【凶獣戯画】(GM:鶏鍋)


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GM:じゃあパーソナルを知っている猫柳さんに個別でOPしましょうか
GM:【OP1 猫柳麻子】


猫柳麻子http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY64S0uAIM
猫柳麻子:12支部のイリーガル猫女子高生殺人鬼、猫柳麻子です。
猫柳麻子:胡乱な口調と低い身長と豊満な肉体がトレードマーク!
猫柳麻子:昼は女子高生、夜は殺人鬼の二重生活を気ままに過ごしています。
猫柳麻子:現在はUGNイリーガルとして依頼を受けてジャームを狩る日々!
猫柳麻子:性能は白兵で殴る。紡ぎでダイス支援する。以上だ!
猫柳麻子:皆さんと仲良くしていきたいニャ~。よろしくお願いします!
GM:登場ダイスをどうぞ
猫柳麻子:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 7[7]+32 → 39


GM:星辰館高校近隣のコーヒーチェーン店。
GM:あなたは、イリーガルとUGNとの折衝役を務めるエージェントに呼び出されてこの場所にいます。
GM:とはいえ、特段急務があったり、というお話ではありません。
GM:何かイリーガルとしての活動の中に支障はないか、とか、悩みはないかとか。
GM:ストレスチェックを兼ねた定期面談のようなものです。
猫柳麻子:がつがつとサンドイッチを食べている。
瀧 修輔:「どうでしょう、猫柳さん。最近日常生活の方は」
猫柳麻子:あまり行儀はよくない。食欲のまま齧り付いているような食べ方だ。
猫柳麻子:「んぐっ」
猫柳麻子:サンドイッチをよく噛んで嚥下する。
猫柳麻子:こくりと形の良い咽喉が上下する。
猫柳麻子:「問題ないぞ。実に楽しい。放し飼いというのは実に過ごしやすいナ。」
猫柳麻子:口の端に付いたソースを指で掬い取り、ぺろりと舐める。
瀧 修輔:「そうですか」
GM:エージェントの男は変わらず無表情のままだが、その声色にはどこか安堵のようなものが含まれている。
猫柳麻子:口の端をなぞった舌が淡いピンクの唇を濡らす様子はどこか扇情的でもある。
瀧 修輔:「12地区での活動を始め、猫柳さんは特に最近ハードワークでしたから」
瀧 修輔:「貴方自身に宿った因子のことがあるにしても、危険が多い場所というのは必然、レネゲイドにも心身にもかかる負荷が大きい」
瀧 修輔:「ですので、ご健勝であれば。それは何よりです」
GM:何度目かになるシュークリームを頬張りながら、変わらず仏頂面で。
瀧 修輔:「ああ、それと。これは現在、イリーガルの皆さんに注意喚起をしているのですが」
GM:そう言って、一枚のファイルをビジネスバッグから取り出す。
猫柳麻子:「注意喚起?」
猫柳麻子:ぐい、と身を乗り出して取り出されたファイルを覗く。
瀧 修輔:「ええ。猫柳さんは戦闘型ですが、そうではないイリーガルやチルドレンの方もいますから」
瀧 修輔:「ですので、そういった能力の方を含めて、皆さんに警告しているのです。要注意人物が目撃された時に」
GM:ファイルの中には数点の写真。
GM:いずれも、身の丈180cmほどある大柄な巨漢が映し出されている。見るからに粗野な印象の人物だ。
GM:どの写真も戦闘行為の最中にあるもののようだが……そのすべてが、思わず目を覆いたくなるような凄惨な光景である。
瀧 修輔:「すいません。食事中にお見せするようなものではないのですが」僅かに眉がハの字に下がる。
猫柳麻子:「ふーむ。」構わず写真に見入る。
猫柳麻子:時折サンドイッチを口に運びつつ、男の手口や特徴を確認する。
瀧 修輔:「〝ヴォルフ〟と名乗っていることで知られている男です」
瀧 修輔:「職業は賞金稼ぎ……ですが、彼自身にも莫大な賞金が掛けられています」
猫柳麻子:「ジェヴォーダンの次はロボと来たか。また次はバスカヴィルかナ?」
瀧 修輔:「危険な獣、という意味では、以前対峙したというジャームや、イペラゴラとも大差ない、と言えるかも知れません」
瀧 修輔:「どういうわけか、彼が今、この街で活動しているところが目撃されています」
瀧 修輔:「……危険な存在です。できれば、あまり近づかないように」
瀧 修輔:「もし見かけても、その場合は即座に離れて、エージェントに連絡していただけると、幸いです」
猫柳麻子:「ンニヒヒ。アタシに注意喚起したのは間違いだったナ。」
猫柳麻子:「獲物を前にして我慢できるほど人(ネコ)が出来ていると思うか?」
猫柳麻子:「連絡はするが、」サンドイッチを頬張る「一枚噛ませてもらうぞ。」
瀧 修輔:「………どうやら、そのようですね」間違いだった、との言葉に静かに目を瞑って。
猫柳麻子:「どうしても止めたければ、」すっとまた身を乗り出して
猫柳麻子:白い首を晒す
猫柳麻子:「首輪でも付けるがいい。鈴の付いたやつをナ。」
猫柳麻子:妖しく微笑む。

GM:シーンカット。ロイスのみ取得可能
猫柳麻子:ロイスはヴォルフに興味/○殺意
猫柳麻子:以上!

GM:【OP2】
GM:左文字勇斗・帯刀 奏
GM:登場ダイスをどうぞ
帯刀 奏:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 4[4]+40 → 44

左文字勇斗:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 5[5]+45 → 50




左文字勇斗http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjrrMuAIM
左文字勇斗:「第十支部所属『天下布武』左文字勇斗だ、よろしくな」
左文字勇斗:チルドレンからの叩き上げエージェントにして現役高校生。進学希望。
左文字勇斗:遺産『黒染』の保持者で、面倒見の良い気さくな面と、ベテランに相応しい鋭利な判断力を併せ持つ。
左文字勇斗:ミドルにおいては無業の影で各種判定を、
左文字勇斗:戦闘に関しては80%以上のカウンターで相手の攻撃を潰したりできます。
左文字勇斗:シンドロームはノイマン/ウロボロス
左文字勇斗:ロイス関係は――
左文字勇斗:Dロイス №98【遺産保持者】
左文字勇斗:未完の支部長【阿久津数馬@○誠意/不安】
左文字勇斗:戦友【黒瀬直@○信頼/驚異】
左文字勇斗:こんな感じです。<自己紹介

帯刀 奏:はい、では続いて。


帯刀 奏:「かなで。たてわき、かなでともうします」
帯刀 奏:「おしえてください。わたくしは、なにをきればよいのでしょう」
帯刀 奏:第12支部所属のチルドレン。刀剣を用いた白兵戦、特に速さに重点を置いた剣技に長ける。
帯刀 奏:自我が希薄と評されるレベルで、命令には忠実に従う。
帯刀 奏:…が、友人や家族(と認識するUGNの仲間)の危機には我が身を顧みず行動する一面も持つ。
帯刀 奏:ミドルでは特筆すべきことはなく、戦闘では《スピードスター》絡みの一発屋です。
帯刀 奏:シンドロームはノイマン/ハヌマーン。Dロイス:神速の担い手を所持。
帯刀 奏:以上です。よろしくお願いします。
帯刀 奏:あ、シートはこちらで! http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7tv_qAEM


GM:君たちは現在、任務により一人のオーヴァード犯罪者を追っています。
GM:犯罪者の名前は〝スナブノーズ〟。FH所属のエージェントで、違法銃器の密売をしていた、と目されています。
〝スナブノーズ〟:「ハァッ、ハァッ、ハァッ!しつこいガキどもめ!」
GM:〝スナブノーズ〟は君たちから必死に逃げながら、手にした銃に弾を込めています。
GM:勿論、犯罪者の逮捕は君たちの仕事である。それがオーヴァードであれば尚更。
GM:ただ、今回はそれ以上にこんな小物も急いで確保しなくてはいけない理由が、君たちにはある。
GM:〝ヴォルフ〟と呼ばれる賞金稼ぎが、この街に侵入しているためだ。
左文字勇斗:「そりゃこっちの台詞だ。いい加減諦めてくれっと助かるんだがな」
帯刀 奏:「はい。たいせつなおしごとですので。……勇斗さま。援護、おねがいいたします」
GM:君たちの聞くところによると、〝ヴォルフ〟は危険な賞金稼ぎであり、標的を捕まえる為に手段を選ぶという。
左文字勇斗:「おう! んじゃフォワードは任せるぜ、奏!」
GM:……必ず、被害が甚大になるような派手な手段を選ぶのだ。
帯刀 奏:そう告げて、タン、と軽く足音を立てて。地面、建物の壁、その他あらゆるものを足場として距離を詰める。
左文字勇斗:墨染を伸長させ、奏の姿をスナブノーズから覆い隠すように展開させる。
〝スナブノーズ〟:「チィーッ!」〝スナブノーズ〟が銃口を左門字くんに差し向ける。
左文字勇斗:「おっと、そいつもごめんだ!」
左文字勇斗:更に墨染が広がり。自身と射線の間に割り込み狙いを付けさせない。
帯刀 奏:自分を包むように、そして射線上に広げられた黒い布をかいくぐるように。
帯刀 奏:”スナブノーズ”の腕目掛け、剣閃が奔る。
〝スナブノーズ〟:「ぐああっ!」腕が切り裂かれ、銃弾はあらぬ方向へ放たれる。
左文字勇斗:「玩具も取り上げさせてもらうぜ。念の為な」
左文字勇斗:鞭のようにしなった墨染が、切り裂かれた腕からこぼれた拳銃を巻き取り奪い取る。
〝スナブノーズ〟:「腕があ!ぐ……くそ!ガキども!俺のバックに誰が居るのかわかってんのか!?」
帯刀 奏:「いいえ。ですが、それを知るのも、わたくしたちのおしごとです」
帯刀 奏:刃を振るい、展開された黒い布に合わせ、退路を的確に塞いでゆく。
左文字勇斗:「だとよ。確かに奏の方が年下だろうけどな、おっさんよりよほど論理的だぜ?」
〝スナブノーズ〟:「ハ!いいか、俺の上司はな───」
帯刀 奏:「……むだぐちを叩かず、おとなしくお縄を」
帯刀 奏:頂戴なさいませ、と告げようと─
GM:君たちが〝スナブノーズ〟を捕らえようとしたとき。
GM:ぎゅおおおおおおおおおおん、という空気を斬り裂く轟音が響いてくる。続いて、下卑た笑い声。
左文字勇斗:「奏!」警告を──
左文字勇斗:<謎の轟音
〝ヴォルフ〟:「マーダー・ターーーーイム!ハハハーーーーーーーッ!!!!」
GM:CLAAAAAAAAAASH!!!!!!
GM:頭上の雑居ビルに突き刺さるように、スカイキッド……を改造したらしき、威圧的なフォルムの飛行バイクが突き刺さる。
帯刀 奏:「……!」
左文字勇斗:墨染を自分と奏の周囲に高速展開させ、壊れたビルの破片を弾く。
GM:そのままどさり、と衝撃に任せて大柄な男が降ってくる。
帯刀 奏:ヴィークルの進路上から飛びのくも、一瞬間に合わず。弾き飛ばされ、展開されていた布で衝撃を殺し、意識を保つ。
帯刀 奏:「……なにもの、ですか」
〝ヴォルフ〟:「あー。ンー。ンー。ンー……?」
左文字勇斗:「──おいおい、飛び入りか?」
GM:キョロキョロと辺りを見回して、君たち二人を見て小首をかしげる。
〝ヴォルフ〟:「そりゃあこっちのセリフだ!なんだテメエら。誰に雇われてンだ?」
左文字勇斗:どこか気の抜ける態度にも、緊張を維持したまま対峙。
〝ヴォルフ〟:「こいつは俺の獲物だ。それを横取りしようってんじゃねえだろうな、ガキども」
左文字勇斗:「飛び入って来たのはおっさんだろ。ビジネスマナーとしても、そちらが先に名乗るってのが礼儀ってもんだぜ?」
帯刀 奏:「……”スナブノーズ”を助けに来た、というわけではないのですね。むしろ」
左文字勇斗:会話で自分に意識を向けさせ、ハンドサインで奏に下がるように指示を。
〝ヴォルフ〟:「ア?マナー?……礼儀だあ?」ゲエップ、と黄色い息を吐いて。
帯刀 奏:「……えもの。そう、よぶのなら」
〝ヴォルフ〟:「ハ!田舎モンが。このオレ様を知らねえで、獲物を横取りしようとしてたとはな!」
帯刀 奏:小さく頷き、半歩後退。今度は自分がバックアップへと。
〝ヴォルフ〟:「〝ヴォルフ〟様も舐められたモンだぜ。……おいおいおいおい」
左文字勇斗:ヴォルフ──
〝ヴォルフ〟:「ションベンくせえガキのなりして、物騒な奴らだな。オレ様とやろうってのか?」
左文字勇斗:ふむ、名前くらいは知ってたりしますでしょうか? この時点ではこちらは知らない形で?>GM
GM:いえ、通達されています。犯罪者を捕まえる為に被害を甚大にするので注意するように、と。
帯刀 奏:「……勇斗さま。わたくしたちのおしごとは、”スナブノーズ”の、捕縛です」
左文字勇斗:こくり、とうなずき。<スナブノーズの捕縛
左文字勇斗:ありがとうございます<通達されている
左文字勇斗:「ああ、あんたが『あの』ヴォルフさん」
帯刀 奏:はい、とこちらも頷いて。
〝ヴォルフ〟:「ハッ!今更気づいたか?相手が誰だかわかったんなら、とっとと消え失せな」
帯刀 奏:「それを、邪魔立てなさるというのであれば。きらねばなりません。……うわさどおりの、やり口であるなら」
左文字勇斗:「──がっかりだな。まさか口のくせえおっさんで、こっちが仕留めようとした獲物をかっさらいにきたハイエナヤロウだったとはね」これみよがしに、肩をすくめる。
〝ヴォルフ〟:「……ハ」
左文字勇斗:「通り名が泣くぜ?」
〝ヴォルフ〟:「ハハハ!ワッハハハハ!」
〝ヴォルフ〟:〝ヴォルフ〟は左門字くんの挑発に大笑を始める。そして。
〝ヴォルフ〟:「地獄に落ちな、────」
左文字勇斗:「願い下げだ、────」
〝ヴォルフ〟:とてもここには載せられないような口汚い罵り文句を放つと、弾丸じみた速度で左門字くんに掴みかかる
帯刀 奏:「勇斗さま……!」
帯刀 奏:そこに割り込もうと、一足で距離を詰めて斬りかかるが。
左文字勇斗:奏とは反対の方向にサイドステップ! 同時に黒染を盾状に展開して、その巨体を防ごうとする──が。
〝ヴォルフ〟:「ジャリはすっこんでろ!」腰からチェーン付き鈎ナイフを振り抜くと、奏目掛けて投擲する。
帯刀 奏:「ッ……!」
〝ヴォルフ〟:奏を鎖で絡め取ると、そのまま力任せに左門字くんに叩きつける!
帯刀 奏:弾ける。そう踏んで刀で迎撃するも、重さは想定以上で。
帯刀 奏:「ぁ……」
左文字勇斗:「うおっ──とうっ!?」
左文字勇斗:黒染の硬度を調整。限りなく柔らかくして衝撃を軽減して受け止める。が──
左文字勇斗:勢いを殺せず、そのまま共々壁に叩きつけられる!
〝スナブノーズ〟:(今が好機だ!)「あばよ!」
〝スナブノーズ〟:君たちの乱闘に隙を見出し、〝スナブノーズ〟は背を向けて再び走り去る。
〝ヴォルフ〟:「フゥーーーーーッ!ヘッ!ガキが大人に舐めた口を利くからこうなンだ!」
左文字勇斗:「ちっ!」一瞬だけそちらに目をやりますが、すぐに意識をヴォルフへ向けます。脅威度も優先度も、この男の方が高い。
〝ヴォルフ〟:懐からスキットルを出して酒を煽って一服すると。
〝ヴォルフ〟:「さあて、〝スナブノーズ〟ちゃんは……と」
〝ヴォルフ〟:「くそっ!テメエらが無駄な事させるから逃げちまってるじゃねえか!」
帯刀 奏:「……いんねんをつけてきたのは、あなたでしょう」
GM:鈎ナイフを振り回し、力任せに空中で挫傷する飛行マシンを引き寄せる。
帯刀 奏:布に支えられるようにして身を起こしながら、淡々と。
左文字勇斗:あ、では身体を起こそうとする奏ちゃんに対し、そうさせないように墨染で抑えつけたい。ここは奥義やられたフリでひとつ。
左文字勇斗:(ヴォルフには見えないよう、身を起こさせないように墨染で奏を後ろに引き寄せる)
帯刀 奏:「……むう」
帯刀 奏:布にやんわりと押さえつけられ、口も塞がれ、そのままずるずると。
〝ヴォルフ〟:「アア?ったく、しょうがねえな……FHの奴ら、ちゃんとカネは払うんだろうな……」
左文字勇斗:「そりゃこっちの台詞だ。これじゃ動きたくても動けねえ」
左文字勇斗:「さっさと行っちまえよ、おっさん」
〝ヴォルフ〟:では、奏の方を僅かに赤らんだ顔で見て、それから再度スキットルの中身を煽って、飲酒運転で飛行装置をかっ飛ばしていく。
GM:……奇妙なことになってしまったが、どうやら君たちはあの無法者よりも先に〝スナブノーズ〟を捕らえる必要が出てきたらしい。
左文字勇斗:立ち去ったのを確認してから、奏から墨染を解く。
帯刀 奏:「……もうしわけありません、勇斗さま。お手を、わずらわせました」
帯刀 奏:ぷは、と小さく息を吸い込んでから、そう謝罪する。
左文字勇斗:「ああ、いや。こっちこそわりい。ちと無警戒すぎたな」
左文字勇斗:「怪我ねえか?」
左文字勇斗:ぱんぱんっと、埃を払って立ち上がる。
帯刀 奏:「はい、わたくしはだいじょうぶです。……それより、おききになられましたか、勇斗さま」
帯刀 奏:改めて、ゆっくりと立ち上がりながら。
左文字勇斗:「なんか妙なこと言ってたな?」
帯刀 奏:「きゃつめは言いました。FHは報酬を支払うのか、と。……”スナブノーズ”も、FHの手の者です」
帯刀 奏:「よくある、セル同士のいざこざでしょうか。それとも……」
帯刀 奏:「なにか、あるのでしょうか」
左文字勇斗:しゅるしゅる──っと、墨染をスカーフ状にして。
左文字勇斗:「さてな、今んとこ解ってるのは──」
左文字勇斗:「──まだ勝負は始まったばかりってこった」不敵な笑いで応じて。

GM:OP終了。ロイス取得可能。
左文字勇斗:競争相手?【ヴォルフ@執着/○軽蔑】、後輩【帯刀奏@○庇護/不安】を取得します。5枠
帯刀 奏:”スナブノーズ”に【■執着/無関心】、左文字勇斗に【■信頼/隔意】で。

GM:【ミドルシーン1】
GM:全員登場
猫柳麻子:猫柳麻子の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:39->49)
GM:シーンプレイヤーは猫柳さん。猫柳さんが謎の飛行機械を見かけて追いかけていると、同じく飛行機械を追っている二人と遭遇します。
帯刀 奏:は、では登場ダイスを。
帯刀 奏:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 4[4]+44 → 48

左文字勇斗:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 3[3]+50 → 53


GM:じゃあ先に情報収集しちゃいましょうか
GM:使用技能:<情報:UGN>、<情報:裏社会>、<情報:警察>、<情報:web>
GM:目標値 :9
GM:プライズ:0/8
GM:シーン数:0/6
帯刀 奏:では、コネを起動しつつ情報:UGNで。
帯刀 奏:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 8[1,2,6,8]+1 → 9 → 成功

帯刀 奏:ギリギリ成功だけ。
左文字勇斗:コンセに無形
猫柳麻子:情報収集チーム起動。情報:裏社会の達成値に+2
猫柳麻子:《紡ぎの魔眼》使って振ります。
猫柳麻子:猫柳麻子の侵蝕率を+1した(侵蝕率:49->50)
左文字勇斗:侵食率を59に
猫柳麻子:エージェントツールで達成値+2だぞ!
猫柳麻子:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 8[2,3,4,5,8]+4 → 12

左文字勇斗:6dx7
DoubleCross : (6R10[7]) → 10[4,5,6,6,9,10]+10[5,10]+1[1] → 21

猫柳麻子:まあまあ
猫柳麻子:左文字くんすごーい!
GM:財産点投げ込んだりする人はいます?
左文字勇斗:よし、20超えたので3プライズ(`・ω・´)
帯刀 奏:ヒューッ
帯刀 奏:こちらは財産点/zeroなので…。
猫柳麻子:こちらも足りないので…
GM:では何もなければPP3/9です。やったぜ!
GM:情報公開
GM:2 〝スナブノーズ〟……N市で暗躍するFHエージェントの一人。と言えば聞こえはいいが、実際下っ端であり、能力値的にもミドルボス以下の性能。
GM:裏でギルドと密通し、セルに秘密の仕事として違法武器の密売を行っていたことが知られた為に、始末屋兼見せしめの手段として〝ヴォルフ〟を差し向けられている。
GM:現在わかる情報は以上!

GM:では、喫茶店で犯人の追跡を大胆にも通達した日の夜。
GM:猫柳さんは、夜の街をいつものように徘徊していると、空にキラリと光る一筋の飛来物を発見します。
猫柳麻子:「ンニ?」
猫柳麻子:猫のように不意に夜空を見上げる。
GM:アレはなんだ?鳥か?飛行機か?否───威圧的なフォルムの飛行機械は轟音を上げ、下卑た笑い声をあげる大男を運んでいる!
GM:男は周囲への被害などおかまいなしに飛行機械に搭載した機関銃を乱射しては哄笑を上げる。
GM:キミはその男が、昼間に写真で見た〝ヴォルフ〟と同一人物だと気づいてもいい。
猫柳麻子:「なるほど、夜の散歩(ノクターナ)るのは正解だったらしい。」
猫柳麻子:「獣はみな月と夜闇と迷い込んだ獲物が好きなのだナ。」
猫柳麻子:足を速める。うなじで束ねた髪が、猫の尻尾のように揺れる。
猫柳麻子:走り出した獣は獲物を見つけるまで止まらない。
左文字勇斗:では飛翔体より遅れること数瞬──
左文字勇斗:「待ちやがれってんだ!」
左文字勇斗:紐状に限界まで細くした墨染をビル壁面へと伸ばし、振り子のように空中で自身をスイングさせて飛翔体へと追いすがる男が一人。
左文字勇斗:その首元には、少女が振り落とされないようにとしがみついています。
左文字勇斗:普段ならこんな目立つことはしない。
左文字勇斗:が、ここまで周囲を顧みない逃避行をされては、まずは追いつくことが最優先と判断しての行動。
帯刀 奏:「……まちやがれ、です」
帯刀 奏:きゅっと、首に抱き着くようにしがみついて。小さく、言葉を反芻する。
〝ヴォルフ〟:「しつけえガキどもだ」
左文字勇斗:「くそっ、完全に見誤った。バカっぽいおっさんだとは思ったが、まさかここまで見境ねえとは!」
〝ヴォルフ〟:「なあ、お嬢ちゃん!見てわかるだろ?オレ様は仕事中なんだ」
〝ヴォルフ〟:「どっかの馬鹿がテメエの上役に秘密で武器を売り捌いてて、その落とし前にオレ様を呼んだ。この辺全部、焼け野原にしなきゃいけねえんだわ!」
左文字勇斗:「なにが賞金稼ぎだ。ただの火付け盗賊の類じゃねえか。ふさげやがって!」
左文字勇斗:直線的に飛ぶ飛翔体と違って、左右へのスイングのためなかなか距離を詰めることができない。せめて何かに気を取られてくれれば──
猫柳麻子:走りながら鍵束を取り出し、《ポケットディメンジョン》へ突き入れる。
帯刀 奏:「……勇斗さま」
帯刀 奏:ちょいちょい、と。抱き着いている少年─少年と言っていい年のはずだ─の胸を、人差し指でつつく。
左文字勇斗:「悪い! けっこういっぱいいっぱいなんで何かあんなら手短にだ!」
猫柳麻子:ポケットディメンジョンの先は猫柳麻子の”殺人鬼”のキュマイラ因子が眠る異空間。
猫柳麻子:人はこう呼ぶ。殺人ホテル。
帯刀 奏:「はい。あれを」
左文字勇斗:「?」<あれ
帯刀 奏:眼下の路地。ある意味、とても目立つ風貌の少女を指さす。
左文字勇斗:「あれは──」人影に気づいて
猫柳麻子:casefile.331 ”明るい灯台守(ブライトハウス・ガード)”
猫柳麻子:18■■年から3年に渡って殺人を繰り返した男。
猫柳麻子:手口は人間を生きたまま火で焼くという残忍なもの。
猫柳麻子:船乗りたちは
猫柳麻子:自分たちの船が被害者を薪にして燃え上がった炎で導かれたことを知り、
猫柳麻子:裁判で声を上げて怒鳴ったという。
猫柳麻子:ヴォルフの進路を阻むように突如として20mほどの塔が現れる!
〝ヴォルフ〟:「なんだあ!?」
猫柳麻子:「なんだと問うたな?」灯台の上で笑う少女
猫柳麻子:「アタシは昼を生き夜に殺す。」
猫柳麻子:「みだりにみだらな殺人者(マーダラー)なのだナ。」
猫柳麻子:灯台の屋根を蹴り、衝突を回避するために減速した飛行機械に飛び掛かる。
〝ヴォルフ〟:「ハ!たまげたな」
〝ヴォルフ〟:「次から次にションベンくせえジャリが出たと思ったら、次は売女の登場かい!」
〝ヴォルフ〟:「呼んだ覚えはねえよ。チェンジだ」カウルに飛び掛った少女に向けて、散弾銃をぶっぱなす。
猫柳麻子:「つれないナ。アタシがイリーガル(バイト)だからか?少しくらい齧(バイト)ってもよかろうに。」
猫柳麻子:空中で猫のように姿勢制御。散弾を辛うじて躱す。
猫柳麻子:態勢を整えて手を伸ばすが、飛行機械には届かない。
〝ヴォルフ〟:軌道がそれて落ちていく少女を尻目に、葉巻を吹かすとアクセルを踏んで加速。
〝ヴォルフ〟:「ガキはガキ同士よろしくやってろや」
帯刀 奏:「勇斗さま……!」
左文字勇斗:「って、いろいろな意味でなんだそりゃー!」
左文字勇斗:強引に布を繰り、飛翔体を追う軌道から落下する少女へと向きを変えて──
左文字勇斗:がしっ──
左文字勇斗:左腕一本でがっちりと腰を抱えるようにしてキャッチ!
帯刀 奏:周囲の布に体重を預けるように、スペースを作るように身体をずらす。
左文字勇斗:「って、重──いや、重くはねえけど密度すげえ!」
猫柳麻子:「ンニ゛ッ!」
左文字勇斗:なんの密度かはともかく。
左文字勇斗:その少女を落とさないように、しっかりと自分の方へと抱き寄せて──
左文字勇斗:首筋に抱きつく少女にも、衝撃を与えないようにして──
猫柳麻子:「ンニャハハ。助かった助かった。」
帯刀 奏:「こんばんわ、麻子さま。おみごとです。おかげさまで」
左文字勇斗:「礼は後だ! 二人共舌噛むなよっ!」
左文字勇斗:軌道を変えた結果、迫りくる大地!
左文字勇斗:「んなくそぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
帯刀 奏:「おしごとを、つづけることができます。……もうしわけありませんが」
帯刀 奏:きゅっと少年の身体に抱き着く手に、力を込めながら。
帯刀 奏:「おつきあい、ねがいます」
帯刀 奏:目を、綴じる。
帯刀 奏:(閉じる)
猫柳麻子:「謝ることはない。好きで首と前足を突っ込んだことだ。」
猫柳麻子:左文字の身体を抱きしめる。
左文字勇斗:「だから黙ってろって!」
左文字勇斗:ガリガゴリガリゴリガリゴリガリゴリガリゴリっ!
左文字勇斗:最低限の減速を行い、アスファルトを削りながら両脚で踏ん張るようにして着地します。
左文字勇斗:………………
左文字勇斗:ペタン、とへたり込みますが。男の意地で少女二人の身体は地面につけさせません。
猫柳麻子:そのまま覆いかぶさるように力を抜く。
猫柳麻子:左文字の胸板で豊満な胸がむに、と変形する。
猫柳麻子:「素晴らしい着地だナ。10.0だ。」
帯刀 奏:猫柳さんに並ぶように、同じように、胸板の上で。
帯刀 奏:「はい。かんぺきです、勇斗さま」
帯刀 奏:こちらは、特に押し当てるようなものはないけれど。
左文字勇斗:『色々とすごい密度だった』左文字勇斗は親しい人間に後日そうもらしたとかなんとか。

GM:シーン終了
猫柳麻子:ロイスは保留
帯刀 奏:猫柳麻子に【■仲間意識/脅威】で。
猫柳麻子:購入は大槌!《紡ぎの魔眼》とエージェントツール使用して判定!
帯刀 奏:購入はボディアーマーを狙っておきましょう。
帯刀 奏:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 9[3,9]+1 → 10 → 失敗

左文字勇斗:通りすがりのイリーガル【猫柳麻子@興味/○驚異】
帯刀 奏:グワーッ
猫柳麻子:5dx+5>=14
DoubleCross : (5R10+5[10]>=14) → 10[2,4,6,6,10]+8[8]+5 → 23 → 成功

猫柳麻子:成功!装備!
左文字勇斗:ボデマを
左文字勇斗:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 10[10]+2[2]+1 → 13

左文字勇斗:回った!
左文字勇斗:んじゃ奏ちゃんにパス<ボデマ
帯刀 奏:ありがたや!

GM:【ミドルシーン2】
GM:シーンプレイヤー 帯刀 奏(ほか二名登場可能)
GM:どんどんリサーチ回していこっ
左文字勇斗:1d10+59 登場ー
DoubleCross : (1D10+59) → 9[9]+59 → 68

猫柳麻子:出!
猫柳麻子:猫柳麻子の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:51->54)
帯刀 奏:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 2[2]+48 → 50

帯刀 奏:低空飛行…
GM:リサーチ技能がこのシーンで変化します。
左文字勇斗:ふむふむ
GM:このシーンは、〝ヴォルフ〟が飛行バイクから妨害攻撃をしてくるので、それを皆で防いだり、避けて貰ったりしつつ追跡してもらいます
GM:なので
帯刀 奏:なん…だと…
GM:<白兵><射撃><RC><回避>での判定になります。エフェクトの組み合わせも可能
猫柳麻子:よっしゃ!派手にやるぜ!
GM:エフェクト組み合わせたときは、攻撃で相殺したみたいな感じにしましょう。
帯刀 奏:イェア!
GM:PP上限は変わらず4よ!忘れないでちょうだい!
猫柳麻子:《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》、《紡ぎの魔眼》も載せて判定しましょう。
GM:あと配り忘れていたけど、さっきのリサーチでDP2点、全員に配布しているわ!
猫柳麻子:素手で殴るぜ。シュッシュ!
帯刀 奏:《C:ノイマン/コントロールソート》で。
帯刀 奏:おおっと。<DP
左文字勇斗:ちょっと侵食率が高めなので、お二人が20オーバーを出したらここは控えましょう。
帯刀 奏:7dx7+3+12
DoubleCross : (7R10+3+12[7]) → 10[1,3,4,4,8,9,10]+10[4,4,10]+3[3]+15 → 38

猫柳麻子:7dx7+3 白兵
DoubleCross : (7R10+3[7]) → 10[3,6,6,6,7,8,9]+10[6,10,10]+10[3,9]+6[6]+3 → 39

帯刀 奏:いぇーい。(ハイタッチ)
猫柳麻子:いえい!
左文字勇斗:すばらしい
猫柳麻子:54→59
左文字勇斗:いちおう素で振っておこう。
帯刀 奏:侵蝕は54へ。
左文字勇斗:1dx10+14
DoubleCross : (1R10+14[10]) → 6[6]+14 → 20

GM:PP4点達成ですね!やるじゃん……
GM:これでPPは7/9ですね
GM:【情報開示】
左文字勇斗:わーい
GM:4 〝ヴォルフ〟について
GM:本名不明。東欧の小国で生まれた、粗野で下品な大男。オーヴァード覚醒時に、生まれ故郷の人間を全員殺害したことで知られる。
GM:その後賞金稼ぎとして方々で賞金首を狙い、派手な破壊活動を巻き起こした。
GM:UGNだけでなく、主な雇用主であるFHにおいても懸賞金を掛けられており、ゼノスやギルドからも睨まれている。
GM:6 裏社会において、最低な男として非常に有名な人物だが、意外にも契約に関しては律儀であり、約束を破ったことはない。これは金銭が絡む絡まないに関わらずであり、一度約束したことは決して破らない。
GM:ただし、自らの目的のために過程を捻じ曲げるくらいのことは平気でやる。
GM:以上!

GM:奇妙な真夜中の追走劇は続く。
猫柳麻子:「……なるほど。」自己紹介も兼ねて、二人と情報を交換した。
〝スナブノーズ〟:「どけ!車を寄越すんだよ!」〝スナブノーズ〟は夜間走行中のタクシーを強奪すると、運転手をその場に置いて逃走を続ける。
〝ヴォルフ〟:「ハハハ!ンなもんで逃げれると思ってんのか!?待ってろおチビちゃん、たっぷり甚振って殺してやるからよ!」
帯刀 奏:「はい、そういうわけなのです。……メインターゲットは、あのおとこですが」
左文字勇斗:「まあ、目標が同じってのは、ありがてえな」
帯刀 奏:ブランコのように揺られながら、暴走するタクシーと、それを追う飛行機械を見やる。
猫柳麻子:現在は二人の隣を走りつつ、目標の様子を眺めている。
左文字勇斗:走るタクシーに対して追跡を再開する。
左文字勇斗:「あの口ぶりと行動なら、コレを追いかけてりゃぁ、嫌でもアレが出てくるだろうよ」
〝ヴォルフ〟:「……あのガキども、まだ追ってきてやがんのか」ミラーに映った君たちを確認し、うんざりといった様子で。
〝ヴォルフ〟:「てめえが招いたことだ。後悔させてやるぜ」
〝ヴォルフ〟:手元のスイッチを数度操作する。
帯刀 奏:「……もう少し、こちらにひきつけてみましょうか」
左文字勇斗:「だな──いけるか、奏?」
帯刀 奏:「はい。……勇斗さま、”黒染”を、おかりします」
帯刀 奏:身に纏う制服のボタンに、手をかけながら。
左文字勇斗:「気はつけろよ? バカくせえ言動だが、パワーは侮れねえからな」
猫柳麻子:「実際キルスコアも高いぞ?ホテルに一部屋取れるくらいにはナ。」
GM:飛行装置の後部が数度煌めいて、君たちめがけて小型のミサイルが大量に飛来する!
帯刀 奏:はい、ともう一度応えて、小さく頷いてから。
左文字勇斗:黒染を一部弛ませ、奏へと預ける。
帯刀 奏:「……まいります。麻子さま、あとはよしなに」
帯刀 奏:風でたわんだ布に身を預け、そして。
左文字勇斗:布がたわみ、伸びる。ゴムのように。そして直後に──
左文字勇斗:「行け!」
帯刀 奏:「……ッ!」
左文字勇斗:収縮され、その勢いを持って小柄な少女の身体を射出する!
帯刀 奏:ばさりと、”黒染”とは別の布が広がる音がして。


帯刀 奏:白と赤の装束が、空を駆ける。
帯刀 奏:飛来するミサイルが拡散し、市街に被害を出す前に、その悉くを斬り伏せる。無論、先行する飛行機械との距離は縮まらないが。
帯刀 奏:続く者の路を開くことは、できた。
帯刀 奏:─制服の下にどう収まっていたものか、身に纏うのは、12支部支給の巫女服。袴だけは、スカートの丈に合わせて短く切り詰められてはいるが。
猫柳麻子:車を飛び石のようにして跳ね、獣が駆ける。
猫柳麻子:帯刀が拓いた道を、”ヴォルフ”へ続く道をまっすぐに。
猫柳麻子:手元でバタフライナイフを展開し、逆手に構えて振り下ろす。
猫柳麻子:狙いは”ヴォルフ”の首筋!
〝ヴォルフ〟:「ぐあっ!てめえ……ぐ……ここまでやるとは……」
猫柳麻子:刃が首を貫いた。後はほんの少しの力を込めて、掻き切るのみ。
猫柳麻子:白い指がヴォルフの顔を撫でる。
〝ヴォルフ〟:「だが……イイ事を教えてやるよ……〝ヴォルフ〟様はタダではやられてやんねえんだわ」
〝ヴォルフ〟:操縦桿に手を掛けると、力任せに引き千切る。
猫柳麻子:ナイフを持つ手に力を込めた、その瞬間、
猫柳麻子:「ンニ?」
GM:コントロールを失った飛行機械が、タクシーに向けて落下していく!

GM:シーンカット
GM:ロイス・購入可能。購入はここがラストチャンスです
帯刀 奏:ロイスは”ヴォルフ”に【好奇心/■脅威】
猫柳麻子:ロイス!左文字勇斗/○感謝/食傷、帯刀奏/○連帯感/隔意
帯刀 奏:購入は…こっちはセットアップが潰れるんでブルゲも必要なく。
帯刀 奏:強化素材を狙ってみましょう。
猫柳麻子:購入はアームドスーツ
帯刀 奏:2dx+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 8[4,8]+1 → 9 → 失敗

帯刀 奏:ダメ!以上です。
猫柳麻子:《紡ぎの魔眼》とエージェントツール使用。
猫柳麻子:6dx+5>=15
DoubleCross : (6R10+5[10]>=15) → 9[1,5,6,7,8,9]+5 → 14 → 失敗

猫柳麻子:財産1消費して購入。
猫柳麻子:ウェポンケースに入れて以上!
左文字勇斗:んじゃ強化素材をコンセ無形使います
左文字勇斗:7dx7
DoubleCross : (7R10[7]) → 10[3,4,5,6,7,9,9]+10[5,7,10]+2[1,2] → 22

左文字勇斗:ほい、奏ちゃんどうぞ<強化素材
帯刀 奏:うわぁありがたい!では日本刀を強化…!
帯刀 奏:攻撃力+1で。
左文字勇斗:侵食率74に
猫柳麻子:ロイス保留!

GM:【ミドルシーン3】
GM:シーンプレイヤー 帯刀 奏(ほか二名登場可能)
猫柳麻子:出!
猫柳麻子:猫柳麻子の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:60->70)
帯刀 奏:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 8[8]+54 → 62

猫柳麻子:ニ゛ャ
帯刀 奏:猫柳さん、今回すごくない…?
左文字勇斗:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 1[1]+74 → 75

左文字勇斗:出ますです
GM:このシーンでは元の情報項目に戻っています!
帯刀 奏:はい、では情報:UGNで!コネも使って…
帯刀 奏:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[2,2,2,3,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

GM:つまり、<UGN><裏社会><警察><WEB>のどれかを使ってチェックバイ……ナウ
帯刀 奏:OKOK
左文字勇斗:お、これでプライズ達成?
猫柳麻子:達成かな?>
GM:達成ですね!
帯刀 奏:ですです。あとは、DP狙いで20を目指すかどうか、ですが。
GM:どうしますか?ちなみに皆さん前のシーンのDP3込みで、現在合計5点持ってますね。
猫柳麻子:ではせっかくだし狙ってみましょう
猫柳麻子:《紡ぎの魔眼》、エージェントツール、情報収集チーム、使用
猫柳麻子:情報:裏社会!
左文字勇斗:あ、そうか。なら80超えてしまうけど行ってみるか。どうせ購入はもうできないですし。
猫柳麻子:猫柳麻子の侵蝕率を+1した(侵蝕率:70->71)
猫柳麻子:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 9[1,1,5,7,8,9]+4 → 13

猫柳麻子:とどかない!
左文字勇斗:無形コンセ 侵食率81
左文字勇斗:8dx7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[3,5,6,6,8,8,9,10]+10[2,5,6,7]+2[2] → 22

左文字勇斗:22となります。
帯刀 奏:いったァ!
GM:やったぜ
GM:ではPP3でDP2点獲得
GM:合計DP7点ですね
GM:------
左文字勇斗:では最後のプライズ開示でしょうか?
GM:左門字くんと帯刀さんは、飛行機械の墜落現場にたどり着きます。
GM:あ、そうだ。先にプライズですね
GM:情報開示
GM:8 〝ヴォルフ〟の最大の恐ろしさは、〝ディアボロス〟に並ぶと謳われるタフネスの高さにある。彼はその不死身に等しいタフネスと、飽くなき残忍さで、裏社会において現在の立ち位置を獲得し得た。
GM:彼にとって、この街は絶えず火種が燻り、無数の獲物が闊歩する、理想の狩場だ。君たちが倒さない限り、彼はこの街に遠慮なく居座り続けるだろう。
GM:厄介な来訪者を追い返す方法はただ一つ。真っ向勝負で完膚なきまでに叩きのめし、街から蹴り出してやれ!
GM:以上です。

GM:というわけで左門字くんと帯刀さんは、飛行機械の墜落現場にたどり着きます。
左文字勇斗:「おいっ、無事か猫柳!」しゅるしゅると布地を操って着地。
帯刀 奏:「……麻子さま。麻子さま。ごぶじですか」
GM:猫柳さんは……というと、落下した飛行体から少し離れた木の上に無事着地しています。
帯刀 奏:息が漏れるような、囁くような声で呼びかける。
GM:もしかすると引っかかっているかもしれませんが、とにかく無事です。
猫柳麻子:「ニャア~ン」
猫柳麻子:木の枝が揺れる。
猫柳麻子:足をじたばたさせるたびに短いスカートの中が見え隠れするかもしれない。
帯刀 奏:「なんだねこか」
左文字勇斗:無事そうな声にほうっと一息。
帯刀 奏:「……いえしつれい。こうこたえるのが、れいぎとおしえられましたので」
猫柳麻子:「お、降ろして……」
左文字勇斗:しゅるしゅると墨染を樹の上に伸ばしてあげましょう。
左文字勇斗:「あー、あれだ。見えてるから、見えないようにしてから、降りろ」
左文字勇斗:「あとなんだそりゃ。直みたいになんでも素直に吸収するのは問題だぞ、奏」
左文字勇斗:<こうこたえるのがれいぎ
帯刀 奏:「そうでしょうか。……はい、勇斗さまが、そうおっしゃられるのであれば」
帯刀 奏:などと応えながら、よいしょ、よいしょと猫柳さんを引っ張って降りる手伝いをしている。
猫柳麻子:「ンニニ。また助けられてしまったナ。」
左文字勇斗:「なに、俺やこいつがやばいときに返してくれりゃあそれでいい。相互扶助ってやつだ」
猫柳麻子:「助けられた恩もあるし、見たければ見ても揉んでもよいぞ。」
猫柳麻子:着地しながらのたまう。
左文字勇斗:「興味はあるけどな。恩で揉ませてもらってもうれしかねーんだよ、そーゆーのは」
帯刀 奏:「……ところで、きゃつめらはどうしたのでしょう」
左文字勇斗:軽口をたたきながら、標的へと意識を移しましょう。
猫柳麻子:「アタシも追い切れなかった。」
左文字勇斗:《まだらの紐》
猫柳麻子:「止めも刺し損ねたしナ。いや……掻っ切っても生きてたかもナ?」
左文字勇斗:糸状にほぐした墨染を周囲に張り、結界を作って気配を探ります。
左文字勇斗:侵食値82に
左文字勇斗:「アレがそう簡単に死ぬタマかよ。かのディアボロスとどっこいだって話だぜ?」
GM:あ、では燃え盛るタクシーの車体がべこり、と膨らんで、車中から巨体がゆっくりと身を乗り出します。
左文字勇斗:「──ほら、な?」
帯刀 奏:「はい。ざんねんながら、ごぶじであられるようです」
猫柳麻子:「それは厄介だ。」顔を男へ向ける「何をしたらそこまで死神と天使に嫌われることが出来る?」
GM:首を刺し貫かれたはずの〝ヴォルフ〟だ。片手には、息絶えた〝スナブノーズ〟からねじ切った頭部を、事も無げに引きずっている。
左文字勇斗:しゅるしゅると糸が縦横に重なり合い、再び布へと姿を変える。
〝ヴォルフ〟:「ふう」やり遂げた、という様子で、片手に持っていた頭部を適当に放り捨てると、葉巻を取り出す。
左文字勇斗:舌打ちを<スナブノーズの頭部
帯刀 奏:「……おしごとは、おわりましたか」
〝ヴォルフ〟:燃え盛る炎に先端を突っ込んで一服し、君たちの姿を認める。
〝ヴォルフ〟:「なンだ。まだいやがったのか」
〝ヴォルフ〟:「一つ目はな。言ったろ、これからこの辺りを更地にしなきゃいけねえんだわ」
〝ヴォルフ〟:「馬鹿な真似をするやつはこうなるっつー見せしめによ。こいつの頭は……そうだな」
〝ヴォルフ〟:「灰皿にでもしてやるか。丁度いい形しとるしよ」
左文字勇斗:「こっちはおかげさんで、1つ目の任務がパーだ」
左文字勇斗:さらに人の頭部を灰皿と見立てる言動に、顔をしかめる
猫柳麻子:「更地は困るナ。面白くない。」
帯刀 奏:「はい。それは、こまります。……ですので」
帯刀 奏:「おしごとをおえられたのなら、そうそうにおかえりを。……そうしたくないと、おっしゃられるなら」
左文字勇斗:「まあ、俺達としても『そいつ』とは敵対関係にあった訳だが」
帯刀 奏:すらりと、刀の鞘を払う。
猫柳麻子:鍵束を取り出す。
左文字勇斗:「それに意味はあんのか、おっさん?」
〝ヴォルフ〟:「ああ?意味?大いにあるぜ」
〝ヴォルフ〟:「まず、カネになる。オレ様は儲かるし、雇った連中も期待通りの仕事に満足するだろうな」
左文字勇斗:「そこまではいいさ。俺たちだって大して変わらねえことはする」
左文字勇斗:「その『人の尊厳を踏み躙る行為』に意味があるか、聞いてんだよ、俺は?」
〝ヴォルフ〟:「ハッ!」
〝ヴォルフ〟:「くだらねえぜ。人一人たたきつぶしたくらいでメソメソしやがって」
〝ヴォルフ〟:「楽しい以外に理由がいるかよ、お嬢ちゃん?」
左文字勇斗:墨染を首に纏い、大きくたなびかせる──
左文字勇斗:「はっ!」
左文字勇斗:「メソメソしてるように見えるんなら、いっぺん目ン玉くり抜いて、ビー玉とでも交換を薦めるぜ、おっさん?」
左文字勇斗:「理由がそれなら、遠慮も呵責もいらねえ」
左文字勇斗:「その『楽しさ』が、オマエがこの世で味わう最後の『楽しみ』だ、しっかり味わっておきやがれ」
〝ヴォルフ〟:「言ってろ、マヌケ。予告するが」
〝ヴォルフ〟:「てめえのハラワタを引き裂いてから、目の前で、この街を焼け野原にしてやる」
左文字勇斗:「させねえよ、獣(ヴォルフ)野郎!」
猫柳麻子:「オマエの動機(purpose)に文句はないさ。享楽が無ければ滅入(nerves)るだけだからナ。」
猫柳麻子:「かくいうアタシも好きで命を奪い、血を浴びている。」
猫柳麻子:「だから、」鍵を《ポケットディメンジョン》に突っ込む
猫柳麻子:「同じことをされても文句は言うまいナ?」
帯刀 奏:「誅罰、などとおこがましいことはもうしません。ですが」
帯刀 奏:「よのことわりをこわすモノを、すておくことはできません。それが、UGN(われわれ)です」

GM:ではここでカット!次回はクライマックス戦闘から!
帯刀 奏:うす!
GM:ロイス取得あれば舞台裏で宣言どうぞ!
左文字勇斗:了解です、いったんお疲れさまでしたー
GM:お疲れ様でしたー!
GM:0時より前に終わったんですけど、早いほうがみんな明日のこととかのためになると思うので……ゆっくり休んで欲しい!
左文字勇斗:あいあいのさーです。
帯刀 奏:イエッサー!ありがてえ。
猫柳麻子:了解です! おつかれさまでした!
GM:【DX3rd】
どどんとふ:「帯刀 奏」がログアウトしました。
どどんとふ:「左文字勇斗」がログインしました。
どどんとふ:「猫柳麻子」がログインしました。
どどんとふ:「帯刀 奏」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。

GM:【クライマックスシーン】
GM:全員登場
猫柳麻子:猫柳麻子の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:71->81)
左文字勇斗:1d10+82
DoubleCross : (1D10+82) → 6[6]+82 → 88

帯刀 奏:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 8[8]+62 → 70


GM:第一セットアップ前のDP宣言タイミング処理を実施します。
帯刀 奏:はい、今回は無しで。<DPで侵蝕上昇
GM:あ、その前に衝動判定!
左文字勇斗:こちらも上昇はさせません。
猫柳麻子:こちらもなし!
GM:目標値9点
GM:Eロイス等は先制なしです。
猫柳麻子:衝動判定行きます!
猫柳麻子:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[4,4,7,10]+6[6] → 16 → 成功

猫柳麻子:成功ニャー
猫柳麻子:2d10+81
DoubleCross : (2D10+81) → 9[5,4]+81 → 90

帯刀 奏:おおっと衝動判定!
帯刀 奏:8dx+2>=9
DoubleCross : (8R10+2[10]>=9) → 10[1,2,3,4,4,6,9,10]+3[3]+2 → 15 → 成功

左文字勇斗:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[2,4,5,6,7,7,8,10]+3[3]+1 → 14

帯刀 奏:2d10+70
DoubleCross : (2D10+70) → 4[2,2]+70 → 74

帯刀 奏:成功して、侵蝕74に。
左文字勇斗:2d10+88
DoubleCross : (2D10+88) → 11[3,8]+88 → 99

左文字勇斗:侵食率99です。
左文字勇斗:衝動判定は成功でうs
GM:全員衝動判定は成功ですね。素晴らしい!
GM:DP使用の宣言がなければ、セットアップへ移行します。もし宣言したい人がいれば、25分までに使用宣言をどうぞ。
GM:なければ、お手数ですが再度「なし」と宣言頂ければ、順次戦闘宣言へ移行します。
帯刀 奏:うす、使用なしで!
左文字勇斗:はい、DPは使用しません。
猫柳麻子:なしです!
GM:では、エンゲージ。
GM:(猫柳・左門字・帯刀)-10m-(〝ヴォルフ〟)
GM:【第一セットアップ】
GM:宣言あればどうぞ。
猫柳麻子:なし!
〝ヴォルフ〟:《小さき魔眼》。攻撃力+10。
帯刀 奏:《スピードスター》を使用。次の攻撃の攻撃力を+行動値(16)します。
左文字勇斗:セットアップはありません
帯刀 奏:侵蝕79へ。
GM:了解。ではイニシアチブ順の行動処理を開始していきます。
GM:行動値順の処理では帯刀さんですが、エネミー側で《時間凍結》を宣言。
GM:HP20点を消費して、行動権を取得します。割り込みはありますか?
猫柳麻子:ない!
左文字勇斗:なし!
帯刀 奏:ありません!
〝ヴォルフ〟:マイナーでコンボ▼全力戦闘。
〝ヴォルフ〟:《完全獣化》+《究極獣化》+《巨神獣化》
〝ヴォルフ〟:メジャーで《コンセントレイト》+《インビジブルハンド》+《魔獣の衝撃》+《魔獣の本能》使用。
〝ヴォルフ〟:対峙するPC全員を対象に攻撃を実施します。
〝ヴォルフ〟:命中判定。
〝ヴォルフ〟:23dx7
DoubleCross : (23R10[7]) → 10[2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,6,7,7,7,8,8,8,10,10]+10[1,2,3,3,4,5,10,10]+10[3,9]+6[6] → 36

左文字勇斗:む、範囲攻撃でしょうか? でしたらば割り込みを
GM:リアクションをどうぞ。
GM:対象は範囲攻撃ですね。割り込みあればどうぞ。
帯刀 奏:は、割り込みを待つ!
左文字勇斗:原初の紫@孤独の魔眼を使用。その範囲攻撃を自分ひとりへと変更します
左文字勇斗:まずは侵食率+5で104に
左文字勇斗:で、コンセ、原初の赤@アタックプログラム、コントロールソート、カウンターの組み合わせでその攻撃に対してカウンターを合わせます。
GM:どうぞ。
左文字勇斗:ヴォルフのロイスをタイタスにして、ダイスを+10します。
左文字勇斗:19dx7+19 ちょいな!
DoubleCross : (19R10+19[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,4,4,4,5,5,6,7,7,8,8,9,10,10]+10[1,6,7,7,7,8,10]+10[3,7,8,8,8]+10[1,2,3,9]+10[10]+5[5]+19 → 74

猫柳麻子:すげえー!
帯刀 奏:ワオ!
GM:成功です。では、左門字くんは雄叫びを上げて拳を振るう殺戮モンスターに、見事クロスカウンターを命中させました!
GM:ダメージダイスをどうぞ。
左文字勇斗:ではダメージ後、ちょいと演出を。
左文字勇斗:8d10+11 装甲有効
DoubleCross : (8D10+11) → 41[9,6,6,4,7,5,3,1]+11 → 52

左文字勇斗:52点の装甲有効です。
左文字勇斗:では──
〝ヴォルフ〟:「ガハハ!どうしたガキども、その程度───ア?」
左文字勇斗:巨躯を誇る獣に三人諸共に吹き飛ばされる。しかし──
左文字勇斗:「悪いな、そいつは想定内だ──」
左文字勇斗:ヴォルフの背後から、声がかかる。
左文字勇斗:同時に、墨染が擬態を解き、吹き飛ばされた3人の姿が、影と混ざり霧消する。
左文字勇斗:「くらい──やがれっ!」
左文字勇斗:そして撚り集め、槍状に変形させた墨染が、その利き腕を穿ち貫く!
〝ヴォルフ〟:「がっ───!」
左文字勇斗:「ちったぁこりたか、おっさん?」
GM:槍の一突きを受け、〝ヴォルフ〟が苦痛の声を漏らす!
左文字勇斗:再び墨染を布状に戻し、その身に纏う。
〝ヴォルフ〟:「〝参った〟って顔に見えるか?」
左文字勇斗:侵食率115です。
左文字勇斗:「うめき声は聞こえたけどな?」
GM:ではここで行動値順の処理を実行。帯刀さんの手番です。
帯刀 奏:はい。マイナーで戦闘移動、ヴォルフと同エンゲージへ。
帯刀 奏:メジャー、《C:ノイマン/コントロールソート》でヴォルフに攻撃。スナブノーズのロイスをタイタス化、昇華。
帯刀 奏:ダイス+10で!
GM:どうぞ。
帯刀 奏:19dx7+12
DoubleCross : (19R10+12[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,5,6,6,8,8,9,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,4,4,5,6,6,7,7,9,10]+6[1,3,5,6]+12 → 38

帯刀 奏:あまり伸びなかった…!達成値38で。
GM:ガードを選択。ダメージどうぞ。
帯刀 奏:侵蝕は83に。
帯刀 奏:4d10+21
DoubleCross : (4D10+21) → 30[10,10,4,6]+21 → 51

帯刀 奏:出目はいい。51点、装甲有効。
GM:ヌン
帯刀 奏:「いちばんやりは、おゆずりしましたが」
GM:あのー
GM:本当に申し訳ない
帯刀 奏:む!
GM:最初のダメージがデカすぎた!戦闘不能です!
帯刀 奏:!?
帯刀 奏:ともあれ!
GM:いま、不可思議なことが発生して、何が起こったかあなたたちはすべて忘れました。忘れましたね?
GM:戦闘不能からの《魔獣の生命》を宣言して、エネミーは戦闘不能状態から復帰します。
帯刀 奏:ただ一歩で、10mの距離を跳ぶ。浴びる向かい風に、普段は隠れている左目が露になる。
GM:#魔獣の生命⇒魔獣の証
〝ヴォルフ〟:「ガキがちょこまかと!」
帯刀 奏:「ぶをふるうは、ひとしくほまれなれば。……おかくごを」
GM:接近するあなたを振り落とすように、荒々しく両手を振るう。
帯刀 奏:振るわれる巨大な拳を掻い潜り、時にはその巨体を足場にして。
帯刀 奏:先ほど、猫柳さんがそうしたように。狙うは、ただ一転。
帯刀 奏:「ちょうだい、いたします」
帯刀 奏:獣の首に、銀色の閃光が奔る。
〝ヴォルフ〟:「ぐ───!」
GM:巨体がぐらり、と揺らぐ。一瞬巨漢が目を白黒させるぞ!
帯刀 奏:「……まだ、たりませんか」
左文字勇斗:「それだけやれりゃぁ十二分だ。あとは──」
帯刀 奏:”ヴォルフ”の額を蹴り、空中で納刀して着地。
GM:蘇ったし、折角なのでもう1アクション挟みましょう。
GM:猫柳さんの行動前に<加速する刻>使用。
帯刀 奏:ヌゥーッ
左文字勇斗:おのれー
GM:すいません、勘違いしてた。時間凍結は追加行動権取得、左門字くんと〝ヴォルフ〟は同値行動なんで、普通にエネミー手番ですね。
GM:でも折角だから二回行動しちゃおう。
左文字勇斗:こいやー
猫柳麻子:こい!
〝ヴォルフ〟:1度目の行動はマイナーなし。メジャーで《コンセントレイト》+《漆黒の拳》+《銘無き刃》
〝ヴォルフ〟:対象は帯刀さん。
帯刀 奏:カモン!
〝ヴォルフ〟:23dx7+3
DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,2,2,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,2,6,7,8,8,9,10]+10[1,1,1,1,9]+10[10]+10[9]+6[6]+3 → 59

GM:わあ。
GM:リアクションどうぞ。
左文字勇斗:ひゅー
帯刀 奏:《スピードスター》中につきリアクション不可!
帯刀 奏:ダメージをください。
〝ヴォルフ〟:40+8d10
DoubleCross : (40+8D10) → 40+41[7,1,2,7,4,6,10,4] → 81

GM:ガード・装甲有効です。
帯刀 奏:装甲があっても死ぬ!リザレクト!
帯刀 奏:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 2[2]+83 → 85

帯刀 奏:わたくしはねんぴのよいおんな……。
GM:では、帯刀さんが床に着地したところで、凄まじい衝撃とともに、身体が軽々と吹き飛ばされます。
GM:吹き飛ばされた肉体は、ガラス窓を突き破り、近くの商業施設内へと叩きつけられる。
GM:地面に打ち付けられて初めて、君たちは目前の大男が力任せに横薙ぎの拳を繰り出したことに気づくでしょう。
帯刀 奏:「……!?」
帯刀 奏:「……まだ、です」
帯刀 奏:負傷の修復もそこそこに、瓦礫の中から飛び出し、即座に戦線に復帰。
〝ヴォルフ〟:首筋から流れる血を掌でなでると、ニタリと微笑み、自身の顔に塗りたくる。
〝ヴォルフ〟:次の行動。
〝ヴォルフ〟:マイナーで《ハンティングスタイル》。
左文字勇斗:「無理すんなよ奏。燃え尽きる前のロウソクみてえなもんだ、あんなのは!」
〝ヴォルフ〟:エンゲージを離脱し、最もPCの多いエンゲージに進入。
〝ヴォルフ〟:メジャーで《コンセントレイト》+《漆黒の拳》+《漆黒の波濤》+《銘無き刃》。
〝ヴォルフ〟:再びの範囲攻撃。今回は左門字くんと猫柳さんに。
〝ヴォルフ〟:23dx7+3
DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,4,4,5,5,6,6,6,7,7,7,8,9,9,9,9,10]+10[2,2,4,4,5,5,7,9,10]+10[5,5,8]+3[3]+3 → 36

猫柳麻子:グエー!
左文字勇斗:そんな訳で左文字勇斗は男の子! 孤独の魔眼で対象を自分ひとりに変更します。侵食率120に
猫柳麻子:ありがとう・・・!
左文字勇斗:「ブレーキと理性の両方がぶっ壊れてるのか、テメエはっ!」
左文字勇斗:墨染をばさぁっと大きく展開。猫柳さんの姿を覆い隠すと同時に、ヴォルフの両側に壁を展開して進行方向を誘導します!
〝ヴォルフ〟:「ロウソクがなんだって!?」
左文字勇斗:「聞こえてんじゃねえか、今のテメエだよ。狼野郎!」
〝ヴォルフ〟:力任せに突撃すると、丸太のような豪腕で、左門字くんの頭をつまみ上げる。
左文字勇斗:ガードします。ダメージください。
〝ヴォルフ〟:6D10+40
DoubleCross : (6D10+40) → 37[5,10,8,3,5,6]+40 → 77

GM:ガード・装甲有効です。
左文字勇斗:戦闘不能です。スナブノーズのロイスを取得と同時にタイタス化。蘇生します。
GM:キミは身体が左右に振り回される感覚と、凄まじい衝撃に襲われる。
左文字勇斗:「ぐっ──」
GM:力任せに振り回され、叩きつけられているのがほかの二人からは見えるだろう。首が衝撃でもぎ取れないのが不思議な勢いだ。
〝ヴォルフ〟:「どうだ!?てめえが始めたことだぞ!」
〝ヴォルフ〟:「大人しくウチに帰ってりゃ、こうはならなかったのによ!」
猫柳麻子:「ンニ。」布から顔だけ出し、その様子を見る。
左文字勇斗:では振り回されながら、不敵に笑います。
左文字勇斗:「謹んで訂正だ、テメエはロウソクなんかじゃねえよ──」
左文字勇斗:「ただの『ノウタリン』だ──」
左文字勇斗:そして叫ぶ!
左文字勇斗:「やれっ、猫柳っ!」
猫柳麻子:「無茶をする男だ。」
猫柳麻子:ではよろしければ手番に移りたいです!
GM:では行動値順に、猫柳さんの出番。
GM:どうぞ。
猫柳麻子:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》、オートで《紡ぎの魔眼》
猫柳麻子:ヴォルフに白兵攻撃!
猫柳麻子:ヴォルフのロイスをタイタスにしてダイス+10しよう。
GM:カモーン!
猫柳麻子:19dx7
DoubleCross : (19R10[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,4,4,5,8,8,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,3,4,7,8,8,9,10]+10[4,4,6,8,9]+10[5,8]+6[6] → 46

猫柳麻子:結構回った!
GM:ガードです。どうぞ!
猫柳麻子:対抗種乗ります、ダメージ!
猫柳麻子:5d10+2d10+20+12
DoubleCross : (5D10+2D10+20+12) → 24[5,1,2,7,9]+8[6,2]+20+12 → 64

猫柳麻子:HP30→27
猫柳麻子:装甲有効!
猫柳麻子:猫柳麻子の侵蝕率を+1した(侵蝕率:90->91)
猫柳麻子:猫柳麻子の侵蝕率を+7した(侵蝕率:91->98)
GM:装甲入れても耐えらんないダメージです!演出どうぞ!
GM:〝ヴォルフ〟HP0。今度こそ本当に戦闘不能。君たちの勝利です!
猫柳麻子:「動機はカネか。それ程カネが欲しいならくれてやろう。」
猫柳麻子:casefile.691『経済制殺(Economic slaughter)』
猫柳麻子:19■■年、■■国■■州で起きた連続資産家撲殺事件。
猫柳麻子:凶器に用いられたのは硬貨の詰まった布袋で、
猫柳麻子:被害者の口に1セント硬貨が詰め込まれていたのが特徴だった。
猫柳麻子:ある雑貨店で5件目の殺人に使われた血の残った硬貨を店員が発見したことで犯人は特定・逮捕された
猫柳麻子:動機は金持ちへの怨恨。
猫柳麻子:硬貨を口に詰めたことに関して、「貧乏人の苦労を味あわせてやりたかった。」と供述している。
猫柳麻子:《ポケットディメンジョン》から溢れた硬貨を左文字の布で包み、即席のブラックジャックを作る。
猫柳麻子:左文字を掴む腕を殴打。態勢を崩した瞬間に頭部を殴打。
〝ヴォルフ〟:「ウウッ!」
猫柳麻子:転倒。だが攻撃は止まない。
猫柳麻子:”ヴォルフ”の腹に馬乗りになり、胴を足でホールドする。
猫柳麻子:「死ぬほどのカネだ。嬉しいだろう?」
猫柳麻子:殴打!殴打!殴打!
猫柳麻子:皮膚を叩く音に、やがて液体の音が混じるようになり、
猫柳麻子:24回目の殴打で骨が砕ける音が響いた。
〝ヴォルフ〟:「ぐ……が……」
〝ヴォルフ〟:白目を剥き、潰れた腕で辛うじて猫柳さんを押し返すと、口からどす黒い血塊を吐き捨てる。
〝ヴォルフ〟:「ガキどもが……ここまでやるとは思わんだ……ペッ!」
〝ヴォルフ〟:「だが……いいことを教えてやるよ……オレ様には再生能力がある」
〝ヴォルフ〟:「あと10分もすればオレ様は元通り元気満タンで……てめえらをバラバラに引き裂いてから、このあたりを丸ごと更地にしてやる……」
猫柳麻子:再生した耳で、ヴォルフは風切り音を聞くだろう。
猫柳麻子:ヒュンヒュン、という何かを回転させるような音。
左文字勇斗:では開放されて座り込んだまま──
左文字勇斗:「いいのか、それが最後の台詞で?」
左文字勇斗:獣の運命を察して、『ご愁傷さま』といった哀れみを浮かべた表情で──
猫柳麻子:硬貨入りのブラックジャックに高速回転させ、遠心力を付けている。
帯刀 奏:「……こうもうしあげるのも、どうかとはおもいますが」
〝ヴォルフ〟:「待て……何する気だ……」回転させるブラックジャックを見て、ぎょっとした表情
帯刀 奏:「おてやわらかに、麻子さま」
〝ヴォルフ〟:「おい……やめろ……」
猫柳麻子:「?」
猫柳麻子:「オマエはやめろと言われてやめたことがあるのか?」
左文字勇斗:「なんだよ、せっかくだ。しっかり『楽しめ』よ?」
〝ヴォルフ〟:「……このx」罵倒を最後まで吐く前に、無慈悲な一撃が振りかぶられる。
猫柳麻子:ざり、と地面を踏みしめ、ブラックジャックを振り抜く。
猫柳麻子:ご   り   っ
猫柳麻子:鈍い音と共にヴォルフの身体が吹き飛ぶ。
猫柳麻子:ばつん、と布が破れ、夜空をヴォルフの血と脳漿と無数の硬貨が彩った。
GM:そのまま、ヴォルフの肉体は赤い軌跡を描いて闇夜の彼方へ消えていった。
猫柳麻子:「………やりすぎか?」
猫柳麻子:帯刀に向き直って
GM:その日、正体不明の飛翔体がN市から宇宙に向けて発射されたことと、その物体の正体が世界一の嫌われ者であったことは、ごく一部の人々のみが観測した事実である。
帯刀 奏:「いえ。いいえ、麻子さま」
帯刀 奏:「まさに、いんがおうほう、でございましょう」
猫柳麻子:「そうか。」ニヒヒと笑い
左文字勇斗:しゅるしゅるしゅると、ちぎれた布地が生き物のように一枚の布地へと戻り──
左文字勇斗:「才能がもったいねえな、ソフト部にでも入ったらどうだ?」
左文字勇斗:気が抜けて、ごろんと大地に寝転がる。
猫柳麻子:「考えておこう。」夜空を見上げて
猫柳麻子:「フォアーーーーーーー!」と叫ぶ
左文字勇斗:「……そりゃゴルフだ」

GM:バックトラック!Eロイスはありません!
左文字勇斗:えっと、まずDPで侵食率を低下させたく思います。
猫柳麻子:こっちは何も使わず素でバクトラしよう
GM:あ、そうですね。DPあるので7点使ってもらっていいですよ。
帯刀 奏:ロイスは5つ、侵蝕は85、素振りで。
猫柳麻子:98-4d10
DoubleCross : (98-4D10) → 98-31[6,7,10,8] → 67

猫柳麻子:4点!
帯刀 奏:85-5d10
DoubleCross : (85-5D10) → 85-34[9,2,8,9,6] → 51

左文字勇斗:ではまず7点下がって、113に。
帯刀 奏:ギリギリ4点!
左文字勇斗:10Dの平均値は2ぐらいだから,うん。2倍振り
左文字勇斗:113-8d10
DoubleCross : (113-8D10) → 113-45[10,9,1,6,9,8,1,1] → 68

左文字勇斗:1が3つ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
GM:全員生還!
左文字勇斗:ともあれ戻ってまいりました(ほっ
GM:では全員いつもの15点+侵蝕ボーナスを懐に入れておいてください。
帯刀 奏:はい、19点いただきました。
左文字勇斗:+3なので18点。ありがたく頂戴いたします。
猫柳麻子:19点!

GM:【エンディング】

GM:N市総合病院。左門字くんは、先の戦いで特にダメージが大きかったために検査入院となっています。
GM:オーヴァードなのである程度は治りが早いんですけど、めちゃくちゃなダメージを叩き込まれたので、経過観察も含めて、ということらしいですが……
GM:そこに現れる謎のナースの正体とは!?
左文字勇斗:むすーっと、おとなしくベッドに収まっています。ケガは大したことはないのですが、検査も任務のうちと言われては従わざるを得ない、的な。
猫柳麻子:そこへ、病室のドアを叩く音。
左文字勇斗:「開いてるぜー、ついでにいやあ飽きてもいる」
猫柳麻子:「失礼しまーす」病院に似つかわしくない、無暗に明るい声。
帯刀 奏:「しつれい、します」 こちらは、普段と変わらぬ淡々とした声。
左文字勇斗:「──って、猫柳に奏じゃねえか?」
猫柳麻子:さっと白いカーテンが開く。
左文字勇斗:看護婦か医者かと思ってたので、予想外。ベッドから身体を起こそうとして──
猫柳麻子:その向こうにはナース服に身を包んだ帯刀と猫柳が立っている。
左文字勇斗:開いたカーテンの向こうにあった光景に、間の抜けた表情を浮かべる。
左文字勇斗:<ダブルナース


帯刀 奏:「はい、わたくしたちです」
猫柳麻子:「見舞いに来たぞ。」こちらはそれとは正反対に楽しそうに目を細めて笑う。
左文字勇斗:「……いや」表情をしかめ、目元を抑える。
左文字勇斗:「……俺が悪かった。飽きてない、刺激なんか求めてない。神様ごめんなさい」
帯刀 奏:「麻子さまが、やはりドレスコードはだいじだな、とおっしゃられましたので」
左文字勇斗:「いや、百歩譲って猫柳ならやりそうだなとは思うがなんで奏まで──って、やっぱりオマエか猫柳ぃ!」
猫柳麻子:「ンニヒヒ。そうは言うがオマエのためでもあるぞ?」
左文字勇斗:半身を起こし、ナース姿のトランジスタグラマーな女子高生に食って掛かる。
左文字勇斗:「あ?」<オマエのため
猫柳麻子:「考えてみろ。親族でもない女子高生と巫女が甲斐甲斐しくオマエの見舞いに来てると知れれば、」
帯刀 奏:「勇斗さまが、ただいなる社会的ダメージをこうむるおそれがございます」
帯刀 奏:こくこく、と表情を変えないまま頷く。
左文字勇斗:「……そうだな、今の俺がまさにそんな状況な訳だが」<社会的ダメージ
猫柳麻子:「さぞ偏見の視線を向けられ(プレジュディ)られるであろうナ。」
猫柳麻子:「ナースが見舞いと看病に来れば誰も不審に思うまい?」
左文字勇斗:「………………」
左文字勇斗:「そこまで思い至って、なぜ『ナースが見舞いに来た』ではなく、『女子高生と巫女がナースの格好をして見舞いに来た』にならねえんだよ……」
左文字勇斗:心の底から大きなため息──
左文字勇斗:「社会的にオーバーキルだろ、控えめに考えても」
猫柳麻子:「ンニヒヒ。身体的には快方に向かっているぞ。よかったナ!」
左文字勇斗:「まあ、慣れっこだからな。おまえらは特に問題なかったか?」
猫柳麻子:「ン。オマエが守ってくれたおかげでナ。」
猫柳麻子:帯刀の反対側に回り、ベッドに腰掛ける
帯刀 奏:「はい、おかげさまで」
帯刀 奏:身をかがめ、両手をベッドの上に。
左文字勇斗:「ならまあよしだ。この退屈な入院生活も、そのお代だと思えば、まあ相応ってとこだな」
帯刀 奏:「とまあ、そいうわけですので、勇斗さま」
帯刀 奏:「ここはおとなしく、おうけいただくがよいかと。たとえば、そう」
帯刀 奏:「添い寝など、いかがでしょう」
帯刀 奏:こてん、と首を傾げながら。
左文字勇斗:「……それはこいつの入れ知恵か? それとも秋あたりか?」>奏ちゃん
猫柳麻子:「やたら無理をしたナ。」
左文字勇斗:「いつもどおりだ。無理なんざしてねえよ。手を伸ばせる範囲に、手を伸ばしただけ」
左文字勇斗:「結果、こうして三人まあ無事だった訳だからな。理(ことわり)どおりってやつだ」
猫柳麻子:「アタシは庇わずとも平気だったぞ。」
左文字勇斗:「テメエの身体を再生するのを前提としたのは、『平気』とは言わねえよ」
帯刀 奏:「麻子さま。そこは、いわぬがはなかと。勇斗さまも、歴戦のエージェントとはいえ」
帯刀 奏:「おとこのこ、ですから。……ちがいますか、勇斗さま」
左文字勇斗:「ちょっと違うな。『おとこのこだから』じゃねえよ、奏」
左文字勇斗:「人だから、だ」
左文字勇斗:こつん、と人差し指で少女の額を軽く小突く。
帯刀 奏:「ひとの、みちですか」
帯刀 奏:半眼のようなジト目で、左文字くんと、そして。
猫柳麻子:「……。」
帯刀 奏:猫柳さんに、視線。
左文字勇斗:「道の前だな。在り方ってやつだ」
左文字勇斗:「……ん、どうした。猫柳?」沈黙した少女に対して。
猫柳麻子:「難儀な生き方だナ。猫の目からはどうも遠回りの道に見える。」
左文字勇斗:「苦楽に関しては、なんとも言えねえな。ただ、遠回りって言い方をするからには」
左文字勇斗:「行き着こうとしてる先に対しては、異論無しってことでいいのか?」
猫柳麻子:「さて、猫は気まぐれだ。」
猫柳麻子:「猫ならば壁も障害もするりと抜けるが、人間は壁を乗り越えようと苦心する。」
猫柳麻子:「その足掻きこそが人なのかもナ。」
左文字勇斗:「哲学的だな。その解釈ができるなら、十二分におまえさんも『人』だと思うがね、俺は?」
猫柳麻子:「アタシはその足掻きを、欠伸をしながら眺めているだけだ。」くすりと笑って
猫柳麻子:靴を脱ぎ、ごろんと左文字の横に寝転がる
帯刀 奏:「……わたくしには、むずかしいことはわかりませんが」
帯刀 奏:「勇斗さまのありかたも、麻子さまのありかたも、このましくおもいます」
帯刀 奏:猫柳さんと同時に、ベッドの反対側に上がりながら。
左文字勇斗:「っと、おい、おまえらっ!」
猫柳麻子:「ンニ。病院のベッドが柔らかいからついナ……」
帯刀 奏:「麻子さまがおっしゃられるには」
帯刀 奏:「このましいあいてとねどこをともにするのは、とてもきもちのよいことだと」
左文字勇斗:「おまっ、猫柳! 奏に何をどこまで教えてやがんだっ!」
帯刀 奏:「……はい、じっさい。麻子さまと支部長さまが、ねておられるのをたまにはいけんしますが」
帯刀 奏:「とても、ここちよさそうに、みえました」
猫柳麻子:「飼い主を慰めるのも飼い猫の仕事だ。」
左文字勇斗:「ったく、あの支部長は──」奏のつぶやきに気を取られて──
猫柳麻子:のそり、と左文字に体を寄せる
左文字勇斗:「──って、おい猫柳!」怪しい挙動に気づくも時すでに遅し──
猫柳麻子:そのまま馬乗りになり、左文字の薬を手に取る
帯刀 奏:「……おや」
帯刀 奏:その様を、じぃっ……と至近距離で見ている。
猫柳麻子:「お昼寝の前に薬の時間だ。」
左文字勇斗:馬乗られ状態で、身体を起こせないままその言葉を耳にする。
左文字勇斗:「………………」無言でじっと、その顔を見て──
猫柳麻子:「冬のナマズのようにおとなしくするがよい。膾にもしないし甘酢でいただいたりもしない。」
左文字勇斗:奏にUGNチルドレンのハンドサイン。その内容は『目を閉じ、耳をふさげ』
帯刀 奏:こくこくと頷き、目を閉じ、両手で耳を塞ぐ。
猫柳麻子:「力を抜いて口を開けよ。」錠剤を指でつまんで左文字の口へ
左文字勇斗:「言いたいことが、ふたつある」がっと、その腕を掴んで──
左文字勇斗:「ひとつ。恩でしてもらってもうれしかねーと言ったよな、前にも」
左文字勇斗:じっと、その顔を見て。
左文字勇斗:「んで、ふたつ──」
左文字勇斗:ぐいっと、腰を抱き寄せ、息のかかる距離までその顔を近づけさせて──
左文字勇斗:「……興味はあるとも言ったよな、あんまり誘うと襲うぞこら?」
猫柳麻子:「………。」きょとんとした顔
猫柳麻子:「『おとこのこだから』?」
左文字勇斗:「……こいつは、そうだな」<おとこのこだから
猫柳麻子:「ンニヒヒ。見境がないナ。」
猫柳麻子:「オマエの前にいるのは殺人鬼だぞ?」唇に人差し指を当てる
左文字勇斗:「見る目はあるぜ、『オトコノコ』だからな」笑みに笑みで返して
猫柳麻子:「『おんなのこ』の前でも襲うか?」
猫柳麻子:ちらりとベッドの反対側を見る
左文字勇斗:あーっと言った表情になって──
帯刀 奏:「…………」
帯刀 奏:「…………つづきは、なさらないので?」
左文字勇斗:「こーゆーときは、素直にゆーこと聞けよ、奏」目を手で覆って──
帯刀 奏:後に、曰く。
帯刀 奏:『めをとじみみをふさげとはいわれましたが、みるな、きくなとはいわれておりませんので』
帯刀 奏:「……むう」
帯刀 奏:少しだけ不満げに、けれど表情は変えないまま、そう唸った。
猫柳麻子:その足掻きを、猫は欠伸をしながら眺めていた

GM:DX3rd「凶獣戯画」
GM:おしまい

左文字勇斗:おつかれさまでしたー
GM:お疲れ様です!今回ちょっと予定時間より大幅に遅れてしまって申し訳ありません!
帯刀 奏:お疲れ様でしたー!
帯刀 奏:いえいえ。社会性は…悪…。
左文字勇斗:いえー、すごく楽しかったです。楽しく密度の濃い時間をありがとうございます。
猫柳麻子:お疲れさまでした!楽しかったです!
帯刀 奏:色々好き勝手やらせてもらって、それを受け止めてもらえて感謝なのです。楽しかった…!
左文字勇斗:ですです、色々とこー、やりたい放題させてもらいました。EDも含めて。
GM:ログはこちらでも保管・編集しますが、公開とか公式アカウントへの投下に関しては非常にお時間いただくおそれがあるので(僕の編集技能の低さが原因です。すいません。)
GM:もし迅速にアップロードしたい、という方が居ればお手数ですがそちらから対応頂いた方がいいかもしれません。
GM:では、日付またぐと身体に悪いので一先ず解散ということで。この度はお付き合い頂きありがとうございました
帯刀 奏:はぁい。じゃあ練習がてら、編集してみましょう。
左文字勇斗:了解しました、お疲れさまです。
GM:それでは失礼します。おやすみなさい。
左文字勇斗:重ねて遊んで頂きありがとうございましたー
帯刀 奏:お疲れ様でしたー!
左文字勇斗:また遊びましょう(`・ω・´)
猫柳麻子:お疲れさまでした!また機会があればよろしくお願いします!