凍結されし禁忌・前編(GM:カムリ)
PC1:“赤帽子” ナナ(キャラシート)PL:切子圭
PC2:“紅玉鉱” キャシー(キャラシート)PL:いーさにうむ
PC3:“放蕩闇人” ルー(キャラシート)PL:MAO
PC4:“海の指” ヴェドラ(キャラシート)PL:カムリ(NPC)
メインログ|雑談ログ
目次
導入
吹きすさぶ氷雪、薄灰塗り込める空。
ここはアールマスより暫く北方、ノールベイトの地です。
氷の大地を目指して来たのか、はたまた流れ着いたのか。
あなたたちは、「カウチマン開拓公社」と呼ばれる団体から依頼を受けることになっていました。
今回の依頼は、ノールベイト羅針団の『ある秘密』を探ることのようです。
GM:◇紫の雪洞(カウチマン開拓公社)
GM:紫の雪洞は、長い年月を掛けて形成された紫水晶の洞窟を、カウチマンがそのまま本拠地としたものです。
GM:鉱人を多く雇っているので、岩堀りと穴掘りはお手の物。何やら怪しげな器具や灯りがずらりと並べられ、雪の中でも寒さを感じさせません。
GM:あなたたちは、ノールベイトに来た冒険者の中でも、駆け出しを卒業した一人前――鋼鉄級の腕を見込まれ、ここに呼ばれていました。
"紅玉鉱" キャシー:「……で、言ってやったわけ。『アタシを一体どこの誰だと思ってるの?』って」
"紅玉鉱" キャシー:子どものような短い指を立て、上機嫌に少女は話し続ける。
"赤帽子"ナナ:「へぇ……!」
"赤帽子"ナナ:その話を興味深そうに、時々合いの手を入れながら聞き入っている
"紅玉鉱" キャシー:「まあ、もちろん『誰?』って顔されたけど……まだまだ鋼鉄等級なんかじゃダメね」
"紅玉鉱" キャシー:「もっと顔が売れるくらいにならないと。それこそ、場末の悪党なんかアタシの顔を見たら逃げ出すくらいに!」
“放蕩闇人”ルー:「勇ましいねぇ」
“放蕩闇人”ルー:もこもこっとした防寒具(耳付き)に身を包んだオンナがくつくつと笑う。
"紅玉鉱" キャシー:「…………何の話だったっけ? そう、アタシの名前が売れてないって話よ」
“放蕩闇人”ルー:フードの隙間から覗くのは、蒼い肌に長い耳──すなわち闇人だ。
”海の指”ヴェドラ:「そうだよ。オレだって初めて会ったもん」
"赤帽子"ナナ:「凄いですキャシー先輩、目標はボスって感じですね」
”海の指”ヴェドラ:「甘やかしちゃダメだよナナ、こういうタイプは、増長させると絶対に罠に突撃するから……」
"紅玉鉱" キャシー:「はぁ……折角だし、"紅玉鉱" キャシーの名前。覚えて帰ってよね」
"紅玉鉱" キャシー:「いずれこの一帯に轟く名前になるんだから」
"赤帽子"ナナ:「はい! もちろん!」
“放蕩闇人”ルー:「りょーかいりょーかい。"紅玉鉱" キャシー、と」
"赤帽子"ナナ:「一緒に冒険した人たちの名前は、忘れませんよっ!」
”海の指”ヴェドラ:トーガ風の防寒着に身を包んだ少年が、けらけらと笑う。瞳は海の輝きのような青に満ちていた。
“放蕩闇人”ルー:「そっちは──ナナだっけか? 見たところ、斥候かい?」
”海の指”ヴェドラ:「きみのせいで地下の鼠がいなくなったって有名だぜ。へへへ」
"赤帽子"ナナ:「はい! ナナは斥候をやらせてもらっています!」
”海の指”ヴェドラ:「”赤帽子”は覚えやすくて良いな。オレも何か……つけようかな、トレードマークとか……」
"赤帽子"ナナ:「後は野伏も少々……えへへ、ありがとうございます」そういってトレードマークの……唯一の形見である赤帽子をかく。
“放蕩闇人”ルー:「たいしたもんだねぇ、かの“海の指”に見知ってもらえてるとは」
”海の指”ヴェドラ:「マジでやめろ」苦い顔をする
"紅玉鉱" キャシー:「そんな有名なの、アンタ?」 ヴェドラに視線を遣る
”海の指”ヴェドラ:とはいえそう言われて悪い気はしないのか、少しナナの方を見る。「あー……オレのこと知ってる?」
”海の指”ヴェドラ:「ノールベイトじゃ大分有名なんだけどなァ~~ッ」
"紅玉鉱" キャシー:「ふーん、それじゃあまだまだね。アタシは知らないもの」
“放蕩闇人”ルー:「期待の青玉等級様ってやつさ」
"紅玉鉱" キャシー:「へー、青玉……」
"紅玉鉱" キャシー:「…………青玉ぁ?! アンタが?!」
"赤帽子"ナナ:「はい! お名前と戦い方だけですがお聞きしたことがあります!」
"紅玉鉱" キャシー:「うっそ、全然見えない……」
“放蕩闇人”ルー:「アールマスでも、知ってるやつは知っている──ってね」
”海の指”ヴェドラ:「正直か!そんな驚くことね~~~だろ」
"赤帽子"ナナ:「すごく参考になりそうで、尊敬してます!」
“放蕩闇人”ルー:「だから怖いのさ、この坊やは。一見人畜無害な少年に見えるんだけどねぇ」
“放蕩闇人”ルー:からかうように、再びくつくつと笑う。
”海の指”ヴェドラ:「……ナナに聞いたのが申し訳なくなってきたな。大体、オレはアンタが一番怖いぜ、ルー」
"紅玉鉱" キャシー:「そっちは知り合いなんだ」
“放蕩闇人”ルー:「おや、そいつぁ光栄」
"赤帽子"ナナ:「えっ、なんかこちらこそ申し訳ありません・・・・」しゅんとする
”海の指”ヴェドラ:「あんたは名前が売れようが売れまいが、どうでもいいと思ってる。そう言う奴が一番厄介だね」
”海の指”ヴェドラ:「それでもって、冒険し甲斐がある」にやりと笑う。
“放蕩闇人”ルー:「はは、確かにそいつぁ違いない。そっちにはとんと興味がないからね」
”海の指”ヴェドラ:「ナナ、絶対真面目すぎるって言われるだろ。オレとキャシーのいうことは話半分に受け流していいぞ」ひらひらと手を振りながら。
“放蕩闇人”ルー:「でもま、こうして仮とは言え一党を組むことになったんだ、自己紹介くらいはしとこうか?」
“放蕩闇人”ルー:フードを脱ぎ、しっかりとその耳と肌が見えるように。
"紅玉鉱" キャシー:「何よ、分かったみたいにさ」 ヴェドラの言葉にいーっと威嚇する
"赤帽子"ナナ:「ええ~、そんな真面目だなんて、アタシにはもったいない評価です・・・けど、ありがとうございます、えへへ」
“放蕩闇人”ルー:「ルー、闇人だよ。ナナと同じく斥候。あとは死霊術を少々、ね」
"紅玉鉱" キャシー:「斥候二人か。悪くないね」
”海の指”ヴェドラ:「面白れー術も使えるぜ。どんな技かは見てのお楽しみ」
"赤帽子"ナナ:「斥候は何人いても困らないって先輩も仰ってました」
“放蕩闇人”ルー:「“放蕩闇人”なんて二つ名でも呼ばれてるけど──ま、 きちんと仕事はするさね」
“放蕩闇人”ルー:再びフードを被りながら──
"紅玉鉱" キャシー:「あ、分かってると思うけど、アタシは見ての通りの戦士だから。罠とか全然分かんないし」
"赤帽子"ナナ:「はい! 楽しみにしてます!」
"紅玉鉱" キャシー:壁に立てかけた長物は、体躯程の長さが見て取れる。背の高さは、ナナと同等か少し低いくらいなのだ。
”海の指”ヴェドラ:「逆に戦士一本で鋼鉄まで来たってことだろ。なら、相当期待できそうだ」
"紅玉鉱" キャシー:ちっちっち、と指を振る
"紅玉鉱" キャシー:「と思うじゃん? 魔法の素養もあるんだな、これが」
“放蕩闇人”ルー:「へぇ、そいつぁたいしたもんだ」
”海の指”ヴェドラ:「はあ~~!?!?脳味噌まで筋肉で出来てるタイプじゃない!?」
"紅玉鉱" キャシー:「はァ?! かなり失礼なんだけど!」
"紅玉鉱" キャシー:首の内側に下げていた聖印を取り出す。確かに交易神のシンボルが刻まれている。
"赤帽子"ナナ:「おお、それは」
"紅玉鉱" キャシー:「神官よ神官! 偽物じゃないんだからね!」
“放蕩闇人”ルー:「おっと神官さんだったかい。こいつぁ下手なことは言えないね」大仰に首をすくめる。
”海の指”ヴェドラ:「ほ、本当だ……しかも巡り来る風のマークって、信仰同じじゃん」※交易神の神殿育ちなのだ。
”海の指”ヴェドラ:「わかったよ。信仰に関しちゃアンタの方が100年先輩だ。頼りにしてる」にやりと笑う。
"紅玉鉱" キャシー:ふふん、と笑いながら聖印を仕舞い直す。「ちょっとは見直した?」
”海の指”ヴェドラ:「なら次だな。オレは世界一の斥候になる男――」
”海の指”ヴェドラ:ひょいひょいっと卓上に身を乗り出した所で。
"赤帽子"ナナ:「おおー」ぱちぱちと拍手
”博覧鉱女”カウチマン:ひゅるるるるる ぼぼぼぼっ!!!
“放蕩闇人”ルー:「っと?」<ひゅるるるる ぼぼぼぼっ!
”博覧鉱女”カウチマン:太陽神の神官が用いる奇跡のような激しい光を放つ玉が、ヴェドラに放たれる。3発。
”海の指”ヴェドラ:「あつっ!あちちちちち、何コレ!?怖っ!!」
"紅玉鉱" キャシー:「な、なになに?! 敵襲?!」
"赤帽子"ナナ:「うわっ!?」目を白黒させている
”博覧鉱女”カウチマン:「敵襲ね。『人の家の机に脚を掛けるな』を冒険者風に読み替えると、そうなるのかい?」
”博覧鉱女”カウチマン:雪洞の奥から歩み出て来たのは、長い黒髪と眼鏡を持つ只人の女性だ。
“放蕩闇人”ルー:「──なるほど、教育的指導って読みかえれば?」
"紅玉鉱" キャシー:「……なぁんだ、カウチマンさんか」
”博覧鉱女”カウチマン:左手にごてごてと装飾の付いた煙管のようなものを摘まんでいる。
”博覧鉱女”カウチマン:「久しいね、キャシー」
"紅玉鉱" キャシー:帽子を取ってぺこりと一礼。その所作は意外にも優雅で品がある。
”博覧鉱女”カウチマン:つかつかと紫水晶を加工した卓に歩み寄り、どっかりと腰かける。
"赤帽子"ナナ:真似してこちらもぺこりと一礼
“放蕩闇人”ルー:カウチマン──と言うことは、おそらくこの女性がかの“博覧鉱女”ということだろう。
"赤帽子"ナナ:礼儀には疎い
“放蕩闇人”ルー:軽く会釈。こうした場所では十二分だろう。
”海の指”ヴェドラ:「いや……確かにあんたの机に足かけたのは悪かったけど……」
”海の指”ヴェドラ:「アレ何!? すげーなカウチマンの発明品!」
"紅玉鉱" キャシー:「ちょっと! 失礼のないようにしなさいよね!」
”博覧鉱女”カウチマン:露骨に嫌な顔をする。「こんなのが青玉じゃ世も末だね」
“放蕩闇人”ルー:「好奇心旺盛ってことで勘弁してもらえないかね」
“放蕩闇人”ルー:悪びれた感じもせず、しゃあしゃあと。
“放蕩闇人”ルー:「──ところでカウチマンさんってことは、依頼主様ってことでいいのかい?」
”博覧鉱女”カウチマン:「多少は道理を解っているみたいだね。さっきの対獣花火をもう一発ぶちこむのは勘弁してあげよう」とぼやいた所で。
"赤帽子"ナナ:ちょっとムっとするが顔に出るだけ、いや、この場合悪いのはヴェドラ先輩なのだろうか
”海の指”ヴェドラ:しおしおしているよ
”博覧鉱女”カウチマン:煙を吐き出し、「如何にも」
"紅玉鉱" キャシー:ヴェドラの様子を見てニヤニヤしている
”博覧鉱女”カウチマン:「私がカウチマン開拓公社の長、アルベルト=カウチマンだ。以降ご贔屓に、有能な冒険者諸君」
"赤帽子"ナナ:「こちらこそ、よろしくおねがいします!」
"紅玉鉱" キャシー:「えへへ、いつもご贔屓にありがとうございます~」
“放蕩闇人”ルー:「とりあえず言葉通り受け取っておこうかねぇ、こちらこそだよ」
”海の指”ヴェドラ:「ふーん。羅針団の連中からカウチマンの悪い噂は聞いてたけど、案外まともなんだな」
”博覧鉱女”カウチマン:「競争相手の喧伝戦略をするのは当然だろう」ぴしゃりと言い放つ。
"赤帽子"ナナ:(直球だなー!)
“放蕩闇人”ルー:「だね、あっちからしてみりゃ商売敵さね」あけすけな少年の感想に苦笑い。
"紅玉鉱" キャシー:「何聞いてるのかしらないけど、少なくとも冒険者に対しては"誠実"だよ」
”海の指”ヴェドラ:「確かに。銅等級の冒険者も、あんたらの道具は使ってた」
"紅玉鉱" キャシー:「ま、別に羅針団のことが嫌いってわけじゃないけど……あっちの依頼も受けることあるし」
"紅玉鉱" キャシー:「けど、こっちの方が報酬が良いこと多いからね」
“放蕩闇人”ルー:「ま、冒険者にとっちゃぁどっちも大事なお得意様。色眼鏡はなしでいこうさね」
”博覧鉱女”カウチマン:「キャシーは良いお客様だな」唇の端を少し緩める。
"紅玉鉱" キャシー:「お互い様ね。利用できるとこはしていく、分かりやすくていいでしょ?」
”博覧鉱女”カウチマン:「仕事らしく。私の大好きな言葉だ」
”博覧鉱女”カウチマン:「では、今日も仕事といくとしよう。冒険者である君たちのやり方に合わせて、説明というものをしてあげよう」
"赤帽子"ナナ:「プロな感じで凄いですね・・・!」
"赤帽子"ナナ:「はい、よろしくおねがいします!」ていくつー
“放蕩闇人”ルー:「お願いするよ」
”博覧鉱女”カウチマン:「結論から言うと、君たちには羅針団の隠している秘匿事項を調査して貰うことになる」
”博覧鉱女”カウチマン:そこまでを端的に言って、各々を見渡す。
”海の指”ヴェドラ:「…………」
“放蕩闇人”ルー:「秘匿事項──ときたかい」
”博覧鉱女”カウチマン:「時に、君たちの中で直近のノールベイトに起こっている異変について知る者は?」
"赤帽子"ナナ:「秘密を暴くんですね……」
"紅玉鉱" キャシー:「異変って、どういう感じの? 気象とか物流とか……色々あるけれど」
”博覧鉱女”カウチマン:「生物を狂わせる”鱗”。重なる異常な気象。極北で活発化する竜信仰の冒険者」
”博覧鉱女”カウチマン:「特に羅針団のチケット・バスを補修していたものなら心当たりがあるだろう。あの事件は我々の密偵も把握している」
“放蕩闇人”ルー:「ちらっと噂程度にはね」
“放蕩闇人”ルー:鱗つきについては遭遇したこともあるが、あえてぼかした返事を返す。
"赤帽子"ナナ:そんな事があったんですか と、顔に書いてある
"紅玉鉱" キャシー:「竜信仰の話はどこかで聞いたような……」 興味がないので忘れた。
“放蕩闇人”ルー:ちらり──とヴェドラの方へと視線を向ける。
”海の指”ヴェドラ:「……じゃあ言っちゃうけど」
“放蕩闇人”ルー:少なくとも、鱗つきに関しては知っているはずだ。
"赤帽子"ナナ:何か知っているのですね! と言った様子でヴェドラの方を向く
”海の指”ヴェドラ:「オレだって全部知ってるわけじゃない。でも、ノールベイトに何かおかしいことが起こってるのは解る」
”海の指”ヴェドラ:「羅針団の人たちがその秘密を隠すにしても、まずはそれを知ってからじゃないと不公平だと思っただけだ。だからここに来た」
”海の指”ヴェドラ:「でも、あんたらが羅針団の人たちに危害を加えるって言うなら……オレは全力で暴れるからね」
"紅玉鉱" キャシー:「大丈夫なの、カウチマンさん? コイツと一緒に組んでも」
”博覧鉱女”カウチマン:「心配しなくても良い。私たちは羅針団と事を構える気はない」
”博覧鉱女”カウチマン:「戦争になったら最終的には装備と資金の差でこちらが勝利するが、割に合わなさすぎる」
“放蕩闇人”ルー:「なるほどね」
“放蕩闇人”ルー:「知らないことを把握しときたい──穏便な言い方をすれば、そーゆーことかい?」
”博覧鉱女”カウチマン:「ふふ」くつくつと笑う。「ノールベイトはこの四方世界で最大の投機だと私は考えている」
”博覧鉱女”カウチマン:「この地での利益を最大化するために、把握できることはすべて把握したい。私はきみたちのように神も賽も信じないが、金は好きだ」
"赤帽子"ナナ:「それは___信用できるモットーだとアタシは思います」
“放蕩闇人”ルー:「だねぇ。わかりやすいってのは、悪かない」
”海の指”ヴェドラ:理解はしないが納得はした、と言わんばかりに腕を組んで顔を逸らす。馬が致命的に合わないようだ。
"紅玉鉱" キャシー:「後になって降りるとか言わないでよね」 ヴェドラに
”海の指”ヴェドラ:「言わねーよ。この冒険自体は楽しみだからな」
"赤帽子"ナナ:(アタシはこっちの方がやりやすいって言ったらヴェドラ先輩に嫌われちゃいそうだし、やめとこ)
"紅玉鉱" キャシー:「ふーん。ま、その青玉タグに免じて信じたげる」
"赤帽子"ナナ:「はい! そうですね、冒険楽しみです!」
“放蕩闇人”ルー:「──にしたって、間諜じみたことをやらせるなら、その手の専門家に投げた方が早いさね」
“放蕩闇人”ルー:「冒険者に振るってことは、そうしたやつなのかい、その秘匿事項ってやつは?」
”博覧鉱女”カウチマン:「浪漫のある人間に好かれる性質ではないからな、私は」くすりと笑う。「そういうことになる」
“放蕩闇人”ルー:なんらかの目星はあるのだろうと。
”博覧鉱女”カウチマン:「羅針団に忍び込むことも検討したが、そもそも彼らは有能な冒険者と多数コネクションを持っている」
”博覧鉱女”カウチマン:「対処法のバレている手段を用いても、潜入の意味がない。そこでだ。正攻法を取る」
”博覧鉱女”カウチマン:腰に吊るしていた、収納の多く頑丈そうな鞄からノールベイトの地図を取り出す。
"赤帽子"ナナ:爪先立ちに背伸びをして地図を覗き込む
“放蕩闇人”ルー:「正攻法──ねぇ」身を乗り出し、地図を確認。
”博覧鉱女”カウチマン:「君たちの目的地はここ、フェルトマン渓谷の傍に林立する――『ベリア列村』だ」
”博覧鉱女”カウチマン:二股の槍の右端、北海の傍に聳えたつ渓谷を細い指がなぞる。
”博覧鉱女”カウチマン:「ここには”雪読みのヘイダロフ”と呼ばれる闇人の吟遊詩人が滞在している」
“放蕩闇人”ルー:「おや、御同輩だ」
"赤帽子"ナナ:「ヘイダロフさんですか、雪読みとはまた、土地柄が出ていて素敵ですね」
”博覧鉱女”カウチマン:「重要なのは、彼が極めて珍しい闇人の原住民だということだ」
”博覧鉱女”カウチマン:「彼はその長い生の中で、ノールベイトのあらゆる伝説をその目と耳に焼き付けて来た。故に雪読みと呼ばれる」
"紅玉鉱" キャシー:「へー、珍しい。普通、地底出身だもんね」
“放蕩闇人”ルー:「ま、地上に居るのはたいてい変わりもんさね」わざとらしく肩をすくめ。
”博覧鉱女”カウチマン:「各地を放浪していて、滅多に目撃されないはずだが……どういうわけか、ヘイダロフが近日ノールベイトで目撃されるようになっている」
”博覧鉱女”カウチマン:「これは好機だと私は考えた。ヘイダロフに会えば、羅針団が何を隠していたのかを聞き出せるかも知れない」
”博覧鉱女”カウチマン:そう言って、カウチマンはもう一つの紙を取り出す。
“放蕩闇人”ルー:「そっちは?」
"赤帽子"ナナ:「なるほど、土地の長老にお聞きしようというわけですね」
”博覧鉱女”カウチマン:「ヘイダロフの残した詩だ」
アシュ=モラ吹雪いた、野山に吹雪いた
仲睦まじい狼見つけた、アシュ=モラ吹雪いた、ぬくもりほしい
アシュ=モラ吹雪いた、狼死んだ、アシュ=モラ吹雪いた、集落見つけた
アシュ=モラ吹雪いた、ずっと吹雪いた、最後の灯りを消すまでアシュ=モラ見てた
鱗がひとつ、野山におちる
獣がふたつ、呑み込んで狂う
魚がみっつ、穢され踊る
仲良く漕げや、箱舟漕げや
”博覧鉱女”カウチマン:「この二編の詩は、いずれも近日ノールベイトに起こった異変を適当に言い表している」
”海の指”ヴェドラ:「……」ちらりと詩を横目で見る。
"赤帽子"ナナ:「これは__」
"赤帽子"ナナ:しまった、学が無いのでこういう時どうすればいいのかわからない
“放蕩闇人”ルー:「へえ──」内容を確認して。
“放蕩闇人”ルー:「いつなんだい、この詩が出回ったのは?」
”博覧鉱女”カウチマン:首を振る。「闇人の詩人だ。五十年前とも、百年前とも言われている」
”博覧鉱女”カウチマン:「だが一つ確実なのは、ヘイダロフは羅針団が来る前のこの地を知っているということだ」
"紅玉鉱" キャシー:「じゃあ、他の詩を聞いてくれば、もしかしたらこの先に起こる異変が分かるかもしれないってこと?」
”博覧鉱女”カウチマン:「きみとの会話は円滑で助かるよ」キャシーに。
"赤帽子"ナナ:「なるほど! それでお話を伺いに行くのですね」
”海の指”ヴェドラ:「”嵐”と”鱗”。……どっちも会ったことがある」
”海の指”ヴェドラ:むすりとしていた表情が、少し綻んでいる。
“放蕩闇人”ルー:「予見──あるいは過去にもそうしたことがあったか──」
“放蕩闇人”ルー:「なんにせよ、ちょいとばかり面白い話さね」
"赤帽子"ナナ:「興味深いお話ですね! きっと良い冒険になりますよ!」
“放蕩闇人”ルー:表情を綻ばせる少年が微笑ましく、思わずこちらも口元がほころぶ。
”博覧鉱女”カウチマン:「では、この紫の雪洞で準備を整えたのち、きみたちにはベリア列村に向かって貰おう。何か質問は?」
"紅玉鉱" キャシー:「楽しそうでいいわね。これから起こるかもしれない、大迷惑の予言を聞きに行くのよ?」
"紅玉鉱" キャシー:「変なのが出たら、アタシちょっと暖かいとこにでも避難しておこうかしら」
”海の指”ヴェドラ:「へへへ。知らねーのか、キャシー」
”海の指”ヴェドラ:「冒険ってのは死に掛けてからが面白いんだぜ」
"紅玉鉱" キャシー:「アンタは何度も死にかけてるでしょ。そーいう顔してるわ」
”海の指”ヴェドラ:「…………」
”海の指”ヴェドラ:めちゃくちゃ痛い所を指されたような顔。
"紅玉鉱" キャシー:「青玉までにそんな目に遭ってたら、先が思い遣られるわね」 やれやれと言った風に笑う
"赤帽子"ナナ:「大正解って顔をなされてます・・・・」
“放蕩闇人”ルー:「なに、生死なんざ所詮金貨の表裏」
"紅玉鉱" キャシー:「ま、安心しなさい。今回は有能な神官でもあるアタシが同行してるんだから」
”海の指”ヴェドラ:「助かるよ。頼りにしてる……マジでね!」
“放蕩闇人”ルー:「どっちが出ようと、どうにでもなるさね」
"紅玉鉱" キャシー:「アタシは質問はないわ。他は?」 三人を見渡す
“放蕩闇人”ルー:「報酬は銀貨20でよかったかい?」
”博覧鉱女”カウチマン:「等級に応じて追加報酬も出そう。ノールベイト料金だ」
“放蕩闇人”ルー:「そいつぁありがたいね。こう寒いと色々入用だ」
”博覧鉱女”カウチマン:「携帯食料などの実費は事後請求してくれたまえ。請求書を忘れる阿呆に払う金はないからそのつもりで」
"赤帽子"ナナ:「ありがとうございます!」
”博覧鉱女”カウチマン:「我々はゆるゆるな相互組合ではなく歴とした会社だ。然るべき手続きで、利益を最大化する」
“放蕩闇人”ルー:「気前もいいときてる。アタシも特に問題ないね」
"赤帽子"ナナ:「あ、はいはい! 私からも質問よろしいでしょうか!」手をあげてぴょんぴょん小さく飛び跳ねる
”博覧鉱女”カウチマン:「どうぞ、赤帽子のお嬢さん」
"赤帽子"ナナ:「人種以外で、ヘイダロフさんの外見的特徴やこういった方だったらそうだと分かる特徴はありますか?」
”博覧鉱女”カウチマン:「ふむ。後から渡すつもりではあったが」
”博覧鉱女”カウチマン:鞄から紙切れを取り出す。
”博覧鉱女”カウチマン:そこには、顔をそのまま写し取ったかのように精巧な似顔絵が描かれていた。
"紅玉鉱" キャシー:「へー、ふーん……」
“放蕩闇人”ルー:「こりゃすごいね。まるで鏡だ」
”博覧鉱女”カウチマン:「焦熱写真という。火の精霊に顔の形を覚えさせて、熱で黒くなる特別な紙に焦げ跡で絵を造る」
"赤帽子"ナナ:「おおー! すみません、こんなご用意があったとはつゆしらず!」
”博覧鉱女”カウチマン:「良いさ。我々の発明品はまだ世に出ていないものも多いからね。ただし、それ一枚で銀貨200枚はするから無くさないように」
“放蕩闇人”ルー:「なるほど、確かにそれだけの価値がありそうだ」
GM:カウチマンの”写真”には、無駄な自信を無駄な美しさに乗せて振りまいていそうな男の顔が映っている。
"紅玉鉱" キャシー:「いい男じゃない。気に入ったわ」
"紅玉鉱" キャシー:「じっくり話を聞かせてもらおうじゃないの」
"赤帽子"ナナ:「はい! 見つけてお話をうかがいましょう!」
“放蕩闇人”ルー:「ナナが管理しときな。この中じゃ一番しっかりしてそうだ」さっと見て、大まかな特徴などを記憶する。
”海の指”ヴェドラ:「写真の件は解った。オレからも質問いいか?」最後に手を上げる。
”博覧鉱女”カウチマン:「どうぞ。銀貨10枚で受け付けよう」
”海の指”ヴェドラ:「えっ」
”博覧鉱女”カウチマン:「冗談も解らないのか。早く質問したまえ」
"赤帽子"ナナ:「では、私がお預かりしておきます」と背嚢のポケットにしまっておく
”海の指”ヴェドラ:「……不測の事態が起きた時、あんたに連絡を取る手段があればありがたい」
”海の指”ヴェドラ:「こっちも準備はするけど、今回は仕事内容が仕事内容だ。魔物を倒してハイ終わりじゃないからね」
”博覧鉱女”カウチマン:「ふむ」口許に手をやる。「一考に値すべき意見だ」
”博覧鉱女”カウチマン:「仕方がないな。我が社の発展のためだ、取って置きを貸そう」
”博覧鉱女”カウチマン:指を鳴らす。
GM:奥から二人の鉱人の女性が、小さな貝殻のようなものを箱に入れて持ってくる。
GM:ここで、【鑑定】10の判定を行ってください。
“放蕩闇人”ルー:ふむ、知力集中の鑑定で大丈夫でしょうか?
"紅玉鉱" キャシー:GS5>=10 とうっ
GoblinSlayer : (GS5>=10) → 5 + 2[1,1] → 7 → 大失敗
"紅玉鉱" キャシー:?
“放蕩闇人”ルー:キャシーちゃーん!?
"赤帽子"ナナ:GS7>=10
GoblinSlayer : (GS7>=10) → 7 + 10[5,5] → 17 → 成功
GM:ではキャシーさんはすっごく奇麗な貝殻だ~って思いました
GM:知力集中で大丈夫です!
“放蕩闇人”ルー:GS7
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 8[5,3] → 15
GM:では、ルーさんとナナちゃんの二人は、その貝殻がどのような用途に使うかを理解することができます。
◇遠耳の貝殻
魔法の品。1日1回使用可能。
カウチマンの開発した冒険道具。古めかしい貝殻のように見える。
『遠耳の貝殻』を持つ者同士で、離れていても短い会話が可能。
ただし、毎日真言を刻み直す必要があるため1日に1回しか使えない。
”博覧鉱女”カウチマン:「遠耳の貝殻という」
“放蕩闇人”ルー:「へぇ──こいつぁ」似たようなものを、依然見たことがある。確かあれは──
"紅玉鉱" キャシー:「なにこれ? ただの綺麗な貝殻じゃないの?」
“放蕩闇人”ルー:「きれいなのはまぁ否定しないけどね。それだけじゃないってやつさ」
“放蕩闇人”ルー:同じく気づいたらしいナナに目配せを。
”博覧鉱女”カウチマン:「ふむ。君も冒険道具には詳しい口か」
“放蕩闇人”ルー:「年の功──ってやつさね」
"赤帽子"ナナ:「私も、道具店で似たようなものを見た事があります」
"赤帽子"ナナ:「たしか、遠くの人ともお話できる魔法の道具ですよね」
"赤帽子"ナナ:「そんな簡単なものじゃーないって店長さんは言ってましたけど……」
"赤帽子"ナナ:「あと御高い」重要な事
”博覧鉱女”カウチマン:「壊したら君たちにはこの紫の雪洞で永久に鶴嘴を振って貰うことになる」
"紅玉鉱" キャシー:「ふぇっ」
"紅玉鉱" キャシー:伸ばして触ろうとしていた手を引っ込める
“放蕩闇人”ルー:「これだけ小型だと。使える時間にも制限がありそうだね。1日1回程度かい?」
“放蕩闇人”ルー:こちらは臆せず、色々と弄りながら。
”博覧鉱女”カウチマン:頷く。「風の精霊の手を繋ぎ合わせて、とても長い距離まで音を伝えられるが」
”博覧鉱女”カウチマン:「彼らは気まぐれだ。安定性にも量産性にも欠いていて、商品としてはまるで欠陥品だな」
“放蕩闇人”ルー:「欠陥品のまま終わらせるつもりはないんだろ?」
“放蕩闇人”ルー:今はまだ未完成でも、その発想こそが肝要と言うやつだ。
”博覧鉱女”カウチマン:「無論だ。きみたち冒険者に試供品を使用して貰えれば情報が採れる」
"赤帽子"ナナ:「そのうち、ダンジョンの外と中でお話しながら探索できるようになりそうですね」
”博覧鉱女”カウチマン:「是非有効に活用して欲しいものだ」旨そうに煙草の煙を吐き出す。
“放蕩闇人”ルー:「そういわれると、使った方がいいように思えるねぇ」
“放蕩闇人”ルー:使うときは非常事態な訳だが。
"紅玉鉱" キャシー:「こ、壊さなきゃいいんでしょ……!」
"赤帽子"ナナ:「大事にしましょうね……!」
”海の指”ヴェドラ:「一生穴掘り労働は勘弁願いたいね。誰が持つかは後で話し合っておこう」伸びをする。
“放蕩闇人”ルー:「ヴェドラでいいんじゃないかい?」
”博覧鉱女”カウチマン:「さて。これで、一通り持つべきものは持たせたつもりだ」
”海の指”ヴェドラ:「えっ オレ?」
“放蕩闇人”ルー:「言い出しっぺだし、男の子はこーゆーの、好きだろ?」
”海の指”ヴェドラ:「まぁ……」にへっと唇が綻ぶ。「嫌いじゃねえけどさぁ~~」
”海の指”ヴェドラ:締まりのない口許で背嚢に入れる。
”博覧鉱女”カウチマン:「紫の雪洞で売っているものは好きに使いたまえ。『ヒンシェルウッド』で売っている程度の物品や仕事なら出回っているだろう」
”博覧鉱女”カウチマン:「では私はこれで。君たちの成功を祈っている」
"赤帽子"ナナ:「嬉しそうですね、ヴェドラ先輩?」ひょいと首を傾げて顔を覗き込む
”海の指”ヴェドラ:「へへへ。魔法の品なんて幾つ持ってても良いからね」
"紅玉鉱" キャシー:「まるで既に持ってるみたいな言い方じゃない」
”海の指”ヴェドラ:「フ! 後でじっくり紹介するよ」
"赤帽子"ナナ:「それは……楽しみです!」ぐっと両手を握って前に出す
“放蕩闇人”ルー:「悪いね。みんな魔法の道具に興味津々だ」苦笑しながら。
“放蕩闇人”ルー:「とりあえず、そちらの祈りに応えられる程度にがんばらせてもらうさ」
"紅玉鉱" キャシー:「それじゃ、カウチマンさん! 良い報告を期待しててよね!」
GM:……こうして、あなたたちはベリア列村に向け旅立つことになりました。
GM:でも、気付いたでしょうか? 会社というのは、助け合いを旨としている組織と違い、社内政治がつきものです。
GM:3人は【観察眼】を振って下さい。目標はクローズド。
"赤帽子"ナナ:GS7
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 7[1,6] → 14
"紅玉鉱" キャシー:GS5
GoblinSlayer : (GS5) → 5 + 2[1,1] → 7 → 大失敗
"紅玉鉱" キャシー:????
"紅玉鉱" キャシー:このダイス変よ!
GM:オイオイオイオイ
"紅玉鉱" キャシー:観察なら知力集中+斥候だからナナちゃんもう少し高いんじゃない?
“放蕩闇人”ルー:GS11 観察判定
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 3[1,2] → 14
“放蕩闇人”ルー:おう、出目が(汗)
"赤帽子"ナナ:ハイ、今間違えに気が付きました
"赤帽子"ナナ:19ですね
"紅玉鉱" キャシー:そうね、基礎値12 高い
GM:知力集中7+斥候5だから19かな
“放蕩闇人”ルー:頼れる~
GM:では、ナナちゃんにだけ結果をクローズドでお伝えします。
"赤帽子"ナナ:なんと
GM:以上、情報をお伝えしました。
GM:では……まずは冒険の準備!楽しい楽しい副業判定に移りましょう。
GM:ここで、副業(P:288「冒険以外の収入について」)を行って下さい。
以下の4つの技能で判定できます。
【労働】体力持久or知力持久
【生産業:〇〇】技量持久
【職人:〇〇】技量持久
【芸能:〇〇】(歌唱や演劇なら)魂魄持久・(演奏や舞踊なら)技量持久
"紅玉鉱" キャシー:掘るぜ掘るぜ掘るぜ
“放蕩闇人”ルー:やったー!
“放蕩闇人”ルー:舞って踊るよ~
"紅玉鉱" キャシー:生産業・採掘で判定。技量持久
"紅玉鉱" キャシー:GS11 副業判定 生産業:採掘で判定
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 5[3,2] → 16
“放蕩闇人”ルー:GS8 技量持久+【芸能:舞踊】
GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 8[2,6] → 16
"紅玉鉱" キャシー:3d6+9
GoblinSlayer : (3D6+9) → 10[5,3,2]+9 → 19
"紅玉鉱" キャシー:そこそこね
“放蕩闇人”ルー:3d6+9
GoblinSlayer : (3D6+9) → 9[4,1,4]+9 → 18
“放蕩闇人”ルー:おなじくそこそこ
GM:ではキャシーちゃんはカセキホリダーになり
GM:ルーさんは鉱人に踊りを見せてやんややんやと喝采され
"紅玉鉱" キャシー:ぼくらはカセキホリダー!
"赤帽子"ナナ:GS8
GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 2[1,1] → 10 → 大失敗
“放蕩闇人”ルー:お触りは厳禁
"赤帽子"ナナ:はい、0Gです
"紅玉鉱" キャシー:ダイスすり替えたらナナがファンブルしたわ
"赤帽子"ナナ:ナナはオチを提供しました!
“放蕩闇人”ルー:だ、だいすぅ……
GM:ナナちゃん~~~~~ッ!!!
GM:では……気を取り直して冒険を進めて行きましょう。
GM:ナナちゃんは上手く働くことはできませんでしたが、一生懸命な頑張りは公社の人たちの人気者になれたはず。
"赤帽子"ナナ:よかった、迷惑はかけてない
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ベリア列村へ
GM:ノールベイト調査――『凍結されし禁忌』
GM:あなたたちは渓谷を越え、ベリア列村へと向かう。
GM:谷風は激しく、標高の高い土地での行軍は容赦なく体力と気力を奪うだろう。
GM:無論、列村への道は整備されている。だが、それを差し引いても――昨今のノールベイトの気候は神の気まぐれが如く。
GM:あなたたちは道なき道をかき分けるかのように、何日かに分けて歩みを進める。
GM:というわけでノールベイト名物!
GM:長距離移動判定(冒険者レベル+体力持久+【長距離移動】+「寒冷地でのボーナス」)です。難易度は16。
"紅玉鉱" キャシー:ふ……
“放蕩闇人”ルー:ふっ、前の旅の反省を生かして今回は防寒具の上にマントを羽織ってるのだ。対寒さ判定+3!
GM:また、3日間の行軍なので携帯食料を3日分消費して下さい。消費しなければ消耗さらに+2のペナルティ!
"紅玉鉱" キャシー:GS(4+9+2)>=16
GoblinSlayer : (GS15>=16) → 15 + 9[3,6] → 24 → 成功
"赤帽子"ナナ:消費しまーす
“放蕩闇人”ルー:了解しました~<食料3消費
"紅玉鉱" キャシー:もぐもぐ!もぐもぐ!寒くない!余裕!
GM:めちゃくちゃ暖まっている!!
"赤帽子"ナナ:GS(3+7+1+1)>=16
GoblinSlayer : (GS12>=16) → 12 + 2[1,1] → 14 → 大失敗
"紅玉鉱" キャシー:ナナ?
GM:ウワ~~~~ッ!!!
“放蕩闇人”ルー:長距離移動はGS6 これに+3で9!
"赤帽子"ナナ:ごめん祈念切ってイイ……?
“放蕩闇人”ルー:ナ、ナナちゃーん!?
"紅玉鉱" キャシー:大失敗と失敗どれくらい違う?
"紅玉鉱" キャシー:いや大失敗は祈念でひっくり返せない そもそも
"赤帽子"ナナ:ああそうか失敗になるだけか
“放蕩闇人”ルー:gs9>=16
GoblinSlayer : (GS9>=16) → 9 + 5[2,3] → 14 → 失敗
“放蕩闇人”ルー:んむ、こちらも失敗。
GM:そうですね……この場合だと、寒さに耐えるという行為への失敗に加えて、そもそも行軍を失敗するということになるでしょう。
GM:そのため、負傷点1d10か、もしくは消耗2のどちらかを選んでいただくことになります。
GM:ルーさんは消耗1かな!
“放蕩闇人”ルー:はーい<消耗1
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーの消耗数を1に変更(0 → 1)
“放蕩闇人”ルー:負傷1d10は、消耗1に加えて、みたいな感じでしょうか?
“放蕩闇人”ルー:<ナナちゃんの
GM:そうですね。消耗1はまず確定で、それに加えて負傷1d10or消耗更に+1を選んでいただくことになります。
“放蕩闇人”ルー:ありがとうございます。
"赤帽子"ナナ:私の代わりに話が進んでいる
"赤帽子"ナナ:さてどうしようかな……
GM:回復手段自体はあるので 個人的には負傷点がおススメです
"赤帽子"ナナ:そうしましょう、1d10振ります
"赤帽子"ナナ:1d10
GoblinSlayer : (1D10) → 7
"赤帽子"ナナ:ナナ点喰らいます
"紅玉鉱" キャシー:ナナだけに
“放蕩闇人”ルー:にゃー
"赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナの負傷数を7増加(0 → 7)
GM:ではナナ点の負傷点をどうぞ! クレバスに足をハマらせたか、雪庇から足を滑らせたか……
GM:OK!では、どうにかこうにかあなたたちはベリア列村に辿り着きました。
GM:◇ベリア列村
GM:谷を下り、すり鉢状になった地形にひっそりと建つ原住民たちの集落です。
GM:普段は渓谷から流れる大河アウィタ・コーからの恵みを受け、細々と鮭や鱒を取り暮らしていますが、
GM:ノールベイトの長い冬――極夜の時は、蓄えた食材を使ってノールベイト1美味な魚料理を作ることでも有名です。
GM:ベリア列村の家々は、網や釣り竿、釣りの際に使うのであろう餌箱が乱雑に立てかけられ、
GM:ともすればさびれた漁村のようにも見えるかも知れません。
"紅玉鉱" キャシー:「はー、着いた着いた。結構遠かったわね」
”海の指”ヴェドラ:「こんな村あったんだな。……うわっ!?」雪から思わず足を引き抜いて。
”海の指”ヴェドラ:「……すげー! 魚埋まってるぜ!」
"赤帽子"ナナ:「っ……くっ……ふぅ……そ、そうですね、すご……ご……」
“放蕩闇人”ルー:「だねぇ──なんやかや、極寒なりしノールベイトだ」声と表情に少し疲労がにじんでいる。
“放蕩闇人”ルー:「大丈夫かい、ナナ?」
"赤帽子"ナナ:頭から雪をかぶって半ば真っ白になっている
"紅玉鉱" キャシー:「絶対大丈夫じゃないでしょ。さっき思いっきり滑ってたじゃん」
”海の指”ヴェドラ:雪をかき分けた先には、氷漬けになった魚が沢山詰められた木箱が入っている。恐らくは保存食なのだろう。
"赤帽子"ナナ:「ちょ、ちょっと大丈夫じゃなかったりしたりするかもしれないです……」スラムで寒さには慣れてる、なんて思っていた
"赤帽子"ナナ:大自然をナメていた
“放蕩闇人”ルー:「動けなさそうかい? って意味さ。そうなら早いとこ落ち着く場所を探したほうがいい」
”海の指”ヴェドラ:「こういう谷は雪で崖が見えなくなってたりするからね。寒いと治る怪我も治らない……」
”海の指”ヴェドラ:「ルー、手当できる?」
“放蕩闇人”ルー:休むにしろ治療するにせよ、だ。
“放蕩闇人”ルー:「そりゃまあ生業だからね」
"赤帽子"ナナ:「な、なんとか動けるようにどりょくしまふ……」
"紅玉鉱" キャシー:「もー、じれったいなぁ!」 つかつかと近付くと、ひょいとナナの身体を担ぎ上げる
”海の指”ヴェドラ:「キャシー、ナナ頼んだ。 オレは村の人に家貸して貰うように言ってくる」
"紅玉鉱" キャシー:「足怪我してるんでしょ! はっきり言いなさいよね」
"紅玉鉱" キャシー:「こんなんで獣に遭遇したらどうするつもりよ」
“放蕩闇人”ルー:「頼むよヴェドラ」
"紅玉鉱" キャシー:いわゆるお姫様抱っこの形だ。ぷりぷり怒りながら抱えたまま民家の方へ進んでいく
”海の指”ヴェドラ:ざくざくと雪を踏み分け、村落の向こうに姿を消す。
"赤帽子"ナナ:「も、申し訳ないです、ごめんなさい……」
"紅玉鉱" キャシー:「最初っから遠慮せずに言いなさいよ。アタシは良いけど、困るのはアンタなんだから」
“放蕩闇人”ルー:「そうそ、一党は相見互いってね」
“放蕩闇人”ルー:「神官様のご慈悲だ、ありがたく頂戴しておくさね」
"赤帽子"ナナ:「ふぁい……」
"赤帽子"ナナ:一発目はなんとも不甲斐ない幕開けになってしまった
”海の指”ヴェドラ:「おーい」
"紅玉鉱" キャシー:「ヴェドラ~!? まだ見つかんないの……ふんっ、遅いわよ」
”海の指”ヴェドラ:しばらくすると、一人の人影を連れて戻って来る。
“放蕩闇人”ルー:「どこか貸してくれそうかい──と?」<人影
ベリア列村長:「……あんたたちが冒険者さんかね。寒い中よう来なすった」
ベリア列村長:ひょこりとヴェドラの背後から現れたのは、背丈の小さい熊人の老人。
ベリア列村長:「怪我しちょるんじゃろ。さ、入った入った」
“放蕩闇人”ルー:「すまないねぇ、厄介になるよ」
ベリア列村長:「魚臭い村だが、ワシの家なら寝床くらいはある」
"赤帽子"ナナ:「ご厄介になります……」
”海の指”ヴェドラ:「ありがとうございます、村長さん。助かりました」
"紅玉鉱" キャシー:「じゃ、早速借りるわね……ルー、包帯か何かある?」
GM:村長の家は、他の集落と比べて小ぢんまりとはしていたが、清潔で良く整えられていた。
“放蕩闇人”ルー:「はいよ。そっちのが手馴れてそうだ」
GM:寒さを防ぐための目張りも丁寧で、暖炉はこまめに掃除されている。村長の人柄が窺えるだろう。
“放蕩闇人”ルー:手当に必要なひと揃えをキャシーに手渡す。
"紅玉鉱" キャシー:「ありがと。えーと、傷は……やだ、結構血が出てるじゃない!」
"紅玉鉱" キャシー:「こんなのでずっと付いてきてたわけ?!」
”海の指”ヴェドラ:「悪い。オレももっと早く気付けばよかった」
"紅玉鉱" キャシー:きゃんきゃん言いながら傷に触れないように足の状態を確認。
"赤帽子"ナナ:「じょ、丈夫で耐えるのには慣れてるので……えへへ」困ったような元気のない笑みを返す
“放蕩闇人”ルー:「火を借りるよ村長。冷えは体力を奪うからね」
"紅玉鉱" キャシー:「骨は折れてなさそうだけど……ほんっと、次から黙ってたら承知しないんだから」
"紅玉鉱" キャシー:応急手当判定したいです!
“放蕩闇人”ルー:「頑張り屋さんも時と場合だねぇ──」
ベリア列村長:「もちろんだとも。枯れ木はあるから、どんどん焚いとくれ」
GM:応急手当許可します!どうぞ!
"紅玉鉱" キャシー:GS14 応急手当
GoblinSlayer : (GS14) → 14 + 2[1,1] → 16 → 大失敗
“放蕩闇人”ルー:「助かるよ」
"紅玉鉱" キャシー:は?
“放蕩闇人”ルー:暖炉に薪をくべながら、部屋の室温を確保する。
"紅玉鉱" キャシー:先生助けて!!!このダイスおかしい!!!!!
”海の指”ヴェドラ:????????
“放蕩闇人”ルー:あっれー!?
"紅玉鉱" キャシー:「こういうのは、とにかく傷の状態が悪くならない内に……あっ、もう、包帯絡まってる……!」
"紅玉鉱" キャシー:「あああああもうムカつく! ルー! 先に治療しといて!」
"紅玉鉱" キャシー:ぎゃんぎゃん喚きながら残りの綺麗な包帯をルーに返す!
"赤帽子"ナナ:「せ、センパイそっちに人の足は曲がらなイタタタタ」
GM:そうだな~ 神官のキャシーさんが致命的な失敗をしたとは考えにくいので、ここは応急手当キットが二つ分消費されることにしましょう。
“放蕩闇人”ルー:「あーあー、なにやってんだい」
"紅玉鉱" キャシー:神官の心得があって助かった
“放蕩闇人”ルー:ではこちらで応急手当判定行きます。手当道具2つめ
GM:どうぞ~!
“放蕩闇人”ルー:技量集中に死人占い師LVと生体知識ボーナスで──gs12か
“放蕩闇人”ルー:GS12
GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 3[2,1] → 15
“放蕩闇人”ルー:こっわw
GM:ヒョ …………
"紅玉鉱" キャシー:もう終わりだよこのダイス
“放蕩闇人”ルー:1d6 回復量
GoblinSlayer : (1D6) → 2
“放蕩闇人”ルー:ごめん、2点止まり(汗)
“放蕩闇人”ルー:<回復量
"赤帽子"ナナ:2点回復しました!
“放蕩闇人”ルー:「とりあえず──ってやつだけどね本当に」
GM:軽いやけどでよかったね~
“放蕩闇人”ルー:対照的に丁寧な仕草で添え木を当て、包帯を巻き終える。
"赤帽子"ナナ:軽くない、まだ5点も喰らってる
"赤帽子"ナナ:「すいません先輩……ちょっと出発前の事を考えてたせいかもしれません」
“放蕩闇人”ルー:「さっきの?」
”海の指”ヴェドラ:「……何か気付いたってことか」
"紅玉鉱" キャシー:「はぁ、はぁ、やっと取れた……!」 両腕に絡まりに絡まっていた包帯をどうにか解き終える
“放蕩闇人”ルー:「──ここ数日、浮かない顔だった理由かい?」
"赤帽子"ナナ:「はい、えっと」
”海の指”ヴェドラ:キャシーの解き終えた包帯をとりあえずロールに戻しながら
"赤帽子"ナナ:「紫の雪洞で、鉱人さんたちがいたじゃないですか……いたんですよ」
"紅玉鉱" キャシー:「ああうん、それは見たけど……それが?」
“放蕩闇人”ルー:「──何がだい?」
”海の指”ヴェドラ:「只人のトップに、鉱人の労働者って構図だったよね」
"赤帽子"ナナ:「その人たちが橇や、戦闘用の鶴嘴を準備してたのが見えちゃって……」
"赤帽子"ナナ:「ただ単に別の依頼で動いてるっていうのならいいんですけど……その」
"赤帽子"ナナ:「ああいう商売っけの強い人たちって、考えが一つじゃない事が多いじゃないですか」
"紅玉鉱" キャシー:「単に獣対策の哨戒じゃないの?」
”海の指”ヴェドラ:「カウチマンは一枚岩じゃないってことか」
“放蕩闇人”ルー:負傷した脚を優しくさすりながら、先を促す。
“放蕩闇人”ルー:「なるほどねぇ──」
“放蕩闇人”ルー:こちらに知らせぬ保険の十重二十重、かけていてもおかしくはなかろうし。
“放蕩闇人”ルー:ヴェドラの言う通り、一枚岩でないこともありえるだろう。
"赤帽子"ナナ:「それならいいんですけどね……えへへ、私こういう所の考えが卑しくてどうも」無い頭を回して考えを巡らせて怪我だ、少し元気も無くなる
“放蕩闇人”ルー:「──悪かったね、こっちが気づくべきだったよ」
"紅玉鉱" キャシー:「ふーん……ま、違ってたって別に損することもないんだし、いいんじゃない?」
"紅玉鉱" キャシー:「アタシそーいうのからっきしだから」
”海の指”ヴェドラ:「……それに、卑しいなんてことあるもんか。そんな自分を貶めるような言い方はしちゃいけない」
”海の指”ヴェドラ:「オレたちの安全を思って言ってくれたんだろ? だったら素直に聞くよ」
”海の指”ヴェドラ:「ありがとな」
"赤帽子"ナナ:「……こちらこそ、ありがとうございます、先輩」
“放蕩闇人”ルー:「そーゆーこったね」
ベリア列村長:「……あのう」
ベリア列村長:君たちの手当てを黙って手伝っていた列村長が、恐る恐る声をかける。
"赤帽子"ナナ:そんなヴェドラの素直さに、少し眩しいものと憧憬を感じながら……
"赤帽子"ナナ:「あっ、はい! 浸ってましたごめんなさいなんでしょう!」
ベリア列村長:「さっきは、戦闘用の鶴嘴や橇とかなんとか言っとったかね?」
“放蕩闇人”ルー:「──心当たりでもあるのかい?」
ベリア列村長:そう聞かれると、浮かない顔をする。
ベリア列村長:「……そうさね。実は――」
ベリア列村長:「……鶴嘴やら橇やら、ばかでかい鉄の筒を背負った猪やら……そういうもんを背負った連中が、ついさっきこの村に来たんだよ」
ベリア列村長:……その後も続くベリア列村長の話を要約すると、こういうことでした。
・たまたま村に逗留していた、闇人の吟遊詩人を攫って行った
・彼らは大砲を背負った猪や、爆ぜる鶴嘴を持っていた
・彼らはフェルトマン渓道を抜けて、北海へ向かおうとしている
・『入り江の民』との取引がどう……とか言っていた
"紅玉鉱" キャシー:「……えーと、つまり」
"紅玉鉱" キャシー:「アタシたちの目的の人……拐われちゃったってことぉ?!」
"赤帽子"ナナ:「そうなっちゃいますね……」
“放蕩闇人”ルー:「そーゆーこったね」
“放蕩闇人”ルー:「ついでに言えば、引き渡し先も決まってるらしいね、どうやら」
"紅玉鉱" キャシー:「ちょっと、どーすんのよ! こんなとこまで来たのに、無駄足じゃない!」
”海の指”ヴェドラ:「キャシーの言う通りだ。それに、一番重要なところがまだわかってない」
”海の指”ヴェドラ:「吟遊詩人を攫った奴らって、装備からして明らかにカウチマンの奴らだろ」
"紅玉鉱" キャシー:「……そうなの?」 きょとんといている
"赤帽子"ナナ:「はい、私が見た人たちで間違いなさそうです」
“放蕩闇人”ルー:「ま、十中八九はそうだろうね」
"紅玉鉱" キャシー:「……あ、あー! さっきナナが言ってた人のことね!」 数秒遅れて気付くが、分かってましたよみたいな空気を出そうとする
”海の指”ヴェドラ:「なら、何でカウチマンはヘイダロフの確保をオレたちに頼んだんだって……そう思わない?」
“放蕩闇人”ルー:「ありそうなのは、ヴェドラが言ってたやつだろうね」
“放蕩闇人”ルー:『カウチマンは一枚岩ではない』
“放蕩闇人”ルー:集団と言っても個の寄せ集めだ、なら考えの異なる小集団が生まれても不思議はない。
”海の指”ヴェドラ:「なるほど。ルー、頭良いな」
“放蕩闇人”ルー:──あの抜け目のなさそうなオンナがそれを見過ごすだろうか? というのはさておき。
“放蕩闇人”ルー:「ちょいとひっかかるのは、交渉相手だけどね」
"赤帽子"ナナ:「カウチマンの中でも別の考えのグループが先んじて確保に動いた、事は間違いなさそうですね」
“放蕩闇人”ルー:「商売仇である羅針団ではなく、わざわざ入り江の民を相手にしてる」
“放蕩闇人”ルー:詳しいわけではないが、好戦的な異邦の民だと聞いている。
”海の指”ヴェドラ:「確かに変だな。……キャシーはどう思う?」
"紅玉鉱" キャシー:「羅針団とカウチマンは仲悪いんだから、そこに売る理由はなくない?」
"紅玉鉱" キャシー:「だからって『入り江の民』はどうかと思うけど……」
”海の指”ヴェドラ:「……やっぱ世渡り下手なだけでちゃんと考えてんだな」
“放蕩闇人”ルー:あるいは──だからこそなのかもしれない。
“放蕩闇人”ルー:入り江の民を取引相手にしている。それこそがこの件の鍵の可能性。
"紅玉鉱" キャシー:「そこまでして、カウチマンが手に入れたい何かを『入り江の民』が持ってるなら別だけど……ちょっとぉ?!」
”海の指”ヴェドラ:ぼそっと呟く。
"紅玉鉱" キャシー:「すぐアタシのこと馬鹿にして! 後で怪我した時に泣いて縋って来たって治してあげないんだから!」
"紅玉鉱" キャシー:ぷりぷり怒っている
“放蕩闇人”ルー:「たらればで語るなら」
“放蕩闇人”ルー:「入り江の民こそが、カウチマンが欲したかの闇人を必要としていた──のかもしれないけれどもねぇ」
“放蕩闇人”ルー:つまり理由があるということだ、そこまでして手に入れたい理由が。
”海の指”ヴェドラ:「悪かったよ! いや、褒めてるんだって……お、ルーには何か考えがあるみたいだな」
“放蕩闇人”ルー:「んー、いや。確かにいくつかは考えつくけどね」
"赤帽子"ナナ:「入り江の民を相手にして何かしたい事がある……のは間違いないですね」学が無いのでこういう時にはまるで役に立たない
“放蕩闇人”ルー:「今のとこだと、思考遊び程度さ。残念ながら、ちょいと情報が少なすぎ」
“放蕩闇人”ルー:「手っ取り早いのはやっぱり、なんとか直接聞くってやつじゃないかねぇ?」
"紅玉鉱" キャシー:「直接って……入り江の民に?」
“放蕩闇人”ルー:「攫われたお姫様あたりも、なにか知ってるかもしれないさね」
“放蕩闇人”ルー:問題は、橇相手にどうやって追いつくかだが──
”海の指”ヴェドラ:「よし。なら、今後の方針はどうする?」
"赤帽子"ナナ:「とりあえずヘイダロフさんを攫ったという人たちを追いかけないといけませんよね」
”海の指”ヴェドラ:頷く。「ナナは流石だね。こういう時に焦らずやることを整理できるやつは、そう多くない」
GM:あなたたちが取り得る選択肢は、大きく分けて二つある。
"紅玉鉱" キャシー:「えーと、どこ向かったって言ってたっけ……」
"赤帽子"ナナ:「フェルトマン渓道を抜けて、北の海の方でしたね」
GM:一つはこの村に逗留し、態勢を立て直した上でカウチマンを追跡すること。
"赤帽子"ナナ:「いえそんな、単に身内に敵がいるのに慣れてるだけですよ」ウェドラの言葉に
"紅玉鉱" キャシー:「アンタ、結構重たいことさらっと言うわよね……」
“放蕩闇人”ルー:「そこもま、ナナのいいとこだとアタシは思うけどね」
GM:こちらの選択肢では、追いつくのに時間がかかる代わりに、確実に傷を癒すことができるだろう。
"赤帽子"ナナ:「ごめんなさい。ちょっと気弱になってるみたいです」
GM:もう一つは今すぐに村を立ち、カウチマンを追跡することだ。
"赤帽子"ナナ:「怪我のせいかな……」
GM:追いつくのにそう時間はかからないだろうが、険しい道のりになることは間違いない。
"紅玉鉱" キャシー:「一泊できるなら、すっかり治してあげるんだけど。急ぐなら奇跡も温存しなくちゃいけないし、悩みどころね」
"紅玉鉱" キャシー:がさごそと鞄から地図を出してくる。簡易だがノールベイトの"既に観測している範囲"が描かれたものだ。
"紅玉鉱" キャシー:「えーっと……この村がここでしょ。フェルトマン渓道ってのは……これ?」
"赤帽子"ナナ:「距離はそうでもないですけど……きっと距離以上に道はまともじゃないのでしょうね」
ベリア列村長:横から地図を覗いた村長が頷く。「北の海へと続く、厳しい山道さね」
ベリア列村長:「凶暴な猛禽が出るから、普通の村人は滅多によりつかん」
“放蕩闇人”ルー:「──村長、ひとついいかい?」
ベリア列村長:「こんな所通るのは、”極夜神”を崇める巡礼者くらいのモンじゃて――む、どうした。闇人の娘さん」
“放蕩闇人”ルー:「橇の一団が来たのは、ほんとについさっきかい? アタシらとほとんど変わらず?」
“放蕩闇人”ルー:であるならば、行軍の速度はさほど変わらないのかもしれない。
“放蕩闇人”ルー:追跡にあたり、彼我の速度は重要だ。
ベリア列村長:「ああ。お嬢さんたちとほとんど変わらないくらいだったよ」
ベリア列村長:「じゃがやつら、山のことをあまり知らんな。恐らく洞穴暮らしなんじゃろう」
ベリア列村長:「坂道の続く渓道では、橇は役立たん。歩みの速さは大幅に落ちるじゃろうに」
"紅玉鉱" キャシー:「それなら、すぐ発つべきだわ。ナナの怪我は気になるけど、行軍に支障がある程じゃない」
“放蕩闇人”ルー:「なるほど。なら徒歩のこちらでも十分追いつける目はありそうだねぇ」
"赤帽子"ナナ:「ええ、すぐ追いかけましょう」きっぱりと言い切る
"赤帽子"ナナ:「アタシの怪我なんて気にしているべきじゃないです」
”海の指”ヴェドラ:「逆じゃないか? ”行きは橇を使ったから早く来れた”」
”海の指”ヴェドラ:「”でも、坂道は橇を使えないからノロくなる”」
“放蕩闇人”ルー:「その可能性もあるねぇ。加えて人一人って荷物が増えてるんだ」
"赤帽子"ナナ:「そうですね、その可能性が大きそうです」
"紅玉鉱" キャシー:「じゃ、尚更追いつける目があるじゃない」
“放蕩闇人”ルー:「ちなみに人数はどれくらいだったんだい?」
“放蕩闇人”ルー:「大砲付きの猪も含めて──が判ればありがたいんだけどねぇ」
"赤帽子"ナナ:「アタシが見た時より増えてるみたいですね」
ベリア列村長:「結構な大所帯じゃったの。詳しい人数までは覚えとらんが……」
ベリア列村長:「何せこの村に冒険者以外のヨソ者が来るなんて久しぶりじゃからのう。みんな震えて家に隠れとった」
”海の指”ヴェドラ:先程から腕を組んで目を閉じていたが、おもむろに口を開く。「……怪我の見立てに関しては、オレはキャシーを信用する。」
”海の指”ヴェドラ:「だからナナもこれ以上”自分の怪我のせいで”って言うのはナシだ。良いな?」
"紅玉鉱" キャシー:「そうよ。困るのはアタシじゃなくてアンタ。さっきも言ったけどね」
"紅玉鉱" キャシー:「いざって時に動けなくて深手を負っても、治してはあげられる。けど"万が一"はどうにもならない。残念だけど」
"赤帽子"ナナ:「はい、ごめんなさい」けっして美麗ではない、不格好な笑みを返す
”海の指”ヴェドラ:「いいって。どうせその内、嫌ってほどナナに助けられることになる」にやりと笑う。
”海の指”ヴェドラ:「その上で、この村に残るメリットを考えよう」
“放蕩闇人”ルー:「だね」
”海の指”ヴェドラ:「1つ。怪我を癒せる。2つ。物資を補給できる。3つ。もしかしたら住民から有用な話を聞けるかもしれない」
"赤帽子"ナナ:「この村に残るメリット、ですか?」
"赤帽子"ナナ:「なるほど……」
“放蕩闇人”ルー:「地元の人間だからね」
"赤帽子"ナナ:「時間をかけて色々な準備ができるというわけですね」
“放蕩闇人”ルー:「場合によっちゃ、北海に抜けるに有益な情報だって得られるかもしれない」
“放蕩闇人”ルー:「先行してったやつらが、知らないような、ね」
"紅玉鉱" キャシー:「いくら行軍スピードが遅いからって、ここでのんびりしてる暇なんかあるの?」
“放蕩闇人”ルー:「のんびりはしてないさ。のちに繋げるための重要な時間だよ、こいつも」
“放蕩闇人”ルー:「ヴェドラが言ってただろ? メリットと、デメリットってやつさね」
"紅玉鉱" キャシー:「そういうものかしら」
"紅玉鉱" キャシー:「アタシは正直、さっさと行って追い付きたいって気持ちよ。ただ、それを上回るメリットっていうのを感じるなら……」 腕組みして。
"赤帽子"ナナ:「そういうものらしいですよ」
"紅玉鉱" キャシー:「……まあ、考えなくもないわ。一応、今回は一党なんだし」
”海の指”ヴェドラ:「へへへ。決まりだね」
"赤帽子"ナナ:「アタシの意見は……どうしても現状偏っちゃいますね」応急手当された傷を撫でて
"赤帽子"ナナ:「じゃあ、ヴェドラ先輩の読みと経験にここは頼らせていただく……」
"赤帽子"ナナ:「ってことでも、いいでしょうか?」
”海の指”ヴェドラ:「オレは現状を整理しただけ。決めたのは皆だ」
”海の指”ヴェドラ:「……と言いたいところだけど、ここは胸を貸すことにしよう」
“放蕩闇人”ルー:「そうそ、皆ってのにはアンタも入ってるんだからね」
"赤帽子"ナナ:「えへへ、ありがとうございます」
“放蕩闇人”ルー:「頼らせてもらうよ、これからも」
”海の指”ヴェドラ:「何て言ったって青玉等級だしな」気持ち悪い笑みで青玉の認識票に頬ずりするよ
"紅玉鉱" キャシー:「……うわ、きもっ」 げーっという顔をする
"赤帽子"ナナ:「包容力のある男の人はモテるらしいですよ、先輩」
”海の指”ヴェドラ:「はあ!? 奇麗な玉は傷つきやすいんだけど!?」
“放蕩闇人”ルー:「はは、カウチマンに見られてたらあの絵にされてたかもしれないねぇ」
"紅玉鉱" キャシー:「それで傷付くくらいなら早目に割れた方がいいわよ」
"紅玉鉱" キャシー:「で、具体的にどうするの?」 さらっと流す
"赤帽子"ナナ:「まずは村の人に聞き込み、でしょうかね」
“放蕩闇人”ルー:「そうだね。あとキャシーにナナの傷を癒してもらって」
“放蕩闇人”ルー:「手当道具なんかもありゃ、補充しときたいとこだねぇ」
"紅玉鉱" キャシー:「こんなとこに商店なんかないだろうし」
"紅玉鉱" キャシー:「あったとしても、物々交換……?」
“放蕩闇人”ルー:「森人じゃないんだけどねぇ、アタシらは」うっへりとした顔。
ベリア列村長:「まあ……ウチの村も、裕福ってわけじゃないがねえ」
"赤帽子"ナナ:「丁度良いのではないでしょうか、技能の生かしどころですね」
ベリア列村長:「あんたらが何か手伝ってくれたり、呉れるって言うんなら、相応のモンは返すつもりさね」
"赤帽子"ナナ:「ごめんなさい、急に押しかけて色々と」と村長に
ベリア列村長:「ノールベイトのモンは気まぐれな自然に慣れとる。ヨソ者の一人や二人構わんよ」
“放蕩闇人”ルー:「ありがたい、そいつで頼むよ。あと、街道や北海に詳しい奴が居たら紹介してくれるかい?」
"赤帽子"ナナ:余所者というだけで十分厄介だろうに、面倒事を持ち込んだみたいになっている……と、元村娘としては思わないでもなかったが
"赤帽子"ナナ:「ありがとうございます」受けられる恩義にはありがたく報いていこう
ベリア列村長:「漁師の村じゃからの。裏道を知っとる奴はおるじゃろう」
GM:……では、あなたたちは一晩ベリア列村に逗留し、態勢を立て直すことになりました。
GM:怪我の手当てをするも、物資を補充するも、あるいは村の人に聞き込みを行うのもいいでしょう。
GM:ということで、ここでは一つ主行動を宣言することができます。
GM:怪我の手当てをするなら奇跡の行使を。
GM:物資の補充ならば、物々交換か【労働】技能による判定を。
GM:村の人への聞き込みならば、そうだな……【交渉:説得】または【工作】技能をそれぞれ行ってください。
GM:【工作】で村の人たちの作業に溶け込んで、会話を聞くというイメージですね。
"紅玉鉱" キャシー:一晩ってことは、睡眠を取れることになりますか?
GM:なりまあす!
GM:呪文使用回数も回復していいですよ
"紅玉鉱" キャシー:ふんふん。6時間睡眠なら負傷は生命の半分、呪文回数完全回復、消耗は2d3+1回復って感じね
"赤帽子"ナナ:【交渉:説得】または【工作】ってどっちかだけでいいです?
GM:どちらかだけで構いません。
GM:また、ここでフェローの効果を公開します。
"赤帽子"ナナ:おお
□フェロー:”海の指”ヴェドラ
①『斥候の指先』探索時に使用。判定結果を+3する。1セッション1回。
②『呪文行使:《惰眠》』真言呪文《惰眠》(基本309)をGS11で使用する。1セッション中2回。
③『死角連携:舵斬落』誰かの攻撃に組み合わせて使用。対象を+1体、効力値を+6する。戦闘1回。
GM:また、今晩はベリア列村の人が魚の唐辛子煮込みを提供してくれるので夕飯の心配はありません。
GM:以上を踏まえて、それぞれ宣言をどうぞ。
“放蕩闇人”ルー:ありがたや~<ごはんもごちそうしてくれる
"紅玉鉱" キャシー:ごっはん!ごっはん!
"赤帽子"ナナ:強いやヴェドラ先輩
"紅玉鉱" キャシー:じゃ、アタシは【工作】で聞き込みしよーっと。鉱人はそういうの得意なの
“放蕩闇人”ルー:本領発揮だ!<鉱人の工作
"紅玉鉱" キャシー:GS(10+1) 工作 技量集中
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 3[2,1] → 14
"紅玉鉱" キャシー:出目終わってんねぇ!
GM:おほ^~
“放蕩闇人”ルー:ぴ、ぴんぞろじゃないよ!
"紅玉鉱" キャシー:ま、まあ基礎値が高いからぼちぼちってことで……
“放蕩闇人”ルー:ですです
"紅玉鉱" キャシー:手が悴むのよ 仕方ないじゃない
"赤帽子"ナナ:それは仕方ない
“放蕩闇人”ルー:ですです。基礎値が高いから足りてる可能性もありますしね。
GM:では14ですね。14の工作か……
"赤帽子"ナナ:アタシも一応工作で振るかな? 結果見てからにするか
GM:これはひとまず成功で良いでしょう。キャシーちゃんは最初はおっかなびっくりされていましたが
GM:そのうち工作作業で溶け込んだ村の人から、あることを教えて貰います。
GM:すなわち、『フェルトマン渓道には凶暴な猛禽が出るから気を付けろ』ということです。
GM:怪物情報を公開します。
"赤帽子"ナナ:さっきも言ってましたね
"紅玉鉱" キャシー:こんなとこに好き好んで住む獣もいるのねぇ……
〇雪大禿鷲
動植物5 生命力31 呪文抵抗13 GS6 移動力50 先制力GS+2 知能:本能のまま モラルGS7>=13
爪 達成値18 GS11 威力3D6 斬 回避18 GS11 装甲5 支援:命中、威力、次ラウンドの先制力+2 10m
「ボス」統率者5
「飛行」飛行を持たないキャラクターによる移動妨害を無視する
「寒冷地特性:凍爪」「爪」による攻撃が命中したとき、
攻撃が命中したキャラクターは体力反射+「寒さへの抵抗」で目標値「13」の判定を行う、
判定に失敗した場合、そのキャラクターは次のラウンドまで行動不能になる。
■翼長が2mから最大で8mにも至る巨大な猛禽類。
銀の鳥と呼ばれることもあり、ノールベイトに棲む種は氷の精霊を爪に纏わせる。
GM:続いてナナちゃんとルーさんどうぞ~
“放蕩闇人”ルー:じゃあ霊覚を使うとなにか良いことがあるかもとのことですので
“放蕩闇人”ルー:そちらを使ってみよう思います。
“放蕩闇人”ルー:【霊覚】S281頁 難易度10 6R呪文維持することで発動。術者は霊的なものとの会話能力を得る、漠然とした危険の内容を把握できるようになる。
“放蕩闇人”ルー:死霊術の呪文維持はGS8 難易度は10
“放蕩闇人”ルー:つまり六回ふってファンブルが出なければ──成功する!
GM:どうぞ~!
“放蕩闇人”ルー:GS8>=10 【霊覚】
GoblinSlayer : (GS8>=10) → 8 + 9[4,5] → 17 → 成功
“放蕩闇人”ルー:GS8>=10 【霊覚】
GoblinSlayer : (GS8>=10) → 8 + 6[2,4] → 14 → 成功
“放蕩闇人”ルー:GS8>=10 【霊覚】
GoblinSlayer : (GS8>=10) → 8 + 9[3,6] → 17 → 成功
“放蕩闇人”ルー:GS8>=10 【霊覚】
GoblinSlayer : (GS8>=10) → 8 + 5[4,1] → 13 → 成功
“放蕩闇人”ルー:GS8>=10 【霊覚】
GoblinSlayer : (GS8>=10) → 8 + 5[1,4] → 13 → 成功
“放蕩闇人”ルー:GS8>=10 【霊覚】 ラスト!
GoblinSlayer : (GS8>=10) → 8 + 6[5,1] → 14 → 成功
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーの呪文回数を1減少(2 → 1)
"紅玉鉱" キャシー:呪文維持、他に行動しなければ自動成功で良かったはず
GM:OK!ではルーさんの【霊覚】は成功します。
GM:あ、じゃあ最初の一回だけで成功やね 申し訳ない
“放蕩闇人”ルー:あ、すみません。こちらの間違い(汗)
GM:ではルーさんの耳には、ざわざわと吹雪の囁きのような声が聞こえて来る。
GM:それは恨み、哀しみ。フェルトマン渓道の雪庇に足を滑らせ死んでいった者たちの怨嗟の声だ。
GM:恐らくは、ナナが足を滑らせたのと同じような大自然の陥穽。
GM:その声を聞くたび、あなたは自然の猛威に対して警戒をするようになるでしょう。
GM:ということで、ルーさんはフェルトマン渓道における登攀判定の結果が常に+2されます。
GM:この登攀判定が何に使われるかは後ほどわかることでしょう。
“放蕩闇人”ルー:(そうかい──ありがとうよ)
“放蕩闇人”ルー:霊たちが少しでも安らかになれるよう、心中で礼を告げる。
GM:では最後!ナナちゃん!
"紅玉鉱" キャシー:工作で分かることってキャシーので全部? ナナが追加で工作判定したら新しい情報出るかな?
GM:そうだな……人が違えば話す内容も違うと思うので
GM:同じ【工作】で判定しても別の情報は出るかと思います。
"赤帽子"ナナ:なるほど、それじゃ振ってみましょう
"赤帽子"ナナ:GS7 どうせどっちでも一緒だけど一応交渉で
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 9[4,5] → 16
“放蕩闇人”ルー:おおー
"紅玉鉱" キャシー:なかなかいいじゃない
GM:あっデカい!!
“放蕩闇人”ルー:ですね、いい感じ!
GM:では……ナナちゃんの善良さにほだされた村人どもは
GM:こんな情報をくれます
GM:基本的にフェルトマン渓道は入り組んでおり、急な傾斜が折り重なる危険地帯ですが
GM:遥か昔、『入り江の民』がノールベイトに攻めて来る際に切り開いた『針の隧道』と呼ばれる一帯があり、
GM:ベリア列村の住民しか知らないその道を通れば、斜面を上り下りするより早く入り江に辿り着けるそうです。
"赤帽子"ナナ:ほう
"紅玉鉱" キャシー:でかした!
“放蕩闇人”ルー:やったー! 急がば回れ作戦が大成功だ!
GM:ただし、『針の隧道』は切り立った断崖に挟まれた道。風雪をしのぐため、雪大禿鷲どもの巣としても有名です。
GM:この道を突っ切る場合は、彼らの激しい攻撃が予想されます。
GM:情報は以上です。
"赤帽子"ナナ:なるほどぉ……
“放蕩闇人”ルー:選択肢が増えましたね。ナナちゃんぐっじょぶ!
"紅玉鉱" キャシー:なんだとぉ……
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フェルトマン渓道・針の隧道
GM:あなたたちは、村人たちから得た情報を元にベリア列村を出ました。
GM:目指すはフェルトマン渓道を貫く一帯、『針の隧道』。
GM:切り立った崖が風雪を防ぐが故に、雪大禿鷲の巣窟ともなっている危険地帯です。
GM:――◇フェルトマン渓道:針の隧道
GM:聳えたつ渓谷は、かつて大鉄人が割ったとされる巨岩よりもなお高く、あなたたちを見下ろしています。
GM:見上げれば、岩肌の窪みに何やら枯れ木のようなものがいくつも見えるでしょう。
GM:それが、雪樹鬼の枯れ枝を用いて作った雪大禿鷲の巣なのです。
GM:彼らにとっては、旅人を襲って喰らう恐ろしい樹鬼すらも、建築材料の一つにすぎないのでした。
"紅玉鉱" キャシー:「お手柄ね、近道を聞き出すなんて」
“放蕩闇人”ルー:「だねぇ。うまくすりゃ先回りもできそうだ」
"紅玉鉱" キャシー:ざくざくと慣れた様子で雪道を踏みしめていく。
"赤帽子"ナナ:「えへへ、割と偶然ですけど……ヴェドラ先輩の作戦のおかげですね!」
"赤帽子"ナナ:と、ヴェドラの腕にぎゅっと駆け寄る
”海の指”ヴェドラ:「ストップストップ」ナナを両手で押し留める。
“放蕩闇人”ルー:聳える渓谷を見上げる。ちょっとした問題と言えばわんさと居そうな地元の方々だろう。
”海の指”ヴェドラ:「ナナ……トラブルの元になるから、あんまり男の体に触ったりとかしない方が良いぞ……」
"赤帽子"ナナ:「むぎゅっ、ヴェドラ先輩たち以外にはしませんよ……」
"紅玉鉱" キャシー:「別に乳繰り合うのは勝手だけど、急に襲われてもしらないからね」
“放蕩闇人”ルー:「ははっ、真面目さんだねぇ。役得ぐらいで考えときゃいいのに?」
”海の指”ヴェドラ:「いや、役得にしたくない相手がいるんだ」ちょっと頬を染めながら返す。「最近やっと告白できた」
“放蕩闇人”ルー:「お、なるほどなるほど」にやにや笑い。
“放蕩闇人”ルー:「こいつぁとんだごちそうさまだ」
"赤帽子"ナナ:「おー、なるほど」
"赤帽子"ナナ:「それはそれは、うっかり勘違いをさせないように気をつけないといけませんね」
”海の指”ヴェドラ:「お互いにね……オレもそう言う所あるらしいから」
“放蕩闇人”ルー:軽口を叩きながら警戒は怠らない。キャシーの言うように、もう奴らの領域ではあるのだから。
”海の指”ヴェドラ:ぶつくさ言いつつ、手は曲刀の柄に掛けている。
”海の指”ヴェドラ:「そういや、ルーとキャシーは何かわかった?」
”海の指”ヴェドラ:聞き込みのことを言っているのだろう。
"紅玉鉱" キャシー:「アレの話くらいよ」 視線を上げる。
"紅玉鉱" キャシー:「雪大禿鷲の巣ね。多分、本来通るはずだった道より数は多いけど」
"赤帽子"ナナ:「アレですかー……」
”海の指”ヴェドラ:「ゾっとしねーな、マジで。何匹いるんだ?」
"紅玉鉱" キャシー:「爪に引っ掻かれると、そこから凍りつくらしいわよ」
“放蕩闇人”ルー:「できりゃぁやり過ごしたいけどねぇ、アイツらはあんまいい思い出がないよ」
”海の指”ヴェドラ:「ああ……」ルーたちと初めて会った時のことを思い返す。
”海の指”ヴェドラ:「ブルートに会ったらよろしく伝えといてくれ。アイツは危なっかしいよ」
“放蕩闇人”ルー:「はは、どこでどうしてるのかね、アイツも」
“放蕩闇人”ルー:「こっちでわかったのは、ごくごく普通のことさね」
”海の指”ヴェドラ:「聞かせてくれよ、死霊術士」耳に手を当て、『聞いている』のポーズ。
"赤帽子"ナナ:「はい、お聞きしたいです」
“放蕩闇人”ルー:「渓道ってもまあ、見ての通り獣道」
“放蕩闇人”ルー:「『注意して歩け』──だとさ。先達のありがたいお言葉だよ」
"紅玉鉱" キャシー:「足滑らせんなってこと?」
“放蕩闇人”ルー:「そーゆーことさね」
"赤帽子"ナナ:「ちょっと警告は遅かったですけど、今からでも気をつけないとですね」
"紅玉鉱" キャシー:「ふぅん……ま、普通ね」
"紅玉鉱" キャシー:「けど、普通に歩いてて何ともなくたって、空中戦仕掛けてくる敵と見えてて『普通に』、なんていかないわけだし」
"紅玉鉱" キャシー:「忠告も納得するけど」
”海の指”ヴェドラ:「いいね。冒険って感じになってきた」
“放蕩闇人”ルー:「ま、頭の片隅に入れとくだけでも違うだろうさ」
GM:ゆっくりと、しかし着実に、あなたたちは『針の隧道』へと足を踏み入れる。
GM:その途端、なぜ『針の隧道』と呼ばれるようになったか――その所以を理解できるだろう。
"赤帽子"ナナ:「ええ、大事な警句ですもんね」
GM:暗い。差し込む陽光が、針のように細いのだ。
"赤帽子"ナナ:「うわっ……」
GM:※『針の隧道』エリアは、昼であっても暗闇と同じように扱います。今の内に松明を持っておくなどの工夫をするとよいでしょう。
“放蕩闇人”ルー:了解しました。
GM:聳えたつ断崖の上に、ぎゃあぎゃあと大禿鷲の啼き声が木霊している。彼らが向かって来るのも時間の問題だろう。
GM:鋭い、獣特有の殺気が突き刺さっている。
"紅玉鉱" キャシー:「ちょっとナナ、足元見えてないの?」
“放蕩闇人”ルー:「これだけ暗いとねぇ──」
"赤帽子"ナナ:「ちょっと見えづらいですね……ランタンつけておかないと」
“放蕩闇人”ルー:闇人や鉱人なら、闇をものともしないだろう。
“放蕩闇人”ルー:だが只人であるナナやヴェドラには、少しばかり厳しそうな暗さだ。
"紅玉鉱" キャシー:「いつも思うけど、いちいち明かりが必要って不便そうね」
”海の指”ヴェドラ:「お、用意いいね。魔力の波で大まかな方向なら解るけど、あるとありがたいよ」
"赤帽子"ナナ:「色々と不便ですが、なんとか生きて行けてます」
”海の指”ヴェドラ:「どうやったらキャシーとかルーみたいに暗い所見れるんだ? ノールベリーとか目に良いって聞くけど……」
“放蕩闇人”ルー:「そこら辺を補い合うから一党ってね」
"紅玉鉱" キャシー:「それって、『どうやったら大禿鷲みたいに飛べるようになりますか?』って聞いてるのと一緒よ?」
"紅玉鉱" キャシー:「生まれ付きの造りが違うのよ、造りが」
“放蕩闇人”ルー:「アタシからいわせりゃ、この寒さでも参ってない二人の体力の方がうらやましいよ。何食べてればそんなに丈夫になるんだい?」
"紅玉鉱" キャシー:紅玉のように輝く真っ赤な瞳は、鉱人らしく光の乏しい道を難なく見通している。
“放蕩闇人”ルー:軽口を叩きながら、上を警戒する。
“放蕩闇人”ルー:進むに灯りは必須だが、向こうにとってもよい目印になるだろう。
GM:そして、その一線は呆気なく――しかし確実に、踏み越えられた。
GM:野生動物は、どこかに”線”を持つ。縄張りと言ってもいい。それをいま、あなたたちは越えた。
雪大禿鷲:「き」
雪大禿鷲:「きゃ」
雪大禿鷲:「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ――」
雪大禿鷲:禿鷲たちが一斉に叫び立て、断崖から滑空してくる。流星のように。
”海の指”ヴェドラ:「来た!」
“放蕩闇人”ルー:「おいでなすったね」
"赤帽子"ナナ:「来ますか! 案外見逃してくれないかと思ってたんですけどね!」
"紅玉鉱" キャシー:「見逃してあげるのはこっちの台詞よ!」
"紅玉鉱" キャシー:「かかってこなければ平和に暮らせたのにね!」 薙刀を背から引き抜き、構えて不敵に笑う
“放蕩闇人”ルー:曲刀を二振り抜き放つ。
“放蕩闇人”ルー:「さて、おもてなしといこうかい?」
"赤帽子"ナナ:二人にあわせて曲刀を抜く
GM:白銀の翼が宙を舞い、冒険者たちを早贄にせんと襲来する。
GM:戦闘を開始します。
GM:怪物知識判定は不要。
"紅玉鉱" キャシー:まるっとお見通しだぜ
GM:エネミーは大雪禿鷲*6。
“放蕩闇人”ルー:6!
GM:彼我の距離は大体5mにしておきましょう。
"紅玉鉱" キャシー:めちゃくちゃいて草
“放蕩闇人”ルー:了解です。とりあえず0m地点にPC配置で大丈夫でしょうか?
"赤帽子"ナナ:私はそれで大丈夫……6体!?
"紅玉鉱" キャシー:いいよ~
1ラウンド目
GM:では……運命のイニシアチブ!
GM:大雪禿鷲1のイニシアチブを2D6(→ 3)に変更(0 → 3)
"紅玉鉱" キャシー:"紅玉鉱" キャシーのイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(0 → 8)
GM:大雪禿鷲2のイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(0 → 8)
GM:大雪禿鷲3のイニシアチブを2D6(→ 6)に変更(0 → 6)
GM:大雪禿鷲4のイニシアチブを2D6(→ 7)に変更(0 → 7)
GM:大雪禿鷲5のイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(0 → 8)
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーのイニシアチブを1に変更(0 → 1)
GM:大雪禿鷲6のイニシアチブを2D6(→ 2)に変更(0 → 2)
"赤帽子"ナナ:2d6
GoblinSlayer : (2D6) → 3[2,1] → 3
“放蕩闇人”ルー:あ、すみません。間違い(汗)
"赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのイニシアチブを3に変更(0 → 3)
“放蕩闇人”ルー:イニシアチブを1にするカウンター使ってしまった(汗)
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーのイニシアチブを2D6(→ 2)に変更(1 → 2)
"紅玉鉱" キャシー:ちょっとぉ!
“放蕩闇人”ルー:1変わったw<2
雪大禿鷲:うおおお先手取るぜ取るぜ取るぜ取るぜ
"紅玉鉱" キャシー:は? アタシが勝つけど
"紅玉鉱" キャシー:2d6
GoblinSlayer : (2D6) → 5[3,2] → 5
"紅玉鉱" キャシー:ぎぎぎ……
雪大禿鷲:2d6
GoblinSlayer : (2D6) → 8[3,5] → 8
雪大禿鷲:ギャ ヒ
“放蕩闇人”ルー:も一体も判定かな?
“放蕩闇人”ルー:5の子
雪大禿鷲:2d6 はげわし5
GoblinSlayer : (2D6) → 4[2,2] → 4
雪大禿鷲:あっダメ
“放蕩闇人”ルー:お、よかった。
▼エンゲージ
(ナナ[3]、キャシー[8]、ルー[2])
5m
(雪大禿鷲1[3]、雪大禿鷲2[8]、雪大禿鷲3[6]、雪大禿鷲4[7]、雪大禿鷲5[8]、雪大禿鷲6[2])
※[]内は行動値
GM:ということでハゲワシ2から行動!
GM:当然!移動!
GM:5m移動し、PCたちに接敵。攻撃は~
GM:こいつ知能本能のままなんだよな……
GM:1d3
GoblinSlayer : (1D3) → 2
GM:PC順にルーさん!
“放蕩闇人”ルー:お、了解です。どんとこーい!
GM:「爪」でルーさんを攻撃します。
GM:GS11
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 8[4,4] → 19
“放蕩闇人”ルー:GS16 回避(受け流しを宣言)
GoblinSlayer : (GS16) → 16 + 5[3,2] → 21
GM:おい!!!
“放蕩闇人”ルー:ほい、回避。
GM:チクショ~~~!!邪悪なハメ技が!!
GM:ということでキャシーさんの行動です。ヴェドラのフェロー効果を使うならこのタイミング!
"紅玉鉱" キャシー:行けっヴェドラ! ②『呪文行使:《惰眠》』真言呪文《惰眠》(基本309)をGS11で使用する。1セッション中2回。 これ使いなさい!
”海の指”ヴェドラ:ピッピガァ
"紅玉鉱" キャシー:あいつらを全員眠らせて地面に這いつくばらせてやるのよ
”海の指”ヴェドラ:というわけで《惰眠》使います。中心点は敵中心の15M。
“放蕩闇人”ルー:やっちゃえヴェドラー!
"赤帽子"ナナ:ヴェドラ先輩ー!
”海の指”ヴェドラ:GS11>=13
GoblinSlayer : (GS11>=13) → 11 + 5[1,4] → 16 → 成功
”海の指”ヴェドラ:カスがよ……
”海の指”ヴェドラ:ということで2以外は全員寝ます。やったぜ。
“放蕩闇人”ルー:やったー!
GM:ついでに飛行状態なので落ちてきます。落下ダメージは…ちょっと待ってね
"赤帽子"ナナ:おやすみー
GM:全員5d6!一括!
GM:5d6
GoblinSlayer : (5D6) → 17[3,6,5,2,1] → 17
GM:マジで痛い
“放蕩闇人”ルー:一気に半分!
“放蕩闇人”ルー:+睡眠!
"紅玉鉱" キャシー:これが地上を常に歩いている者との"格の違い"
GM:大雪禿鷲1の負傷数を-17増加(0 → -17)
GM:大雪禿鷲3の負傷数を-17増加(0 → -17)
GM:大雪禿鷲4の負傷数を-17増加(0 → -17)
GM:大雪禿鷲5の負傷数を-17増加(0 → -17)
GM:大雪禿鷲6の負傷数を-17増加(0 → -17)
"紅玉鉱" キャシー:じゃ改めてアタシね
GM:一気に落ちて睡眠も入ったので5,4,3は全てスキップです キャシーさんの手番もどうぞ……
"紅玉鉱" キャシー:主行動で薙刀による「薙ぎ払い」。対象は禿鷲4、5。「強打攻撃・斬:習熟(命中時効力値+6)」を宣言。
"紅玉鉱" キャシー:GS(16-4) 命中(薙刀・薙ぎ払い)
GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 8[6,2] → 20
“放蕩闇人”ルー:おおー
GM:回避不能です。やめろ~~~~!!!
"紅玉鉱" キャシー:じゃ、効力値は26で確定。
GM:ダメージ下さい……
"紅玉鉱" キャシー:3d6+2d6+4+4+1 斬属性ダメージ
GoblinSlayer : (3D6+2D6+4+4+1) → 14[6,3,5]+4[3,1]+4+4+1 → 27
GM:このガキャ~~~~~ッ
“放蕩闇人”ルー:すごいダメージ出てる!
GM:4・5は死にます。耐えられるはずもない。
"紅玉鉱" キャシー:落ちたな……
GM:次はチャンナナ
"赤帽子"ナナ:舵切り斬り落し適用、対象鷲2
GM:OK!消耗1せよ!(ズドン)
"赤帽子"ナナ:GS13@10#4
GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 2[1,1] → 15 → 大失敗
"赤帽子"ナナ:GS13@10#4
GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 3[1,2] → 16 → 大失敗
"赤帽子"ナナ:GS13@10#4
GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 8[6,2] → 21
GM:うわあああああああああ
GM:か 舵斬りあってよかった
"赤帽子"ナナ:ナニコレ
"紅玉鉱" キャシー:コワ~
"紅玉鉱" キャシー:祈るのもありじゃない?
"紅玉鉱" キャシー:痛打で確実に仕留めにかかるの 良いと思う
"赤帽子"ナナ:いや、その前に
"赤帽子"ナナ:谺返宣言、2を振りなおします
"紅玉鉱" キャシー:なにーッ
“放蕩闇人”ルー:おお
GM:ヤメローッ(ガナビリィ……)
"赤帽子"ナナ:1d6
GoblinSlayer : (1D6) → 3
GM:ヒョ……
"赤帽子"ナナ:よし無理、祈っていいですかね
"紅玉鉱" キャシー:どうぞ
“放蕩闇人”ルー:ごーごー!
"赤帽子"ナナ:2d6>=7
GoblinSlayer : (2D6>=7) → 10[6,4] → 10 → 成功
GM:OK!(ズドン)
GM:因果点の負傷数を1増加(7 → 8)
GM:回避は14なので当然当たります。ダメージと痛打表どうぞ。
"赤帽子"ナナ:4d6+6
GoblinSlayer : (4D6+6) → 15[6,5,2,2]+6 → 21
GM:ほげええええ
"赤帽子"ナナ:1d6
GoblinSlayer : (1D6) → 1
GM:攻撃を受けた者は、頭に衝撃を受けて意識が朦朧とするため、1d3ラウンドの間、行動不能になります。
GM:コラ~~~~!!
GM:1d3
GoblinSlayer : (1D3) → 2
"紅玉鉱" キャシー:落ちたな……
GM:こいつら相手に2ラウンド……!?
"紅玉鉱" キャシー:おや?意識を失ったってことは落ちるんじゃないですか?
“放蕩闇人”ルー:よし、無力化! ナナちゃんナイス!
GM:テメ~~~~!!
“放蕩闇人”ルー:あw
“放蕩闇人”ルー:<落ちる
GM:5d6
GoblinSlayer : (5D6) → 14[4,5,2,2,1] → 14
"紅玉鉱" キャシー:草
"紅玉鉱" キャシー:ダメージのおかわりだッ
GM:はあはあはあ 残り1点
GM:1点!?
"紅玉鉱" キャシー:なんだとぉ……
"紅玉鉱" キャシー:後でじっくり料理してあげますからね
GM:大雪禿鷲2の負傷数を-30増加(0 → -30)
GM:ではラスツ!ルーさんの手番!
“放蕩闇人”ルー:はーい。
“放蕩闇人”ルー:では3番あたりを狙ってきましょう。もう近接攻撃が届く範囲なので移動はなし。
“放蕩闇人”ルー:【二刀流】271頁 両手に持った武器で1回ずつ、同じ敵に近接攻撃を実行(命中-4) で攻撃します。
GM:うわッッ
“放蕩闇人”ルー:おねむ中だから、1回目は回避判定-4ですね。
GM:回避は一律18(14)にします!なぜなら判定が面倒なので……
“放蕩闇人”ルー:了解です。では判定!
“放蕩闇人”ルー:GS10 命中(曲刀二刀流) ※2回行う
GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 7[1,6] → 17
“放蕩闇人”ルー:あたり!
“放蕩闇人”ルー:1d6+1d6+3+4 ダメージ(曲刀)
GoblinSlayer : (1D6+1D6+3+4) → 5[5]+1[1]+3+4 → 13
“放蕩闇人”ルー:13点ダメージ。んで二回目の判定行きます。
GM:あっ死んだ……
“放蕩闇人”ルー:あ
“放蕩闇人”ルー:じゃあ判定は省略。討ち取ったリー!
GM:いや嘘!3ならまだ死んでない!
“放蕩闇人”ルー:おっと、では続けて判定。
“放蕩闇人”ルー:GS10 命中(曲刀二刀流) ※2回行う
GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 2[1,1] → 12 → 大失敗
“放蕩闇人”ルー:ぎゃー
GM:はあはあはあはあ
“放蕩闇人”ルー:外してしまった。これで行動終了ですね。
GM:大雪禿鷲3の負傷数を-8増加(-17 → -25)
GM:い……生き残ったぞ!何とか……!
GM:ここでイニシアチブを取ればまだ勝ちの目が見える!最後の力を振り絞れッ
2ラウンド目
GM:いくぞ2R!!
"紅玉鉱" キャシー:うおおおおおお振り絞れイニシアチブ!
"紅玉鉱" キャシー:"紅玉鉱" キャシーのイニシアチブを2D6(→ 7)に変更(8 → 7)
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーのイニシアチブを2D6(→ 4)に変更(2 → 4)
"紅玉鉱" キャシー:ぐおおお
GM:大雪禿鷲1のイニシアチブを2D6(→ 3)に変更(3 → 3)
GM:大雪禿鷲2のイニシアチブを2D6(→ 9)に変更(9 → 9)
"赤帽子"ナナ:2d6
GoblinSlayer : (2D6) → 9[4,5] → 9
GM:大雪禿鷲3のイニシアチブを2D6(→ 5)に変更(6 → 5)
GM:大雪禿鷲6のイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(2 → 8)
"赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのイニシアチブを9に変更(3 → 9)
GM:お……オマエは
"紅玉鉱" キャシー:瀕死の2とナナが同値!
GM:あの時HP1で生き残った2!!
"紅玉鉱" キャシー:そいつ気絶してんじゃん
“放蕩闇人”ルー:絶賛行動不能中の2!
GM:今だっ 恩を返す時……
GM:あっ ダメですね
"紅玉鉱" キャシー:ダメみたいですね(諦念)
GM:まさか最速行動のナナちゃんは2を狙うなんてひどいことしないよなァ~~
“放蕩闇人”ルー:今行動できるの、ルーの攻撃くらって起きた3だけかな?
GM:さっきの落下ダメージ喰らって 1R後に全員起きたので
“放蕩闇人”ルー:あ、違う。睡眠から起きてはいるのか。
“放蕩闇人”ルー:失礼を。
GM:今は2以外全員動けますね
"紅玉鉱" キャシー:2以外は行動できるわね
"赤帽子"ナナ:私が不甲斐ないばっかりに
GM:ただ……なんかイニシアチブ的に封殺されてるだけで……
"紅玉鉱" キャシー:じゃあ6を狙うべきか? 倒すと行動させずに済む
“放蕩闇人”ルー:ですね、6を仕留めてもらえれば<ナナちゃん
"赤帽子"ナナ:一撃で終わらせてあげられなくてごめんね
"赤帽子"ナナ:はーい
"赤帽子"ナナ:きみはまた今度だ
GM:イヤすぎ
▼エンゲージ
(ナナ[9]、キャシー[7]、ルー[4])
5m
(雪大禿鷲1[3]、雪大禿鷲2[9]、雪大禿鷲3[5]、雪大禿鷲6[8])
※[]内は行動値
"赤帽子"ナナ:6へ攻撃、今度は斬り落とし非適応で
"赤帽子"ナナ:GS13
GoblinSlayer : (GS13) → 13 + 7[4,3] → 20
GM:回避は18!当たります
"赤帽子"ナナ:3d6+6
GoblinSlayer : (3D6+6) → 18[6,6,6]+6 → 24
"紅玉鉱" キャシー:?????????
GM:だがこいつを削り切るには19ダメージ以上が必要……
GM:はああああああああ?!?!?!?
“放蕩闇人”ルー:ひゅ~
"紅玉鉱" キャシー:今までの出目は全てこのための"布石"
GM:何だその悪魔の数字は
GM:ダメ!6は死にます!
GM:そして2は気絶中なので、そのまま手番はキャシーちゃんに。
"紅玉鉱" キャシー:やったぜ。
"紅玉鉱" キャシー:③『死角連携:舵斬落』誰かの攻撃に組み合わせて使用。対象を+1体、効力値を+6する。戦闘1回。
GM:こうなったら出目が腐りまくって外れることを祈るしかない
"紅玉鉱" キャシー:これって次の戦闘でまた回復するってことだよね?
”海の指”ヴェドラ:へへへ 一回だけで疲れるヤワな男だと思って貰っちゃ困るぜ
"紅玉鉱" キャシー:じゃ使っちゃお~
GM:やめろ~~~~っ
“放蕩闇人”ルー:やっちゃえ~
"紅玉鉱" キャシー:主行動で薙刀による「薙ぎ払い:初歩」。対象は1、2。それからNPCカード効果で3も。「強打攻撃・斬:習熟(命中時効力値+6)」を宣言。
"紅玉鉱" キャシー:GS(16-4) 命中(薙刀・薙ぎ払い)
GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 5[3,2] → 17
"紅玉鉱" キャシー:あっ命中が低い
"紅玉鉱" キャシー:祈るか~ 当たんないと意味ないもんね
GM:いの…いの…
"紅玉鉱" キャシー:MCPI$8 祈念
GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 7[1,6] → 7 → 失敗, 因果点:8点 → 9点
"紅玉鉱" キャシー:げっ
”海の指”ヴェドラ:うおおおおおおお
"紅玉鉱" キャシー:普通に外しちゃった
"赤帽子"ナナ:あれ、効力値+6ですよね
“放蕩闇人”ルー:効力値ですから
“放蕩闇人”ルー:命中には加算されないのです。
"赤帽子"ナナ:あそっかー
"紅玉鉱" キャシー:そう 命中は別
"紅玉鉱" キャシー:薙ぎ払いの命中-4が効いてる
“放蕩闇人”ルー:どんまいですです。
雪大禿鷲:では雪大禿鷲3の行動!
雪大禿鷲:5M接近しPCたちに接敵。
雪大禿鷲:1d3
GoblinSlayer : (1D3) → 2
雪大禿鷲:ルーさんを爪で狙うよ えいえい
雪大禿鷲:達成値は……回避も一律にしたし、これも目標値18にしよう。
“放蕩闇人”ルー:GS16 回避(受け流しを宣言)
GoblinSlayer : (GS16) → 16 + 8[6,2] → 24
“放蕩闇人”ルー:(ひらり
雪大禿鷲:クソ~~~~~!!!何で毎回ルーさん狙うんだお前たちはッ
雪大禿鷲:そんなに闇人の色香に惑わされたかッ
雪大禿鷲:3の行動は以上。次はルーさんの行動!
“放蕩闇人”ルー:はーい、では移動はなし。
“放蕩闇人”ルー:「舵斬り」に「斬落」を組み合わせて1に攻撃します。消耗1。
“放蕩闇人”ルー:GS14@11#5 命中(曲刀斬落)
GoblinSlayer : (GS14@11#5) → 14 + 7[4,3] → 21
“放蕩闇人”ルー:GS14@11#5 命中(曲刀斬落)
GoblinSlayer : (GS14@11#5) → 14 + 7[5,2] → 21
“放蕩闇人”ルー:GS14@11#5 命中(曲刀斬落)
GoblinSlayer : (GS14@11#5) → 14 + 11[6,5] → 25 → 大成功
"紅玉鉱" キャシー:お、大成功来たわね
“放蕩闇人”ルー:お、痛打
GM:うわああああああ大成功だああああああ
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーの消耗数を1に変更(0 → 1)
雪大禿鷲:当たります!ダメージと痛打表どうぞ~
“放蕩闇人”ルー:えーと、25だから+3d6か
GM:あ、大成功で+5されて
GM:さらに+1d6ですね
“放蕩闇人”ルー:おお、やったー!
“放蕩闇人”ルー:4d6+1d6+3+4 ダメージ(曲刀斬落)
GoblinSlayer : (4D6+1D6+3+4) → 14[2,2,5,5]+6[6]+3+4 → 27
“放蕩闇人”ルー:よしよし。
雪大禿鷲:あっ死んだ……
"紅玉鉱" キャシー:落ちたな……
雪大禿鷲:痛打を振るまでもなく死んだ
“放蕩闇人”ルー:これで2R目も終了、と。
GM:えー、提案なのですが
“放蕩闇人”ルー:はい
"赤帽子"ナナ:なにでしょ
GM:残り14点のハゲワシくんと 残り1点のハゲワシくんではとても戦況をひっくり返せないので
GM:3R目からもう一つ経線カウンターを進めて戦闘終了ということで…いかがでしょうか…
"赤帽子"ナナ:モラルとかないんでしたっけ
"紅玉鉱" キャシー:普通に3R終わる頃にはボコボコにしてるだろうという目算じゃないかな
GM:勢力の4/6が壊滅した時点で、既に態勢は決している…
"紅玉鉱" キャシー:こちらは問題ないでーす
GM:モラルは統率されてる場合かな~
"赤帽子"ナナ:なるほど、失礼
“放蕩闇人”ルー:消耗3になるってことかな、了解です。
"赤帽子"ナナ:私はソレで大丈夫です!
“放蕩闇人”ルー:消耗じゃない、継戦
“放蕩闇人”ルー:こちらも大丈夫です。
GM:あっ 3R終わる頃には継戦4かな…?
GM:deha
GM:では戦闘終了!演出は後日!
"紅玉鉱" キャシー:「思ってたより数が多いわね……」 恨めしそうに飛翔する6体の雪大禿鷲を仰ぎ見る
"紅玉鉱" キャシー:「ちょっとヴェドラ、アンタ仮にも魔術師なんでしょ! なんとかできないの!」
”海の指”ヴェドラ:「飛んでる奴らを落とせば、やれるか?」
"紅玉鉱" キャシー:「ふん、当たり前でしょ。なめないでよね」
”海の指”ヴェドラ:目を閉じ、額に汗を流しながら言う。
”海の指”ヴェドラ:「なら」宙に手を翳す。
”海の指”ヴェドラ:「睡眠――霧――発生!」
”海の指”ヴェドラ:青い霧が射出された。少なくとも、そのように見えた。
”海の指”ヴェドラ:それは煙玉のように大鷲の中心点で弾け、空の陰に青い花を咲かせる。
雪大禿鷲:ぐらりと頭が傾ぎ、翼が制御を失う。落下する――
"紅玉鉱" キャシー:瞬間、足元の雪が舞う。
"紅玉鉱" キャシー:足場の悪さも全く苦にせず、長槍を駆って接近。地面に叩き付けられた大鷲の二体を、立て続けに斬り伏せた。
"紅玉鉱" キャシー:背丈ほどもある長柄、その先端に付けられた重い刃先に重力に乗せて器用に操って見せる。
雪大禿鷲:叫びを上げる間もない。真っ二つに肉を裂かれ、完全に墜落する。
"紅玉鉱" キャシー:さながら小さな雪嵐が生まれた後、女は不敵に笑っている。
"紅玉鉱" キャシー:「ふん、悪くない腕ね。残りは任せたわよ!」
”海の指”ヴェドラ:「驚いた。槍に羽根でも生えてるのかよ」
"紅玉鉱" キャシー:「こんなの、朝飯前よ」 ふふん、と胸を張る
"赤帽子"ナナ:「お二人とも、さっすがー!」
"赤帽子"ナナ:と、身体を低くし
"赤帽子"ナナ:全身を矢のごとく引き絞り
"赤帽子"ナナ:飛び、出す。
"赤帽子"ナナ:狙うはヴェドラの魔法の範囲から抜けてきた一匹
"赤帽子"ナナ:霜柱を踏み砕きながら跳躍
"赤帽子"ナナ:剣の柄を小槌に見立てて、その頭へと強かに叩き付ける。
雪大禿鷲:頭蓋の奥まで響く振動。鳥類の脳は、強く叩きつけられる攻撃を想定していない。
雪大禿鷲:断末魔のような叫びを上げて、きりもみ状に落下していく。
"赤帽子"ナナ:「よしっ」盾を下にして着地、雪面をやや滑りながらも体勢は崩れない。
”海の指”ヴェドラ:「なんつーバネだ」
"紅玉鉱" キャシー:「あれで雪山滑ると速そうね……」 呑気なことを言っている
“放蕩闇人”ルー:「さて、それじゃこっちも行こうかね?」
“放蕩闇人”ルー:とんっ──
“放蕩闇人”ルー:笑みを浮かべながら、抜き放った曲刀二振りを翼のように広げて跳躍。
“放蕩闇人”ルー:「ほいっと!」
“放蕩闇人”ルー:雪大禿鷲の上でとんぼを切って──交差一閃!
“放蕩闇人”ルー:すれ違いざま、その素首を刎ね飛ばす。
”海の指”ヴェドラ:「うおっ、二刀流!?」
”海の指”ヴェドラ:「驚いた。死人占いだけじゃないのかよ」
“放蕩闇人”ルー:ふわり──
“放蕩闇人”ルー:「女の細腕で冒険者やってるんだ、多少は嗜むさ?」
“放蕩闇人”ルー:軽やかに雪原へと降り立ち、曲刀の峰で肩を叩く。
”海の指”ヴェドラ:「へへへ。間違いない」
"紅玉鉱" キャシー:「ふん、これでもう襲ってはこないでしょ。さっさと抜けちゃいましょ」
“放蕩闇人”ルー:「長居は無用。そうしたほうがよささそうさね」
GM:では、あなたたちは雪大禿鷲の腑分けをしている時に、あることに気付く。
"赤帽子"ナナ:「はい! みなさんのおかげで手早く片付きましたしね」気絶したままの禿鷲の頭を踏み砕きながら
"赤帽子"ナナ:「……ん?」
GM:胃の中に、きらきらと光るものが詰め込まれている。
GM:取り出して眺めてみると、聖印のように見えるだろう。
"紅玉鉱" キャシー:「なにこれ……えっ、聖印?」
GM:この周辺で信仰されている、極夜神のシンボルを象ったもののように見える。
“放蕩闇人”ルー:「──っと、こいつぁ」
"赤帽子"ナナ:「何でしょうコレ……」
“放蕩闇人”ルー:「ご同業のやつじゃないのかい、キャシー?」
"紅玉鉱" キャシー:「まあ、同業といえば同業だけど……信仰してる相手が違うわよ。アタシのはこれ、模様が全然違うでしょ」
"紅玉鉱" キャシー:首元から聖印を取り出して見せる
GM:◇極夜神の聖印
「二股の槍」を象った、白金製の聖印。
狩りの神でもあるため、小刀としての機能も有している。
※値段、効果などは通常の「聖印」に準ずる。
"紅玉鉱" キャシー:「落ちてたのを呑み込んだ……とは考えにくいわね。運悪く餌になっちゃったってとこかしら」
”海の指”ヴェドラ:「多分ここら辺を巡礼してた神官の持ち物じゃねーか? 白金だから、胃でも溶けなかったんだ」
“放蕩闇人”ルー:「──とりあえず持ってくかねぇ。寄進でもすりゃおこころくらいは頂けるだろうさ」
"赤帽子"ナナ:「なるほど……哀れな犠牲者さんの持ち物というわけですね」
"紅玉鉱" キャシー:「ちょっと貸して」
“放蕩闇人”ルー:「ほいよ」
"紅玉鉱" キャシー:手に取り、色々と引っくり返して見てみる。
"紅玉鉱" キャシー:「巡礼神官の中には……たまに、聖印に自分だって分かる文字を彫る人もいんの」
"紅玉鉱" キャシー:「こんな風に、人気のないとこで果てることもあり得るから」
"赤帽子"ナナ:「へぇ……」
“放蕩闇人”ルー:「祈りのひとつも捧げてくかい?」
"赤帽子"ナナ:「信心深い人もいるもんなんですね」
"紅玉鉱" キャシー:「大抵、金属で作られてるから腐ったりもしないし。まあ、それでも見つかっただけ幸運かもしれないわね」
”海の指”ヴェドラ:「オレには信心ってやつは解らないけど」手を合わせる。「神殿育ちだからね。神様を根っから信じてる奴の強さについては、知ってるつもりだ」
"赤帽子"ナナ:「凄いです、先輩」文字通り育ちの違いだった
GM:聖印には、『アウェス』という名前が彫られている。古代ノールベイト語で、「務め」という意味を指す。
“放蕩闇人”ルー:祈るのは神官の領分。
“放蕩闇人”ルー:怨嗟の声が聞こえない以上──死人占い師がでしゃばることはない。
"紅玉鉱" キャシー:その文字を見つめ、静かに瞑目。
"紅玉鉱" キャシー:「さ、今度こそ進むわよ。アイツら、ずっとこっちのこと睨んでてウザいのよね……!」
"紅玉鉱" キャシー:6体で全てではない。まだ上空に残る巣からは、幾体もの猛禽の気配を感じる。
”海の指”ヴェドラ:「さっきの戦いも、全部が全部上手く行ってたわけじゃない。さっさと抜けちまおうぜ――」
"赤帽子"ナナ:「はい、そうしましょう! 目指すは北の入り江!」
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入り江の決戦
GM:『針の隧道』の急峻な傾斜や断崖を、あなたたちは越えて行くことになる。
GM:ここで目標値14の登攀判定。失敗した場合、2d6の負傷点に加え、消耗1を受ける。
GM:ルーさんは《霊覚》の効果で判定結果に+2だぞ。
“放蕩闇人”ルー:やったー、では11+2で13!
"紅玉鉱" キャシー:運動系?筋力系? どっちでもいいのかな
GM:これに関しては好きな方で振って貰って構いません。どちらの技能でも、崖の登攀に役立たない道理はない。
GM:ちなみに上の道を選んだら難易度16の登攀が3回来てました
“放蕩闇人”ルー:おおう(汗)<16
"紅玉鉱" キャシー:GS13>=14 登攀 筋力系
GoblinSlayer : (GS13>=14) → 13 + 6[2,4] → 19 → 成功
“放蕩闇人”ルー:GS(11+2) 登攀判定
GoblinSlayer : (GS13) → 13 + 12[6,6] → 25 → 大成功
"紅玉鉱" キャシー:この溢れ出るパワ
“放蕩闇人”ルー:!?
GM:来たな ”揺り戻し”
"紅玉鉱" キャシー:戦闘で出て
“放蕩闇人”ルー:ほんとにねw
“放蕩闇人”ルー:ちょー軽やかに登攀!
GM:ナナちゃんはGS10かな?
"赤帽子"ナナ:GS(7+3)>=14 登攀
GoblinSlayer : (GS10>=14) → 10 + 3[2,1] → 13 → 失敗
"赤帽子"ナナ:……
GM:アッ!!
GM:そんな時は……
GM:NPCカードの効果がまだ残ってますよ!奥さん!
"赤帽子"ナナ:たすけてー、ヴェドラせんぱーい
“放蕩闇人”ルー:それだ!
GM:では使用を宣言するのだッ
“放蕩闇人”ルー:実用的な面でも演出的な面でもおいしい!
"赤帽子"ナナ:宣言します!
"紅玉鉱" キャシー:ここから入れる保険があるんですか?!
GM:では、①『斥候の指先』探索時に使用。判定結果を+3する。1セッション1回。
GM:ナナちゃんの探索結果を+3し、判定を成功させます。
"赤帽子"ナナ:やったー!
"赤帽子"ナナ:先輩大好き!
”海の指”ヴェドラ:スゥーーーーッ
"紅玉鉱" キャシー:何浮かれてんのよ 落とすわよ
“放蕩闇人”ルー:(笑)
GM:では、何とかあなたたちは険しい隧道を越え、入り江に辿り着くことができる。
GM:ノールベイトは二股の槍のように、北海に向けてその穂先を突き出しています。
"赤帽子"ナナ:「えへへ、また先輩に助けられちゃいましたね」と言いながら周囲を警戒
GM:あなたたち一党は、ちょうどその股の窪みの部分に足を踏み入れたわけです。
“放蕩闇人”ルー:「ま、無事でなによりさね」
”海の指”ヴェドラ:「さっきはバッチリ禿鷲を撃退して貰ったしな。お返し」
“放蕩闇人”ルー:軽口を叩きながら、同じく警戒。そろそろ見えても不思議はない。
"紅玉鉱" キャシー:「多分、本来の道の方を行ってたら、ああいう感じのところに何回も出てたでしょうね」
"紅玉鉱" キャシー:「かなりショートカット出来たんじゃない?」
GM:入江には断崖から岩肌が続き、雪に鎧われてしんと冷えている。
GM:身を隠し、カウチマンの勢力を待ち受けるにはもってこいだろう。
“放蕩闇人”ルー:「だね、待ち構える準備くらいはできそうだ」
“放蕩闇人”ルー:つまり少しばかりの余裕がある。なら──
“放蕩闇人”ルー:「そういやヴェドラ」
”海の指”ヴェドラ:「ン?」携帯食料を閑食している手を止める
“放蕩闇人”ルー:「あれ、壊しちゃいないよね?」
”海の指”ヴェドラ:一瞬青ざめ、背嚢を確認する。
”海の指”ヴェドラ:しばらく派手に背嚢をがさごそと漁っていたが、あからさまに表情が緩む。
”海の指”ヴェドラ:「フフ……このオレを誰だと思ってやがる。もちろんピカピカの状態で持って来たぜ」
”海の指”ヴェドラ:『遠見の貝殻』を取り出し、ルーに手渡す。
“放蕩闇人”ルー:「さっきの間はなんだい?」からかうような笑み。
"赤帽子"ナナ:「流石ヴェドラ先輩! ばっちりですね!」
“放蕩闇人”ルー:「さて、ちょいとばかし時間に余裕もできたしね」
"紅玉鉱" キャシー:「ああ、遠くからでも連絡が取れるってやつね」
”海の指”ヴェドラ:「これで何するつもりだよ、ルー?」
“放蕩闇人”ルー:「とらえようによっちゃぁ、不測の事態って気もするんだけど──」視線を巡らせて。
“放蕩闇人”ルー:「どう思うさね、キャシー?」
“放蕩闇人”ルー:一番カウチマンと親しいキャシーに問う。
"紅玉鉱" キャシー:「まあ……そうね」 腕組みして眉根を寄せる
"紅玉鉱" キャシー:「単に、くだんの闇人から話を聴きたいだけなら、カウチマン主導で拐う必要なんてないもの」
"紅玉鉱" キャシー:「なんだっけ、『一枚岩じゃない』? そういう言い方、してたわよね」
"赤帽子"ナナ:「何か理由があるって事ですよね」
"紅玉鉱" キャシー:「ていうか、来てる奴らとかち合うなら」
"紅玉鉱" キャシー:「カウチマンの依頼で動いてるアタシ達が、カウチマンの関係者と敵対するってことになるでしょ」
"赤帽子"ナナ:「たしかに……」
"紅玉鉱" キャシー:「そういう意味でも、確認取っておくのは悪くない選択肢ね」
“放蕩闇人”ルー:「そーゆーことさね」
“放蕩闇人”ルー:「ただ、付き合いの長いアンタ的に」
“放蕩闇人”ルー:「そうなってもなんとかなるだろ──ってんなら」
“放蕩闇人”ルー:「なんせ一日一度だからね、より深刻な不足な事態に備え、とっとくってのももちろんありさ」
“放蕩闇人”ルー:共にしたのは短い時間だが、キャシーの感覚は信用がおける。
"紅玉鉱" キャシー:「そもそも、アタシ達が受けた依頼って『"雪読み"に話を聞いてくること』なんだし」
"紅玉鉱" キャシー:「目的が拐われたので、拐った奴らから"穏便に"取り返しました、っていうのは」
"紅玉鉱" キャシー:「むしろ当然のことなんだよね。拐ったのがカウチマンの関係者でも関係ないっての! だって依頼のためなんだから」
”海の指”ヴェドラ:「……オレの感覚だと、カウチマンはむしろその手の言い回しを気に入りそうな節だってあるもんな。違う?」
"赤帽子"ナナ:「なるほどぉ……」口元に手を当てて感心している。
"紅玉鉱" キャシー:「……正直、どこまでカウチマンが知ってるのか、アタシはわかんないわよ」
"紅玉鉱" キャシー:「突飛なようで計算高くて、全部見通してるようで行き当たりばったりみたいなこともする」
"紅玉鉱" キャシー:「だから、まあ。保険を掛けとくのは悪くないと思うわ」
"紅玉鉱" キャシー:もくもくと携帯食料を齧り始める。説明は上手くないから丸投げするつもりだ
"赤帽子"ナナ:「そうですね、確認しておくのもアリだと私は思います!」
“放蕩闇人”ルー:「──だね、んじゃま」
“放蕩闇人”ルー:「不測の事態ってやつだ」
"赤帽子"ナナ:「対象者不在は十分に不測の事態ですからねー……」
“放蕩闇人”ルー:ではGM、遠耳の貝殻を使用してカウチマンと連絡を取ります。
GM:OKです!
GM:では、貝殻に刻まれた真言と精霊が複雑に絡み合い、中からかすれた声が聞こえて来るでしょう。
”博覧鉱女”カウチマン:『――あ――……しゃ……――くん――』
”博覧鉱女”カウチマン:『……やあ、冒険者の諸君。計画は順調かい?』
“放蕩闇人”ルー:「残念ながら不測の事態ってやつさ、依頼主」
“放蕩闇人”ルー:「目標の人物が攫われ、現在攫ったやつらを待ち伏せ中」
“放蕩闇人”ルー:「──なんだけど、ちょいとばかし問題があってね。こうして連絡させてもらった次第さ」
”博覧鉱女”カウチマン:『ふむ』感情の色があらわれない声色。『問題というのは、何かな。君たちの口から直接聞きたい』
“放蕩闇人”ルー:「その攫ったやつに関してなんだけどね、どうにも見かけたやつみたいなんだよ?」
“放蕩闇人”ルー:伝えながら、ナナに目配せ。
"赤帽子"ナナ:「はい、その攫った人たちというのが紫水晶の洞窟で見かけた人……らしいのです」
”博覧鉱女”カウチマン:『成程。つまり君たちはこう言いたいわけだ』
”博覧鉱女”カウチマン:『我が栄えあるカウチマン開拓公社の中に裏切者がいると』
“放蕩闇人”ルー:「そいつぁアンタの取り方次第だろうさ? こっちは見たことを伝えたまで」
"赤帽子"ナナ:コクコクと頷いて、相手には見えてない事に気が付き
"赤帽子"ナナ:「はい! 疑惑ってだけなので! それで何かご存じないかな……という話なのです」
”博覧鉱女”カウチマン:『……………………』
”博覧鉱女”カウチマン:『――素晴らしい』
”博覧鉱女”カウチマン:声だけで。彼女の笑みが、手に取るように伝わるだろう。
"赤帽子"ナナ:「えっ!? 何がでしょう!?」
”博覧鉱女”カウチマン:『時間がない。君たちには手短に、この託宣の真意を伝えておく』
"赤帽子"ナナ:思わず両手をあげる、だから見えてないってば
"赤帽子"ナナ:「はい」
“放蕩闇人”ルー:「そうしてもらえると助かるねぇ」裏があったかと笑みを浮かべる。
"紅玉鉱" キャシー:もくもくと食料を頬いっぱいに詰め込んでいる
”博覧鉱女”カウチマン:『この任務にはもう一つの側面がある。それは開拓公社に潜む不穏分子の炙り出しと捕縛だ』
"赤帽子"ナナ:「ええっ!?」
"赤帽子"ナナ:「つまりその、はじめから想定内だったってことですか?」
“放蕩闇人”ルー:「なるほどねぇ──」
”博覧鉱女”カウチマン:『最初からその目的を告げていては、そもそも公社内に私の意図が筒抜けになる』
”博覧鉱女”カウチマン:『よって、君たちには何も知らせずにヘイダロフの追跡を行って貰った。騙すような形になって悪いね』
”博覧鉱女”カウチマン:『貝殻を渡したのは、君たちへの信頼故だ。不穏分子よりも先に入り江に辿り着き、私に事の次第を問い詰めるだけの判断力があると期待した』
"紅玉鉱" キャシー:ごくんっ 「確認が取れる手段があるっていいわね」
“放蕩闇人”ルー:「そいつぁずいぶん評価されたもんだ」
"紅玉鉱" キャシー:「手段がなくったとしても、カウチマンの関係者だったとしても。どっちにしたってアタシは容赦するつもりはなかったけどね!」
"赤帽子"ナナ:「えへへ」頭をかく、コレは見えてなくても良い
“放蕩闇人”ルー:真意がどこにあるにせよ。
“放蕩闇人”ルー:「んじゃま、やることは変わらずでいいのかね?」
“放蕩闇人”ルー:「不穏分子をはったおして、確保すべきやつを確保する?」
”博覧鉱女”カウチマン:『その通りだ。何、裏切者の正体に関しては私よりもよほど上手く歌える奴がいる』
”博覧鉱女”カウチマン:『意識に潜む光の大蛇。”極光”アスラ・ワカンが――』
”博覧鉱女”カウチマン:そこで、唐突に通話は切れる。
"紅玉鉱" キャシー:「えっ、ちょっと!」
"赤帽子"ナナ:「わわっ!?」
"紅玉鉱" キャシー:「壊れたんじゃないでしょうね……!」
"赤帽子"ナナ:「い、意味深な所で切れちゃいました……」
“放蕩闇人”ルー:「っと、限界かね?」
“放蕩闇人”ルー:ぽいっとヴェドラに投げ渡す。
”海の指”ヴェドラ:掴み取り、しげしげと眺める。
”海の指”ヴェドラ:「壊れたわけじゃない。時間切れだな。真言が焼き切れてる……また書き直しだな、こりゃ」
“放蕩闇人”ルー:「さっすが専門家」
”海の指”ヴェドラ:「最後、何て言ってた?」
“放蕩闇人”ルー:「『意識に潜む光の蛇。”極光”アスラ・ワカン』──とか言ってたねぇ?」
“放蕩闇人”ルー:「聞いたことは?」皆に確認を。
”海の指”ヴェドラ:首を振る。
"赤帽子"ナナ:ブンブンと首を振る
"紅玉鉱" キャシー:「しらなーい」
"紅玉鉱" キャシー:「ま、どっちにしても今は関係ない話でしょ」
“放蕩闇人”ルー:「──だね、幸いやることに変わりはなさそうだ」
"紅玉鉱" キャシー:「こっちが先回りできたとはいえ、流石にそろそろじゃない?」
“放蕩闇人”ルー:死体を引きずってこい──などと言われたらたまったものではなかったが。
“放蕩闇人”ルー:「ほんじゃ当初の予定通り、不穏分子を張っ倒して目標を確保」
“放蕩闇人”ルー:「聞き損ねた分は、直接戻って聞いてみるってことにしようかね?」
“放蕩闇人”ルー:キャシーの言う通り、そろそろ遭遇してもおかしくないだろう。
"赤帽子"ナナ:「はい! それでは気合を入れて待ち伏せしましょう!」
"赤帽子"ナナ:「相手の狙いを考えれば、ヘイダロフさんの安全は大丈夫そうですし」
"赤帽子"ナナ:「遠慮はいらなそうですね」
GM:……では、あなたたちが岩陰に身を隠していると。
戦闘工兵:『…………』
戦闘工兵:猪を連れたカウチマンの実行部隊――戦闘工兵たちが、列をなして歩いて来る。
戦闘工兵:そして、その列の中心には……
”雪読み”ヘイダロフ:「コラ―ッ 黙ってないで何か面白い話をしないか!!」
"赤帽子"ナナ:(「無茶ぶりしてる……」)
“放蕩闇人”ルー:(地上に出てるだけあって変わり種だ)
”雪読み”ヘイダロフ:「大体何だね君たちは!何も言わずに人を攫ったかと思えばもてなしの一つもせずに!」
"紅玉鉱" キャシー:(どっからどー見てもアイツね……)
”雪読み”ヘイダロフ:「この”雪読み”ヘイダロフの歌代を知っての狼藉か!? この時間で何曲分稼げたと思っている!!」
”海の指”ヴェドラ:(間違いない……あの無駄な自信が滲み出てそうな顔……)
戦闘工兵:「……黙って、歩け」
“放蕩闇人”ルー:(おっと丁寧な自己紹介。確定かね)
戦闘工兵:「本当に……黙って歩け……」
戦闘工兵:ついに口に猿轡を噛まされる。
”雪読み”ヘイダロフ:「むぐぐぐぐむぐっぐ!むぐーぐむぐぐーぐぐ!むぐ~~~~ッ!!!」
”海の指”ヴェドラ:ナナに顔写真と見比べるよう、一応手振りで指示を出す。
"赤帽子"ナナ:見比べてみます
”雪読み”ヘイダロフ:そのものです。傲岸不遜な物言いと、無駄に若々しくうざった……エネルギッシュな顔立ち。
”雪読み”ヘイダロフ:どう考えても彼が”雪読み”ヘイダロフでしょう。
”海の指”ヴェドラ:「(仕掛けよう)」
"紅玉鉱" キャシー:「(ここからなら、不意打てるんじゃない? アタシはそういうの苦手だけど)」
"赤帽子"ナナ:「(あの人で間違い無さそうです)」
"赤帽子"ナナ:と、ヴェドラにハンドサインで返す
“放蕩闇人”ルー:(そうさね、一網打尽できそうだ)
”海の指”ヴェドラ:「オレは今回前衛を張る。隠れるのが得意な奴は……」
“放蕩闇人”ルー:(アタシとナナってとこかね?)
"紅玉鉱" キャシー:「じゃ、アタシが気を引くわ。その間にやっちゃいなさい」
"赤帽子"ナナ:「(わかりました! お願いします!)」
"紅玉鉱" キャシー:かなり時間があったので、その間に《逆転》と《祝福》を掛けておきたいです
GM:許可します!
GM:他の方も主行動1つ分の準備ができます。
"紅玉鉱" キャシー:感謝! 先に主行動で《逆転》を宣言。基334
"紅玉鉱" キャシー:「対象:自分、または視認できるキャラクター1体」が判定や祈念に用いた2d6を裏返せる 1日に1度、1分間掛けて使用
"紅玉鉱" キャシー:GS13>=10 《逆転》行使判定
GoblinSlayer : (GS13>=10) → 13 + 5[2,3] → 18 → 成功
"紅玉鉱" キャシー:逆転パワーをストック
"紅玉鉱" キャシー:主行動で《祝福》を宣言。基329
"紅玉鉱" キャシー:『射程:30m』内の『対象:物体1つ』を聖なる武器として祝福し、命中・威力を加算 魔法攻撃となる 呪文維持している間持続
"紅玉鉱" キャシー:GS13>=10 《祝福》行使判定
GoblinSlayer : (GS13>=10) → 13 + 5[3,2] → 18 → 成功
"紅玉鉱" キャシー:15-19:命中+2、威力+4 これが維持してる間自分の薙刀に付与されます。
"紅玉鉱" キャシー:"紅玉鉱" キャシーの呪文回数を1減少(4 → 3)
"紅玉鉱" キャシー:"紅玉鉱" キャシーの呪文回数を1減少(3 → 2)
“放蕩闇人”ルー:つえー
"赤帽子"ナナ:ありがたーい!
“放蕩闇人”ルー:主行動──あくまでも準備行動でしょうか? それとも呪文を敵にぶっぱとかもオケ?
"紅玉鉱" キャシー:それはもう戦闘始まっちゃうよ~
GM:それは……流石に準備ですね!
“放蕩闇人”ルー:了解です<準備のみで
“放蕩闇人”ルー:となると特にはなさそうかな。呪文は基本攻撃呪文だし。
GM:オーケーです
“放蕩闇人”ルー:ナナちゃんはなにかあります?
"赤帽子"ナナ:私はー……
"赤帽子"ナナ:元気を出します!(特に何もない!)
GM:かわいいよー!!
“放蕩闇人”ルー:大事!<元気を出す
GM:では、不意打ち判定に移っていきましょう。
“放蕩闇人”ルー:はーい
GM:まず、敵の配置を出します。
GM:あっ!!待った!!
GM:その前に怪物学判定!!
“放蕩闇人”ルー:あ、だいじ!
"赤帽子"ナナ:たしかに
GM:では、難易度は戦闘工兵が13・猪が15。
"紅玉鉱" キャシー:GS9>=13 怪物知識・工兵
GoblinSlayer : (GS9>=13) → 9 + 12[6,6] → 21 → 大成功
"紅玉鉱" キャシー:GS9>=15 怪物知識・猪
GoblinSlayer : (GS9>=15) → 9 + 2[1,1] → 11 → 大失敗
"紅玉鉱" キャシー:?
GM:躁鬱すぎる
“放蕩闇人”ルー:GS10 怪物知識 工兵
GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 5[1,4] → 15
"紅玉鉱" キャシー:工兵はほら……多分同じ鉱人だから……
“放蕩闇人”ルー:GS10 怪物知識 猪
GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 5[1,4] → 15
“放蕩闇人”ルー:両方抜きました
"赤帽子"ナナ:GS7>=15 怪物知識・猪
GoblinSlayer : (GS7>=15) → 7 + 7[5,2] → 14 → 失敗
"赤帽子"ナナ:GS7>=13 怪物知識・工兵
GoblinSlayer : (GS7>=13) → 7 + 3[2,1] → 10 → 失敗
GM:いけまんた
"赤帽子"ナナ:両方失敗しました!
〇痕の戦闘工兵
悪党4 生命力25 呪文抵抗15 移動力20 先制力1d6+2
知能:人並み モラルGS8>=13
武器(戦嘴) 達成値14 威力1d6+4 刺
遠隔武器(投矢銃) 達成値17 射程30m 威力 2d6 刺
回避15 装甲3 支援:次ラウンドの先制力+3
5m 「フェイント」達成値13 近接攻撃の対象は防御判定の前に第六感判定。失敗すると「受け流し」と盾受け判定を行えない。
「吸剤面」自由行動で使用する。負傷数が1d3点回復する。戦闘中2回。
毒属性効果、「痛打」状態を即座に回復する。
「カウチマン社制式7番賦活剤」負傷数が生命力を超えた際、即座に生命力1で復活し、戦闘から逃走する。
「焦痕」モラルチェックに失敗・大失敗しない。能力が向上する。
■カウチマン開拓公社に所属する鉱人の戦闘工兵部隊。厳しい訓練を受けており、高い忠誠心を誇る。投矢銃と戦嘴で武装しており、公社に逆らう不届き者を誅する機会を今か今かと伺っている。 賦活剤や水薬が装填された背嚢と、それを吸引する吸剤面が特徴。風貌眼鏡の奥に、狂おしい光を宿している。
〇焦痕の砲撃雪大猪
動植物6 生命力42 呪文抵抗14 移動力22 先制力1d6+3 知能:本能のまま モラルGS6>=13
突進 達成値19 威力3D6+3 殴
砲撃 達成値20 威力2D6+5 刺 ※30M以内の中心点を指定し、中心点から半径5Mの対象すべてにダメージ。戦闘2回。
回避12 装甲3 支援:命中、次ラウンドの先制力+2 5m
「ボス」統率者4
「体崩し」達成値15 突進が命中した場合体力抵抗判定、失敗すると転倒
「寒冷地特性:皮下脂肪」HPに+10する。
「焦痕」モラルチェックに失敗・大失敗しない。能力が向上する。
■雪原に住む巨大な猪に砲撃設備を取り付けた兵種。獰猛で、平原に棲む種よりも生命力が強い。 只人の太腿の高さに牙があり、古来より多くの英雄が屠られてきた。 ノールベイトではカウチマン開拓公社などが慣熟訓練し乗騎化している。砲撃の際は、猪の突進力により装填から雷漿への点火までを同時に行う。脂肪に埋まった瞳の奥に、狂おしい光を宿している。
GM:戦闘配置は
GM:5M地点に戦闘工兵2体、10M地点に砲撃雪大猪、15M地点に戦闘工兵2体!
▼エンゲージ
(ナナ[]、キャシー[]、ルー[])
5m
(戦闘工兵1[]、戦闘工兵2[])
5m
(砲撃雪大猪[])
5m
(戦闘工兵3[]、戦闘工兵4[])
※[]内は行動値
不意打ち
"紅玉鉱" キャシー:めちゃくちゃおる~
GM:これを踏まえて……不意打ち組は行動せよ!
“放蕩闇人”ルー:では隠密判定ですね。
“放蕩闇人”ルー:GS12 隠密
GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 8[4,4] → 20
“放蕩闇人”ルー:よしよし、悪くない。
"赤帽子"ナナ:GS11 隠密
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 7[3,4] → 18
"紅玉鉱" キャシー:アタシはなしで。二人とは別箇所から行動する感じになるかな
GM:そうですね 戦闘配置では10Mは離れて貰おうかな
“放蕩闇人”ルー:怪物の場合は第六感じゃなくて知能による判定になるから──
GM:まずは悪党
戦闘工兵:GS8>=18
GoblinSlayer : (GS8>=18) → 8 + 7[2,5] → 15 → 失敗
戦闘工兵:GS8>=18
GoblinSlayer : (GS8>=18) → 8 + 5[3,2] → 13 → 失敗
戦闘工兵:GS8>=18
GoblinSlayer : (GS8>=18) → 8 + 9[3,6] → 17 → 失敗
戦闘工兵:GS8>=18
GoblinSlayer : (GS8>=18) → 8 + 4[1,3] → 12 → 失敗
“放蕩闇人”ルー:よしよし
砲撃雪猪:GS6>=18
GoblinSlayer : (GS6>=18) → 6 + 5[3,2] → 11 → 失敗
砲撃雪猪:ダメ!では不意打ちは成功です。
“放蕩闇人”ルー:やったー、不意打ち完全成功!
GM:お二人はそれぞれ行動どうぞ~!
“放蕩闇人”ルー:えーと、冷気は射程30の半径10m球状なのですが
“放蕩闇人”ルー:猪中心に発動させたら全部まきこめますでしょうか?
GM:行け……ますね
“放蕩闇人”ルー:うし、ではいきましょう。
“放蕩闇人”ルー:【寒気】S283頁 難易度15 射程30m起点/半径10mまでの球状/すべてに魔法攻撃(水属性)。抵抗4差時、行動不能を付与(一手番)
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーの呪文回数を1減少(2 → 1)
“放蕩闇人”ルー:GS10 【寒気】 うらー 行使判定じゃい!
GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 9[6,3] → 19
“放蕩闇人”ルー:お、素で抜いたかな?<4差
GM:アカ~ン!全員抵抗抜いて命中です ダメージどうぞ。
“放蕩闇人”ルー:1d6+4 ダメージはちっちゃめ
GoblinSlayer : (1D6+4) → 1[1]+4 → 5
“放蕩闇人”ルー:ほんとちっちゃいなw
GM:焦痕の戦闘工兵1の負傷数を-5増加(0 → -5)
GM:焦痕の戦闘工兵2の負傷数を-5増加(0 → -5)
GM:焦痕の戦闘工兵3の負傷数を-5増加(0 → -5)
GM:焦痕の戦闘工兵4の負傷数を-5増加(0 → -5)
GM:焦痕の砲撃雪大猪の負傷数を-5増加(0 → -5)
“放蕩闇人”ルー:しかし4差でしたので、次の自分の手番が終わるまで「行動不能」となります、みなさん。
GM:不意打ちラウンド中に撃ったら行動不能の扱いってどうなるんだろう
“放蕩闇人”ルー:次の自分の手番 とあるので
“放蕩闇人”ルー:不意打ち中は自分の手番がこないから、多分1R目の自分の手番終了時に効果が切れて、2R目から動けるんじゃないかな、と。
GM:そうですね、その裁定で行きましょう。ほな動けへんやんけ~~~~!!!
“放蕩闇人”ルー:せやで
GM:では次!ナナちゃん行動どうぞ!
"赤帽子"ナナ:はーい
"赤帽子"ナナ:移動!
"赤帽子"ナナ:全適用で猪へ攻撃!
"赤帽子"ナナ:やっぱこれ言ってなかったからマズかったんだ
"赤帽子"ナナ:運が良ければこの世は天国!
"赤帽子"ナナ:判定
"赤帽子"ナナ:GS13@10#4
GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 4[3,1] → 17 → 大失敗
"赤帽子"ナナ:GS13@10#4
GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 6[4,2] → 19
"赤帽子"ナナ:GS13@10#4
GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 8[5,3] → 21
"赤帽子"ナナ:くっ
GM:ヒョ ……
“放蕩闇人”ルー:惜しい!
GM:回避は12!命中します。
"赤帽子"ナナ:いや、ここは攻め時
"赤帽子"ナナ:谺返切ります
“放蕩闇人”ルー:おお!
"赤帽子"ナナ:最後の21に適用
"赤帽子"ナナ:1d6
GoblinSlayer : (1D6) → 5
"赤帽子"ナナ:10なのでクリティカル!
GM:ゲ~~~ッ痛打!!
"紅玉鉱" キャシー:やる~
GM:振りな……ダメージと 痛打表をよォ~~
"赤帽子"ナナ:4d10+6
GoblinSlayer : (4D10+6) → 20[2,4,8,6]+6 → 26
"赤帽子"ナナ:1d6
GoblinSlayer : (1D6) → 3
“放蕩闇人”ルー:ナナちゃんダイスが1d10や
"紅玉鉱" キャシー:これは振り直しかな
"赤帽子"ナナ:あっほんとだ8とか出てる
GM:それは……振り直しな!
"赤帽子"ナナ:振りなおします
GM:うちには1d10ダイスなんてないよ!
"赤帽子"ナナ:4d6+6
GoblinSlayer : (4D6+6) → 18[6,3,5,4]+6 → 24
"赤帽子"ナナ:そんなに変わんなかったな
“放蕩闇人”ルー:すごい、そんな変わんないw
GM:なぁにこれぇ
GM:焦痕の砲撃雪大猪の負傷数を-21増加(-5 → -26)
GM:では……ボロボロになった状態で 不意打ち手番が終了
"赤帽子"ナナ:あ、痛打はどうだっただろう
GM:継戦カウンターが1進み5に。PCの皆さんには消耗1をプrレゼントや
GM:あっそうだ 痛打!
“放蕩闇人”ルー:はーい<消耗1
"赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのを1増加(0 → 1)
"紅玉鉱" キャシー:"紅玉鉱" キャシーの消耗数を1増加(0 → 1)
GM:攻撃を受けた者は、衝撃で武器か盾が弾き飛ばされます。武器と盾の両方を装備していた場合、どちらを弾き飛ばされたかは、攻撃を行った側が決定します。弾き飛ばされた武器や盾は、ランダムに決定する方向へ1d6x2m飛ばされます。装備していない場合、その者の攻撃に使用する部位が破壊されて与えるダメージが半減します。
"赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのを1増加(0 → 1)
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーの消耗数を2に変更(1 → 2)
GM:あっ!!
"赤帽子"ナナ:ただの猪になる?
GM:これは……「砲撃」が使えなくなりました。
“放蕩闇人”ルー:おお!
GM:このちっぽけな小娘がァ~~~~~!!!
GM:では不意打ち手番終了。改めてラウンド1へ。
1ラウンド目
GM:では、イニシアチブ。
GM:一応動けないこいつらも振るだけ振ります
"紅玉鉱" キャシー:"紅玉鉱" キャシーのイニシアチブを2D6(→ 7)に変更(7 → 7)
GM:焦痕の戦闘工兵1のイニシアチブを1D6+2(→ 6)に変更(0 → 6)
GM:焦痕の戦闘工兵2のイニシアチブを1D6+2(→ 4)に変更(0 → 4)
GM:焦痕の戦闘工兵3のイニシアチブを1D6+2(→ 7)に変更(0 → 7)
GM:焦痕の戦闘工兵4のイニシアチブを1D6+2(→ 7)に変更(0 → 7)
GM:焦痕の砲撃雪大猪のイニシアチブを1D6+4(→ 8)に変更(0 → 8)
"赤帽子"ナナ:2d6
GoblinSlayer : (2D6) → 5[3,2] → 5
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーのイニシアチブを2D6(→ 9)に変更(4 → 9)
"紅玉鉱" キャシー:なかなかやるじゃない……
"赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのイニシアチブを5に変更(9 → 5)
GM:クソッ 動けてさえいればかなり良い出目だったのだが
“放蕩闇人”ルー:1にまで手加減で変更します
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーのイニシアチブを1に変更(9 → 1)
GM:こ こいつ……まさか やる気か
GM:では猪の行動から……猪?猪?
"紅玉鉱" キャシー:もう砲なくなっちゃったねぇ
▼エンゲージ
(ナナ[5]、キャシー[7]、ルー[1])
5m
(戦闘工兵1[6]、戦闘工兵2[4])
5m
(砲撃雪大猪[8])
5m
(戦闘工兵3[7]、戦闘工兵4[7])
※[]内は行動値
GM:ルーさんの寒気で行動不能。砲撃もできない……キャシーちゃんの行動ドウゾ。
"紅玉鉱" キャシー:オッケ~
"紅玉鉱" キャシー:じゃあ5m前進します
砲撃雪猪:オレの傍に近寄るなァ~~~~~~ッ!!!
"紅玉鉱" キャシー:これで大猪が射程に入る。主行動で薙刀による「薙ぎ払い:初歩」。対象は大猪、工兵1。「強打攻撃・斬:習熟(命中時効力値+6)」を宣言。
GM:バトル強打
"紅玉鉱" キャシー:早いところで数減らすならヴェドラも使っちゃっていいかな?
”海の指”ヴェドラ:あたし!
"赤帽子"ナナ:どうぞ!
"紅玉鉱" キャシー:>③『死角連携:舵斬落』誰かの攻撃に組み合わせて使用。対象を+1体、効力値を+6する。戦闘1回。 じゃあこれも併用するね
”海の指”ヴェドラ:へへへ 連携攻撃!
“放蕩闇人”ルー:殺る気に満ちている!
"紅玉鉱" キャシー:工兵2も対象に加えちゃうぞ
"紅玉鉱" キャシー:GS(16-4) 命中(薙刀・薙ぎ払い)
GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 6[2,4] → 18
"紅玉鉱" キャシー:回避全員超えてるね
GM:回避は……両方抜かれている!当たります!
"紅玉鉱" キャシー:効力値は18+6+6=30
GM:効力値も+6!
GM:^^~~~~~~?????
"紅玉鉱" キャシー:4d6+2d6+4+4+1 斬属性ダメージ
GoblinSlayer : (4D6+2D6+4+4+1) → 15[4,5,5,1]+7[6,1]+4+4+1 → 31
"紅玉鉱" キャシー:うりゃうりゃうりゃうりゃ
"紅玉鉱" キャシー:あ、これ祝福入ってない
GM:親に向かって何だそのダメージは
GM:????
"紅玉鉱" キャシー:命中+2,威力+4だからダメージは35
GM:あのこれ……死……
砲撃雪猪:生きてるわけねーだろ!1,2,猪は戦闘不能。
"紅玉鉱" キャシー:GS12>=(19-2) 《祝福》維持判定
GoblinSlayer : (GS12>=17) → 12 + 12[6,6] → 24 → 大成功
"紅玉鉱" キャシー:ふっ 完璧に維持しているわ
砲撃雪猪:戦闘工兵どもは「カウチマン社制式7番賦活剤」の効果で、即座に戦闘から離脱します。
"紅玉鉱" キャシー:なんだその便利なお薬は
GM:うわっ大成功してる
GM:ガンギマリ賦活剤サワーです
"紅玉鉱" キャシー:次はナナ!
GM:次!ナナちゃん!行動せよ!
"赤帽子"ナナ:では、猪相手に全て適用で斬りに行きます
"赤帽子"ナナ:運が良ければこの世は天国!
“放蕩闇人”ルー:猪はもうぼたん肉に……
"赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのを1増加(0 → 1)
GM:あいつは死んだよ
"赤帽子"ナナ:あ、ほんとだ死んでる
"赤帽子"ナナ:じゃあ立ってる工兵くんにターゲットチェンジ
"赤帽子"ナナ:運が良ければこの世は天国!
"赤帽子"ナナ:GS13@10#4
GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 4[2,2] → 17 → 大失敗
"赤帽子"ナナ:GS13@10#4
GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 7[2,5] → 20
"赤帽子"ナナ:GS13@10#4
GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 9[6,3] → 22
GM:ナナちゃん出目怖くない?
"紅玉鉱" キャシー:惜しい!
“放蕩闇人”ルー:1足りない
GM:あっでも10に近い奴も出取る
"赤帽子"ナナ:微妙すぎるが22を適用!
GM:OK!ではダメージどうぞ~
"赤帽子"ナナ:3d6+6
GoblinSlayer : (3D6+6) → 9[1,4,4]+6 → 15
GM:焦痕の戦闘工兵3の負傷数を-12増加(-5 → -17)
GM:へろへろ
GM:サクサク行こう。次はルーさん!
“放蕩闇人”ルー:うす、では移動放棄で本日2回目の寒気! 対象は工兵3と4
戦闘工兵:邪悪すぎる~~~ッ 判定どうぞ!
“放蕩闇人”ルー:GS10 【寒気】
GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 8[5,3] → 18
"紅玉鉱" キャシー:あ、ヴェドラの魔法はいいの?
戦闘工兵:うおおおギリギリ耐えた!危ないッ
“放蕩闇人”ルー:む
“放蕩闇人”ルー:祈念貰ってもいいですか?
GM:ヴェドラの①と③は1ターンどちらか1回なので
"紅玉鉱" キャシー:なるほどね じゃあ使えないか
"紅玉鉱" キャシー:祈念はどーぞ
GM:イエス!使うとしたら次のターンになるでしょう。
“放蕩闇人”ルー:ヴェドラくんの惰眠は2R目に行ってもらおうかと
GM:オゲ~~~~~~
GM:いの……いの……
"赤帽子"ナナ:使うならどぞ
“放蕩闇人”ルー:2D6 祈念 ※幸運持ちにて+1
GoblinSlayer : (2D6) → 5[4,1] → 5
“放蕩闇人”ルー:失敗。残念。
戦闘工兵:はあはあはあはあ
戦闘工兵:次のターン……このピッケルで貴様らをボコボコにしてやるッッッ
“放蕩闇人”ルー:まちがい、因果点9です(汗)
GM:因果点くーん!
GM:では寒気のダメージだけ一応出して貰おうかな
“放蕩闇人”ルー:しかしダメージはいくぜ。
“放蕩闇人”ルー:1d6+4
GoblinSlayer : (1D6+4) → 2[2]+4 → 6
“放蕩闇人”ルー:6点ずつのダメージです。
GM:焦痕の戦闘工兵3の負傷数を-6増加(-17 → -23)
GM:焦痕の戦闘工兵4の負傷数を-6増加(-5 → -11)
GM:何とか……マジで何とかギリギリ耐えた
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーの呪文回数を1減少(1 → 0)
2ラウンド目
GM:ではラウンド2!
GM:焦痕の戦闘工兵3のイニシアチブを1D6+2(→ 4)に変更(7 → 4)
"紅玉鉱" キャシー:"紅玉鉱" キャシーのイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(7 → 8)
GM:焦痕の戦闘工兵4のイニシアチブを1D6+2(→ 8)に変更(7 → 8)
GM:4!!!お前は何て出来る奴なんだ
“放蕩闇人”ルー:“放蕩闇人”ルーのイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(1 → 8)
GM:生き残ったら金一封を上げ……オゲ~~~~!!!
GM:回してんじゃね~~~!!!
"赤帽子"ナナ:2d6
GoblinSlayer : (2D6) → 11[5,6] → 11
"紅玉鉱" キャシー:ひゅ~
“放蕩闇人”ルー:ひゅー
"赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのイニシアチブを11に変更(5 → 11)
戦闘工兵:
終
わ
り
だ
▼エンゲージ
(ルー[8])
5m
(キャシー[8])
10m
(ナナ[11]、戦闘工兵3[4]、戦闘工兵4[8])
※[]内は行動値
"赤帽子"ナナ:では私の行動にあわせて惰眠をお願いします! ヴェドラ先輩!
”海の指”ヴェドラ:うおおお 可愛い後輩に頼まれたらやる気を出すぜ
”海の指”ヴェドラ:攻撃の前で良いかな?惰眠は
"赤帽子"ナナ:前で!
”海の指”ヴェドラ:では惰眠!投射地点は3・4の中心点!
”海の指”ヴェドラ:GS11
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 5[2,3] → 16
“放蕩闇人”ルー:抜いたー!
”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
"紅玉鉱" キャシー:Good Night...
GM:では、ここで一つアナウンスをしましょう。
“放蕩闇人”ルー:む?
"赤帽子"ナナ:はーい
GM:彼らは二人とも手負いのうえ、惰眠の魔法までぶちこまれました。
GM:よって、ここから二人を捕縛するということなら、判定なしで成功してよいものとします。
“放蕩闇人”ルー:ありがたい。
"赤帽子"ナナ:ふん縛りましょうか
“放蕩闇人”ルー:ですね、ふんじばってカウチマンへのお土産にする感じでどうでしょ?
GM:構いません!キャシーちゃんはどうでしょうか?
"紅玉鉱" キャシー:そうしましょうか
"紅玉鉱" キャシー:ドナドナ~
“放蕩闇人”ルー:んじゃ全員の合意がとれましたので
“放蕩闇人”ルー:工兵3と4を捕縛します。確保ー!
GM:OK!
GM:では工兵はグルグル巻きにされ、君達の完全勝利だ!
“放蕩闇人”ルー:やったー! ぱーふぇくと!
GM:では、ざっくりと戦闘演出をして行きましょう。
"赤帽子"ナナ:勝利ー
”海の指”ヴェドラ:「不意を打った……ルー!」
“放蕩闇人”ルー:「ああ──」
“放蕩闇人”ルー:心得たと静かに目を閉じて──
“放蕩闇人”ルー:「死の冷たさ恐るるべからず。汝はもはや只の肉、その塊にすぎぬ──」
“放蕩闇人”ルー:謡うような調べ。嫋やかな指がゆっくりと、敵の群れへと向けられて──
“放蕩闇人”ルー:「寒気」
“放蕩闇人”ルー:顕れるは寒さそのもの。
“放蕩闇人”ルー:十全の防寒対策を嘲笑うように、魂までも凍らせる冷気が、工兵と巨大な獣を襲う。
戦闘工兵:「何だ!?」「気を付けろ、妙な技を――ぐうっ!!」
戦闘工兵:物理的な寒波ならば、十分に耐えることができる。だが、心胆を震えせしめ、気力を枯らすさむさは――
砲撃雪猪:「ぶ、ふ、ぶふっ」足が止まる。瞳の奥にある狂おしい光が弱まる。
"紅玉鉱" キャシー:「十分!」 駆る跡に、仄明るく光る矛先を軌跡として残しながら接近。
"紅玉鉱" キャシー:「ヴェドラ、合わせなさい!」
”海の指”ヴェドラ:「合わせる? へへへ」
”海の指”ヴェドラ:「そっちこそ」酔歩のような動きで、キャシーと対角の工兵の背後に回り込んでいる。
”海の指”ヴェドラ:「置いてかれんな――よっ!」薄青く煌めく刀身――冒険者と銘打たれた魔法の武器で、一体を切り伏せる。
"紅玉鉱" キャシー:「すぐ調子乗るんだから」
"紅玉鉱" キャシー:ぶぉんッ! 長い柄を活かした薙ぎ払いが、手負いの猪と工兵に襲い掛かる。《祝福》付きの刃は、霊体をも貫く聖なる武器だ。
"紅玉鉱" キャシー:厚い脂肪に阻まれようと、その威力は耐えうるものではない。
砲撃雪猪:「ぶもっ、おっ!!」
砲撃雪猪:体当たりにて刃を弾き返そうとするが、祝福の籠った一撃に押し負ける。
砲撃雪猪:砲を含めれば恐るべき質量を抱えているはずだが、工兵ごと鋼の旋風が陣形を食い荒らしていく。
"紅玉鉱" キャシー:「ナナ、奥の! 届くわね!」
"赤帽子"ナナ:「はいっ!」
”海の指”ヴェドラ:「思いっきりやれ、後輩!」
“放蕩闇人”ルー:いい流れだ。これならば──
"赤帽子"ナナ:「行きます……っ!」
"赤帽子"ナナ:雪面をスパイクキツめのブーツが踏みしめ
"赤帽子"ナナ:矢の如き速度で飛び出す
"赤帽子"ナナ:狙うのは焦痕の砲撃雪大猪
"赤帽子"ナナ:片手剣を握り締めて、振り抜き一閃
"赤帽子"ナナ:金属が弾ける子気味の良い音が響く
"赤帽子"ナナ:斬り抜いたのは本体ではなく、背負わされていた砲台
"赤帽子"ナナ:そして
砲撃雪猪:「ぶ――」
"赤帽子"ナナ:「あ・た・れっ!」盾で地面に落ちそうになる砲台を支え
"赤帽子"ナナ:そのまま振り抜いた軸足と逆の足で膝蹴り
"赤帽子"ナナ:かち上げられた砲は、猪の顔面へと直撃する
砲撃雪猪:砲を失い、重心の均衡が変わった。顎が空いた。
砲撃雪猪:そこに、体重の乗った膝を叩き込まれる。先程の手傷も含めて、致命傷だ。
砲撃雪猪:ど、ずゥン――と、巨体が雪塵を巻き上げて倒れ込む。
"赤帽子"ナナ:「今だっ! ヴェドラ先輩!」残った敵が眼前で起こった事柄を理解するより早く、合図を飛ばす。
“放蕩闇人”ルー:「何人か抑えるよ!」
“放蕩闇人”ルー:逃げをうちはじめた工兵を目ざとく捉え、仲間に伝える。
“放蕩闇人”ルー:そちらの方が、依頼主の受けが良さそうだ。
"紅玉鉱" キャシー:「ヴェドラ、もう一回さっきの使いなさい! アタシ達は巻き込まないでよね!」
”海の指”ヴェドラ:「――待ってました」片手を翳す。「《惰眠》!!」
”海の指”ヴェドラ:ぼしゅッ、と煙が射出される。薙ぎ払うように振るわれた霧は、手負いの工兵二人を速やかに昏睡させた。
”海の指”ヴェドラ:「一丁上がり。皆が追い詰めてくれた時点で、オレの仕事はほぼ終わってたけどね」
"赤帽子"ナナ:「流石っ!」剣をはらいながら感嘆の声を上げる
“放蕩闇人”ルー:「まったく、たいしたもんさね」笑みで応えながら、工兵を縛るべくそちらへと向かう。
"紅玉鉱" キャシー:「ふん、こんなところね」 倒れた一人にどすんと伸し掛かり、縄を使って器用に身体を巻き始める
“放蕩闇人”ルー:もちろん自害などされぬよう、縄で猿轡をかけるのも忘れずに。
“放蕩闇人”ルー:「こっちもいっちょあがり──と」
"赤帽子"ナナ:二人が縛っている間、一応後続や隠れ潜んでいた敵がいないか警戒しながら
"赤帽子"ナナ:ヘイダロフの護衛をしている
”雪読み”ヘイダロフ:……あなたたちの戦いを隠れて岩陰で窺っていたのか、今になってやっと出て来る。
”雪読み”ヘイダロフ:「……感激した!!素晴らしい!!」
"紅玉鉱" キャシー:「あっ、アンタ! 探してたんだから!」
"紅玉鉱" キャシー:「"雪読み"のヘイダロフでしょ?」
“放蕩闇人”ルー:「おっと、ケガとかはなさそうだね。なによりだ」
”雪読み”ヘイダロフ:「そこなお嬢さんはまるで詩歌に謳われる”剣の乙女”のような戦いぶり」キャシーの手を取って。
"赤帽子"ナナ:「流石ですね、キャシー先輩!」
”雪読み”ヘイダロフ:「麗しの君のことを一晩じっくりと聞き出して歌にさせて貰いたいのだが……」
"紅玉鉱" キャシー:「へ、へぇ……アンタ、中々見る目あるじゃない」 手を取られながら、僅かに赤面。
“放蕩闇人”ルー:「だとさ。よかったじゃないか?」くつくつと笑う。
”海の指”ヴェドラ:「おい!チョロすぎだぞ!」
“放蕩闇人”ルー:「ほめられりゃうれしいもんさね、オンナは」
”海の指”ヴェドラ:「そうかァ~~??」
“放蕩闇人”ルー:「──少しは褒めてあげてんのかい、ヴェドラは、良い人を?」
"赤帽子"ナナ:「そうです、みんな嬉しいですよ」
”海の指”ヴェドラ:「解ったよ、今度ちゃんと褒めてみる……って言うか、今そんなこと話してる場合か?」
“放蕩闇人”ルー:「──っと、それもそうさね」
"紅玉鉱" キャシー:「……そ、そうよ。こほん……」
"赤帽子"ナナ:「そうでした」
“放蕩闇人”ルー:「幸運だね、ヘイダロフ?」
”雪読み”ヘイダロフ:「改めてこの不逞の輩を処して頂き感謝しよう。会話から察するに君たちは胡乱なるカウチマンとやらの使者か?」
“放蕩闇人”ルー:「っと、察してくれてるなら話は早い」
“放蕩闇人”ルー:「どうだい。一晩と言わず数日間、キャシーに根ほり葉ほりできる機会ってやつだよ?」
“放蕩闇人”ルー:「一緒に来てくれればね?」
”雪読み”ヘイダロフ:「ふゥむ……致し方ない。私はノールベイトという地において永らく傍観者の立場に在ったが」
”雪読み”ヘイダロフ:「私のような君子には常に面倒事が舞い込んで来てしまうものだ」気障たらしく髪を搔き上げる。
”雪読み”ヘイダロフ:「特に、そこの『爛れた』工兵たちが出てきているというのは中々に厄介だな」
”雪読み”ヘイダロフ:リュートを持って、縛られている工兵と猪を指す。
"紅玉鉱" キャシー:「え、なにか違うの?」
"赤帽子"ナナ:「何かあるのですか?」
“放蕩闇人”ルー:「なにやら色々とご存じだ」
”雪読み”ヘイダロフ:「逆だな」指を振る。「君たち開拓者が、このノールベイトという土地を知らなさすぎる」
”雪読み”ヘイダロフ:「とは言っても仕方がないな。君たちは、まだ足を踏み入れてすらいないのだろう。イレーリア氷海聖堂の”図書館”にも」
”雪読み”ヘイダロフ:「よろしい」尊大な態度で、身を反らす。「ひとまずはカウチマン某の食客として迎え入れて貰うことにしよう」
"赤帽子"ナナ:「とりあえず一緒に来ていただけそうですね、よかった」
”雪読み”ヘイダロフ:「リュートの手入れのために、動物の腱と油、そして旨い飯をたっぷりと馳走して貰う約束でならな」
"紅玉鉱" キャシー:「むぅ……言い方はあれだけど、まあ、そうね」
”雪読み”ヘイダロフ:「地上に来てから、我々闇人が如何に悲劇的な食生活を送っているかを知ったのだ……食は旅の楽しみだよ、諸君」
"紅玉鉱" キャシー:「アンタがアタシ達より、色んなことを知ってるのは間違いない。その分、ちゃんと知ってること聞かせてもらうわよ」
“放蕩闇人”ルー:「だね。確かにアンタの言う通りだろうさ」
“放蕩闇人”ルー:ノールベイトは開拓が始まったばかり。ヘイダロフの言う通り、自分たちはまだ何も知らないに等しいのだろう。しかし──
“放蕩闇人”ルー:「だけどまあ、それなら時間の問題さね」
“放蕩闇人”ルー:にっと笑う。
“放蕩闇人”ルー:「冒険者は──知らないってのを許せない生物だからね」
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結末
GM:◇カウチマン開拓公社――紫の晶洞
GM:あなたたちは渓谷と山道を越え、何とか紫の晶洞へと帰着することができた。
GM:依頼の完遂を確認したカウチマンは、あなたたちを盛大にもてなした。それは例えば――
”博覧鉱女”カウチマン:「火蜥蜴盤」熱された円盤の上で、脂身たっぷりの猪の肉が躍る。「貴族連合に特許出願中だ。特許という概念を理解されたことはないがな」
"赤帽子"ナナ:「おおー!」
”博覧鉱女”カウチマン:鉱人の多いカウチマン開拓公社では、塩と果実酒、醤、砂糖で造ったソースを豪快に漬けて焼く。
“放蕩闇人”ルー:「こいつぁ豪快で豪勢だ」
"紅玉鉱" キャシー:「じゅる…………」 今にも涎が零れ落ちそうになっている
”博覧鉱女”カウチマン:只人や圃人のような贅に工夫を凝らしたものとは違い、野性的で粗野、よく言えば豪快な料理が多い。
”海の指”ヴェドラ:「すっ……げえ!」
”海の指”ヴェドラ:「これも全部カウチマンで作ったのかよ?」
”博覧鉱女”カウチマン:「当然だ」眼鏡を上げる。「地元住民の生活に入り込むには、衣食住を便利にしてやるのが最優先だからな」
"赤帽子"ナナ:「凄いですねー! 豪華!」
"赤帽子"ナナ:夢に見たようなごちそうの山にはしゃいでいる
”雪読み”ヘイダロフ:「ぐァつ ぐァつ」一心不乱に肉にかぶりついている。
”博覧鉱女”カウチマン:「彼の”雪読み”がここまで俗世に塗れた人物だとは考えていなかったが」
“放蕩闇人”ルー:「作品と人格は別ってこったろ。よくある話じゃないか?」
”博覧鉱女”カウチマン:「ともあれ、君たちは我々の発布した託宣を完遂してくれたわけだ。改めて礼を言おう」
"赤帽子"ナナ:(凄い食べてる、こっちも食べていいのかな……?)なにせ作法など全くわからないので
"紅玉鉱" キャシー:「ふん、アタシの手にかかれば当然よ」
"紅玉鉱" キャシー:「……あっ、ちょっと! その肉はアタシが様子を見てたのに!」
”海の指”ヴェドラ:「食っちまえよ。ここじゃ礼儀は気にしなくて良い」ナナの更に熱々の肉の塊を盛ってやる。
"紅玉鉱" キャシー:眼の前の肉を掻っ攫われてきーっと威嚇する
”海の指”ヴェドラ:「な?」キャシーの方を見て。
"紅玉鉱" キャシー:「食べなきゃ無くなるわよ!」
"赤帽子"ナナ:「あわっ、ありがとうございます! キャシー先輩! ヴェドラ先輩!」
“放蕩闇人”ルー:「だね。食べざかりが多そうだ」
“放蕩闇人”ルー:温めた果実酒に香辛料を一振り。ちびりちびりと口にしている。
"赤帽子"ナナ:肉をフォークで突き刺し、迷いなく口に運ぶ
”雪読み”ヘイダロフ:「その通りだ赤帽子の君!素朴は美徳だが私は野薔薇が華麗に咲き誇る瞬間も見てみたい!」
”博覧鉱女”カウチマン:「ははは。彼が何を言っているのか本当に解らない」
“放蕩闇人”ルー:「いい食べっぷりだねぇ」
"赤帽子"ナナ:「____!」噛むたび溢れ出る肉汁とソースの組み合わせは絶品であり、粗暴な中に絶妙なハーモニーを奏でていた
“放蕩闇人”ルー:笑顔で肉を頬張るナナちゃんをほほえましく見ている。
"赤帽子"ナナ:「は、はい! 美味しいです! こんなのはじめてです!」一心不乱に肉に噛り付いている
”海の指”ヴェドラ:「へへへ。ナナ、食べっぷりいいな。今度アールマスの良い店紹介するよ」
”博覧鉱女”カウチマン:「歓談も良いけれどさ」すっと上品な仕草で、肉にナイフを通す。「そろそろ本題に入ろうか」
“放蕩闇人”ルー:「おっと。先にそっちを済ませといた方がかもしれないね、確かに」
“放蕩闇人”ルー:その方が、ナナやヴェドラも憂いなく食べれるだろう。
“放蕩闇人”ルー:キャシーは──たぶん気にせず食べるだろうが。
"紅玉鉱" キャシー:「そうよ、聞き出す前に酒に酔って寝られたりしたらたまったもんじゃないわ」
"赤帽子"ナナ:「ええっ!? それは……楽しみにしてます!」ヴェドラの言葉に、目を輝かせる
"紅玉鉱" キャシー:意外にも所作は器用に丁寧に、肉を切り分けては口元に運んで食べている
”博覧鉱女”カウチマン:「”裏切者”はなぜ裏切ったのか。あの後聞いてみたよ。やはりと言うべきか、予想通りだった」
“放蕩闇人”ルー:「いいのかい、聞かせてもらって?」
”博覧鉱女”カウチマン:「構わないさ。どうせ近々……」そこまで呟いて、口を噤む。「彼らはアスラ=ワカンの信者となっていた」
"赤帽子"ナナ:一心不乱に肉を食べている
”博覧鉱女”カウチマン:「”雪読み”ヘイダロフが残したとされる伝承の一つ。『入り江の民』が持ち込んだとされる、光の蛇の姿を持つ神」
"紅玉鉱" キャシー:「さっき言い掛けてたやつ」
“放蕩闇人”ルー:「神さんと来たかい。こいつぁ大仰さね」
”雪読み”ヘイダロフ:「ほう!私が残したアスラ=ワカンの詩を知っているとは、中々見所のある小娘だ」
"紅玉鉱" キャシー:「えーと、この辺りで信仰されてる……なんだっけ、そう、"極夜神"。あれとはまた別物なの?」
”雪読み”ヘイダロフ:ぽろロン、とリュートを鳴らす。
“放蕩闇人”ルー:ちびり──と、果実酒で唇を湿らせる。
”雪読み”ヘイダロフ:「♪おお 光と翼の蛇 光輝と海と略奪のあるじよ」
”雪読み”ヘイダロフ:「♪翼はためけば 瞳の奥に飛び去り 魂を貪婪せし者よ」
”雪読み”ヘイダロフ:アスラ=ワカンは、入り江の民の間で信仰されている、略奪と航海、そして意識の神。
”雪読み”ヘイダロフ:たびたびノールベイトに侵攻してくる『入り江の民』の伝承はノールベイトに流入し、
”雪読み”ヘイダロフ:いつしかノールベイトでもアスラ=ワカンが信じられるようになったのだと言います。
”雪読み”ヘイダロフ:「ただ……」一曲歌い終わったあと、汗を拭って首を振る。
”雪読み”ヘイダロフ:「あれを君たちの呼ぶ”極夜神”や、そのほかの神格と同じように考えない方がいい」
“放蕩闇人”ルー:「そうなのかい?」
”雪読み”ヘイダロフ:「邪神や魔神、外なる神の類だ。根本的な信仰体系が違う」
“放蕩闇人”ルー:“極夜”に“極光”。
“放蕩闇人”ルー:対に思える異名を冠する神二柱。
“放蕩闇人”ルー:同種の存在と考えていたが──
"赤帽子"ナナ:「邪神!? ですか?」
”雪読み”ヘイダロフ:「アスラ=ワカンは、略奪の神だ。他人から奪い、収益を最大化するための力を信徒に授ける」
”雪読み”ヘイダロフ:「その証が焦痕だ。アスラ=ワカンに魅入られた者は、皆目の奥に狂おしい光を宿す」
”雪読み”ヘイダロフ:「見覚えはないか?」
"赤帽子"ナナ:「それはたしかに……良くない神様、なんですかね?」
"赤帽子"ナナ:「あっ」
"赤帽子"ナナ:「あの時の……」
“放蕩闇人”ルー:「ああ──」
“放蕩闇人”ルー:「『爛れた』──ってのはそいつかい?」
"紅玉鉱" キャシー:「正気にしては覚悟が決まり過ぎてると思ってたけど、そういうこと?」
”雪読み”ヘイダロフ:頷く。
”雪読み”ヘイダロフ:「経路は不明だが、この”会社”という組織形態はアスラ=ワカンと相性が悪すぎる。いや、良すぎると言った方が良いか」
”雪読み”ヘイダロフ:「互助ではなく、利益を最大化するために自らを駆動させる組織だったか。まさしく彼の略奪の神にとっては格好の獲物だろうよ」
”博覧鉱女”カウチマン:「色々言ってくれたけれど」煙管で机をとんとんと叩く。「つまり、がめつい奴ほど気を付けろってこと?」
“放蕩闇人”ルー:「親の総獲りしか頭にないやつは、要注意ってやつかねぇ?」
"赤帽子"ナナ:「怖い相手ですね……」とはいえ、自分もストリート時代だったら"良い信者"だっただろう
”雪読み”ヘイダロフ:「それだけではない。冒険者や原住民であっても、欲深いものや、自らの欲望を第一とする者には容赦なくアスラ=ワカンの魔の手が迫るだろう」
”雪読み”ヘイダロフ:「だが、結局のところ。一番の謎は――」
”雪読み”ヘイダロフ:ぽろろん、とリュートをつま弾く。
”雪読み”ヘイダロフ:「誰も、アスラ=ワカンの御姿を見ていないということだ」
”雪読み”ヘイダロフ:「彼の蛇は意識を泳ぎ、信徒に呼びかけるそうだ。奪え、征服せよと」
”雪読み”ヘイダロフ:「そのような神を、果たしてどのように打ち倒すというのか」
"紅玉鉱" キャシー:「ふぅん……それで信じちゃうなんて、と言うには簡単だけど」
"赤帽子"ナナ:「意識を……夢に見るとかそんな感じですかね……」
"紅玉鉱" キャシー:「そういうものなのよね、"外なる神"って」
“放蕩闇人”ルー:「やっかいだねぇ。まるでどこぞの覚知神だ」
"紅玉鉱" キャシー:「自分たちがおかしなことをやってるなんて、思ってないのよ。それが邪神の干渉の怖さ」
"紅玉鉱" キャシー:「人間の意識の弱いところだけじゃなくて、正義感とか。そういうところだって、付け込まれる理由になるんだから」
”海の指”ヴェドラ:「……オレの知り合いも、覚知神に唆されたことをめちゃくちゃ後悔してたな」
”博覧鉱女”カウチマン:「よろしい。”極光”アスラ=ワカンのことは十全に理解できた」
“放蕩闇人”ルー:「こわいこわい──」肩をすくめ、良い感じに焼けた肉を各人に取り分ける。
“放蕩闇人”ルー:「こわいんで、取り込まれないよう皆に施しとこうかね」
”海の指”ヴェドラ:「アスラ=ワカンは」ルーの分けてくれた肉をつまむ。「皆で焼肉やったことねーんだな。へへへ」
”博覧鉱女”カウチマン:「だが」変わらない声色で、淡々と告げる。「このノールベイトに座すのは、アスラ=ワカンだけではない」
”博覧鉱女”カウチマン:「違うか?」
”雪読み”ヘイダロフ:溜息を吐く。
”雪読み”ヘイダロフ:「開拓者……ああ、羅針団と言ったか」
”雪読み”ヘイダロフ:「ノールベイトには、あまりに多くの強大な存在が棲む」
”雪読み”ヘイダロフ:「羅針団は彼らの力を真心なきものに使われることを危惧し、彼らの存在そのものを凍土に隠した」
”雪読み”ヘイダロフ:「故に称して凍結禁忌」
“放蕩闇人”ルー:「凍結禁忌?」
”雪読み”ヘイダロフ:「この北方氷原に潜む、財宝であり災厄の名だ」
"紅玉鉱" キャシー:「財宝で災厄って……どっちなのよ」
"赤帽子"ナナ:「どっちにもなっちゃう可能性がある、ってことですか?」
”雪読み”ヘイダロフ:「どちらもだ。彼らを打ち倒せば、途方もない知識か、力か、財宝か、名声か……いずれかに近付くだろう。英雄と呼ばれる存在にな」
”雪読み”ヘイダロフ:「だがそれは時として、過ぎた力にもなる」
”雪読み”ヘイダロフ:「例えばアスラ=ワカンと、最近アールマスで動きが活発だという竜信仰の教団が出会ったらどうなる?」
”雪読み”ヘイダロフ:「どう考えても、良いことは一つもない」
“放蕩闇人”ルー:「ぞっとしないねぇ」
"赤帽子"ナナ:「嫌な組み合わせですね……」
”海の指”ヴェドラ:「……だから、怖いものは全部氷の下に埋めて、なかったことにしようって?」
”雪読み”ヘイダロフ:「彼らの言い分では、そうなる」
“放蕩闇人”ルー:「──で、そいつを把握したいって訳だ、アンタは?」
“放蕩闇人”ルー:依頼主に目を向ける。
”博覧鉱女”カウチマン:「彼らの言い分は矛盾しているとは思わないか?」
”博覧鉱女”カウチマン:「開拓を謳っておきながら、その一方で制御できない危機に瀕しては存在をひた隠す」
”博覧鉱女”カウチマン:「無責任だ。一度ノールベイトという土地を拓くと決めたのならば、住民の暮らしを蹂躙する覚悟を持っているのであれば」
”博覧鉱女”カウチマン:肉にナイフを突き立てる。
”博覧鉱女”カウチマン:「我々ならば、必ずやる」
"赤帽子"ナナ:「……」
”博覧鉱女”カウチマン:「……だが」
”博覧鉱女”カウチマン:「このノールベイトという土地の主人公は、恐らく私ではなく」
”博覧鉱女”カウチマン:「実際に依頼を受け、考え、行動する君たちだ」
”博覧鉱女”カウチマン:煙を吐き出し、腕を組む。
”博覧鉱女”カウチマン:「教えてくれ。凍結禁忌は明かされるべきだと思うか?」
”博覧鉱女”カウチマン:「それとも、いつ起爆するかも分からない火の秘薬を凍土の中に抱え込んでおくべきなのか?」
”博覧鉱女”カウチマン:「ヘイダロフを奪還し、秘密に近付く資格を得た――ほかでもない、君たちの意見が聞きたい」
"紅玉鉱" キャシー:「急に言われても困るわよ、そんなこと……」 困ったように眉根を寄せる
"紅玉鉱" キャシー:「……まあ、でも、あれでしょ。そのまま放っておいたら、いずれ『良くないこと』が起こる」
"紅玉鉱" キャシー:「そう、カウチマンさんは睨んでるわけ。そうよね?」
”博覧鉱女”カウチマン:「『良くないこと』が起こり始めているのは、各所からの報告から確かだ」
"紅玉鉱" キャシー:「それなら、こちらから能動的に挑んで、その本質を明かしてしまうべき。ってことよね」
”海の指”ヴェドラ:「……」”鱗”に遭遇した張本人は、静かに腕を組んでいる。他の三人の意見を聞くつもりなのだろう。
”博覧鉱女”カウチマン:「その通りだ。現状の羅針団の姿勢は、消極的に過ぎる」
“放蕩闇人”ルー:「開拓の良し悪しに関しちゃ門外漢、口を挟めるほど偉かあないよ。ただ──」
“放蕩闇人”ルー:一旦言葉を切り、黒い果実をひとつ口に放る。
“放蕩闇人”ルー:「ただ、財宝だろうが災厄だろうが」
“放蕩闇人”ルー:「秘密なんてのは、どうやったっていつかは明かされるもんさ。必ずね」
“放蕩闇人”ルー:やれやれと肩をすくめ──
“放蕩闇人”ルー:「現にこうやって、アタシらに知られてる」
”雪読み”ヘイダロフ:「箴言だな」小さく呟く。
"赤帽子"ナナ:「アタシは……」
"赤帽子"ナナ:「向き合うべきだと思います」
"赤帽子"ナナ:「関わってしまった以上、責任ってやつがあると思いますし」
”博覧鉱女”カウチマン:「ほう」
"赤帽子"ナナ:「それ以上に」
"赤帽子"ナナ:「何もわからないまま理不尽に蹂躙されるなんて事」
"赤帽子"ナナ:「許しちゃいけないと思いますから」
"赤帽子"ナナ:「私たちには力があります、それは一人一人は小さなもので」
"赤帽子"ナナ:「この広いノールベイトの全てを暴くなんて、とてもできる事じゃないけど」
"赤帽子"ナナ:「その手の中に、答えはある」
"赤帽子"ナナ:「たしかに存在すると思いたいんです」
"赤帽子"ナナ:「だってそうじゃないと____何も救われなさすぎるじゃないですか」
”博覧鉱女”カウチマン:「なるほど」ぽつりと呟く。「く、くくくく」
”博覧鉱女”カウチマン:「くくくくく。はははははは!!」
”博覧鉱女”カウチマン:「気に入った」
“放蕩闇人”ルー:「笑うとこかい?」言いながら、自身も頬が緩んでいる。
"紅玉鉱" キャシー:「物語の主人公みたいなこと言うのね」
"赤帽子"ナナ:「お、おかしかったですかね……!?」
"赤帽子"ナナ:「そんな、主人公なんて」
”博覧鉱女”カウチマン:「おかしいさ。自分の力で、何かを掴み取れないことが許せない。そう君は言ったんだ」
”博覧鉱女”カウチマン:「だが、世界を変える人間は得てしておかしくあるべきだ」頭をとんとん、と指さす。
”博覧鉱女”カウチマン:「喜べ、赤帽子のお嬢さん。どうやら私と君は同種らしい」
"赤帽子"ナナ:「え、えっと……ありがとうございます?」
“放蕩闇人”ルー:「だねぇ、まぎれもなく主人公の一人さ。ナナは」
"赤帽子"ナナ:「私はただの祈る者ですけどね……きっと先輩たちの教えのおかげです!」
“放蕩闇人”ルー:再び杯を口に運ぶ。実に酒が美味くなる啖呵だった。
”海の指”ヴェドラ:「なら、オレは――」
”博覧鉱女”カウチマン:「君は良い。答えが解り切っている問題には興味が湧かない性質なんだ」
”海の指”ヴェドラ:「はぁ!?」
”博覧鉱女”カウチマン:「キャシー」向き直る。「良い取引相手を連れて来たな」
"紅玉鉱" キャシー:「ふ、ふふ。そう?」
"紅玉鉱" キャシー:「なら……絶対、その──凍結禁忌だっけ? その案件が出てきたら、アタシに回してよね!」
"赤帽子"ナナ:目を白黒させている
"紅玉鉱" キャシー:「だって、名声を上げるまたとない機会じゃない。そんな封じられた災厄に対処したなんて、ノールベイト中……或いはその他の街にだって、名が売れるに決まってるわ!」
”博覧鉱女”カウチマン:「なら、もっと腕を上げると良い。我が社が回した託宣のせいで冒険者が死んだとなれば、公社の名声に傷が付くからな」くつくつと笑う。
”博覧鉱女”カウチマン:「今後とも良い取引を、お嬢さん」
"紅玉鉱" キャシー:「あったりまえよ! 何が来たって、"紅玉鉱"の手に掛かればなんてことないんだから」
”博覧鉱女”カウチマン:「いずれ君の望む”対価”に手が届くことを願っているよ」
“放蕩闇人”ルー:「厄災はともかく、財宝ってのはアタシも気になるねぇ」
“放蕩闇人”ルー:嘯きながら笑う。
“放蕩闇人”ルー:そうした存在なら、あいつらが引き寄せられる可能性も高い。
“放蕩闇人”ルー:「声をかけてもらえるよう、励むとするかね」
”博覧鉱女”カウチマン:「やはり君が一番解らないな。闇人との取引は難しい」
”博覧鉱女”カウチマン:「だが、一つだけ言えることがあるとするなら――地上に出て来る闇人は、大抵どこか変わっていて」
”博覧鉱女”カウチマン:「総じてお人好しが多い」
”博覧鉱女”カウチマン:それだけを言って、卓を立つ。
“放蕩闇人”ルー:「はは、変人が多いのは間違いないさね」
“放蕩闇人”ルー:唄う闇人にちらりと視線を向け、苦笑する。
”博覧鉱女”カウチマン:「久しぶりに良い酒が飲めた。報酬は経理を通じて清算させよう……今後ともカウチマン商会をご贔屓に」
"赤帽子"ナナ:「私も! 機会があれば是非お願いします!」
"赤帽子"ナナ:立ち去るカウチマンに向けて
"赤帽子"ナナ:「こちらこそ、よろしくお願いします! 色々ありがとうございました!」
"赤帽子"ナナ:そう言って頭を下げて
"赤帽子"ナナ:ふぅ、と緊張気味だった心臓を息を吸って吐いて落ち着かせる。
"赤帽子"ナナ:(このノールベイトは、決して平穏な無地のキャンバスなんかじゃない)
"赤帽子"ナナ:(白い大地の下で、善悪問わず様々な人や物が生きる、場所なんだ)
"赤帽子"ナナ:(それでも……ううん、だからこそ)
"赤帽子"ナナ:(楽しい冒険に巡り合える場所でもある)
"赤帽子"ナナ:だから
"赤帽子"ナナ:「___今回も、楽しい冒険だったな」
"赤帽子"ナナ:そう言って、残った肉に手を付けるのだった
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リザルト
◇凍結されし禁忌
・場所:北方氷原ノールベイト:紫の晶洞
・依頼人:栄えあるカウチマン開拓公社
・依頼内容:ノールベイト羅針団秘匿事項の調査任務とでも言っておこう。
・報酬:ふむ……20枚ほどかな。等級に応じてボーナスも出そう。端金とは言うまい?
・備考:鋼鉄等級以上の冒険者が相応しいだろう。
防寒対策を怠る愚か者は存在しないと思うがね。
【QUEST CLEAR】
GM:では、報酬の清算に移ります。
“放蕩闇人”ルー:うおー!
GM:まずは経験点を1000+250点、成長点を3点。
GM:また、銀貨をそれぞれ20+鋼鉄等級の15枚、占めて35枚!
"紅玉鉱" キャシー:あとは聖印? 売却するならそれくらいかな
GM:遠耳の貝殻は返却!聖印は売却するなり好きにしな!
“放蕩闇人”ルー:かな
“放蕩闇人”ルー:生き工兵ゲットによる特別ボーナスとかないですか?W
GM:50枚の3割だから13枚を3人で山分けかな~
GM:じゃあ生き工兵ゲットでカウチマンから感謝金が銀貨2枚分出るので
GM:それで13+2=15で5枚ずつ山分けして貰うのはどうでしょう
"紅玉鉱" キャシー:ヤッタネ
“放蕩闇人”ルー:ヤッター
GM:では最終的に全員40枚貰ってフィニッシュ!
"赤帽子"ナナ:ワーイ
"赤帽子"ナナ:40枚で! フィニッシュ!
“放蕩闇人”ルー:ごっつあん!
GM:では消費した携帯食料も補充されるぜ 現物支給
“放蕩闇人”ルー:経験点1250 成長点3 40銀貨
“放蕩闇人”ルー:(ほくほく
GM:では、これにて◇『凍結されし禁忌・前編』全工程を終了します!お疲れ様でした!
“放蕩闇人”ルー:あ、そうだ。手当道具買いなおさないとだな。
"赤帽子"ナナ:お疲れ様でしたー!
“放蕩闇人”ルー:おつかれさまでしたー
"紅玉鉱" キャシー:お疲れ様でした!
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本作は「グループSNE」「SBクリエイティブ株式会社」「蝸牛くも」が権利を有する『ゴブリンスレイヤーTRPG』の二次創作物です。
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