一夜二人転──百合島柊と琴城星羅の場合


PC1:“愛星家(アストロフェ)” 百合島 柊(ゆりじま ひいらぎ)(キャラシート)PL:粘土
PC2:“フェアウェルブーケ” 琴城 星羅(ことしろ せいら)(キャラシート)PL:北白河

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

どどんとふ:全チャットログ削除が正常に終了しました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「北白河」がログインしました。
どどんとふ:「粘土」がログインしました。
GM:ではプレプレイ
GM:まずは琴城お姉さんのタイプを決めましょう。
GM:お姉さん表で1d10してくださいませ。
百合島柊:どきどき
琴城星羅:1D10
DoubleCross : (1D10) → 8

琴城星羅:裸エプロン #裸エプロン
GM:弟ちゃんは旦那様。新妻裸エプロンお姉ちゃん
百合島 柊:わーお
GM:……サマダイスを仕込みましたか?w<来るべきものが来た感じ
琴城星羅:今から関係を清算しようとする気がない出目
琴城星羅:まあこれでいきましょう。性に目覚めてくれ柊くん。
百合島柊:ひえー
GM:シチュエーション内容

【???】により【琴城星羅が『弟ちゃんは旦那様。新妻裸エプロンお姉ちゃん』】になってしまうという事態に陥る。
事態を解決するためには【原因である???を特定する】を進行する必要がある
最後の障害として【???】が出現します。

GM:本日の内容は以上にて、

GM:そうした訳で今宵の一夜二人転──「百合島柊と琴城星羅の場合」を始めさせて頂きます!
GM:では弟の柊くん、自己紹介をどうぞ
百合島柊:はい!

百合島柊:ゆりじま ひいらぎ、12歳のUGNチルドレンです。コードネームはアストロフェ(愛星家)。
百合島柊:外見はすこし癖の強いライトブラウンの髪、透き通った瞳、ぶかぶかのコート。
百合島柊:シンドロームはモルフェウス・バロールのクロスブリード。Dロイスは秘密兵器。
百合島柊:服をパンパンに膨らませた特別性の資材を魔眼に纏わせ、剣や盾を作り出して自在に操ります。
百合島柊:崩落戦の時に死にかけて、自分を守り背負って運んでくれた誰かに憧れ、自分も立派に人助けしたいなと思っています。
百合島柊:ちょっと背伸び気味ですが、弱い人の助けとなり、強い人が背中を任せられる立派な騎士たろう!と胸に誓っています。
百合島柊:データ的には《紡ぎの魔眼》で色々判定をできるのと、《クリスタライズ》の装甲無視攻撃。
百合島柊:そして《砂の結界》と《時の棺》で敵から仲間を守ります。
百合島柊:けっこう年上のお姉さんに可愛がられがちです。このまえ医療行為でファーストキスを奪われました。
GM:ひゅー
百合島柊:今日はお姉ちゃんと一緒に頑張ります!
琴城星羅:柊くんにはキスという行為の重要性を知ってもらうぞ
GM:柊くん(貞操)の危機は始まったばかり!
GM:かわいいショタっ子を期待しております。でもいざとなったら可愛いお姉さんの心より自分の操を護ってねw
百合島柊:よく分からないけど守りは硬いです!
百合島柊:お姉ちゃんを守りますよ~
百合島柊:それではどうぞ!
琴城星羅:守って旦那様
GM:では次いで新妻裸エプロンお姉ちゃん、自己紹介をどうぞ。

琴城星羅:ことしろ せいら。享年16歳!女子高生!
琴城星羅:崩落戦で死んだチルドレンの死体に憑依したレネビで、生前の記憶をそのまま保持しています。
琴城星羅:レネビになっていらい年を取らなくなったので永遠の女子高生生活を満喫しています。
琴城星羅:異能は体内に詰まった殺人コンクリをあやつること。ぶつけるだけでなく噴射したり散布したり体内のオリジナル星羅を召喚したりと応用が利きます
琴城星羅:性格は明るくてアホ!好みのタイプは年下の美少年!念願かなってつい最近恋人ができたらしいが、今目の前には旦那様がいますね。おかしいな。
百合島柊:おかしくなんてないですよ~
琴城星羅:おかしくなかった。というわけで、多重交際勢の仲間入りをかけた戦いに身を投じていきます。
琴城星羅:そんな感じでよろしくお願いしますね、あなた。
百合島柊:よろしくお願いしますね。星羅。
GM:星羅ちゃんの言質を取られていくスタイル、好きw
GM:では始まる前に、もひとつありました。<今回のローカルルール
GM:衣装、並びに部屋の備品などは自由に変更可能です。裸エプロンが次の瞬間にはスクール水着になっていても構いません。
GM:ではそんな訳で、初めてまいりましょう。あーゆーれでい?
百合島柊:ゴー!
琴城星羅:ごー!


GM:一夜二人転──百合島柊と琴城星羅の場合

オープニングフェイズ:「You're my sister」

GM:シーンPC:百合島柊&琴城星羅
GM:※姉弟の微笑ましい交流となります
GM:登場侵蝕率をお願いします。
百合島柊:百合島柊の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:37->40)
琴城星羅:36+1D10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+1[1] → 37


琴城星羅:日常だから落ち着いてる
GM:とある地区にある、あなた方二人にあてがわれた愛の巣──

GM:梅雨には珍しい、うららかな朝の日差し──
GM:夏の近づきを感じさせる陽光が窓から差し込み、
GM:あなた方姉妹は──目を覚まします。

GM:チュン……チュン……チュン……
GM:窓の外からは雀の鳴き声が聞こえてきます。
琴城星羅:「…なた…あなた…」柊くんを揺さぶる。
百合島柊:「んぅ……」むずがるように身体をよじる。
百合島柊:すぐ傍に暖かいものを感じる。それは毎日上る朝日の光、だけではなく。
琴城星羅:「朝ごはんできてるよ!一緒に食べよ!」ピンクのエプロンに身を包んで。
百合島柊:やはり毎日触れる、彼女の手。ぼくより大きな暖かい手。
百合島柊:「ん……星羅お姉ちゃ……」
百合島柊:そこまで言いかけて、どこか違和感を覚える。
琴城星羅:「こーらっ。今はお姉ちゃんじゃなくて…」
百合島柊:「うん……?」少し、違う気がする。この大切な人のことを、ぼくは……
百合島柊:「ああ、そうだ」そして納得。
百合島柊:「ごめんね、つい間違えちゃって」
百合島柊:「星羅」
百合島柊:そう。そうだ。今はこれが正しい。
百合島柊:「だってぼくは旦那様で」
琴城星羅:「私がお嫁さん。よくできました。夢で昔のことでも思い出してた?」
百合島柊:「どうだったかな」そういってすくりと身体を起こす。
百合島柊:「今、こうして目の前にいる星羅を見たら忘れちゃった」
琴城星羅:「もう!調子いいんだから」かわいいものを見る目!そして即座にハグ!
琴城星羅:「せっかく新婚で一緒にいれるんだから、早起きして一緒の時間を過ごさないと損だよ!」
百合島柊:「星羅の方は甘えん坊だね」ぎゅっと抱き返す。
百合島柊:ちょっと頬を赤らめる。手を回した背中が、すべすべとして柔らかい。
琴城星羅:「えへへ」ぺたぺたとする柊くんの手のひらの温もりを感じている。「ちょっとくすぐったいかも」
百合島柊:「嫌なら離れてよね」
百合島柊:「ぼくは星羅とこうしてるの、好きだけど」
琴城星羅:「離れないってわかっててそういうこと言うんだから、もー…」
百合島柊:「そりゃあ分かってるさ、星羅のことだもの」
琴城星羅:「えへへ。ご飯食べ終わったらまたいくらでもしてあげるから」腕を離す。
琴城星羅:「ご飯が冷めちゃう前にダイニングに集合ね」
百合島柊:「うん。着替えてすぐ行く」
琴城星羅:「あ、昔みたいに手伝ってあげよっか?」柊くんのパジャマのボタンに手をかける。
百合島柊:「星羅がしたいなら、させてあげよっか?」くすりと微笑み、腕を広げる。
百合島柊:「冷めちゃう前に、ちゃんと終わるならだけど」
琴城星羅:「したーい!」「…本当はたっぷり時間かけたいんだけど、今はささっとね。」
百合島柊:そして、そう時間はかかることなく。(星羅が作ってくれたご飯。ちゃんと美味しく食べたいもんね)
百合島柊:「うん、いい香り」リビングへと向かう。
百合島柊:一方的にお世話されるのは、少し落ち着かない。
百合島柊:ぼくだってたくさん星羅のことをお世話したいけど、こんなに張り切ってるからね。嬉しいし、うん。
琴城星羅:「でしょでしょ!今日はちょっといいお味噌使ってるんだよ!」うれしげな顔。
琴城星羅:「あなたの好きな味、すっごい研究したんだから!」
百合島柊:「ぼくの秘密、ばれちゃったか」
百合島柊:「星羅にだったら、いくら知られても嬉しいだけだけど」
琴城星羅:「私も、あなたのことぜーんぶ知りたいって思ってるからおあいこ!」
琴城星羅:少し赤くなって、はにかむ。「……あなたっていうのやっぱりまだちょっと慣れないね、柊くん」
百合島柊:「……やっぱりおあいこだ」
百合島柊:「ぼくにとっては、今でも星羅お姉ちゃんだから」照れくさそうに、彼女の姿を見つめる。
琴城星羅:にへー、と微笑む。「えへへ。私にとっても、やっぱり旦那さまである以前に『かわいい弟の柊くん』かな」
百合島柊:「むむ……」
琴城星羅:にこにこ。「照れてる顔もかわいいよ、あ・な・た♪」
百合島柊:「それについては、かわいいかわいい星羅お姉ちゃんにリードを許す形かだなあ」
百合島柊:すぐ隣に寄り添って、腰に手を回す。
琴城星羅:「ひゃうっ」
百合島柊:「ゆくゆくは、かわいいだなんて言えなくしちゃうからね。星羅」
百合島柊:精いっぱいに落ち着かせた声で、揺さぶりをかける。
百合島柊:ほんとうはぼくも、それどころじゃないけど。声には緊張を反映させない。
琴城星羅:赤くなる。「あー、かっこよくなろうとしてる!」
百合島柊:「知っての通りです」ふふ、やったね。成功だ。
百合島柊:「知る以上のぼくになるよ。すぐにね」
琴城星羅:「柊くん、かわいいままかっこよくなろうとするんだからずるいよね」ほっぺたをうりうりする。
百合島柊:「ずるくない。努力の賜物」やわからい頬をされるがまま。ぐにぐに。
琴城星羅:「ずっとこのままでいてほしくもあるけど…でももっとかっこよくなる柊くんも見たい…このジレンマ…!」
琴城星羅:「でも今は、かわいい柊くんを堪能させてもらうね」ほっぺたから手を放し、お箸を取る。
百合島柊:「星羅お姉ちゃんの欲張りさんなところ、好きだよ」
百合島柊:ぺたんと膝に手を降ろす。
琴城星羅:「そりゃそうもなるよ!だって…私は柊くんのだもん」柊くんの好物の卵焼きを取り、顔の近くに持っていく。「はい、あーん」
百合島柊:「たっぷり楽しんでね。あーん」ぱくり。口いっぱいに頬張る。
百合島柊:(あっ、おいしい)もむもむと口を動かす。
百合島柊:(………)一度にたくさん入れるものだから、時間がかかるのだ。
琴城星羅:「えへへ、おいしい?」「いっぱい食べて、かっこよく育ってね」
百合島柊:その間、まじまじと見つめられて。見つめ返して。
百合島柊:「んっ……美味しかったよ、お姉ちゃん」
琴城星羅:「えへへ、どういたしまして」
百合島柊:「ああ、だけど1つ」
百合島柊:「……コーヒーに、もうちょっとだけ牛乳欲しいかな」
琴城星羅:「オッケー!ほかならぬ弟の…旦那様の頼みとあれば、すぐ取ってくるね!」ウインクしながら、びしっと敬礼。
琴城星羅:ぱたぱたと冷蔵庫に向かっていく。エプロンのみを身に着けたその後ろ姿は、すべて肌色。
百合島柊:「………」その背中をしっかりと見つめている。ぼくの頼みで動いてくれてるところなのだから、当然だ。
百合島柊:背中。肌色。すべすべしてやわらかい。肌色。
琴城星羅:恥ずかしくないわけじゃないけど、柊くんの好きな服装なら仕方ないよね。
百合島柊:「………ううむ」
百合島柊:なんでだろうね。こんなに身体が熱くなるの。
百合島柊:たぶん耳まで真っ赤だろう。落ち着かなくって、足をもじもじと揺らす。
百合島柊:(コーヒー飲んで、冷まさないと)

GM:ぷりぷりする新妻と、もじもじする旦那さまと──
GM:シーンエンド

GM:ではここで、ワンナイトフィーバーに変わるエフェクト
GM:≪ビギンズナイト≫が発動します。
GM:これはオープニング終了時、侵蝕率を100%にまで上昇させてもよいというものです。
GM:この効果を受けた場合、衝動判定時に侵蝕率は上昇しません。
GM:また、戦闘終了時に侵蝕率が50%低下します。
GM:効果を受けられますか?
百合島柊:受けましょう
百合島柊:百合島柊の侵蝕率を+60した(侵蝕率:40->100)
琴城星羅:受けます!
琴城星羅:浸食100になりました。
GM:了解しました。
GM:それではさらにロイス操作が可能です。お互いに取るのを推奨!
百合島柊:お姉ちゃん:琴城星羅/P純愛〇:N恥辱 で取ります
琴城星羅:旦那様兼弟/百合島柊/世界一かわいい○/違和感
GM:熱々ですね。そして琴城さんのN感情……プレイ?w

琴城星羅:なんでだろうなあ。
GM:ではミドルフェイズへと移行しましょうか。

ミドルフェイズ:「sister who get along well」:1ラウンド目

GM:「sister who get along well」
GM:シーンPC:琴城星羅&百合島柊

GM:それではFS判定に移行して頂きます。
GM:今回、当初に述べさせて頂きましたように、通常の二人転と違い「原因」がはっきりしていません。
GM:進行度を獲得すると、徐々に判っていく感じです。具体的には2と4で開示されます。

GM:で、本日の特殊ルール。

・FS判定のラウンド頭に柊くんの妹堕ちチェック(意志6or任意失敗可)
・柊くんが妹堕ちしたら柊くんの妹タイプ設定。そのままラウンド進行。
・妹堕ちしなかった場合、琴城さんが姉タイプチェンジ。ラウンド進行。
・2R目以降、同じ処理を繰り返す。

GM:となります。

GM:ではまず、ハプニングチャートの決定から行きましょうか。柊くん1d6をどうぞ。ただし1が出た場合、その目は2R目以降に適応され、1R目は再ロールして頂きます。
百合島柊:1d6
DoubleCross : (1D6) → 2

百合島柊:あと妹堕ち判定は失敗します
GM:2:事態が深刻化する。状態変化の進行・周囲への拡大など
GM:ラウンド中の判定難易度を8に変更する。

琴城星羅:力強い宣言すぎる
GM:ではまず柊くんの妹タイプを決めましょう。1d10をどうぞ。
百合島柊:お姉ちゃんはこの妹が欲しいとかあります?
GM:あ、そうですね。ROCで良いですよ。
琴城星羅:まずはランダマイザの導きに任せて見てほしくあります
百合島柊:では
百合島柊:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

琴城星羅:8が出たら笑うしかない
百合島柊:お兄ちゃんをからかい誑かす生意気サキュバス妹 ですね
琴城星羅:サキュバス。 #インキュバス
GM:なるほどつまり
GM:弟ちゃんは旦那様。新妻裸エプロンお姉ちゃん
GM:vs
GM:お兄ちゃんをからかい誑かす生意気(サキュバス妹)インキュバス弟
百合島柊:少し修正
百合島柊:お姉ちゃんをからかい誑かす生意気(サキュバス妹)インキュバス弟 ですね
GM:ダイス様の言うことにゃ逆らうなと山男も言うております。問題がなければこれで行きましょう。
百合島柊:それでは判定しましょうか。
GM:では本来のFS判定行きましょうか

FS判定
使用技能:≪情報:噂話≫ ≪情報:ウェブ≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4
財産点使用可能。
特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とする。
また、メジャータイミングによりエフェクト支援を行った場合も、最大達成値を10に変更する。


GM:となります。
百合島柊:ではそれぞれ判定するということで
GM:ハプニングで難易度が8にあがっております
GM:その点はご考慮くださいませ。
琴城星羅:支援もらえれば妖精の手を飛ばせますぜ
百合島柊:あっ、じゃあ支援の方が成功率高いですね
百合島柊:《紡ぎの魔眼》で判定+4D。侵蝕値+1。お姉ちゃんを支援します。
百合島柊:百合島柊の侵蝕率を+1した(侵蝕率:100->101)
百合島柊:9dx>=8
DoubleCross : (9R10[10]>=8) → 8[2,2,2,3,3,5,6,8,8] → 8 → 成功

百合島柊:達成値+3です
琴城星羅:ありがとー!
琴城星羅:4DX+3>=8
DoubleCross : (4R10+3[10]>=8) → 8[3,6,7,8]+3 → 11 → 成功

GM:では琴城さん判定を。侵蝕ボーナスをお忘れなく。
琴城星羅:あ、先んじて振っちゃった
GM:成功したし、最大値だからよしとしましょう、うん。
百合島柊:ばっちりですね、お姉ちゃん
GM:では進行度が2/4となりました。
琴城星羅:えへへ、柊くんのおかげだよ!
GM:情報が開示されます。

◯開示情報その1「思い出したことその壱:UGNよりの指令」
琴城星羅と百合島柊は、十三支部支部長補佐、千鳥咲夜の指令でとあるアーティファクトを追いかけていました。
──はずなのですが、その後のことが思い出せません。確か何かを追いかけて、追い詰めたはずなのですが──
──気づいたら、朝チュン状態でした。
ひょっとしたら現在の状況は、そのことが関係しているのかもしれません。


GM:──────
GM:────
GM:──

GM:あなたたちは、UGNの正規メンバーです。
GM:正規メンバーたるもの、日常生活でも隙を見せるべからずとかかんとか。
GM:故に今、隙だらけのあなたのお姉ちゃん(新妻相当品)には、なんらかの指導をしなければならないかもしれません。はい。

琴城星羅:朝食の後。寝室のダブルベッドの上に、相変わらずきわどいエプロンを身に着けた星羅の姿があった。
琴城星羅:早起きの反動か満腹による安心感からか、二度寝を行っているのだ!
百合島柊:二人の家に危険などあるはずもなく、安らいだ気持ちでいる彼女の背中に忍び寄る影。
琴城星羅:「むにゃ…えへへ…だめ…そんなとこ…」うつ伏せなのでよくわからないが、相当なアホ面であることが寝言から伺える!
百合島柊:「……星羅お姉ちゃん」耳元に囁きながら、鎖骨をとんとんと叩く。
琴城星羅:「…むにゃ………さん…」「…ふぇ?」目を覚ます。
百合島柊:体を起こしても、視界には誰も映らない。背後に回り込んでいるからだ。
百合島柊:つつぅ
百合島柊:剥き出しの背中、背骨に沿って細い指が撫で上げる。
琴城星羅:「ひゃふぅっ!?」びくんと身を震わして起きようとする。
百合島柊:「ふふ。駄目ですよ、星羅お姉ちゃん」含み笑いと共に、背後から声が掛かる。
百合島柊:「そんな油断してちゃあ、大変なことになってしまいます」
琴城星羅:「ひ、柊くんっ?」状況が呑み込めてない。
百合島柊:「だってぼくは、一つ屋根の下に暮らす星羅の旦那さまで──」
百合島 柊:「星羅お姉ちゃんをからかうのが大好きな、サキュバスなんだから」

百合島 柊:バサッ 蝙蝠めいて皮膜のある、ほっそりとした腰から生えた翼がはためく。
百合島 柊:星羅お姉ちゃんもよく知っている、百合島柊のサキュバスとしての姿だ。
琴城星羅:「え、さ、さきゅばす!?なんで!?」寝て起きたら、旦那様がドスケベ衣装に身を包んで大胆アプローチをしてきた。
百合島 柊:彼のお姉ちゃんにしてお嫁さんであるならば、当然よくご存知のはずだ。
琴城星羅:そうだったような気がしてきた。そういえば毎晩こんな感じで生気をドレインされていた。
百合島 柊:「どうかしましたか?珍しいものを見るような目で」
百合島 柊:「ぼくのこと、なんでも知りたいお姉ちゃんじゃないんですか?」
琴城星羅:「あ…なんでもないよ、寝ぼけてただけ!」ぶんぶんと首を振る。
琴城星羅:「そ、そりゃそうだけど…」
百合島 柊:「ふふ。かわいいお姉ちゃん。寝てるところもかわいいけど、やっぱりこうしてるのが一番」
百合島 柊:ベッドの上へ四つん這いになって、すりすりと近寄る。
琴城星羅:まじまじと柊くんの姿を見る。少年特有の細いボディラインが、扇情的なボンデージめいた衣装に包まれてインモラルな淫靡さを醸し出している。
百合島 柊:「こうして起きていないと、そのきれいな瞳は。ぼくの事を見つめてくれませんからね」
琴城星羅:目が合う。いつも通りにいつもと違うまなざしに、魅了されたかのようにくらっとくる。
百合島 柊:「だけど、気持ちよさそうに寝てるところを起こしちゃったのは悪いと思ってます」
百合島 柊:「だから、目が冴えるように気付けをしてあげましょう」
琴城星羅:「は、はいっ…!」目が離せない!抗えない!エロい!
百合島 柊:「ん~……」
百合島 柊:(何をすればいいんだろう……?)
百合島 柊:互いに吐く息の熱が分かるぐらいに近寄って、そこで止まり。
百合島 柊:「……何がいいですか?」
百合島 柊:「星羅お姉ちゃんがしたいことなら、なんでもしてあげますよ?」
琴城星羅:「そ…その…キス…」声がそこで止まる。何か、それはダメな気がする。なぜだろう。
琴城星羅:「………さっきの背中のやつ、もう一回やってもらっていいかな…?」
百合島 柊:「ふふ。じゃあいきますよ」ピコピコと嬉しそうに羽根を震わせて。
百合島 柊:バサッ 大きく羽ばたく。熱のこもった二人の距離に冷ややかな風が奔る。
百合島 柊:「どうです?気持ち良いですか?」にこにこと笑いながらパタパタ羽ばたく。
百合島 柊:「それとも、いつも通りハグも欲しいですか?」
琴城星羅:「…柊くんのハグ、欲しいな…」とろんとした目で。
百合島 柊:翼を大きく伸ばして、お姉ちゃんの身体まで伸ばして、そのまま背中を包み込む。
百合島 柊:「いいですよ。お姉ちゃんが欲しいなら」
百合島 柊:「朝ごはんおいしかったです。おつかれさま」
百合島 柊:「疲れてるなら寝ちゃってもいいですよ。このまま」
琴城星羅:エプロンとぴっちりとした素材越しに確かな体温を感じる。そのまま柊くんの背中に手を回し…
琴城星羅:柊くんの背中をすっ…と撫で上げる。お返しだ!
百合島 柊:「ひゃんっ……んん、ふぅ……」
百合島 柊:思わず甘い声を上げる。サキュバスには羽根があるので背中が敏感なのだ。
琴城星羅:にんまり笑う。「隙あり、だよ!」片手でそのまま髪をわしゃわしゃ撫でる。もう片手は腰のほうに下がっていく。
百合島 柊:癖の強い髪は反発が強く、撫でられてもすぐ元の位置に戻る。
琴城星羅:「旦那様とはいえ、まだまだお姉ちゃんにはかなわないかな?」そのまま尻のほうを撫でまわす。
百合島 柊:しかし相手は大好きなお姉ちゃんなので、意識的な抵抗は皆無。
百合島 柊:「ん……いいんですよ、これで」
百合島 柊:「ぼくはお姉ちゃんと仲良く遊びたいだけですから。こちらの作戦勝ちです」
百合島 柊:「あふっ」
琴城星羅:「あ、ずるーい!勝利宣言!」しっぽの付け根や羽の根元を撫でまわす!お姉ちゃんだから弟の弱いところも知っているのだ!
百合島 柊:徹底的な攻勢に思わず声が出る。翼以外もぴくぴくと痙攣したり、伸ばしたり。
百合島 柊:(………あれ?)
百合島 柊:なにかがおかしい。変だ。
百合島 柊:(ぼくと星羅お姉ちゃんが遊ぶのって、こういうのだっけ)
百合島 柊:(こういうのってどういうのか、何て言えばいいか分かんないけど)
百合島 柊:(変──)「ひゃううっ」
百合島 柊:「星羅、お姉ちゃんっ。ちょっと待って待って!」

GM:芽生えた疑問は、棘のように──

GM:──────
GM:────
GM:──

ミドルフェイズ:「sister who get along well」:2ラウンド目

GM:では、FS判定2R目となります。
GM:の、前に。それぞれ姉と妹モードをチェンジしたければ、1d10してくださいませ。
琴城星羅:せっかくだししようかな
百合島 柊:ではモードチェンジします
百合島 柊:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

琴城星羅:1D10
DoubleCross : (1D10) → 9

GM:お兄ちゃんこんなことも分からないの~?敏腕生意気家庭教師妹
GM:もとい弟
琴城星羅:ダブル家庭教師というバグが発生した!
GM:ですね
GM:んー
百合島 柊:か……被った
百合島 柊:じゃあこっちが振りなおそうかな
GM:どちらか振り直しましょうか
百合島 柊:ちなみにこれが立ち絵
琴城星羅:あ、どうぞどうぞ!
GM:お願いします
GM:<柊くん
百合島 柊:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

GM:お兄ちゃんは御屋形様。ピッチリスーツくの一妹もとい弟
GM:いいとこを引きましたね。誰の趣味だろう?w
百合島 柊:御屋形様手ずから……指導を?
百合島 柊:何の……?
GM:弟ちゃんを手取り足取り指導してあげるお姉ちゃん家庭教師
GM:vs
GM:お兄ちゃんは御屋形様。ピッチリスーツくの一妹(弟)となりました。
GM:シチュは大丈夫そうですか、おふたりとも?
琴城星羅:大丈夫です!できるだけのことはやるぞ!
百合島 柊:問題なく
GM:ではハプニング表を。今度は琴城さんが1d10を
GM:ちがった
琴城星羅:1D6
DoubleCross : (1D6) → 5

GM:1d6です(汗)
GM:5:ちょっとした荒事・戦闘が必要な局面。
GM:ラウンド中の使用技能を≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫に変更する。

GM:となります。
琴城星羅:どんな場面だよ!
琴城星羅:まあそういう場面もあるか(納得)
百合島 柊:ありますあります
GM:やりづらければ、もっかい振り直しとかでもいいですよ?
琴城星羅:いえ、大丈夫です!
GM:ではとりあえず判定してしまいましょうか。残りはたったの2進行値
百合島 柊:それぞれ判定いきますか
琴城星羅:ですね。とりあえずさっきと同じ感じで!
百合島 柊:《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》オートで《紡ぎの魔眼》で侵蝕率+5、お姉ちゃんに合わせて白兵。支援です。
GM:どうぞ!
百合島 柊:ちなみにこの立ち絵はツンツンだけどお兄ちゃんにはデレデレツインテ妹弟です。
百合島 柊:12dx7>=6
DoubleCross : (12R10[7]>=6) → 10[1,3,3,4,4,4,4,6,6,8,9,10]+10[3,6,10]+10[8]+3[3] → 33 → 成功

百合島 柊:琴城星羅の侵蝕率を+5した(侵蝕率:105->110)
百合島 柊:こちらの立ち絵はこんな格好だけどお兄ちゃんには女の子として見られたいボーイッシュ(男装)妹(弟)
琴城星羅:では、こちらはRCで判定!
GM:余裕の成功。星羅ちゃんの判定に+3で上限が10になります。
琴城星羅:6DX+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 9[3,4,5,7,7,9]+4 → 13

琴城星羅:成功!
GM:では進行値が4/4となりました。情報が開示されます。なぜこんな惨劇が起きたかと言うと──

◯開示情報その2「思い出したことその弐:追跡していたモノは──」
追跡していた遺産は『模倣演算機・閉匣(別誂)』です。
これはあらゆる機器を分析、模倣するために開発された自立型の遺産の弐号機ですが、本来の性質を歪めた模倣を行うため、失敗作とされていました。
今回模倣された機器とは──先日市内全域で発生した『疑似夫婦事件』で回収、廃棄されたはずのFH性洗脳装置です。
その歪められた力があなたたち二人に照射された結果が──ごらんの有様です!

そう、なんという運命の悪戯か、あなたたちは本当は姉弟ですらありません!
無論新妻と旦那様でもありません!!
さらに言うのであれば、ここはあなた方二人の愛の巣ではありません。十三支部のセーフハウスのひとつです。色々記録されてるかもしれないよ、やったね!!!
なんとしても取り逃した閉匣を回収し、真の日常を取り戻さねばなりません!!!!

百合島 柊:そんなー
琴城星羅:なんだってー!
百合島 柊:この立ち絵は上官に逆らった罰として100秒ぎゅってしなさいっ!鬼教官ボンテージ軍服妹です
琴城星羅:記録は速やかに回収して個人の端末に保存してから削除しなければ

GM:さておき姉弟の甘い日々は続く。
GM:永遠にでは、ありませんが──

GM:──────
GM:────
GM:──

琴城星羅:部屋内の勉強机の横に立っているのは、清楚なブラウスに着替えてノンフレームの眼鏡をかけた星羅。心なしか賢そうに見える!
百合島 柊:「………」黙々と机に向かい、御屋形様の言葉へ耳を傾ける。
琴城星羅:「さ、さっきはごめんね?柄にもないことしちゃって…」
百合島 柊:「いえ、こちらこそ申し訳ございませんでした。お……屋形様」
百合島 柊:「ぼくのほうから、あのように。はい。ああして迫るというのは」
百合島 柊:「非常に良くないことです。」
百合島 柊:「全ておね……御屋形様が求めるままに。求められたことだけを返すのがぼくの使命です」
琴城星羅:「いや、あれはあれで…その…良かったというか…」「うん。柊くんは私を守るために一流の忍者になるんだからね」
百合島 柊:「なんなりと、お気に召すままになさってください」
百合島 柊:「はい。お姉……御屋形様の弟として生まれたときから決まっていたことであり」
百合島 柊:「そしてこの胸に誓ったその時から、ぼくは最高のくのいちとなると自分で決めました」
百合島 柊:「ぼくがその名に相応しくなれるよう、見守っていただければ幸いです」
琴城星羅:「えへへ、応援してるよ」
琴城星羅:「ちょっとでも柊くんの夢に近づけるように、いつも通り私もお手伝いするからね」机の上には「火遁」「忍具」「房中術」などと書かれた参考書が。

百合島 柊:くのいち特有のぴっちりとしたスーツ(さっきの方がもっとフィットしていた気もするが)に身を包んだまま、彼女を見上げる。
百合島 柊:「それでは今日は、こちらの勉強をよろしくお願いします」
琴城星羅:「じゃ、昨日の続きからやってこっか。忍具の82ページ開いてね」
百合島 柊:「あれ……今日のスケジュールは房中術ではなかったでしょうか」
百合島 柊:「いえ、御屋形様の言葉が間違っているはずはありませんね」
百合島 柊:「よろしくお願いします」
琴城星羅:「それは…実技もあるから、夜に、ね?」
百合島 柊:「お姉……御屋形様の睡眠時間を頂戴するのは気が引けますが」
百合島 柊:「ぼくのために割いていただく以上、全力で励みます」
百合島 柊:ぺらり。書物を紐解く。
琴城星羅:「じゃあ、今回の確認テストがよくできてたら、そこでご褒美あげちゃうことにしようかな」眼鏡越しにちらりと柊くんを見る。
百合島 柊:「ご褒美……ですか」きょとんと。透き通った無垢な瞳を大きく開けて見つめ返す。
琴城星羅:「そう、ご褒美。勉強ばっかりじゃ柊くんの身が持たないからね」
琴城星羅:覗き込むような眼で。「なんでも、柊くんのしてほしいことしてあげる」
百合島 柊:吸い込まれそうな瞳に、なぜだか喉を鳴らす。
百合島 柊:「お姉ちゃ……御屋形様のご厚意を無駄にしないよう、がんばります」
琴城星羅:「それじゃ、頑張ろうね」薄く微笑む。
百合島 柊:「……はい」お姉ちゃんがぼくのために、何かをしてくれるというのは。
百合島 柊:すごく嬉しい。本当はぼくがすべきなのだけれど。だからこそ特別嬉しい。
百合島 柊:「ふむ……」忍具の書物を見つめて。
百合島 柊:「これは拘束具ですね」
琴城星羅:「そうだね。倒した敵を手際よく縛って無力化するのは忍者の基本スキルだよ」
百合島 柊:ぺらりとめくる。
百合島 柊:「ここからは縄縛術の手ほどきですね……」
百合島 柊:「座学だけでは如何とも頭に入らなさそうです。難しいな……」
琴城星羅:「じゃあ、やってみる?」どこからともなく縄が出てくる。
百合島 柊:「よろしくお願いします」ぺこりと頷き、床に正座。
琴城星羅:「それじゃ、失礼して…」
琴城星羅:しゅるしゅると手際よく、かつ的確に順序の説明をしながら柊くんの体に縄(痛くないやつ)を巻いていく。
百合島 柊:「んんっ……」縄が身体に擦れる感覚に、声が出る。
百合島 柊:くのいち特有の肌にぴっちりフィットしたスーツは触覚をなんら妨げることはない。
百合島 柊:くのいちたるもの些細な変化も見逃すべきではないから、けして感覚を殺してはならないからだ。実に合理的である。
琴城星羅:一手順ごとに柊くんの肉体に縄が食い込んでいく。なんだか実践的な拘束というよりは六角形が見えたりする感じのやつだ!
百合島 柊:「……さすが御屋形様。見事な……ふぅっ。手際です……」
琴城星羅:「これで完成、と…」「大丈夫?きつくない?」
百合島 柊:「いえ、大丈夫です……」
百合島 柊:本当は少し苦しいけど、お姉ちゃんに心配をかけたくないので我慢する。
琴城星羅:「こうやって縛れば、あとは吊り下げるなり転がしておくなりで無力化できます。強く締めるとそれだけで拷問にもなる、と…」
琴城星羅:「…それじゃ、実践編だね。次は柊くんの番だよ」縄をほどきながら。
百合島 柊:「はい……それでは」
百合島 柊:しっかりと教えられた通りの手順で。丁寧にお姉ちゃんの身体を拘束していく。
百合島 柊:「痛かったら、ちゃんと言ってくださいね」一工程ごとに、慎重すぎるぐらい確認を取って。
百合島 柊:ほっそりとした手。ぼくが守るべき身体に縄を通していく。
琴城星羅:「んっ…大丈夫だよ!教えた通りにね!」ブラウスとタイトスカート越しに、ゆっくりと縄がかかっていく。
百合島 柊:「……これで良し、と」
百合島 柊:きちんと手順通りに、そう時間をかけずに縛り終える。
百合島 柊:「おかげさまで、完璧に習得しました」
百合島 柊:そう、しっかりと。どれぐらいきちんとしたものかはこの身で味わった通り。
琴城星羅:きれいに縛られ、無力化される。わずかな痛みがあるが、それもまたうまくいっている証。
百合島 柊:それはもう、お姉ちゃんはこれっぽっちも抵抗できない。それぐらいだ。
百合島 柊:「ばっちりです」
琴城星羅:痛みでわずかに目を潤ませながら。「よくできました」
百合島 柊:「お姉ちゃんを狙う悪い奴も、こうして完璧にやっつけちゃいますよ」
百合島 柊:彼女の前で膝をついて、丁寧に縄を解き始める。
琴城星羅:先に拘束の解けた腕で、解いている柊くんの頭をぽふぽふと撫でる。「ふふっ、柊くんはどんどん頼もしくなってくね」
百合島 柊:「当然です。ぼくは色んな相手からみんなを守らなくちゃならないんですから」
琴城星羅:「柊くんなら、どんな相手でも捕まえられるから大丈夫だよ」「私を狙う悪い忍者だって、ジャームだって、今追ってるアーティファクトだって……」
百合島 柊:「はい。必ず守って見せます……うん?」
琴城星羅:「あれ?アーティファクト…あれ?」
百合島 柊:「………?」まじまじとお姉ちゃ……琴城さんの顔を見つめる。
百合島 柊:なんだろうこの縄。
琴城星羅:頭の中で状況を整理する。目の前には今回のバディの柊くん(えっちなくのいち衣装)。私はなんだかエッチな感じの拘束をされている。
百合島 柊:手元の縄を視線で辿ると、琴城さんの身体に幾らか残っている。
百合島 柊:服にもまるで縄で縛ったみたいな跡が残ってるし、床に落ちた分も身体を取り巻いているように見える。
GM:そしてここは、十三支部の所持するセーフハウス(保安のための録画録音設備あり)です。
百合島 柊:「縄……?」
琴城星羅:「柊くん…その服…なんで?クノイチ?」「いやまあめっちゃ似合ってるんだけど…」
百合島 柊:「えっ服……?」
百合島 柊:「うわっ、すごいスースーします」まるで裸みたい。
百合島 柊:「誉め言葉は嬉しいですが、くのいち……?」
百合島 柊:「いや、ぼくは確かにくのいちとして人を守ると誓って……」
百合島 柊:「じゃない、騎士ですよ!」
琴城星羅:きょろきょろとあたりを見まわす。ベッドの上には煽情的なピンクのエプロンと、どう着たらいいのかわからないぴっちりしたサキュバスめいたスーツ。
琴城星羅:「だ、だよね!上級職でもクラスが違うよね!」
琴城星羅:エプロンを手に取る。つけていた時の記憶が蘇る。
百合島 柊:一緒に寝転がったり、いじわるしたり、されたり。
琴城星羅:妄想の中でしかしたことのないような行動の数々が頭の中をよぎる。
百合島 柊:なんだかよくわからないけど、すごいことをしてしまったのではないかと思う。
百合島 柊:だって、思い出したらこんなに身体が熱いもの。
GM:徐々に脳裏に蘇る──真実(妄想の実現)!
GM:あなたこのタイミングで予約済みとした人の顔を思い出してもいいし、思い出さないようにしてもいい。
琴城星羅:恋人(と少なくとも星羅は思っている)たる辰巳支部長の顔を思い出す。溢れ出す各方面への罪悪感!
百合島 柊:「せ、星羅さん大丈夫ですか……?」
琴城星羅:縛られているとは思えない滑らかな動きで土下座!「………ごめん柊くん!全部忘れて!お願い!」
百合島 柊:「せ、星羅さん大丈夫ですか!?」驚愕!
百合島 柊:「そんな頭下げられても困っちゃいますよ」
百合島 柊:「そこまですることやってたんですか……?」
百合島 柊:あたふたしながら正座。肩に手をやって身体を起こさせる。
琴城星羅:「いやその…ダメでしょ…!あまりにも…人として…!」
百合島 柊:「そんなに」
百合島 柊:「……星羅さん。ぼくの頭はそう便利に出来てませんから、忘れろと言われても忘れられません」
百合島 柊:脳裏によぎる星羅お姉ちゃ……バカ!星羅さんとの日常。
琴城星羅:「いくら洗脳されてたからって…好みストライクだからって…露骨にエッチな服着て…貞操を狙うのは…」相当にショックを受けている!
百合島 柊:「ですが、あなたが言ってほしくないこと、してほしくないことは絶対にしませんよ」
百合島 柊:「墓まで持っていきます。あなたが望むものがあるなら、それに応えるぼくでありたいですから」
百合島 柊:(貞操……?)
琴城星羅:「…柊くん、ありがと」
琴城星羅:「柊くん」おずおずと。「…柊くんは自分のしたこと、私に忘れてほしい?」
百合島 柊:「……ぼくは」
百合島 柊:口を開いてから、少し考える。
百合島 柊:琴城さんが忘れてほしい日々、それを覚えてほしいとか、言っても良い事なのか。
百合島 柊:(そう思うってことは、質問の答えはそういうことで)
百合島 柊:嘘は良くないな。うん。
百合島 柊:「……ぼくは、琴城さんとのあれこれが嫌な思い出だって、思ってません」
百合島 柊:「それは、ぼくがまだまだ未熟と言うか物を知らないってことなのだと思うけど」
百合島 柊:「それでも、ぼくは琴城さんと一緒にいる時間が好きですし」
琴城星羅:「柊くん…」目の前の、自分を守ろうとし続ける少年の顔をまじまじと見る。
百合島 柊:「……あと、これまで起きた色々、全部があってぼくだと思うので、忘れられたい思い出というのはあまり……」
百合島 柊:「まとまりがなくてごめんなさい。でも、そういう感じです」
琴城星羅:「…じゃあ、忘れられなくてもいいよ。ずっと覚えてても大丈夫」「その代わり」
琴城星羅:「誰にも話さない、私たちだけの秘密ってことで、ね?」小指を差し出す。
百合島 柊:「ええ、秘密です」小指を差し出して、契約を交わす。
百合島 柊:子どもらしいことなのに、なぜだか今の彼女がこれまでで一番、大人らしく見えた気がした。

GM:シーンエンド。次はクライマックスシーンとなります。
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
百合島 柊:お姉さん:琴城星羅/P好意〇:N罪悪感 にロイス変更。
百合島 柊:購入は不要です
GM:琴城おねいさんはどうされますか?
琴城星羅:・後輩/百合島柊/信頼○/罪悪感
琴城星羅:購入は不要!
GM:了解しました、それではクライマックスフェイズ!

クライマックスフェイズ:「Graduating from a sister」

GM:シーンPC:百合島柊&琴城星羅
GM:※決戦です
GM:※侵食率を上昇させてださい。
百合島 柊:百合島柊の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:101->102)
琴城星羅:110+1D10
DoubleCross : (110+1D10) → 110+2[2] → 112


GM:『私たちは姉でも弟でも新妻でも旦那さまでも裸エプロンでもインキュバスでも家庭教師でもクノイチでもない!』
GM:そう気づいたあなた方二人は、昨日ジャームを追い詰めた十三支部管轄区域の裏路地へとやって来ました。
GM:そこに居たのは──
閉匣:「──────」
GM:手脚の生えたガラスケースに、脳細胞を模した生体パーツを納めた遺産──
GM:『模倣演算機・閉匣』の弐號機です!
GM:※先日確認された壱式とは、生体パーツの色だけ違います。
琴城星羅:「や、やっと追い詰めた…!」
百合島柊:「それでは星羅さん!今度こそ倒して、それぞれの帰るべき場所に帰りますよ!」
琴城星羅:赤い構造体の煙が立ち上る。「うん…いくよ、柊くん!」
百合島柊:「まったく、星羅さんを辱めて……」
百合島柊:無数の魔眼を周囲に浮かべる。臨戦態勢だ、
琴城星羅:「(どっちかというと辱められてたのは柊くんだと思うんだけど…まあいいか)」「ここで倒して!収容するっ!」
GM:応じるように、閉匣の生体パーツが不気味に明滅して──衝動判定。目標値は9!
GM:失敗すると暴走します。なおここでは侵蝕率の上昇は発生しません。
百合島柊:《紡ぎの魔眼》で判定+4D。侵蝕値+1。
百合島柊:百合島柊の侵蝕率を+1した(侵蝕率:102->103)
百合島柊:9dx>=9
DoubleCross : (9R10[10]>=9) → 10[1,3,8,8,9,9,9,10,10]+5[3,5] → 15 → 成功

琴城星羅:7DX+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[1,2,2,7,8,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

GM:おふたりとも成功ですね。それでは暴走は発生しません。

GM:戦闘ラウンドに移行します。
GM:エンゲージ説明
GM:PC2人は1つのエンゲージに配置
GM:その5m先に、閉匣が位置しています。

GM:1ラウンド目

GM:セットアップフェイズ!
百合島柊:なし!
琴城星羅:なし!
GM:《加速装置》 行動値が+6され、14に変化します。
GM:機械の脚を器用に動かし、閉匣が俊敏に大地を駆ける!

GM:イニシアチブ 14で閉匣の手番となります。
GM:マイナー
GM:≪ポルターガイスト≫
GM:インプラントミサイル破壊 攻撃力+12
GM:メジャー
GM:≪コンセントレイト:オルクス≫+≪空間歪曲射撃≫+≪要の陣形≫+≪アームズリンク≫+≪雷光撃≫+≪MAXボルテージ≫
百合島柊:《時の棺》判定を失敗させます。侵蝕率+10。
GM:阻害がなければ判定に移ります。
百合島柊:百合島柊の侵蝕率を+10した(侵蝕率:103->113)
GM:了解しました! では──
琴城星羅:ありがたや!
百合島柊:お姉さんを守ります!
GM:高速稼働からの高速攻撃!
GM:残像すら残す勢いで加速した閉匣があなた方を取り囲み
GM:その手にした銃状のナニカから、謎の怪光線を放ってきます!
GM:しかし!
百合島柊:「させませんよ──オービタル」
百合島柊:周囲に浮かべた魔眼の回転軌道を延長。ぼくと星羅さんを包み込む。
琴城星羅:「ありがと、柊くん!」
百合島柊:たとえ攻撃軌道を見切れずとも、高速回転する魔眼が全ての射線を阻害する。
百合島柊:「一気に畳みかけましょう!」
GM:では次のイニシアチブ 10の柊くんです。
百合島柊:メジャーでコンボ【流星剣】《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》《クリスタライズ》オートで《紡ぎの魔眼》で侵蝕率+9、ブレイドバレットで攻撃。対象は閉匣(別誂)
百合島柊:15dx7+2
DoubleCross : (15R10+2[7]) → 10[1,1,1,1,2,3,4,6,7,8,8,8,10,10,10]+10[2,5,6,7,9,10,10]+10[2,4,5,8]+3[3]+2 → 35

GM:ガードを選択! 命中です。
百合島柊:20+4d10 装甲無視、ダメージで放心
DoubleCross : (20+4D10) → 20+22[10,2,3,7] → 42

GM:《磁力結界》LV2発動!
GM:42-2d10
DoubleCross : (42-2D10) → 42-12[3,9] → 30

GM:30点のダメージを受けました。いたたた……でもまだ生きてます。演出どうぞ。
百合島柊:高速回転する魔眼に携帯している砂を収束、刃を形成してそのまま、
百合島柊:「サテライト!」機動力を潰す!彼女の一撃はぼくより重いと知っている。
百合島柊:「星羅さん、お願いします!」
百合島柊:百合島柊の侵蝕率を+9した(侵蝕率:113->122)
琴城星羅:「任せて!」
GM:では次のイニシアチブ 9の星羅ちゃん!
琴城星羅:はいな!
琴城星羅:マイナーでコンボ:奇跡の星(赫き剣+破壊の血+ポルターガイスト)。HP14点消費して攻撃力38の武器を作成。
琴城星羅:即破壊して、シーン中攻撃力+38。
GM:ひぃ(汗)
琴城星羅:で、メジャーでコンボ:さよならの星(サンドシャード+コンセ)!破壊する武器は赤いコンクリート片(ナックルダスター)、目標は閉匣!
GM:阻害などありません、どうぞ!
琴城星羅:6DX7+1
DoubleCross : (6R10+1[7]) → 10[1,2,7,7,8,9]+10[1,6,8,8]+10[4,8]+6[6]+1 → 37

GM:ガードを選択。ダメージどうぞ!
琴城星羅:4DX+38+1
DoubleCross : (4R10+38+1[10]) → 9[2,2,3,9]+39 → 48

琴城星羅:もろもろ有効!
GM:《磁力結界》
GM:48-2d10
DoubleCross : (48-2D10) → 48-11[2,9] → 37

GM:ま、まだ生きてる。えらいぞ閉匣。演出どうぞ!
琴城星羅:反動は全部含めて19。浸食は131になりました。
琴城星羅:柊くんを一瞬見て、わずかに躊躇。しかし、意を決する。
百合島柊:まっすぐ視線で敵を射抜きながら、傍らの彼女へ向けるのは信頼だ。
琴城星羅:目や口から赤黒い構造体がどろりと流れ出し、それらが空中に巨大な球体を形作る。
琴城星羅:そこにコンクリート片を投げ込むと、閉匣めがけて構造体の濁流が襲い掛かる!
閉匣:「!・!・!」
琴城星羅:血めいた構造体のこびりついた壮絶な顔で攻撃を続けるも、とどめを刺すには至らない。

GM:クリンナップフェイズ
GM:閉匣の放心が解除されます。
GM:そちらは特にないと思うので、次のラウンドへと移行します。

GM:2ラウンド目

GM:セットアップフェイズ
琴城星羅:なし!
百合島柊:なし!
GM:閉匣は1ラウンド目と同じく、加速装置を使用します。行動値14を維持。
GM:マイナーは放棄。
GM:メジャーは1ラウンド目に失敗させられたのと同じコンボ。
GM:≪コンセントレイト:オルクス≫+≪空間歪曲射撃≫+≪要の陣形≫+≪アームズリンク≫+≪雷光撃≫+≪MAXボルテージ≫
GM:10DX7 ドッジダイス-2個 ガード値-5
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,1,1,3,4,5,8,8,9,10]+10[3,6,9,9]+10[3,7]+10[9]+10[9]+10[9]+10[7]+6[6] → 76

GM:此処に妖精の手!
百合島柊:《砂の結界》で星羅さんをカバーリング、ブレイドバレットでガード。侵蝕率+2。
GM:1dx7+70
DoubleCross : (1R10+70[7]) → 5[5]+70 → 75

GM:カバーリング了解です。
GM:一応星羅ちゃんのリアクションもプリーズ。
百合島柊:80スタートで85かな
琴城星羅:こちらはガード!
GM:あ、ですね。失礼しました。指摘ありがとうございます。
百合島柊:百合島柊の侵蝕率を+2した(侵蝕率:122->124)
GM:ではダメージ
GM:9d10+20+12 ガード値-5
DoubleCross : (9D10+20+12) → 54[4,6,10,4,3,7,5,9,6]+20+12 → 86

百合島柊:168ダメージで戦闘不能、標的:閉匣(別誂)/P興味:N憤懣〇 でロイス取ってタイタス昇華
GM:86点 ガード値-5 です。対象は柊くんもだから2倍ダメージ。
GM:了解しました、では攻撃演出しますので、カバー演出を。
百合島柊:そっか、172ダメージですね
百合島柊:どうぞ!
閉匣:「・-・-・」
GM:先を上回る高速移動! そしてその手にした銃状の何かより、怪光線が再びあなた方二人へと放たれます!
百合島柊:攻撃を行って、隙の出来た星羅さんの前に大盾を浮かべる。
琴城星羅:「くうっ!」避けきれない!
百合島柊:彼女を守る盾は揺るがない。ぼくはくのいちでなくとも、お姉さんを守るとは誓っている。
百合島柊:「ぐ、あぁっ!」そして守りはそこへ集中している。当然直撃を受ける!
琴城星羅:「柊くんっ!」
百合島柊:「だい、丈夫です!」
GM:では次のイニシアチブ 10の柊くん!
百合島柊:メジャーでコンボ【流星剣】《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》《クリスタライズ》オートで《紡ぎの魔眼》で侵蝕率+9、ブレイドバレットで攻撃。対象は閉匣(別誂)
百合島柊:15dx7+2
DoubleCross : (15R10+2[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,6,6,6,7,10,10,10,10]+10[2,5,6,9,10]+10[9,10]+10[5,7]+10[10]+10[7]+10[9]+10[8]+4[4]+2 → 86

百合島柊:張り切ってます
GM:い、怒りの柊くん(汗)
GM:ガードを選択
GM:阻害などありません。妖精の手などなければダメージどうぞ!
百合島柊:20+9d10
DoubleCross : (20+9D10) → 20+49[9,1,5,8,10,2,1,3,10] → 69

GM:最後のあがき、《電磁障壁》
GM:69-2d10
DoubleCross : (69-2D10) → 69-11[2,9] → 58

GM:がんばり──ましたが届きません。累計89ダメージを超えたため戦闘不能です。蘇生も無し!
GM:トドメ演出どうぞ!
琴城星羅:攻撃を受けて今にも倒れそうな柊くんを後ろから支える。「…柊くんなら、どんな相手でも捕まえられる、よね?」「そこは忘れてないよ。だから、お願い」
琴城星羅:「あいつを、倒して」
百合島柊:「……ええ、」ぼくも覚えています。初めて会った時のこと。
百合島柊:ワイバーンとの戦いで、戦う姿を見て欲しくないって言ったこと。
百合島柊:「任されました!」忘れられないのはごめんなさい。見せてくれてありがとう。
百合島柊:魔眼に纏わりつく砂が幾つも結び合い。形成されたのは多節の連なり、ウミヘビ座みたいに。
百合島柊:「終わりです!」高速で箱に襲い掛かった連星が、勢いよく絡み付いて重力操作。
百合島柊:箱をこれっぽっちだって動けなくする。
百合島柊:「アーティファクト……確保完了です!」
百合島柊:百合島柊の侵蝕率を+9した(侵蝕率:124->133)
閉匣:「!・!・!」
GM:その一撃で閉匣は動きを封じられ、一切の戦闘能力を奪われました。
GM:戦闘終了です!
百合島柊:やった!任務の達成感と、期待に応えられての安心感が身体を包んで、
百合島柊:「……あっ」足から力が抜けて、その場にへたりこむ。身体は頭に追いついていないらしい。
琴城星羅:「わわっ」柊くんの体を受け止め、抱きかかえる。
琴城星羅:しばらくしたのち、にこりと笑ってわしゃわしゃと頭を撫でる。「…たいへんよくできました!100点!」
百合島柊:「……星羅さん」すっぽりと身体を抱え込まれて、頭をくしゃくしゃにされる。
百合島柊:「……はい、やりました!」
琴城星羅:「かっこよかったよ。もう立派な騎士様、だね」「あれ、これ前も言ったかな?…まあいいか!」
百合島柊:「星羅さんもとても頼れる憧れの先輩でした。ずっとそう思ってますし、何度だって思い直します」
琴城星羅:「…私にとっても、柊くんは自慢の後輩だよ。かわいくて、かっこよくて…それで、頼りになる。初めて会った時からそう思ってるし、今もそう」
百合島柊:「えへへ……星羅さんにそう言っていただけると、とても嬉しいです」
琴城星羅:「君と出会えて、本当に良かったって思ってる。」「だから…これからもよろしくね」
百合島柊:「はい!これからもたくさんお世話になります!」
琴城星羅:「…あと、たまにはお姉ちゃんって呼んでくれても…いいんだよ?」
百合島柊:「………」まじまじとその顔を見つめる。
百合島柊:たしか、こういうことを言ったんだっけか。お姉さんの期待に応えるのは、騎士の務めだよね。
百合島柊:『星羅お姉ちゃんがしたいことなら、なんでもしてあげますよ?』首を傾げて、そう言った。

バックトラック

GM:ビギンズナイトの効果で、侵蝕率がそれぞれ-50されます。
琴城星羅:確定帰還!
GM:そして二人転の経験点は5で固定。侵蝕処理を省略します。無事生還!
百合島柊:ありがとうございました!
GM:ちなみに衣装が変わった理屈はEエフェクト《ラビリンス》でした。こちらも経験点固定なのでまあフレーバーフレーバー
琴城星羅:ありがとうございました!

エンディングフェイズ:「You're my──」

GM:シーンPC:琴城星羅&百合島柊
GM:※エンディングです、しっぽりしましょう。

GM:──そして奇妙奇天烈摩訶不思議な事件は収束を迎え
GM:慰労と簡単な報告すり合わせのため、あなた方二人は第五支部にある最近噂のケーキショップ「Taketake」へとやってきました。
GM:若い職人夫婦が手作りのケーキを販売する小さなお店で。
GM:人気メニューはフルーツをふんだんに用いた季節のタルトです。
琴城星羅:「これが私の『してほしいこと』…ってわけで付き合ってもらってありがとね、柊くん」
百合島柊:「いえ、ぼくも甘いものは大好物です!」
百合島柊:ショートケーキをはむり。おいしさに顔をほころばせる。
百合島柊:「星羅さんって、おいしいお店をたくさん知ってますよね」
百合島柊:「ぼくの他にも誰かとよく来たりするんですか?」
琴城星羅:「えーと、第五支部のみんなでしょ、麻子ちゃん、くくりちゃん…あ、くくりちゃんは今度柊くんにも紹介するね」
琴城星羅:「それと、最近は咲夜ちゃんと…」少し表情が変わる。「辰巳支部長!」
百合島柊:「千鳥さんにはこの前お世話になりましたね……」
百合島柊:「支部長さん!」表情が変わったなというのと、そういうところ行くんだという驚き。
琴城星羅:「転校のうちにいろんな地区のお店を開拓したから、まだ行ったことのないお店に連れてって反応見るのが好きなの」「今回もそうなんだけどね」
百合島柊:「謎多き支部長であると話は聞いていますね」つまり全然知らない。
百合島柊:「どんな方なんですか?」
琴城星羅:「辰巳さんはね、すっごくかっこよくて、それでいて可愛くて頼りになって…」「ずっと、隣にいたいって思える人かな」
琴城星羅:生徒手帳の裏側に挟んだ辰巳支部長の写真を見せる。「こんな人!かっこいいでしょ!」のろけ顔。
百合島柊:「へぇ……」支部長についてのお話を聞くと同時に、星羅さんの顔を見つめる、【辰巳さん】の話を聞く。
百合島柊:「星羅さん、支部長さんのことが大好きなんですね」
百合島柊:ケーキを食べた時よりなお、口元が緩む。
琴城星羅:「だって辰巳さんは私のこ……」ごほん。「……一番大切な人、だから」
百合島柊:「こ……」
琴城星羅:「あ、これは柊くんが大切じゃないとかそういうことじゃなくて…」あたふた。
百合島柊:「ふむふむ、なるほど」
百合島柊:「やっぱり星羅さん。頼れて強くて、素敵なお姉さんですけど」
百合島柊:「一番はやっぱり、かわいい人ですよね」
琴城星羅:「そ、そうかな?」てれてれ。
百合島柊:「そうやって慌てたりしてるところもそうですけど、一番かわいいのは」
百合島柊:サクッと苺をフォークで突き刺す。
百合島柊:「辰巳さんの話をしてる時、とても幸せそうで」
百合島柊:「だからこれは、ぼくからのお祝いです。一番おいしいやつをあげましょう」
百合島柊:苺を口元にすすっと。
琴城星羅:「え、いいの?」あーん。
百合島柊:「ちょっと酸っぱいの、どうぞ」あーん。
百合島柊:「大切な物、見つけた記念です」
琴城星羅:ぱくり。もぐもぐ。「ん~っ!美味しい!」
百合島柊:「良かったです」にっこりと笑う。
百合島柊:「星羅さんの嬉しそうなところを見るの、ぼくは好きみたいなので」
琴城星羅:ちょっと赤くなる。「…そういうこと、誰にでも言っちゃダメだよ?」
百合島柊:たぶん、そう。ぼくがあの日に幸せだったのは、だからなんだよね。
百合島柊:「思った人にしか言ってませんよ」
百合島柊:心の底からそう思うから、ぼくはとても嬉しいんです。
琴城星羅:むむむ。「柊くんはまだわかんないかもしれないけど」「そういうのは、恋人とか…お嫁さんになる人に言うようなことなんだからね」
琴城星羅:「今回の件でやったことだってそうだよ!その…触ったりとか…えっちな服着るとか…キスしようとしたりとか…そういうのも!本当は!恋人とかにやるものなんだから!」
百合島柊:「ぼくだって恋ぐらい知ってますよ。騎士道物語ってそういうの出てきますし……」
百合島柊:「あれでしょう、乙女の抱擁……とか、星羅さんがよくやるハグでしょう」
琴城星羅:「た、たしかに…」
百合島柊:「それに口づけだって挨拶の意味もあるでしょう」
百合島柊:「でも、この前口にされたのはいきなりでびっくりしましたね」
琴城星羅:!?「ちょ…ちょっと待って!誰に!?」
琴城星羅:「ふぁ…ふぁーすと…きす…を?」「誰にささげたの!?」
百合島柊:「誰って……」人の名前を勝手に出すのはあまり良くないよね。
百合島柊:「初めて会った人でした。FHを辞めたいと……」ここは小声。
琴城星羅:「初対面の相手に!?」
百合島柊:「そうなりました。急に壁際で追い込まれたのでびっくりしましたね」
琴城星羅:「壁ドン!?」
琴城星羅:「(だ…大胆すぎる!このN市のどこにそんなショタコンが…!)」
琴城星羅:「…その人の写真とかある?」
百合島柊:「今度ご飯食べた時にでも、撮っていいか聞いてきますね」
琴城星羅:「一過性の関係ではない!?」
百合島柊:「一緒に撮りましょうって言ったら頷いてくれる気はします」
琴城星羅:「あのね、柊くん」がしっと肩を掴む。「現代日本において!キスは!挨拶どころか!ド直球の愛情表現!」
琴城星羅:「私でもまだ踏ん切りがつかないのに…」
百合島柊:「………」
百合島柊:「いや、違うと思いますけど……」※あれは医療行為だったので。
琴城星羅:「…とりあえず、その人との関係については進展があり次第教えてもらえると嬉しいな」野次馬根性。
百合島柊:「ああ、星羅さんの言葉を疑うわけじゃないんですよ?」
百合島柊:「むしろあの人がだいぶ変な人ですからね」
百合島柊:「急にほっぺの傷を舐めてきたりしますし」
琴城星羅:!?!?「は…犯罪…!」
百合島柊:「無視するなよ、とか言いながらでしたね」
百合島柊:「まあ、ちょっと変わった人なのでそういうのではない……んじゃないですかね?」
琴城星羅:「初対面で…壁ドンしつつ…ファーストキスを奪って…「無視するなよ」って言いながらほっぺの傷を舐める…」脳内で女性版跡部様みたいなやつを想像している。
琴城星羅:「…決めた!今日はもうその人のこと聞き出すのに全部使うからね!このままだと気になって絶対眠れないから!」
百合島柊:「そうなってしまっては大変ですねえ」
百合島柊:「それではこのまま付き合いましょう。なんといってもお姉ちゃんの健康に関わりますので」
琴城星羅:「よーし、まずはその人の年齢から…」メモを取り出してプロファイリングをする気満々!
GM:そしてわちゃくちゃと、会話は続く──
GM:姉と弟ではなくなったとしても
GM:二人は百合島柊と、琴城星羅なのだから──

GM:今宵の一夜二人転
GM:百合島柊と琴城星羅の場合──千鳥咲夜の報告書より
GM:これにて終了となります。お疲れ様でしたー
百合島 柊:ありがとうございました!
琴城星羅:ありがとうございました!
百合島 柊:いや~とても楽しませていただきました