『その手は強く大きく優しかった』
PC1:“錆浅葱 ” 鈎取 千歳(キャラシート)PL:月見鳥
PC2:“クライム・モーメント” 木更津 曵((キャラシート)PL:雷鳥
PC3:“竹光侍” 銀島 武光(キャラシート)PL:仁藤二兎
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
仁藤二兎:こんばんはー
月見:こんばんは!
仁藤二兎:今回はよろしくお願いします!
月見:こちらこそ!
どどんとふ:「」がログインしました。
雷鳥:こんばんは!
仁藤二兎:こんばんはー
雷鳥:先日は失礼致しました...!
月見:こんばんはー
仁藤二兎:立ち絵のサイズって300*300で大丈夫ですかね?
月見:すいませんそこらへん詳しくなくて…
GM:こんばんはー
仁藤二兎:こんばんはー
月見:こんばんは!
GM:大体おなじようなサイズで表示されてたかと思います
銀島 武光:test
木更津曵:test
千鳥咲夜:テスト
木更津曳:test
鈎取千歳:てすと
鈎取千歳:1のほうがいいかな…
鈎取千歳:てすと
GM:そのあたりは、バランス良く調整いただければm(_ _)m
鈎取千歳:ドキドキしてきた…
【トレーラー】
とある事件によって、オーヴァードの力関係に歪みが生じたN市十三地区。
混沌とする情勢を収めるため、少ない人員を使って対応にあたるUGN。
これ幸いと、暗躍を開始するFH。
綻びを繕おうとするモノ。
綻びをつこうとするモノ。
綻びを好機と捉えるモノ。
綻びを危機と捉えるモノ。
四者四様。所詮この世は己が大事。
それぞれがそれぞれのために動くことでできた渦は、外のモノをも巻き込んで──
ダブルクロス The 3rd Edition Ver.大N市
『その手は強く大きく優しかった』
ダブルクロス それは裏切りを意味する言葉──
GM:【シナリオハンドアウト】
PC1枠:UGNチルドレン、あるいはUGNに協力できるモノ(13区外にて生活、学生推奨
ロイス対象:木藤紅璃朱(女性、学生、十代半ば:調整可能)
指定感情 率先して協力が可能なもの。
木藤紅璃朱はあなたの同級生です。
頭脳明晰眉目秀麗冷静沈着。
優秀ではあるのですが、マイペースな言動と謎に包まれた私生活から、どこか近寄りがたい。
そんな彼女がなぜか街中で拉致されかけ、あなたは偶然これを助け──
GM:「よければ事情を説明させて頂ければと思うのですけれど、ご都合はいかがですか?」
GM:──自由業の方々の抗争に、巻き込まれることとなります。
GM:それでは鈎取さん、自己紹介をお願いします。
GM:ロイスはまだ決めなくても大丈夫です。
鈎取千歳:はいー
鈎取千歳:「錆浅葱”ラスト・ブルー”、鈎取千歳です。」
鈎取千歳:「チルドレン見習いですが、よろしくです。」
鈎取千歳:星辰館高校に通う、UGNチルドレンです。
鈎取千歳:中学生の時に事故に会い覚醒、自分の能力が嫌いで、いつか消すためにUGNで活動中です。
GM:王道チルドレン!
鈎取千歳:過去のトラウマで人との接触が苦手、常に長袖長ズボンと手袋をしてます。
鈎取千歳:でも同級生がキャッキャウフフしてるのを遠目でいいなーと眺めてたり。
鈎取千歳:データとしてはブラム/モルのクロスで、近接RCで範囲に邪毒を撒きます。
鈎取千歳:イメージ的には血液が錆となり相手の体を浸蝕する…みたいな。
鈎取千歳:砂の加護とバディムーヴもあるのでミドルも手伝えたらいいなとおもいます!
鈎取千歳:こんな感じですが、よろしくおねがいします!
GM:かわいい。友達ができるといいですね、ありがとうございます。
GM:では次、PC2のハンドアウト。
PC2枠:UGNエージェント、あるいはUGNと協力体制にあるモノ(ロイス対象と交流があって自然なキャラを推奨
ロイス対象:真島大樹(男性、五光者、30~40代)
指定感情 友情、有為、ビジネスなど。少なくとも過去においては友好であったもの
真島大樹はN市出身の五光者で、腕っぷしの立つ用心棒です。
過去において貴方と共に戦ったり敵対したりした、腐れ縁とも言える間柄。
なぜかN市には足を運ぼうとせず、市街で活動していた真島ですが、ぶらりとあなたの下へと現れました。
曰く──
「今度は──やりあうことになるかもしれん」
GM:では木更津さん、自己紹介をお願いします。
木更津曳:はいはい
木更津曳:「木更津曳、だ。ま、よろしくな」
木更津曳:平々凡々、肩の力を抜いて生きていきたいおっさんです。
木更津曳:戦い方が少し珍しく、刀を鞘ごと振り回して戦うぜ!
木更津曳:ここぞというときの居合は...強い!
木更津曳:過去が少年兵だったり女師匠がいたりするがまあUGNエージェントとして暮らしております。
GM:ヘビーな過去が
木更津曳:真島...一体どうしたっていうんだ...
木更津曳:こんな感じで。よろしくお願いします。
GM:はい、よろしくおねがいします。
GM:そうした訳で今回のメンツでは、木更津さんは唯一の十三支部所属のキャラクターとなります。
GM:支部長補佐にこき使われてください。
木更津曳:うげえ。
GM:ではラスト。PC3のハンドアウト
PC3枠:UGNチルドレン、エージェント、イリーガル。あるいはUGNに協力的な立場のモノ
ロイス対象:千鳥咲夜(女性、十三支部支部長補佐)
指定感情 任務に関し協力可能なもの
千鳥咲夜は先日十三支部支部長補佐に就任したチルドレンです。
とある作戦のため最近不在がちな支部長に代わり、現在同支部を切り盛りしています。
「とにかくウチは人手が足りない。なので、有るところから借りることにした」
そんな彼女からの依頼は、十三地区勢力争いの影に潜むFHらしき存在を、共に調査、排除してほしいといったものでした。
GM:では銀島さん、自己紹介願います。
銀島 武光:よっしゃあ!
銀島 武光:「生まれは関東、中高は九州、大学就職は大阪を経て、今は放浪・根無し草!」
銀島 武光:「好きなもんはたくさん!」「嫌いなもんはまぁ色々!}
銀島 武光:[マイネームイズ銀島武光!よろしくよろしく~」
銀島 武光:N市に出没する屋台「粉ものや 銀島」の店主。似非関西弁の青年です
銀島 武光:一年ほど前までは、大阪府警剣道特練員として機動隊に所属していました
銀島 武光:しかし出動時にジャームと交戦。あえなく敗北して落命するも、オーヴァードとして復活しました。
銀島 武光:オーヴァードとしての歴は短いので、そこら辺は先輩方よろしくお願いします
銀島 武光:一度死んだ!のでまぁ今回は好きに生きようと、屋台に改造したトラックを供に全国を放浪してます。
銀島 武光:あとクソ貧乏です!屋台の利益とか考えてないから基本赤字!
銀島 武光:データ的には白兵ノイマン、ひたすらダメージダイスを増やして殴ります。
銀島 武光:こんな感じですかね?よろしくお願いします!
GM:白兵ノイマン、強い!
GM:はい、ありがとうございます。
GM:銀島さんには、イリーガル的な形で今回の件に関わってもらおうと思います。がんばって稼いで黒字経営を目指しましょう!
銀島 武光:頑張って経営資金を稼ぐぞ!
GM:はい、よろしくお願いいたします!
GM:ではさっそくはじめて行きましょう。まずはそれぞれのオープニングから。
オープニングフェイズ01「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや?」
GM:シーンPC:木更津曵
GM:※旧友と再会、戦いを予感させるシーンとなります。
GM:※浸食率をあげてください。
木更津曳:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 10[10]+31 → 41
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:最悪の治安と最悪の住人。
GM:そう評されることの多い十三支部管轄区域ですが、
GM:人が営みを行っている以上、当然ながら商いも行われています。
GM:むろん、それらの中には人の欲望に直結するそうした店舗も存在しており──
GM:バー・ハッチボッチ。
マスター:「…………」
GM:無口ながらも腕の確かな頑固マスターが経営する、
GM:名前通り「多種多様な」客が利用する老舗バー。
GM:そんな古びた調度の揃えられたバーのカウンター奥で──
GM:質素ながらも質の良いダークスーツに身を包んだ、
GM:四十がらみの男性が静かにショットグラスを傾けています。
真島大樹:「………………」
GM:鋭い眼光、女性の腰回りほどもある腕、そして人の頭部ほどもある巨大な拳。
GM:真島大樹──
GM:この店にあなたを呼びつけた、あなたの古馴染みです。
木更津曳:「よ、マスター。いつもの」
木更津曳:ドアベルの音とともに、髭面の男が一人。
木更津曳:「...あ、いた」
木更津曳:「久しいな、真島」
木更津曳:隣に腰掛ける。
マスター:「………………」眉だけを動かし、来客を確認する老マスター。
真島大樹:「数年ぶりか──」
木更津曳:「あぁ」
GM:真島大樹とあなたは数年前、ちょっとした市外でのトラブルで共闘したことで、縁が生じました。
GM:以来、用心棒である彼とは味方として敵として、
GM:何度かの事件で顔を合わせる間柄となっています。
GM:多くを語る男ではありませんが、こうして膝を突き合わせる事もあり。
GM:彼がN市出身の五光者(N市裏社会におけるオーヴァードを指す隠語)であること──
GM:にもかかわらずN市へは足を運ぼうとしないこと──
GM:そして背中を預けるには十分な頼もしい味方であると同時に、
GM:目をそらせば、一瞬にして命を奪われる恐るべき敵であることを知っています。
木更津曳:「お互い歳食ったなあ」
マスター:ことり──と、老マスターが黙って木更津曵の前にグラスを運び、去っていきます。
木更津曳:「元気にしてたか?」
真島大樹:「オマエはそうでもなかろうよ──」
木更津曳:「は、まあな」
木更津曳:煙草に火をつける。
木更津曳:親しい間柄だ。遠慮なく。
木更津曳:「んで、今日はどうしたんだ?」
真島大樹:「オマエが老け込むのは、むしろこれからだろう」懐からシガーを取り出し、同じ様に火を点ける。
木更津曳:「は、そうかもな」
真島大樹:烟草を楽しみ、煙を吐き出しながら──
真島大樹:「いろいろあってな──」
真島大樹:「この街に帰ってきた」
木更津曳:「そうか」
木更津曳:ウィスキーのストレートを呷る。
真島大樹:「オマエは──ここに腰を据えたのか?」
木更津曳:「まあ、な」
木更津曳:「なんだかんだ、居心地がいい」
木更津曳:「旨い酒が飲めるバーもあることだしな」
真島大樹:「根無し草が性分だろうに、珍しいこともある」
木更津曳:「....いいもんだよ。帰る場所があるっていうのは」
真島大樹:「………………」
木更津曳:「...どうした?」
GM:その問いには応えず、吸い終わった烟草の火を己の手で押し付け消して。
真島大樹:「いや、そうだな」
真島大樹:「ひとそれぞれ、と言うやつだ」
木更津曳:(...なんだ)
木更津曳:(厭な感じが、する)
木更津曳:「そうか」
木更津曳:「...なんか食っていかないのか?」
真島大樹:「酒のアテは烟草と決めていてな」
木更津曳:「そりゃあいい 進むな」
GM:空となった互いのグラスに、マスターが無言のまま琥珀色の液体を注ぎます。
木更津曳:一気に煽り、煙草の火を消す。
GM:そして──
真島大樹:「悪いな、木更津」
木更津曳:「..んだ」
GM:声音は変えず、淡々と
真島大樹:「今度は──やりあうことになるかもしれん」
木更津曳:「そうか」
真島大樹:「ああ──」
木更津曳:「......手、抜くなよ」
木更津曳:「そんときゃ、一瞬で絶ってやるよ」
真島大樹:「ああ、互いに恨みっこなしといこう」
GM:そして巨大な手で小さなショットグラスを掲げ、あなたの方へと──
木更津曳:ショットグラスを掲げる。次 重ねるのは
木更津曳:刃か、拳か。
木更津曳:子気味いい音が、満量のグラスと空っぽのグラスが重なり、響いた。
木更津曳:男は、別れ行く。
GM:シーンエンド
GM:ではシナリオロイスを設定頂きましょう。
木更津曳:真島大樹 相対〇/覚悟 で
GM:ロイス了解です。
GM:では次、銀島くんのオープニングとなります。あーゆーれでぃ?
銀島 武光:いえー!
オープニングフェイズ02「千鳥咲夜の依頼」
GM:シーンPC:銀島武光(他登場不可
GM:※千鳥咲夜から依頼を受けるシーンとなります。
GM:※浸食率をあげてください。
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+1(1d10->1)した
GM:N市・繁華街──
GM:同・高架下──
GM:人通りは決して少なくない、売れるかどうかは企業努力。
GM:幸運にもそんな区画での営業許可を得た「粉ものや 銀島」に、一人の少女が訪れました。
GM:鋭い眼光、仏頂面の黒セーラー。
千鳥咲夜:「N市UGN十三支部支部長代理、“夜を裂くモノ”千鳥咲夜だ」
GM:愛想をどこかに置き忘れでもしてきたのか、少女は不躾にそう名乗りを上げました。
銀島 武光:鉄板が奏でるジュージューという音
銀島 武光:お好み焼き・たこ焼き・イカ焼き・フランクフルト、屋台の定番の品が並ぶその隣に
銀島 武光:でかでかと『オリックス勝利につき全品半額!!!!』という看板が立てられている
銀島 武光:赤字の根本原因である
銀島 武光:ただでさえ安いのに事あるごとに値引きするのだから、黒字になるわけがない
銀島 武光:それを理解しつつも彼は今日とて商いをする
銀島 武光:「へいらっしゃい!…なんや、UGNさんか」
千鳥咲夜:「ああ、そうだ。“武光侍”鍋島武光だな?」
銀島 武光:「あいあい。間違いないですよ」「今日はなんの御用で?」
千鳥咲夜:「他支部から、おまえを紹介された。『手も空いてるはずだし、金も欲しているはずだ』と」
千鳥咲夜:「仕事の依頼、と言うやつだ」
銀島 武光:「受けます!!!」
銀島 武光:「いやこれでも学生さん中心に人気なんやけれども…」
千鳥咲夜:「早いな」
千鳥咲夜:「まだ仕事の内容も、報酬の額面も伝えていないぞ?」
銀島 武光:「この通りなもんで」看板を指します「お金が必要なんすわ」
GM:表情こそ変わらぬものの、やや呆れたような声音。
銀島 武光:「UGNさんなら非人道的なあれやこれやは要求せんのやろ」
銀島 武光:「荒事なら…まぁ大丈夫やし」
千鳥咲夜:「ああ、既定の料金だが、報酬もしっかりと出せるはずだ」
銀島 武光:「額面とか気にしてる余裕ないんスわ。ガチで!」
GM:すっとスカートを抑え、屋台に備えられた椅子へと着座する。
千鳥咲夜:「やってほしいことは、主に調査となる」
銀島 武光:休憩中の看板を出します。「…ほう?」
千鳥咲夜:「聞き及んでいるかもしれないが、今十三支部の管轄区域は、ちょっと混乱していてな」
千鳥咲夜:「少し前まで区の裏社会をそれなりにまとめていた組織が、事実上崩壊した」
GM:※銀島さんは聞き及んでいても、知らなくても構いません。
銀島 武光:「まぁ少しは聞いたことありますよ。噂好きのお客さんも多いんで」
千鳥咲夜:「なら話は早い」
千鳥咲夜:「もともと秩序よりは混沌を好む輩が揃っているからな、ウチの区は」
千鳥咲夜:「結果として、普段の『少しやんちゃ』な状況が、『かなりやんちゃ』な状況となってしまっている」
銀島 武光:「成程。怖い先生が居ないもんで部員が好き勝手やってると」
銀島 武光:「わかるわぁ…」しみじみ
千鳥咲夜:「まあ、概ねそうだな」
千鳥咲夜:「まあ、それだけならばUGNが関わる事案ではないのだが──」
千鳥咲夜:「どうもここ最近、FHがちょくちょくちょっかいを出してきていてな」
GM:先日獣耳と尻尾を生やすこととなった少女が、嘆息する。
千鳥咲夜:「ひょっとしたら、この件にも絡んでいるかもしれん」
銀島 武光:「それである程度荒事慣れした人間が必要、と」
千鳥咲夜:「ああ、故に調査。事実であれば排除と言う運びとなったのだが──」
千鳥咲夜:「ウチの支部は現在、とある作戦の準備で猫の手も足りない状況だ」
千鳥咲夜:「故に私が籠っている十三──いや、支部長の代理として、一部の支部員、区外の臨時人員を率いて、この件に当たることになった」
千鳥咲夜:「内容としては、以上だ」
銀島 武光:「…なるほど。大変やね」
千鳥咲夜:「断られる可能性も考えていたが、杞憂だったようだな」
GM:FHの名を出しても、動じない目の前の男性に対して──
銀島 武光:「色々抱えられてるようで」支部の状況にではない、目の前の少女にである
千鳥咲夜:「微々たるものだ。十三らに比べればな」
銀島 武光:「ま、うちのモットーは『学生の為の店』やからさ」
銀島 武光:「セーラー服着た子に頼まれたら断るわけにはいかんよなぁ」
銀島 武光:「わかりました!その依頼、丁重に受けさせていただきます」
千鳥咲夜:「──前に十三も似たようなことを言っていたな」己の服装を確認するようにして──
千鳥咲夜:「──武器として、考えるべきか?」真剣に、思案する。
銀島 武光:「正直言えば、高校も出ない内から女を武器にしてほしくはないなぁ?」
千鳥咲夜:「ふむ──」
銀島 武光:けらけらと笑います
千鳥咲夜:「まあ改めて。よろしく頼む“竹光侍”それと──」
銀島 武光:「それと?」
千鳥咲夜:「土産にしたい。二船ほど包んでもらえるか?」
銀島 武光:「まいどあり!二つセットなら300円、半額で150円やで!」
GM:シーンエンド
GM:シナリオロイスを設定してください。
銀島 武光:では依頼人/千鳥咲夜に P立派/N憐憫 Pが表です
GM:はい、了解です。
GM:ではオオトリ。千歳ちゃんのオープニングとなります。
鈎取千歳:はい!
GM:なんと豪華二段構え!
鈎取千歳:なんと!
GM:最初に軽く学生生活をしてもらってから
GM:ハプニングに巻き込まれてもらおうと思います!
鈎取千歳:ハプニング!どんとこい超常現象!
GM:ではー
オープニングフェイズ03「毎日がエンカウント」
GM:シーンPC:鈎取千歳(他登場不可
GM:※まずは学生生活で交流があり。
GM:※その後攫われそうになる木藤紅璃朱を助け、事件に巻き込まれるシーンとなります。
GM:※浸食率をあげてください。
鈎取千歳:シーンイン:鈎取千歳の侵蝕率:+3(1d10->3) ((侵蝕率:41->44))
鈎取千歳:低め!
GM:とある日──
GM:星辰館学園・学食──
GM:『お昼時は戦場です』と言ったのは誰だったか──
GM:たまたま学食で昼食を取ることとなったあなたは、なんとかかんとか端っこの小さなテーブルを確保できました。
GM:そんな『ちょっと詰めれば、二人ぐらいが座れそうテーブル』に陣取ったあなたに──
木藤紅璃朱:「すみません、こちら相席、よろしいですか?」
GM:月見そばを持った少女が、声をかけてきます。
GM:あなたは、この少女を知っています。
GM:同級生の、木藤紅璃朱。
GM:頭脳明晰眉目秀麗冷静沈着。
GM:優秀ではあるのですが、マイペースな言動と謎に包まれた私生活から、
GM:周囲からどこか浮いてしまい。──にも関わらずそれを意に介していないという、我が道を行ってるよなと噂されている女子生徒です。
鈎取千歳:「あっ、どうぞ!すぐ詰めますね」わたわた
鈎取千歳:焼き魚定食が乗ったお盆を、自分側に寄せる。
木藤紅璃朱:「ありがとうございます」嫋やかに頭を下げ、対面へと少女が腰掛けます。
GM:そしてお盆をテーブルに置き、静かに手を合わせる。
鈎取千歳:対面の少女、木藤さん。あまり話したことはなかった。
鈎取千歳:話しかけ辛い…わけじゃないが、どこか独特な雰囲気がある。
GM:と、少女と目があって──
木藤紅璃朱:「鈎取千歳さん。ですよね、同じクラスの?」
鈎取千歳:「そうです、木藤さんとこうやってお話しするの、初めてかも。」
木藤紅璃朱:「よかった、間違ってたら、どうしようかと思いました」
GM:やや冷たさすら感じる作りをした顔に、ほんわかとした笑顔を浮かべ。
木藤紅璃朱:「お魚、お好きなんですか?」
GM:そちらのお盆を見て、問いかけてきます。
鈎取千歳:「うん、お魚は好きだよ。たんぱく質も取れるし」
鈎取千歳:「なによりカロリー控えめ!」
木藤紅璃朱:「ええ。栄養バランスは、大事ですものね」
木藤紅璃朱:「私も普段はお弁当なのですが」
木藤紅璃朱:「今日は卵がサービスの日と伺ってましたので、こちらに来てしまいました」
鈎取千歳:「お弁当、いつも自分で作ってるの?」まじまじ
GM:目を細め美味しそうに、上品な仕草で蕎麦を手繰る。
鈎取千歳:「お蕎麦に卵、美味しいよねー。」魚をパクリ
木藤紅璃朱:「はい。色々と勉強にもなりますし。お味と栄養のバランスを考えるのも、楽しいですよ」
木藤紅璃朱:「鈎取さんは、いつもこちらでお食事を?」
鈎取千歳:「すごいなー、私朝は弱くってお弁当は作れない…。」
鈎取千歳:「うーん、普段は購買でサンドイッチとかが多いかな?」
鈎取千歳:「ここの学食、安くて美味しいけどすごく混むから」周りを見渡す
木藤紅璃朱:「そうですね」
木藤紅璃朱:「私は教室でお弁当が多いですから」
木藤紅璃朱:「こうして同じ席に座れたのは、面白い偶然ですね」
GM:ふふふ、と嬉しそうに。
鈎取千歳:「ほんとに、嬉しい偶然。」
木藤紅璃朱:「ご縁──と言うものですね」
鈎取千歳:「縁は大切にしないとね、話してみたいとは思ってたの」
木藤紅璃朱:「そうでしたか。それは気づきませんでした。ありがとうございます」ぺこり、と軽く会釈する。
鈎取千歳:「良かったらこれから…よろしくね?」少し笑ってこちらもペコリ
木藤紅璃朱:「はい、ありがとうございます、鈎取さん」微笑んで、再び会釈を返して──
GM:──────
GM:────
GM:──
GM:数日前、そんな微笑ましい交流がありました。
GM:そして現在──
木藤紅璃朱:「あら、鈎取さん?」
GM:支部への定期報告を終え、星空の下家路へとついたあなたは──
GM:人気の少ない路地上で、複数の男性に囲まれ、車に拉致されようとする彼女と再会しました。
木藤紅璃朱:「ごめんなさい、少し立て込んでいて──できれば見なかったことにして、回れ右をしてくださると」
GM:必死で男性に抵抗しながらも、微笑んであなたに告げてきます。
鈎取千歳:「え?木藤さん…?立て込んで…?え?」
GM:男たちは黒ずくめの格好で、いずれも屈強。
鈎取千歳:目の前の光景と不釣り合いな、木藤の穏やかな口調に目を白黒させている
GM:そして何人かがアナタに気づき、拳を鳴らしてゆっくりと近づいてきます!
鈎取千歳:「ちょ、ちょっと!木藤さんに何してるの!」
鈎取千歳:「け、警察?に通報しますよ!」
黒ずくめの男:「………………」
GM:無言でアナタに近づき、取り押さえようと──
鈎取千歳:(一般人…かわからないけど、ワーディングを…!)
鈎取千歳:(連れ去られるよりは!)
GM:ではアナタがワーディングをした瞬間!
黒ずくめの男:「こいつっ、五光者かっ!」
GM:男たちが口元に充てるは、アンチワーディングマスク。
鈎取千歳:「大人しく…!えっ…!?」
GM:──つまり彼らは、オーヴァードを知っている者たちという事になります!
鈎取千歳:(アンチワーディングマスク…!ということはオーヴァードではない)
黒ずくめの男:「………………」
鈎取千歳:(でもレネゲイドのことは知ってる!)
GM:警戒し、距離を取る男たち。
鈎取千歳:「あなたたち、ファルスハーツの人…?それなら手加減しないよ…!」
GM:鈎取千歳に言葉に動揺したのか──
木藤紅璃朱:「よい──しょっと」
黒ずくめの男:「!」
GM:スキをついて、木藤紅璃朱が何やら不思議な投げ技で男の手から逃れます。
鈎取千歳:ポケットからナイフを取り出し、手首を少し切る。
鈎取千歳:「き、木藤さん!こっちへ逃げて!」
黒ずくめの男:「なんだこいつ。自分で自分を?」
鈎取千歳:零れ落ちる血が、雫となり浮遊していく。
木藤紅璃朱:「ありがとうございます、鈎取さん」とたとたとたと、少女の下へと少女が駆け寄る。
鈎取千歳:その雫は一斉に針の形となり、男たちに殺到する!
鈎取千歳:狙うは四肢、そして関節。
黒ずくめの男:「がっ!?」
鈎取千歳:「木藤さん、私の後ろに居てね!」木藤さんの前に立ちはだかる
GM:四肢を撃たれ、陣形を乱す男たち。
黒ずくめの男:「………………」
GM:しばしの間、膠着状態となりますが。
鈎取千歳:(相手は複数、こっちは木藤さんがいる…。)
黒ずくめの男:「……おい」
黒ずくめの男:「……ああ」
鈎取千歳:(足止めして、逃げたほうが木藤さんは安全…?)
GM:あなたと言う不確定要素を軽んじれないと判断したのか、男たちは車へと乗りこみ。
鈎取千歳:伏兵も考慮しつつ、考えを巡らせる
黒ずくめの男:「………………ちっ」
GM:不満気な声を漏らし、乱暴に走り去ります。
GM:──後に残るは、沈黙と少女二人のみ。
鈎取千歳:目の前の敵は逃げた。とはいえ、油断はできない。
鈎取千歳:「‥‥…。」集中して周りを警戒
GM:と──
木藤紅璃朱:「ふう──」
GM:背後から聞こえる、安堵のため息。
鈎取千歳:「あっ!」すぐさま振り返り、木藤さんの体を確認!
木藤紅璃朱:「ありがとうございます、鈎取さん」
GM:ほつれた毛と乱れた衣服を直し、木藤紅璃朱が何事もなかったかのように礼を述べてきます。
木藤紅璃朱:「五光者──だったのですね。存じ上げませんでした」
鈎取千歳:「木藤さん!大丈夫!?怪我してない!?」血が触れないよう少し離れる
GM:この市に住むチルドレンとしてアナタは
GM:五光者という言葉が、裏社会におけるオーヴァードを指す隠語だと知っています。
鈎取千歳:流れ出た血は、既に錆のように風化している
鈎取千歳:「五光者…ってたしかオーヴァードのことだよね…?」
木藤紅璃朱:「はい。私は大丈夫です。鈎取さんのおかげですね」
鈎取千歳:「木藤さん、知っていたの?」
GM:と、問いかけたあなたの背に──
田中聡:「お嬢!」
鈎取千歳:裏社会の用語…、気になるけど触れていいものか…。
GM:男性の声がかけられます。
GM:振り返れば息急き切って、駆け寄ってくる二人の男性。
鈎取千歳:「…!」バッと振り向き臨戦態勢をとる
鈎取千歳:「だ、誰!近づかないで!」再び手首にナイフを添える
銀次:「すみません、お嬢。オレが腹を下したりしてなきゃ──」
GM:ごっ──
GM:後から着いてきて情けない声を上げた男性が、先に駆け付けた男性にぶん殴られます。
田中聡:「てめえ、お嬢から目え離すなってさんざ言っといただろうがっ!」
銀次:「す、すみません若頭──」
木藤紅璃朱:「まあまあ田中さん。出物腫物ところ選ばずと言いますし」
鈎取千歳:(お嬢…?若頭…?やっぱりこの人達…。)
GM:と、若頭と呼ばれた男性が、あなたに気づき──
鈎取千歳:「木藤さん…知り合い…?」
田中聡:「──お嬢、こちらは?」
GM:質問の声が、かぶります。
鈎取千歳:ジッと駆け寄ってきた男たちの姿を観察する。
木藤紅璃朱:「少し待ってくださいね、鈎取さん。順番に、一つずつ」と、質問を投げかけたあなたの唇に指を軽くあてて──
鈎取千歳:ふしんしゃをみる目!
木藤紅璃朱:「田中さん。こちらは鈎取千歳さん。私の──クラスメート、です」
木藤紅璃朱:「でも、つい先ほど、命の恩人に変わってしまったのかしら?」
GM:顎に手をあて、小首をかしげ──
田中聡:「は、クラスメートで? ご恩人?」
GM:そして少女は得心のいかぬ顔を見せる男性から、再びあなたの方へと振り返り。
木藤紅璃朱:「鈎取さん──」
鈎取千歳:「な、なに?木藤さん…?」
木藤紅璃朱:「よければ事情を説明させて頂ければと思うのですけれど、ご都合はいかがですか?」
GM:にっこりと、そう告げてきます。
鈎取千歳:誘拐されかけた直後に、この笑顔。一体どんな気持ちなのか。
鈎取千歳:木藤さんと、駆け寄ってきた男二人。交互に眺めて
鈎取千歳:「…うん、お願い。どうしてこんなことになったのか、私も知りたい。」
鈎取千歳:またお母さんに、嘘の連絡しないといけない…かな。
木藤紅璃朱:「──ありがとうございます」
GM:あなたの問いかけに、少女がほほえみで応じ返して──
GM:シーンエンド
GM:シナリオロイスを設定してください。
鈎取千歳:木藤紅璃朱に 〇友情/不信感 でロイスを取得
GM:友情! そして不信感。
GM:当然ですねw
GM:そうした訳で、オープニングが終了しました。
GM:続いてミドルフェイズに突入します。
GM:まずは合流シーンとなりますが、ちょっと特殊な形となり。
GM:最初は千歳ちゃんのみ、その後木更津さん、銀島さんが登場。合流と言った形となります。
GM:侵蝕率は、最初に指示があった時に全員上昇させて頂ければと思います。
GM:でははじめて行きましょう。シーンPCは続けて千歳ちゃん。
ミドルフェイズ01「JK拉致監禁案件」
GM:シーンPC:鈎取千歳(GM許可後、他PC登場可
GM:※とある場所に連れてこられた千歳ちゃんが
GM:※他PCと合流し、事情を伺うと言ったシーンです。
GM:※浸食率をあげてください。
鈎取千歳:シーンイン:鈎取千歳の侵蝕率:+3(1d10->3) ((侵蝕率:44->47))
鈎取千歳:よしよし
GM:処理の関係上、木更津さん、銀島さんもここで侵食率を上げてしまいましょう。
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+7(1d10->7)した
木更津曳:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 5[5]+41 → 46
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:同・立派な和風のお屋敷。
GM:同・離れ。数十畳ぐらいの広さの客間。
GM:『事情を説明する』
GM:そう告げられあなたが連れられてきたのは、
GM:N市でも「治安がちょっと──」とされる十三支部管轄区域にある、立派な和風のお屋敷でした。
GM:現在あなたはひとり。
GM:だだっぴろい畳敷きの客室に通されたという状況です。
GM:木机の上には、暖かいお茶とお饅頭。
GM:歓迎を受けてはいるようですが──
鈎取千歳:座布団の上に、正座をして…周りを見渡す
GM:離れと言うことも有り、周囲は静寂に包まれています。
鈎取千歳:(ここ…木藤さんの家…ていうか屋敷…?)
鈎取千歳:(仕草とか上品だったけど、まさかほんとにお嬢様…!?)
鈎取千歳:(じゃああの人達はボディガード…?でもなんか違うような…。)
GM:思考は堂々巡り。なんにせよ、情報が少なく、断片的にすぎます。
GM:と──
GM:カツカツカツカツ──
GM:廊下から、小気味良い足音が。
鈎取千歳:足音が聞こえ、ビクッと背筋を伸ばしてしまう
GM:そして──
千鳥咲夜:「失礼する」
GM:障子を開け、人が入ってきます。
鈎取千歳:即座にそちらに顔を向ける…と、想像とは違う人物。
GM:先頭に立つのは、黒いセーラー服に身を包んだ仏頂面の少女。
千鳥咲夜:「“錆浅葱”鈎取千歳か?」
GM:そして不躾に、問いかけてきます。
鈎取千歳:「は、はい!鈎取千歳です!」思わず復唱
鈎取千歳:(あれっ?コードネーム…。)
千鳥咲夜:「連絡を受けてきた。十三支部支部長補佐、“夜を裂くモノ”千鳥咲夜だ」
鈎取千歳:「支部長補佐…!よ、よろしくおねがいします!」
千鳥咲夜:「そしてこっちは──」
GM:と、少し身体をずらし、後ろ二人の男性が鈎取さんに見えるようにと。
鈎取千歳:(男の人が二人…。エージェントの方かな…。)
木更津曳:「あーっと。木更津曳。ま、よろしく」
銀島 武光:「銀島 武光。フリーランスやけどもお仕事一緒にさせてもらいます、よろしくぅ!」
千鳥咲夜:「そうした訳だ。入らせてもらうぞ?」
GM:男性二人を引き連れるようにして、部屋の中へと入り、アナタの前へと着座します。
鈎取千歳:「よろしくお願いします、鈎取千歳、チルドレンです。」座ったままペコリ
木更津曳:「なに、こっちも色々分かってないんだ。緊張しなくても大丈夫。」
鈎取千歳:「そうなんですか…。」少し安心、少し残念
銀島 武光:「右に同じく」咲夜の後ろに着座
木更津曳:「千鳥支部長補佐、色々教えてくれ」
千鳥咲夜:「ああ、任務で十三区の裏組織を調べることになってな」
千鳥咲夜:「ちょうどこちらに挨拶に伺おうと思っていたところ」
千鳥咲夜:「逆に連絡を受けた。『ひょっとしたら身内ではないか?』と」
木更津曳:「裏組織、ね」
鈎取千歳:「ここ、木藤さん…のお家ですよね…?」
千鳥咲夜:「ここでは裏も表も無いようなものだが、一応な」
千鳥咲夜:「ああ、そうだ。木藤紅璃朱の生家となるな」
鈎取千歳:「じゃあその…えっと…」上手い言葉が見つからない
木更津曳:「...そういう」
GM:おそらくは疑問に応えられていない答えが返ってくる。
GM:と──
木藤紅璃朱:「ああ、やはりユージーエヌの方でしたか?」
木更津曳:「あ、ああ」
GM:障子が静かに開けられて、和装に身を包んだ木藤紅璃朱と。
田中聡:「…………」
GM:あの時彼女を「お嬢」と呼んでいた男性が入ってきます。
木更津曳:「....こりゃあ、綺麗だ」
鈎取千歳:「木藤さん!」思わず立ち上がる
木藤紅璃朱:「ごめんなさい鈎取さん。遅くなってしまって」
銀島 武光:「む…」姿勢を正す
鈎取千歳:「あれから大丈夫?痛いところとかない?」
GM:普段の制服姿より、むしろこちらの方が正しいと思えるような着こなしぶり。
木藤紅璃朱:「はい、おかげさまで傷一つありませんよ」にっこりと微笑んでくる。
GM:そして自然に、部屋の上座へと移動し着座する木藤紅璃朱。
GM:付き従ってきた男性も、静かにその後ろに控えます。
鈎取千歳:「良かった。…それと和服…すっごく似合うね」少し笑顔を見せる
鈎取千歳:自分の席に座り直す
木藤紅璃朱:「お上手ですね、皆さん」優美に、微笑みで礼を返し。
千鳥咲夜:「手間をかけたな──いや、貸しを作れたでいいのか、この場合だと?」
千鳥咲夜:「ええ、そうですね。『命の恩人』ですから」
木藤紅璃朱:「ええ、そうですね。『命の恩人』ですから」
GM:と、なにやらそのような会話を交わし──
木藤紅璃朱:「さて、鈎取千歳さん」佇まいを直し、鈎取千歳に相対します。
鈎取千歳:「う、うん。」こちらも背筋を伸ばして真っすぐ見つめる
木藤紅璃朱:「先ほどは、ありがとうございました」
木藤紅璃朱:「そして申し訳ありません、巻き込んでしまって」
GM:きっと、表情を引き締めて──
木藤紅璃朱:「改めまして、学友の木藤紅璃朱としてではなく」
木藤紅璃朱:「鬼徳組の二代目を務める、木藤紅璃朱として、礼を述べさせて頂きます」
GM:静々と、頭を下げる。
木更津曳:「...お、おお」
鈎取千歳:「そんなこと気にしないで、友…クラスメイトなんだから」友達という言葉は少し気恥ずかしい
銀島 武光:「(うーん...眩しい。青春の光やなぁ)」
鈎取千歳:「鬼徳組…?二代目…。」
木藤紅璃朱:「ありがとうございます、鈎取さん」と、頭を上げて──
鈎取千歳:聞きなれぬ言葉に少し困惑する、想像の片隅にはあったのだが。
木藤紅璃朱:クラスメイトと言ってくれた少女が浮かべた「?」の表情に気づく。
木藤紅璃朱:「──そうですね、千鳥さんはもうご存知ですし、鈎取さんは伺う権利があるかと思いますので」
木藤紅璃朱:「そちらのお二方も、少しお話に付き合って頂けますか?」
GM:と、視線を木更津曵と銀島武光に投げかけてきます。
木更津曳:「あぁ。二代目とあっちゃあ。」
銀島 武光:「もちろん」
木藤紅璃朱:「ありがとうございます」軽く会釈して、再び鈎取千歳に顔を向ける。
GM:一拍、おいて。
木藤紅璃朱:「つい先日、この鬼徳組の初代──木藤徳次郎が亡くなりました」
GM:告げる。
木藤紅璃朱:「私の──祖父にあたります」
木藤紅璃朱:「故合って、私は幼少より区外の親しき方に預けられ生活していたのですが」
木藤紅璃朱:「祖父の遺言が──『二代目は紅璃朱に』と言う内容だったらしく」
GM:ほう──っと、どこか呑気さすら感じさせる溜息。
木藤紅璃朱:「そして幼少よりの縁もあり、こうしてはい、『組長』を務めることとなった訳です」
鈎取千歳:「うん…。」なんと返せばいいのか
千鳥咲夜:「……鬼徳組は古くからこの区域にある組織だ」
GM:後を継ぐように、千鳥咲夜が口を開きます。
千鳥咲夜:「五光者──つまり裏社会におけるオーヴァードが起こす厄介事に関して、UGNと協力してあたってもらっていた勢力の一つだな」
千鳥咲夜:「もっとも表立っての肩入れは互いに不味かろうと言うことで、あくまでも共闘関係といった形となるが」
千鳥咲夜:「──が、今この区の裏社会は状況が混沌としていてな」
千鳥咲夜:「“錆浅葱”が遭遇した案件も、そのあたりの事情に絡んでのことだろう」
鈎取千歳:「そっか、だからあの誘拐犯、私のこと五光者って勘違いしたんですね」あの場面を思い出す
千鳥咲夜:「完全に違えているわけではないがな──顔は見られたのか?」
鈎取千歳:「夜で明りも遠くの電灯ぐらいでしたけど、だいぶ近づいてしまいました」
千鳥咲夜:「やっかいだな。普段なら理性も働くだろうが、今のような状況では──」
鈎取千歳:「私の能力、あまり遠くに飛ばせないので…。」
銀島 武光:「失礼。質問よろしいか?」
木藤紅璃朱:「はい、なんでしょうか?」
銀島 武光:「話聞く限り、お爺様の遺言で受け継がれたそうやけども」「他に候補は居らんかったんですか?それこそ親とか、傍系の親戚とか」
鈎取千歳:(確かにそうだ、なんで木藤さんなんだろう…。)
木藤紅璃朱:「あいにく父も母も、他界しておりまして」
木藤紅璃朱:「祖父の血を引くものは、私のみということです」
銀島 武光:「う”…」それなりの事情はあるのだろうとは思っていたが
銀島 武光:「すいません…」
木藤紅璃朱:「いえ、当然の疑問です。お気になさらないでくださいな」
木藤紅璃朱:「さて──それで鈎取さんのことなのですが」
鈎取千歳:「わ、私?」なにかあっただろうか…?
木藤紅璃朱:「とりあえず状況がはっきりとするまで、こちらに滞在頂くのはどうでしょうか?」
木藤紅璃朱:「『お顔を見られている』ということは、素性を探られてしまうと言うこともあるかもしれません」
木更津曳:「お嬢様生活だな、すげえ」
千鳥咲夜:「ふむ──」
木藤紅璃朱:「どうですか、田中さん?」
GM:と、問われて控えていた男性が、顔を上げます。
田中聡:「鬼徳組の若頭を務めます、田中と申します」
田中聡:「こちらの不始末に巻き込んでしまう形となり、申し訳ない」
GM:深々と、頭を下げる若頭。
銀島 武光:(田中…マー君…カズキ…楽天やな)
田中聡:「しかしながらお嬢のおっしゃる通り、そちらのお嬢さんは顔を覚えられている可能性が高い」
鈎取千歳:「こちらこそ…。」つられて頭を下げる
田中聡:「少なくとも今日明日のところは、こちらにご滞在頂ければと」
銀島 武光:同じく頭を下げるが言葉は発しない。代表者に任せておく方がスムーズだろう
木更津曳:頭を下げる。
田中聡:「加えて言うならば、こちらに居て下されば、外に話が漏れる心配もない」
田中聡:「『鬼徳組のトップが天下の往来で拉致されかけた』なんて話が広まった日には、先代に顔向けができねぇ」
千鳥咲夜:「私たちが喧伝するとでも?」
木更津曳:「護衛なら受けますが?」
木更津曳:「...これじゃあ、事実上の軟禁だ」
田中聡:「そう取られても仕方がねえが、こちらにも事情があるってのを汲んでもらいてえ」
木更津曳:「事情、ね」
田中聡:「『人の口には戸が立てられない』ってのも、また事実ですんで」
鈎取千歳:(軟禁…。どうしたほうがいいんだろう…。)
木更津曳:「昨日、真島、という男と会った」
木更津曳:「まあ、おたくと同業者だ。」
木更津曳:「今度は──やりあうことになるかもしれん、と」
田中聡:「──それこそいつぁ、そちらの事情でしょう」
木更津曳:「事情、事情、ね」
木更津曳:「折衷案だ」
田中聡:「お嬢を助けてくださったお嬢さんに貸しはあるが、アンタらにそこまでの義理はねえはずだ」
木更津曳:「女の子が急にお泊り、ってなったら足りないものもあるだろう」
木藤紅璃朱:「あ、はい。いいですか」
木更津曳:「...おっと、どうぞ」
GM:と、組長の肩書を持つ少女が手をあげます。
木藤紅璃朱:「ごめんなさい、ええっと──木更津さん、でしたか?」
木更津曳:「あぁ」
木藤紅璃朱:「田中さんが、失礼なことを言ってしまって」
田中聡:「お嬢!」
木更津曳:「いいや。色々あるからな 色々」
木藤紅璃朱:「この人、とても不器用で真面目だから」
木藤紅璃朱:「組のことを心配しすぎて、いろいろな人に嫌われるようなことをつい言ってしまうんです」
木更津曳:「そうか」
田中聡:「………………」
木更津曳:「あぁっと。せめて俺たちが買い出しに、と思ったんだが」
木更津曳:「服とか、色々。男の俺たちと違って泊まるには必要なもんあるだろう」
木藤紅璃朱:「ああ、そうだったんですね。ご丁寧にありがとうございます、木更津さん」
GM:そして改めて鈎取さんへと向き直り。
木藤紅璃朱:「ええっとね、鈎取さん」
木藤紅璃朱:「田中さんが言うように、少し事情が判るまでは、お家に帰らないほうがいいかも知れない。と言うのもあるのですけれど」
木藤紅璃朱:「私、『クラスメート』に助けてもらったことも、家に来てもらったこともはじめてなものですから」
鈎取千歳:「うん、それは納得できるよ…うん。」
木藤紅璃朱:「よければ何日か、泊まっていって頂けませんか?」
木藤紅璃朱:「もちろん、鈎取さんがよろしければ、と言うことで」
千鳥咲夜:「まあ──これだけのメンツだ。最悪の事態となってもなんとかなるだろう」
千鳥咲夜:「ヘタに区外に出るよりは、安全かもしれん」
鈎取千歳:安全を鑑みて、というのが第一。だけどクラスメートとしての、お誘い。
木更津曳:(女の子同士のあれこれ、ね)
GM:実力行使にためらいがないことに定評のある、十三支部支部長補佐の頼もしい言葉。
木更津曳:(ま、おっさんは無事終わるよう見守る程度が十分かね)
鈎取千歳:覚醒して、自分から周りと距離を取って数年。
銀島 武光:(アカンな。青春の光が眩しすぎて目が爆発しそう)
鈎取千歳:初めての…クラスメイトからのお誘い。
鈎取千歳:「こんなこと言うのは、きっと変だけど。うん、喜んで」はにかみながら
千鳥咲夜:「……そうだな、私達も滞在させてもらおう。構わないな?」
木藤紅璃朱:「ええ、大したもてなしもできませんが、せめてゆっくりしていってくださいませ」
GM:組長と呼ばれた少女は、心から嬉しそうににこりと微笑みました。
GM:シーンエンド
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
GM:特に無理やり引き止められはしないから、鈎取ちゃんも買い物に行けちゃうぞ(`・ω・´)
木更津曳:木藤紅璃朱 随意〇/顧客 で!
木更津曳:高速振動ブレード!援護の風!
鈎取千歳:木藤紅璃朱
銀島 武光:木藤紅璃朱 庇護〇/隔意で! 購入は応急処置セット!
鈎取千歳:木藤紅璃朱の感情変更、 〇友情/不信感 → 〇友情/友達って言えたらな に変更で
GM:宣言があれば、判定はご自由にどうぞです。
銀島 武光:じゃない応急手当キット!
GM:あ、ちょっと仲良くなれた。うれしい。
木更津曳:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[1,5,5,6,6,7,7,8,10]+4[4]+1 → 15
銀島 武光:2dx>=8 購入
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 10[2,10]+2[2] → 12 → 成功
木更津曳:財産点払って購入!
GM:木更津さんは、エフェクトを使ったことでどれだけ侵食率が上がったか
GM:財産点がいくつ足りず、いくつ使用したかをきっちり宣言してくださいね。
木更津曳:侵食+2 48
鈎取千歳:ロイス取得 木更津さんに 〇優しい/隔意 で取得
GM:財産点の項目は、イニシアチブ表にもあるのでご利用くださいませ。
木更津曳:あ、しまった!
木更津曳:5点足りないので購入失敗です
GM:あぶないw
GM:まあ、この先また購入チャンスもあるのでその時再チャレンジ
木更津曳:ヤー!
鈎取千歳:購入は…どうしよう
鈎取千歳:UGNボディアーマーを狙ってみよう
GM:どうぞー
鈎取千歳:砂の加護も使います
GM:はい、どうぞ。
鈎取千歳:鈎取千歳の侵蝕率:+3 ((侵蝕率:47->50))
鈎取千歳:ダイス+4個
鈎取千歳:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 9[1,5,7,7,9]+2 → 11
鈎取千歳:目標値が12なので、財産点1点使って購入
GM:ばっちりですね、了解です。
GM:あ、幕間の処理が終了したら、「以上」などと頂けると、GM大助かりです。
鈎取千歳:了解です!
銀島 武光:すいません、以上です!
木更津曳:以上!
GM:今回は全員終わってるようですので、次のシーンに移りましょう。
ミドルフェイズ02「情報と親睦を深める」
GM:シーンPC:木更津曵
GM:※情報収取シーンとなります
GM:※登場する人は、侵蝕率をあげてください。
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+7(1d10->7)した
木更津曳:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 1[1]+48 → 49
鈎取千歳:シーンイン:鈎取千歳の侵蝕率:+10(1d10->10) ((侵蝕率:50->60))
鈎取千歳:oh...
木更津曳:ミドル2で60
GM:飛ばす飛ばす。
GM:そんな訳で、情報収集シーンとなります。
GM:まずはさくっと、情報項目をば。
☆紅璃朱に関して@《情報:噂話》難易度6
〇十三支部管轄区域の動向に関して@《情報:噂話、UGN》難易度8
☆FHの動向に関して@《情報:UGN、FH》難易度8
☆マークは、クリアしないとシーンが進まない情報となります。
〇マークは、特に開かなくても大丈夫ですが、開くといいことがあるかもしれません。
GM:まずは判定を行い、その後情報交換をロールするみたいな形にしたく思います。
GM:情報判定は基本シーン1回ですが
GM:1d10侵蝕率を増やすことで,再挑戦可能です。
木更津曳:FHの動向!援護の風ウィンドブレス!
木更津曳:+7 56
GM:ではどなたから判定されますか?
木更津曳:行きます
木更津曳:11dx+1
DoubleCross : (11R10+1[10]) → 8[1,1,3,3,5,5,5,6,7,8,8]+1 → 9
木更津曳:+9!
GM:と、言うことは18ですね。
木更津曳:UGNコネ!
木更津曳:申し訳ねえ
GM:まあ、成功してたので良しとしましょう。
GM:では他のお二人の判定を先にしてしまいましょう。
鈎取千歳:じゃあ私から
GM:挑戦項目、エフェクトの使用などを宣言し、判定 な感じだと判りやすいかもですね。
鈎取千歳:紅璃朱に関して、コネ:噂好きの友人を使用
鈎取千歳:噂話に+2、社会1、ボーナスで1
鈎取千歳:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,4,5,6] → 6
鈎取千歳:あ、あぶない!
銀島 武光:では行きます!
GM:どうぞー
銀島 武光:コネ:噂好きの友人を使用。ボーナス+1と技能合わせて5d+1
銀島 武光:(4+1)dx+1>=8 情報:噂話
DoubleCross : (5R10+1[10]>=8) → 8[1,4,6,6,8]+1 → 9 → 成功
銀島 武光:すいませんテンパりました!
鈎取千歳:ナイス!
GM:おお、オールオープンですね。
GM:では、情報を開示します。
☆紅璃朱に関して
本名木藤紅璃朱。暴力組織、鬼徳組の二代目です。
幼少期、父母がともに構想に巻き込まれて死亡。
以来、身を案じた祖父(鬼徳組初代組長木藤徳治郎)により、区外の縁者によって育てられました。
とは言っても行事のたびに鬼徳組を訪れており、
祖父はもちろん組員や関係者にも受けが良く、
徳治郎が二代目を紅璃朱とすると言う遺言に関しては、驚かれはしましたが「まあお嬢ならありえるだろう」と受け入れられました。
※このシーン終了後、トリガーイベント「があるずとおく」が発生します。
〇十三支部管轄区域の動向に関して
つい、先日まで十三支部管轄区域の裏社会は、混沌としながらも、ある程度の落ち着きを見せていました。
しかしとある事件において、大きな勢力であった『協衛会』と言う組織が瓦解、大きくパワーバランスが崩れています。
※関連セッション『めちゃくちゃ激しく物騒で』
現在、十三支部管轄区域の裏社会において、大きな力を保持しているの勢力は、大きく3つに分かれます。
・鬼徳組
木藤紅璃朱を組長とする組織。戦後より続く息の長い組織で、昔ながらの古風な任侠道を第一とする組織です。
故に協衛会が健在だった頃は、二番手の地位に甘んじていました。
・協衛会傘下
瓦解した協衛会の下部組織となります。かつては十三支部管轄区域でも最大級の勢力を誇っていましたが、トップが壊滅したことで、大きく力を削がれています。それが故に、トップの座を維持しようと必死であるとも言えます。
・中堅組織連合
鬼徳組や協衛会とは別の、三、四番手以下に甘んじていた組織が、手を組み積極的に戦力を充足させ、力を持ち始めています。五光者を多く抱え始めたとの噂もあり、FHとの関係が推測できます。
NPCカード『千鳥咲夜』をゲットします。
NPCカード『千鳥咲夜』は、以下の能力を有しています。
『スパルタン支援行為』
千鳥咲夜がシーン登場時使用可能。判定直前に宣言することで、その判定に5D+9のボーナスを付与する。
1シーン(戦闘中は1ラウンドに1回)使用可能。
使用後、浸食率を+5する。
☆FHの動向に関して
現在十三支部管轄区域で活発に活動を行っているセルは、『リベンジャーズ・セル』です。
リベンジャーズ・セルは『崩落戦の復讐』を掲げ結成された新興セルで、
その復讐対象はUGNであり、UGNに協力したものであり、N市であり、崩落戦そのものです。
復讐のためだけに設立されたセルであり、それを為そうとする者に対して、必要な資金や人材──望めば計画すら惜しげもなく提供するといった厄介な性質を持つセルで、
動機は読みやすいものの、何をしでかすか判らないという非常に面倒なセルと知られています。
現在、マウスピースと言う名の女性エージェントが協衛会や中堅組織連合に接触しているらしいと言う情報と、
彼女にやとわれた五光者が、十三支部管轄区内で鬼徳組の協力関係者を襲撃しているとの情報を入手します。
※以下の2項目の情報を、次シーン以降調査することが可能となりました。
☆マウスピースに関して
☆襲撃者に関して
GM:以上
GM:では情報をすり合わせて行きましょう。各人がそれぞれ情報をゲットしてきたと言う形で。
GM:特に監禁されている訳でないので、外で情報をゲットしてきたとかでも大丈夫です。
GM:シーン的には、交流と交換と言えばこれと言うことで。ちょっと描写をば。
GM:──────
GM:────
GM:──
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:同・鬼徳組。
GM:同・離れ。客間。
千鳥咲夜:「──と、言う訳で」
GM:座卓上には人数分の寿司桶と、刺し身が盛られた木製の船皿。
千鳥咲夜:「せっかくのご厚意だ。頂きながら、情報を整理といこう」
木更津曳:「こいつは上物だ...いただきます」
銀島 武光:「うおお!アカン、寿司とか何年ぶりやろ!?」がっつく
鈎取千歳:「お寿司なんて久しぶり…」目を輝かせる
千鳥咲夜:「………………」
千鳥咲夜:(箸を取り、静かに手を合わせる)
GM:そして──
千鳥咲夜:「一応風で『探って』おいた、盗聴器の類や、聞き耳を立てているような者は居ないと思ってもらっていい」
木更津曳:「おう、助かる」
木更津曳:「じゃあ、仕事の話だ」
千鳥咲夜:「クライム・モーメント、なにか探れたか?」
木更津曳:「リベンジャーズ・セルって知ってるか」
鈎取千歳:「用心は…必要ですもんね…。」
木更津曳:「厄介な、復讐メインのセルなんだが。」
千鳥咲夜:「先日やりあったばかりだな。やはりアイツらか──」<リベンジャーズセル
木更津曳:「そこに属する、マウスピースっつう女性エージェントが、裏に顔を出しているらしい」
木更津曳:「”彼ら”も少なからず崩落戦の影響は受けただろう」
木更津曳:「そこを、脆弱な今突かれたって訳だ」
木更津曳:「俺からはこんな感じだ」
銀島 武光:「じゃあ続いて、僕でええかな?」
千鳥咲夜:「なるほどな──どうしたやつかまではわからないのか、そのマウスピースというエージェントは?」
千鳥咲夜:「協力者や、戦力は?」
木更津曳:「これからだな、銀島さん、どーぞ」
銀島 武光:「申し訳ない、どうも」
銀島 武光:「はいじゃあ僕からの発表なんやけども」「この十三支部管轄区域は、最近まで協衛会ってとこが一番上に立って治めてたと」
千鳥咲夜:「ああ、そうだな。過去形だ」
銀島 武光:「ただ『最近まで』って言った通り、ある事件のせいで協衛会は大きく弱体化して…」
銀島 武光:「協衛会残党、ここ鬼徳組、その他中小組織の連合。この三つが大きな勢力としてにらみ合ってる」
銀島 武光:「でもって最後の連合。ここが五光者?やっけ。つまりオーヴァードを増やしてきた。まあFHとの関与が疑われるわな」
千鳥咲夜:「なるほど。わかりやすい図式だな」
銀島 武光:「得られた情報はここまでなんやけども…うーん」
木更津曳:「どうしたんだ?」
GM:「どうかしたか?」
銀島 武光:「何と言うか…鬼徳組の動き少なすぎんか?と思って」盗聴やらは無いと聞いてはいるが、少し声を小さくします
木更津曳:「...なるほどな」
木更津曳:「なにかありそうだな」
銀島 武光:「ふつぅーなら、トップが斃れたら活発になり出すのは二番手やない?」
千鳥咲夜:「確かにな。しかしまあ、仕方がないところもあるだろう」
木更津曳:「単純に戦力か...1位になることを望んでいないか...まだ憶測でしかないな」
千鳥咲夜:「こちらも『トップ』が変わったばかりだからな」
銀島 武光:「確かに。組長の意向もあるわな。昔気質の任侠を大事にする組らしいし、積極的な拡大に興味は無いだけかもしれん」
銀島 武光:「ちょっと気になっただけ!横道にそれて申し訳ない!」
千鳥咲夜:「いや、直感は大事だ。十三もそう言っていた」
千鳥咲夜:「しかしともあれ、きな臭いところは判ってきたようだ」
千鳥咲夜:「そいつの所在が確認されしだい、本格的に動くとしよう」
鈎取千歳:「あのう、その木藤さんのことなんですけど…。」
千鳥咲夜:「うん?」
鈎取千歳:「近くにいた組員さんから聞いたんですけど、その」
千鳥咲夜:「なにか気になることでもあるのか、錆浅葱?」
GM:じろり──と、見方によっては威圧するような視線を向けてくる。
鈎取千歳:「ご両親は、抗争で昔に亡くなってて、ずっと十三区外に住んでたみたいなんです」
木更津曳:「往々、目つきが鋭いぞ 支部長補佐」
木更津曳:「ほお」
鈎取千歳:鋭い視線に、少し小さくなる
千鳥咲夜:「む──」
千鳥咲夜:「すまん、別に威圧している訳ではない。話を続けてくれ」軽く頭を下げる。
鈎取千歳:「行事とかには顔を出してたみたいで、組内でも人気…?みたいです」
鈎取千歳:「遺言で二代目に指名された時も、反対とかはなかったって言ってました。」
千鳥咲夜:「そういえば、唯一の血縁のようなことを言っていたな。蝶よ花よというやつか」
銀島 武光:「何であれ、ごたごたが起きないならそれが一番やろうしな」
木更津曳:「そうだな」
千鳥咲夜:「それに外見にそぐわず、アレで中々肝も据わっていそうだ」
鈎取千歳:「そ、それぐらいしか聞けませんでした…。すいません。」シュンとする
千鳥咲夜:「いや、十二分だ」
木更津曳:「十分だろう。裏の領分ははこっちで探るよ」
千鳥咲夜:「少なくとも、鬼徳組の人間が、木藤紅璃朱に害意を抱いてなさそうなことは判った」
千鳥咲夜:「──少なくとも、表向きは。だが」
GM:そしてしばらく思案して──
千鳥咲夜:「錆浅葱」改めて、声をかけてきます。
鈎取千歳:「は、はい」何か問題があっただろうか
千鳥咲夜:「先に説明したように、私達は今、十三支部担当区域における事件を調査している」
千鳥咲夜:「そしてどうやら、木藤紅璃朱も少なからず事件に巻き込まれているようだ」
千鳥咲夜:「それは理解しているか?」
鈎取千歳:「やっぱり…あの誘拐未遂はそういうことなんですか…」
千鳥咲夜:「ああ、可能性は高いだろう」
千鳥咲夜:「故に、だ」
千鳥咲夜:「正式にチルドレン”錆浅葱”に対して、任務への協力を要請したい」
鈎取千歳:「私こそお願いします、手伝わせてください」
銀島 武光:箸を止めて事の趨勢を見守る
鈎取千歳:「UGNとして…クラスメイトとして、木藤さんを守りたいです」
GM:その言葉に、なにやら納得したようにうなずいて。
GM:それでも、言葉にして確かめる。
千鳥咲夜:「……木藤紅璃朱が加害者である可能性も、現時点ではゼロでない」
千鳥咲夜:「それでもか?」
木更津曳:(そんときゃあ、手を汚すのは俺かねえ)
木更津曳:(友人殺しは、きつい)
鈎取千歳:木藤さんが加害者。その可能性は考えていなかった。
鈎取千歳:「もし…そうだったとしたら…」
千鳥咲夜:「だとしたら?」
鈎取千歳:「私が」
鈎取千歳:「私が木藤さんを守った後に、私が止めます。」
木更津曳:(いや、その必要はなさそうだ)
木更津曳:(この子は、剛い)
GM:少し。かすかに感じられる程度に、表情を柔らかくして──
千鳥咲夜:「おまえもあまり向いて無さそうだ」
千鳥咲夜:「チルドレンや、エージェントにはな」
鈎取千歳:「間違ってるって言えるのが、友達だとおもってるので」
GM:否定の言葉を、憧憬をこめてなげかける。
鈎取千歳:「ええっ!?向いてませんか!?」
千鳥咲夜:「ああ、だが信用できる『人間』だ」
千鳥咲夜:「改めて頼んだぞ、鈎取千歳?」
鈎取千歳:「…!はいっ!鈎取千歳、精一杯頑張ります!」
鈎取千歳:そして、木更津さんと銀島さんに向き直る
鈎取千歳:「木更津さん、銀島さん。」
木更津曳:「ん」
鈎取千歳:「私は、チルドレンとしてまだ半人前です。一人じゃ何もできません」
銀島 武光:「おう?」
木更津曳:「ん。」
鈎取千歳:「木藤さんを守るのにも力が足りないです。」
鈎取千歳:立ち上がって大きく頭を下げる
鈎取千歳:「お願いします、木藤さんを守るために力を貸してください」
木更津曳:「お。そんじゃあ契約だ」
木更津曳:「お題は...そこのマグロ。余ってんだろ?それでいい。」
木更津曳:ひょいとつかみ、口に放り込む。
木更津曳:「...ん、まあ友人を守りたいってんなら。」
木更津曳:「俺も全力を尽くす。そういう契約だ」
銀島 武光:「めっちゃええ子やん自分…」少し目頭を押さえる「任せろや、頼まれんでも手伝ったるわ」
銀島 武光:「今度ウチの店来てくれや、オリが勝ってなくてもサービスしたるから!」
銀島 武光:「力が足りんなら飯食ってつけりゃええねん!ガチで!」一切箸をつけてない刺身の盛り合わせを譲ろうとする
銀島 武光:「任せとけ!」
鈎取千歳:「あ、ありがとうございます!よろしくお願いします!」
鈎取千歳:(みんな…いい人。頑張ろう…!私達で木藤さんを守るんだ…!)
GM:シーンエンド。
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
GM:侵蝕率が増えることを是とするならば
GM:この判定から、NPCカード千鳥咲夜を使用可能です。
木更津曳:鈎取千歳 履行N/未来 で!
銀島 武光:鈎取千歳 Pええ子〇/Nええ子 で!
木更津曳:高速振動ブレード! 目標20! 援護の風ウィンドブレス! +4!60!
鈎取千歳:ロイス取得 銀島さんに 〇明るい人/まぶしい で!
木更津曳:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 9[2,3,4,5,5,6,6,9,9]+1 → 10
木更津曳:ぐおお足りねえ!以上!
鈎取千歳:いくつ足りません?
GM:えーっとね、木更津さん。
木更津曳:3!
GM:ウインドブレスをしているので、多分その値には+9されませんか?
木更津曳:そ、そうです
GM:となると19 20に届かないのは、1となりますね。
鈎取千歳:バディムーヴの使用を宣言してもよかですか?
木更津曳:うおおありがてえ...!
GM:オッケーですよ。あれは確か判定直後ですので問題なし。
GM:ただ木更津さん、多分その書式だと毎回ウインドブレスの達成値を忘れるので
GM:組み込んでしまったほうが事故がないかと。
鈎取千歳:じゃあ達成値に+3で!
木更津曳:あばば...ありがとうございます
銀島 武光:バディムーブ後乗せありだったのか…
木更津曳:高速振動ブレード入手!
GM:<9dx+1+9みたいな感じで
GM:あれ判定直後なので強いんですよ、見れるから。
GM:<バディム
銀島 武光:つよいなぁ…
鈎取千歳:じゃあ私は応急手当セットを購入します
GM:はい
鈎取千歳:社会1、ボーナス1
鈎取千歳:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 8[8,8]+2 → 10
鈎取千歳:目標値8なので買えました!
GM:銀島さんは購入放棄。よって全員以上のようですね。
木更津曳:以上!
木更津曳:以上!
GM:あっとありがとー
GM:<以上宣言
GM:では次のシーンへと移行しましょう。
GM:トリガーイベントとなります。
GM:ちょっとまた特殊で、最初は千歳ちゃんだけ。少し長尺になっちゃうかも。
GM:その後、合流して。情報収集ができるみたいな感じのシーンとなる予定です。
ミドルフェイズ03「があるずとおく」
GM:シーンPC:鈎取千歳(GM許可後、他PC登場可
GM:※木藤紅璃朱との交流シーンとなります
GM:※退出後、他PCと合流し、情報収集が可能となります。
GM:※侵蝕率をあげてください。
鈎取千歳:シーンイン:鈎取千歳の侵蝕率:+9(1d10->9) ((侵蝕率:60->69))
GM:木藤紅璃朱は、屋敷の奥まった一室を自室として確保していました。
GM:そこはおよそ女子高生らしからぬ本棚で埋め尽くされた和室で、
GM:棚にはビジネスや法の専門書が、キレイに並べてびっしりと詰まっています。
木藤紅璃朱:「ごめんなさい、少し改めてお話をと思いまして」
GM:そして部屋中央のちゃぶ台に座った紅璃朱が、とぽとぽと急須から緑茶を注ぎました。
鈎取千歳:「ううん、気にしないで」部屋の中を見渡す
GM:流石に今は和装ではなく、かんたんなスウェット姿となっています。
鈎取千歳:たくさんの本が並んでいるが、どれもこれも理解できないだろう
木藤紅璃朱:「さて──」と改めて
木藤紅璃朱:「お礼は伝えさせてもらいましたけど、お詫びがまだでしたよね」
GM:と、静かに頭を下げます。
木藤紅璃朱:「ごめんなさい、鈎取さん。あなたを巻き込んでしまいました」
鈎取千歳:「ほんとに気にしないで!お願いだから、頭をあげて?」
木藤紅璃朱:「五光者──いえオーヴァードと言っても、こうした裏社会に巻き込まれるいわれは、あなたにはなかったのに……」
木藤紅璃朱:「もう少し早く、休学届けか退学届を出しておくべきでしたね」
GM:それが当然だと言わんばかりに、自論を述べます。
鈎取千歳:「学校…辞めちゃう気なの?」
木藤紅璃朱:「少なくとも──」
木藤紅璃朱:「今の騒動が収まるまでは。ご迷惑を、おかけしてしまいますから」
GM:寂しそうな、微笑み。
鈎取千歳:(そんなの…そんなの…。)
木藤紅璃朱:「『組長』としての責任もありますし、はい」
鈎取千歳:「ねえ、木藤さん。学校生活、好きだった?」
木藤紅璃朱:「はい、大好きですよ」
木藤紅璃朱:「学ぶことも、人と交流することも。私は大好きだと胸を張って言えます」
木藤紅璃朱:「──もっとも、あまり交流は上手ではありませんでしたけど」
鈎取千歳:その答えを聞いて「良かった、じゃあ私とおんなじだ」少し笑う
鈎取千歳:「さっき木藤さんのことは聞いたから、私の話も聞いてくれる?」
木藤紅璃朱:「そうですか──鈎取さんと一緒なのは──ふふふ、うれしいですね」
木藤紅璃朱:「はい、聞かせてくださいますか?」
鈎取千歳:「ありがとう」ポシェットからタオルとカッターを取り出す
鈎取千歳:「私がオーヴァードになったのは、中学生の頃。交通事故に会って」
鈎取千歳:「瀕死のところから、生き返った。でもリザレクトはまだ上手く機能しなくて。」
GM:静かに、耳を傾けます。
鈎取千歳:「私の能力は、血と錆。私の血は全てを錆に還してしまう。」カッターを指に滑らせる
木藤紅璃朱:「鈎取さん!」
GM:慌てて、その手を取ろうとしますが──
鈎取千歳:「大丈夫、触らないで」カッターに付いた血液は、その刃を瞬く間に錆で朽ちさせていく
GM:目の前の光景に、目をみはる。
鈎取千歳:「酷い能力でしょ?付いたら最後、錆から逃げられない」自嘲気味に笑う
木藤紅璃朱:「痛くは──ないのですか?」その顔は、心の底からあなたを案じているように思えます。
鈎取千歳:「ちょっと痛いけど…すぐ塞がるから」タオルで拭いた後に傷はない
鈎取千歳:「この能力が、事故の時助けようとしてくれた友達を、傷つけた。」
鈎取千歳:「私は思ったよ、、
鈎取千歳:「私は思ったよ、こんな化物がここに、人のいるところにいちゃいけないって」
木藤紅璃朱:「………………」
GM:静かに、黙って聞いている。
鈎取千歳:「でも、UGNの人たちが助けてくれて、力の使い方を教えてくれて。」
GM:全てを語ろうとしてくれている親友の言葉を、一言一句逃すまいと。
鈎取千歳:「この力で人を守ることもできるって。人間だって言ってくれて。」
鈎取千歳:「今は、学校にも行かせてもらって。私も交流はうまくいってないけど」少し笑う
GM:その笑みを見て──
GM:静かに、しかし逃すまいと。
木藤紅璃朱:「ですけど──」
GM:アナタの手を、包むように優しく握りしめます。
鈎取千歳:「えっ!」思わず手を引こうとする
木藤紅璃朱:「あなたは私を救ってくださいましたよ、鈎取さん」
鈎取千歳:「離して!まだ血がついてたりしたら…!」焦り
木藤紅璃朱:「攫われていようとしたところを助けてくださったのももちろん」
木藤紅璃朱:「覚えてらっしゃいますか?」
GM:目を、覗き込むようにして。
木藤紅璃朱:「相席を、お願いしたときのことを?」
鈎取千歳:「う、うん…。」目が逸らせない
木藤紅璃朱:「交流が不得手と言いましたよね」
木藤紅璃朱:「それでもやはり、『避けられる』のはつらいですから」
GM:どこかずれたこの少女は、避けられているのと、近寄りがたいの区別がついていません。
GM:もっとも、本人にとっては、変わらないという事実もまたある訳ですが。
木藤紅璃朱:「『どうぞ』と仰って頂いたことが、本当にうれしかったんです」
GM:そして手を握ったまま──
木藤紅璃朱:「今度は──私のお話を聞いて頂けますか?」
鈎取千歳:「私も…嬉しかった。一緒に誰かとお昼を食べるのなんて…久しぶりだった」
鈎取千歳:「うん、ぜんぶ聞くよ」
GM:その言葉に、ややためらうようにしながらも──
木藤紅璃朱:「鈎取さんは──情と法を選ばなければならないとしたら、どちらを選びますか?」
GM:知ってもらうために、真摯に告げる。
鈎取千歳:「情と…法…?」
木藤紅璃朱:「はい」
木藤紅璃朱:「『公を取るか、私を取るか』と捉えて頂いても構いません」
鈎取千歳:きっと木藤さんにとって大切なことだ、真摯に考えを巡らす
鈎取千歳:「きっと法を取るのが、正しい選択だとおもう」
鈎取千歳:「でも、私は」
鈎取千歳:「私は…その瞬間は、情を優先しちゃう…。そんな気がする。」
GM:その答えに対し、惑うことなく──
木藤紅璃朱:「私は迷うことなく情を選びます」
GM:きっぱりと、告げる。
木藤紅璃朱:「理屈がある訳では有りません、情を選ぶのが私にとっての正しいことだと思っているから、そうするんです」
GM:と、一見関係のない話。
木藤紅璃朱:「知っていますか? この区の裏社会を纏めていた協衛会と言う組織が壊滅してから、この区ではトラブルが増えているです」
木藤紅璃朱:「もともと100のトラブルがあったのだとしたら、200くらいになっているとか?」
木藤紅璃朱:「必要悪──は言い過ぎかもしれませんけど、それでも『錨』は必要なんだな、と。改めて思いました」
鈎取千歳:「錨…。」
GM:大したことではないのだと言うかのように、苦笑を浮かべながら。
木藤紅璃朱:「あ、ちょっとウチとは因縁のある組織ですから、田中さんたちの前ではあまり名前を出さないであげてくださいね」
GM:しーっと、いたずらっ子のように指を立て。
木藤紅璃朱:「──誤解しないでくださいね」
木藤紅璃朱:「自分を犠牲にしようとしている訳じゃ、ないんですよ」
木藤紅璃朱:「ただ、この街が──この区が好きなんです」
木藤紅璃朱:「外から見れば、ゴミ溜めのように見えるのかもしれないけれど──」
木藤紅璃朱:「それでも必死に、みんなが生きている」
GM:一呼吸──心の底から心配してくれた親友に、大丈夫ですよと告げるかのように。
鈎取千歳:「うん。そうだね…。」その表情から真摯に伝わってくる
木藤紅璃朱:「私の生まれた街だから、せめて恩返しがしたい」
木藤紅璃朱:「それだけの、お話なんです」
木藤紅璃朱:「私が──この組の二代目になると言うことは」
GM:と、不意に少女が、自分の言葉に苦笑します。
木藤紅璃朱:「ひょっとしたら、血なのかもしれませんね」
木藤紅璃朱:「──私の父のことと母のことは、どなたからか聞きましたか?」
鈎取千歳:「昔にその…亡くなったって、組員の人から…」
GM:その言葉に、こくりとうなずいて。
木藤紅璃朱:「顔も覚えてないのですけれど、ひとつだけ、しっかりと──」
木藤紅璃朱:「『この街が好きか?』と問われて、『うん』と応えた時に」
木藤紅璃朱:「『俺もだ』と微笑んで、大きな手で撫でてくれたんです」
木藤紅璃朱:「それだけは、しっかりと──覚えています」
鈎取千歳:「この町も、二代目になることも、木藤さんにとって大切なのね」
GM:その問いに、静かにうなずきます。
鈎取千歳:「うん、わかった。木藤さんの気持ち」
鈎取千歳:「でも、学校生活を諦めるのに、納得はしてない」
鈎取千歳:「納得してないから…学校に行ける方法、私が見つけるから」
鈎取千歳:「私は…友達をそう簡単に手放さないから」
木藤紅璃朱:「……ありがとう、鈎取さん」
木藤紅璃朱:
GM:その後、とりとめもない話が小一時間ほど。
GM:夜が更けたこともあり、あなたは紅璃朱の部屋を退出しました。
GM:──────
GM:────
GM:──
GM:お待たせしました、情報収集シーンとなります。
GM:木更津さん、銀島さん登場可能となります。登場の場合は侵食率を上げてください。
木更津曳:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 4[4]+56 → 60
GM:情報項目は3つだ!
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:62->66)
GM:では情報項目を開示します。
GM:内容は次の3つ
◯鬼徳組と協衛会の確執に関して@《情報:噂話、裏話》難易度8
☆マウスピースに関して@《情報:UGN、FH、裏社会》難易度10
☆襲撃者に関して@《情報:裏社会、FH》難易度10
☆マークは、クリアしないとシーンが進まない情報となります。
〇マークは、特に開かなくても大丈夫ですが、開くといいことがあるかもしれません。
木更津曳:襲撃者! 援護の風ウィンドブレス!64!
GM:ですね、襲撃者は木更津さんしか調べられない
GM:なぜって他の人に話してないからw
木更津曳:11dx+9
DoubleCross : (11R10+9[10]) → 10[2,2,4,6,6,6,6,8,9,9,10]+1[1]+9 → 20
木更津曳:よくわかった
GM:おっけー、では残り2つ。
GM:NPCカードも使えますよとは言っておきます。
鈎取千歳:鬼徳組ときょうえいかいいきます!
GM:どうぞー
鈎取千歳:社会1、ボーナス1、コネ:噂好き友人で+2で!
鈎取千歳:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,5,5,9] → 9
GM:ばっちり!
鈎取千歳:せーふ!
GM:ではラスト、銀島さん。
銀島 武光:はい!マウスピースに関して!情報屋のコネとボーナスで5d!
銀島 武光:(4+1)dx>=10 情報:裏社会
DoubleCross : (5R10[10]>=10) → 9[1,1,4,8,9] → 9 → 失敗
鈎取千歳:バディムーヴつかいます!
銀島 武光:助けてバディムーブ!
鈎取千歳:達成値+3!
GM:バディムーブ。それは優秀なチルドレンの証。
GM:では全情報クリア!
GM:情報を開示していきます。
◯鬼徳組と協衛会の確執に関して
鬼徳組と協衛会は、そのあり方などから昔より対立していました。
関係が決定的に劣悪となったのは、紅璃朱が幼少の時に起きた事件がきっかけとなります。
それはちょっとした小競り合いから一部の人間が暴発。紅璃朱の父母が死亡するという事件です。
事件そのものは手打ちが行われ、それ以上の抗争には発展しませんでしたが、
その代償として多くの利権と一人娘を失い鬼徳組は衰退。名目共に地域トップの座を協衛会へと譲ることとなりました。
NPCカード『木藤紅璃朱』を入手します。
NPCカード『木藤紅璃朱』は、以下の能力を有しています。
セッション中に使用可能な共通財産点を+5
また、1シーンに1回、購入判定時、あるいは情報収集時の判定ダイスをプラス3Dします。
☆マウスピースに関して
マウスピースはリベンジャーズセルのエージェントです。
自身の戦闘能力は皆無で、折衝や支援を主とするサポートメンバー的な役割を担っています。
協衛会や中堅組織連合に対し、情報や戦力をほぼ無償で提供することで、それらの組織の信用を得はじめているようです。
☆襲撃者に関して
襲撃者は、風体からしてフリーの用心棒、真島大樹であると判断できます。
※マウスピースに関して、襲撃者に関してを開放したため、二人の動向を確認することができました。
トリガーイベント「エンカウント」が発生します。
GM:──────
GM:────
GM:──
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:同・鬼徳組。
GM:同・離れ。客間。
千鳥咲夜:「さて──」
GM:とぽとぽと、急須から湯呑へと緑茶を注ぐ十三支部支部長補佐。
千鳥咲夜:「もう一度、情報を整理してみよう」
鈎取千歳:「じゃあ私から…。」おずおずと
銀島 武光:「どうぞ!」
千鳥咲夜:「ああ、頼む」
木更津曳:「ん。」
鈎取千歳:「鬼徳組と協衛会の関係というか、ある事件を聞いて」
鈎取千歳:「ふたつの組織は昔から仲が悪かったそうなんですけど、決定的だったのが」
鈎取千歳:「木藤さんの…ご両親が亡くなった事件だそうです」
鈎取千歳:「元は小さな小競り合いから、暴発事件まで発展したみたいでした」
木更津曳:「...そうか」
鈎取千歳:「手打ちにはなったそうですが、跡継を失った鬼徳組は衰退して…」
鈎取千歳:「今の状況まで続いてるそうです」と話を〆る
千鳥咲夜:「なるほどな──」
銀島 武光:「うーん…なるほどな」
千鳥咲夜:「”竹光侍”の方はどうだ?」
銀島 武光:「おう、次は僕やな」
銀島 武光:「こないだ言ってた、中堅連合とFHの関連やけども…どうやらクロっぽい」
千鳥咲夜:「ほう」
木更津曳:「...そうか」
銀島 武光:「交渉役?折衝役?まあ分からんけど、直接かかわってるのはリベンジャーズ・セルのエージェント、マウスピース」
銀島 武光:「本人に戦闘能力はない支援系やそうやけども、戦力やら情報やらを無償で渡して信頼得とるらしいで!」
鈎取千歳:「マウス…ピース…」確認するように呟く
銀島 武光:「あと、意外やったんはアレやな。どうやら連合だけじゃなく、協衛会残党とも接触してるらしい」
銀島 武光:「分かったのはこんぐらい…かな」
千鳥咲夜:「十二分だ。さて──」
GM:じろり──と木更津曵を睨む。
GM:睨んでるように見える。ではなく、睨む。
木更津曳:「...どうしたんだ、千鳥さん」
木更津曳:とぼけてみせる。
千鳥咲夜:「──報告を忘れていないか、クライム・モーメント?」
木更津曳:「...ん、あぁ」
木更津曳:「すまんね」頭を掻いて。
千鳥咲夜:「理由があれば問おう」
千鳥咲夜:「謝罪を受け入れるかどうかは、それ次第だ」
木更津曳:「....腐れ縁が、敵でな」
木更津曳:「真島大樹、用心棒」
木更津曳:「今回の案件に関わってる 実行犯、だな」
木更津曳:「まあ、最後に一杯やれたからいいんだがーー。」
木更津曳:「一人で。ケリをつけるのも、と思ったんだがな」
木更津曳:「傲慢だった すまない」
木更津曳:頭を下げる。
千鳥咲夜:「そう素直に謝罪されては──」
GM:握った拳を、開きます。
千鳥咲夜:「殴りづらいな」
木更津曳:「はは、そりゃあ」
木更津曳:「支部長補佐はやさしい人だな」
鈎取千歳:ハラハラしながら見守っている
千鳥咲夜:「だが次に同じことをしたら──」
GM:シュンっ──と、その首筋に手刀が寸止される。
千鳥咲夜:「殴らず『刎ねる』」
木更津曳:「.....。」腰の刀に手が伸びる。
木更津曳:「木更津、了解」
千鳥咲夜:「あまり良くないものを見せたな。見逃してくれれば助かる」そして部外の二人に、頭を下げます。
鈎取千歳:「ドキドキしました…」
木更津曳:「すまんね。”これ”が二人に向くことはないだろうけど。」
木更津曳:「うちはこういうのなんで。」
千鳥咲夜:「ともあれ、所在もなんとか掴めそうだ」
千鳥咲夜:「“埒”を明けに行くぞ?」
鈎取千歳:「りょ、了解です…!」
銀島 武光:「おっしゃあ!」
木更津曳:「了解。」
木更津曳:三人がが去り行く。
木更津曳:胸に去来するは、過去。
木更津曳:相対した敵は強く、簡単に言って死にかけていた。
木更津曳:あぁ、けど。
木更津曳:背中の奴は、強く。
木更津曳:何度でも、刀を振るおうと。心が沸き立った。
木更津曳:「......真島.....」
木更津曳:言葉にできない思いは、煙草の煙とともに。
木更津曳:溶けゆく。
木更津曳:吸殻を、雑に足で踏みつける。
木更津曳:じり、と熱が消え。
木更津曳:未練とともに、冷たくなる
木更津曳:相対せば、刹那
木更津曳:一刀一閃
木更津曳:技を以て
木更津曳:打倒す。
GM:シーンエンド!
GM:ロイス操作と購入判定が可能です──が。
GM:明日の開始時前に行ってもらう形としましょう。もう築地(汗)
木更津曳:千鳥咲夜 信頼〇/上司!
どどんとふ:「銀島 武光」がログアウトしました。
どどんとふ:「銀島 武光」がログインしました。
銀島 武光:こんいちはー
どどんとふ:「鈎取千歳」がログインしました。
GM:ではロイス、購入判定などを改めまして。終わりましたらば以上、と。
鈎取千歳:うーん、ブルーゲイル購入狙ういます、目標値20
GM:このシーンより、木藤紅璃朱のNPCカード効果を使用することも可能です。
GM:詳細は共有メモを御覧ください。お買い物にも使えるよ、と。
鈎取千歳:ほうほう、使う人いなかったら使っていいかな
鈎取千歳:じゃあ木藤さんのカード使います
GM:どうぞ!
鈎取千歳:砂の加護も使って…1+1+3+4かな
鈎取千歳:鈎取千歳の侵蝕率:+3 ((侵蝕率:69->72))
鈎取千歳:9dx+2
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 10[4,4,4,5,5,6,9,9,10]+6[6]+2 → 18
鈎取千歳:残り2なので、財産点2点で購入します
木更津曳:購入は保留で!
GM:ロイスは二人共大丈夫ですか?
木更津曳:ロイスは上記で!
鈎取千歳:大丈夫です、異常!
鈎取千歳:以上…
木更津曳:以上
GM:あ、昨日すでに。失礼しました(汗)
GM:ではミドルシーンを進めていきますね。
ミドルフェイズ04「エンカウント」
GM:シーンPC:銀島武光
GM:※マウスピース、真島大樹と接触するシーンとなります。
GM:※浸食率をあげてください。
木更津曳:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 3[3]+60 → 63
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:66->76)
鈎取千歳:シーンイン:鈎取千歳の侵蝕率:+2(1d10->2) ((侵蝕率:72->74))
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:同・再開発地区
GM:同・半壊した雑居ビル
GM:再開発地区──
GM:それは、治安が劣悪とされるこの区においても、ひときわ混沌としたと知られる区画。
GM:そんな区にある、半壊した雑居ビルに──
GM:どごっ──
GM:鈍器で、何かを砕いたかのような音が響きます。そして──
マウスピース:「あー、終わりました?」
真島大樹:「──ああ」
GM:空気にそぐわないどこか楽しげな女の声と、
GM:空気にそぐった、静かな男の声。
マウスピース:「こちらの話に乗ってくれればよかったんですけど」
マウスピース:「けっして損なお話ではなかったと思うんですけどねー」
マウスピース:「やっぱり言い方じゃないですか? 『死ぬか手を引くか?』って、ストレートすぎますよ真島さん?」
真島大樹:「──やることは変わらん」
GM:雲が切れ、月明かりが崩れた天井から差込む。
GM:朽ちたビルの床に立つは、一組の男女。
GM:転がるは、数多の死体。
木更津曳:「......霹靂
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:きぃんっ
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:一閃」
木更津曳:間。
木更津曳:先ほどよりも大きな、崩落の音。
木更津曳:鍔が、鳴る
マウスピース:「おおっとう!」
真島大樹:「ふん──」
GM:女は動じることなく男の下へと身を寄せ
GM:男も動ずることなく、崩れ落ちるビルの中で仁王立ちます。
木更津曳:「...ま、瓦礫なんざで死んじゃあくれない、か」
GM:がごんっ──
真島大樹:「………………」
鈎取千歳:(ビルを…切っちゃった…!)
GM:そして瓦礫の中から、無傷の男とそれにかばわれた女が姿を現します。
銀島 武光:(見事な腕前やな)
木更津曳:「よう、真島」
マウスピース:「いやいやいやいやー、すごい腕前ですね!」
真島大樹:「来たか、木更津」
木更津曳:「誰だか知らんが、どーも。」
木更津曳:「...一つだけ教えろ」
木更津曳:「真島、”望んで”やってんのか、これは」
木更津曳:死体を指す
真島大樹:「……仕事の一環だ」
木更津曳:「仕事、ねえ」
真島大樹:「オマエは望んだものだけを斬ってきたのか、これまでに?」
木更津曳:「いいや」脳裏に見えるは
木更津曳:むかしのこと。自らの弾に倒れる、無辜の民
マウスピース:「おやまあお知り合いでしたか、真島さんの」
GM:場にそぐわぬ、営業用スマイル。
マウスピース:「お浸り中のところ申し訳ありません。自己紹介などさせて頂いてよろしいですかー?」
木更津曳:「構わんが」
木更津曳:「マウスピースさん」
マウスピース:「はじめまして、FH、リベンジャーズセル所属。マウスピースと申します」
マウスピース:「お仕事の性質上、名刺をお渡しできないのはご勘弁を?」
GM:笑顔のまま、女性がぺこりとあなた方全員に頭を下げてきます。
マウスピース:「いやぁ、なにやら思ったよりとても早くばれてしまいましたねー。困った困った」
GM:困ったと口で言いながら、笑顔を浮かべ続けています。
木更津曳:「あんだけ手回せば、ばれるもんもばれる」
木更津曳:「情報は上がってんだ。そうだろ?銀島さん」
銀島 武光:「お、僕か」
銀島 武光:「まあー…そうやな。これでも多くのお客さんと知り合ってるし?」「手を広げれば一人や二人、引っかかることもあるわなぁ」
マウスピース:「あー、でしたかー」
マウスピース:「じゃあ私たちの行動とかも、バレバレだったりします、これが?」
マウスピース:「そこのところ、ちょーっとでいいから教えていただけますと、はい」
銀島 武光:「ふははは!そこは守秘義務!」「お互いさまやろ」
マウスピース:「えー、じゃあ少しこちらの行動をお教えしますから、交換しません、情報を?」
木更津曳:《真偽感知》を使用します 彼女は本当の情報を渡すつもりですか?
GM:お、ではRCで振ってみましょうか?
木更津曳:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 4[4] → 4
木更津曳:ン”ッ
GM:4 簡単な行為なら成功、と。
GM:ではあからさまな虚偽ではないですが、全てを話すつもりもないようだと言うことぐらいは分かりました。
マウスピース:「えーっと、私たちはですね、ちょっと鬼徳組に協力する人たちが多くて、不公平な感じでしたので」
マウスピース:「残りお2つの組織に、協力させて頂いているんです、はい」
マウスピース:「不公平、良くないですよね。自由で平等な競争こそが、商取引の原則ですから」
マウスピース:「なのでこの方々にも、そうした取引を持ちかけさせて頂いたのですが──」
GM:ちらり、と。瓦礫の下の肉塊に目を向けて。
マウスピース:「──ごらんのありさまです」肩をすくめて、残念そうに大仰なため息をつく。
銀島 武光:「なるほどなぁ」
マウスピース:「それで、ですね──」
GM:と、置いといて──と言うゼスチャーをして。
マウスピース:「積もる話はそちらにあるかもしれませんが、今日はこのあたりでお開きということでいかがでしょうか?」
マウスピース:「私、色々あって残業手当とか出ないんですよ」
マウスピース:「三方ならぬ二方一両損──的な?」
銀島 武光:「おいおい、せっかく僕ら次の行動を教えてやろうと思ったんに」
マウスピース:「おおっとぅ、持ちかけておいてなんですが、お教えいただけるとは!」
銀島 武光:「僕らの次の行動はーーー」
銀島 武光:「『ここでお前らを捕まえる』や!」
マウスピース:「あー、そうきますか? やっぱり?」
GM:大仰に、天を仰ぐ仕草。
マウスピース:「仕方ないなぁ……真島さん。お願いできますか?」
GM:すっと、あなた方から女を庇うように、真島の巨体が立ちはだかります。
木更津曳:「...言ったよな 真島」
木更津曳:「一瞬で絶ってやるって」
真島大樹:「答えたはずだぞ、木更津」
真島大樹:「恨みっこなしだ、と」
木更津曳:「.......いくぞ」
鈎取千歳:「あなた達は、ここで捕まえる!木藤さんのために…!」
銀島 武光:「っしゃあ!行くで!」
GM:戦闘ラウンドへと移行します。
GM:エンゲージはそちらが一塊。
GM:そこから5m離れたところに、真島がエンゲージ。
GM:真島の後ろに居るマウスピースはエキストラとなります。
GM:戦闘終了条件は、1ラウンド目クリンナップを迎えることです。
GM:この戦闘で与えたダメージは、クライマックスまで引き継がれます。
GM:
GM:1ラウンド目
GM:
GM:セットアップフェイズ
木更津曳:なし!
鈎取千歳:なし!
銀島 武光:なし!
GM:真島はフルパワーアタック:3LVを使用しました。行動値が0となります。
GM:
GM:ではついでイニシアチブ。14の千歳ちゃんから
鈎取千歳:はい!
鈎取千歳:マイナーで戦闘移動、真島のエンゲージに突入
鈎取千歳:メジャーで《コンセントレイト:ブラムストーカー》《ブラッドスパイク》《蝕む赤》
鈎取千歳:判定の直前に《砂の加護》《砂塵霊》を使用
GM:割り込みなどありません。判定どうぞー
鈎取千歳:判定直前のオートエフェクトで侵蝕上がって、ボーナス増えたら判定に乗せていいのかな
鈎取千歳:鈎取千歳の侵蝕率:+6 ((侵蝕率:74->80))
GM:メジャーの前だったら確か大丈夫だったかと。
GM:<マイナーとかオートで上がる
鈎取千歳:よかった!6+2+4で12個!
鈎取千歳:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,3,3,4,4,6,6,6,7,9,9,10]+10[1,2,8,10]+10[8,9]+10[4,8]+3[3]+4 → 47
GM:でかいなぁ
GM:▼相撃ち《復讐の刃:3》
GM:解説:リアクションを放棄して、対象に白兵攻撃を行う。リアクション不可
鈎取千歳:げえ!
GM:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,3,3,3,4,4,7,8,9,10,10,10]+10[2,4,5,6,8,10]+6[3,6]+6 → 32
GM:では互いにダメージを算出しましょう。
鈎取千歳:5d10+9+12
DoubleCross : (5D10+9+12) → 34[3,9,7,5,10]+9+12 → 55
GM:4d10+20
DoubleCross : (4D10+20) → 25[7,7,9,2]+20 → 45
GM:では演出どうぞー
鈎取千歳:いつものように、右手のナイフを左手首に走らせる。
鈎取千歳:一筋の赤い線が刻まれ、すぐさま血液が溢れ出す。
鈎取千歳:(あの人、体格がいい…。針じゃ足止め出来ない…)
鈎取千歳:ならば…零れ落ちる雫を一つにまとめて、大きく…太く。
鈎取千歳:一本の槍の形状を作り、錆化させる
鈎取千歳:そのまま槍を掴み、接近
鈎取千歳:「行って…!」至近距離で右肩を狙って投擲!
GM:ぞぶり──
GM:槍が男の右肩を、違うことなく撃ち貫く。が──
真島大樹:「浅え──」
GM:意に介せず放たれた巨大な拳の一撃が、アナタの身体を捉えます!
鈎取千歳:「えっ?うそっ…ッッ!!!!」反撃を想定しておらず、モロに食らう
鈎取千歳:その衝撃で少し、吹き飛ばされる
マウスピース:「真島さんはこーした戦闘スタイルですよー、触れると痛いですよー」
GM:後ろから女が囃し立てます。
GM:真島大樹に邪毒5が付与されました。
GM:では次のイニシアチブ。13の銀島さん。
銀島 武光:はい!
鈎取千歳:リザレクト:鈎取千歳の侵蝕率:+8(1d10->8) ((侵蝕率:80->88))
銀島 武光:マイナーで戦闘移動。真島にエンゲージ
銀島 武光:オートで竹光を装備します
GM:うす、どうぞ。
銀島 武光:メジャー:コンボ【常道無為】《コンセ:ノイマン》+《コントロールソート》+Rエンハンサー 侵蝕+5
銀島 武光:(6+1)dx+20@8 白兵
DoubleCross : (7R10+20[8]) → 10[1,2,2,3,6,6,8]+10[10]+2[2]+20 → 42
GM:▼相撃ち《復讐の刃:3》
GM:解説:リアクションを放棄して、対象に白兵攻撃を行う。リアクション不可
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+5した(侵蝕率:76->81)
GM:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,2,2,3,3,5,6,7,8,8,10,10]+10[2,5,6,6,8]+10[7]+6[6]+6 → 42
GM:お、同じ達成値。
GM:ではダメージをお願いします。
銀島 武光:行きます!
銀島 武光:(5+3)d10+2 ダメージ
DoubleCross : (8D10+2) → 52[5,10,7,9,1,8,7,5]+2 → 54
GM:5d10+20
DoubleCross : (5D10+20) → 27[5,3,10,7,2]+20 → 47
GM:累計109ダメージ。まだ元気です。
銀島 武光:中段の構え。武術の素養が無いものでも美しいと感じさせる背筋の伸びた青眼
銀島 武光:そこからゆるり、と歩み寄りーーーー
銀島 武光:真ッ正面から飛び込んで斬りつける!敵の反撃など気にしない
銀島 武光:「相・討・上・等…!」
銀島 武光:「来るならこいやぁッ!」
真島大樹:「面白え──竹光でこれかよ」
GM:分厚い胸板で斬撃を受けとめ、にやりと笑って返しの拳撃を喰らわせる。
銀島 武光:「ぐぶッ…!」顔面で思い切り受け止める
銀島 武光:「ギャハハハハ!面白れぇ!ノーガードこそ男の華よなぁっ!」血塗れになりながらなおも笑う
銀島 武光:ダメージは普通に死ぬのでリザレクト!
GM:じゃあ1d10して回復HPと上昇侵食率を
銀島 武光:銀島武光のHPを+9(1d10->9)した
GM:では次のイニシアチブ、6の木更津さん。
木更津曳:やっとか....
木更津曳:じゃあ
木更津曳:マイナー 高速振動ブレード、起動
木更津曳:ロイス取得 意地 覚悟〇/殺意 タイタス化 C値ー1
木更津曳:千鳥咲夜 信頼〇/上司 タイタス化 C値ー1
木更津曳:メジャー
GM:……止めはしませんが、思い切りましたね。どうぞ!
木更津曳:一閃
木更津曳:《コンセントレイト》3《一閃》2《マシラがごとく》5《援護の風》《ウィンドブレス》
木更津曳:侵食+13
木更津曳:76
GM:ちょっとまったー
木更津曳:おっと!
木更津曳:コピペミス!
GM:マシラは80オーバー時のエフェクトなので、無理!
GM:コンボを組み直して、再宣言してください。
木更津曳:《コンセントレイト》3《一閃》2《援護の風》《ウィンドブレス》
GM:それなら大丈夫。判定をどうぞ。
木更津曳:11dx6+9
DoubleCross : (11R10+9[6]) → 10[1,3,4,6,6,7,9,9,9,9,10]+10[2,2,3,5,8,8,8,10]+10[1,3,5,9]+10[6]+5[5]+9 → 54
木更津曳:あっコンセ3だ!
GM:ふりなおすか、タイタスを1つ引き下げるかしてください。
木更津曳:11dx5+9
DoubleCross : (11R10+9[5]) → 10[2,2,3,3,4,8,9,9,10,10,10]+10[2,2,6,7,9,10]+10[5,5,7,9]+10[2,5,8,10]+10[1,5,6]+3[3,3]+9 → 62
GM:ではこちらは先程までと同じコンボで。
GM:▼相撃ち《復讐の刃:3》
GM:解説:リアクションを放棄して、対象に白兵攻撃を行う。リアクション不可
GM:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,1,2,3,4,4,5,5,7,7,9,10]+10[4,7,10,10]+10[1,2,10]+5[5]+6 → 41
GM:ダメージを出し合いましょう。
木更津曳:7d10+12
DoubleCross : (7D10+12) → 28[3,1,8,1,1,4,10]+12 → 40
木更津曳:嘘お!?
GM:5d10+20
DoubleCross : (5D10+20) → 21[4,8,3,3,3]+20 → 41
GM:累計149ダメージ。と。
GM:では演出どうぞー
木更津曳:演出!
木更津曳:奴の戦い方は、知っている
木更津曳:誘って、打つ
木更津曳:油断を掬う、的確な技
木更津曳:あぁ、なら
木更津曳:わざと、誘ってやろう
木更津曳:鞘ごと引き抜く。
木更津曳:下段。
木更津曳:狙うは、顔
木更津曳:純粋な速さのみ 技巧は、いらないだろう
木更津曳:「...らぁっ!!!」
GM:戦い方を、知っている。
GM:それは、互いに言えること。
GM:故に──
真島大樹:「ふんっ──」
木更津曳:「ははっ...!」
GM:合わせるようにして、撃ち下ろしの右をその顔めがけて──
木更津曳:刺さる感触。だが。
木更津曳:(浅い)
木更津曳:(あぁ、強えな)
木更津曳:返す刀は防御に だが
木更津曳:拳が、届く
木更津曳:「がぁ....っ...!」
木更津曳:たたらを踏む
木更津曳:「...ぷっ」
木更津曳:「逃げるなんて、言わねえよな 真島」
GM:衝撃でずれた頚椎を、ゴキリ──と鳴らして元へと戻す。
木更津曳:口の中は、鉄の味で満たされる。
真島大樹:「………………」
GM:その問いには、答えず。
GM:真島はメジャーアクションを放棄します。
GM:クリンナップフェイズ。邪毒ダメージ15が真島に与えられます。累計ダメージ164
GM:条件が満たされましたので、戦闘終了となります。
マウスピース:「っと、はい。準備できましたよ、真島さん?」
GM:と、後ろでなにやらやっていたマウスピースが、真島の背中に声をかけます。
GM:合わせて、すっと後ろへと下がる真島の巨体。
真島大樹:「いや、悪いが潮時だ」
マウスピース:「それではみなさんごきげんよう。御縁がありましたらばいずれまた」
木更津曳:「...そうか」
GM:笑顔のまま、戯けたように目元を抑えて白いハンケチーフをふる女を──
真島大樹:「ふん!」
GM:どごっ!
GM:真島の巨体が抱き上げて──そのまま壁を貫いてビルの外へと飛び出します!
銀島 武光:「!」
鈎取千歳:「あっ!」
木更津曳:「あいつ、早えんだよ」
GM:がんっ! ぶろろろろろろろろろ…………
GM:呼び寄せていた大型車の天井へと着地した二人は、そのまま走り去って行きました。
木更津曳:「...ふーっ....」
木更津曳:「大丈夫か?お二人さん」
鈎取千歳:「いたた…。強かった…ですね…」
銀島 武光:「クソォー、しくじったか!」血まみれの顔をぬぐう
GM:では、血を拭った銀島さんが気づきます。
木更津曳:「銀島?」
銀島 武光:「んん…?」
GM:廃ビルの床──真島が最後に居た辺りに、一枚の紙片が落ちています。
銀島 武光:拾って確認します
銀島 武光:「これは…」
GM:紙片には、まだ乾いていない血で、乱暴に文字が書き殴られています。内容は──
GM:「ハッチボッチ AM3」
GM:です。
木更津曳:「真島か」
鈎取千歳:「はっちぽっち…ってなんでしょう?」
銀島 武光:自分にとっては意味の分からない文章。ならば…
銀島 武光:「アンタ当てやろうな」木更津さんに
木更津曳:「だろうな」
GM:では木更津さんはハッチボッチはおそらくはあのバーのこと、AM3はストレートに考えれば、時間であると推測できます。
木更津曳:「すまん」
木更津曳:「
木更津曳:「一人で行かせてくれ」
銀島 武光:「罠かもしれんで?」
鈎取千歳:「それは…危なくないですか…?」
木更津曳:「...そんときゃあ、その」
木更津曳:「助けてくれ」
木更津曳:頭を下げる
木更津曳:「...なるべくないだろうが。念のため」
鈎取千歳:「離れたところで待ってればいいですか?」
木更津曳:「ああ」
木更津曳:「ダメそうなときは、合図を出す」
銀島 武光:「分かった」
鈎取千歳:「わかりました」
木更津曳:「生きて帰っても支部長補佐に、首飛ばされそうだ」
木更津曳:はは、と乾いた笑いを漏らして。
木更津曳:暮行く街を、ゆく
GM:シーンエンド
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
GM:1510には次シーンに行ければな、と。ご協力頂ければ幸いm(_ _)m
銀島 武光:木更津さんに P敬意〇/N剣士 購入は応急手当キット行きます
銀島 武光:(2+2)dx>=8 購入
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 8[1,3,7,8] → 8 → 成功
銀島 武光:入手できたので使って回復!
銀島 武光:銀島武光のHPを+8(2d10->3,5)した
鈎取千歳:ロイス取得 マウスピース 執着/絶許〇 で取得
木更津曳:銀島 武光 随意〇/野球の趣味が合わない で!
GM:あ、あと木更津さんは
GM:リザレクトしといて!
木更津曳:死ザ!
木更津曳:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5
GM:侵食率とHPもね!
木更津曳:HP 5 侵食78!
鈎取千歳:応急手当セットの購入、目標値8
鈎取千歳:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 9[4,6,9]+2 → 11
木更津曳:購入は保留 以上
鈎取千歳:OK、すぐ使います
GM:どぞどぞ
鈎取千歳:8+2d10
DoubleCross : (8+2D10) → 8+6[1,5] → 14
鈎取千歳:しょぼ…
GM:大丈夫そうですので、次のシーンに!
ミドル05「貸しの精算」
GM:シーンPC:木更津曵
GM:※真島大樹との交流シーンとなります。
GM:※登場する場合、侵食率を上げてください。
木更津曳:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 7[7]+78 → 85
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:同・バー・ハッチボッチ
GM:明け方近いと言うこともあり、バーは閑散としています。
マスター:「………………」
GM:店の中に居るのは無口なマスターと
真島大樹:「………………」
GM:奥のテーブル席に陣取った、大柄なダークスーツの男のみ。
木更津曳:「マスター。いつもの二人分」
木更津曳:同じように腰掛ける。
GM:寡黙なマスターは眉を動かすことで注文に答え
GM:真島はあなた方の姿を確認してから、手にしたショットグラスの中身を空にしました。
真島大樹:「実際のところ──」
木更津曳:「ん」
GM:挨拶は不要とばかりに、要件を切り出してきます。
真島大樹:「どこまで掴んでいる、この件に関して?」
木更津曳:「お前が実行犯で」
木更津曳:「三つ巴で」
木更津曳:「マウスピースが裏で手を引いているってこと」
木更津曳:「くらいか」
木更津曳:「お前なら漏らさんだろうよ」
真島大樹:「なるほどな──」
GM:懐からシガーを取り出し、火を点ける。
真島大樹:「……FHがやっているのは、マウスピースの言ったとおりだ」
真島大樹:「協衛会の残党と、中堅組織連合に情報や戦力を提供して──」
真島大樹:「鬼徳組の協力者を引き抜き、力を削いでいる」
真島大樹:「──で、荒事が必要な仕事に関しては、おまえさんが言ったように俺が。と言うやつだ」
木更津曳:「そうか」
木更津曳:煙草が、煙をくゆらせる。
真島大樹:「理由は知らん。が、やっていることは『鬼徳組がトップとなる』のを阻止するの一点だな」
木更津曳:「厄介だな、力関係というのも」
木更津曳:「鬼徳組、何かやってるんじゃねえか」
真島大樹:「なにか疑問に思うことでもあるのか?」
木更津曳:「....余りにも
木更津曳:....動きが鈍すぎる」
真島大樹:「………………」
GM:煙を静かに味わって──
真島大樹:「鬼徳組の先代に関しては?」
GM:口を開きます。
木更津曳:「抗争で亡くなった、と」
木更津曳:「.....違うのか」
真島大樹:「その先代、鬼徳組のオヤジが大した人間だってんなら──」
真島大樹:「──ガキに組を押し付けたりするもんかね?」
木更津曳:「......」
GM:ぎゅっと、手のひらでシガーの火を押し消して──
真島大樹:「俺はちょっとした縁があってな。鬼徳組を潰せるならばと言うことで、契約をした」
真島大樹:「オマエには貸しや借りがあったからな、本格的にやりあう前に、ソイツを精算しておきたかった」
木更津曳:「精算」
木更津曳:「.....なら、聞いていいか」
木更津曳:「鬼徳組について、知っていることを、全部」
真島大樹:「ここの払いはもってやる。好きなだけ──」
木更津曳:「...金なら、稼いでるんでね」
木更津曳:「情報は。買えんだろ」
木更津曳:気づけば、あたりには煙が巻いている。
真島大樹:「──なら、そいつはツケにしておいてくれ」
真島大樹:「買えないからこそ、口に出せないこともある」
真島大樹:「切欠はくれてやったんだ、あとはテメエで手繰り寄せるんだな」
木更津曳:「...そーか」
木更津曳:「ま、とりあえず」
木更津曳:「これ、飲もうや」
木更津曳:二人分のウィスキー指して。
真島大樹:「………………」
木更津曳:「肴なら、互いの話でどうだ」
真島大樹:「そいつは──」
真島大樹:「次の次に、互いに生き残ってたらってことにしておこう」
真島大樹:「くそったれな人生でも、先の楽しみは必要だからな」
木更津曳:「はは、だな」
GM:用は済んだとばかりに、すっと腰を浮かせて。
木更津曳:二人分のウィスキーを、ボトルごと呷って。
木更津曳:ダン、と机に叩きつける
木更津曳:「ご馳走様」
GM:真島大樹はその場を立ち去りました。
木更津曳:お代を置いて。立ち去る
GM:情報項目:鬼徳組の矛盾に関して をリサーチすることが可能となりました。
木更津曳:「...ままならねえなあ...」
木更津曳:「....全く」
木更津曳:バーのドアは、閉まる。
木更津曳:再び開くか、否か。
木更津曳:それは、雌雄が決してから、分かるだろう。
GM:シーンエンド
GM:木更津さんのみ、ロイス操作と購入判定が可能です。
木更津曳:己 覚悟〇/意志 で
木更津曳:購入は略。以上
ミドルフェイズ06「深く深く深く」
GM:シーンPC:銀島武光
GM:※情報収集シーンとなります。
GM:※登場する場合、侵蝕率をあげてください。
木更津曳:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 8[8]+85 → 93
鈎取千歳:シーンイン:鈎取千歳の侵蝕率:+1(1d10->1) ((侵蝕率:88->89))
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:90->98)
GM:こちら、情報収集シーンとなります。
GM:木更津さんの行動により、新たに調査可能となった情報項目はこちらです。
☆@鬼徳組の矛盾に関して《情報:裏社会、噂話》難易度14
※上位情報あり
GM:こちらを開くと、もう一段階上の情報収集が可能となります。
GM:このシーンに関しては、千鳥咲夜が登場しているものとして扱います。
GM:さあさあどなたがチャレンジを?
鈎取千歳:いきます!
GM:こいやー
GM:紅璃朱ちゃんのNPCカードも使えますので
GM:お忘れなく。
鈎取千歳:社会1、ボーナス2、コネ:噂好きの友人で2、砂の加護で4!
鈎取千歳:鈎取千歳の侵蝕率:+3 ((侵蝕率:89->92))
鈎取千歳:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 9[1,3,5,5,5,7,8,8,9] → 9
GM:5足りませんね。うん。
GM:どうされますか?
鈎取千歳:自前の2点と、共通の3点ってできますか?
GM:オッケーですよ。
鈎取千歳:じゃあそれで!
GM:友情パワーでクリア。では情報を開示します。
☆@鬼徳組の矛盾に関して
先代組長木藤徳治郎は、紅璃朱の気質や愛情、人徳を愛でながらも「『約束がある』」として、この世界には関わらないと常々親しい人間にもらしていました。
孫として遊びに来ること自体は断れきれなかったものの、一部の構成員もそれを聞いています。
しかしながら遺言として残された内容は『紅璃朱を後継として、田中が後見として組を収めるように』と言ったものでした。
なお、遺言を預かり公開したのは、若頭の田中聡です。
☆@『約束』に関して《情報:噂話、裏社会》難易度15 がオープンしました。チャレンジ可能です。
木更津曳:行きます
木更津曳:援護の風ウィンドブレス
GM:侵食率を上げて、判定してくださいませ。
木更津曳:+4 97
木更津曳:11dx+10
DoubleCross : (11R10+10[10]) → 8[1,2,3,5,6,7,7,8,8,8,8]+10 → 18
木更津曳:ヨシ!田中ァ!
鈎取千歳:ナイス!
GM:おお、すばらしい。
GM:では情報公開。
☆@『約束』に関して
『約束』とは、鬼徳組と協衛会の抗争の際に、木藤徳治郎が紅璃朱の父親と交わした約束であることが判明します。
紅璃朱の両親はこの抗争で死亡したとされていますが、実は死亡したのは母親のみです。
当時の若頭だった紅璃朱の父親は、この報復として襲撃者を皆殺しにしました。
その後、抗争が続くことによる被害を案じた徳治郎は、協衛会との手打ちを判断。
紅璃朱の父親を破門し、二度とN市界隈に戻らせないこと、多くの利権を手放すことで合意を取り付けました。
結果、鬼徳組は衰退することとなり、裏社会での地位を協衛会へ奪われる形となりました。
そして父親がこの街を去る際、徳治郎との間で交わされた約束が「紅璃朱をこの世界に関わらせない」といったものでした。
そこまでの犠牲を払ってなされた約束ですが、これは遺言の内容と、大きく矛盾しています。
トリガーイベント「誰かが誰かを思うとき」が発生します。
GM:──────
GM:────
GM:──
GM:──
GM:明けて一晩──
GM:十三支部応接室。
GM:客を迎えるにはあまり適していない支部ですが、
GM:この部屋だけはなんとか、客を迎えても問題のない清潔さを最近は保っています。
千鳥咲夜:「さて──」
GM:とぽとぽとぽとぽ──
GM:『食堂』と名付けられた巨大な冷蔵庫から引っ張り出されてきた麦茶が、人数分の不揃いの湯呑に注がれて──
千鳥咲夜:「最後に、もう一度だけ整理しておこう」
GM:情報を集めてきたあなた方に、千鳥咲夜が切り出しました。
木更津曳:「おう」
鈎取千歳:「はい…。」考え込んでいる表情
銀島 武光:「…」何もわかってないので黙ってる
木更津曳:「大丈夫か、きついならこっちから言うが...」
鈎取千歳:「あっ…。すいません大丈夫です。話せます。」顔をあげて
鈎取千歳:「木藤さんのお祖父さん…先代組長の話を聞いてきたんですけど」
鈎取千歳:「なんていうか、その…嘘…?矛盾…?みたいな話があって」
木更津曳:「矛盾、か」
千鳥咲夜:「詳しく聞かせてくれ」
鈎取千歳:「はい」「先代組長さんは、誰かと『約束』をしていて」
鈎取千歳:「木藤さんをこの世界…裏世界に関わらせないようにしていたみたいなんです」
鈎取千歳:「複数の人から、実際に聞いたという証言もありました」
鈎取千歳:「でも遺言には、それと反するような内容…二代目に指名する言葉が…」
千鳥咲夜:「なるほど……確かに『矛盾』しているな」
鈎取千歳:「木藤さんを二代目に指名すると同時に、田中さんを後見人にするとも」
鈎取千歳:「それで…その…」言葉に詰まる
銀島 武光:「何かあったんか?」
木更津曳:「田中がダブルクロスだってか」
鈎取千歳:「その遺言を預かっていて、公開したのも…その…」
千鳥咲夜:「田中か」
木更津曳:「...なるほどな」
木更津曳:「続きは俺が言おう」
千鳥咲夜:「頼む」
木更津曳:「その約束、親父さん...一代目だな」
木更津曳:「鬼徳組と協衛会の抗争の際に、木藤徳治郎がしたそうだ」
木更津曳:「「紅璃朱をこの世界に関わらせない」為に」
木更津曳:「それを無碍にしたのも、苦労を水泡に帰したのも」
木更津曳:「田中だな」
千鳥咲夜:「木藤徳治郎が、『誰と』約束を交わしたのかは、掴んでいないのか?」
木更津曳:「紅璃朱の父親」
木更津曳:「...娘思いだよな」
千鳥咲夜:「む、抗争で死んだはずでは?」
木更津曳:「抗争のとき、死んだのは母親だけだったって訳だ」
千鳥咲夜:「なるほど、そもそもそこからズレていたということか」
鈎取千歳:「お父さんが生きてること…木藤さん知ってるのかな…」
千鳥咲夜:「彼女と一番親しかったのはオマエだ、鈎取千歳」
千鳥咲夜:「逆に問おう。どう思う?」
GM:彼女は知るや知らざるや
鈎取千歳:「知らないと…おもいます…」
鈎取千歳:「たぶん…ですけど…」
千鳥咲夜:「ならそれが、私たちがもっとも信頼すべき情報だな」
千鳥咲夜:「だがしかし、ここで推測していても埒は明かんか──」
千鳥咲夜:「真島大樹の動きもある」
GM:ふむ、と。顎に手を当て思案する十三支部支部長補佐。
千鳥咲夜:「──やむをえん、直接問いただすとしよう」
GM:異存は? と問いただすように、全員に視線を向けてきます。
木更津曳:「おう」
鈎取千歳:「ありません…、けどお父さんのことは…」
千鳥咲夜:「そうだな。そこは今の所さしたる問題ではない」
千鳥咲夜:「約束のことは伏せ、あくまでも遺言偽造をまずは問う。それでいいか?」
銀島 武光:「異議なし!」
鈎取千歳:「ありがとうございます」ホッとしたような表情
木更津曳:「おう。」
千鳥咲夜:「では──行くとしようか」
銀島 武光:「っっしゃあ!」
GM:シーンエンド!
GM:ロイス操作!
GM:&最後の購入判定!
銀島 武光:ロイスと購入は無し!手持ちのキットだけ使います
銀島 武光:銀島武光のHPを+5(2d10->3,2)した(HP:17->22)
木更津曳:銀島 武光 信頼〇/意志 で! 購入なし!
木更津曳:以上
鈎取千歳:ロイス変更、購入なし、応急手当キットを使用します
鈎取千歳:14+2d10
DoubleCross : (14+2D10) → 14+12[4,8] → 26
GM:これで全員ロイスは埋まったかな。
鈎取千歳:以上!
GM:イニシアチブ欄の残ロイスに記入も頂ければ幸い。
GM:では次のシーン。クライマックスフェイズに突入します!
クライマックスフェイズ「誰かが誰かを思うとき」
GM:シーンPC:鈎取千歳(全員登場
GM:※鬼徳組に赴き、真相を確認するシーンとなります。
GM:※全員侵蝕率をあげてください。
木更津曳:1d10+97
DoubleCross : (1D10+97) → 7[7]+97 → 104
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:98->99)
鈎取千歳:シーンイン:鈎取千歳の侵蝕率:+2(1d10->2) ((侵蝕率:92->94))
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:同・鬼徳組。
GM:同・離れ。客間。
GM:鬼徳組初代、木藤徳治郎の遺言の矛盾を知ったあなた方は、再びここ鬼徳組を訪れました。
GM:現在この部屋に居るのは、あなた方の他には──
木藤紅璃朱:「………………」
田中聡:「………………」
GM:組長である木藤紅璃朱と、若頭である田中聡のみです。
木藤紅璃朱:「私たちにお話が──と伺いました」
木更津曳:「押しかけてすまんな」
木更津曳:「あぁ」
木藤紅璃朱:「どのようなお話でしょうか?」
木更津曳:「遺言書についてだ」
木更津曳:田中のほうを見る。
木更津曳:「まあ、何。」
木更津曳:「少し、矛盾があったから、確認をってな」
鈎取千歳:「ごめんね、木藤さん。でも大切なことなの」
木藤紅璃朱:「矛盾──と言いますと?」
木藤紅璃朱:「いえ、大丈夫ですよ。鈎取さんが大切なことと仰るからには、本当に大切なことなのでしょうから」
木更津曳:「親父さんの遺言と、今の状況が。食い違ってんだ」
GM:不安気な鈎取さんに、安心させるようにほほえみます。
木更津曳:「木藤さん。あんたは本当なら二代目となる必要は、なかった」
木更津曳:「本当に、引き継ぐべきは」
木更津曳:「あんただろう、田中聡」
田中聡:「………………」
田中聡:「……調べはついてるってところか?」
木更津曳:「あぁ」
木更津曳:「おあいにくさま、俺は人の嘘が分かるんでな」
木更津曳:「騙そうったって、無理だ」
田中聡:「五光者だからな、驚きゃしねえよ」
GM:と、その言葉を受けて。
GM:田中聡が自身の主へと向き直り、額を畳に押し付けて、平伏します。
田中聡:「お嬢──いやさ組長。自分が先代の遺言を書き換えさせていただきました」
田中聡:「先代にもお嬢にも顔向けのできねえ行為となります──何も言わず、煮るなり焼くなりしてくだせえ」
GM:そのまま伏して、頭を垂れ続けます。
木更津曳:「...どうすんだ、”二代目”」
銀島 武光:「なんでそんな事したんや?」「野心という訳でもなさそうやけども」
木藤紅璃朱:「……そうですね。どうこうを言うのであれば、まずはそこを問うべきですね」
木藤紅璃朱:「どうしてですが、田中さん?」
鈎取千歳:「‥‥。」固唾をのんで見守る
田中聡:「………………」
GM:逡巡してましたが、沈黙に促されるように。
GM:ぽつり、ぽつりと。
田中聡:「先代の遺言は──お嬢の親父さんとの約束だとかで、お嬢でなく俺に組を継げってなもんだった」
GM:木更津曵の推測は、当っていたということになります。
田中聡:「だがな、俺じゃダメなんだよ」
田中聡:「俺は小賢しい頭でっかちだ。先代が居たからこそ鬼徳組に居させてもらっちゃぁ居たが」
田中聡:「本質は、協衛会や他の組織のやつらとたいして変わらねえ」
田中聡:「俺が継いだら、鬼徳組は鬼徳組じゃあなくなっちまう」
千鳥咲夜:「………………」
田中聡:「ならいっそ、無くすことも考えた。変わっちまうくらいなら、俺の手で──ってな」
田中聡:「だができなかった──ここがなくなっちまったら」
田中聡:「俺はともかく、銀次や他のやつらが、どうなるか──ってな」
田中聡:「あいつらは──この区で生きてくにゃぁ甘すぎるし、他所で生きてくにはクズすぎる」
田中聡:「鬼徳組にしか、行き着けなかったやつらだ──」
木藤紅璃朱:「………………」
GM:男の吐露を、じっと聞き入る。
田中聡:「だから──」
GM:きっと、顔を上げ。
田中聡:「俺は、裏切ることにした。先代の恩も、お嬢の未来も踏みにじって」
田中聡:「お嬢の器や気質は、この組のやつらだけじゃねえ。先代と繋がってた、親分衆も認められてらっしゃる」
田中聡:「先代の跡を継ぐに、十二分な資質を備えてらっしゃる」
田中聡:「そいつが小賢しい、俺が出した結論だ」
GM:そして再び頭をたれて──
田中聡:「どうぞ、好きにご処分を」
GM:再び、押し黙ります。
木更津曳:「斬るなら、斬る」
木更津曳:「離すなら、離す」
木更津曳:「もう一度聞く。どうする、二代目」
銀島 武光:「ふむ…」成り行きを見守る
鈎取千歳:(木藤さん…。どうするのかな…?)
木藤紅璃朱:「………………」
GM:木更津曵の言葉に、しばし木藤紅璃朱は沈黙を守っていましたが──
木藤紅璃朱:「若頭──いえ、田中さん」
GM:すっと、立ち上がり、その側へ近寄り──
木藤紅璃朱:「えいっ」
GM:ぽすん、と。その頭にちょっぷを振り下ろします。
田中聡:「──お嬢?」
木藤紅璃朱:「田中さんは、不器用で真面目すぎますよ。本当に」
GM:そしてあなた方へ向き直り、ぺこりと頭を伏せる。
木藤紅璃朱:「こうした人ばかりなんです、この組は」
GM:訥々と、言葉を紡ぐ。
GM:心の底からの言葉が故に。
木藤紅璃朱:「人間としてはダメな人だらけですし、他に行ったらご迷惑をおかけする」
木藤紅璃朱:「良かれと思って自分勝手に先走って、結果自分が一番傷ついちゃう。そんなダメな人たちだらけですけど──」
GM:そして顔をあげて、心の底からの笑みをあなた方に見せて。
木藤紅璃朱:「大好きです、私はこの組の人達が」
木藤紅璃朱:「経緯なんて、些細なことです」
木藤紅璃朱:「ええ、押しつけられようが、脅されようが、騙されようが──」
木藤紅璃朱:「嫌ならば『嫌』とはっきり断る女ですから、私は」
GM:ふんっと、かわいらしいガッツポーズ。
木藤紅璃朱:「だから組を治めるものとして。祖父が──父母がこのような『身内』を残してくれたことを──」
木藤紅璃朱:「私は──誇りに思います」
GM:そう、堂々と─告げてきます。
銀島 武光:「...そうか」
GM:それが「斬るか」と問うた、木更津曵に対する返答です。
木更津曳:「ん。」
木更津曳:殺気を解く
鈎取千歳:「よかった…。」木藤さんが傷つかなくて、それが一番心配だった
木藤紅璃朱:「ご心配をおかけしました。ご案じていただいたことに関しては、お礼を申し上げます」
GM:ぺこり、と頭を下げます。
木更津曳:「心配しあうのが、友人ってもんだろ」
GM:田中は伏せたまま、顔を上げようとしません。
銀島 武光:「いや、良かった良かった。裏切りとかそういうのが無くって!」
GM:見れば震えていることが判ります。ひょっとしたら、涙をこらえているのかも知れません。
千鳥咲夜:「まあ、実際には裏切りはあったが、それをされた側が呑み込んだ。という結果だな」
GM:野暮な訂正を行う支部長補佐。
鈎取千歳:(ほんとに良かった、田中さんに悪意があった訳じゃなくて)
GM:と、その時──
GM:コンボ▼鏖の覚悟《野獣の証明:1》が使用されました。
GM:タイミング:セットアップ
GM:射程:視界 対象:シーン(選択)
GM:解説:非オーヴァードのキャラクターのみ対象。シーン間、対象のメジャーアクションと移動を封じます。この効果はエネミーの任意か、エネミーの死亡で解除されます。
GM:本シナリオにおいては、キャラクターの意識も混濁するものとします。
GM:ぞわり──
GM:離れを──否、屋敷全体を包み込む濃密な殺意。
木藤紅璃朱:「!」
田中聡:「こい──つぁ──」
GM:空気にすら重さを感じるレベルの殺意に、オーヴァードでない紅璃朱と真島が苦悶の表情を浮かべ、倒れ伏せます。
GM:そして──
真島大樹:「出てこいよ、そこじゃあやりづれえだろ?」
GM:殺意の源──庭の先より、男の低い声が響きました。
木更津曳:「...はッ」
木更津曳:「上等」
銀島 武光:「フゥー…」「来たか」
鈎取千歳:「!」我先に飛び出す
千鳥咲夜:「そのようだ──」
GM:では真っ先に飛び出した鈎取千歳の目にしたものは──
GM:月明かりと星明りの照らす日本庭園。
GM:離れからほんの少し離れたところに立つ、一組の男女の姿。
マウスピース:「どうもー。今度はこちらから伺わせて頂きましたー」
マウスピース:「御縁ができちゃいましたねぇ、はい」
GM:場にそぐわぬ、女の朗らかな声。そして──
真島大樹:「人は変わっちまったが、庭や屋敷は変わっちゃいねえか──皮肉だな」
銀島 武光:「追っかける手間が省けてむしろ得やな」庭に出る
木更津曳:「よう、月がきれいだな 真島」
GM:吐き捨てるような、男の声です。
真島大樹:「告白をされる覚えはないな」
木更津曳:「ちげえよ、アホ」
木更津曳:「死に目に見る景色が、いいって話をしてんだ」
木更津曳:「てめえのな」
木更津曳:嬉々と嗤う。
鈎取千歳:「マウスピース…。あなたのせいで…」
真島大樹:「そうかい──」対象的な、仏頂面。
マウスピース:「はーい、今日は鬼徳組の方々を鏖に参りましたー」
GM:少女の問いに、朗らかに応える。
マウスピース:「本来でしたら、もうちょっとじわじわっと色々な組織に浸透して」
マウスピース:「しっちゃかめっちゃかにしてしまって、リベンジャーズセル(私たち)の橋頭堡なんか作ってしまおうかと目論んでたんですけど」
マウスピース:「ちょっと目立ちすぎて色々ばれちゃいましたし。ならまあ、いっそこの計画は諦めて一暴れするのもいいか、なんて」
GM:てへ、と笑います。
木更津曳:「は、阿保らしい」
鈎取千歳:「そんなの…許すわけないでしょ!」いちいち癇に障る
真島大樹:「おい──」
マウスピース:「あ、訂正訂正。組長さんには指一本触れませんよー。真島さんとの契約ですからね」
マウスピース:「契約は守る。これ、商取引の鉄則。です」
GM:うんうんと、納得したように笑顔で頷く。
木更津曳:「そうか」
真島大樹:「ああ。そうした訳だ──」
木更津曳:「じゃあ、いくか」
銀島 武光:「好き勝手にさせるわけにゃいかんなぁ」
鈎取千歳:「木藤さんだけじゃない…木藤さんの大切な物も、指一本触らせないんだから!」
マウスピース:「えー、マウス困っちゃうー」<好き勝手にされるわけにゃあいかんなぁ
木更津曳:「真島ァ!!!」
木更津曳:「.....てめえは、ここで」
木更津曳:「絶つ」
マウスピース:「いやいやいやいやいやいや、それはちょっと欲張りですよ。組長さんには指一本触れない訳ですから、うん」
木更津曳:...鞘ごと、否
真島大樹:「………………」
GM:ちらり──と離れのほうに目をやって──
木更津曳:”剥き身の刃が”姿を現す
真島大樹:「悪いが、そいつぁ呑めねえな、木更津」
真島大樹:「『帰れる場所があるのはいいもんだ』」
真島大樹:「そう言ってたな?」
木更津曳:「あぁ」
真島大樹:「──あっちの離れで気を失ってるのが、オレが『帰りたかった場所』だ」
木更津曳:「...そうか」
真島大樹:「けどそれは、こっちの世界にあっちゃいけねえ」
真島大樹:「オヤジとアイツの血を引いてやがんだ。オレの血が多少混じろうが」
真島大樹:「こっちの世界に惹かれるなんざ、当たり前だ」
千鳥咲夜:「なるほど──『オマエが』か」
GM:ストレートな問いかけに、苦笑を浮かべる。
真島大樹:「たとえアイツが──紅璃朱がテメエの意思でこっちの世界に首を突っ込みてえんだとしても、だ」
真島大樹:「ソイツだけは、俺は認められねえ」
木更津曳:「なら、通して見せろ」
木更津曳:「その、意地を 祈りを」
木更津曳:「意志を」
木更津曳:切っ先を、真島に。
真島大樹:「意地なんてキレイなもんじゃねえ」
真島大樹:「こいつぁオレの『我儘』だ」
真島大樹:「だが、その我儘のためなら、オレぁ極道以下の外道にだってなれらぁ」
木更津曳:刃に、決意が映る
GM:そして巨漢はジャケットを脱ぎ捨てシャツの胸元を緩め──
真島大樹:「俺がぬるかった」
真島大樹:「この組があるかぎり、アイツがこの世界に惹かれるってんなら」
真島大樹:「綺麗さっぱり、跡形残さず」
真島大樹:「この世から消し去ってやらぁ」
木更津曳:「消して見せろ 世界を」
木更津曳:「護り切ってやる」
真島大樹:「そんな大仰なもんに興味はねえよ、UGN」
木更津曳:「そうか、堅気」
木更津曳:「けど、命を賭して守りたいものがあるのなら...そりゃあ」
木更津曳:「世界に匹敵するんじゃねえかなあ。それは」
真島大樹:「今日はおまえだけを相手にしてる訳にゃあいかねえからな──」
木更津曳:「──あぁ」
GM:鈎取千歳、銀島武光へと視線を向ける。
GM:先の戦いで、その実力は身体で確かめている。
木更津曳:「強いぞ、二人は」
真島大樹:「知ってらぁ、今でも肩と胸がうずいてやがる」
木更津曳:「高ぶるな 全くだ」
銀島 武光:「娘さんがやりたいって言っとるんや、見守るのも親の務めやろ?」
銀島 武光:「それでも我慢ならんというなら、まあ殴り合うしかないわ」
真島大樹:「もっともだ、だがな」
真島大樹:「娘が間違った道に進もうってんなら、それを阻むのも親の──ってやつだろう」
真島大樹:「──いや、そいつを言う資格は、俺にはねえがな」
鈎取千歳:「それでも間違った道でも、木藤さんにとって、ここは本当に大切な場所なの!」
真島大樹:「……ありがとうな、嬢ちゃん」
鈎取千歳:「お願いだから、壊さないで!言葉だってあるじゃない!」
GM:まっすぐな問いかけに、ふっと優しげな──ひょっとしたらこちらが本来のものかもしれない表情を見せて。
真島大樹:「けどな、言葉が通じねえやつらが跋扈してるのが、紅璃朱が進もうとしている世界だ」
真島大樹:「ここで俺に壊されるぐれえなら、どのみちいつか壊される」
真島大樹:「アイツごと、な。今ならまだ──ってやつだ」
鈎取千歳:「それなら…私が…私達が守ります」
真島大樹:「……口だけなら、ってやつだ。お嬢ちゃん」
木更津曳:────月が陰る
木更津曳:闇
木更津曳:ごうと、風が吹く
木更津曳:雲が晴れる
木更津曳:刀身は、輝き
木更津曳:光が、一人の男へ、刺す
木更津曳:「貸しは、返す」
木更津曳:「返される」
木更津曳:「なあ、真島ァ」
木更津曳:「愉しいか」
木更津曳:「心躍るか」
真島大樹:「歪んだ口で嗤ってやがるぜ、UGN?」
GM:対するこちらは仏頂面。
GM:そして──
GM:づどん!
GM:応じた男のその全身を、黒い雷光が覆います。
GM:真島大樹──
GM:五光者──
GM:二つ名は──『雷神の槌』(トールハンマー)!
木更津曳:全身の感覚が、沸き立つ
木更津曳:細胞が、身体が、意志が
木更津曳:加速する、加速する、加速するーーー
木更津曳:バチリ、見えないはずの紫電が、弾ける
木更津曳:それは、殺意か、闘争か
木更津曳:漏れ出たそれは、雷鳴を表す
木更津曳:「第十三支部、UGNエージェント」
木更津曳:「ハヌマーンオーヴァード」
木更津曳:「クライム・モーメント」
木更津曳:「木更津、曳」
木更津曳:「...推して参る」
木更津曳:────ー火蓋は、斬って落とされた
どどんとふ:「鈎取千歳」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「銀島 武光」がログインしました。
GM:戦闘ラウンド──の前に衝動判定。
マウスピース:「さて、それじゃあ真島さんはりきってくださいね。私はこちらで応援なぞをさせて頂きますので、はい」
GM:マウスピースが《堕落のいざない》を使用します。
GM:これは衝動判定に失敗すると、自動的に侵蝕率が100%になると言うものです。
鈎取千歳:ひええ
GM:また、非オーヴァードがオーヴァードに、エキストラがジャームになったりすることもあります。
GM:では踏まえて、衝動判定をお願いします。目標値は9です。
木更津曳:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 4[2,3,4]+1 → 5
木更津曳:だめだぜ
鈎取千歳:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[2,4,5,6,7,9,9,10]+4[4]+1 → 15
木更津曳:2d10+104
DoubleCross : (2D10+104) → 9[2,7]+104 → 113
銀島 武光:(6+2)dx+1>=9 意志
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 10[4,4,5,6,6,6,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
GM:対象はシーン選択となります。これをぎりぎりいっぱいに。
鈎取千歳:効かなかった!
GM:えっーとね、違う。<木更津さん
木更津曳:あれっ
GM:まず失敗してるので、侵蝕率を100に
GM:そこから2d10通常通り衝動判定の効果で増やす形となります。
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+5(2d10->4,1)した(侵蝕率:99->104)
木更津曳:なるほど!
鈎取千歳:衝動判定:鈎取千歳の侵蝕率:+8(2d10->3,5) ((侵蝕率:94->102))
木更津曳:1d10+100
DoubleCross : (1D10+100) → 6[6]+100 → 106
GM:おちついて!
GM:1d10じゃなくて2d10!
木更津曳:あばばっば
木更津曳:2d10+100
DoubleCross : (2D10+100) → 11[9,2]+100 → 111
GM:鈎取さんと銀島さんはその処理ですね。衝動判定に成功したので、通常通り+2d10となる訳です。はい。
GM:では戦闘ラウンドに移行します。
GM:まずPCは全員が1塊にエンゲージ。
GM:そこから5m離れたところに真島が
GM:真島からさらに5m離れたところに、マウスピースがエンゲージしています。
GM:現在、3つのエンゲージがあると言った状況ですね。
GM:真島、マウスピース共に初期の行動値は5となります。
GM:では踏まえた形で──セットアップフェイズ!
GM:1ラウンド目
木更津曳:なし!
鈎取千歳:なし!
銀島 武光:なし!
GM:あ、特に封鎖とかは無いですね。893さんのお庭は広いのです。
GM:マウスピースはありません。
GM:真島はコンボを使用します
GM:▼仁王立ち《スタートダッシュ》後、《原初の黒@雷神の降臨:3/フルパワーアタック:3》
GM:タイミング:セットアップ
GM:技能:なし
GM:射程:至近 自身
GM:戦闘移動(高速移動効果により+5m、合計15m)を行い、ラウンド間与えるダメージに+50する。
GM:
GM:攻撃力を底上げし、PCのところにエンゲージしてきます。
GM:セットアップ終了。そして真島の行動値が0となりました。
GM:ではイニシアチブ 14の鈎取さんからとなりますね、どうぞー
鈎取千歳:はーい!
鈎取千歳:マイナーはなし
鈎取千歳:メジャーで《コンセントレイト:ブラムストーカー》《ブラッドスパイク》《蝕む赤》
鈎取千歳:判定の直前に《砂の加護》《砂塵霊》を使用
鈎取千歳:6+3+5で14個!
GM:どうぞ!
鈎取千歳:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,4,5,5,5,6,6,7,8,9,10]+6[3,3,6,6]+4 → 20
鈎取千歳:ヴァッ
木更津曳:援護の風!ウィンドブレス!
木更津曳:+4 115
鈎取千歳:判定終わってるので…
木更津曳:アァーッ
GM:そのコンボは判定の直前なので
GM:不許可
GM:あ、あと一応この場に千鳥咲夜はいるので、NPCカードの効果は1Rに1回使えます。
鈎取千歳:おおーそうだった!
GM:ではこちらはリアクション放棄のオートコンボ
GM:▼相撃ち《復讐の刃:3》
GM:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,1,2,4,4,5,7,7,9,9,9,10]+10[4,6,7,8,10,10]+10[2,4,6,8]+3[3]+6 → 39
GM:お互い命中はしますね。ダメージを出し合いましょうか?
鈎取千歳:3d10+12+16
DoubleCross : (3D10+12+16) → 15[2,10,3]+12+16 → 43
GM:4d10+45
DoubleCross : (4D10+45) → 32[7,7,8,10]+45 → 77
GM:こちらは39のダメージをもらいました。そちらには77点のダメージをプレゼント。演出どうぞー
鈎取千歳:あ、邪毒ランクあがったんですけど、上書きでしたっけ
GM:あ、そうですね。
GM:ミドルの蛇毒が継続してるので。これが6になるのかな。
鈎取千歳:6になりました!
GM:6にしておきましたー 何気に18ダメージ。痛い(汗)
銀島 武光:デカい!
鈎取千歳:マウスピースのロイスをタイタス化、昇華。復活します。
鈎取千歳:演出いきまーす
GM:こーい
鈎取千歳:急接近してくる男を見つめる
鈎取千歳:(真島大樹…木藤さんのお父さん…!)
鈎取千歳:(殺したくない…けど手加減して勝てる相手じゃない…!)
鈎取千歳:前回の戦闘でもわかった、肩を狙った程度では止まらない。
鈎取千歳:ならば…本気で中心に、全力の攻撃を。
鈎取千歳:覚悟を決め「…ッ!!」掌にナイフを突き刺す!
鈎取千歳:ボタボタと溢れる血液。
鈎取千歳:その血液を全て、一纏めに。
鈎取千歳:以前のものより、太く鋭い…渾身の槍を作り出す。
鈎取千歳:(反撃を貰うのはわかってる…!それでもこれしかない!)
鈎取千歳:槍を左手に携え、真島の懐へ飛び込む!
真島大樹:「ちっ──」
GM:小柄な少女の俊敏な動き、懐に入り込まれて──
鈎取千歳:「ッ!!」胸部の中心めがけて槍を突き出す
真島大樹:「ふんっ!」
GM:しかし愚直に。攻撃に合わせて雷を纏った巨大な拳を攻撃の方向へと撃ち放つ!
GM:その胸を深く血槍が穿つ。しかし拳撃は止まらず──
鈎取千歳:反撃に合わせ、右手でガード…!
鈎取千歳:ガードをものともせず、小柄な体を吹き飛ばした
鈎取千歳:「アァッ…!」ゴロゴロと転がる
GM:口と胸から血を流すが──今だ男は止まらない。
GM:累計ダメージ203
GM:イニシアチブ 13の銀島さん!
銀島 武光:よっしゃあ!
銀島 武光:マイナーなし!オートで竹光装備!
銀島 武光:メジャー:コンボ【常道無為】《コンセ:ノイマン》+《コントロールソート》+Rエンハンサー 侵蝕+5
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+5した(侵蝕率:104->109)
銀島 武光:(6+3)dx+20@7 白兵
DoubleCross : (9R10+20[7]) → 10[2,2,4,6,6,6,7,7,9]+10[3,3,8]+10[9]+6[6]+20 → 56
GM:おっきい!
GM:ではいつもの
GM:▼相撃ち《復讐の刃:3》
GM:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[2,2,4,5,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[2,2,2,4,8,9]+5[5,5]+6 → 31
GM:お互い成功。ダメージを
銀島 武光:オートで≪フェイタルヒット6≫ ダメージ+6D 侵蝕+4
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+4した(侵蝕率:109->113)
GM:ぐおお、つよい。
GM:4d10+45
DoubleCross : (4D10+45) → 13[3,2,3,5]+45 → 58
GM:こちらに70 そちらに58! 復活処理などを
GM:してから演出願います。累計ダメージ273
銀島 武光:木藤さんのロイスをタイタス昇華して復活!
銀島 武光:残ロイス5!HP11!
GM:では演出どうぞ!
銀島 武光:「こないだのパンチは効いたでぇ!」「だが常に受け身はアカンのやないか?おとうさんよぉ!」
銀島 武光:「偶にはそっちから殴ってこいやぁっ!」隙だらけの突撃、幾らでも攻撃を打ち込める体勢
真島大樹:「──なるほどな」
真島大樹:「いいぜ、乗ってやる」
銀島 武光:むしろ、戦いに慣れた人間ならば本能で一撃を入れてしまうだろう
GM:巨体からは信じられない俊敏な動き!
GM:鋭い踏み込みで懐に飛び込んで──
真島大樹:「ふんっ!」
GM:愚直に誘いにのり、隙だらけのどてっぱらに巨大な拳をめり込ませる!
銀島 武光:「ぐがぁ…ッ!」来るとは分かっていても苦痛は消えない思わず苦悶の声を上げる
銀島 武光:しかし同時に男は嗤う
銀島 武光:「『右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ』、すなわぁち!」
銀島 武光:「攻撃個所を限定し、相手を誘い出してカウンターを極(キ)めるべし!」
銀島 武光:殴る事によってガードが空いた首筋に一太刀
銀島 武光:当たり前の事だが、人間は攻撃する時こそもっとも防御が緩むのだ
真島大樹:「ぐ──」
GM:太い頸部に、竹光がみしみしみしとめり込む──
GM:人の胴体程度であれば、余裕を持って断ち切れる威力をもったその一撃ですが
銀島 武光:「クハハ!どおやぁ!」内臓がどれか破裂したか、口の端から血が垂れる
GM:男の頸を断ち切るには至りません。
真島大樹:「なるほど──いい太刀筋だ」
GM:唇を歪め、不敵に笑う。
GM:イニシアチブ 6の木更津さん。
木更津曳:来い
木更津曳:マイナー ライトスピード
木更津曳:+5 116
木更津曳:メジャー コンボ:クライム・モーメント
木更津曳:鈎取千歳 のロイスをタイタス C値ー1
木更津曳:真島大樹 相対〇/覚悟 のロイスをSロイスへ
木更津曳:銀島さんのロイスはそのままに変更!
GM:Sロイスの宣言は認可!
GM:ちょっと見学と混ざってしまったので
GM:どのロイスをどれだけタイタス昇華して、残りロイスがいくつになるか整理して宣言してから判定してくださいませ。
木更津曳:鈎取千歳 のロイスをタイタス C値ー1 真島大樹 相対〇/覚悟 のロイスをSロイスへ タイタス 残ロイス
木更津曳:3
木更津曳:色は、OR
木更津曳:NPCカードを使用します
GM:残ロイス3 ですね。Sロイスのタイタス効果は何に用いますか?
GM:ん、色? Sロイスに色は関係ないですよ
木更津曳:属性付きタイタスの効果から選択では...?
鈎取千歳:できますね、たしかリンケージマインド9P
GM:えーっと、色ロイスは固定ロイスだけに付与できる属性ですね。
GM:かつメインプレイ中に設定するものではない形となりますので
GM:おそらくSロイスとごっちゃになってしまっているのではないかと。
GM:色ロイスはあくまでも「固定のロイス」拡張ルールであって、セッション中に獲得したロイスに付与できるものではない、だったはずです。
木更津曳:Sロイスをタイタス化し、昇華した場合、それが固定ロイスでなかったとしても、すべての属性付きタイタスの効果から、いずれか一つを選択して使用できる LM9P参照
木更津曳:あれ...?こっちが見間違えたかな...?
GM:あ、なるほど。そちらを見落としてました。失礼を。
GM:ちょっとまってくださいね。
木更津曳:ごゆっくりと!
GM:了解。なるほど。通常のSロイスのダメージ+5d10を or化してロイス対象が真島なのでダメージ+10dにする形ですね、了解しました。
GM:不勉強で申し訳なく、SロイスをORの色ロイス昇華、承認です(ぽんっ
木更津曳:メジャー コンボ:クライム・モーメント
木更津曳:《コンセントレイト》3《一閃》2《マシラがごとく》5《援護の風》《ウィンドブレス》+4
木更津曳:+13 129
木更津曳:19dx6+12
DoubleCross : (19R10+12[6]) → 10[1,1,1,3,4,4,4,5,5,6,6,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[3,4,4,5,5,6,7,7,10,10]+10[2,6,7,7,8]+10[1,5,7,7]+10[2,7]+10[9]+3[3]+12 → 75
木更津曳:NPC分 +5 134
GM:ちょい待って、マシラの-5してないような(汗)
木更津曳:NPCカードで+5!
GM:宣言をしましょう。
木更津曳:ご、ごめんなさい振り直します
鈎取千歳:ちょっとおちつこ?
木更津曳:うん
GM:つまり先のコンボに、NPCカード千鳥咲夜の効果を用いて判定をした で大丈夫でしょうか?
木更津曳:はい
木更津曳:14dx6+21
DoubleCross : (14R10+21[6]) → 10[2,2,2,4,4,4,5,6,6,6,7,9,9,10]+10[1,2,2,3,3,7,9]+10[1,6]+10[6]+1[1]+21 → 62
GM:とりあえず反撃 と
GM:▼相撃ち《復讐の刃:3》
GM:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,1,1,3,3,4,4,6,8,9,9,10]+10[2,5,6,8]+4[4]+6 → 30
GM:ぴったり30 ではダメージを出して行きましょう。
木更津曳:17d10+5
DoubleCross : (17D10+5) → 83[3,9,10,8,1,10,2,2,4,7,1,1,6,3,10,1,5]+5 → 88
GM:マシラを汲んでるので、もっとダメージが上がるのでは?
GM:具体的には40点くらいw
木更津曳:マシラで 128
木更津曳:ライトスピード二回目分はどうしましょうか
GM:4d10+45
DoubleCross : (4D10+45) → 21[3,5,10,3]+45 → 66
GM:こちらは66ダメージ
GM:まずは1回目のアクションの処理を終えてからとしましょう。
木更津曳:分かりました!
木更津曳:死ザ!
GM:まずそちらはおそらく戦闘不能となるので、ロイスをタイタス昇華などして復活する形になるかと思います。
木更津曳:銀島 武光 タイタス! 復活
木更津曳:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2
GM:で、こちらも流石に戦闘不能となりますので。
GM:▼不退転《魔獣の証:5》
GM:タイミング:オートアクション
GM:射程:至近 対象:自身
GM:戦闘不能時に使用可能。重圧時も使用可。
木更津曳:うおお
GM:戦闘不能を回復し、HPを70回復する。1act1回
木更津曳:だよな
GM:を使用して、HPが回復します。
木更津曳:そうこなくちゃな
GM:以後は累計ダメージでなく、残HP表記とします(PLにも情報が開示されたので
GM:うん、ですね。タイタス復活の場合は10+肉体の数値になるので 木更津さんのHPは13となります。
GM:で、ライトスピードの2回めの判定かな
GM:この処理が終わったら、演出としましょう。
木更津曳:マイナー 高速振動ブレード 起動
木更津曳:メジャー コンボ:決別一閃
GM:ストップ!
木更津曳:!
GM:ライトスピードはあくまでもメジャーアクションを2回で、メインプロセスを2回ではないのです
GM:よって、マイナーアクションは使用できません。
木更津曳:そういうことなのか!
GM:そういうことなのだ!
木更津曳:《コンセントレイト》3《一閃》2《援護の風》8《ウィンドブレス》4
GM:ストップ!w
木更津曳:援護の風はラウンド一回やんけ!
木更津曳:ほんとすみません
GM:援護の風は、1ラウンドに1回なので、エフェクトなどによる増加をしていなければ使用できません。
木更津曳:《コンセントレイト》3《一閃》2
GM:それなら大丈夫!
木更津曳:7dx7+5
DoubleCross : (7R10+5[7]) → 10[2,2,4,5,6,6,9]+3[3]+5 → 18
GM:▼相撃ち《復讐の刃:3》
GM:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,2,2,2,4,5,5,5,7,8,10,10]+10[1,7,9,10]+6[2,6,6]+6 → 32
鈎取千歳:バディムーヴ使ってもいいですか
木更津曳:お願いします
GM:お、いいですよ。ちょっとこちらがフライングした形ですので全然オケー
GM:<バディム
鈎取千歳:+3して21に!
GM:ダメージダイスが1個増える!
木更津曳:ありがてえ!
GM:じゃあダメージを出し合いましょう
木更津曳:13d10+5
DoubleCross : (13D10+5) → 73[6,9,10,1,8,2,5,6,4,7,9,1,5]+5 → 78
木更津曳:...届いた
GM:色ロイスのorの適応は厳密には「ダメージロールの直前」となるので
GM:先程すでに適応しているので、このダメージには適応されませんね。
GM:このラウンド間 このメインプロセス間 などであれば適応される形となりますが
GM:なので-10d して 3d10+5で降り直してください。
GM:とりあえず、ダメージダイスを振り直してくださいませ。
木更津曳:3d10+5
DoubleCross : (3D10+5) → 16[4,5,7]+5 → 21
GM:4d10+45
DoubleCross : (4D10+45) → 20[2,4,9,5]+45 → 65
GM:ではこちらに21点ダメージ、そちらに65点ダメージです。
GM:現残ロイス(Dロイス除く) 鈎取さん5、銀島さん5、木更津さん3 念の為ご確認を。
GM:訂正 木更津さん残りロイス2
GM:では、見学での作戦会議により。
GM:木更津さんはこのメインプロセスのあと、タイタス復活などを行わず戦闘不能になる。でオッケーですか?
木更津曳:はい
GM:では演出をお願いします。
木更津曳:二発撃ちこまれた。
木更津曳:だが奴は、立っている
木更津曳:ならば、俺が
木更津曳:終わらせよう
木更津曳:月夜に白銀の刀が煌く
木更津曳:必中の反撃
木更津曳:食らえば、当然倒れるだろう
木更津曳:だが、膝をつく訳には いかない
木更津曳:一閃 防がれる
木更津曳:返す刀で筋 浅い
木更津曳:上体をーーー反らす
木更津曳:のではなく、”落とす”
木更津曳:片腕のみで、斬り上げる
木更津曳:「....」
木更津曳:言葉など。とうに意味もなく。
木更津曳:互いに、鎬を削る
GM:その剣戟を知っている。故に──
真島大樹:「ふっ!」
GM:斬り上げられた刀に向かうようにして、体重を乗せた打ち下ろしの一撃を振り放つ!
木更津曳:「...ははっ」
木更津曳:ば、きん
木更津曳:刀身が歪む
木更津曳:否
木更津曳:その必中の拳は、鋼さえ砕くだろう
木更津曳:「......そうだよな」
木更津曳:「...そうこなくちゃな」
木更津曳:懐刀
木更津曳:師から、受け継いだ刀を、出す
木更津曳:船が鞘に描かれた、翡翠色の刀。
木更津曳:レゲネイドに、己が衝動に訴える
木更津曳:力を、寄こせと
木更津曳:左足を引く。
木更津曳:至近距離の、居合
木更津曳:────外す訳には、いかない
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:ふっと、姿が翳む
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:最速の技は、時さえ欺いて
木更津曳:敵を、絶つ
木更津曳:「...真島ァ」
木更津曳:「....強ぇなあ、やっぱり」
真島大樹:「はっ──」
GM:嘲り笑う。敵を、ではない。自身を──
GM:必中の居合は違わず脇腹を断つも──
GM:その骨と、意志によって阻まれて──
真島大樹:「本当に強けりゃぁ──」
GM:身体を捻り、右の拳を後ろへと引く。
GM:全身全霊を込めるために。
真島大樹:「こんなところに──いるかよ?」
GM:そして放たれた鉄拳は、男の顔面を真正面から捉えた。
木更津曳:にぃと、嗤って。
木更津曳:そのまま、月を仰ぐ
木更津曳:翡翠の刀に、月明かりが、刺す
木更津曳:煌き、ふっ、と
木更津曳:男は、倒れる
GM:木更津曵 戦闘不能!
GM:次のイニシアチブ、5のマウスピース。
GM:待機宣言!
GM:次のイニシアチブ 0の真島
GM:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2
GM:2! 鍋島くんを殴ります。
GM:▼鉄拳《コンセントレイト:3/獣の力:1》
GM:タイミング:メジャーアクション
GM:技能:<白兵>
GM:射程:至近 対象:単体
GM:ダメージ:+47
GM:解説:素手による単体白兵攻撃。
GM:なにもないと思うので判定を。
GM:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[2,2,3,3,5,6,6,7,9,9,10,10]+10[2,2,2,5,7]+5[5]+6 → 31
銀島 武光:破壊者のデメリットにより回避不可。ガードします
GM:おーらい。ではダメージ
銀島 武光:そしてガードも0だ!
GM:4d10+47
DoubleCross : (4D10+47) → 31[10,9,3,9]+47 → 78
銀島 武光:死ぬ!ので咲夜さんのロイスをタイタスにして昇華!HP11で復活、残ロイス4!
GM:おーらい、では軽く演出!
GM:倒れた木更津曵には一瞥もくれず──
GM:次の標的、銀島武光へと一瞬で間合いを詰めて──
真島大樹:「ふんっ!」
GM:横殴りに、その巨大な拳を振るう。
銀島 武光:「ぐぁ…ッ!」腕でガードするも気休めにしかならない
銀島 武光:そのまま吹き飛ぶーーーーが、すぐに着地、体制を整える
銀島 武光:体は悲鳴を上げている。だがそれはこの戦いをやめる理由にはならない
銀島 武光:何故ならば……こんなにも楽しいのだから!!!
銀島 武光:「っしゃあ!もっと来いやぁ!」
GM:イニシアチブ 待機していたマウスピースが動きます。
GM:▼「さー、がんばってきいきましょー!」《狂戦士:3/さらなる力:1/癒やしの水:1/タブレット》
GM:タイミング:メジャーアクション
GM:解説:対象の次のメジャー判定ダイスを+10、cr-1、HPを3d10+3回復させ、再行動を行わせる。1シーン5回まで。
GM:対象は真島
GM:8dx7+10
DoubleCross : (8R10+10[7]) → 10[1,2,3,4,4,6,8,10]+4[2,4]+10 → 24
GM:成功。再行動権利を得ます。
GM:3d10+3+49
DoubleCross : (3D10+3+49) → 21[6,6,9]+3+49 → 73
GM:HPが73まで回復しました。
GM:真島の再行動。今度は鈎取ちゃん。
鈎取千歳:ぎゃー!
GM:▼鉄拳《コンセントレイト:3/獣の力:1》
GM:タイミング:メジャーアクション
GM:解説:素手による単体白兵攻撃。
GM:ダメージ:+47
GM:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,2,3,3,5,5,6,8,8,8,8,10]+10[1,3,4,9,9]+10[7,7]+10[1,9]+10[8]+10[9]+5[5]+6 → 71
鈎取千歳:殺意が高い!!!!
鈎取千歳:ワンチャンドッジ!
鈎取千歳:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[2,4,6,6,10]+9[9]+1 → 20
GM:おしい、ほんの51ほど足りない。
GM:6d10+47
DoubleCross : (6D10+47) → 41[9,4,9,1,8,10]+47 → 88
GM:88
GM:ダメージ
GM:おそらくは戦闘となると思うので、回復などがあれば。
鈎取千歳:こちらは耐えられないので木更津さんのロイスをタイタス化して昇華!復活!
GM:軽く演出!
マウスピース:「さー、真島さん! 次はそっちの元気な女子高生をぎゃふんと!」
真島大樹:「……ちっ」
GM:不満気に舌打つも、その拳を言われた目標へと振り降ろす。
鈎取千歳:振り下ろされる拳に対して咄嗟に左手を振るい、自身の前面に血液の幕を広げる
鈎取千歳:その幕は即席の壁となるが────その拳の威力には無力だった
鈎取千歳:「グ…アッ!!!」拳が体を捕え、ボールのように吹き飛ばす
鈎取千歳:それでも、まだ。まだ倒れるわけにはいかない。
真島大樹:「まだ──倒れねえか」
鈎取千歳:「こんなの…全然…平気なんだから…!」震える足で立ち上がる
GM:そう告げる男にも、すでに当初の余裕はありません。満身創痍です。
GM:クリンナップフェイズ!
GM:邪毒6 18のダメージが真島に
GM:残りHP55!
GM:ごはっ──と口から血を吐いて。
真島大樹:「さて──2ラウンド目だ」
GM:2ラウンド目
GM:クリンナップフェイズ
GM:真島は次のコンボを使用します。
GM:▼仁王立ち《原初の黒@雷神の降臨:3/フルパワーアタック:3》
GM:射程:至近 自身
GM:ラウンド間与えるダメージに+50する。
GM:マウスピースはありません。
鈎取千歳:こちらもなし!
銀島 武光:なし!
GM:
GM:イニシアチブ 14の鈎取さん!
鈎取千歳:こちらは待機します
GM:では次のイニシアチブ、13の銀島さん!
銀島 武光:うす!
銀島 武光:マイナーなし!
銀島 武光:メジャー:コンボ【常道無為】《コンセ:ノイマン》+《コントロールソート》+Rエンハンサー 侵蝕+5
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+5した(侵蝕率:113->118)
銀島 武光:(6+3)dx+20@7 白兵
DoubleCross : (9R10+20[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,6,10,10]+10[4,7]+4[4]+20 → 44
GM:まった
銀島 武光:はい
GM:千鳥咲夜のNPCカードは使わなくていいのですか?
GM:1ラウンド1回
銀島 武光:あ、そうかラウンド一回!
GM:侵蝕率+5されますが、使用するということであれば降り直しオケで。
銀島 武光:すいません、使用します!侵蝕+5
GM:では改めてどうぞー
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+5した(侵蝕率:118->123)
銀島 武光:(6+3+5)dx+20+9@7 白兵
DoubleCross : (14R10+20+9[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,5,5,5,6,6,7,9,9]+10[6,9,10]+6[2,6]+29 → 55
GM:1D増えた!
GM:ではこちらも反撃
GM:▼相撃ち《復讐の刃:3》
GM:解説:リアクションを放棄して、対象に白兵攻撃を行う。リアクション不可
GM:ダメージ:+45
GM:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[3,3,4,5,6,7,7,7,9,10,10,10]+10[1,4,4,4,4,7,8]+4[2,4]+6 → 30
GM:ではダメージを出していきましょう。運命のダイスロール
銀島 武光:オートで≪フェイタルヒット≫ ダメージ+6D 侵蝕+4
銀島 武光:銀島武光の侵蝕率を+4した(侵蝕率:123->127)
銀島 武光:(6+9)d10+2 ダメージ
DoubleCross : (15D10+2) → 81[9,10,3,5,1,5,4,4,9,2,5,3,4,7,10]+2 → 83
銀島 武光:しゃあ!
GM:ではこちらもダメージを
GM:こちらには55ダメージ、そちらには77ダメージ。
GM:そして復活エフェクトは──
GM:ありません!
GM:真島大樹 戦闘不能です
鈎取千歳:よっしゃあ!
木更津曳:やった
GM:ナイス待機でしたね。演出をどうぞ。
銀島 武光:右腕は先ほどの防御で既に砕けている。最早まともに動かない
銀島 武光:だが、片手があれば剣を振るうには十分だ
銀島 武光:目前に迫る拳、その巨大な質量を左手で突き出した竹光で『支える』
銀島 武光:特段の速さも力も必要ない。向かってくるそれ自体の勢いを跳ね返しーーーー
真島大樹:「ぐっ!?」
銀島 武光:必殺の一撃とする
銀島 武光:『左片手突き』。オーヴァードになるその前から何千何万と修練し身に着けた、彼の得意手である
GM:拳は届いた──
GM:しかし、その信念を断ち切るには至らず──
真島大樹:「………………」
銀島 武光:「…………」
GM:必勝の一撃を喉元に受けた巨体が、地面へと崩れ落ちます。
GM:残るは──
マウスピース:「あらららららー」
GM:マウスピース、ただ一人。
GM:そして竹光越しに受けた衝撃で
GM:銀島竹光もその場に倒れ伏せます。
鈎取千歳:「木更津さん…銀島さん…」倒れた二人を少しだけ見る
鈎取千歳:が、すぐに視線をマウスピースに戻す
マウスピース:「んー」
マウスピース:「見逃してくれません?」(てへ
鈎取千歳:「大人しく捕まってくれるなら攻撃はしません」
マウスピース:「それは悪手ですね。しかたない──」
GM:イニシアチブ 5のマウスピース
GM:マイナーで戦闘移動 10m動けるので鈎取さんにエンゲージ。
鈎取千歳:こっちきた!
GM:メジャーで殴ります。素手
GM:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[4,7,7,9,10,10]+9[6,9] → 19
GM:お、回った。19
鈎取千歳:避ける!ドッジ!
鈎取千歳:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[3,3,7,9,10]+10[10]+2[2]+1 → 23
鈎取千歳:避けたぁ!?
GM:躱された!
GM:では
マウスピース:「えーい!」
GM:と、頼りなげに、平手を振るってきます。が──
鈎取千歳:「そんなの…!」
鈎取千歳:上体を少し後ろに下げ、ギリギリで躱す
鈎取千歳:「当たらないよ!」
GM:ではイニシアチブ 待機してた鈎取さん
鈎取千歳:ではマイナーはなし
鈎取千歳:メジャーは変わらず《コンセントレイト:ブラムストーカー》《ブラッドスパイク》《蝕む赤》
鈎取千歳:判定の直前に《砂の加護》《砂塵霊》を使用
鈎取千歳:鈎取千歳の侵蝕率:+6 ((侵蝕率:114->120))
鈎取千歳:精神6、ボーナス3、加護5
鈎取千歳:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,7,8,8,8,9,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,4,7,7,8,9,10,10]+10[3,5,5,7,8,9]+10[3,7,7]+10[3,10]+10[8]+10[8]+10[8]+4[4]+4 → 88
鈎取千歳:???
GM:どれだけ憎いんですかこの女がw
GM:ワンちゃんドッジ
GM:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[2,2,5,5,7,9] → 9
GM:むり、ダメージどうぞ!
鈎取千歳:9d10+12+16
DoubleCross : (9D10+12+16) → 50[6,6,3,8,7,4,2,5,9]+12+16 → 78
鈎取千歳:+邪毒6!
GM:HPは25 三回死んでお釣りがきますね。戦闘不能! 演出をどうぞ
鈎取千歳:左手の傷からは、ボタボタと血が零れている
鈎取千歳:その血は地面に染み込み、薄っすらと赤く染めている
鈎取千歳:「投降する気は…ないんですね!」
マウスピース:「ええ、これっぽっちも」
鈎取千歳:「それなら…覚悟してください!」
鈎取千歳:その言葉と共に、マウスピースの足元が赤く、鈍く光る
鈎取千歳:地面に染み込み、潜んでいた血液。
マウスピース:「!」
鈎取千歳:土中の鉄分を吸収し強化された血液は、血と錆の槍となり
鈎取千歳:数えきれない数が土中から突き出し、マウスピースの体を貫いていく!
GM:小柄なその身体が、数多の血と錆の槍で撃ち穿たれ──
GM:全身を貫かれたその女は、物言わぬオブジェとなりました。
GM:戦闘終了となります。
鈎取千歳:よしゃ!
銀島 武光:やったー!
木更津曳:うおー!
バックトラック
GM:ではまずはバックトラックに移りましょう。その後の細々はその後で
GM:まずEロイス
GM:使用されたものは《堕落の誘い》のみですが
GM:使用されなかった分、その他不明《???》×?
GM:が合算されて。
GM:希望者は6D侵食率を下げることが可能です。
木更津曳:ありがてえ...
木更津曳:138-6d10
DoubleCross : (138-6D10) → 138-31[3,3,7,3,10,5] → 107
GM:まずはここを処理してしまいましょうか。
鈎取千歳:下げます
銀島 武光:下げまーす
銀島 武光:127-6d10
DoubleCross : (127-6D10) → 127-36[10,6,2,4,7,7] → 91
鈎取千歳:126-6d10
DoubleCross : (126-6D10) → 126-43[7,9,6,2,9,10] → 83
GM:では次に、通常の残ロイスによる侵蝕率低下処理を。
GM:係数を宣言してから、ロールしてくださいませ。
銀島 武光:一倍で振ります!4d!
鈎取千歳:残り4つ、通常振りで
鈎取千歳:83-4d10
DoubleCross : (83-4D10) → 83-21[7,8,5,1] → 62
銀島 武光:91-4d10
DoubleCross : (91-4D10) → 91-32[10,10,9,3] → 59
GM:木更津さんの残ロイスは2じゃありませんでしたっけ?
木更津曳:あれ
鈎取千歳:②枚ですね
木更津曳:107-4d10
DoubleCross : (107-4D10) → 107-23[4,10,8,1] → 84
木更津曳:ヨシ!
GM:ではなんとか無事生還、と。
鈎取千歳:よかった!
木更津曳:心配かけました
GM:では経験点。いつもの15点に、Eロイスが4ありますので19点。
GM:そこに最終侵蝕率の数値を加算ください。
鈎取千歳:23点!
銀島 武光:59なので4点加えて23!
GM:鈎取さん、銀島さんが4点なので23、木更津さんは倍振りだから22点 かな
木更津曳:22点!
GM:GMはそれを足して3で割って、23点を獲得。
GM:これにてバックトラック処理は終了となります。
銀島 武光:ありがとうございます!
鈎取千歳:全員帰還!
GM:で、ですね。まずマウスピースと真島ですが
GM:マウスピースはジャームでしたので、さっくり死亡しました。m9(^Д^)9mザマァ
木更津曳:なにいっ
木更津曳:なんかあると思ってた
GM:Eロイス持ちだからね。
GM:無論ジャームだし、死亡しましたよ。
GM:そして真島なんですが──
GM:ジャームではありません。
木更津曳:信じてたぜ
鈎取千歳:よ、よかった…
銀島 武光:よかったぁああー!!
GM:……いや、ごめんね。
木更津曳:ん
鈎取千歳:な、なにか…
GM:しかし残りロイスは娘に対する1つしかなく、侵蝕率は250を大幅に超えた状態です。つまり──
木更津曳:...そっか
鈎取千歳:oh...
木更津曳:GM 介錯してもいい?
GM:それでもタイタス昇華はできなかったんですけどね、残った1つだけは。
木更津曳:....じゃあ、もしかして
鈎取千歳:そうだよなあ…一番大事だもんなあ…
GM:そうですね、このままだとジャームになってしまいますので。
GM:エンディングの前にバックトラック後、少し交流していただいて。
銀島 武光:そうか…そうか…
木更津曳:あいよ
GM:木更津さんのご提案が一つの道であると提示します。
GM:──────
GM:────
GM:──
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:同・鬼徳組。
GM:同・庭園
GM:月明かりと星明りの照らす日本庭園。
GM:先程迄の喧騒が嘘のように、今は静寂が支配しています。
GM:立っているのは一人の少女のみ。
GM:しばらくすればおそらく、屋敷で昏倒している木藤紅璃朱たちも目を覚ますでしょう。
GM:そしてオーヴァードならば無論、それよりも早く──
木更津曳:「...いやあ、堪えたなあ」
木更津曳:いてて、とこぼしながら。翡翠の刀を支えに立ち上がる。
銀島 武光:「グッ!?…うう…いたたた」
銀島 武光:「…終わったようやな」
木更津曳:「.......。」
鈎取千歳:「木更津さん、銀島さん。無事でよかった…」
木更津曳:「契約。守れなくてすまんな」
鈎取千歳:立ってはいるが、失血多量でふらついている
鈎取千歳:「いえ…そんなことないです。私一人じゃ…勝てませんでしたから」
銀島 武光:「まあそこはお互いさまや」
銀島 武光:「さて…」敵方の二人を見る
GM:マウスピースはすでに事切れています。
GM:そして──
真島大樹:「半端なことになっちまったなぁ……」
GM:仰向けに倒れたまま、男がそうぼやきます。
木更津曳:「だなあ」
木更津曳:「まだ”戻れる”感じはするか?」
真島大樹:「はっ──」嘲るように笑う。やはり、己を。
真島大樹:「無理だな──こうしてられんのも、『ひとつだけ』残ってたからってやつだ」
木更津曳:「そうか」
木更津曳:「.....すまん」
木更津曳:「席、外してくれるか」
木更津曳:「二人とも、悪い」
GM:すでに指一本動かすことも能わないその身体で
GM:胸元に納めていたロケットを開き、中身を確認する。
GM:古ぼけた、1枚の写真。
GM:男と、女と、子供が楽しげに微笑んでいる。
真島大樹:「親が居なくとも──ってやつか」
真島大樹:「大きく、なりやがった──」
GM:そして動かぬはずの身体で、立ち上がります。
GM:のそり、のそりと
GM:最後まで立っていた少女へと、近づいていく。
鈎取千歳:「もう…動かないでください…」
GM:そしてようやっとたどり着き、目の前で立ち止まり。
真島大樹:「悪いな嬢ちゃん」
GM:激痛が走るはずの腕を上げ──
GM:ぽんっ──
GM:大きな手を、その頭に優しく乗せます。
GM:かつて、娘にしたかのように──
鈎取千歳:「…えっ?」反射的に少し身構えたが、また緩む
真島大樹:「アイツを──守ってやってくれ」
GM:そしてそう言ってくれた少女に、全てを託す。
鈎取千歳:「わかりました。約束…します!私が…私が守ります!」
鈎取千歳:ポロポロと涙が零れる
GM:泣きながらも力強く応えてくれた少女に、満足気な笑みを返して。
GM:再び、力尽きて仰向けに崩れ落ちます。
真島大樹:「……おい、そっちのメガネの兄ちゃん」
銀島 武光:「おう」
真島大樹:「嬢ちゃんを、屋敷の方へ連れてってやってくれ」
真島大樹:「見せるようなもんじゃねえからな」
銀島 武光:首肯だけする
真島大樹:「ありがとうよ──」
銀島 武光:「お嬢ちゃん、行こうや」
鈎取千歳:「…はい。」少しだけ真島を見つめた後に
銀島 武光:よろめく体を引きずりながらその場を後にする
鈎取千歳:振り返らずに、屋敷のほうへ
GM:そして庭園に残るは、男が二人──
木更津曳:雲は流れる。
木更津曳:風が、吹く。
木更津曳:虫の音すら、聞こえない
木更津曳:「...まさか、娘がいるとはな」
真島大樹:「言ったこたぁなかったからな」
木更津曳:「しっかりした娘さんじゃあねえか」
真島大樹:「ああ──」
木更津曳:「親父に似て、まっすぐな子だ」
真島大樹:「俺なんかにゃ、すぎた女房と娘だった」
真島大樹:「できりゃぁオレの血は、抜き取ってほしいんだがな」
木更津曳:「それはいうな」
木更津曳:「自慢の親父さんで、連れ添う夫なんだからよ」
木更津曳:「二人に取っちゃあ、な」
GM:がふっ──と、大きく血を吐く。自然レネゲイドウイルスが活性化し、侵蝕が高まっていく。
木更津曳:「....最後に一本。吸うか?」
木更津曳:すっと、差し出す。
真島大樹:「………………」
GM:無言でそれを咥える。すでに指一本動かすことも──
GM:そして深々と、煙を吸い込んで──
真島大樹:「不味い烟草だ」腐れ縁に、最後の文句を告げる。
木更津曳:「お前のもな」
木更津曳:構える。
木更津曳:ーーーあぁ、願うならば。
木更津曳:友が、あいするひとの傍へ、逝けるよう。
木更津曳:友が、いとしいひとの傍で、見守れるよう。
木更津曳:刀に、力が入る。
木更津曳:(....あぁ、クソ)
木更津曳:(...クソ、クソ)
木更津曳:顔が歪む。
木更津曳:己 覚悟〇/意志 を、タイタス化します。
木更津曳:応えよう。友との最期の約束に。
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:通り雨が、降る
木更津曳:
木更津曳: さあ、と 静かに
木更津曳: 想いを、ながすように
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:ほんのわずかか、幾時か。
木更津曳:淡い淡い、やさしい雨がやんで。
木更津曳:「...じゃあな、真島」
木更津曳:「また会うのは、だいぶ先になりそうだ」
木更津曳:腕を。振り下ろす。
木更津曳:白銀の刀身が、流れる
木更津曳:その、強い輝きは、人の生きざまのように。
真島大樹:「ああ──」
GM:その目に最後に映るのは──
真島大樹:「もったいねえくれぇ、キレイなお月さんだ──」
木更津曳:ひとつの、いのちを絶って。
木更津曳:友の血を、払い
木更津曳:鞘に納める。
木更津曳:過去を。思い出を。意志を。
木更津曳:《無音の空間》
木更津曳:男は、ひとり。
木更津曳:声にならない、泣声を
木更津曳:誰にも気づかれずに。ただ
木更津曳:友のために、泣いた。
木更津曳:月は、煌々と 天高く
木更津曳:美しくーーー浮かんでいる
GM:シーンエンド
エンディングフェイズ01「しあわせのかたち」
GM:シーンPC:銀島武光
GM:N市・繁華街──
GM:同・高架下──
GM:今日も今日とて、「粉ものや 銀島」は屋台を開ける。
GM:みんなのお腹を満たすため、そして自分の懐を満たすために!
GM:そして──
千鳥咲夜:「邪魔するぞ──」
GM:客足が一段落した頃に、その仏頂面の黒セーラーは現れました。
銀島 武光:鉄板が奏でるジュージューという音
銀島 武光:お好み焼き・たこ焼き・イカ焼き・フランクフルト、屋台の定番の品が並ぶその隣に
銀島 武光:でかでかと『オリックス3カード連続勝ち越しにつき全品100円!!!!(セット含む)』という看板が立てられている
銀島 武光:「へいらっしゃ...おう」
GM:スカートの裾を抑え、店主と向かい合う形でカウンターへと腰を下ろす。
銀島 武光:「今日はどんなご用件で?」「まさか連勤の依頼…!?」
千鳥咲夜:「いや、事故処理と言うやつだな」
千鳥咲夜:「考えてみれば、振り込みがいいのか、現金がいいのかも確認していなかった」
銀島 武光:「ああー、成程」
銀島 武光:「現金で!」
千鳥咲夜:「了解した。さすがに今は手持ちがない。十三支部(ウチ)は末〆翌末払いだが、それで構わないか?」
銀島 武光:「ん?…。まぁOK!何とかなるやろ!」
銀島 武光:「オーヴァードって餓死でもリザレクト発動するんかな…?」
千鳥咲夜:「十三からも『協力者には融通を』と言われている。そちらの支払い関連で都合が悪いならば、可能なかぎり検討しよう」
千鳥咲夜:「──以前、リザレクトに関する研究資料を見たことがあるが」
千鳥咲夜:「その場合、リザレクト後にまた餓死する可能性が高いな。繰り返せばジャームまっしぐらと言うやつだ」
銀島 武光:「おお…。それはアカンな、しばらく節制生活や」
銀島 武光:「…とはいえ、報酬形式の確認だけなら支部長補佐が直々に出向く理由にはならんやろ」
千鳥咲夜:「そのレベルの困窮ということであれば、15日払いにまで繰り上げよう」
千鳥咲夜:「補佐と言ってもまだ新米だからな。こうした行為を積み重ねることで、経験を得られればと考えている」
千鳥咲夜:「それに、その後の報告をする必要があったからな」
千鳥咲夜:「今回の件に関しては、あまり関係者以外には広めたくはない」
GM:故に通話や通信を介さず、訪れたと暗に。
銀島 武光:「何か懸念でも?」
千鳥咲夜:「……………………」
千鳥咲夜:「とりあえず各勢力に関してだが──」
千鳥咲夜:「協衛会や中堅組織連合に関しては、勢力を削ぐことができた」
千鳥咲夜:「マウスピース──FHが関わっていた証拠を何件か握ることができたからな」
銀島 武光:「積極的に介入する口実が出来た、と」
千鳥咲夜:「ああ──」
GM:と、珍しく自信に満ちた笑顔(世間で言うドヤ顔)を見せて──
千鳥咲夜:「ことがオーヴァードに関わることだからな。あまりやりすぎるようであれば『手痛い被害』を被ると、身体を以て理解できただろう」
GM:見ればなにやら、白いスカーフに小さな赤い点々が確認できます。
銀島 武光:「仕事帰りですかー…」
千鳥咲夜:「ああ──」
GM:と、再び仏頂面に戻り──
千鳥咲夜:「──が、同時に鬼徳組も今回の件で協力者を失い、大きく力を殺がれることとなった」
千鳥咲夜:「結果からすれば、FHが表立って動いていた時に比べれば『マシ』にはなったが」
千鳥咲夜:「問題の根治とは言いづらい状況だな」
銀島 武光:「三国志が戦国時代になったみたいなもんか」
千鳥咲夜:「そうだな。爆発寸前だった火薬庫が、小火寸前の火薬庫になったようなモノだ」
千鳥咲夜:「──まあそれでも、『未然』に防げてはいる。これも全て、オマエたちのおかげだ。十三に代わって、改めて礼を言う」そして深々と、頭を下げてきます。
銀島 武光:「おお…。なんや照れるなぁ」
銀島 武光:「どういたしまして。」まぁこっちも金が入り用でやったことや、お互いさまやで」
千鳥咲夜:「そう言ってもらえると、支部長補佐の立場としてはありがたいな」
GM:と、あまりありがたみを感じない表情で応じてから──
千鳥咲夜:「………………」
GM:何かを考えるように、しばらく沈黙して──
千鳥咲夜:「──ひとつ、任務とは関係なく“武光侍”に問いたい」
GM:千鳥咲夜が問うてきます。
銀島 武光:「なんや?」
千鳥咲夜:「“雷神の槌”──真島大樹の行動に関して」
千鳥咲夜:「どのように、感じた?」
千鳥咲夜:「興味からなる質問だ、応えたくなければ、応えてくれなくて構わない」
GM:興味という言葉にはそぐわない、真剣な表情で──
銀島 武光:「………。」
銀島 武光:「手段はともかくとして」
銀島 武光:「あのおっさんの『目的』は、理解できる」「納得もな」
銀島 武光:「娘を汚れた世界に入れたくないからああいう事をしたんやろう」
銀島 武光:「娘一人を掬い上げるんじゃなく、娘の周りのもの全部壊そうと考えたのはアカンと思うけど」
銀島 武光:「それでも…。そうやな、僕がどう感じたか、か」
GM:真剣な表情で、少女が聞き入ります。
銀島 武光:「『怖い』と思った。僕が同じ立場になった時、もしかしたらもっと悪い事をするかも知れん」
銀島 武光:「それと同じぐらい、親の愛って奴は偉大やなぁ、よ」
千鳥咲夜:「そうか──」
GM:と、どこかその答えにほんの少しだけ安堵したような表情となり。
銀島 武光:「すまん、上手く言語化出来んわ」
千鳥咲夜:「いや──」
千鳥咲夜:「正直なところ──」
GM:そして少女が、心情を吐露します。
千鳥咲夜:「手段も含め『間違っていた』と、私も断じられずにいる」
千鳥咲夜:「もっとも大事なものを定め、ただソレだけのために行動した」
千鳥咲夜:「言葉にしてみればみるほど、『なるほど』とな」
GM:瞑目し、深く頷いて──
千鳥咲夜:「同じような立場に立たされたらならば」
千鳥咲夜:「『最も大事なモノ』のため、そうせざるを得ないと判断したら──」
千鳥咲夜:「私もおそらく、似たようなことをするかもしれん」
GM:茶化すような表情ではない。真剣そのものの表情で──
千鳥咲夜:「──で、あれば。だ」
銀島 武光:「おう」
GM:と、少し身体を乗り出すようにして。
千鳥咲夜:「私の末路も、ああしたモノかもしれないな、と思ってな」
GM:そしてじっと、答えを求めるように、銀島武光の瞳を覗き込んできます。
銀島 武光:「ああ、それはないと思うで!」
千鳥咲夜:「?」
GM:きっぱり答えた男に怪訝顔となり──
銀島 武光:「だって君、『人間』やん」「友達もおるやろうし、上司も部下もおるやろうし」
銀島 武光:「僕らはオーヴァードーーー超人と呼ぶにせよ、人外と呼ぶにせよ。人ではないけど」
銀島 武光:「こうやって人と人の間で生きようとしてる。なら人ではなくとも人間であることは出来るんとちゃう?」
銀島 武光:「ちなみにコレ、僕の好きな漫画からの引用な!」
千鳥咲夜:「………………」
GM:その答えに、しばし考え込み。
千鳥咲夜:「なるほど、漫画の引用か──」真剣に、ふむと頷ずきます。
千鳥咲夜:「正直、納得には程遠いな。だが──」
千鳥咲夜:「貴重な考え方を聞かせてもらった、礼を言わせてもらおう、銀島武光」
GM:と、少女がわずかに、ほんの少しだけ微笑みます。
千鳥咲夜:「さて──あまり長話をしては商売のじゃまになるな」
GM:と、再び普段の仏頂面。しかし何か得るものはあったのか──
千鳥咲夜:「報酬は後日として、今日はとりあえず『広島焼き』とやらを八皿もらおうか」
千鳥咲夜:「十三が好きらしくてな。この前の評判が良かったので、皆にも土産にしてやろうと思う」
銀島 武光:「まいど!最大で三つまでがセットやから」「三つ・三つ・二つのセットとして計算して300円になります!」
GM:シーンエンド
エンディングフェイズ02「あくいのかたち」
GM:シーンPC:木更津曵
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:同・バー・ハッチボッチ
マスター:「──────」
GM:寡黙な老マスターが、グラスを磨く。
GM:今日の店は閑散としており──
GM:バーの中に居るのは、老マスターとアナタのみ、です。
木更津曳:ぐっ、と酒を喉に流し込む。
木更津曳:...何杯目だろうか。
木更津曳:喉が焼け付く感覚、酩酊する意識。けどまあ
木更津曳:今日くらいは、いいのではないだろうか。
木更津曳:半ば溶けた氷が入ったグラスに、注いでは、飲む。
木更津曳:隣はいない。
木更津曳:自らの手で断ち切った縁だ。
木更津曳:誰もいないけれど、満たされたグラスがそこにはある。
木更津曳:「........。」
木更津曳:ぼうと、顔が酒精で火照る。
木更津曳:「なあ、マスター」
木更津曳:「返事はしなくていいからさ、ちょっと付き合ってくれよ」
木更津曳:「どうでもいい、男の話だ」
マスター:「──────」
GM:老マスターは、無言でグラスを磨き続けます。
木更津曳:「背中を預けた相手でさあ。」
木更津曳:「強いのなんの...。心の底から信頼できたよ」
木更津曳:「こいつになら、ってさ。」
木更津曳:「誰にも...負ける気がしなかったんだ」
木更津曳:「ぶれなくて...芯があってさ」
木更津曳:「娘さんも、綺麗でよお」
木更津曳:「......筋を通して、生きるって、ああいうのをいうんだろうなあ...」
木更津曳:酒を流し込む。
木更津曳:「...最後まで、勝てなかったや」
木更津曳:剛い男だった。本当に。
木更津曳:技術とか、そういうものではなく
木更津曳:信念が。
木更津曳:...守るべき人がいるんだ、そりゃあ強いだろうよ。
木更津曳:「.......師匠、どうしてっかなぁ...」
木更津曳:寂しさか、憂いか。
木更津曳:普段湧きあがらない感情が、ふつふつと、浮かんでは消える。
GM:と──
???:「となりー、よろしいですかー?」
木更津曳:「あぁー」
GM:不意に横から声がかけられます。
木更津曳:「...あ?」
GM:顔を向ければ、貼り付けたような笑みを浮かべるスーツ姿の女。
マウスピース:「いやぁ、またお会いしましたねぇ、木更津さん」
木更津曳:「マウスピース」
木更津曳:「...まぁ、生きてるよな」
木更津曳:頭が仕事に切り替わる。
マウスピース:「おや、あまり驚きでない? ちょっと悲しいですねー」
木更津曳:「...仕事にしちゃあ、収穫が少なすぎる」
木更津曳:「あれだけ根回ししたのに、お前が得たものが少ないからな」
GM:ひょいっと、返事を待たず隣のカウンター席へと腰掛けて。
木更津曳:「...まだなんか、企んでんだろ」
マウスピース:「あ、濃いめのカルピス頂けますか?」と、バーに在るまじき注文をかまし。
マウスピース:「いえいえいえー、それは買いかぶりというものですよー」
木更津曳:「買いかぶり、ね」
マウスピース:差し出されたコップを両手で包むようにして持ち、白い液体をストローで吸い込む。
マウスピース:「あ! いっけない」
木更津曳:(あまりに無防備だ)
マウスピース:と、口をツケてから、わざとらしく微笑んで。
木更津曳:(ここで殺しても...死なないだろうな)
マウスピース:「献杯しましょうか、真島さんに?」ぬけぬけと、ほほえみながら。
木更津曳:「....」
木更津曳:きん、と音がする
木更津曳:グラスはきれいに二つに割れる。
木更津曳:当然、飲み物はかかるだろう、余すことなく彼女に。
木更津曳:無言で煙草に火をつけ、煙を吹く。
マウスピース:「あー、もったいない。安くないんじゃないですか、このグラスって?」
木更津曳:「てめえの命よりは高いだろうな」
GM:白い液体を浴びせかられる形となりながらも、笑みは崩さない。
マウスピース:「おっとこれは鶴亀鶴亀──」
GM:かわいらしいとも取れる仕草で、飄々と言ってのける。
木更津曳:男は黙って、殺意を編んでいる。
マウスピース:「それでえーっと、私がなにか企んでるかのような仰っしゃりようでしたが、はい」
GM:対して女は、どこまでも陽気な口調で──
マウスピース:「今回はほんと、まったくの大損」
木更津曳:「そいつはよかったな」
マウスピース:「仕込んでた協衛会や中堅組織連合にはUGNの手が回っちゃいますし」
マウスピース:「鬼徳組の関係者を潰すと言うのも、目標達成率は精々が半分と言ったところ」
木更津曳:(半分)
マウスピース:「──まあアレですね、そんな訳で結果として」
木更津曳:(半分で、あれか)
マウスピース:「真島さんの願いも、叶わなずじまいで終わってしまった訳ですが?」
GM:覗き込むようにして、微笑んでくる。
木更津曳:冷たく、昏く 見返す。
木更津曳:「いいや」
木更津曳:「奴は満足して逝った」
木更津曳:「娘さんも案外、強く生きていくみたいだしな」
木更津曳:「ま、杜撰な計画だったってことだろうよ、マウスピース」
木更津曳:煙を吹きかける。
マウスピース:「あらら──」
マウスピース:「まあ、それはよかったかもですね。真島さんの契約にも、娘さんの安全は入っていた訳ですし」
GM:悔しがることもなく、しれっと──
木更津曳:「そうだなァ」
木更津曳:瞬き。瞼が閉じて、開く。
木更津曳:その瞬間で、近づいて、刃を首筋に。
木更津曳:「......」
マウスピース:「うーん、いい殺意ですね」
木更津曳:つう、と血が垂れる。
マウスピース:「復讐の心に満ち満ちています」
木更津曳:「ま、死なねえんだろ」
GM:笑顔を湛えたまま──
マウスピース:「やだなぁ、死にはしますよ。死んだままにならないだけで、きちんと『死ぬほど痛い』ですし」
木更津曳:「そりゃあいいな」
木更津曳:「斬りがいが
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:ぞぶり
木更津曳:
木更津曳:
木更津曳:ある」
GM:ごろん──
マウスピース:「あ、あら──?」
木更津曳:首を踏みつける。
GM:両断された頸が床に転がり、踏みにじられる。
GM:主を失った胴体が、カウンター席からずるりとずり落ちて──
木更津曳:みしり。床が軋む。
マウスピース:「あー、いた、痛い。ちょっとほんとに痛いです!」
木更津曳:「だろうな」
マウスピース:「あー、もー、二度も殺されるとか。昨今無い被害ですよ」
GM:ごふっと血を吐きながらも、微笑みは崩さず。
木更津曳:「...汚してんじゃねえよ」
マウスピース:「悔しいんで、いくつかいいですか?」
マウスピース:「『嫌がらせ』を、しても?」
木更津曳:「勝手にしろ」ぎし、足に力を籠める。
マウスピース:「ひとつ──」
マウスピース:「鬼徳組が潰れれば最上だった訳ですけど」
マウスピース:「幸い深く混乱してくださいましたので」
マウスピース:「実は最低限の仕事は終わってるんですよねー」
木更津曳:「勤勉なこった、優秀だな」
木更津曳:ぱきり。何かが折れる音がする。死なないだろう。
マウスピース:「──でなければ、こんなところまで、仮にも顔を知られた私が来られると思います?」
GM:骨を砕かれながら、不気味に嗤う。
木更津曳:「...うちの十三支部が、何も手を打たないと思ったか?」
木更津曳:「この会話はリアルタイムで送られてる」
木更津曳:「ありがとうな、ゲロってくれて」
マウスピース:「ええ、手を打たれていますよ。おかげで候補としていた橋頭堡のほとんどがおじゃんです」
マウスピース:「けど──」にたり、と笑い。
マウスピース:「この混沌とした状況の中、全ては無理」
マウスピース:「1つあれば、十二分」
マウスピース:「『喰い込む』ことは、できましたから、はい」
木更津曳:「........」
マウスピース:「あとはまあ、はい。これは純粋な嫌がらせです。首を撥ね、顔を踏みにじってくれたアナタに対する」
木更津曳:「はは、そうか」
マウスピース:「マウスピースって、コードネームみたいに思えません?」と、文脈の繋がらないことを。
木更津曳:「”苛立つんだな”、あんたも」
木更津曳:「それがどうした」
マウスピース:「まあ『口だけの平和』って意味もあるんですけど──一応これ、本名なんですよ」
木更津曳:「ほお、そうか」
マウスピース:「後悔してくださいね、それを知って、仕留められなかったことを。クライム・モーメント?」
GM:そしてにぃっと、顔だけの女は嗤い──
木更津曳:ば、きん。
マウスピース:「私の名前はマウスピース」
木更津曳:頭蓋骨が割れる音がする。
GM:割られた頭蓋が、嗤いながら言葉を紡ぐ
マウスピース:「コードネームは──」
マウスピース:「マスター──ハラスメント」
GM:脳漿と眼球を撒き散らしながら、なお──
マウスピース:「リベンジャーズセルの──セルリーダーだったりするんですよ、これが」
GM:──にぃっと、口だけで微笑んだ。
木更津曳:「お似合いの名前じゃねえか、なあ?」
木更津曳:ざり、足元の汚物を擂り潰すように。
木更津曳:「靴が...」
木更津曳:「....まあいいか」
木更津曳:「リベンジャーズセルの、セルリーダーで、マスターエージェント、か」
木更津曳:「関係ねえよ、マウスピース」
木更津曳:「...必ず、殺す」
木更津曳:「あー、マスター。すまんな 汚しちまって」
マスター:「──────」
木更津曳:「グラスと、酒代と...修繕費と..」
木更津曳:明らかに多いと思われる額を置く。
GM:無言でバケツとモップを突き出してきます。
木更津曳:「....ははっ」
木更津曳:「ごもっともだ。」
GM:そして──
マスター:「金はいい」
GM:口を開きます。
GM:あの男に対する手向けだと、言外に──
木更津曳:一辺も残らず掃除して。
木更津曳:「すまんなあマスター、ほい、道具」
木更津曳:「...迷惑かけちまったし、もう来ないよ」
木更津曳:「ごめんな、本当に」
木更津曳:「酒、旨かったよ」
GM:ぐいっ! その胸ぐらを掴み、引き寄せて──
木更津曳:「!」
GM:ぐいっと、親指で背後の棚を指し示します。
GM:そこにあるのは、アナタの名前が書かれた、上物のウイスキー瓶。
マスター:「アイツの最後の注文だ、きちんと呑みに来い」
木更津曳:「......あぁ」
GM:そして乱暴に手を離す。
木更津曳:「”また来るよ”、マスター」
木更津曳:ドアベルが静かに鳴る。
木更津曳:存外、夜の街は静かで。
木更津曳:自分の足音が響く。
木更津曳:人の喧騒も、どこか遠いような。
木更津曳:俺はUGNエージェント。
木更津曳:(クソ)
木更津曳:ハヌマーンのオーヴァードで
木更津曳:(クソッ)
木更津曳:人を、守る仕事をしている
木更津曳:(...クソッ)
木更津曳:壁にもたれかかる。
木更津曳:ダン!!と、大きい音がして。
木更津曳:はらりと、拳に血がにじむ。
木更津曳:どうしてこんなにも、己の拳は柔らかいのか。
木更津曳:何のために、刀を振るうのか。
木更津曳:...何ができた?
木更津曳:...何を救えた?
木更津曳:...何を、斬った?
木更津曳:歯を食いしばって、俯き掛けて。
木更津曳:奴が見たら、笑うだろうと思って。
木更津曳:夜空を、見上げる。
木更津曳:路地から見える星空は、儚くて、星の数も数える程で
木更津曳:けれど、そこに在る。
木更津曳:俺は、俺個人の意思で。
木更津曳:マウスピース、奴を殺す。
木更津曳:何に変えても、刺し違えても
木更津曳:化け物(ジャーム)になっても。
木更津曳:「....はは、」
木更津曳:乾いた笑いが零れる。
木更津曳:これじゃあ、奴の言った通り復讐だな、と。
木更津曳:
木更津曳:構わない。
木更津曳:
木更津曳:例えどんな手を使ってでも、 UGN(守護者)として容認されなくても。
木更津曳:クライム・モーメントはいつだって
木更津曳:一閃の元、敵を切り捨てるのだから。
木更津曳:決意は固く。
木更津曳:男は征く。
木更津曳:その胸に秘めた、友の思いを抱えて。
GM:シーンエンド
エンディングフェイズ03「その手は強く大きく優しかった」
GM:シーンPC:鈎取千歳
GM:N市十三支部管轄区域──
GM:同・鬼徳組。
GM:同・組長私室(紅璃朱ちゃんの部屋)
GM:事件がひとまずの終了を見せてから数日後──
GM:木藤紅璃朱から『お礼のお食事に来てくださいませんか?』とのお誘いを受け
GM:赴いたアナタは、木藤組の屋敷において、下にも置かない歓待を受けました。
GM:そしてごちそうに舌鼓を打ちお腹もいっぱい──
GM:広々とした檜造りのお風呂で、手足を伸ばして十分に身体を温めた後──
木藤紅璃朱:「はい、今日はありがとうございました、鈎取さん」
GM:スゥエット姿となった木藤紅璃朱と改めて、温かい焙茶で乾杯をしました。
鈎取千歳:「こちらこそ、こんなに歓迎されるなんておもわなかった」
鈎取千歳:いつものパジャマ姿、水色で薄手の長袖長ズボン。通気性も良い
鈎取千歳:「お風呂も気持ちよかった…。」ほんのりと顔も赤い
木藤紅璃朱:「そうですか。鈎取さんに喜んで頂けて、嬉しいですね」
GM:まだ少し濡れた髪を乾かしながら、微かに上気した顔でほほえみます。
木藤紅璃朱:「とりあえず、座ってくださいな」と、大きめで柔らかな座布団を、そちらへと持ってきます。
鈎取千歳:「うん、ありがとう。」座布団を受け取り、ぽふっと軽く座る
GM:そして自身も、向かい合うようにして行儀よく座布団に正座して──
木藤紅璃朱:「お身体は──もう大丈夫なのですか?」改めて、アナタの身を案じてきます。
鈎取千歳:「大丈夫大丈夫、私たちってほら、傷の治りも速いから」
鈎取千歳:左腕をまくって見せるが、傷一つない、柔らかな肌
木藤紅璃朱:「──はい、聞き及んでいますが、それが決して『痛くない訳でもない』とも伺ってますから」
木藤紅璃朱:「まして私共のためにお怪我をされたのですから、心配くらいはさせてくださいな」
鈎取千歳:「そう…だね…。」先日の戦いを思い出して…少し表情が陰る
GM:あの騒動の後──
GM:マウスピースと真島大樹の襲撃は、あくまでも『FHによる襲撃』として鬼徳組の面々には伝えられました。
GM:幸いにして──
GM:あるいは不幸にして──
GM:襲撃してきたもの正体は、鬼徳組の誰にも知られてはいません。
木藤紅璃朱:「えっと──そうだ、鈎取さん!」と、表情を曇らせたアナタを案じたのか、明るい声で──
木藤紅璃朱:「学校に──通えることになりました」笑顔で、告げてきます。
鈎取千歳:「……。ホントッッ!!!???」一瞬の間、自分でも驚く大声が出る
木藤紅璃朱:「はい」ぽむっと、胸の前で両手を合わせる。
木藤紅璃朱:「覚えてらっしゃいますか、私を助けて頂いたときのことを?」
鈎取千歳:「良かった…。本当に良かった。」
鈎取千歳:「うん…。衝撃的…だったからね」目元に涙が滲む
木藤紅璃朱:その嬉し涙に微笑みながら──
木藤紅璃朱:「田中さんらが、きっちり調べてくださいまして」
木藤紅璃朱:「どういった勢力が、ああした手出しをされたのか、おおよそ判明したらしく」
木藤紅璃朱:「十三支部の千鳥さんらの『口添え』で、しばらくは『手を出しても割に合わない』とご理解いただけたとか」
GM:わかっているのかわかってないのか、微笑みながら事情を告げてきます。
鈎取千歳:「じゃあちゃんと…木藤さんも安全…なのね?」
木藤紅璃朱:「はい、少なくとも卒業までは大丈夫だろうとのことでした」
木藤紅璃朱:「田中さんや組の方々も、『お嬢のためにも学校には行った方がいい。なんなら最高学府を目指しても』と応援してくださいましたし」
木藤紅璃朱:「これでまた、鈎取さんと同じ学び舎に、通うことができそうです」
鈎取千歳:「そうだね…。木藤さんの大切な日常…帰ってくるんだ…。」真島さんの最後の顔を思い出す
鈎取千歳:「あのね、木藤さん。私ね、やりたいことがあるの。」
木藤紅璃朱:「なんですか。応援させていただきますよ」<やりたいこと
鈎取千歳:「一緒にまた学校に通えたら」
鈎取千歳:「一緒に勉強して、一緒にご飯食べて、一緒にお喋りして、一緒に帰って…」すこし口籠って
鈎取千歳:「その…あのね…」
鈎取千歳:「木藤さん…じゃなくて、紅璃朱ちゃんって呼んでもいい…?」どんどん顔が赤くなる
GM:ぽかん
鈎取千歳:自分で言って恥ずかしくなり、真っ赤になって俯いてしまう
木藤紅璃朱:「………………ふふっ」そしておかしさを堪えきれずに、笑みをこぼす。
木藤紅璃朱:「実は私も──」
木藤紅璃朱:「同じことをお願いしようと思ってたんです」上気した頬を、さらに赤く染めて。
鈎取千歳:顔を上げて、木藤さん…紅璃朱ちゃんの顔を見つめる
鈎取千歳:「ほんとに…?」
木藤紅璃朱:「私も──名前で呼ばせて頂いていいですか、『千歳さん』?」
GM:恐る恐る、探るように──
鈎取千歳:「うん…うん!ありがとう『紅璃朱ちゃん』!」花のような笑顔を見せる
木藤紅璃朱:「こちらこそ。ありがとうございます、千歳さん」ぱぁっと、年相応の少女らしい華やかな笑顔。
GM:そして──
木藤紅璃朱:「ふふふ、おかしいですね」
木藤紅璃朱:「二人揃って、おんなじことを考えていたなんて」
鈎取千歳:「あのご飯のときから、まだ一週間しか経ってないのに」
鈎取千歳:「ほんとに、ふしぎだね」顔を見合わせる
木藤紅璃朱:「そうですね。気が合うのかもしれませんね、私たち」ふふふ、と。心の底から、嬉しそうに笑って──
木藤紅璃朱:「千歳さんになら、いいかな」と──
GM:と、普段は見せない、年相応の笑顔を向けてきます。
鈎取千歳:「……?」なんだろう、何か…
木藤紅璃朱:「あのね、内緒ですよ。このことは、私と田中さんだけしか知らないんです」
木藤紅璃朱:「UGNの人にも、組の人にも、絶対に、です」しーっと、人差し指を自身の顔の前に。
鈎取千歳:「内緒…?うん…。秘密ね…?」わけもわからず、反芻するように答える
GM:信頼できる友人に、とても嬉しかったことを知ってもらいたい。それはとても、自然なこと──
木藤紅璃朱:「祖父の遺言状で──ほら、ごたごたしてしまったこともあって、色々と田中さんが調べてくれたんです。そしたら──」
GM:本当に、それは嬉しかったのだ。だから──
木藤紅璃朱:「父が──生きているらしいんです」
GM:──満面の笑みで、告げてきます。
木藤紅璃朱:「どこに居るのかはわかりませんけど──」
木藤紅璃朱:「いつか──会えるかもしれないって」
GM:目尻に、涙を浮かべる。
GM:それは、当然のことながら、喜びの涙。しかし──
鈎取千歳:致命的な、魂を抉るような、喜びの涙だった。
鈎取千歳:──────…一瞬の間。
鈎取千歳:「そう…だね…。会えたら…良いね…。」
鈎取千歳:………嘘を…付いた。
鈎取千歳:たった今できた友達へ。
鈎取千歳:最初で、最も罪深い嘘。
木藤紅璃朱:「はい。ありがとうございます、千歳さん」
鈎取千歳:それでも、それでも。
鈎取千歳:『約束』だけは。
鈎取千歳:それだけは、どんなことをしても。
鈎取千歳:私が、守る。
鈎取千歳:『紅璃朱』ちゃんだけは。
木藤紅璃朱:「………………」
GM:ウソに気づいた訳ではない──
GM:だがしかし、アナタの──
GM:『友達』の不安を感じ取った少女が──
GM:ぽんっ──
GM:小さな手を、その頭に優しく乗せました。
GM:かつて、自分がされたように──
GM:かつて、あなたがされたように。そして──
木藤紅璃朱:「──大丈夫ですよ、千歳さん」
GM:アナタが守った少女は──
GM:アナタに向けて、そう、優しく微笑みました。
鈎取千歳:「──ありがとう、紅璃朱ちゃん」
鈎取千歳:私は、『友達」に、優しく笑えているだろうか。
GM:シーンエンド──
GM:──────
GM:────
GM:──
GM:それでは『その手は強く大きく優しかった』
GM:全行程終了と相成ります、ありがとうございました。お疲れさまです。
木更津曳:お疲れ様でした...!
鈎取千歳:ありがとうございました、お疲れ様でした!
銀島 武光:お疲れ様でした!ありがとうございました!