,7,8,8,8,8,10]+10[1,1,2,3,7,10]+10[3,7]+10[8]+10[10]+10[8]+4[4]+2?→?66

兼城小百合:?????
GM:!?
GM:か、かいひ!
デラーシュ・カイツール:回避宣言《原初の緑:命の盾》+《理知の城壁》を使って〈交渉〉で回避。
デラーシュ・カイツール:11dx
DoubleCross?:?(11DX10)?→?6[1,2,3,4,4,4,5,5,6,6,6]?→?6

GM:皮肉な出目がすぎる、ダメージどうぞ
兼城小百合:7d10+32 装甲有効
DoubleCross?:?(7D10+32)?→?43[9,3,10,7,4,5,5]+32?→?75

GM:まだ死亡せず、演出どうぞ
兼城小百合:4体もいる割にちょっとタフじゃないですかね。演出
兼城小百合:《急速分解》
兼城小百合:周囲の地面が、壁が崩れ、砂に変わる。先程腿を刺したナイフも、同様に。
兼城小百合:「周辺レネゲイドは及第点。ただ材料と体内レネゲイドが不足……まぁ、不満はありますが」金槌の、音
兼城小百合:折返し。折返し。折返し。
兼城小百合:数度金槌の音をひびかせる。
兼城小百合:「銘入」「童子切、村正」無数の工程を経て、圧縮され赤熱する鉄塊に右腕を差し入れる。
兼城小百合:引き抜いたのは、長さにして2尺6寸5分の太刀。柄はなく、茎を直接握る。
兼城小百合:「習作としては及第点。試し切りに付き合っていただきます」散り舞い上がった火花が堕ちるより早く。振るう。
兼城小百合:日本に於ける怪物の王。酒?童子の首を刎ねたとされる一刀の再現。それが非現実であればあるほど、その鋼は
兼城小百合:よく、切れる。
デラーシュ・カイツール:「_____」悲鳴だろうか、叫び声が上がる
デラーシュ・カイツール:そして、断たれたデラーシュの断片たちは霧散し、宙に消えていく
GM:メインプロセス <シーウィード>行動値7
GM:行動どうぞ
園原ともえ:はぁい!
園原ともえ:マイナーでホローポイント弾使用。射撃攻撃力+3。
園原ともえ:メジャー▼【器用なんです】《C:エグ》《オールレンジ》《死神の精度》
園原ともえ:対象は私を殴った第三編で。
園原ともえ:12dx7+17
DoubleCross?:?(12DX7+17)?→?10[1,2,3,5,5,7,7,8,8,9,9,10]+10[3,4,4,6,6,7,9]+5[5,5]+17?→?42

デラーシュ・カイツール:回避宣言《原初の緑:命の盾》+《理知の城壁》を使って〈交渉〉で回避。
デラーシュ・カイツール:11dx
DoubleCross?:?(11DX10)?→?10[1,2,2,2,4,5,6,7,7,8,10]+7[7]?→?17

GM:ダメージどうぞ!
園原ともえ:▼【本気です】《オーバーロード》必中の弓選択 攻撃力+15/選択武器破壊
園原ともえ:エピック指定により破壊効果を無効。
園原ともえ:ダメージダイス!
園原ともえ:(5+1)d10+55
DoubleCross?:?(6D10+55)?→?40[7,8,10,7,5,3]+55?→?95

園原ともえ:装甲有効、95点!
GM:それは無理! 消し飛びます!
園原ともえ:わぁい!
GM:演出どぞ
園原ともえ:侵蝕+12、123になって演出。
園原ともえ
園原ともえ:「……いきます!!」
園原ともえ:素足を晒した理由。足の指を工具にするのに邪魔だったから。
園原ともえ:がちん、と。釘打ち機を十台造り出し、過剰なほど重ねて床に撃ち付ける。
園原ともえ:射撃の反動で身体が吹き飛ばぬ様、全身を固定するために。
園原ともえ
園原ともえ:「(──"弩"への"過負荷"(R:オーバーロード)対策構造、工程開始)」
園原ともえ
園原ともえ:……数カ月前、私はFHセルに誘拐され、売り物の生物兵器として扱われた。
園原ともえ:期間こそ短かったもの、奪われたモノはそれなりに多いらしい。
園原ともえ
園原ともえ:「(──設計、施行開始。オルクス因子による性能限界突破への耐久を想定)」
園原ともえ
園原ともえ:誘拐以前の記憶は、跡形もなく消去され。
園原ともえ:生物兵器に仕立てるための診断、手術、実験、改造に日夜付き合わされ。
園原ともえ
園原ともえ:「(──施行完了。《十徳指》により各部品を組成)」
園原ともえ
園原ともえ:その結果、私の身体には様々な者の痕跡やレネゲイド因子が入り交じり。
園原ともえ:元の家族に辿り付くだけのデータを身体から得ることは難しい。
園原ともえ
園原ともえ:「(──リムの補強は両人差し指。しなやかで、柔軟に)」
園原ともえ
園原ともえ:そして、私よりも長期間捕らわれていた子どもの数は200人超。
園原ともえ:既に売却された子も含めれば、未来を奪われた犠牲者はもっと、沢山。
園原ともえ
園原ともえ:「(──ストリングの補強は両中指。張り詰めて、強靭に)」
園原ともえ
園原ともえ:……だが、私や子ども達はミツキさん達に救い出され。
園原ともえ:今、こうやって自由の身で世界に立っていられる。
園原ともえ
園原ともえ:「(──マウントの補強は両親指。押し留めて、頑丈に)」
園原ともえ
園原ともえ:忘れかけていた、世界の楽しさを再び知ることができた。
園原ともえ:失いかけていた、人との繋がりを取り戻すことができた。
園原ともえ
園原ともえ:「(──ストック、グリップは両腕に接着。接合を両薬指、小指で補助)」
園原ともえ
園原ともえ:だから、私は決めたのだ。
園原ともえ:私が尋常ならざる異端の能力を宿すのであれば。
園原ともえ
園原ともえ:「(──トリガーは声帯に連結)」
園原ともえ
園原ともえ:自身の私欲のため他人を弄ぶ悪を一人でも多く倒すために。
園原ともえ:人生を奪われんとする力無き者を一人でも多く護るために。
園原ともえ
園原ともえ:「(──"弩"、対"過負荷"(R:オーバーロード)構造、全工程完了)」
園原ともえ
園原ともえ:……私を助けてくれた人を、もう二度と悲しませないために。
園原ともえ:絶対に、そうしたいと思ったから!!
園原ともえ
園原ともえ:「(──鏃、装填)」
園原ともえ
園原ともえ:「く」
園原ともえ:「ら」
園原ともえ:「えぇええええええええええええ!!!!!」
園原ともえ:──轟音。そして破砕音。
園原ともえ:放たれた鏃が大気を裂き、容赦なく怨敵が陰影を刎ね飛ばす。
園原ともえ:補強のため施された《十徳指》のパーツは尽く弾け、無残に砕け散るも。
園原ともえ:遺産の弩は傷一つなく、その精悍なフォルムを保っている。
園原ともえ:だが。その威力は間違いなく、足を踏み入れた。
園原ともえ:──その一射、太古の遺産たる"大弓"を超える一撃と相なりて!
デラーシュ・カイツール:「がっ___! 失敗、作の、チルドレンがぁぁぁぁ!!」 最早それしか繰り返す事ができないのだろう。 叫び声と共に、撃ち抜かれた断片は消失し霧散する。
GM:メインプロセス <塵(slaughter)/>行動値5
GM:行動どうぞ
更科紅葉:はい
更科紅葉:マイナーでデラーシュの居る所に戦闘移動。エンゲージ。
更科紅葉:メジャー。コンボ【蹂躙】(獣の力/獣王の力/コンバットシステム/コンセ)侵蝕率+10
更科紅葉:ここは第一編を狙いましょう。
更科紅葉:阻害などなさそうですので、判定行きます。
更科紅葉:11dx7
DoubleCross?:?(11DX7)?→?10[1,1,2,2,3,4,6,6,7,7,9]+10[4,5,8]+6[6]?→?26

更科紅葉:ぐ、低い。26です。
デラーシュ・カイツール:回避宣言《原初の緑:命の盾》+《理知の城壁》を使って〈交渉〉で回避。
デラーシュ・カイツール:11dx
DoubleCross?:?(11DX10)?→?10[1,1,6,7,7,7,8,8,9,10,10]+9[2,9]?→?19

更科紅葉:命中はしたか。ダメージ行きます。
更科紅葉:3d10+36 装甲有効
DoubleCross?:?(3D10+36)?→?6[1,1,4]+36?→?42

更科紅葉:くさったなぁ。42点ダメージ。装甲有効。
GM:まだ立ってます、演出どうぞ
GM:一編の合計ダメージは70です。
更科紅葉:まず侵蝕率がこれで106になりました。
更科紅葉
更科紅葉:「さて、永遠を謳っていたわねぇ、デーラシュ」
更科紅葉:ゆったりと、群れ蠢くそれらへと近づき。
更科紅葉:「アナタがお好きな論理と思考だけでは辿り抜けない」
更科紅葉:「アナタの理解できないモノを礎に、たどり着かせてもらったわよぉ」
更科紅葉:「アナタを完全に殺し、消滅させることのできる、この状況に」
更科紅葉:一閃。
更科紅葉:手にした百貫の金棒が、デラーシュの一体へと叩きつけられる。
デラーシュ・カイツール:「____!」悲鳴、ぶつりという音をたててデラーシュの断片が食いちぎられる
GM:メインプロセス <ヒドラNo9>行動値11(待機)
GM:行動どうぞ
阿僧祇ナユタ:マイナー飛ばしてメジャーアクション
阿僧祇ナユタ:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《滅びの一矢》
阿僧祇ナユタ:対象は第二編
阿僧祇ナユタ:11dx7+3+3
DoubleCross?:?(11DX7+6)?→?10[3,4,4,5,6,6,6,7,8,9,9]+10[3,3,6,8]+4[4]+6?→?30

デラーシュ・カイツール:回避宣言《原初の緑:命の盾》+《理知の城壁》を使って〈交渉〉で回避。
デラーシュ・カイツール:11dx
DoubleCross?:?(11DX10)?→?9[2,2,4,5,7,7,7,9,9,9,9]?→?9

GM:命中! ダメージをどうぞ
阿僧祇ナユタ:4d10+11+1d10
DoubleCross?:?(4D10+11+1D10)?→?18[3,1,10,4]+11+8[8]?→?37

阿僧祇ナユタ:どうだ!
GM:撃破! 演出どうぞ!
阿僧祇ナユタ:阿僧祇ナユタのオーヴァードとしての能力は”毒”に大部分を侵されている
阿僧祇ナユタ:故に、一撃で敵を消し飛ばす力も、
阿僧祇ナユタ:地形を抉るような威力もなく。
阿僧祇ナユタ:「だからこういう時の俺の仕事は……こうだ!」
阿僧祇ナユタ:いくつかに分かれた”デラーシュ”の、最も脆くなった部位を見極めて、槍を放つ
デラーシュ・カイツール:先ほど小百合の一撃を食らって脆くなっていた部位が、ナユタの槍によって的確に貫かれ
デラーシュ・カイツール:分断され、宙に溶けて消える。
更科紅葉:「なかなか働く馬の骨ねぇ──」
更科紅葉:ロイス。馬の骨【阿僧祇ナユタ@◯有為/警戒】を取得。ラスト。
GM:【クリンナッププロセス】
更科紅葉:クリンナップありません。
園原ともえ:なし
阿僧祇ナユタ:ないぜ
兼城小百合:なし
GM:では
GM:▽ラウンド2
GM:【セットアッププロセス】
園原ともえ:なし
更科紅葉:ありません
阿僧祇ナユタ:ないぞ
兼城小百合:なし
GM:では
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:ナユタ(11)>デラーシュ(10)>小百合(9)>ともえ(7)>紅葉(5)/敬称略
GM:メインプロセス <ヒドラNo9>行動値11
阿僧祇ナユタ:マイナーなし、メジャーアクション
阿僧祇ナユタ:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《滅びの一矢》+《罪人の枷》
阿僧祇ナユタ:対象は第一編!
阿僧祇ナユタ:11dx7+3+3
DoubleCross?:?(11DX7+6)?→?10[1,1,1,2,4,4,5,6,6,7,8]+10[1,9]+3[3]+6?→?29

園原ともえ:バディム!
阿僧祇ナユタ:うおー!これでダメージダイスが増えるぜ~!達成値32!
デラーシュ・カイツール:回避宣言《原初の緑:命の盾》+《理知の城壁》を使って〈交渉〉で回避。
デラーシュ・カイツール:11dx
DoubleCross?:?(11DX10)?→?10[1,4,6,7,8,8,9,9,10,10,10]+9[6,8,9]?→?19

GM:命中! ダメージどうぞ
阿僧祇ナユタ:4d10+11+1d10
DoubleCross?:?(4D10+11+1D10)?→?26[8,3,7,8]+11+7[7]?→?44

阿僧祇ナユタ:さらに達成値ー40!生きてたらの話だがな
阿僧祇ナユタ:侵蝕+7 132
GM:撃破!
GM:演出どうぞ
阿僧祇ナユタ:能力を使うのも、タダじゃない
阿僧祇ナユタ:槍は振るえば振るうほどに血を吸い、毒を侵蝕させてくる
阿僧祇ナユタ:「そろそろ……終わらせよ……そして」
阿僧祇ナユタ:「始めるんだ、俺たちの人生を」
阿僧祇ナユタ:長引けないからこそ、この一投に全力を込める
阿僧祇ナユタ:毒と血が炸裂し、黒い靄の中に赤黒い花を咲かせる
デラーシュ・カイツール:「キ____貴様ぁッぁぁぁ!!」赤に飲まれて、黒い文字の怪物は四散する
GM:メインプロセス <デラーシュ・カイツール>行動値10
GM:その仕返しと言わんばかりに、黒い群れがナユタめがけて飛び込んでくる。
デラーシュ・カイツール:マイナーアクション《千変万化の影:Lv7》+《オリジンレジェンド:Lv7》
デラーシュ・カイツール:《コンセントレイト:ノイマン:Lv3》+《理知の城壁》+《虚構のナイフ:Lv5》+《言葉の刃:Lv6》+《確定予測:Lv4》
デラーシュ・カイツール:対象はナユタ
デラーシュ・カイツール:11dx7+14+8
DoubleCross?:?(11DX7+22)?→?10[3,3,3,3,3,4,6,7,8,9,10]+4[2,3,4,4]+22?→?36

阿僧祇ナユタ:ガードだ
デラーシュ・カイツール:4d10+22
DoubleCross?:?(4D10+22)?→?21[9,3,4,5]+22?→?43

阿僧祇ナユタ:死亡!
阿僧祇ナユタ:小百合さんへのロイスをタイタス昇華!
デラーシュ・カイツール:黒い群れがナユタの視界を塞ぐと同時、実験で犠牲になったチルドレンたちの幻影が一斉にナユタに襲い掛かってくる。
阿僧祇ナユタ:「……こうもはっきり形にされると、やっぱりキツイな、こりゃ」
阿僧祇ナユタ:受け流すことはせず、体と心で受け止める
阿僧祇ナユタ:痛みを、苦しみを、例え2本の脚で支えきれずとも
阿僧祇ナユタ:手にした槍を突き立て、第3の脚として立ち続ける
阿僧祇ナユタ:「ここで俺が死んでも……何も贖罪にもならないからな」
阿僧祇ナユタ:ミツキへのロイスをSロイスに指定します
GM:わお……
GM:では、このイニシアチブにエフェクト宣言
阿僧祇ナユタ:?!
兼城小百合:なぬっ
デラーシュ・カイツール:《原初の虚:極大消滅波》
デラーシュ・カイツール:対象は同じエンゲージの二人
更科紅葉:おおー
兼城小百合:な、なにぃーっ!
更科紅葉:HPダメージだから装甲も意味がない。おのれー
デラーシュ・カイツール:リアクション不可のダメージ、振ります
兼城小百合:お、おのれーっ!
更科紅葉:こーい
デラーシュ・カイツール:5d10
DoubleCross?:?(5D10)?→?29[6,5,1,8,9]?→?29

更科紅葉:29ダメージで残りHP3。生存。
兼城小百合:ううん死亡! 紅葉のロイスをタイタス昇華してHP12で復活
デラーシュ・カイツール:「お前たちは、消えろ___!」残り少なくなったデラーシュが、叫びを発すると
デラーシュ・カイツール:紅葉と小百合の二人は、肉体の感覚が"消失”する
デラーシュ・カイツール:五感も消え、自分がどこにいるのか、立っているのか座っているのかすら判断が不可能になり、意志が摩耗する感覚を憶える。
更科紅葉:「くっ──」宙に浮いているかのような感覚。一瞬にも永劫にも思える、混濁した世界。
更科紅葉:ぎゅっ──
更科紅葉:薄れる五感の中、常に懐に忍び込ませているモノを、そっと握りしめる。
更科紅葉:木製の“ソレ”は五感が鈍る中、確かな温かみ以て感覚を取り戻させ──
更科紅葉:「最後の──悪あがきかしらぁ?」膝を屈する事なく、少女は両の足で踏みとどまった。
兼城小百合:「っあ、ぐ──」
兼城小百合:五感の消失。混濁し漂白された世界。白くゆらぎ、己が世界に溶ける
兼城小百合:──わけにはいかない。
兼城小百合:古来より鍛冶は、神事の一つでもある。宝刀、神剣を祝詞とともに打ち、意識の一部を漂白して世界につなぐ事で神代の技術を現代に降ろす。
兼城小百合:……そこから戻ってくることも、無論。鍛冶師には求められる。
兼城小百合:膝をつく直前に、一歩。大きく踏みとどまる。
兼城小百合:「……ちょうどいい。手間が、省けました」
GM:メインプロセス <シーウィード>行動値7
園原ともえ:待機。
GM:了解。
GM:メインプロセス <塵(slaughter)/>行動値5
更科紅葉:待機
GM:了解。
GM:メインプロセス <一子村正>行動値0
GM:行動どうぞ
兼城小百合:まずは前ラウンドに作った《インフィニティウェポン》の効果を適用終了。武器を消失させます。
兼城小百合:マイナーアクション インフィニティウェポン+ジャイアントウェポン+真名の主
武器作成。侵蝕121→140

兼城小百合:14+3d10 武器攻撃力決定
DoubleCross?:?(14+3D10)?→?14+28[10,8,10]?→?42

兼城小百合:ほぼ最大値。これは業物
兼城小百合:メジャーアクション 《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》+《アンプリフィケイション》
対象は第四編

兼城小百合:判定行きます
兼城小百合:12dx+2@7
DoubleCross?:?(12DX7+2)?→?10[2,2,2,4,4,4,4,6,7,7,7,8]+5[4,4,5,5]+2?→?17

デラーシュ・カイツール:回避宣言《原初の緑:命の盾》+《理知の城壁》を使って〈交渉〉で回避。
デラーシュ・カイツール:11dx
DoubleCross?:?(11DX10)?→?10[1,1,3,3,3,4,5,7,8,10,10]+5[3,5]?→?15

GM:ダメージどうぞ
兼城小百合:2d10+45
DoubleCross?:?(2D10+45)?→?11[10,1]+45?→?56

GM:生存! 演出あったらどうぞ
兼城小百合:流れ出た血も、周辺レネゲイドも十分。そして、体内レネゲイド(炉の温度)が、ようやく追いついた。
兼城小百合:「今少しばかり、時間を稼いでおいてくれます?」
兼城小百合:《急速分解》
兼城小百合:周辺が、先程よりも大きく。食いちぎられるように分解されていく。
兼城小百合:その全てが、彼女の元に。圧縮され、叩き、伸ばし、折返し。
兼城小百合:折返し、折返し、折返し、折返し、折返し──
兼城小百合:「心鉄形成(こころはかたく)、皮鉄形成(やいばはするどく)」
兼城小百合:太陽のように熱を持った塊が、金槌の音とともに歪み、さらに圧縮される。
兼城小百合
兼城小百合:「造り込み、素延べ、鋒造り、火造り、荒仕上げ、土置き、赤め」
兼城小百合:「焼入れ、鍛冶押し、下地研ぎ」
兼城小百合:その少し緩い裾が焦げ始めるほどの熱を放ち、尚も響く金槌の音。
兼城小百合
兼城小百合:「備水砥、改正研、中名倉研、細名倉研、内曇地研、仕上げ研ぎ」
兼城小百合:「砕き地艶、拭い、刃取り、磨き、帽子なるめ」
兼城小百合
兼城小百合:「──銘を顕せ、剣の鼓動」
兼城小百合:その塊の中に、躊躇なく右腕を差し入れた。
兼城小百合:炎が渦巻き腕を這い、右腕の袖どころか、半身の衣装を焼く。右半身の肌が、巻いた晒布を残して露出し、片肌脱ぎの和装を思わせる姿で
兼城小百合:重い金属音とともに、それを引き抜いた。
兼城小百合
兼城小百合:火花が散る。蒸気を纏うその刀は、長さにして三尺に迫る大太刀。
兼城小百合:膨大な質量とレネゲイドを費やし、そのすべてを賭して作られた渾身の一振り。
兼城小百合:「此処に示すは数多の研鑽」
「千を溶かし、百を打ち、十を折って一子を成す」

兼城小百合:「築きは崩し、崩しは打ちて、中津に届くは刀塚」
「村正の刃で、神代の鼓動を此処に打つ」

兼城小百合:かの“賢者の石”に迫りうる密度と存在感を持つ。その剣の名は
兼城小百合
兼城小百合:「これが私の──」
兼城小百合:「──“布都御魂村正”だぁぁぁ!!!」
兼城小百合:布都御魂の「布都」はそれすなわち、「断ち切る」の意。
兼城小百合:因果を。運命を、宿業を。
兼城小百合:定められた意味を、未来を断ち切り滅ぼす、【解放】の一振りである。
兼城小百合:空間ごと斜めに“ズレた”ような一瞬の錯覚とともに、デラーシュの残り。その大半が断ち切られ、消失する。
デラーシュ・カイツール:「ぁぁぁぁッ!! きられ、きれ……消える、ワタシが……!!」真っ二つに断ち斬られ、少ない断片をより集めてなんとか形を保たんとする
GM:メインプロセス <塵(slaughter)/>行動値5(待機)
GM:行動どうぞ
更科紅葉:はい。ではマイナーは放棄。
更科紅葉:メジャーコンボ【蹂躙】(獣の力/獣王の力/コンバットシステム/コンセ)侵蝕率+10
更科紅葉:UGNとデラーシュのロイスを昇華。ダイス+10のcr-1で
更科紅葉:阻害無いと思うのでぶん殴ります。
更科紅葉:21dx6 あらよっと
DoubleCross?:?(21DX6)?→?10[2,3,3,3,4,4,5,5,5,5,5,6,6,7,7,7,8,8,8,8,9]+10[3,4,5,5,6,8,8,9,10,10]+10[4,4,5,6,7,8]+10[2,5,9]+2[2]?→?42

更科紅葉:42です。
更科紅葉:侵蝕率116に
更科紅葉:リアクションをお願いします。
デラーシュ・カイツール:回避宣言《原初の緑:命の盾》+《理知の城壁》を使って〈交渉〉で回避。
デラーシュ・カイツール:11dx
DoubleCross?:?(11DX10)?→?9[1,2,2,2,2,3,3,6,7,9,9]?→?9

更科紅葉:ダメージロール前に、コンボ【無慈悲】(フェイタルヒット)侵蝕率+4
更科紅葉:Dロール直前。ダメージ+4d10
更科紅葉:侵蝕率120に。
更科紅葉:ダメージ行きます!
GM:どうぞ!
更科紅葉:5d10+4d10+36 装甲ガード有効
DoubleCross?:?(5D10+4D10+36)?→?19[1,1,3,6,8]+22[2,2,8,10]+36?→?77

更科紅葉:77点の装甲ガード有効!
デラーシュ・カイツール:……撃破!
更科紅葉:たんっ──
更科紅葉:百貫の金棒を携えたまま、軽やかに真上へと跳躍する。
更科紅葉:「さて、終わりにしましょうかぁ」
更科紅葉:空中で睥睨し、巨大な金棒を振りかざし、狙い定める。
更科紅葉:それは園原ともえ、兼城小百合、阿僧祇ナユタらの繰り出す『技』の対極。
更科紅葉:純粋にして単純極まる、ただの『力』。
更科紅葉:「論理と思考を以て判断しなさいなぁ──」
更科紅葉:凶暴な笑みを湛えたまま宙空より、重量に膂力を加え、デラーシュへと襲いかかる。
更科紅葉:「防げるか──否か!」
デラーシュ・カイツール:ゆっくりと巨大な影が、紅葉の方を見る。
デラーシュ・カイツール:申し訳程度の思念波で、紅葉の視界に炎の情景を映し動きを鈍らせようとするが
デラーシュ・カイツール:その幻覚は、所詮過去であった。
更科紅葉:恐怖に耐えて──
更科紅葉:否
更科紅葉:恐怖を『ぶち破って』!
更科紅葉:「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!」
更科紅葉:金・剛・撃!
更科紅葉:落雷のような轟音が鳴り響く。
更科紅葉:そしてもうもうと立ちこめた土煙が晴れると、かつてデラーシュが在った場所に、巨大なクレーターが出現している。
更科紅葉:「──答えはでたかしらぁ?」気怠げに、髪を払って──
GM:最早、その問いに答える力すらなく
デラーシュ・カイツール:応える声もなく
GM:デラーシュと呼ばれた文字の遺産は、散り散りになりとなり霧散した。



GM:【クライマックス戦闘終了】



バックトラック

GM:Eロイスは5つ(超越活性×2、マジカル☆リクエスト、堕落の誘い)です。
GM:振る方はどうぞ
更科紅葉:いただきまーす
兼城小百合:ダイスロール前にメモリー効果を使って、侵蝕10マイナスします
更科紅葉:120-4d10
DoubleCross?:?(120-4D10)?→?120-13[1,6,3,3]?→?107

GM:どうぞ
園原ともえ:振っとこう
兼城小百合:140→130
園原ともえ:123-5d10
DoubleCross?:?(123-5D10)?→?123-26[2,4,8,8,4]?→?97

更科紅葉:うお、低い。怖い。
兼城小百合:そしてEもふります!
兼城小百合:130-5d10
DoubleCross?:?(130-5D10)?→?130-31[6,9,10,3,3]?→?99

更科紅葉:で、ロイスは通常振り。
園原ともえ:等倍
更科紅葉:107-4d10
DoubleCross?:?(107-4D10)?→?107-21[1,7,6,7]?→?86

園原ともえ:97-5d10
DoubleCross?:?(97-5D10)?→?97-15[5,1,1,4,4]?→?82

兼城小百合:お。帰還確定。等倍で
園原ともえ:5点
更科紅葉:86 いいところに落ち着きました。5点圏。
兼城小百合:99-4d10
DoubleCross?:?(99-4D10)?→?99-21[1,5,8,7]?→?78

阿僧祇ナユタ:Eロ分振ります!
兼城小百合:ギリギリ5点圏内!
阿僧祇ナユタ:132-4d10
DoubleCross?:?(132-4D10)?→?132-23[2,7,7,7]?→?109

阿僧祇ナユタ:さらにロイス3個を2倍振り!
阿僧祇ナユタ:109-6d10
DoubleCross?:?(109-6D10)?→?109-33[1,8,9,3,3,9]?→?76

阿僧祇ナユタ:帰還!
更科紅葉:やったー<無事全員帰還
GM:やったー
GM:では


エンディングフェイズ/シーン1/「そして明日を生きる」

GM:戦闘が終わり、その場に張り詰めていた空気と衝動が消え失せる。
GM:そして
GM:ぽとり、と何かが落ちる音がする
デラーシュ:それは、黒い小さな文字の塊
デラーシュ:?芋虫のような蠕動運動で、この場から少しでも離れようとしている。
デラーシュ:最早言葉を発することも、意思を伝えることもできない。
阿僧祇ナユタ:「こいつが……なれの果てか」
デラーシュ:人無き文字は、ただの理解不能な染みである。
園原ともえ:「……」ミツキさんの方をちらりと見る。
兼城小百合:「みたいですね……」“布都御魂村正”を担ぎ、成れの果てのほうに歩み寄りながら
阿僧祇ナユタ:力を失った黒い染みの行く先に、槍の切っ先を突き立てる
阿僧祇ナユタ:「……俺がやっていいか?」
デラーシュ:何かにぶつかったことを理解して、迂回しようとゆっくり動く
兼城小百合:「むしろ、私のほうから如何致します? と聞くところでした」
更科紅葉:「憐れみをかけるとでも思ったのかしらぁ?」
兼城小百合:「……一応、そこの正規人員様にも聞いておいたほうがよいのでは?」
兼城小百合:「ねぇ、シーウィード」
阿僧祇ナユタ:「あ、そういう組織の手前もあるか」
更科紅葉:「そうねぇ、依頼ではあった訳だし」
更科紅葉:「顔は立てておかないと、ねぇ」
更科紅葉:判断を下すべき立場にある少女の方へと振り返り。
園原ともえ:「……遺産を確保し、UGNで管理するという方針もなくはないですが」
園原ともえ:「今回は事情が事情ゆえ。この遺産の危険度は非常に高いと認識しています」
園原ともえ:「ゆえに、この場で『処分』すべきだと判断します」
兼城小百合:「……だ、そうですよ」
阿僧祇ナユタ:「じゃあ一思いに、な」
園原ともえ:そう訥々と喋りながら、ナユタくんを見る。
阿僧祇ナユタ:「任せとけ、これで……終いだ」
園原ともえ:「……お願い、します」
阿僧祇ナユタ:小さな染みの中核を、しっかり捉えて、突き刺した
デラーシュ:「___」
デラーシュ:声を上げることもできず、槍に刺され。
デラーシュ:かつてデラーシュと呼ばれた高尚な文字の群れは、黒い煙となって空に散って消えた。
更科紅葉:消え去るそれを確認して──
更科紅葉:「少し訂正させてもらうわねぇ、園原ともえ」
園原ともえ:「……?」
更科紅葉:「あれは、私の一撃で死んでいた」
更科紅葉:「蠢いていたのは、死後の痙攣のようなモノ」
更科紅葉:ふぅ──と大仰なため息。
更科紅葉:「なので、阿僧祇ナユタのアレはただの死体蹴り」
更科紅葉:「あなたは確保できなかっただけ。決してトドメを指す判断を下した訳ではないわねぇ」
兼城小百合:「……お優しいのですね」
更科紅葉:「私が殺すと言ったでしょう? 討ちもらしたと思われるのは、面白くないわねぇ」
兼城小百合:「素直でないのですね」
園原ともえ:「…………」その言の葉の奥に隠された、自身への気遣いを感じ取り。
園原ともえ:「……ありがとう、紅葉さん」
園原ともえ:「でも、大丈夫です」
園原ともえ:「私だって、誰かを守ることは、誰かを突き放すことだって、知ってますから」
園原ともえ:「……ですが、報告はその様にまとめますね」にこり、と返す。
更科紅葉:ふぅ──
更科紅葉:先とは違う形でため息をつくこととなり──
更科紅葉:「複雑ねぇ、ヒトは」
更科紅葉:少女の笑顔に、気怠げにそう返す。
阿僧祇ナユタ:「ま、イリーガルでもない男が勝手にやったことだとでも書いてくれれば……な」
阿僧祇ナユタ:「ところで、だ」兼城小百合に視線を向ける
阿僧祇ナユタ:「なんというか……目のやりどころに困る格好だな……それ」
兼城小百合:「……」
兼城小百合:「…………」
阿僧祇ナユタ:片肌脱ぎのことを言っている
兼城小百合:「………………」そっと余った布地を引っ張って隠そうとするが、隠れてない
兼城小百合:「見世物じゃないんです。あまりジロジロ見ないでください」
兼城小百合:「このサラシ、実質下着ですよ」
阿僧祇ナユタ:「そ、そんな言い方……」
更科紅葉:「つまり兼城小百合はぁ──」
更科紅葉:「人前で肌だけでなく下着を晒す趣味が在るのかしらぁ?」
兼城小百合:「普通の下着だと膨らみすぎて、手元が見づらいんですよ! だからこれで圧縮し──」
更科紅葉:くつくつとからかうように微笑んで。
兼城小百合:「鏖ぁぁぁぁ!!!」
兼城小百合:「いちいち余計なんですよ貴方は!」
更科紅葉:「自分に指摘される点が多いからとは考えないのかしらぁ?」
更科紅葉:激昂をそよ風のように受け流し
阿僧祇ナユタ:(ふくらみ………)
阿僧祇ナユタ:(ここ数日で……刺激の強い話ばっかりだな)
園原ともえ:「け、喧嘩は良くないですよ……二人ともぉ……」
兼城小百合:「喧しい! 鬼殺しの刀だって打てるのよ私は!」
兼城小百合:──膨らみと聞いて意識して見ればわかるかもしれない。普通に体に巻いただけではない。みちみちに張り詰めているのだ。この布は
更科紅葉:「怖いわねぇ、柔肌を斬り裂かれないように気をつけましょう」
兼城小百合:「っこ、この……」
ミツキ:「なーに、スタイルの話? なかいーね?」
ミツキ:いつのまにか起きていたミツキが、ともえを後ろから抱きしめる
兼城小百合:「アナザーアーク! この男が私にセクハラをですね!」
園原ともえ:「わひゃ……ミツキさん!」ぱぁ、と顔が明るく。分かりやすい。
更科紅葉:「お目覚めかしらぁ?」
阿僧祇ナユタ:「セクハラじゃ……ない!」
阿僧祇ナユタ:顔を赤くしつつ
ミツキ:「うん、おはよ。デラーシュ……消えたね」
兼城小百合:「……えぇ。無事に」
ミツキ:「ありがとね、みんな」そう言って笑う
ミツキ:が、すぐに膝をつく、彼女も限界だったのだろう。
園原ともえ:「ミ、ミツキさん!!無茶しないで!!」彼女を支える様に手を回す。
園原ともえ:「……ひとまず、一件落着ということで」
兼城小百合:「おやまぁ……そうですね」
ミツキ:「へーきへーき、でもないけど……ありがと」
阿僧祇ナユタ:「お疲れ様」反対側から支えるように
園原ともえ:「報告も兼ねて、皆で支部に戻りましょう」
兼城小百合:「私も早く着替えがほしいですね」
園原ともえ:「……全員無事で、任務を完遂しましたって」
ミツキ:「ん、でもその前に……」
GM:ともえの持っている、光樹の弩がうっすらと緑の光を放つ
ミツキ:「そろそろ、元に戻らないと」
園原ともえ:「……あ」
園原ともえ:「え、と」
園原ともえ:「元に戻ったら……」
更科紅葉:「──やりのこしはないのかしらぁ?」
更科紅葉:単刀直入に、問う。
園原ともえ:「…………」
阿僧祇ナユタ:「…………」
ミツキ:「別に、記憶は共有してるしねー、感じ方が違うだけで」
園原ともえ:「嫌です!!」
ミツキ:「えっ」
園原ともえ:ぎゅっと、ミツキさんを抱きしめる様に。
兼城小百合:「あら」
園原ともえ:「折角、人の方のミツキさんとも仲良く慣れたのに……」
園原ともえ:「遺産の方のミツキさんも大事ですけど……でも……」
ミツキ:「大丈夫だよ、別に消えるわけじゃないんだ……むしろ」
ミツキ:「デラーシュみたいに、普通の遺産は私を飲み込んじゃうけど」
ミツキ:「これは違う」弩を見て
ミツキ:「改造のせいか、何なのかはわからないけど……私と一緒にいてくれる」
園原ともえ:「……一緒、に」
ミツキ:「“これ”が私の遺産なんだ」
ミツキ:「まあ、あっちの私は借り物の身体だとか言って人に触れたがらなかったり、自分は遺産だって強がったりするけど」笑って
ミツキ:「結局同じミツキなんだよね、1%も違わない」
園原ともえ:「…………」
更科紅葉:「それでも──」
更科紅葉:「アナタが在ったからこそ、私たちはデラーシュを仕留められた」
更科紅葉:「だから私は感謝するわぁ」
更科紅葉:「弓崎光樹ではないアナタに、おつかれさま」
ミツキ:「……弓崎光樹に“も”感謝してよね」照れた表情で
ミツキ:「ともえちゃんがいたからなんだし」恥ずかしそうに宙を見上げて
園原ともえ:「……こちらこそ」
園原ともえ:「ありがとう、ございました……」弩を手渡しながら、絞り出した様な小声で。
ミツキ:「……よし、じゃあ戻るね」と、恥ずかしさに耐えきれないのか、ともえの持っている弩に手を伸ばす
阿僧祇ナユタ:「……ミツキ」
阿僧祇ナユタ:「これからも……会って、くれるか?」弩に触れる手を、少しだけ引き留めて
ミツキ:「んー?」ナユタの方を見る
ミツキ:「当たり前じゃん、生きてるんだから」
阿僧祇ナユタ:「ミツキは……その、唯一、俺の過去と、繋がってそうな人間なんだ」
阿僧祇ナユタ:「だから……うん」
ミツキ:「ん……」顔が真っ赤なまま、遺産を手に取り
兼城小百合:「……お熱いこと」
更科紅葉:「羨ましいのかしらぁ?」
兼城小百合:「まさか」
園原ともえ:理解はしているものの、納得はできていない。
園原ともえ:元に戻るだけだし、元の状態でも向こうは記憶を共有できているという。
園原ともえ:遺産の方のミツキさんは勿論大切な、命の恩遺産さんだ。
園原ともえ:でも、人の方のミツキさんだって大切な、命の恩人さんだ。
園原ともえ:「…………」ただ、押し黙っている。口を開けば、困らせてしまうから。
園原ともえ:「……ミツキさん」
ミツキ:「ともえちゃん?」
園原ともえ:吐き出そうになる自分の我儘を押し止めて、必死になって、言葉を紡ごうとする。
園原ともえ:「私も、また……」
園原ともえ:「また、会って。お話ししましょう」
ミツキ:「……うん、またね」
阿僧祇ナユタ:「生きてる限り……絶対、会えるもんな」
ミツキ:「ただ、忘れないでね……私はいつでもここにいるって」
園原ともえ:「…………は、いっ」涙をこらえながらも、笑顔を、取り繕って。
ミツキ:そして、弩を握り締め。
弓崎光樹:____彼女は、遺産に戻った。
弓崎光樹:「んっ……あれ……?」
阿僧祇ナユタ:「ど、どうした?」
兼城小百合:「……おかえりなさいませ」「とでも言っておいたほうがよろしいでしょうか?」
弓崎光樹:「ともえさん……? それに……」
更科紅葉:「まずは状況の説明かしらねぇ」
園原ともえ:「……ミツキ、さん」
弓崎光樹:「……わ」
弓崎光樹:「わぁぁぁぁぁぁ!?」
弓崎光樹:顔を真っ赤にして頭を抱えている
弓崎光樹:「必要ないです! 記憶は共有してるので! ……共有しちゃってるんですよぅ……」
兼城小百合:「あらあら」
阿僧祇ナユタ:「あ、悪い……」慌てて離れる
園原ともえ:「はい……お聞き、しました」
更科紅葉:「ならアナタが言うべきなのではないかしらぁ、弓崎光樹?」
更科紅葉:目線を園原ともえの方へと向けて──
園原ともえ:「え、と……」
園原ともえ:「……おかえり、なさい」
弓崎光樹:「あ、はい……えっと……ただいま、戻りました」
弓崎光樹:「色々と私の事で、ご迷惑を……」
阿僧祇ナユタ:「こっちは……初めましてだな、ミツキ……じゃなくて、弓崎光樹」
園原ともえ:「……っ、ミツキさん!」また、飛び込む様に抱き着く。
弓崎光樹:「わわっ!?」先ほどまでのミツキと違い、逃げ腰で抱き着かれる
園原ともえ:「良かった、です、本当に……また、会えて」
園原ともえ:だんだん感情がごちゃってきているが、出力だけは高いのでぶつけていく感じ。
弓崎光樹:「……ええ、私も、会えてよかったです」
園原ともえ:「弩……勝手に使ってごめんなさい」
園原ともえ:「でも、何というか」
園原ともえ:「すごい、撃ちやすかった」
弓崎光樹:「私ですからね! 正規品にも負けてません……!」
弓崎光樹:「……ともえさんに使ってもらえるなら、本望です」
園原ともえ:「……ふふ、いつもの、ミツキさんですね」
弓崎光樹:「はい、いつもの私ですよ」
園原ともえ:「えへへ」満面の笑みがこぼれる。ようやく、涙も収まった。
弓崎光樹:「____」そっとともえの涙を拭ってから離れて、ナユタの方を見る。
弓崎光樹:そして、すっと距離を詰める。
阿僧祇ナユタ:「え……」
弓崎光樹:ナユタの耳元に口を寄せて
弓崎光樹:「___はじめまして、じゃないでしょ?」
弓崎光樹:「言ったよね、消えるわけじゃないって」
阿僧祇ナユタ:「あ……そっか」また顔が赤くなる
弓崎光樹:目の前の遺産を名乗る彼女の目には、ミツキと同じ赤が少しだけ混ざっている。
弓崎光樹:彼女は一言だけ言葉を紡ぐと、すぐに離れる。
弓崎光樹:なお顔は真っ赤である
弓崎光樹:「……さ、皆さん!」ともえの手を取って
阿僧祇ナユタ:「え、えっと……あ、うん」
弓崎光樹:「今回の一件のお礼をさせてください! ご飯奢るくらいですけど!」
園原ともえ:「……ごはん!!」
兼城小百合:「私はさっきから何を見せられているのでしょうかね?」
更科紅葉:「惚気でしょぉ?」
兼城小百合:「たしかに。惚気以外の何物でもありませんね」
更科紅葉:「アナタと意見が合うなんて──ねぇ」大仰なため息。
兼城小百合:「紅葉と意見が合うとは思いませんでしたよ」
兼城小百合:「さて。腹いせも兼ねて、奢られに行きましょうか」
園原ともえ:「あ、でも支部……でも……ご飯……」
園原ともえ:「……まぁいいか!!行きましょう、ご飯!!」
阿僧祇ナユタ:「久しぶりに腹いっぱい食えそうだ」
園原ともえ:年相応の表情で意気揚々と答える。食い気はそれなりにあるのは周知の事実。
更科紅葉:とても大きなため息をついて──
更科紅葉:「面倒ねぇ、ヒトは」気怠げにぼやいた。
兼城小百合:「けど、嫌いではないのでしょう?」
更科紅葉:「どうかしらねぇ──」嘯いて。




エンディングフェイズ/シーン2/「阿僧祇ナユタ」

GM:翌日、まだ朝日が昇る前。
GM:あなたとミツキは、UGNに借りた仮宿の屋上で語り合っていた。
弓崎光樹:「……で、それで男の子に取り憑いてたジャームを分離させてね……」光樹は前に出会ったオーヴァードたちについての話を、楽しそうにしている。
阿僧祇ナユタ:「うまくいって良かったな、それ」気の抜けた笑顔で聞いている
弓崎光樹:「まーね、色々と優秀な人が沢山いたもんで」ははは、と、笑って。
弓崎光樹:「ナユタはこれからどうするの? UGNイリーガルになっても、いいと思うけど」
阿僧祇ナユタ:「………へっくし!……この季節の夜は、寒いな」
弓崎光樹:「なにそれ、気抜けてるなぁ……」
阿僧祇ナユタ:「だから……うん、落ち着いていられる……雨風しのげる場所も、そろそろ恋しくなってきてさ」
阿僧祇ナユタ:「俺は……自分の居場所ってのが、分からなかった」
阿僧祇ナユタ:「物心ついた時にはセルに居て……そこが嫌になって抜け出してきたんだから、そうなって当然だとは思うけどな」
阿僧祇ナユタ:「どこに行っても……俺は、繋がりのない、孤独な人生だと思ってたよ」
弓崎光樹:「……」
阿僧祇ナユタ:「でも………会えた、ミツキに」
阿僧祇ナユタ:ミツキの肩に、手を回す
阿僧祇ナユタ:「夢を見る度……ずっと、思い返してた」
阿僧祇ナユタ:「殺してしまった……人たちのこと」「その中でも1番鮮烈に残ってたのが、ミツキだった」
弓崎光樹:「……ナユタ?」
阿僧祇ナユタ:「俺はもう……離れたくない」
弓崎光樹:「……」
弓崎光樹:「……ふふっ」
阿僧祇ナユタ:「………っ」溢れ出た思いが、雫となって頬を伝う
弓崎光樹:「私もね、ずっと孤独だと思ってた……ともえさんや、色々な人と会うまでは」
弓崎光樹:「でもね、違うんだよねー……繋がりはいつでも」肩に触れているナユタの手を取って、そっと胸元に
弓崎光樹:「ここにある」
阿僧祇ナユタ:肌を伝って、鼓動を感じる
阿僧祇ナユタ:「ああ……暖かい、な……」
弓崎光樹:「ん……でしょ?」
阿僧祇ナユタ:「………なおさら、離れたくなくなった」
阿僧祇ナユタ:「俺は……守りたい」「この繋がりを」
弓崎光樹:「……それ、何言ってるか分かってる?」
阿僧祇ナユタ:「えっと……ずっと一緒に居たい……じゃダメか?」
弓崎光樹:「……ふふっ、それでいいんだよ」
弓崎光樹:悪戯っぽく笑って
阿僧祇ナユタ:笑顔を返したあと
阿僧祇ナユタ:手を置かれた場所に気付いて、耳まで赤くなる
阿僧祇ナユタ:「そ、そいや、手……!」
弓崎光樹:「ん、今回分のサービス」と言って、気が付いたのに気が付いて、手を放す。
阿僧祇ナユタ:「サービスって……俺以外には……してないよな?」
弓崎光樹:「そんなに安い身体じゃないですよー」
阿僧祇ナユタ:「…………」
阿僧祇ナユタ:「……」力強く、抱きしめる
弓崎光樹:「わわっ……せ、攻めるじゃん」
阿僧祇ナユタ:「寒いからな」
阿僧祇ナユタ:「暖かい……俺の居場所でいてくれ」
阿僧祇ナユタ:「俺も……捧げられるだけを、捧げるから」
弓崎光樹:「……私、普段は遺産だし、色々なとこ行ったりするかもしれないし、割と変な女だけど……」
弓崎光樹:「……それで、良ければ」
阿僧祇ナユタ:「色んなとこに行くのは、俺もそうだし」
阿僧祇ナユタ:「遺産だろうと、変だろうと」
阿僧祇ナユタ:「ミツキなのは……変わらないだろ?」
弓崎光樹:「……まったく」
弓崎光樹:「必死なんだから」そっと抱き返す。
阿僧祇ナユタ:「これからどうぞ……よろしくな」
阿僧祇ナユタ:昨日も、今日も、明日も、当てもなくさ迷う日々が、
阿僧祇ナユタ:ずっと、続くと思ってた
阿僧祇ナユタ:でも、今確かに、俺は繋がりを得た
阿僧祇ナユタ:どうしても生きたい、理由を
阿僧祇ナユタ:だから─────ありがとう
阿僧祇ナユタ:世界に、人々に、そして、
阿僧祇ナユタ:愛しい人に


GM:こうして、彼は生きていく。

GM:Dx3rd『どうしてあなたは、生きるのか?』

GM:End.


GM:以上、お疲れ様でしたー!
更科紅葉:おつかれさまでしたー
兼城小百合:おつかれさまでしたーー!!
園原ともえ:お疲れさまでした~~!!
GM:では経験点を いつもの5点と+基本5点
GM:そこに諸々を含めて、出していただければ
更科紅葉:侵蝕ボーナスの5点を加えて、15点かな。拝領いたします。
兼城小百合:15点!
阿僧祇ナユタ:では侵蝕が76なので5点、そしてSロイスを守り通したので5点、計20点!
園原ともえ:じゃあ15点~
GM:合計65点なので、GMは16点いただきます
GM:それでは、改めて ありがとうございましたー!
阿僧祇ナユタ:お疲れ様でした~!
更科紅葉:おつかれさまでしたー
園原ともえ:ありがとうございました~
兼城小百合:おつかれさまでしたっ!