『0528突発』:メイン(GM:猫口)
PC1:“キキーモラ”絹川 善法(キャラシート)PL:クチススガントス
PC2:“鏖” 更科 紅葉(キャラシート)PL:MAO
PC3:“瑠璃玉薊” 檜山 心乃(キャラシート)PL:御影
目次
プリプレイ
■トレーラー
鬼とは──
恨みを持った亡霊であり、
帝の威光の届かぬ地の蛮族であり、
類まれなる力を持つ怪物である。
現世に鬼は死に絶えたか。
否。否。
人間の想像の産物であり、
人間の成れの果てでもある鬼は、
今も姿かたちを変えて生きている。
弱きものを喰らうべく。
邪なるものを誘うべく。
暗い夜闇にじっと潜んでいるのだ。
GM:─────
GM:では突発卓、やっていきましょう!
GM:皆様よろしくお願いします!
GM:早速自己紹介へ!
GM:PC1の絹川くんから!
絹川善法:ハイな!
※使用アプリ:自撮り推しメーカー
絹川善法:「UGNチルドレンの絹川善法(きぬかわ・よしのり)16っす~!」
絹川善法:「趣味は裁縫……アレ、針何処行った……」
絹川善法:「アルチョム! オマエそれ何処持ってく気!?」
絹川善法:そんなわけで16さい高校生チルドレンの絹川善法くんです。コードネームは"キキーモラ"。
絹川善法:模範的チルドレンとはちょっと毛色が違い、喜怒哀楽激しくファッション大好き流行り物好きな俗っぽい少年です。
絹川善法:幼い頃に祖母が発掘した"遺物"に触れてしまい、起源種と呼ばれる特殊なオーヴァードに覚醒。
絹川善法:その後は祖母にUGNのチルドレン養成所に叩き込まれなんやかんやで今を迎えています。
絹川善法:能力は自らの領域内に"小人(モーラ)"と呼ばれる多種多様な能力を持った疑似妖精を顕現させ、善法自身や味方のサポートをします。ソイヤソイヤ
絹川善法:具体的には《妖精の手》や《力の法則》などで味方を支援したり、【決闘者の剣】を《妖精の手》で無理やり出目を稼いで自分も殴ります! くらえ妖精剣!
絹川善法:ネームド妖精はだいたい5人くらい居ます。それぞれに個性があり、善法は名前も付けて可愛がっています。お菓子が大好き。
絹川善法:そんな感じ! よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:ではハンドアウト
・PC1ハンドアウト
シナリオロイス:”コティングリー”
君は妖精と所縁のあるUGNチルドレンだ。
ある日君は、君が生み出したものではない妖精に出会う。
少年の姿をした妖精は”コティングリー”。
彼は自分もまた人により生み出された妖精だといい、
同じく人に生み出された幻想の存在の討伐を君に依頼してきた。
その存在の名は”鬼”。通称”三崖の鬼”である。
GM:妖精からの依頼だよ~
絹川善法:コティンは今日もひとりぼっちだな……
絹川善法:誰!?
絹川善法:力になります
GM:誰だろうね
GM:是非力になってあげてね!
GM:では次!
GM:PC2の更科さん!
更科紅葉:はい
更科紅葉:「やっかいねぇ、殺してはいけないというのは──」
更科紅葉:“鬼”と分類されるタイプのRB。
更科紅葉:かつてFHに幼生体の状態で発見されましたが、
更科紅葉:魅入られ組織を裏切った研究者に人として育てられました。
更科紅葉:その養父もFHによって殺され、現在は残された遺産と伝手を使って、養父の恩に報いるために「ヒト」として生きていこうとしています。
更科紅葉:悲観主義者で刹那的ですが、根っこの部分ではぎりぎり善良。
更科紅葉:先述の考えもあり、UGNイリーガルとして活動中。
更科紅葉:覚醒時に父を焼き殺されたトラウマから、炎を忌避しています。
更科紅葉:シンドロームはキュマイラ/ノイマン
更科紅葉:ロイス関係は――
更科紅葉:Dロイス №98【遺産保持者】
更科紅葉:亡き養父【更科道生@純愛/◯愚昧】
更科紅葉:使える組織【UGN@○有為/不信感】
更科紅葉:となります。
更科紅葉:データ的にはミドルでは生き字引で情報を、
更科紅葉:戦闘では龍鱗で耐えて近づいて、固定値30オーバーの金棒で単体白兵攻撃を行います、シンプル。
更科紅葉:こんな感じのツンS鬼娘です、改めましてよろしくお願いいたします。
GM:つよい
GM:ではハンドアウトはこちら!
・PC2ハンドアウト
シナリオロイス:服部石燕
君は”鬼”と謳われても尚人であろうとするレネゲイドビーイングだ。
ある日君は父の伝手の一人である大学教授の服部石燕から連絡を受ける。
なんでもここより数十キロ離れた山奥の村で、
『鬼が出た』という噂が頻繁に流れるようになったとのことだ。
”鬼”という存在は君の正体を知る手がかりになるかもしれない。
更科紅葉:「物騒で興味深い話ねぇ」
GM:という感じでよろしくお願いします!
GM:では最後!
GM:PC3の檜山さん!
檜山心乃:はーい!
檜山心乃:瑠璃玉薊/ルリタマアザミ 檜山心乃/ヒヤマシノ
檜山心乃:14歳/女性 UGNイリーガル
檜山心乃:オーヴァ―ドの隠れ里である”桐庭の山”という場所で生まれ育ちましたが
檜山心乃:FHの襲撃を受け壊滅。何とか生き延びて復讐のために鍛えましたが
檜山心乃:行方を追っているうちに既にUGNに討伐されていることが判明してガッカリしました
檜山心乃:今はUGNの計らいで普通の中学生しつつイリーガルとして協力してるよ~という感じです。
檜山心乃:能力は3つの魔眼で行動を先読みしたり時間の流れを読んだりして敵を切ります。
檜山心乃:紡ぎの魔眼も持ってるから割と何でもできますが、
檜山心乃:コントロールソートを持っていないので戦闘はちょっと事故が怖い!
檜山心乃:そんな感じです、よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします!
GM:ではハンドアウト
・PC3ハンドアウト
シナリオロイス:”三ツ崖の鬼”
君は現代を生きる剣士である。
君が生まれ育った"桐庭の山"の入り口の一つである
”三ツ崖”がなにやら騒がしい。
確かめに行った君は、”鬼”と出会い交戦した。
”鬼”を斬り伏せ、故郷にも静けさが戻ると思いきや、
鬼は何度斬っても蘇ってきた。
不死の鬼を斬るため、君は”三ツ崖”に留まり調査を開始した。
檜山心乃:なんだとー
檜山心乃:私の故郷が……
檜山心乃:あ、ボク。ボクの故郷が……
檜山心乃:覚悟しろよ、こらー。よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします!では早速OP行きましょう!
オープニングフェイズ/シーン1
GM:絹川くん登場侵蝕をどうぞ
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を1d10(→?3)増加?(31?→?34)
GM:─────
GM:某市
GM:─────
GM:あまり手入れされていない公園。
GM:近所の子どもや家族は、最近になって新しく出来た公園に目を引かれ、
GM:昔からあるこの自然豊かな…悪い言い方をすれば全く管理されていない公園には滅多に来ない。
GM:それが、”妖精使い”の君にとってはかえって都合がよかった。
絹川善法:袖口や襟に目を引く洒落たデザインが施された制服を、ギリギリだらしなく見えないラインで着崩した少年が、ひとりベンチに腰掛けている。
絹川善法:いや。見える者がその姿を見れば。彼はひとりきりでは無かった。
アルチョム:饅頭を二つ縦に積み上げ、そのまま手足を生やしたような造形の妖精が。
アルチョム:ニコニコと人懐こい笑みを浮かべ、心底美味しそうに大口を開けて。チョコスナックを齧っているし。
ソーニャ:絹のように柔らかな白髪の、気品ある佇まいの妖精は。
ソーニャ:口元を袖で隠しつつ、酢昆布の旨味に若干頬が緩んでいるし。
にゃん丸:ぴょこんと頭に生えた二つの獣耳の、忍者装束の妖精は。
にゃん丸:目を細めながらカカオ90%のチョコをガジガジと噛み締めているし。
老さん:長い口ひげを整えた仙人のような風貌の妖精は。
老さん:うつらうつらと船を漕ぎながら、時折思い出したかのようにせんべいを一噛り。
小次郎:髷をちょんまげのように結わえた、まるで侍のような格好の妖精は。
小次郎:行儀よく正座をしながら、しかしハバネロスナックをハムスターのように頬袋に蓄えていた。
絹川善法:「ハァ~~~~………」
絹川善法:楽しそうな妖精たちの様子とは対照的に。頭を抱えながら深く溜息を吐く。
絹川善法:「こいつら、食い過ぎ……」
絹川善法:忙殺寸前だったこの間までとは打って変わって。ここ最近は事件などにもめっきり縁が無く。
絹川善法:プライベートの時間を存分に楽しむ機会も増えたのは、善法(オレ)だけの話ではなくて。
絹川善法:「確かに……今シーズンの新作、3着も買っちゃったオレもオレだけどさあ……」
絹川善法:「それにしたって……今月だけで食費、なんぼよ……?」
絹川善法:恨めしげに妖精を見る。
絹川善法:「デブっても知んねーからな……」
絹川善法:「………アレ。こいつらが、仮に太るってなると……」
絹川善法:「オレもデブるの……? え? 困る……」
絹川善法:新しい菓子に手を伸ばそうとしたアルチョムをひょいとつまみ上げて、首を傾げる。
???:「へえ、そうなの?」
???:不意に、背後から声が掛かる。
???:「それじゃボクに分けてよ。」
絹川善法:ぎょっとした顔で背後を振り向く。
絹川善法:「うおおっ! え? 何?」
絹川善法:「ど、どなた……?」
???:そこにいるのは軍服のような意匠のシャツと短パンを着た少年だ。
???:肌は白く、体つきはしなやかで抱けば折れてしまいそうなほど儚げでもある。
???:まるで、妖精のように。
???:少なくとも人間ではなさそうだ。
絹川善法:これでもチルドレンだ。"そーいう存在"だってことは、ピンと来た。何度も目にしてきたし。けど。
???:その証拠に、頭の上に獣の耳が。そして短パンからは尻尾が覗いている。
絹川善法:「んん?」
絹川善法:訝しげにじっと少年を見つめて。
???:にこり、と意地悪く笑って
???:絹川が手に持っていた菓子を形のよい唇で咥え、
???:艶やかな舌で絡め取ってしまう。
???:「ん、おいし。」
アルチョム:抗議するようにぶんぶんと腕を振り回している。
絹川善法:艶めかしい所作に、思わず高鳴ってしまう胸中を抑えて。
絹川善法:「………纏ってるレネゲイドが似てるね」
???:「分かる?」
???:「ボクも、似た気配がするなと思って声かけちゃった。」
絹川善法:「もちろん。……ここまで親和性が高めなのは、初めてかも」
???:君の座っているベンチに回り込んで、隣に腰掛ける。
”コティングリー”:「ボクは”コティングリー”。人によって造られた妖精さ。」
絹川善法:「どーも、コティングリー。オレは絹川。絹川善法」
絹川善法:ニッと笑って片手を差し出して。
絹川善法:「こいつらはアルチョム、ソーニャに─────」順繰りに自己紹介させていく。
”コティングリー”:「ふんふん。こんなにいるんだあ…」
”コティングリー”:「それじゃ、キミに出会えたのは本当に幸運だったかも。」
”コティングリー”:懐くように君に肩を寄せる。
絹川善法:「(おいおい、激しいんじゃねスキンシップが……!)」
”コティングリー”:「ボクたちを扱うスペシャリストってコトだもんね。」
絹川善法:涼し気な顔で(虚勢)彼に顔を向ける。
”コティングリー”:「……ねえ、頼みがあるんだけど、」
絹川善法:「ま、オレほどの妖精スペシャリストは……まだお目にかかったことはないね」
絹川善法:甘く蕩けるような声。話の進め方も上手いし。なんだか気分が良くなってきた。
絹川善法:なんでも聞いちゃいそう。
”コティングリー”:困ったような顔で君を見上げる。
絹川善法:「お、何何。トラブル?」
”コティングリー”:「うん。キミにどうしても解決してもらいたい問題があってね…。」
”コティングリー”:「最近、ボクと同じように造られた存在が暴れているんだ。」
絹川善法:「ん……キミと同じってことは……」
”コティングリー”:「んー…ボクの兄弟みたいなものかな?あるいは製造ラインの同じ製品?」
”コティングリー”:「キミたちはなんて呼んでる?」
”コティングリー”:「そういう、幽世の存在を。」
絹川善法:「"小人(モーラ)"」
絹川善法:ぽつりと呟いて。
絹川善法:「ばあちゃんが呼称してくれたんだけど……こう呼ぶと、あいつら、機嫌悪くなるんだよね」
”コティングリー”:「ちっちゃくはないかなあ。」
”コティングリー”:「だって、キミの2倍くらいの背丈はあるもの。」
絹川善法:「………そりゃ、随分と」
絹川善法:オレの2倍……大体3mちょい?
”コティングリー”:「”それ”が現れた場所では」
”コティングリー”:「”鬼”って呼ばれてた。」
”コティングリー”:「キミには”鬼”を斃してもらいたいんだ。……お願い、出来る?」
絹川善法:そ、そう来たか……。
絹川善法:天を仰ぐ。コティングリーの兄弟だっていうから。てっきりみんなオシャレでキャワイイ感じだと思ってたんだけど。
絹川善法:少しばかりの沈黙のあと。観念したようにこくりと頷いて。
絹川善法:「腕力やガチの戦闘は、得意じゃないけど」
絹川善法:安心させるように微笑んで。
アルチョム:同じく微笑みつつ、力こぶを見せつけている。
”コティングリー”:「……ありがと。突拍子もない話なのに聞いてくれて。」
絹川善法:「ま。折角のお仲間の頼みだしね」
絹川善法:「けど、いいの?」
絹川善法:「兄弟なんだろ?」
”コティングリー”:「……………。」
”コティングリー”:「造られたものには役割がある。」
”コティングリー”:「彼はもう、役割も機能も喪失している…はずなんだ。」
”コティングリー”:「だから、せめて眠らせてあげるのが兄弟としての務め、だから。」
絹川善法:「………」
絹川善法:「そか」
”コティングリー”:「………結局ボク一人じゃ無理だから、キミに頼ったんだけどね。」
”コティングリー”:ふう、と息を吐く。
”コティングリー”:「でも、ただ働きにはしないから安心して。」
絹川善法:「見返りが欲しいわけじゃないけど……」
絹川善法:そう言いつつもそわそわと身体が揺れている。
絹川善法:えっ。何だろ。
”コティングリー”:「彼のいるところには温泉があるから、」
”コティングリー”:「今からボクとキミで温泉旅行の始まりだ。」
絹川善法:「湯治!」
”コティングリー”:「事態が早めに解決すれば堪能する時間も増えるかもね。」
ソーニャ:目をきらきらと輝かせている。
絹川善法:「うわー。そういえば随分ご無沙汰だなあ、そーいうの……」ごきごき、と首を鳴らしながら。
”コティングリー”:「疲れてるんだ?じゃあ着いたら…ボクが背中流してあげるね。」
絹川善法:「えっ!?」
”コティングリー”:くすくすと笑う
絹川善法:ごくりと生唾を飲み込む。いや……いいのか? 妖精だぞ……いや、妖精だから……オッケー……?
”コティングリー”:「旅費についてはボクが払っておくから、学生でも心配しなくていいよ。」
絹川善法:「えっ助かる……ここ最近、ずっと金欠でさ……」
絹川善法:じゃなくて。頭に次々と浮かぶ、よからぬ考えを振り払い、ばしりと頬を叩く。
”コティングリー”:「そっか…」
”コティングリー”:「厄介事を持ち込んだ身だけど、」
”コティングリー”:「ボクで少しでも癒されてくれたら、嬉しいな。」
”コティングリー”:「ボクの役割は人を慰めることだから。」
絹川善法:「(ヤベ、目覚めそう)」
絹川善法:「慰め……ああー……メンタルケア……的なやつね?」
絹川善法:うんうん、と腕を組んで頷く。
”コティングリー”:「それもあるけど、」ベンチから立ち上がり、君の顔を覗き込む。
”コティングリー”:「身体の方も、ね。」
”コティングリー”:くすりと笑って
絹川善法:「アーアー聞こえなーい! 聞こえなーい!」
絹川善法:ぶんぶんと首を必死に振る。
絹川善法:「と、ともかくさ!」
”コティングリー”:「ん?」
絹川善法:「キミの兄弟は……UGNのオレが、責任を持って止めてみせる」
絹川善法:「オレを頼ってくれたこと。後悔はさせないからさ」
”コティングリー”:「分かった。けど、信用したのはUGNじゃなくて、」つ、とすらりとした指を君の胸に当てる。
”コティングリー”:「キミ自身だよ。」
”コティングリー”:「よろしくね?」
絹川善法:「………」
絹川善法:「こちらこそ~………」
アルチョム:白い旗をぶんぶんと小刻みに振りながら。
GM:こうして、二人の旅は唐突に始まった。
GM:─────
GM:ロイスのみ可能!
絹川善法:”コティングリー” P○尽力N恥辱 で取得!
オープニングフェイズ/シーン2
GM:更科さん、登場侵蝕をどうぞ!
:更科紅葉の侵蝕率を1d10(→?6)増加?(40?→?46)
GM:─────
GM:某市
GM:─────
GM:カフェテリア
GM:─────
GM:某市、カフェテリア。
GM:君はこの場所にある人から呼び出されていた。
GM:紅茶を飲みながら読書をする人。あるいは軽食を取りつつ談笑するグループ。
GM:賑やかだが騒がしすぎない。過ごしやすい空気が流れている。
更科紅葉:定刻の10分ほど前に席を取り。
更科紅葉:銀にも灰色にも見える髪をいじりながら、
更科紅葉:思ったよりは上等だったコーヒーを口に運んで楽しみながら、呼び出した人物を待っている。
GM:定刻通りに、その人物はやって来た。
服部石燕:君の前に、黒い外套の学者然とした優男が座る。
服部石燕:「わざわざ来てもらってありがとう、更科さん。」
更科紅葉:「お久しぶりねぇ、服部石燕」
服部石燕:大学の民俗学客員教授も務める、服部石燕という男である。
更科紅葉:カップをテーブルに置き、社交辞令に応じる。
服部石燕:紅茶を二つ注文して、君に向き直る。
服部石燕:運ばれてきた紅茶の一つは自分の前に。一つは誰もいない席に置いている。
更科紅葉:「?」その行為に、訝しげに眉をひそめ
服部石燕:「最近はどうかな。」二つの紅茶にミルクと砂糖を入れつつ、世間話から入る。
服部石燕:「楽しく過ごせているかい?」
更科紅葉:「──ええ、そうねぇ」
更科紅葉:昨今関わった事件や、関わった人を思い浮かべながら──
更科紅葉:「刺激的な生活──ではあるわねぇ」
服部石燕:「それは…いいと言えるのかな?」
服部石燕:「そんな君にこの話をするかどうかは悩んでいたんだが…」
服部石燕:一枚の写真を置く。
服部石燕:山の中の小さな村の航空写真だ。
更科紅葉:「どこかの山村──かしらぁ?」写真を手に取り、眺めながら。
服部石燕:「三ツ崖、という村だ。」
服部石燕:「この村には鬼の伝承があってね。」
更科紅葉:ぴくり──と、反応する。
更科紅葉:「──山深いところのようだから」
更科紅葉:「とりわけ不思議ではないわねぇ。そうした話のひとつもあるでしょう」
服部石燕:「今、その鬼が現れたと言ったら?」
更科紅葉:嘆息。まあ、そうしたところだろう。
服部石燕:「”鬼”の被害者が二人。」
服部石燕:「一人はこの北の崖下に。」航空写真の山肌の見える崖を指差す
服部石燕:「二人目は西の崖下だ。」左へ指を動かす。
服部石燕:「伝承によると…”鬼”は冥府と繋がる崖に棲み、」
更科紅葉:「鬼が──と言うことは、そうした殺され方でも?」
服部石燕:「旅人や迷い込んだ者を殺すのだという。」
更科紅葉:「領域を侵したものを殺す──」
服部石燕:「UGNが隠してはいるけどね。」
更科紅葉:「語られる鬼ねぇ、たしかに」
更科紅葉:くるりくるりと、長い髪を弄る。
更科紅葉:「であればあなたの得意分野ねぇ、服部石燕?」
更科紅葉:「──生きてれば、”あの人”もなのでしょうけど」自嘲と嘆息は同時に。
服部石燕:「…どうかな、一緒にフィールドワークでも。」
更科紅葉:「UGNは隠しているのでしょう、真面目なイリーガルのすることではないわねぇ?」
更科紅葉:仏頂面を崩し、からかうように微笑んで。
服部石燕:「不真面目なのは嫌いかな?」
更科紅葉:「そうねぇ──」
更科紅葉:「前途有望な客員教授の手伝いをするくらいならば」
更科紅葉:「咎められないのではないかしらぁ?」
更科紅葉:楽しそうに、微笑みながら。
服部石燕:「……ま、話は通ってるけどね。」
服部石燕:くすりと笑って
更科紅葉:「評価は下げたくないのよぉ、あまり」
更科紅葉:「ただ──」
更科紅葉:再び、写真へと目をやって。
更科紅葉:「──それを曲がるくらいには、関心はあるわねぇ、確かに」
更科紅葉:鬼──
更科紅葉:伝説の存在──
更科紅葉:であると同時に。
更科紅葉:自身の起源でもある存在。
更科紅葉:「──それで、いつ出かけるのかしらぁ?」
服部石燕:「明日にでも。」
更科紅葉:すでに準備をしている──
更科紅葉:すなわち、断られることなど考えてなかった男の行動に皮肉な笑み浮かべて──
更科紅葉:「本当に喰えないわねぇ、あなたたちは」
服部石燕:「彼は”喰らう側”だったからね。」
服部石燕:隣の空いた席を見る。
服部石燕:誰も手を付けていないはずのカップが、空になっている。
服部石燕:「……そろそろ行くとしよう。」
服部石燕:「別のものを欲しがっても困るからね。」
服部石燕:「明日、朝」
服部石燕:「7時に駅前で会おう。」
服部石燕:す、と立ち上がり、伝票を取る。
GM:それと同時に、
GM:ぺた ぺた ぺた
GM:店内の賑やかさに掻き消されるくらい小さな足音が
GM:彼に続いて店を出て行った。
更科紅葉:「まったく──」残った珈琲を口につけて、
更科紅葉:足音だけを、幽世から漏らしたソレを咎めるように。
更科紅葉:「端境から踏み出せないのなら、欲するべきではないわねぇ」
更科紅葉:嘯いて──
GM:─────
GM:ロイスのみ可能
更科紅葉:あの人の伝手【堀部石燕@◯有為/辟易】 を取得します。4つ目。
GM:─────
オープニングフェイズ/シーン3
GM:檜山さん登場侵蝕をどうぞ
檜山心乃:37+1d10
DoubleCross?:?(37+1D10)?→?37+2[2]?→?39
檜山心乃:ふふん
GM:─────
GM:"桐庭の山"は現世と幽世の狭間にある隠里である。
GM:そこに行きつくものはごくわずかであり、
GM:辛うじて”伝承”や”噂”として現世の人間の口の端に上る以外は、
GM:霧ひしめく山の如く、平穏を保ってきた。
GM:三ツ崖村はその隠里への入り口の一つである。
GM:君は今ここで、鬼を探している。
檜山心乃:「よっ、ほっ」
檜山心乃:軽快な動きで跳ねまわりながら周囲の探索を続ける少女が一人
檜山心乃:眼帯と、黒い髪の中に跳ねる青い髪が特徴的な少女だった。
檜山心乃:一通りの探索を終え、嘆息する。肉体的な疲労はまだないが、これ以上の収穫はなかなかありそうにない。
檜山心乃:「うーん、だめだな。ボクの眼にも何も映らない」
檜山心乃:一瞬の先だけが見える青い瞳を動かす。今のところ鬼が出てくる場所は見えない。
GM:夜闇が辺りを覆う。
GM:空に浮かぶ月以外に光源は無く、よほど慣れた登山者ですら躊躇うほど危険な山道になっているだろう。
檜山心乃:「ん、もうこんな時間か……」 何となく空を見上げる。
GM:空に浮かぶ月に気づけたのは、
GM:目の前が崖であり、空を覆う木々がないからである。
GM:と、その時。
GM:ばさばさばさ
檜山心乃:(現代の世にも随分と馴染んだけれど、この綺麗な星空は街中じゃなかなかお目にかかれないな)
GM:と崖の下から無数の烏が飛び立った。
GM:まるで何かから逃れるように。
檜山心乃:(せっかくだしもうちょっと堪能して────)
檜山心乃:背後に背負った竹刀袋から、刀を取り出す。中に入っているのは竹刀ではなく、真剣だが────いつでも抜けるように腰に着ける。
”鬼”:黒い影が君の目の前に集まり、巨人の形を取る。
檜山心乃:(何かいる。獣か?それとも)
”鬼”:まるで、伝承の鬼の如き威容と容貌。
檜山心乃:(────鬼、だ) 魔眼が、象った一瞬先のその姿を見た。
”鬼”:手を伸ばし、君を捕えようとする。
檜山心乃:その姿が、見えていた。一瞬前から。
檜山心乃:そして、見えたのであれば躊躇う理由もない。首があるそこに、刀を振りぬく。
檜山心乃:刀が動いたようには見えない。手を付けたそこから「ちゃきん」と納刀音だけがする。
檜山心乃:「居合太刀風」
”鬼”:手が止まった。
”鬼”:ざわ、と木々が揺れたのちに
”鬼”:ごとり、と首が落ちる。
檜山心乃:「……鬼という割にはどうということもない、かな」 意外そうな顔
檜山心乃:「もう少し手古摺ると思ったけれども……まあ、片付いたのならそれで良いか……」
GM:と、君が背を向けたその時。
GM:周囲の木々から、無数の鳥が羽ばたいた。
GM:背後から、地獄の瘴気のような息遣いが聞こえる。
檜山心乃:「……あれ」 倒したハズの、鬼の姿が見える。
檜山心乃:「リザレクトが働いているようには見えなかったけれど……」
檜山心乃:振り向く。
”鬼”:鬼が、何事もなかったかのように立っている。
”鬼”:通常のオーヴァードであれば致命傷であったはずだ。
檜山心乃:「んん……参ったな」 頭を掻く。アレで殺せないのであれば、ボクには殺しきれないかもしれない。
檜山心乃:少し目に力を籠める。魔眼で見る未来から、微かに行動を変えてノイマン回路による演算を繰り返す。
檜山心乃:「……あ、これダメだ」
檜山心乃:何度やっても、蘇る。
GM:古来より、鬼は恐怖の象徴であり、怨念の象徴であり、魂の具現であった。
GM:それらは、決して人間の中から消えることは無い。
GM:─────
GM:ロイスのみ可能!
檜山心乃:”三ツ崖の鬼” 執着/〇畏怖 で~
オープニングフェイズ/シーン4/合流
GM:全員登場!
檜山心乃:39+1d10 ウオオ
DoubleCross?:?(39+1D10)?→?39+7[7]?→?46
檜山心乃:オワ―
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を1d10(→?3)増加?(46?→?49)
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を1d10(→?8)増加?(34?→?42)
GM:─────
GM:三ツ崖村 山中
GM:─────
GM:再び、鬼の手が振るわれようとした時──
にゃん丸:茂みの奥から、弾丸のように飛び出す小さな影。
にゃん丸:忍者装束の猫耳妖精が、鋭い爪で鬼の顔のあたりをがりがり、と引っ掻いた。
”鬼”:呻いて後ずさり、妖精を振り払おうとする。
檜山心乃:「やあ、どうもありがとう」 この後人が出てくる場所に手を振って挨拶する。
にゃん丸:軽やかな身のこなしで、振るわれた腕を回避し、主人のもとへと。
”コティングリー”:「あれだよ。目当てのものは。」
絹川善法:「うおっ。未来予知……?」心乃さんの後方から姿を現して、同じく手を降りながら。
絹川善法:「ううん。いざ目の当たりにすると……」
絹川善法:「デケ~よな。やっぱり……それと、見間違いじゃなけりゃ……」
絹川善法:「斬っても、復活してなかった……?」
檜山心乃:「未来予知、そんなところかな。正確には未来予測といったところだけど」
檜山心乃:「うん、それもそうだ……あ、今度は致命打だ。それを見て確かめてくれ」 鬼の姿を見て言う。
絹川善法:「へ?」
更科紅葉:少女の言葉と同時に──
更科紅葉:ふわり──
更科紅葉:月を背に、制服姿の少女が夜空を舞う。
更科紅葉:その手にするは、百貫をゆうに超える金砕棒。
更科紅葉:「伏せてもらえるかしらぁ?」
更科紅葉:警告はしたとばかりに、告げると同時に横薙ぎの一閃!
更科紅葉:巨大な鬼の素っ首に、力任せの一撃を叩き込む。
”鬼”:ばつん と音がした
”鬼”:首が跳ね飛んで崖に転がり落ちていく。
服部石燕:「んん……」
服部石燕:「まさしく、鬼と言った風貌だねえ。」
更科紅葉:「ええ、そうねぇ──」
服部石燕:「──そのしぶとさも。」
”鬼”:ぞ る !
更科紅葉:苛立たしげに、その言葉に応じて。
”鬼”:再び首が生え、君たちに爪を向ける。
”コティングリー”:「逃がしてくれなさそう。」
更科紅葉:「“鬼さんこちら”と言ったところかしらぁ?」
更科紅葉:片手でくるりと金砕棒を回旋させ、再び構え直し──
檜山心乃:「こんな調子なわけだけど」 自身に迫る腕だけ切り落としながら訪ねる。
絹川善法:「アレ食らって、まだ立つの!?」
”コティングリー”:「だから言ったでしょ、ボクには無理だって。」
更科紅葉:「鬼なればさもありなん。でしょぉ?」
絹川善法:「げ、限度!」
服部石燕:「さて、ここは…堪えるしかないか。」
服部石燕:ぱちん、と懐中時計を取り出して時刻を見る。
更科紅葉:「専門家に考えがあると思っていいのかしらぁ、それは?」
檜山心乃:「何か策がおありで?」 続けて尋ねる。
服部石燕:「策は無いけど…」
服部石燕:「伝承通りであればこの鬼は夜にしか出ない。」
服部石燕:「伝承の存在という保証もないけどね。」
服部石燕:「あるいは攻撃して復活する間に退くことの方がオススメかもしれない。」
更科紅葉:「土地勘があるものでもいなければ、それは難しそうねぇ」
檜山心乃:「ボクは後者の方が好みかな」
絹川善法:「同じく! 朝まで耐えられる気、しねえ!」
服部石燕:「それじゃ、とりあえず頑張ってもらおうか。」
GM:簡易戦闘を開始します。
GM:PTで与えた合計のダメージによって、以下の事が起こります
■簡易戦闘
合計ダメージ30以下:5d10のダメージを受ける。
合計ダメージ60以下:撃退成功。
合計ダメージ61以上:撃退大成功。”鬼”の情報を得る。
檜山心乃:おおー!
絹川善法:61! いけるかにゃ…
更科紅葉:なるほど!
GM:では判定どうぞ!
GM:あ、自動命中でいいよ~
GM:判定したらそのままダメージも振ってね
絹川善法:了解!
更科紅葉:行動順じゃなくても大丈夫でしょうか?
GM:大丈夫!
更科紅葉:了解です、では私からいかせて頂きますね。
更科紅葉:コンボ蹂躙(獣の力/獣王の力/コンバットシステム/コンセ)でぶん殴ります。
更科紅葉:7dx7 そいやっ
DoubleCross?:?(7DX7)?→?10[1,2,3,6,7,9,10]+10[6,8,9]+3[1,3]?→?23
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を10(→?10)増加?(49?→?59)
更科紅葉:では続けてダメージ
絹川善法:【妖精の手
絹川善法:だいじょうぶですか!
GM:イイヨ!
GM:更科さんが良ければ1dx7+30で振り足し!
アルチョム:キャッキャ
檜山心乃:頑張って!
更科紅葉:お、では1dx7+30で追加を。ありがとう~
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(42?→?46)
更科紅葉:1dx7+30
DoubleCross?:?(1DX7+30)?→?4[4]+30?→?34
更科紅葉:あまり伸びず。34だから4D+32ダメかな。ダメージいきます。
更科紅葉:4d10+32
DoubleCross?:?(4D10+32)?→?25[10,6,7,2]+32?→?57
檜山心乃:ウオオ!
絹川善法:つっよ!
更科紅葉:おしい、57点
檜山心乃:惜しい!
檜山心乃:次鋒、行きます!
GM:げええ!何だその火力!
GM:どうぞ!
檜山心乃:桐庭流居合抜刀術・太刀風 風鳴りの爪+コンセントレイト:ハヌマーンで判定、判定直前に紡ぎの魔眼を使用します。 侵蝕46→51
檜山心乃:3dx7+10 攻撃+7(11) ダメージロール2d振り直し
DoubleCross?:?(3DX7+10)?→?10[4,5,7]+10[10]+10[8]+10[7]+10[8]+3[3]+10?→?63
檜山心乃:……?
絹川善法:????
更科紅葉:すごーい!
檜山心乃:ダメージ行きます。決闘者の剣は単体用でで大丈夫でしょうか!
GM:単体でOK!
檜山心乃:7d10+11 2d振り直し可能
DoubleCross?:?(7D10+11)?→?40[4,8,6,7,1,9,5]+11?→?51
檜山心乃:1と4振り直しますー
GM:どうぞ!
檜山心乃:2d10+46
DoubleCross?:?(2D10+46)?→?11[8,3]+46?→?57
絹川善法:おそろいダメージ!
GM:ウワー!ボコボコよ!
檜山心乃:ボコボコ!
更科紅葉:仲良し同値だ!
絹川善法:これ自分も殴ります?w
GM:殴ってもいいよ!素殴りとかでも
GM:殴らなくてもいい
更科紅葉:122点を超えれば情報がもっと手に入るかもしれないw<61の二倍
絹川善法:じゃあ一応素殴りしとくか…!
絹川善法:囲んで棒で叩く
絹川善法:1dx+4
DoubleCross?:?(1DX10+4)?→?2[2]+4?→?6
絹川善法:ダメージ 決闘者の剣 単体相手で+11
絹川善法:1d10+11
DoubleCross?:?(1D10+11)?→?5[5]+11?→?16
絹川善法:ぺちん…
檜山心乃:えいえい?
GM:では軽々クリアだ!
GM:情報はこちら
GM:・”鬼”について1
ブラムストーカー/キュマイラ
《不滅の妄執》を所持しており、何らかの条件を満たさない限り撃破することは出来ない。
また、撃破したものは”鬼”が単一の不死身の個体ではなく、
同一個体がいくつも生み出されているような感覚を覚えるだろう。
GM:─────
”鬼”:また、首を刎ねられた。
”鬼”:しかし、また影が集まって形を取り、
”鬼”:その場に再び鬼が現れる。
更科紅葉:「ずいぶんと“違う”ようねぇ──」
更科紅葉:その一挙手一投足を観測してつぶやきを漏らす。そして──
更科紅葉:「とまれ退くと言うのであれば──」
更科紅葉:がっ!
更科紅葉:獲物を携えた方とは別の手で、傍らの大木を鷲掴む。そして──
更科紅葉:めきめきめきめき──
更科紅葉:膂力に任せて引っこ抜き──
更科紅葉:「動きを封じる必要が──ありそうねぇ」
更科紅葉:ごうっ──
更科紅葉:そのまま巨大な質量を、礫でも投げるかのような勢いで、ソレに対して投げつける!
檜山心乃:ちゃきん、と音がした。
檜山心乃:何も言わなくても、全員が動いている姿が見えた。だから何も言わずに斬って、駆けだす。
檜山心乃:「居合太刀風────さあ行こう!」
絹川善法:投擲された大木。その影に潜むように。ぬるりと現れた少年が。
絹川善法:「よい、しょっと!」
絹川善法:静かに鬼の懐へと肉薄。掌ほどの長さの針を。くるりと器用に回しながら。異形の足狙って刺し穿つ。
絹川善法:同時に、艷やかな光を放つ糸が針先につう、と通り。
絹川善法:ぐるぐると、幾重にもその足を地に縫い付ける。
絹川善法:「うし……」
絹川善法:「撤退!」
”鬼”:殺さず、”捕える”。
”鬼”:確かにこの動きは覿面だ。
”鬼”:身動きが出来ずに呻く。
GM:と、その時。
GM:オオ オ オ ア ア ア ア ア ア ア
GM:山鳴りのような、悲鳴のような、断末魔のような”声”が
GM:辺りに響く。
”鬼”:その声を聴き、ゆっくりと拘束を解いたのち。
”鬼”:フ ッ
”鬼”:崖に向かって落下。
”鬼”:”鬼”の姿は闇の中に消えた。
絹川善法:「………」
絹川善法:「逃げた……?」
檜山心乃:ちらりとそちらに目を向けたのち、猫耳の少年について行くように駆けている。
”コティングリー”:「みたいだね。」
更科紅葉:「ああ──」
”コティングリー”:「それにしても今の音は……」
更科紅葉:「そういえば、ね。『尖ったものを忌避する』だったかしらぁ?」
更科紅葉:“あの人”の残した資料にあった記述を思い出し。
更科紅葉:物憂げに、髪を払う。
檜山心乃:「うん?」 促すように相槌を入れる。
更科紅葉:「何か気になることでもあるのかしらぁ?」
檜山心乃:「いや、もう少し聞きたいなと思っただけ。続きは無いの?」
更科紅葉:猫耳の少年に、同じく目を向けて。
絹川善法:「尖ったもの。なるほど……」手中の針をじっと見てから。
絹川善法:「コティングリー。あの音に、聞き覚えあるの?」
”コティングリー”:「聞き覚えはないよ。」
”コティングリー”:「けど、どこから鳴ってたのかなって、気になって。」
更科紅葉:「“鬼”が苦手とするものよぉ、きつい臭いに、尖ったもの」しれっと、それだけ応えて。
服部石燕:懐中時計で時刻を見て、蓋を閉じる。
檜山心乃:「ふうん、なるほどね」 更科の言葉に頷いて
服部石燕:「ともかく、一度山を下りて休もう。」
更科紅葉:「そうねぇ」
服部石燕:「長居するのはいかにも危険だ。」
更科紅葉:「皆常の人にはあらずといった感じでもあることだし」
絹川善法:「おっ、賛成っす。奴さん、またいつ現れるかも分からないですし」
檜山心乃:「賛成。ずっとは相手取ってられないしね」
更科紅葉:「どこかに落ち着いて、その辺りも伺った方がよさそうねぇ?」
絹川善法:「ん。軽い自己紹介でもしながら、行きましょっか」
檜山心乃:「あ、自己紹介。そうだね、していなかった」
更科紅葉:「なら下りましょうか」
更科紅葉:「また“鬼ごっこ”が始まる前に」
GM:─────
GM:ロイスのみ可能
絹川善法:鬼 P好奇心/N○脅威 で取得!
檜山心乃:ロイスは……保留で!
更科紅葉:目的【鬼@◯関心/不安】 で取得します。5つ目
ミドルフェイズ/シーン1
GM:全員登場
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を1d10(→?3)増加?(46?→?49)
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を1d10(→?5)増加?(59?→?64)
檜山心乃:51+1d10
DoubleCross?:?(51+1D10)?→?51+4[4]?→?55
GM:─────
GM:三ツ崖村 旅館
GM:─────
女将:「これはこれは、はるばるようきなさった……」
女将:旅館の女将は大儀そうに曲がった腰を上げて君たちを迎え入れた。
GM:現在の時刻は朝。
GM:山を下り、諸々の情報共有を終えて村唯一の旅館に宿を取るところである。
女将:「三つ部屋が空いておりますが…どうなさいますか?」
服部石燕:「僕は一人の方がいいね。」
服部石燕:「連れが迷惑をかけるかもしれない。」
檜山心乃:「えー、それ言うなら僕だって……連れ?」 不思議そうに呟いてから
更科紅葉:「なら残りは二部屋。男女で分ければいいのではないかしらぁ?」
絹川善法:「???」目を凝らしてみるが、気配は感じない。今の所。
檜山心乃:「ああ、ならまあ後は2:2で男女で良いのかな」
絹川善法:「えーあー……そうっス、ね?」
更科紅葉:「部屋代は、そちらで持ってくださるのでしょう?」くつくつと、服部石燕に。
服部石燕:「君の”それ”に近いが、より異質で邪なものさ。」絹川君に。
服部石燕:「ああ、お代は僕が出そう。」
檜山心乃:「あっやった!ラッキー!」
檜山心乃:「ありがとう石燕お兄さん!」 わざとらしく喜ぶ
絹川善法:「ぜひ拝見してみたい……あ、すいません、どうも……!」ぺこりと頭を下げて。
”コティングリー”:「ラッキーだね、お兄さん。」
絹川善法:「経費で落とせたら……良かったんだけど」
絹川善法:多分、厳しいだろうな…、とむくれる上司の顔を脳裏に浮かべて。
更科紅葉:「正式な依頼があった訳ではないのでしょう?」
更科紅葉:チルドレンが居たことで、こちらとしては正当性が生じて儲けものだったのだが、おくびにも出さず。
絹川善法:「うん。一応、調査に向かうって報告は上げてるけどね」
”コティングリー”:「ボクのために来てくれたの。」
”コティングリー”:くす、と笑って絹川に肩を寄せる
檜山心乃:「お熱いですこと」 からかうように
更科紅葉:「お優しいのねぇ」からかうように
絹川善法:「コティングリーの話を信じていない訳じゃあ無かったけど……っ!」
絹川善法:「そ、そういうんじゃねえから!マジで!」
檜山心乃:「わかってるよー、でも間違いは起こさないでね?」 本当に分かっているのか怪しい発言
更科紅葉:「他意はないわよぉ、美点を述べただけで」くつくつと
女将:「こんな時に旅行に来てくれるのはありがたいけんど…申し訳なくもあるね……」
檜山心乃:「? というと」
檜山心乃:くるりと首を捻り、女将に尋ねる。
女将:「今は村に”鬼”が出よる。」
更科紅葉:「──さらりと言うのねぇ」
女将:「つい先日、この村に旅行に来た若者が事故で死んだ…というが、」
女将:「あれはきっと”三ツ崖の鬼”の仕業じゃ。」
女将:「きっと、鬼が蘇ってまた旅人を喰らうようになったんじゃ。」
更科紅葉:伝承があるとは、服部石燕から聞いている。
更科紅葉:しかし、ここまで当たり前のように住民に受け入れられていると言うことは──
女将:「その証拠に、三ツ崖の方から夜な夜な鬼の声がする。」
女将:「ああ、おっとろしいことじゃ…」
女将:「あんたたちも、夜は出歩かん方がええ…。」
服部石燕:「………。」
女将:「荷物は、すまないが自分たちで頼むよ。」
女将:「あたしは、これ、この通りじゃ…。」曲がった腰をとんとんと叩く。
女将:そして、君たちにそれぞれの部屋の鍵を渡した。
檜山心乃:「まあま、安心してよお姉さん。ボク達は鬼を退治しにやってきたんだ。」 鍵を受け取って笑う。
檜山心乃:「ネ」 皆の方を振り向いて同意を求める
絹川善法:どう言い繕おうか迷った挙げ句、考えるのをやめてこくりと頷く。
更科紅葉:「元気な子ねぇ──」
絹川善法:「……"蘇った"ってことは、一度"死んだ"って事だもんね」
更科紅葉:上がり框に腰掛け、靴を脱ぎ揃えながら応じて
檜山心乃:(……あ、秘匿とか、マズかったかな) 悩んでる姿に気づく。チルドレンなら、自分よりそういうことも気にするだろう。
絹川善法:「実際にそんな"鬼"が居るんなら、何とかする方法が、あるかもだし」
更科紅葉:「ええ、そうねぇ──」
絹川善法:このくらいなら問題なし、と心乃ちゃんに軽く目配せしつつ。
GM:5人はそれぞれの部屋に向かった。
GM:交戦ののち、夜通し歩いて山を下りたのである。
GM:まずは休息が必要だ。
GM:調査は仮眠と休息、食事を終えた夕方ごろからになるだろう。
ミドルフェイズ/シーン1A
GM:─────
GM:絹川&”コティングリー”の部屋
GM:─────
GM:軽食と入浴を終えた絹川は、布団を敷いて泥のように眠っていた。
GM:その耳に、ぺた、ぺた、という足音が聞こえてくる。
絹川善法:「んあ……?」
絹川善法:ごしごし、と目元を擦り、ん、と伸びをしてから耳を澄ます。
”コティングリー”:顔を上げた君の眼には、服を脱ぐ”コティングリー”の後姿があった。
”コティングリー”:軍服のような意匠のシャツと短パンが床に落ち、
絹川善法:「…………」
”コティングリー”:白く嫋やかな背中が露わになる。
絹川善法:「ぜっ……」
絹川善法:「全裸じゃないと眠れないタイプ……?」
絹川善法:何聞いてんだ?
”コティングリー”:「起こしちゃった……?」
絹川善法:「元々、枕が変わるとあんまり寝付けないもんで」
”コティングリー”:「浴衣に着替えてるだけだから気にしないで。」
絹川善法:気にしないで、といいつつ目を逸らす。
”コティングリー”:しゅる、しゅる、という衣擦れの音がする。
絹川善法:「あっ。そうだよな。ハハ。てっきり……」
”コティングリー”:「この服で寝るの、ちょっと場違いって言うか…」
”コティングリー”:「妖精には関係ないんだけど、気分の問題ってあるでしょ?」
絹川善法:口を噤んで、"コティングリー"に背を向けるように寝返りを打ちながら。
”コティングリー”:しゅ、しゅ
”コティングリー”:帯を巻いた音だ。
絹川善法:「いんや。気持ちは、ヒトだろうが、妖精だろうが……」
絹川善法:「大事なモンでしょ。あいつらにも、ちゃんとそれぞれ個性があるし……」
絹川善法:「やっぱり温泉っていったら浴衣だよね、うんうん……」
”コティングリー”:足音が近づいて来て
”コティングリー”:布団が捲られた。
絹川善法:「………」
絹川善法:「まっ……」
絹川善法:「間違えてますよ……?」
”コティングリー”:隙間を見つけた猫のように、するりと君の布団の中に入る。
”コティングリー”:「ねえ」
”コティングリー”:ふ、と暖かな吐息が君の耳を擽る
絹川善法:「なに────────!」ぞくりと身体を震わせる。
”コティングリー”:すると、
”コティングリー”:《元気の水》《快楽の香気》《生命治癒》
”コティングリー”:君の疲労が徐々に和らいでいく。
”コティングリー”:「どうかな。ボクの”慰め”。」
絹川善法:「……!」全身に染み渡るような、柔らかで、暖かな力。
絹川善法:驚いたように振り向いて、彼の顔をまじまじと見つめる。
絹川善法:「………」
”コティングリー”:「これがボクの役割。人の心も体も慰める。」
”コティングリー”:「そういう風に造られた。」
絹川善法:「………ありがとう」
絹川善法:「スゲー、落ち着く……」
”コティングリー”:「………。」
”コティングリー”:君の胸に顔を埋める。
”コティングリー”:二人の身体がぴたりとくっついた。
絹川善法:ゆっくりとした、まばたきのあと。
絹川善法:おそるおそる、”コティングリー”の頭に手をやる。
”コティングリー”:「ん………」
絹川善法:「………」
”コティングリー”:「役割を果たせたのなら、嬉しいな。」
”コティングリー”:「それが失われるのって、とっても怖いことだから。」
絹川善法:含みのある言い方に。黙りこくって。
絹川善法:「聞いてもいい?」
”コティングリー”:「いいよ。」
絹川善法:「キミの兄弟の……役割って?」
”コティングリー”:「戦うこと、だと思う。」
”コティングリー”:「でも役割の正誤や善悪はボクたちには関係がないんだ。」
”コティングリー”:「重要なのは与えられた役割を果たせるかどうか。」
”コティングリー”:「だって」
”コティングリー”:「何も果たせなかったら、ボクたちは何のために生まれたのか分からないじゃない。」
絹川善法:人によって生み出された、人造妖精。
絹川善法:彼の言い分は、至極当然だ。理由もなく、唐突に生まれた訳でもないのだから。
絹川善法:「キミたちにとっては……」
絹川善法:「そう思うのも、当然だよな」
絹川善法:「でもさ……オレは、良いと思うけどね」
”コティングリー”:「?」
絹川善法:「役割を果たせなくたって。生きる目的ってやつを、失ってしまったとしても……」
絹川善法:「それでも。生きてたって、いいだろ」
絹川善法:「あっ……でも、きみの兄さんみたいに……」
絹川善法:「他の奴に迷惑かけちゃうような行いだけは、見過ごせないけど、さ」
”コティングリー”:「………そっか」
”コティングリー”:「ボクも、生きてていいと思う?」
”コティングリー”:「人を癒したり、慰められなくなったとしても。」
絹川善法:「はは。当たり前じゃん」
絹川善法:わしわし、とその頭を撫で回して。
”コティングリー”:「んふ」
絹川善法:「友達じゃん。居なくなったら、寂しいよ」
”コティングリー”:腕を君の背に回す
”コティングリー”:「色んな妖精が楽しそうな顔してる理由、分かっちゃった。」
絹川善法:「んん……ど、どうも……?」
絹川善法:心臓の鼓動がやけにうるさい。ええい黙れ黙れ。
”コティングリー”:「ボクもキミ専用の妖精になろうかな。」
”コティングリー”:「なんて、ね。」
”コティングリー”:悪戯っけのある笑顔で、君の顔を覗き込む
絹川善法:「へ? あ、はは。いや……き、キツいぜ~? ウチは……」
絹川善法:「この間なんて、随分とあいつらに苦労させちまったし……生傷の耐えない現場ってワケ」
”コティングリー”:「ボクは問題ないけどなあ…ま、考えておいて。」
絹川善法:「ま、前向きに検討させて頂きます……」
”コティングリー”:「今は…」ふぅ、と甘い吐息を唇に当てる
絹川善法:「っ、ひ……」
”コティングリー”:と、疲労が徐々に抜けるとともに、眠気もやって来るだろう。
絹川善法:あれ。瞼が重くなってきた。
”コティングリー”:「眠って鋭気を養って。ね?」
絹川善法:ぼやける視界。意識が遠くなっていく。
”コティングリー”:「おやすみ」
”コティングリー”:意識の途切れる直前、
”コティングリー”:額に、暖かな唇の感触を覚えた…気がするだろう。
ミドルフェイズ/シーン1B
GM:5人はそれぞれの部屋に向かった。
GM:交戦ののち、夜通し歩いて山を下りたのである。
GM:まずは休息が必要だ。
GM:調査は仮眠と休息、食事を終えた夕方ごろからになるだろう。
GM:─────
GM:更科&檜山の部屋
GM:─────
檜山心乃:「んー」 竹刀袋を床に下ろし、大きく伸びをする。
檜山心乃:「お疲れ様、紅葉お姉さん。どうする?この後」 こてんと首を傾げて尋ねる。
更科紅葉:「そうねぇ──」
更科紅葉:荷物をまとめ、部屋の隅へと片づけて。
更科紅葉:「仮眠を取るにせよ、汗を流してからにしたいところねぇ」
檜山心乃:「じゃあお風呂いこっか」 部屋に備え付けのお風呂用のセットを手に取る。
更科紅葉:旅館の案内図に「露天風呂」とあるのを確認して。
更科紅葉:「ええ、そうしましょうかぁ──」浴衣と風呂具を、同じく手にとって──
檜山心乃:「ふふ、ここ、露天もあるんだよねー」
檜山心乃:そう言って、部屋を出ていく。
更科紅葉:──────
更科紅葉:────
更科紅葉:──
更科紅葉:
更科紅葉:がらがらがら──
更科紅葉:備え付けられた引き戸を開く。
更科紅葉:川岸に面した、岩場の露天風呂。
更科紅葉:樹々生い茂る山を向こうに、
更科紅葉:生い茂った樹々を通し、優しい木漏れ陽が湯面に光を落とす。
檜山心乃:「うん、良い天気だ」 風も心地良い……いや、まだ服が無ければまだ少し肌寒いか。
更科紅葉:「予約もなしに入ったにしては、なかなかねぇ──」
更科紅葉:長い髪をまとめ上げ、景観に目を細める。
檜山心乃:「……ふふ」 その様子を横目に、嬉しそうに声を漏らす。
檜山心乃:「さ、ここに立ったままじゃ風邪ひいちゃうよ。早くはいろっ」
檜山心乃:手早く準備をし、湯船に浸かる
更科紅葉:白磁のようなその肌は、首から下は完全な無毛。
更科紅葉:「ええ、そうしましょうかぁ──」
更科紅葉:手桶を用いて湯で軽く汗を洗い流し、湯船へと向かう。
檜山心乃:湯船に浸かりながら、長く深く大きく息を吐く。どうにも、結構緊張していたようだ。
更科紅葉:「ふぅ──」
檜山心乃:「ふぅー……良いお湯だねえ」
更科紅葉:涼風にさらされややぬるめの湯温が、夜通し歩いた肉体をほぐしていく──
更科紅葉:「そうねぇ」
更科紅葉:「できればこのままゆっくりしたいところだけれども」
更科紅葉:「そうはいかないのよねぇ、アナタも。キキーモラも?」
檜山心乃:日の光にさらされて、ほぼ治りかけの傷跡の数々が微かに光を跳ね返す。
檜山心乃:「そうだね、いや実のところ」
檜山心乃:「ボクの方は明確にアイツを倒さなくちゃいけないという訳じゃないんだけどね」
檜山心乃:「……故郷が、今はもう無いんだけど、あのあたりだから」
更科紅葉:「理由としては、十二分に思えるわねぇ──」
檜山心乃:「アイツに煩くされるのは、嫌だね」
檜山心乃:「そうかな、そうかも」
檜山心乃:「紅葉お姉さんの方は?」
更科紅葉:「私の場合は、討伐と言うよりは、調査が目的ねぇ」
更科紅葉:すらりとした手脚を、ほぐすように伸ばす。
更科紅葉:「ここの“鬼”がなんであるのか」
檜山心乃:「ふうん、あのお兄さんの護衛とか?」
更科紅葉:「“あのひと”が調べていた存在と同じなのか。そして──」
更科紅葉:「──そんなところねぇ。もっとも、護衛が必要とは思えないから、助手といったところでしょうけれども」
更科紅葉:こぼしかけた言葉を濁すように、問いかけに応える。
檜山心乃:魔眼はそれを見逃さない。一瞬先の未来が見える、というのは常人離れした視力から得られる情報をノイマン回路で処理しているが故、そう見えるということ
檜山心乃:「……言いたく無いこと?」 誤魔化した部分を尋ねる。
更科紅葉:「個人的な理由──と言ったところねぇ」微笑んで、韜晦する。
更科紅葉:「私からも、ひとついいかしらぁ?」
檜山心乃:「ん、何?」 気にはなった、が。言いたく無いことであればそれ以上追求できる種は持っていない。
更科紅葉:「ご両親の仇を討てなかったことに関して──」
更科紅葉:「無念はあるのかしら?」
更科紅葉:仏頂面でも、からかうような笑みでもなく。
更科紅葉:真剣な眼差しで、問う。
檜山心乃:「んー?」 腕を伸ばして、ゆっくりと上体を曲げる。
檜山心乃:半ばほど湯船に浸かった顔面からぼこぼこという音が鳴る。
檜山心乃:「やべっ……んー」
檜山心乃:「まあ、無念はそりゃあるけど」
檜山心乃:「終わったことにいつまでも執着はしてられないし」
檜山心乃:「今は今の生活を楽しみたいかな」 言いつつ、あまり納得はしていなさそうな表情。
檜山心乃:実際のところ、今でも剣を握っているのは執着を捨てきれていないだが
檜山心乃:どうしようもないという諦めがほとんどを支配している。
更科紅葉:「言いづらいことをごめんなさいねぇ──」
更科紅葉:そう応じ、自分との違いを、改めて認識する。
更科紅葉:もし、あのとき──
更科紅葉:“あの人”の仇をこの手で討てなければ──
更科紅葉:憎しみを以て、殺害者どもの死骸を蹂躙することができなければ。
更科紅葉:自分はおそらく、今の自分では居られなかっただろう。
更科紅葉:しかしこの少女はそうした負の感情を発散することなく、抱きかかえ、それでも前に進んでいる。
更科紅葉:これだから“人間”は──
檜山心乃:「……ま、ボクの場合は剣をやってるからってのもあるけどね」
檜山心乃:あのまま、剣を学ぶことなく復讐に拘りさまようばかりであれば
檜山心乃:きっと自分こそジャームになっていただろう。それを防いだのは師匠との絆であったし
檜山心乃:剣の心得でもある。
檜山心乃:武芸の達人。檜山心乃が今でもその心の平穏を保てていたのはその心得があるからだった。
更科紅葉:「──さて、そろそろ上がりましょうかぁ?」
更科紅葉:「お詫びにコーヒー牛乳の一本くらいなら、ご馳走させてもらうわよぉ?」
更科紅葉:穏やかな──
檜山心乃:「うん、のぼせて具合悪くなっちゃったら元も子も無いしね」
更科紅葉:そしてどこか憧憬をこめた眼差しで少女に微笑んで。
檜山心乃:「えっ、良いの?やったあ」
檜山心乃:その微笑みに、嬉しそうに笑顔を返した。
GM:ロイス&購入可能
檜山心乃:更科紅葉 〇好意/嫉妬 フィジカル不足なのでちょっと嫉妬してる
絹川善法:ロイス保留で……
更科紅葉:6つ目 人間【檜山心乃@◯敬意/羨望】 人の光の部分を見せつけられたよ……
檜山心乃:けっ敬意…… アームドスーツ狙いますー
檜山心乃:紡ぎの魔眼使用して侵蝕は55→56に
檜山心乃:4dx>=15
DoubleCross?:?(4DX10>=15)?→?4[1,1,3,4]?→?4?→?失敗
檜山心乃:にゃんにゃん
更科紅葉:コネ手配師使って、購入ダイスを+3
更科紅葉:UGNボデマを狙います。
更科紅葉:6dx+1>=12
DoubleCross?:?(6DX10+1>=12)?→?9[2,4,6,6,6,9]+1?→?10?→?失敗
絹川善法:おっ
絹川善法:バディムーブは如何です?
更科紅葉:あ、ありがたい。じゃあ財産点は情報収集用にストックしときます。
絹川善法:紅葉の姉御に達成値+3をシューッ
絹川善法:ヨシもボデマを狙います~
絹川善法:4dx>=12
DoubleCross?:?(4DX10>=12)?→?3[1,2,2,3]?→?3?→?失敗
絹川善法:動揺しすぎている
更科紅葉:ではバディムもらって成功。購入、装備。
更科紅葉:装甲が18になりました。
GM:怖い
ミドルフェイズ/シーン2
GM:シーンプレイヤーは絹川くん
GM:他全員登場可能!
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を1d10(→?9)増加?(49?→?58)
絹川善法:ガッツガッツリガッツガツ
更科紅葉:出ます
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を1d10(→?5)増加?(64?→?69)
檜山心乃:56+1d10
DoubleCross?:?(56+1D10)?→?56+8[8]?→?64
GM:─────
GM:では早速情報項目を
■情報項目
・三ツ崖村の歴史 情報:軍事、学問/難易度7
・最近の三ツ崖村の動き 情報:噂話、ウェブ/難易度7
GM:とりあえず二つだけ!追加項目もあるかも…?
絹川善法:ほほう…
檜山心乃:なるほどね……誰から行きましょか
絹川善法:全員達成値いけるし誰からでもよさそうですね~
更科紅葉:一応私が一番叩き出せる率が高いのかな?
絹川善法:よければ行ってみようかな
更科紅葉:お願いします。こちらは追加項目用に控えておきますねー
絹川善法:ありがたい…
檜山心乃:じゃあお願いしちゃお~
檜山心乃:私は二番手で
絹川善法:えーと心乃ちゃんが噂話持ってるなら…
絹川善法:・三ツ崖村の歴史 情報:軍事、学問/難易度7 これ行ってみます!
絹川善法:4dx>=7
DoubleCross?:?(4DX10>=7)?→?7[1,1,3,7]?→?7?→?成功
GM:オッ成功だ
絹川善法:ギリ!
更科紅葉:ばっちり!
檜山心乃:ウオー
檜山心乃:じゃあボクは 最近の三ツ崖村の動き 情報:噂話、ウェブ/難易度7 だ
GM:GOGO!
檜山心乃:紡ぎの魔眼使って64→65
檜山心乃:5dx+1>=7
DoubleCross?:?(5DX10+1>=7)?→?10[4,6,8,9,10]+9[9]+1?→?20?→?成功
檜山心乃:何でも知ってる
更科紅葉:丸裸に
GM:では行きましょう
絹川善法:ワオ!
・三ツ崖村の歴史
三ツ崖村には”鬼”の伝承があることは先述の通りだが、
もう一つ特異な歴史が残っている。
太平洋戦争時、この地に旧日本軍が基地を設営したのだ。
立地上航空機の発着も出来ない上、交通の便も悪いこの場所に
何故基地があったのかは定かではない。
結局その基地は事故によって全焼し、再建されることも無かった。
・最近の三ツ崖村の動き
数か月前、三ツ崖村に旅行者のグループが現れた。
その旅行者たちはジャーナリストを名乗り、
村人の制止も聞かず崖の下の旧日本軍基地の跡地に向かったが、
誰一人として帰ってこなかったという。
それから程なくして崖付近で事故が発生したために、
村人は”よそ者が眠った鬼を起こした”と怯えている。
GM:追加情報が現れます
・”鬼”の鳴き声 情報:学問、知識:機械工学、知覚
更科紅葉:ではチャレンジさせて頂きたく。難易度はいかほどでしょう?
GM:難易度は8です
更科紅葉:ありがとうございます、
更科紅葉:ではコンボ『点鬼簿』(生き字引/コンセ)使用。侵蝕率3点と。
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を3(→?3)増加?(69?→?72)
更科紅葉:5dx7+5>=8
DoubleCross?:?(5DX7+5>=8)?→?6[1,2,2,3,6]+5?→?11?→?成功
更科紅葉:成功しました。
GM:では開示!
・”鬼”の鳴き声
”鬼”の鳴き声とされた奇妙な音は、一種のサイレンであることが分かった。
洞窟に反響してあたかも生物の鳴き声のように聞こえたのである。
また、このタイプのサイレンは旧日本軍が使っていたものであり、
現代では使われていないことも判明した。
GM:─────
GM:大広間
GM:─────
GM:夕方
GM:君たちは諸々の情報収集を終えて、宿の大広間に集まった。
GM:山で獲れた山菜や川魚を使った豪勢な料理が君たちの目の前に並んでいる。
”コティングリー”:「おいしそうだね、お兄さん。」
絹川善法:「んんー!」
檜山心乃:「おおお……凄いな……?」 まさかこんな豪勢な料理が出てくるとは
絹川善法:タラの芽のてんぷらに舌鼓を打ちながら、"コティングリー"の言葉に大きく頷いて。
更科紅葉:嫋やかな箸使いで、季節の菜の物を口に運ぶ。
絹川善法:「染みるわー。ジャンクなモンばっか食ってたからなー、最近……」
檜山心乃:「ボクもそんな感じ。和食って食べようと思わないとなかなかね」 パクリと箸を口に運ぶ。
”コティングリー”:「こっちの焼き魚もおいしい。」
”コティングリー”:「ね、ほら。食べてみて?」
更科紅葉:身を包んでいるのは、用意された白地に紫の模様があしらわれた簡素な浴衣。
”コティングリー”:骨を取った焼き魚の身を箸でつまんで
”コティングリー”:絹川の口元へ
檜山心乃:("桐庭の山"に住んでたなら、そんなことも無かったんだろうけど) 朧げな記憶だが、あそこはかなり古めかしい”和”な雰囲気だった。
更科紅葉:「──またずいぶんと、仲がおよろしくなったみたいねぇ」
檜山心乃:「……仲いいねえ」
更科紅葉:対面に並ぶ二人に目をやって、くつくつとからかうように。
絹川善法:「お、おお……?」きょろきょろと周りの目を気にしつつも、遠慮がちにぱくついて。
絹川善法:「うまっ……」
檜山心乃:こちらは少し呆れている。間違い、起こしてないよね?いや、起こしてても困るわけじゃないけれど……
絹川善法:「(’視線が痛い!)」
絹川善法:空気を変えるように咳払いをした後。
絹川善法:「そ、それで、諸々の調査結果なんだけど……」
服部石燕:こちらは茹でた大根を平らげていた。
檜山心乃:「そうだね善法お兄さんも満足したところで────」 と言って促す。
服部石燕:「うん。」
更科紅葉:「ええ、そうね──」
絹川善法:「女将さんも言っていた通り、この村には"鬼"に纏わる伝承が山ほどあった」
絹川善法:「けど、風変わりな話も耳にして、さ」
絹川善法:「何でも、昔々……戦争やってた頃。日本軍がこの村近くに基地を作ったって噂」
服部石燕:「そういえば…村の外れに慰霊碑が立っていたね。」
服部石燕:「ああした碑を用意するってことは…基地に何かあったんじゃないのかな?」
絹川善法:「ええ。理由は定かでは無いですけど……全焼したらしくって」
更科紅葉:全焼──という言葉に、一瞬だけ箸が止まる。
更科紅葉:気づかれぬよう、静かに深く呼吸をして──
檜山心乃:「そりゃまた」 ビックリして箸が止まる……がすぐに動かす・
更科紅葉:平静に努める。
絹川善法:怪訝な瞳を一瞬紅葉さんに向けつつも、すぐに言葉を続ける。
絹川善法:「この時点で、結構疑問も湧いてくるんスよね」
絹川善法:「基地に何があったのか?」
絹川善法:「女将さんには悪いけど……なんでこんな辺鄙な場所に、基地なんか作ったのか」
絹川善法:「其処までは、掴めなかった。ごめ」
檜山心乃:「ここに作った理由の方は一応、心当たりはなくもないけど」 箸を止めて呟く。オーヴァ―ドの隠れ里の入り口が近くにある、それを求めていたのかもしれない。
絹川善法:「おっ。心乃ちゃんの方でも、何か分かった事がある感じ?」
檜山心乃:「不思議な事に、その基地に押し掛けた人がいるらしいんだよね」 箸を中空でピッと止める。
檜山心乃:「どうも、ジャーナリストを名乗っていたらしいけど真偽は不明……」
”コティングリー”:「肝試しじゃなさそうだよね。」
檜山心乃:「ジャーナリストがなぜそんな基地を調べようとしたのかもわからないしね、ともかく」
檜山心乃:「村人の制止を押し切って向かったらしい」
檜山心乃:「結局誰も戻ってこずに、鬼が出たって言われるような事件が起こったから」
檜山心乃:「よそ者が眠った鬼を起こした、なんて言われてるみたい」
絹川善法:頭を抱えて深く息を吐く。
絹川善法:「余計なマネしやがって……」
檜山心乃:「ボク達の事もなんか悪く言われてるかもね」 ケラケラと付け足す
更科紅葉:「繋がったわねぇ──」
更科紅葉:箸を置き、言葉を引き継ぐ。
”コティングリー”:「女将さんは優しかったよ?」
”コティングリー”:「ボクたちに精のつく料理を出すって言ってくれたし。」
更科紅葉:「客商いなら、少なくとも表には出さないわねぇ」露悪的な物言い。
檜山心乃:「あ、ごめんごめん。ちょっとした冗談だよ」
絹川善法:「………戦いになるかもだし。これから、一仕事あるもんな、うん……体力付けるのは大事だよな、うん」
檜山心乃:「紅葉お姉さんもそういう言い方しないの、もう」
更科紅葉:「叱られてしまったわねぇ」
絹川善法:「……姉妹みたいだなぁ」
檜山心乃:「それで、紅葉お姉さんの方は?」
更科紅葉:少女の非難をさらりと受け流し。
絹川善法:羨めしい視線を向けて。
服部石燕:「僕も、大根用意してくれましたしね。」
檜山心乃:「えっそうかな」 えへへ、と頬を掻く
服部石燕:ぱくぱくと大根を食べている。
絹川善法:「あっ オレも大根好き。……んん、そうそう、紅葉ちゃんの方はどうよ」
更科紅葉:「ええ、食事を褒めるのは後にして、判ったことを伝えましょうか」
更科紅葉:「あの時皆が聞いた“鳴き声”に関してだけれども」
更科紅葉:「アレは“サイレン”よぉ、過去に旧日本軍が用いていた」
更科紅葉:言葉と同時に部屋に鳴り響く不気味な“鬼の鳴き声”。
檜山心乃:「うええっ、これ、どうしたの」 耳を塞ぐ
更科紅葉:「最近のは色々と便利なのよぉ」
更科紅葉:からかうような笑みと同時に取り出したのは、なんてことのない携帯端末。
更科紅葉:「あのときに、ちょっと録音を」
更科紅葉:「あとは伝手を使って専門家に確認を依頼──と言ったところねぇ」
更科紅葉:操作して、音を止める。
絹川善法:思わず背筋が凍る。「ソツが無いね……」
”コティングリー”:「あ、それなら聞いたことある。」
”コティングリー”:「ボクが造られた場所で、鳴ってた音だ。」
絹川善法:「へぇ。"コティングリー"が……」
絹川善法:「えっ?」
更科紅葉:「ひょっとしたら、洞窟のようなところなのかしらぁ、そこは?」
”コティングリー”:ノイズの除去加工された”鬼の鳴き声”を聴いて
檜山心乃:「なるほど……」 道中聞いた話を思い出す。
”コティングリー”:「建物の中だったから外の景色までは…」
更科紅葉:「これが生物の唸り声のように聞こえたのは、洞窟のようなもので反響していたからではないか──とのことだから」
更科紅葉:「幽霊の、正体見たり、なんとやら──といったところかしらねぇ」
”コティングリー”:「けど、ボクのいた場所は放棄されて──」
”コティングリー”:「…それからはあまり覚えてないや。」
絹川善法:「やはりというか、つまりというか……」
更科紅葉:「『訪問者』が居れば」
更科紅葉:「放棄されていたものが──と言うことは考えられるわねぇ」
絹川善法:「"コティングリー"も、"鬼"も……旧日本軍サマの手で生み出されたって事かあ……」得心がいったように頷く。
檜山心乃:「反響したのは鳴ってたのが崖の下からだからじゃないかな」
檜山心乃:「鬼が落ちていったのもあるし、探すとしたらそこかも」
更科紅葉:「心乃は賢いわねぇ」
絹川善法:「お見事」拍手。
檜山心乃:「えっそうかな」 嬉しそう
服部石燕:「それじゃ、食べたら行ってみるとしようか。」
”コティングリー”:「お姉さんかしこーい」
檜山心乃:「えへへ……」
更科紅葉:「残念かしら、服部石燕?」大根を頬張る同行者に、揶揄するような微笑みを向けながら。
更科紅葉:「どうやらネタが割れれば、見当が違っていたようだけれども」
服部石燕:「科学と迷信は紙一重だよ。」
服部石燕:「UGNにいる君が一番それを実感しているんじゃないかな。」
更科紅葉:「紙一重でも──」
更科紅葉:「分かたれるべきでしょう、科学と迷信は?」
更科紅葉:肉体を有する迷信であるからこそ──
服部石燕:「ふふ。」
服部石燕:自分の皿と共に、誰もいない席に置かれた茶呑みを片付ける。
服部石燕:それもまた、誰も触れていないのにも関わらず中身が空になっていた。
GM:─────
GM:ロイス&購入
絹川善法:更科紅葉 P連帯感/N不安
絹川善法:檜山心乃 P信頼/N劣等感
絹川善法:それぞれ取得!
更科紅葉:新規ロイスはなし、既存ロイスを変更して 目的【鬼@関心/◯失望】 に。
絹川善法:あっ どっちもP感情○で!
檜山心乃:絹川善法 〇好意/間違い起こしてないよね?
檜山心乃:劣等感……?
更科紅葉:あ、そうか。絹川くんに取得しておこう。
絹川善法:シテナイヨー
檜山心乃:アームドスーツ買います
絹川善法:剣士に憧れがあるので…>劣等感
更科紅葉:7:善良なチルドレン【絹川善法@◯好奇心/侮蔑】 で取得。7つ目
檜山心乃:そこなんだ……紡ぎの魔眼使って65→66
檜山心乃:5dx>=15
DoubleCross?:?(5DX10>=15)?→?9[1,2,6,6,9]?→?9?→?失敗
檜山心乃:にゃん
絹川善法:あっ
絹川善法:妖精いります?
更科紅葉:あ
更科紅葉:私もアームドやってみようかと
絹川善法:承知!
更科紅葉:<心乃ちゃん用
絹川善法:"見"の構え
檜山心乃:ありがたや……
更科紅葉:では心乃ちゃん用アームドスーツチャレンジ。
更科紅葉:3dx+1>=15
DoubleCross?:?(3DX10+1>=15)?→?10[2,6,10]+2[2]+1?→?13?→?失敗
絹川善法:これは~~~~~?
GM:バデムチャンス!
絹川善法:今必殺のバディムーブ!
絹川善法:達成値を+3だ!レディ!
檜山心乃:バデム~!
更科紅葉:お、バディムもらえば行けますね。いただけますか?
更科紅葉:ではお姉さんぢからとお兄さんぢからを駆使してアームスーツをゲット。心乃ちゃんにトス。
絹川善法:微笑ま光景
絹川善法:じゃあボデマ狙います~
檜山心乃:じゃあ頂いたら装備します行動値7→5、装甲10、白兵時のダメージ+3!
絹川善法:4dx>=12
DoubleCross?:?(4DX10>=12)?→?7[1,1,5,7]?→?7?→?失敗
絹川善法:シクシク…
檜山心乃:行動値もおそろになった
絹川善法:以上!
更科紅葉:妖精使うことを考えてたので、使ってしまうのもありと言えばあり?
絹川善法:う~ん……結局ボデマなんですよね(問題発言)
絹川善法:まだお買い物ターンあるかもだし取っておきます!
更科紅葉:了解です!
更科紅葉:あ、こちらも以上です
ミドルフェイズ/シーン3
GM:シーンプレイヤーは絹川くん
GM:他全員登場可能
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を1d10(→?7)増加?(58?→?65)
檜山心乃:66+1d10
DoubleCross?:?(66+1D10)?→?66+4[4]?→?70
更科紅葉:出ます
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を1d10(→?6)増加?(72?→?78)
GM:─────
GM:三ツ崖村
GM:旧日本軍基地 跡地
GM:─────
GM:まるで冥府へ降りていくかのように
GM:君たちは暗い崖の下へと向かった。
GM:深い木々のせいで、ここには月の光も届かない。
服部石燕:カチリ
服部石燕:懐中電灯を点ける。
服部石燕:「………これかな。」
服部石燕:懐中電灯の光を、岩壁に出来た洞穴に向ける
檜山心乃:「ん……」 急な光に目を細めつつ、その洞穴を見る。
服部石燕:「旧日本軍が作った防空壕のようだ。」
”コティングリー”:「うん……見覚えがある。」
檜山心乃:「防空壕、ナルホド」 学校で習った気がする。あまり覚えてないが
更科紅葉:「間違いなさそうねぇ」
絹川善法:「此処が……」
絹川善法:そっと先を覗いてみる。
更科紅葉:コティングリーの反応を確認して。
GM:絹川は、地面に落ちたバッグを見つけるだろう。
GM:現代的なバッグだ。おそらくここ最近持ち込まれたということが分かる。
檜山心乃:「何かあったかい」 ”それ”に近づく絹川の姿を幻視して、尋ねる。
アルチョム:一目散にバッグのそばに駆け寄ると、てちてちと身体に見合わぬちからでそれをこちらまで運んでくる。
絹川善法:「……これ、例の奴らの?」
絹川善法:心乃ちゃんの言葉を思い出す。
服部石燕:「これは…カメラや機材を入れるためのバッグのようだね。」
更科紅葉:「自称ジャーナリストさんたちの私物かしらねぇ?」
服部石燕:「………!」
更科紅葉:「どうかしたのかしらぁ?」様子に気づき。
檜山心乃:「本当にただの一般人だったのかな……ん?」
更科紅葉:そう、その可能性も。十二分に考えられる──
服部石燕:バッグの中から、何らかのエンブレムが刻まれたケースを取り出す。
服部石燕:「君には、見覚えがあるんじゃないか」
服部石燕:更科に見せる。
GM:それは、君を発掘したFHセルのエンブレムである。
更科紅葉:「………………」忌々しいモノを見るように、そのエンブレムを確認し。
更科紅葉:「……懲りると言うことを知らないのねぇ、あの人達は」無理矢理に嘲ろうとした笑顔が、歪む。
絹川善法:「……大丈夫? 紅葉ちゃん」
絹川善法:心配そうに顔色を伺う。
更科紅葉:「ええ、大丈夫よぉ、キキーモラ。まったくもって──」
檜山心乃:「……一般人じゃなかった、ってことか、じゃあ遠慮はいらないね」
服部石燕:ケースを開けると中には暗器のような針が複数本入っていた。
GM:FHエンブレム:スティンガーを獲得しました。このセッション中のみ有効です。
更科紅葉:「ただ──」
更科紅葉:「出会ってしまったら、向こうが大丈夫かどうかはわからないわねぇ」笑みを浮かべたまま、少年に告げる。
絹川善法:ぞっとする迫力の笑みに、思わず顔を引き攣らせる。
絹川善法:「同情しそう……」
檜山心乃:出会ったときの戦いぶりを思い出す。そりゃあ確かに、無事に済みそうはない
服部石燕:「……この持ち主はエージェントだろうね。」
服部石燕:「持ち物を見るに…彼がこの部隊の隊長だ。」
服部石燕:「そしてこのバッグが無造作に転がっているということは…」
檜山心乃:「鬼にやられた、あるいは装備を放棄せざるを得なかった、か……」
絹川善法:「………」ごくりと唾を飲む。
”コティングリー”:「先に進もう。道は半分忘れてるけど…それ以上に落盤が激しいね……。」
更科紅葉:「ええ、そうねぇ」
更科紅葉:「ここに至るまで死体なりなんなりを見つけてないということは」
更科紅葉:「この先に向かったのでしょうから」
GM:─────
■情報項目
・FHによる調査資料 情報:UGN、裏社会、軍事/9
・旧日本軍の研究 情報:軍事、歴史/9
GM:ここで情報収集でございます。
絹川善法:来ましたわね
檜山心乃:おお
GM:これがラストだ
GM:真相を明かそう!
更科紅葉:おお
絹川善法:解き明かしますわよーッ
更科紅葉:FHの、行ってもいいでしょうか? 関係があるかも。
絹川善法:どうぞどうぞ!
更科紅葉:ではコンボ『点鬼簿』(生き字引/コンセ)使用。侵蝕率3点にて。
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を3(→?3)増加?(78?→?81)
更科紅葉:5dx7+5>=9
DoubleCross?:?(5DX7+5>=9)?→?10[3,5,6,7,8]+10[1,10]+5[5]+5?→?30?→?成功
檜山心乃:完璧!
絹川善法:すばら!
更科紅葉:構成員の家族までわかるレベルですね。もう逃さねえ(`・ω・´)
GM:成功!
檜山心乃:・旧日本軍の研究 情報:軍事、歴史/9 紡ぎの魔眼使用して70→71
檜山心乃:5dx>=9
DoubleCross?:?(5DX10>=9)?→?8[1,4,7,8,8]?→?8?→?失敗
檜山心乃:善法お兄さん!
絹川善法:ゲットレディ!
絹川善法:心乃ちゃんにバディムーブ!
絹川善法:達成値+3!
更科紅葉:パーフェクト!
檜山心乃:うおおこれがボク達の絆の力、11で成功になります
GM:では両方成功!
GM:まずは旧日本軍の研究について
・旧日本軍の研究
旧日本軍は密かにオーヴァードの軍事利用を模索していた。
その一つのアプローチが”従者の量産”である。
一人のブラム=ストーカーシンドロームを持つ母体を炉として、
半永久的に従者を生み出しあらゆる労働力・戦力として用いようとしたのである。
しかし、度重なる負荷により”炉”は暴走。
旧日本軍は発生したジャームを基地ごと焼き払い、研究そのものを封印した。
GM:・FHによる調査資料 はそのままロールの中で明かしましょう
更科紅葉:おお、了解です。
GM:─────
檜山心乃:はあい
GM:旧日本軍基地
GM:研究棟
GM:─────
GM:では、君たちは旧日本軍の資料を発見し、解読し終えたところです。
”コティングリー”:「……。」
絹川善法:焼け焦げた資料の紙束を、穴が空くほど見つめている。
”コティングリー”:「これが、ボクの生まれた理由か。」
絹川善法:なんて言葉を掛けて良いのか、分からないし。
絹川善法:これからオレは。彼にもっと、酷いことを言ってしまう。
絹川善法:「"コティングリー"」
絹川善法:「キミの頼みを果たすためには、さ」
絹川善法:「その"炉"ってやつを、オレらん手で叩き壊さなきゃならない」
絹川善法:"鬼"が何度も蘇ってくる絡繰。間違いなくその"炉"が原因だろう。
”コティングリー”:「優しいね、キミは。」
絹川善法:「…………」
”コティングリー”:「そんなに暗い顔して、さ。」
絹川善法:「炉が無くなったら……」
絹川善法:「キミは……」
絹川善法:言葉が詰まる。ダサすぎる。仮にもUGNの正規人員だろうが。
”コティングリー”:「ボクは楽しかったよ。」
”コティングリー”:「キミと一緒の布団で寝て、話して、キミの寝顔を見つめて、」
”コティングリー”:「………寝ているキミにちょっぴりイタズラして。」
絹川善法:「………え? 初耳なんだけど」
絹川善法:目を丸くしてぺちぺちと顔をはたく。
”コティングリー”:「くふふ。どんなコトしたかはヒミツ。」
”コティングリー”:「………でも、唇にしておけばよかったなあ。」
”コティングリー”:「悔いといえばその程度のものさ。」
絹川善法:「………っ」
”コティングリー”:「ボクはキミたちをここまで導いて、」
”コティングリー”:「キミたちの役割を果たさせる。」
”コティングリー”:「そういう役割だったんだろう。」
絹川善法:「………"鬼"の脅威が、これ以上拡大する前に」
絹川善法:「炉を破壊し、鬼を退治する」
絹川善法:「それが、UGN。"キキーモラ"としての、オレの役割」
絹川善法:「でもさ。……お前の、友達の……」
絹川善法:「ただの絹川善法としての、"役割"は……」
絹川善法:「もっと。果たしたかった」
絹川善法:ぐっと涙を堪えて、精一杯に胸を張る。
”コティングリー”:「……もし、また会えるなら」
”コティングリー”:「うんと甘えたいな。」
絹川善法:「任せとけ」
”コティングリー”:「造られた役割じゃなくて、ボク個人の願望として、ね。」
絹川善法:「年下を甘やかす事には、定評があるんだ……」薄く笑って。
絹川善法:「約束な」
絹川善法:そっと小指を絡ませる。
”コティングリー”:「………ありがと。」
檜山心乃:「……さて、あとは気になるのはFHの方だけれど」 2人から目を逸らすように、更科と服部の方を見る。
檜山心乃:「……さて、あとは気になるのはFHの方だけれど」 2人から目を逸らすように、更科と服部の方を見る。
Tekey:「猫口@」がログインしました。
服部石燕:「更科さん」
服部石燕:不意に声を上げる
更科紅葉:「──どうかしたのかしらぁ?」
服部石燕:「あれ、見えるかい?機材の隙間に転がってるものだ。」
服部石燕:屈んで懐中電灯で照らした場所には、
更科紅葉:「………………」促された方へと顔を向ける。
服部石燕:テープのような何かが転がっている。
服部石燕:「腕が届かないな…」
服部石燕:「あれは明らかに後から持ち込まれたものだ。」
服部石燕:「何かしら、FHの手がかりになると思うが…」
更科紅葉:「少しお待ちなさいなぁ」
更科紅葉:がっ──
更科紅葉:機材と機材のスキマに両手を差し込み──
更科紅葉:ごっ──
更科紅葉:無造作に、気合など入れることもなく、引き戸でも開くかのように機材と機材のスキマをこじ開ける。
更科紅葉:「これでいいかしらぁ?」
服部石燕:「ありがとう」
服部石燕:テープを拾い上げる。
檜山心乃:「さっすが」 呟く。刀を差し込んで取っても良かったが、気持ち的にはよろしくない。
服部石燕:隣に転がった壊れかけの再生機器も拾い上げて
服部石燕:「……うん。まだ辛うじて動きそうだ。」
服部石燕:「強い衝撃を受けて壊れかけてるが」
更科紅葉:「器用なものねぇ」
服部石燕:「中身を見てみよう。」
更科紅葉:「ええ、お願いするわぁ」
GM:─────
GM:映像には暗い洞穴のような研究棟…君たちが今いる場所の奥であろう…が映っている。
GM:カメラを持っているのはFHエージェント。
GM:画面中央に映る緑色のシリンダーに、機材を繋げている。
FHエージェント:『………第4次実験記録。』
FHエージェント:『今回の実験は”炉”の制御権を奪い、』
FHエージェント:『こちらの指定した従者を生み出すことを目的としている。』
FHエージェント:『では開始する。電源を入れろ。』
GM:画面端のエージェントが機材を操作する。
GM:部屋全体に電源が戻り、昼のように明るくなった。
FHエージェント:『再起動。』
FHエージェント:『”炉”に干渉する。』
GM:緑色のシリンダーが煌々と光り出す。
GM:と、その時。
更科紅葉:「………………」仏頂面のまま、無言で画面を見入る。
GM:オオオ オ オ オ オ オ ア ア ア アア アア アア ア ア
FHエージェント:『何の音だ?』
FHエージェント2:『基地の警報の誤作動でしょう。』
FHエージェント2:『すぐ収まりますよ』
FHエージェント:『耳が痛くなるな…ん………?』
GM:緑色のシリンダーに罅が入る
FHエージェント:『”炉”に損傷。出力は抑えろと言ったはずだぞ!』
FHエージェント2:『しかし、適性値のはず……』
FHエージェント2:『ぎゃあっ!!!?』
FHエージェント2:機材を操作していたエージェントが悲鳴を上げた。
”鬼”:いつの間にか、背後に現れた”鬼”に心臓を貫かれたのである。
FHエージェント:『バカな…”炉”が暴走でもしたか……!』
FHエージェント:針を投擲し鬼を斃す。
”鬼”:影となって溶けるように死体が消えた
FHエージェント:『ハァ、ハァ…実験は中止に……』
”鬼”:鬼が、天井から降ってきて、FHエージェントに覆いかぶさる。
GM:カメラがエージェントの手を離れて、機材の隙間に転がった。
GM:暗闇の中、エージェントの悲鳴だけが聞こえ
GM:やがて容量が尽きて録画は終了した。
GM:─────
服部石燕:「この奥の部屋、か……。」
更科紅葉:「あいも変わらず、まあ──」
更科紅葉:嘲るような嘆息。
更科紅葉:「──なぜ考えてしまうのかしらねぇ、御せるなどと」
更科紅葉:“あの夜”のことを思い出しながら──
檜山心乃:「まあ、FHが炉を支配してる、とかFHの連中も相手取る、とか────」
檜山心乃:「そういうことは考えなくなくて良くなったね。うん」
檜山心乃:どこかとぼけた様に言う。あまり気持ちのいい映像では無かったので茶化して誤魔化している。
服部石燕:「御してしまえた前例があるからね。」
服部石燕:「古来、雷は神の怒りとも謳われたが」
服部石燕:「今現在、電気の流れない都市は存在しない。」
更科紅葉:「ニコラ・テスラを気取るのならば──」苛立たしげに、髪を払う。
更科紅葉:「せめてそれに相応しい知性を身につけてからにしていほしいものねぇ」
”コティングリー”:「止めに、行こうか?」
更科紅葉:「ええ、そうね──」コティングリーの言葉を受けて──
更科紅葉:キキーモラへと視線を向ける。
絹川善法:「レネゲイドが身近なモノになるのは……まだまだ、時間も必要って事っスかね」
檜山心乃:同じくそうする。
絹川善法:「うし……どの道オレたちのやる事ぁ変わらないんです」
絹川善法:「覚悟が決まったら、進みましょ」
更科紅葉:「ひとつだけ、絹川善法」覚悟の言葉に、応じるように。
更科紅葉:「“炉”が母体だとしても」
更科紅葉:「どれだけ繋がっているかは、ケースバイケース」
絹川善法:「……うん」
更科紅葉:「“キキーモラ”でなく“絹川善法”としてあろうとするならば」
更科紅葉:「あまり気負わずにいなさいな」
絹川善法:少し驚いたように目を丸くしてから、ゆっくりと頷いて。
絹川善法:「あんがと。……紅葉ちゃんってさ」
絹川善法:「結構……気遣い屋だね」
絹川善法:正直、意外だった。とはにかむように笑う。
檜山心乃:「お風呂で話しててボクも気づいたけど」
檜山心乃:「めっちゃ気遣ってくれるよこの人、つい甘えちゃうね」
檜山心乃:嬉しそうに言う
更科紅葉:「これで私が照れでもすればなのでしょうけれども──」
更科紅葉:「お生憎様ねぇ。褒め言葉は、素直に受け取るタイプなのよ」くつくつと笑う。
”コティングリー”:「ボクからしたら、みんな気遣い屋だよ」
”コティングリー”:「そんな役割もないのにね。」
”コティングリー”:くすりと笑って、奥へと続く扉に手をかける。
GM:─────
GM:ロイス&購入!
絹川善法:ロイス取得なしで!
絹川善法:ボデマ狙いますぞ!
絹川善法:4dx>=12
DoubleCross?:?(4DX10>=12)?→?7[4,4,5,7]?→?7?→?失敗
絹川善法:があああ! がああああああ!!!
絹川善法:以上!
更科紅葉:んじゃボデマ狙おう。
更科紅葉:4dx+1>=12
DoubleCross?:?(4DX10+1>=12)?→?10[2,5,9,10]+10[10]+2[2]+1?→?23?→?成功
絹川善法:つよすぎる
更科紅葉:気遣いの女(`・ω・´)
更科紅葉:では絹川くんにトス。
絹川善法:おねえちゃん……!
檜山心乃:最期のロイスは”炉”に取ろうかな 〇同情/憐憫で
絹川善法:ありがたく受け取ります!
更科紅葉:同い年の弟を持った覚えはないわねぇ
檜山心乃:購入は他に欲しいものある人いなければ
檜山心乃:強化素材狙おかな
更科紅葉:ロイスはこのままで、以上で!
絹川善法:いけいけー!
檜山心乃:紡ぎの魔眼使って 71→72
檜山心乃:5dx>=15
DoubleCross?:?(5DX10>=15)?→?10[1,5,5,7,10]+5[5]?→?15?→?成功
檜山心乃:!?やったー
絹川善法:すご…
GM:つよい
檜山心乃:では決闘者の剣の攻撃力+1します
GM:ではクライマックスに行きましょう!
GM:─────
クライマックスフェイズ
GM:全員登場
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を1d10(→?2)増加?(65?→?67)
檜山心乃:72+1d10
DoubleCross?:?(72+1D10)?→?72+10[10]?→?82
檜山心乃:オワ―ッ!?
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を1d10(→?3)増加?(81?→?84)
GM:─────
GM:旧日本軍基地
GM:実験棟
GM:─────
GM:この部屋だけは、わずかに電源が生きているのか
GM:小さな灯りが部屋の中央で揺れている。
GM:その灯りが照らすのは、
GM:緑色のシリンダーの前に跪く”鬼”の後姿。
GM:ぺちゃ ぐちゃ ………
GM:水分を多く含んだ肉塊を叩きつけるような音が響いている。
”コティングリー”:「あれは………」
服部石燕:懐中電灯でそれを照らす。
絹川善法:「……お楽しみ中?」
檜山心乃:眉を顰める。皆より一足早くその光景を瞳に映している。
GM:緑色のシリンダーの中に入っていたのは
更科紅葉:「そうした感情があれば、ねぇ──」
”炉”:古びた人間の骨。
”炉”:肋骨に吊るされた票には
”炉”:『人工式神増殖炉 ふ号』とある。
”鬼”:鬼は足元にある死骸から内臓を千切り、
”鬼”:骨の中に納め、それを肉で覆っていた。
更科紅葉:「屍(かばね)を冒涜し──」
”鬼”:まるで、生前の姿を取り戻そうとするように。
更科紅葉:「母体と称するとは、趣味が悪いわねぇ」改めて目にすることで、眉をひそめる。
”コティングリー”:「────”治している”。」
”コティングリー”:「ボクと、同じ役割だ。」
絹川善法:「まさか……」
更科紅葉:人が鬼のようなことを行い、鬼が人のようなことをしている。なんとも皮肉な眼の前の光景。
檜山心乃:「つまり、そう……生き返らそうとしている?」
”コティングリー”:「でも、あれじゃあだめだ。」
檜山心乃:「それが実際に可能かどうかは置いておくにしても、随分と……」 口元を抑える
”コティングリー”:「それじゃあダメなんだよ。」”兄弟”に向かって一歩歩み寄る
”鬼”:鬼が振り返り、歩いて来る妖精のような美少年を見る。
更科紅葉:『役割』──なのだろうか。
絹川善法:「"コティングリー"……!」
更科紅葉:コティングリーは、鬼の役割は戦うことだと述べていた。で、あるならば──
絹川善法:止めようと手を伸ばすも。ぐっと堪えて。
”コティングリー”:「ボクは、キミの役割を”戦うこと”だと誤解していた。」
”コティングリー”:「それはキミの行いが多くの人間を傷つけることにしかならなかったからだ。」
”コティングリー”:「キミには、」その血塗られた手を見る
”コティングリー”:「もう役割は果たせない。」
”鬼”:その言葉を否定するように、あるいは新たな獲物を狩るように
”鬼”:爪を振りかざす
老さん:豪腕の振るわれるその瞬間。"コティングリー"の軍帽から、もぞもぞと這い出た寝ぼけ眼の妖精が。
老さん:気だるそうに、ぺちんと手を叩き。
絹川善法:「が、ふっ!」
絹川善法:既の所で奇術のように姿を現した絹川が。友を庇うように怪異の爪にその身を切り裂かれる。
檜山心乃:「善法お兄さん────カッコいいよ」
檜山心乃:ちゃきん、と音がして。これまた奇術のように刀に手を掛けた少女が一人。
檜山心乃:ちゃきん、ちゃきん、ちゃきん
檜山心乃:鬼の体を切り刻み、体勢を立て直すに十分な隙を作る。
檜山心乃:「居合太刀風」
”鬼”:鬼が負傷に呻きつつ後ずさる。
”鬼”:だがまだ死なない。
絹川善法:ふらつきながらも、ぐっと力を込めて。"コティングリー"を抱き寄せ皆の元まで。
”コティングリー”:「ありがと、お兄さん。」
”コティングリー”:「………お願い。力を貸して。」
絹川善法:「気にすんなって。心乃ちゃんもサンキュ」
檜山心乃:「いやいや、見えてたのに無茶させちゃってごめんね」
更科紅葉:「そうね、鬼にはそういった側面もあったわねぇ──」
更科紅葉:後ろに下がった、”鬼”へと視線を投げかけて。
更科紅葉:児童文学などに見られる、優しい鬼──
更科紅葉:人ならざるが故に、純粋な存在であるモノ──
更科紅葉:しかし純粋さが必ずも、正しさに繋がるとは限らない。
更科紅葉:その行為がともすれば、優しさから行われたモノだとしても──
更科紅葉:憐憫の眼差しを向け──
更科紅葉:「これも縁──」
更科紅葉:どんっ──
更科紅葉:いつの間にか手にした百貫の金砕棒を降ろし、床を砕く。
更科紅葉:「──これ以上、過ちを犯させる前に」
GM:オオオ オオ オオ オ オ ア ア ア ア アア ア ア ア ア ア ア
GM:サイレンが辺りに響き渡る。
”炉”:まるで、炉が鬼に助けを求めるかのように。
”鬼”:サイレンを聞いて、鬼は爪を構え、君たちの前に立ちはだかった。
GM:─────
GM:クライマックス戦闘開始
GM:─────
GM:衝動判定。難易度9!
GM:皆さん意思で判定どうぞ!
絹川善法:思い出の一品とブランケットで意志+2。
更科紅葉:5dx+5>=9 衝動判定
DoubleCross?:?(5DX10+5>=9)?→?9[1,2,7,8,9]+5?→?14?→?成功
絹川善法:3dx+2>=9
DoubleCross?:?(3DX10+2>=9)?→?7[1,5,7]+2?→?9?→?成功
檜山心乃:思い出の一品(ブランケット)で+2
更科紅葉:成功です。
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を2d10(→?5)増加?(84?→?89)
檜山心乃:6dx+2>=9
DoubleCross?:?(6DX10+2>=9)?→?10[2,4,4,9,10,10]+7[5,7]+2?→?19?→?成功
絹川善法:あっ2dxだった!
檜山心乃:ヨシ!
絹川善法:ごめんなさい振り直してもよろしいでしょうか…?
GM:イイヨ!
絹川善法:ありがてえ…!
絹川善法:2dx+2>=9
DoubleCross?:?(2DX10+2>=9)?→?5[2,5]+2?→?7?→?失敗
檜山心乃:82+2d10
DoubleCross?:?(82+2D10)?→?82+9[8,1]?→?91
絹川善法:チクショー妖精の手!「
絹川善法:1dx+12
DoubleCross?:?(1DX10+12)?→?2[2]+12?→?14
絹川善法:成功!
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を2d10(→?13)増加?(67?→?80)
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(80?→?84)
GM:ではエンゲージ!
▼エンゲージ
(絹川[6]、更科[5]、檜山[5])
10m
(鬼[5]、炉[0])
GM:さらにNPCカードが使えます。
絹川善法:やったー!
更科紅葉:おおー
・NPCカード
”コティングリー” 妖精の口づけ
オートアクション。判定後に使用可能。達成値+12。1ラウンド1回。
※”炉”撃破時に使用不能になる。
GM:ではセットアップに!
GM:─────
GM:ラウンド1
GM:─────
GM:セットアップ
絹川善法:なし!
”炉”:なし
”鬼”:なし
更科紅葉:こちらもありません
檜山心乃:桐庭流居合抜刀術・断継風 空間圧縮 侵蝕91→93
檜山心乃:対象は紅葉ちゃんで良いかな
檜山心乃:要らなかったら自分で突っ込みます
更科紅葉:あ、ではいただけると。
檜山心乃:では戦闘移動してください!
更科紅葉:では戦闘移動。炉と鬼にエンゲージ。
▼エンゲージ
(絹川[6]、檜山[5])
10m
(更科[5]、鬼[5]、炉[0])
GM:了解!
GM:ではイニシアチブ!
”炉”:《紅の猟兵》
絹川善法:あん!?
更科紅葉:おお?
檜山心乃:なんと
”炉”:”鬼”を対象とする。判定ダイス+3、攻撃力+12。
”炉”:ラウンド間ネ!
絹川善法:親バカがよ…!
GM:ではイニシアチブは絹川くんから!
絹川善法:はーい!
絹川善法:マイナーで 鬼、炉、更科さんの元へエンゲージ!
▼エンゲージ
(檜山[5])
10m
(絹川[6]、更科[5]、鬼[5]、炉[0])
絹川善法:めちゃくちゃしたくねえけど……!
絹川善法:メジャーで素殴りします……
絹川善法:対象は炉!
絹川善法:1dx+4
DoubleCross?:?(1DX10+4)?→?2[2]+4?→?6
絹川善法:【妖精の手】!
絹川善法:1dx+14
DoubleCross?:?(1DX10+14)?→?10[10]+4[4]+14?→?28
GM:すげえ伸びた!
絹川善法:回った!これで行きましょう
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(84?→?88)
”炉”:リアクション放棄
絹川善法:ダメージ!
”炉”:ダメージどうぞ!
絹川善法:3d10+11
DoubleCross?:?(3D10+11)?→?19[5,9,5]+11?→?30
絹川善法:オレにしてはそこそこ!
GM:まだ斃れません
絹川善法:ウウウ
GM:演出どうぞ!
GM:えー、暗黒会議の結果ちょっと場面を巻き戻しまして
GM:NPCカード使用。達成値+12
GM:達成値が40になりましたので
GM:30+2d10で再度ダメージダイス振ってくださいませ!
絹川善法:ごめんなコティ……
絹川善法:行きます!
絹川善法:30+2d10
DoubleCross?:?(30+2D10)?→?30+8[4,4]?→?38
絹川善法:ちょっと伸びた!
”炉”:まだ斃れないよ!
絹川善法:骸骨がよーっ
絹川善法:じゃあ演出します!
”コティングリー”:「お兄さん、合わせて。」
”コティングリー”:くるりと舞うように回りながら芳香を振りまく。
”コティングリー”:薬と毒は表裏一体。
”コティングリー”:”鬼”の動きを振りまいた毒で阻害しつつ、
”コティングリー”:絹川の懐に入って背伸びし、
”コティングリー”:身体能力を向上させる薬と、激励と、ちょっぴりイタズラ心を秘めたキスを頬に。
絹川善法:「──────────」
”コティングリー”:「いってらっしゃい」
絹川善法:「………行ってき」
絹川善法:「ますっっっ!!!」
絹川善法:だんっ、と力強い一歩で踏み込んでいく。
絹川善法:目に見えるもの全て鈍い。来るなと振るわれた鬼の拳は止まっているよう。
絹川善法:懐から取り出した針が。善法のレネゲイドに呼応するようにどくん、と脈打って。
絹川善法:眼前の吊るされた人工炉に向かって、一振り、二振り。
”炉”:継ぎ接ぎの肉体から、肉片が零れ落ちる。
絹川善法:「硬ッ……!」
”炉”:がぱ、と下顎が開く。
”炉”:「 」
”炉”:歪な咽喉を空気が通り抜け、金切声を上げる。
”コティングリー”:「………っ」
GM:では次、行動値5組!
GM:檜山さんか更科さんですが…どうしましょう!
檜山心乃:では私から
檜山心乃:マイナーで10m戦闘移動してエネミーにエンゲージ
▼エンゲージ
(絹川[6]、更科[5]、檜山[5]、鬼[5]、炉[0])
檜山心乃:メジャーで風鳴りの爪+コンセントレイト:ハヌマーンで炉に攻撃します
檜山心乃:判定直前に紡ぎの魔眼を使用 侵蝕93→98
GM:判定どうぞ!
檜山心乃:5dx7+10 攻撃力+11+3+1
DoubleCross?:?(5DX7+10)?→?10[5,6,7,8,9]+2[1,2,2]+10?→?22
絹川善法:【妖精の手】! どうぞ!
檜山心乃:ありがとうございます!
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(88?→?92)
檜山心乃:1dx7+30
DoubleCross?:?(1DX7+30)?→?1[1]+30?→?0?(ファンブル)
檜山心乃:にゃん……
絹川善法:クゥン…
更科紅葉:(´・ω:;.:...
檜山心乃:悲しみのダメージダイスです
檜山心乃:4d10+15
DoubleCross?:?(4D10+15)?→?26[6,8,10,2]+15?→?41
GM:達成値はアレだけどダイスがデカい!
檜山心乃:風鳴りで2だけ振り直し
檜山心乃:39+1d10
DoubleCross?:?(39+1D10)?→?39+4[4]?→?43
更科紅葉:さらに増えた!
GM:強いぜ
GM:その一撃で壊れました!
更科紅葉:やったー!
”鬼”:《Eロイス:不滅の妄執》解除
檜山心乃:紅葉お姉さん、後は頼む―!
檜山心乃:演出行きます
檜山心乃:眼帯を外す。
檜山心乃:その裏から現れる紅い瞳には刻の流れが映っている。
檜山心乃:それは川の流れのように、周囲を流れている。
檜山心乃:普段は見ても仕方ないし、脳への負荷が大きいので眼帯で隠しているが────戦闘時は有用だ。
檜山心乃:ちゃきん、と音が鳴る。
檜山心乃:「居合断継風(たちかぜ)」
檜山心乃:刻の流れを断って継ぐ。時間の流れが歪み、駆けだそうとしていた更科は、既に鬼の前に移動している。
檜山心乃:「紅葉お姉さん!そっちお願い!力溜めといて!」
”コティングリー”:「……それじゃ、お別れだ。」
更科紅葉:「ええ。任されるわねぇ、心乃」
檜山心乃:言葉と同時に自分も駆けだす。蒼い瞳に映し出される情報を演算、演算、演算。
”コティングリー”:ふっと、身体が透けていく。
絹川善法:「ああ、クソッ……」
”コティングリー”:「あの一撃で…たぶん、ね。」
檜山心乃:占めて124通りの攻撃手の中から、4つの致命打を見つけ出し。それらすべてを切る。
檜山心乃:「ああ、お別れだ。”居合太刀風”」
”炉”:壊れかけの死骸が、仮初の生命活動を止めた。
”コティングリー”:「さよなら……。」
檜山心乃:ちゃきん、ちゃきん、ちゃきん、ちゃきん。納刀音だけが響いた。
絹川善法:判っていた筈なのに。……この後に及んで。
絹川善法:「違う、違う……」
絹川善法:ごしごし、と目元を拭い、応える。
絹川善法:「"またな"」
”コティングリー”:「うん。」
”コティングリー”:「ごめん。」
”コティングリー”:「……”またね”。」
服部石燕:「…………。」
服部石燕:コティングリーの姿が消えた頃、
檜山心乃:「……」
服部石燕:死骸の胸元にあった票を拾い上げる。
服部石燕:「式神………。」
檜山心乃:「善法お兄さん、カッコよかったよ」 と何とも言えない表情で
服部石燕:その場に座り、外套の下から巻物を取り出す。
服部石燕:「すまない、みんな。」
服部石燕:「こんな場所で無防備になるのは気が引けるのだが…」
絹川善法:しばらく呆然とした後、心乃ちゃんの声と、石燕さんの声で我に返ったように。
服部石燕:「少しだけ守ってくれないだろうか?」
更科紅葉:「意味があるのでしょう」
更科紅葉:「であれば、是非もないわねぇ」
更科紅葉:即座にそれだけ返す。
絹川善法:「あんがと、心乃ちゃん」「……餅は餅屋。解読はお任せしますとも」
檜山心乃:「じゃあもうひと踏ん張りだ」 ニッと笑って、鬼とその前に立つ更科を見つめる
服部石燕:「説明は後でするよ。ともかく、時間との勝負だからね…。」
服部石燕:「青龍・白虎・朱雀・玄武・勾陳・帝台・文王・三台・玉女」
服部石燕:皆にそう告げたのち、九字を切って呪文を唱えることに没頭する。
▼エンゲージ
(絹川[6]、更科[5]、檜山[5]、服部[0]、鬼[5])
GM:※服部石燕が現れました。このキャラクターは2回攻撃を受けると撤退します。
GM:戦闘終了時まで生き残っていた場合、EDの内容が変わります。
GM:では更科さん
GM:の手番です!
更科紅葉:はい
更科紅葉:では近接してるので、マイナーアクションでオリジン:ヒューマン シーン間エフェクトの達成値が+LVされます。
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を0増加?(89?→?89)
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を0増加?(89?→?89)
GM:増えてないヨ!
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を3(→?3)増加?(89?→?92)
更科紅葉:っと、なんかおかしくなってる。すみません。2なので2増えて91です。
更科紅葉:で、メジャーでコンボ。蹂躙 獣の力/獣王の力/コンバットシステム/コンセ で鬼を殴ります。
更科紅葉:9dx7 あらよっと
DoubleCross?:?(9DX7)?→?10[1,2,2,3,5,6,8,9,10]+2[1,1,2]?→?12
更科紅葉:うお、ひっくい(汗)
絹川善法:【妖精の手】!
GM:Oh……後乗せあるかい!
絹川善法:どうぞ!
GM:あった!
GM:1dx7+20で判定どうぞ!
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(92?→?96)
更科紅葉:ありがたい。
更科紅葉:1dx7+20
DoubleCross?:?(1DX7+20)?→?4[4]+20?→?24
GM:まだ後乗せあるかい?
絹川善法:どうしましょう
檜山心乃:ドカーンと決めちゃってもいい気はしますが
更科紅葉:むー、LV回でしたっけ?<輪
絹川善法:輪妖精も出来ますよ!
更科紅葉:あ、後乗せってそっちかと<輪
檜山心乃:使ったら100超えて力の法則も載せれるかも?
絹川善法:そうなんよ!
更科紅葉:あ、なるほど。
更科紅葉:であれば頂きましょう。倒れるときは前向きに!
GM:次は1dx7+30だね!
絹川善法:ヨッシャー!
絹川善法:【妖精の輪】【妖精の手】
絹川善法:どうぞ!
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(96?→?100)
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(100?→?104)
更科紅葉:では追加判定!
更科紅葉:1dx7+30
DoubleCross?:?(1DX7+30)?→?5[5]+30?→?35
更科紅葉:ほんと──おまw
更科紅葉:35です!
絹川善法:クゥン…
檜山心乃:悲しみの
更科紅葉:ともあれ35でフィニッシュです!
”鬼”:ガード、《イージスの盾》
”鬼”:2d10+3 ガード値
DoubleCross?:?(2D10+3)?→?10[6,4]+3?→?13
GM:ダメージどうぞ!
更科紅葉:うお、ガード型。
絹川善法:ダメージ前に【力の法則】を!
GM:どうぞ!
絹川善法:+6Dどうぞ!
更科紅葉:ありがたい。
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(104?→?108)
GM:とんでもねえ火力だ
更科紅葉:4d10+6d10+32
DoubleCross?:?(4D10+6D10+32)?→?32[8,10,9,5]+33[4,6,6,6,6,5]+32?→?97
更科紅葉:97点の装甲有効です。
”鬼”:ウオッ…超削れた…
”鬼”:まだ立ってるよ!
GM:演出どうぞ!
更科紅葉:「──そうした訳で、あなたの相手は私がさせてもらうわねぇ」
更科紅葉:一瞬。その姿がぶれ、変じる。
更科紅葉:肌や髪と同様の、白い衣。
更科紅葉:額に生える、大きな一角──
更科紅葉:「相手取るに相応しい形とならなければ、礼を失すると言うもの」
更科紅葉:造られし鬼と相対するは──
更科紅葉:昔語りにて伝わりし──
更科紅葉:同じくして異なる存在(モノ)──“鬼”。
更科紅葉:「非道いことを、言うわねぇ──」
更科紅葉:壊れたものを癒そうと、それでも殺(壊)すことしかできなかったソレに対して──
更科紅葉:「それは──間違っているのよ」
更科紅葉:告げると同時。百貫の金砕棒を振りかざし──
小次郎:その背後に立つのは、ちょんまげ頭の妖精。
小次郎:主から預かった針を、腰に着けた鞘に仕舞い。
小次郎:きええ、という咆哮と共に、一角鬼の身体を次々に刺していく。
小次郎:癒やし、和らげる。"コティングリー"とは、また種の異なるドーピング。
小次郎:力のリミッターを無理矢理にこじ開けて、最大の一撃を放つための。
更科紅葉:「んっ──」
更科紅葉:艶の含まれた声を上げると同時に──
更科紅葉:──手にした獲物を、鬼の肩口に振り下ろす!
”鬼”:肩口から左腕が吹き飛ぶ。
”鬼”:再生しない。既に”炉”の加護を失っている。
”鬼”:しかし、まだ立っている。君たちに牙と爪を向けている。
更科紅葉:「不埒なことをするわねぇ」己に力をもたらした小さな存在を見咎めて。
更科紅葉:「主の意向かしら?」揶揄するように、嗤う。
小次郎:妖艶な笑みに、小さな侍は赤面しながら、もじもじと気恥ずかしそうに蹲った。
GM:では次、鬼の手番
”鬼”:マイナーなし
”鬼”:メジャーで《コンセントレイト:ブラムストーカー》《かりそめの剣士》《亡者の一撃》《忌まわしき砲弾》
”鬼”:対象はPC全員と服部。
絹川善法:ウオオ!
”鬼”:11dx7+4
DoubleCross?:?(11DX7+4)?→?10[3,5,5,5,6,7,8,8,8,9,10]+10[1,2,3,4,8,10]+4[3,4]+4?→?28
絹川善法:【領域の盾!】
服部石燕:リアクション放棄だけど庇われるぜ~
GM:それぞれリアクションどうぞ!
檜山心乃:ガードで~
更科紅葉:コンボ金剛身! 龍鱗を使用します。
絹川善法:誰か庇えるかな?
絹川善法:100越えちゃってるんだよナ
檜山心乃:あ、じゃあ庇いますよッ
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を10(→?10)増加?(91?→?101)
絹川善法:ありがたい……
GM:ではダメージ!
絹川善法:では領域の盾で心乃ちゃんが服部さんをカバーリングかしら
更科紅葉:さっきの分。私も超えちゃってました。おねがいー
檜山心乃:あい!
”鬼”:3d10+26 装甲有効
DoubleCross?:?(3D10+26)?→?14[7,1,6]+26?→?40
絹川善法:装甲引いて32!死にます!
絹川善法:鬼のロイスをタイタス昇華で復活!
更科紅葉:装甲18の龍鱗20で38軽減。2点ダメージでHP31に。
絹川善法:HP11。
檜山心乃:いって!13点弾いて27、×2で54!死!
檜山心乃:1d10 リザレクト~
DoubleCross?:?(1D10)?→?5
GM:演出は省略します。何故なら…
檜山心乃:HP5?侵蝕103
”鬼”:《夜魔の領域》
更科紅葉:む、追撃か?
絹川善法:アッ!?
檜山心乃:ウワ―ッ!
”鬼”:行動値0になり未行動になります
絹川善法:バッカモーン!!
”鬼”:そのまま手番へ
”鬼”:マイナーなし
”鬼”:メジャーで《コンセントレイト:ブラムストーカー》《かりそめの剣士》《亡者の一撃》《忌まわしき砲弾》
”鬼”:対象はPC全員と服部!
”鬼”:11dx7+4
DoubleCross?:?(11DX7+4)?→?10[2,2,2,3,3,5,6,6,7,9,9]+5[2,5,5]+4?→?19
”鬼”:Oh…
絹川善法:ワハハ
”鬼”:リアクションどうぞ!
絹川善法:領域の盾はシーンLV回なので再度使用!
更科紅葉:龍鱗宣言!
更科紅葉:これで領域の盾で、カバーさせられるってできましたっけ?
檜山心乃:ワンチャンドッジ試そう
絹川善法:あっ龍鱗いけるんだっけ…?
更科紅葉:更科紅葉の侵蝕率を3(→?3)増加?(101?→?104)
絹川善法:ダメだった気するんだよな……
絹川善法:とりあえずドッジ!
更科紅葉:<とりあえずさっきの分
絹川善法:1dx>=19
DoubleCross?:?(1DX10>=19)?→?9[9]?→?9?→?失敗
絹川善法:無理!
檜山心乃:4dx+1>=19
DoubleCross?:?(4DX10+1>=19)?→?7[2,3,7,7]+1?→?8?→?失敗
GM:龍リンカバーは出来ないことにさせてください!
更科紅葉:龍鱗のカバーリングがだめなら。通常カバーにして
絹川善法:了解!
更科紅葉:こちらで領域の盾にしてもらうことに変更大丈夫でしょうか?
GM:リアクションを放棄するって明記してあるから
更科紅葉:<リアクション
絹川善法:お、では
絹川善法:盾で紅葉さんが服部さんをカバーですかね?
GM:リアクションが出来ない状態でカバーリング出来ないというルールが適用されると解釈する感じで
GM:変更OKです!
檜山心乃:はーい、ありがた屋……
絹川善法:ありがたい…
更科紅葉:はーい<龍鱗&領域の盾はダメ
更科紅葉:ではガード!
絹川善法:とりあえず侵蝕 さっきの分とあわせて
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(108?→?112)
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(112?→?116)
”鬼”:2d10+28 ダメージ
DoubleCross?:?(2D10+28)?→?14[4,10]+28?→?42
更科紅葉:で、カバーリングさせていただきます。
絹川善法:死ぬ!
GM:OKOK。ダメージ処理もお願いします!
絹川善法:"コティングリー"のロイスをタイタス昇華!復活!HP11!
更科紅葉:えっと、素の装甲が18でガードが4だから22と。
檜山心乃:死にます
更科紅葉:22点軽減で。20ダメ。2倍で40点。流石に無理!
檜山心乃:鬼に対するロイスをタイタス化、昇華して立ち上がります。
更科紅葉:UGNへのロイスをタイタス昇華。戦闘不能を回復します。
更科紅葉:HP15に
GM:では演出!
”鬼”:右腕が肥大化する。
”鬼”:片腕となっても尚、その爪に自らの”役割”を込め、
”鬼”:二度、辺りを薙ぎ払った。
檜山心乃:「善法お兄さん!」 刀を眼前に構え、ジャンプする。
絹川善法:「!」
絹川善法:言葉は必要無い。反応し、即座に彼女の足元の因子に己のレネゲイドを全力で込める。
絹川善法:「ぐ、うっ……!」続けざまに食らう、鬼の二撃。肉が裂け、骨が砕ける音に顔を顰める。
更科紅葉:「まったく──」
更科紅葉:初撃を左手で打ち払い──
更科紅葉:「昔から世話を焼かせるわねぇ、あなたは──」
更科紅葉:目だけを絹川善法へと送り、合図する。
檜山心乃:無防備な石燕の目前に飛び出し、そのまま吹き飛ばされる。
檜山心乃:「ぐぅえぐっ」 あと一撃残っている。
更科紅葉:「くっ──」
服部石燕:「 」僅かに視線を動かすが、しかし呪文は止まらない。
更科紅葉:そして服部石燕へと振るわれようとしてた無慈悲な二撃目を、その身体で受け止めて。
更科紅葉:「いいサポートねぇ、キキーモラ?」
絹川善法:無様に吹き飛びながらも、同様に鬼の彼女が踏みしめる地に、必死で因子を振るって。
絹川善法:「そりゃ、どうも……」
服部石燕:最早人間の言葉では表記出来ない発音の真言を唱えている。
絹川善法:血の混じった唾を吐きながら、笑って、強がって見せる。
GM:ではクリンナップはないので次ラウンド行きますか
絹川善法:はーい!
GM:─────
GM:ラウンド2
GM:─────
GM:セットアップ!
絹川善法:なし!
”鬼”:なし
更科紅葉:ありません!
檜山心乃:なし!
GM:行動値6の絹川君から!
絹川善法:ウオオ行きます!
絹川善法:マイナーなし!
絹川善法:メジャーで素殴り!
絹川善法:同時に祖母のロイスをタイタス昇華。判定ダイス+10します!
絹川善法:喰らえーッ
GM:どうぞ!
絹川善法:11dx+4
DoubleCross?:?(11DX10+4)?→?9[1,2,2,3,3,4,5,5,5,6,9]+4?→?13
絹川善法:ホニャ……
GM:妖精する?
絹川善法:ラスト妖精します!
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(116?→?120)
絹川善法:1dx+14
DoubleCross?:?(1DX10+14)?→?4[4]+14?→?18
絹川善法:こいつ…
更科紅葉:だ、大事なのはダメージだよ!
GM:ダメージ出すかい?
絹川善法:はい!リアありますか?
”鬼”:ガード、《イージスの盾》
”鬼”:2d10+3 ガード値
DoubleCross?:?(2D10+3)?→?10[2,8]+3?→?13
絹川善法:ウワーッ!
GM:ダメージどうぞ!
絹川善法:2d10+11
DoubleCross?:?(2D10+11)?→?16[9,7]+11?→?27
更科紅葉:悪くない!<9と7
絹川善法:ダメの出目はいい!
”鬼”:14通ったね!
”鬼”:まだ斃れない!
絹川善法:タフガイ!
更科紅葉:ぐぅ、おしい!
檜山心乃:グエエ
GM:演出どうぞ!
絹川善法:はーい!
絹川善法:懸命に母体を治そうとする、先ほどの彼の様子に。思うところが無い訳では無かった。
絹川善法:"コティングリー"も、"炉"も。彼にとっては……家族なのだから。
絹川善法:でもさあ。
絹川善法:「死者は、治せない」
絹川善法:「蘇って、暖かい言葉をかけてくれる事も、無い」
絹川善法:この世の絶対にして、唯一の不文律。
絹川善法:ゆらり、と善法の影が振れる。
絹川善法:その眼には、見えているのに、見えていない。
絹川善法:鬼の眼にその姿が次に写った瞬間には。
絹川善法:針をその手に握った少年が、ぶちん、と。糸を噛みちぎっている。
絹川善法:糸の先は、残った鬼の右腕に。雁字搦めに固く縛り上げながら。
絹川善法:「……やっぱ、針より刀だよな」
絹川善法:「鬼退治はさ」
GM:では手番は行動値5組へ
檜山心乃:では私から!
檜山心乃:マイナー無し
檜山心乃:桐庭流居合抜刀術奥義・無音太刀風 風鳴りの爪+コンセントレイト:ハヌマーンで鬼に攻撃
檜山心乃:判定直前に紡ぎの魔眼を使用 103→108
檜山心乃:6dx7+10
DoubleCross?:?(6DX7+10)?→?10[3,4,4,8,9,9]+10[3,9,10]+10[5,9]+5[5]+10?→?45
檜山心乃:えっめっちゃ回った
檜山心乃:リアクション頂いたらダメージ行きます
”鬼”:ガード、《イージスの盾》
”鬼”:2d10+3 ガード値
DoubleCross?:?(2D10+3)?→?10[3,7]+3?→?13
絹川善法:【力の法則】
GM:コンスタントに10出すね君
絹川善法:ダメージダイス+6どうぞ~
GM:ダメージどうぞ!
絹川善法:絹川善法の侵蝕率を4(→?4)増加?(120?→?124)
檜山心乃:やった~、更にダメージ直前にフェイタルヒット使用します 108→114
更科紅葉:さらにどん!
檜山心乃:5d10+6d10+3d10+11+1+3
DoubleCross?:?(5D10+6D10+3D10+11+1+3)?→?29[7,3,2,10,7]+35[3,1,8,10,3,10]+19[7,10,2]+11+1+3?→?98
GM:死ぬって!
絹川善法:ヒエエ
更科紅葉:すごいぜ!
”鬼”:撃破!復活もないです!
檜山心乃:一応1と2と2振り直します
檜山心乃:あっやったー
GM:おおっと、振り直しもあったのか
檜山心乃:3d10+93 これだけ
DoubleCross?:?(3D10+93)?→?19[10,5,4]+93?→?112
GM:どっちみち死んでしまうが…
檜山心乃:やった~
絹川善法:3ケタ!
GM:容赦ねえ!
更科紅葉:無慈悲!
GM:演出どうぞ!
檜山心乃:「嬉しいこと、言ってくれるじゃないか」 血に濡れた髪をかき上げ、翠の瞳を露わにした少女が、ゆっくりと近づく。
檜山心乃:「ボクとしても思うところが無いわけじゃあないけど」 刀に手を掛ける。
檜山心乃:「悪いけど、殺すよ」
檜山心乃:拡張されたノイマン回路が1/12221422の最適解を見つける。
檜山心乃:そしてそれに従った。
檜山心乃:「奥義・無音太刀風……せめて痛みは感じないようにね」
檜山心乃:音もなく、動きも無く、鬼の首に線が入る。
”鬼”:「………」
”鬼”:ぱくぱく、と口が動いた。
”鬼”:しかし、声は発されることなく
”鬼”:鬼の首が落ち、その場に静寂が広がった。
檜山心乃:「っはあ~……いててて」 第三の瞳が閉じ、慌てて眼帯を付け直す。ずっとやってると頭が痛い。
檜山心乃:そのまま、服部石燕の方に視線だけ向ける。
服部石燕:「…………。」
服部石燕:「ようやく、説明ができるようになったよ。」
更科紅葉:「聞かせてもらえるかしらぁ?」
絹川善法:「お疲れ様でした、皆さん……お願いできます?」
絹川善法:服部さんの続きを促すように、彼に視線を向けて。
服部石燕:「”コティングリー”の”宿主を”炉”から移し替える。」
絹川善法:「………」
絹川善法:「へ?」
服部石燕:「先ほどのFHのやっていたことと似ているがね…」
服部石燕:「僕のは呪術的なアプローチだ。」
更科紅葉:「異なる技術による干渉ではなく」
更科紅葉:「同系列のモノによる干渉と言うわけねぇ」
服部石燕:「ご明察。」
絹川善法:目をぱちくりとさせながら。「ちょ、ちょっと待って!」
絹川善法:「つ、つまり……」
檜山心乃:「なるほど……?」 よくわかっていないが、それはつまり……
絹川善法:「……また、会えるの?」
服部石燕:「……ここへはあくまでフィールドワークのために来たんだがね。」
更科紅葉:「新しい“家主”しだいかしらねぇ」
服部石燕:「君を見ていたら力を貸したくなった。」
更科紅葉:「相変わらず、人の悪い」咎めるような、からかうような表情を男に向ける。
檜山心乃:「やっぱいい人だ、皆」 呟いて、くすくすと笑う
絹川善法:「な、何で……」
服部石燕:「似ているようで僕と正反対だからさ。」くすりと笑う。
服部石燕:「さて、あと一押しだ。」
絹川善法:「ええ……?」
絹川善法:混乱するように頭を捻って。
服部石燕:「僕が彼の消滅を押しとどめていたが…ここからは君たちの力がいる。」
服部石燕:「協力してくれるかな?」
更科紅葉:「ええ、絹川善法さえよければ」
更科紅葉:「それと──」
更科紅葉:檜山心乃が眠らせた、ソレの方へと目を向けて。
更科紅葉:「アレは──眠らせてあげなさいな」
檜山心乃:「うん、ボクとしても断る理由もない。せっかくの新しい友達だしね」 とはいっても、彼とはそこまで話をしたわけではないが
服部石燕:「取捨選択は出来るさ。」
更科紅葉:「なら結構」
絹川善法:浮かれつつあった気分が、紅葉ちゃんの言葉で落ち着いて。
服部石燕:「誰かを鬼憑きにする気は毛頭ない。」
絹川善法:「……オレも」
更科紅葉:願いを叶えられなかっったのなら
更科紅葉:せめて“母”と共に眠らせてやることが、手向けとなるだろう。
絹川善法:「その方がいいと思う。……折角、会えたんだし、ね」
GM:では判定が現れます。
GM:・”コティングリー”の制御権移譲 RC、意思/PCの合計値30
GM:また、達成値が一番高い人が”コティングリー”の宿主となります。
GM:ドシドシ判定どうぞ!
檜山心乃:じゃあ判定だけやってしまいましょうかっ
檜山心乃:思い出の一品+ブランケットで+2
檜山心乃:8dx+2>=30
DoubleCross?:?(8DX10+2>=30)?→?10[4,4,5,5,5,7,7,10]+4[4]+2?→?16?→?失敗
GM:まず16!
更科紅葉:では素で判定。
更科紅葉:6dx+5
DoubleCross?:?(6DX10+5)?→?9[3,4,4,5,7,9]+5?→?14
GM:30で帰還は確定になりましたね
更科紅葉:いえい!
GM:絹川君!
GM:判定どうぞ!
絹川善法:ウオオオオオ!!! 突然ですがこれは気合の雄叫びです!!
絹川善法:振らせて頂きます!!
GM:どうぞ!
絹川善法:2dx+2
DoubleCross?:?(2DX10+2)?→?6[3,6]+2?→?8
”コティングリー”:《夢の雫》絹川くんの達成値+12
更科紅葉:あ!
絹川善法:ごめん… ・
絹川善法:あ?????
絹川善法:あれ???????
更科紅葉:このう
檜山心乃:うおー!
GM:では演出へ!
服部石燕:「さて、これで上手くいけばいいんですが…」
服部石燕:「人事は尽くしました。あとは天命に任せるだけ。」
GM:目の前で、きらきらと光る粒子が人の形を取ろうとする。
更科紅葉:「呼び寄せなさいな、絹川善法」
更科紅葉:「”友”なのでしょう?」
檜山心乃:「彼の事をこの中で一番理解できているのは」
檜山心乃:「お兄さんだからね」
絹川善法:ふたりの言葉を噛みしめるように、深く頷いて。
絹川善法:一歩一歩、前へ。
服部石燕:「頼んだよ。」
絹川善法:「ダッセェから……ずっと……格好、つけてたんだ」
服部石燕:「言葉は最も簡単で、最も強いまじないだ。」
絹川善法:「UGNだの、なんだの……役割だの、なんだので……」
絹川善法:「でも……やっぱ、無理だわ」
絹川善法:「会いたい」
絹川善法:「会いたいよ……」
絹川善法:宙に浮かぶ粒子をなぞるように、慈しむように。そっと触れて。
GM:人型の光が、触れられてさぁと消える。
絹川善法:「"コティングリー"……!」
”コティングリー”:絹川の言葉は、途中で途切れた。
”コティングリー”:とん、と正面から何かに抱きつかれ、後ろに倒れたのだ。
絹川善法:「わっ」
絹川善法:受け身も取れずに地に頭を打ち付ける。
絹川善法:「な、何─────」
”コティングリー”:絹川の胸の中に、肩を震わせた少年が収まっている。
”コティングリー”:「ボクも」
”コティングリー”:「会いたかった。」
絹川善法:「………ぐっ」
絹川善法:涙で見っともなく、ぐちゃぐちゃになった顔を、さらに歪めて。
絹川善法:固く、目の前の友を抱き締める。
絹川善法:もう、放すものかと。
絹川善法:ありったけの力をこめて。
服部石燕:「………。」息を吐いて巻物を纏める。
檜山心乃:「めでたしめでたし、だね」 にっこりと笑いながら、その様子を見つめている。
更科紅葉:「お疲れ様──といったところかしらねぇ」ぽんっと、石燕の肩に手を。
服部石燕:「僕は、」
服部石燕:「彼岸と此岸が曖昧な人間だと自己を評価しているけど、」
服部石燕:「ああいう光景を見てるとこちら側の人間だと錯覚するよ。」
更科紅葉:「大切になさいな、その錯覚を」
更科紅葉:「現世への寄辺くらいには、できるでしょうから」
GM:─────
バックトラック
GM:Eロイスは不滅の妄執一つ!
GM:振る方はどうぞ!
絹川善法:ふるふる!
更科紅葉:ふらなーい
絹川善法:124-1d10
DoubleCross?:?(124-1D10)?→?124-8[8]?→?116
絹川善法:だいぶ減った!
檜山心乃:振っとこう
檜山心乃:114-1d10
DoubleCross?:?(114-1D10)?→?114-9[9]?→?105
GM:そのままバクトラもどうぞ~
檜山心乃:等倍で
更科紅葉:で、1倍振り、残ロイス5でバックトラックを。
絹川善法:残ロイス3…怖いので2倍振り!
更科紅葉:104-5d10
DoubleCross?:?(104-5D10)?→?104-33[10,7,6,5,5]?→?71
絹川善法:116-6d10
DoubleCross?:?(116-6D10)?→?116-35[8,6,7,5,5,4]?→?81
檜山心乃:105-5d10
DoubleCross?:?(105-5D10)?→?105-23[4,2,4,5,8]?→?82
GM:全員帰還!
絹川善法:やったー! 二倍振りなので3点!
更科紅葉:おお、ぴったり5点域!<71
檜山心乃:5点だー
GM:経験点は…シナリオ点5点にEロイス1点、いつもの5点。これに侵蝕点足して…
絹川善法:14!かな
檜山心乃:16点!いただきます。もしゃもしゃ
更科紅葉:16点ゲット。いただきます。
■経験点
ガントスさん:14点
MAOさん:16点
御影さん:16点
GM猫口@:17点
GM:以上!お受け取りくださいませ!
GM:ではED行きます!
GM:─────
エンディングフェイズ/シーン1
GM:更科紅葉&檜山心乃
GM:─────
GM:事件は終わった。
GM:鬼は冥府に還り、村を脅かした慟哭も聞こえることは無い。
GM:全員はUGNへの報告を終えてあとは帰るだけなのだが…
GM:事件のせいで堪能できなかった温泉と宿を味わうために
GM:一泊だけ余分にとどまることにしたのである。
檜山心乃:月と星の明かりに照らされた露天の風呂は、昼間とは違う様相を呈している。
檜山心乃:周囲の様子は昼間程は良く見えず、照明と月明かりをあたたかな湯船が幻想的に跳ね返していた。
檜山心乃:「いてて……」 リザレクトはしているものの、まだ完全に癒えたわけではない。微かな痛みを訴えながら少女が湯船に浸かる。
檜山心乃:「ほら、紅葉お姉さんも」
更科紅葉:「ふぅ……」
更科紅葉:貸し切り状態の湯船に白い裸身を揺蕩せ、堪能する。
檜山心乃:ちゃぷりと湯を垂らしながら腕を持ち上げる。
更科紅葉:「悪くない報酬ねぇ……」
檜山心乃:「ふふ、まさか日に2度も温泉に浸かれるとはね」
檜山心乃:「うん、良い報酬だ」
檜山心乃:少し声が弾んでいる。夜空を見上げながら浸かるお風呂はなかなか、経験も無い。
更科紅葉:ゆるりとした湯の暖かさが、身体と心を解し──
更科紅葉:「心乃は見合う仕事をしたのだから、当然ねぇ」
檜山心乃:「それを言ったら、紅葉お姉さんもね」 ニッと笑って言う。
更科紅葉:常であればあまり言わないような言葉を、口の端に上らせる。
更科紅葉:「私は──」
更科紅葉:『個人的な理由──』
檜山心乃:「ボクは鍛えてもなかなか筋肉が付かないから、その力は羨ましいよー」
檜山心乃:「ん?」
更科紅葉:そう、前に告げたことを思い出すように。
更科紅葉:「仕事ではなかったわねぇ。だからあなたたち二人のおこぼれのようなもの」
更科紅葉:そして少女が眠らせた存在に、思いを馳せる。
更科紅葉:そして──
檜山心乃:「……」 お湯を肩から滑らせるように腕に流し、続きの言葉を待つ
更科紅葉:「鍛えて得た力ではないからこそ──」
更科紅葉:「知りたくなるときもあるのねぇ」
更科紅葉:「自分とはなんであるのかを」
更科紅葉:二人には、すでに本性を晒している。
更科紅葉:であれば、取り繕うこともないだろう。
檜山心乃:今日の最後の戦いを思い出す。なるほど彼女の正体は……
更科紅葉:「でなければ──」
檜山心乃:「でなければ?」 ゆっくりと首を傾げる。
更科紅葉:「『ヒトであろうとする』ことも、難しいでしょう?」露悪的に、己を嘲るように。
檜山心乃:「お姉さんは真面目だね」
更科紅葉:「面白みがないとは、よく言われるわねぇ」くつくつと──
檜山心乃:「その分頼れるってことだよ」
更科紅葉:「褒めても角くらいしか出ないわよぉ?」
檜山心乃:「少なくとも、ボクからしたらお姉さんは人間出来てたけどね」
檜山心乃:「生物学的な意味で言うなら、どうしようもないことだし────」
檜山心乃:「人間性とか、そういう精神的な事で言うなら……」
檜山心乃:「……」 自分の過去を思い出す。彼女から聞いた過去を思い出す。これまで戦ってきた相手を思い出す。
檜山心乃:「ぜんぜん、同じ人間とも思えない人間もいるものだし」
檜山心乃:「ちゃんと”そうあろう”としてるってだけで、十分ヒトだと思うな、ボクは」
更科紅葉:「──────」憧憬を込めた微笑みを少女に向けて。
更科紅葉:「やはり優しいわねぇ、心乃は」
更科紅葉:この少女にしては珍しく、ひねらず率直に称賛する。
更科紅葉:自分がヒトでないことを知っている。
更科紅葉:ヒトが、ヒトと思えぬことをすることも知っている。しかし──
更科紅葉:この少女のような──ヒトも確かに在るのだ。故に。
更科紅葉:「──であれば私は少なくとも」
更科紅葉:「心乃に『人でなし』と思われるようなことを、してはいけないわねぇ」
檜山心乃:「ふふ、そうだね。気を付けてよ……ふぁ」 小さく欠伸をして
更科紅葉:そして再び湯に身体を揺蕩せる。
檜山心乃:「もしそうなったら、ボクが斬ってあげる。苦しまないようにね」
檜山心乃:「お姉さんがこれ以上苦しむことなんて、ないんだから……」
檜山心乃:ふら、と、その方に頭を預ける。
檜山心乃:疲労と、心地よさで眠ってしまったようだ。
更科紅葉:「あなたなら、そうしてくれるでしょうけど──」
更科紅葉:その身体を、肩で優しく受け止め──否、受け入れて。
更科紅葉:「その時は、痛くしないでほしいわねぇ──」
更科紅葉:惚気けるように、呟いた。
檜山心乃:「んむ……お姉ちゃん……」
檜山心乃:「おやすみ……」
檜山心乃:すう、すう、と寝息だけが夜空に響いた。
GM:─────
エンディングフェイズ/シーン2
GM:─────
GM:二人が入浴した1時間後。
GM:絹川も露天風呂に入っていた。
GM:時刻は深夜に近い。
GM:夜闇も先ほどより濃くなり、
GM:湯船の外はひんやりとした空気が流れている。
絹川善法:湯船の中、思い切り身体を伸ばす。
絹川善法:「ふへえ………」間の抜けた声が口から漏れ出る。
絹川善法:久々の一仕事。身体のダメージは程々に修復されているものの。
絹川善法:「格別だよなあ……」
絹川善法:心の芯から温まる。古き良き日本人のメンタルリセット法。
絹川善法:「そーいや、何処行ったんだろ。あいつ……」
GM:カラカラ、と引き戸が開く音。
絹川善法:きょろきょろと辺りを見回しながら、おっ、と音の方へ視線を向ける。
”コティングリー”:視線の先には一糸纏わぬ妖精の如き少年がいる。
”コティングリー”:露わな腰のライン、鎖骨、少し浮いた肋骨の造作は、
”コティングリー”:中性的な艶美さを湛えている。
”コティングリー”:視線に気づいてにこ、と微笑む
絹川善法:遅かったじゃん、と呟きかけた口が結ばれて、微笑んだ顔が固まる。
”コティングリー”:「一緒に、入っていい?」
絹川善法:「………」
絹川善法:「ど、どうぞ……?」
絹川善法:まるで見てはいけないものを見てしまったかのように、外の景色へと視線を向けて。
”コティングリー”:身体を洗い、湯船に入って来る。
”コティングリー”:濡れた肌はいつにも増して色気があるように見えるだろう。
”コティングリー”:絹川の隣に腰掛け、共に景色を眺める。
絹川善法:ちょっぴりと身体を強張らせながら、ぽつりと呟く。
絹川善法:「綺麗だよな」
”コティングリー”:「うん。」
”コティングリー”:「……どうだった?」
”コティングリー”:「依頼というか、旅行?」
”コティングリー”:「結局、助けてもらうばっかりで何も返してあげられなかった気がするや。」
絹川善法:「なに言ってんの」
絹川善法:はは、と笑って。
絹川善法:「"コティ"が居たからオレは此処で、きみの兄弟と……」
絹川善法:「お母さん?で、言いのかな。結果的に、彼らを眠らせてあげる、皆の手伝いが出来たし」
絹川善法:「……あと」
絹川善法:ぽりぽりと頬を掻きながら。
”コティングリー”:「?」
絹川善法:「新しい……ダチも増えたし」
絹川善法:「貰ってばかりなのは、オレのほうでしょ」
”コティングリー”:「ん、そうかもね。」
”コティングリー”:「ボクはもう……キミのものだから。」
”コティングリー”:絹川の肩に頭を預ける
絹川善法:びくりと肩を震わせて。おっかなびっくり頭に手を乗せる。
”コティングリー”:「キミの妖精たちより手間がかかっても…ちょっとやそっとじゃ離れてあげないから。」
絹川善法:「はは。言ったな。待遇が悪くても文句無しだぜ」
絹川善法:「……そだ。一個、いい?」
”コティングリー”:「?」
絹川善法:「………」
絹川善法:「オレだけ、……名前で呼んでるのが、その……」
絹川善法:ズルくね?と困ったような表情を浮かべながら視線を交わす。
”コティングリー”:「………。」
”コティングリー”:「なんて呼んで欲しい?」
絹川善法:「そうだなー」
絹川善法:「"お兄さん"はもう堪能したから……」
絹川善法:「『お兄ちゃん♪』とか?『ご主人様?』も捨てがたい……あ、『マスター』みたいなのも悪くないよな。はは。なんちゃって……」
”コティングリー”:くす、と笑った。
”コティングリー”:そして、態勢を変える。
”コティングリー”:隣にしなだれかかるような姿勢から、
”コティングリー”:正面から抱き着き、絹川の顔を見据えるような姿勢に。
”コティングリー”:「ボクはね、」
”コティングリー”:「キミにぎゅってされてから、」
”コティングリー”:「ないはずのこころまで、ぎゅっとされてるんだ。」
”コティングリー”:「………本気にしていい、”ご主人様”?」
絹川善法:顔が火照っているのが鏡を見なくても分かる。水温のせいでないことも。
絹川善法:えっ。これ……マジで?
絹川善法:いいんじゃない? だってもう、オレの妖精だし。
絹川善法:行っちゃって、いいんじゃない?
絹川善法:張り裂けそうな程に高鳴る胸の音。その勢いのままに。震える唇で言葉を紡ぐんだ。
絹川善法:「な、……」
絹川善法:「名前でお願いします…………」
絹川善法:ずり落ちた眼鏡を元の位置へと戻すことすらも忘れて。
”コティングリー”:「……分かった。善法くん、ね。」
絹川善法:「……ゴメン」
絹川善法:「でも、"ご主人様"は……」
絹川善法:「耐えられる気が、しねえ……」
絹川善法:「確実に、仕事に支障が出る……」
”コティングリー”:「…………。」悪戯っけのある笑顔を浮かべる。
”コティングリー”:「お仕事がない時に、着てあげよっか?」
”コティングリー”:「”ご主人様”に仕えるのにふさわしい服。」
絹川善法:「えっ。いいの?」
絹川善法:思わず漏れ出た口をはっと塞いで。
絹川善法:「……楽しんでねえ?」
”コティングリー”:「それが今のボクの役割かもね。」
”コティングリー”:愛おしそうに、絹川の胸の中に納まる
”コティングリー”:「着たら”ご奉仕”してあげるから、キミも楽しんでね。」
”コティングリー”:膝の上に座り、唇を耳に寄せて囁く。
絹川善法:「ごっ……!?」
絹川善法:「………」
絹川善法:はぁ、と深く息を吐く。
絹川善法:「まあ……コティが、そうしたいなら……いいよ」
絹川善法:「だから……」
絹川善法:「こころがないなんて、寂しいこと」
絹川善法:「もう、言うなよ」
絹川善法:そっと耳の辺りを擽ってやる。
”コティングリー”:「……んぁ…………」
”コティングリー”:肩がわずかに跳ね、甘い吐息が漏れた
”コティングリー”:「ごめん。」
絹川善法:「この"キキーモラ"の妖精となったからには、そんなつまらない台詞……」
絹川善法:「毎日が楽しくて、可笑しくて、くっだらなくて……」
絹川善法:「言えないから、大丈夫さ」
”コティングリー”:「……ありがと。」
”コティングリー”:「寂しくないように、」
”コティングリー”:「今日も一緒に寝て?」
絹川善法:「………」
”コティングリー”:妖精がわがままに甘えた。
絹川善法:「今日だけで良いんだ?」
”コティングリー”:「やだ、ずっと。」
絹川善法:にっ、と悪戯っぽく笑って。
”コティングリー”:「キミも……耐えられなくなるかもしれないし」
”コティングリー”:こちらもくすりと笑い返す。
絹川善法:「もうダメかもな」
絹川善法:「……改めて」
絹川善法:「今後とも、宜しく」
絹川善法:「"コティングリー"」
”コティングリー”:「よろしくね、善法。」
GM:夜空を見つめる二人の影は、しばらく重なったままだった。
GM:─────
GM:全行程終了
GM:皆さまお疲れさまでした!